JP2004123628A - 繋皹治療剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラクトフェリンを有効成分として含有する繋皹治療剤。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラクトフェリンを有効成分として含有する繋皹(けいくん)治療剤およびラクトフェリンを用いることを特徴とする繋皹の治療方法に関する。
尚、本明細書において百分率は特に断りのない限り質量による表示である。
【0002】
【従来の技術】
繋皹は馬の繋部、すなわち球節の下から蹄踵にかけての部位に発生する一種の湿疹であって、雪中に長時間立っていたり、ぬかるみを歩いた後にそのまま放置されていると罹り易い。症状としては、赤色に腫れて湿疹となり、被毛の脱落を伴う。さらに、細菌による二次感染を起こした場合、化膿して皮膚から粘重な液体が浸出してくる。ひどくなると肉芽の塊ができ、時には裂け目ができて出血するので、馬はその痛みのために跛行を呈する。
【0003】
馬の中でも軽種馬、特にサラブレッドは、皮膚がデリケートにできているため、特に繋皹の発症が多く見られる。繋部の皮膚は運歩とともに動くため、一度繋皹に罹ると治癒しにくく、手当てが良くないと慢性化しやすい。走ることが宿命ともいえる競走馬として活躍するサラブレットにとって、繋皹のように運動器の疾病に罹患することは致命的ともいえ、重度な故障に陥って普通に生活することもできない状態になった場合、予後不良を宣告されて、馬は安楽死処分されるという最悪の事態を招きかねない。
【0004】
このように、皮膚の病気とは言っても軽視できない繋皹であるが、従来はこれを完治できる有効な薬剤が無かった。このため、繋皹に対しては日頃から予防することが第一とされており、肢下部の手入れを念入りに行なうとともに、必要に応じて、例えばビタミンEを含有する外用剤等を予防剤として使用していた。そして、繋皹が発症した場合は、例えば、患部の毛を切り取り、滲出液を除いて皮膚の収斂剤や乾燥剤を塗布するなどの、対症療法が中心であったため、馬、特に競走馬として活躍するサラブレッドの育成や管理のクオリティーを向上させる上で、馬の生産者や牧場主、調教師にとって、繋皹を効果的に治癒することができる治療剤の開発が希求されていた。
【0005】
【非特許文献1】
「ジャーナル・オブ・ペディアトリクス(Journal of Pediatrics)」、(米国)、1979年、第94巻、p1
【非特許文献2】
「キャンサー・リサーチ(Cancer Research)」、(米国)、1994年、第54巻、p2310
【特許文献1】
特開平7−179355号公報
【特許文献2】
特開平6−48955号公報
【特許文献3】
特開平5−186368号公報
【特許文献4】
特開平1−135726号公報
【特許文献5】
特開平7−233086号公報
【0006】
ところで、ラクトフェリンは、重量平均分子量が約80,000の鉄結合タンパク質であり、抗菌作用(非特許文献1参照)、免疫賦活作用(特許文献1参照)、細胞増殖作用(特許文献2参照)、抗腫瘍作用(非特許文献2参照)、疾病の治療剤に応用した抗リウマチ剤(特許文献3参照)等、様々な作用をもつ乳タンパク質として知られている。ラクトフェリンは乳由来のタンパク質であるから安全性が高く、長期連用することが可能で、それ自体は殆ど無味無臭であり、各種の食品・医薬品・飼料の添加物として、汎用性が高いタンパク質である。
【0007】
ラクトフェリンによる皮膚炎に対する効果としては、前記特許文献4(以下、従来技術1と記載する。)に、イムノグロブリンAとラクトフェリンとを含有する外用剤が、黄色ブドウ球菌に対して選択的な増殖抑制効果を有し、感染性皮膚炎やアトピー性皮膚炎の症状改善に効果があることが記載されている。
また、前記特許文献5(以下、従来技術2と記載する。)には、抗菌作用を示すラクトパーオキシダーゼと、ラクトパーオキシダーゼの酵素活性を増強し得るラクトフェリンとを含有する動物皮膚用治療剤が、動物の、皮膚糸状菌症、アトピー性皮膚炎、膿皮症、アレルギー性皮膚炎、接触性皮膚炎、化膿性外傷性皮膚炎、耳疥癬症、外耳炎などの細菌性の皮膚病に有効であることが記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、馬の繋皹は、湿潤な飼育環境又は手入れ不良の状態で発生し易い、一種の湿疹であり、発症のメカニズムは未だ明らかではない。しかしながら、繋皹は、黄色ブドウ球菌を病因菌とする皮膚炎などの細菌性の皮膚病とは態様を異にしており、例えばペニシリン等の黄色ブドウ球菌増殖抑制効果を有する動物用外用剤や、例えばアンピシリン等の抗菌効果を有する動物用外用剤を適用してみても、二次感染後の症状が緩和されるにとどまり、繋皹を根本的に治癒することはできなかった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、馬の繋皹を効果的に予防及び治癒することができる治療剤、ならびに治療方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、皮膚病の中でも特異な病気である繋皹に対して、副作用が少なく有効性の高い特効薬を開発することを目的として鋭意研究を重ねた結果、驚くべきことに、これまで、皮膚外用剤としては黄色ブドウ球菌増殖抑制剤(従来技術1)の第二成分として、および抗菌剤(従来技術2)の第二成分としてしか知られていなかったラクトフェリンが、ラクトフェリン単独でも繋皹の症状改善に非常に有効であることを見出した。
すなわち、本発明者等は、繋皹に罹患した馬の患部にラクトフェリンを外用使用することにより、繋皹の症状が改善され、且つ完全に治癒することが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
前記課題を解決するために、本発明は、ラクトフェリンを有効成分として含有する繋皹治療剤を提供するものである。
本発明において、ラクトフェリンが、分離ラクトフェリン、アポラクトフェリン、金属飽和ラクトフェリン、及び金属部分飽和ラクトフェリンからなる群より選択される1種又は2種以上の混合物であることが好ましい。
本発明において、ラクトフェリンの含有量の適量範囲は0.1質量%以上3質量%未満である。
また本発明は、ラクトフェリンを用いることを特徴とする繋皹の治療方法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の好ましい実施態様に限定されず、本発明の範囲内で自由に変更することができるものである。
【0012】
本発明の繋皹治療剤の有効成分であるラクトフェリンとしては、市販のラクトフェリンや、哺乳動物(例えば、ヒト、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ウマ等。)の初乳、移行乳、常乳、末期乳、又はこれらの乳の処理物である脱脂乳、ホエー等を原料とし、例えばイオン交換クロマトグラフィー等の常法により、前記原料から分離して得られるラクトフェリンを用いることができる。本明細書では、前記市販のラクトフェリンおよび前記原料から分離したラクトフェリンを、分離ラクトフェリンという。
繋皹治療剤としての効果において、ラクトフェリン中の金属含有量は特に限定されず、本発明では、前記分離ラクトフェリン;該分離ラクトフェリンを、塩酸、クエン酸等により脱鉄した状態のアポラクトフェリン;該アポラクトフェリンを、鉄、銅、亜鉛、マンガン等の金属でキレートさせて得られる飽和度100%の状態の金属飽和ラクトフェリン;および100%未満の各種飽和度で金属が結合している状態の金属部分飽和ラクトフェリンからなる群から選ばれるいずれか1種、又は2種以上の混合物を用いることができる。中でも、分離ラクトフェリン、特に市販のラクトフェリン(例えば、森永乳業社製等)は工業的規模で製造されているので好適である。また、遺伝子操作により、微生物、動物細胞、トランスジェニック動物等で生産した各種ラクトフェリンを使用してもよい。
本明細書におけるラクトフェリンは、上記に挙げたラクトフェリン類の総称であり、繋皹の予防効果および治療効果において、これらのラクトフェリン類は同等の活性を有する。
【0013】
分離ラクトフェリンの製法の例として、ウシラクトフェリンの分離精製方法の一例を以下に示す。
まず、イオン交換体として、セファロース(商品名:CM−セファロースFF、アマシャムファルマシア社製)をカラムに充填し、塩酸を通液し、水洗して、イオン交換体を平衡化する。続いて、4℃に冷却したpH6.9の脱脂牛乳をカラムに通液し、透過液を回収し、再度同様にカラムに通液する。次いで、蒸留水をカラムに通液し、食塩水を通液し、イオン交換体に吸着した塩基性蛋白質の溶出液を得る。
この溶出液に飽和度80%の硫酸アンモニウムを添加し、タンパク質を沈殿させ、遠心分離して沈殿物を回収する。得られた沈殿物を、飽和度80%の硫酸アンモニウム溶液で洗浄し、脱イオン水を添加して溶解し、得られた溶液を限外濾過膜モジュール(商品名:SLP0053、旭化成社製)を用いて脱塩し、凍結乾燥して、粉末状ウシラクトフェリンを得る。
【0014】
以上の方法により、純度が95%以上のウシラクトフェリンが得られる。ここで、本明細書におけるラクトフェリンの純度は液体クロマトグラフ法により測定して得られる値とする。
尚、凍結乾燥前の各精製工程において得られるラクトフェリン含有液も、前記分離ラクトフェリンとして、本発明に使用できることは言うまでもない。
【0015】
本発明の繋皹治療剤の剤形は、馬の繋部に外用剤として適用できるものであればよく、特に限定されるものではない。
担体又は賦形剤として例えば、白色ワセリン、ミツロウ、流動パラフィン、軟膏基剤(プラスチベース)、シリコン、ベントナイト、アルコール、水、オリーブ油等を、単独で又は2種類以上の組合せで適宜使用し、クリーム、ペースト、ゲル、軟膏、乳液、ローション又は溶液等の各種形態に、常法により製剤化することができる。
特に、ラクトフェリンを有効成分として含有するクリームは、繋皹の予防効果および治療効果を有する皮膚手入れ用クリームとして好適である。
【0016】
繋皹治療の効果を十分に発揮させるためには、有効成分であるラクトフェリンを、繋皹治療剤に1mg/g(0.1質量%)以上の割合で含有させることが好ましい。また、ラクトフェリンは副作用が殆どないので、繋皹治療剤中のラクトフェリン含有量の上限値は特に限定されないが、繋皹の予防および治療の効果において、ラクトフェリンの含有量は30mg/g(3.0質量%)未満で十分であり、繋皹治療剤中のラクトフェリンの含有量が多くなるほどコスト的には不利になる。
【0017】
本発明の繋皹治療剤は、有効成分がラクトフェリン単独である場合にも、繋皹に対して驚くべき有効性を示すが、ラクトフェリン以外の他の有効成分として、繋皹の予防または症状の改善において経験的に使用されている成分を、ラクトフェリンによる予防効果および治療効果を妨げない範囲で含有させることができる。このような他の有効成分の例としては、ジクロキサシリンやゲンタマイシン等が挙げられる。
【0018】
以上のようにして製造された本発明の繋皹治療剤は、患部に塗布して使用され、使用回数は、剤形、疾患の程度等によっても異なるが、1日1〜数回程度とされる。
本発明の繋皹治療剤を適用可能な馬は特に限定されず、ウマ科ウマ属に属すればいずれの種であっても可能であり、馬齢や牡牝にかかわらず使用することが可能である。
【0019】
ラクトフェリンは乳由来の天然物であって、安全性が高く、生体に対する刺激性が低い。したがって、本発明によれば、安全性が高く、刺激性が低く、長期間連続的に使用しても副作用が殆ど認められない繋皹治療剤が得られる。
本発明の繋皹治療剤を、繋皹に罹患した馬の患部にラクトフェリンを外用使用することにより、繋皹の症状が改善され、完全に治癒することも可能である。
尚、繋皹は蹄の手入れの後等、繋部を濡らしたままにしておくと罹り易いことから、日頃から蹄の手入れの後等に本発明の繋皹治療剤を繋部に塗布することによって、繋皹を日常的に予防することもできる。
【0020】
また、ラクトフェリンは、牛乳等の比較的安価な原料から高い収率で得られ、大量生産が可能であり、医薬品への適用も簡便である。したがって、例えば前述のラクトパーオキシダーゼなどのように、収率が低いために高価で入手しにくい成分を用いた薬剤や、前述のイムノグロブリンAなどのように、分子量が大きくて医薬品への適用が難しい成分を用いた薬剤等に比べて、本発明の繋皹治療剤は安価で、品質が安定した製品を大量に生産することが可能であり、汎用性が高い。
【0021】
【実施例】
次に実施例を示して本発明を更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕
親水性軟膏基剤(吉田製薬社製)980gに、市販のラクトフェリン(森永乳業社製、純度96.9%)20gを添加し、均一に混練し、繋皹治療剤約1kgを製造した。
【0022】
〔実施例2〕
市販のラクトフェリン(森永乳業社製、純度96.9%)100gを2リットルの脱イオン水に溶解し、チューブに入れ、40リットルの0.1Mクエン酸溶液(pH2.2)に対して、4℃で36時間透析し、更にクエン酸を除去するため、20倍量の脱イオン水に対して、4℃で24時間透析(途中、2回脱イオン水を交換)し、透析内液を凍結乾燥し、粉末状のアポラクトフェリン約95gを得た。
次いで、前記実施例1における市販のラクトフェリン20gを、上記で得られたアポラクトフェリン20gに変更したことを除き、実施例1と同様の方法により繋皹治療剤約1kgを製造した。
【0023】
次に試験例を示して本発明の効果を具体的に説明する。
[試験例1]
本試験は、ラクトフェリンによる繋皹治療作用を調べるために行った。
(1)試料の調製
前記実施例1で製造した繋皹治療剤(ラクトフェリン含有量約2質量%)を試料として使用した。
(2)試験方法
繋皹に罹患したサラブレッド1頭(牡馬、馬齢4歳)の患部に、試料10gを、1日1回、連続14日間塗布した。
(3)試験結果
本試験を行う以前は、繋皹による発赤に伴なう湿疹と被毛の脱落が診られたが、本試験の結果、本発明の繋皹治療剤を患部に塗布することによって繋皹は完全に治癒した。
【0024】
【発明の効果】
以上詳細に説明したとおり、本発明は、ラクトフェリンを含有する繋皹治療剤、およびラクトフェリンを用いる繋皹治療方法を提供するものであり、本発明により奏される効果は次のとおりである。
(1)繋皹を効果的に予防及び治療することができる。
(2)副作用が少ないので、長期間連続的に使用することが可能である。
(3)ラクトフェリンは、牛乳等の比較的安価な原料から得られるために、安価に大量生産することが可能であり、医薬品への適用も簡便であるので、汎用性が高い繋皹治療剤が得られる。
Claims (4)
- ラクトフェリンを有効成分として含有する繋皹治療剤。
- ラクトフェリンが、分離ラクトフェリン、アポラクトフェリン、金属飽和ラクトフェリン、及び金属部分飽和ラクトフェリンからなる群より選択される1種又は2種以上の混合物である請求項1に記載の繋皹治療剤。
- ラクトフェリンを0.1質量%以上3質量%未満含有することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の繋皹治療剤。
- ラクトフェリンを用いることを特徴とする繋皹の治療方法。
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JP2002291342A JP2004123628A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | 繋皹治療剤 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012240970A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Keio Gijuku | 新規金属タンパク質及びその製造方法 |
-
2002
- 2002-10-03 JP JP2002291342A patent/JP2004123628A/ja active Pending
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JP2012240970A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Keio Gijuku | 新規金属タンパク質及びその製造方法 |
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