JP2004123474A - 熱可塑性リサイクルエコブロック - Google Patents

Abstract

【課題】廃棄物のペットボトルを使ったリサイクル製品の製造方法である。廃棄物であるペットボトルの再生利用は色々行なわれているが、建設資材（ブロック）としてのペットボトル再生品を使用する。
【解決手段】ペットボトルのフレークに、石材を混入し加熱混合成形することにより建設資材としてのブロックが出来る。型枠成形であるので、色々な形を容易に造ることが出来る。又フレークと石材の量を変えることにより、密・粗な製品が出来、使用用途により多様な製品を、製造することが出来る。廃棄物であるペットボトルのリサイクル製品であり、大量使用が可能である。透水性をもたせ地下に雨水を浸透させることで、環境に優しいブロックである。粗面に仕上げたブロックを、歩道・広場など人が歩く場所に敷設すると、滑り止め効果があり安全な歩行が出来る。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
廃棄物であるペットボトルをフレ−ク（以下フレ−ク）状に粉砕し石材（用途により粒径を変える）
を混入し加熱を行い約２３０゜以上で溶融させ石材に付着するように混合し、成型する。
フレ−クの量により、透水性・不透水の物が出来る。又同様に強度の低い・強いも
が、フレ−クの量により変化する。
上記方法により透水性ブロックの製作が容易に製作でき雨水を地下浸透をさす事ができる。
製品と製品は、接着剤により接着が簡単に可能である
【発明の属する技術分野】
【０００２】
廃棄物（ペットボトル）の再生利用で、石材との熱可混合で作成する
建設資材（各種ブロック）の製作方法に関する。
【従来の技術】
【０００３】
ペットボトルの再生利用は数多く考えられ製作されているが、建設資材としてはあまり利用されていない。
【０００４】
現在の外構（歩道・駐車場・広場等）は、コンクリ−ト・アスファルトで覆い地下に雨水を浸透させる事が少ない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
廃棄物（ペットボトル）の再生製品のとして、相当量のペットボトルが有効使用できる。
透水製のインタ−ロッキング（歩道ブロック）が容易に製作でき、地下水の補充にも有効的である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
ペットボトルを粉砕しフレ−ク状にし、石材（骨材１５ｍｍ〜５ｍｍ程度）と混合し加熱
（約、２３０゜〜２８０゜）を行い、ポリエチレン・テレフタレ−トを熔融させ、石材と混合させ、成型させる。
フレ−クと石材の比率が１：０．２０以下の混合比であると透水は大である。
型枠での形成であるので、自由な形が成型出来る。
常温になれば脱型出来、養生がほとんど必要でない。
着色が容易であり、美観にも優れている。
【０００７】
製作したブロックは、接着剤を使い容易にブロックどうしを固定することが出来、容易に施工することが出来る。
【実施例】
【０００８】
図１
【０００９】
【発明の効果】
廃棄物ペットボトルの有効的リサイクル製品である。
出来上がったブロックは、歩道ブロック、外構用ブロック、地下浸透ブロック等幅広く使用でき、広い用途を有する物である。
【図面の簡単な説明】
【図１】エコブロック、製作フロ−図。
【図２】製品の断面で、石材とペットボトル溶解との結合状態。
【図３】型形成による多様な製品の形状例。
【図４】透水性ブロック、製品の接合などの、製品の特性。
【符号の説明】
Ａ　石材（骨材）
Ｂ　ペットボトル・フレ−クの溶解
Ｃ　雨水
Ｄ　浸透水
Ｅ　エコブロック
Ｆ　接着目地
Ｇ　接着材の塗布

Claims (1)

1. 廃棄物であるペットボトル（ポリエチレン・テレフタレ−ト以下フレ−ク）の再生有効利用である。
   石材（骨材）にペットボトルのフレ−ク（ポリエチレン・テレフタレ−ト）を混入し、　　加熱を行い、形成することで多様な形を作ることが出来る。
   着色することが容易であり、美観が確保出来る。

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