JP2004122957A - 走行車輛のhst伝動構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】左右の走行輪17,18と対となる2つのHST12,13を主変速レバー8で回転調節機構40を操作して変速可能に駆動するとともに、前記2つのHST12,13を操向操作手段7によって選択操作して直進走行と左旋回と右旋回の伝動を行なう走行車輛において、前記2つのHST12,13を走行輪17,18間の伝動系中に、操向操作手段7の選択操作によって、左右の走行輪17,18をそれぞれ単独のHST12,13により駆動させて左旋回と右旋回を行なうとともに、一方のHST12の伝動を切断した状態で他方のHST13のみによって、左右の走行輪17,18を同時伝動させて直進走行させる伝動切換手段9を設けた走行車輛のHST伝動構造。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クローラ式の走行装置を備えたコンバイン等に用いることができる走行車輛のHST伝動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クローラ式の走行装置をHSTを用いて操向操作及び変速操作を行なうコンバインは、クローラを巻き掛けた走行輪をトランスミッションの左右に軸支するとともに、該左右の走行輪をそれぞれ駆動する2つのHSTを設けて、左旋回と右旋回の走行を行ない、機体を直進走行させる際には、上記2つのHSTを同期回転するように連結した状態で左走行輪と右走行輪を同時伝動させることにより行なうようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−81541号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に記載された構成による伝動構造を備えたコンバインは、直進走行時に2つのHSTを連結するので、一方のHSTと他方のHSTがその油圧モータや油圧ポンプに油圧特性の異なりや微小な回転差を有している場合に、互いのHSTに負荷がかかり、HST効率を低下させるとともに馬力のロスが大きくなる等の問題があった。
【0005】
【発明を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の走行車輛のHST伝動構造は、左右の走行輪17,18を対となる2つのHST12,13を主変速レバー8で回転調節機構40を操作して変速可能に駆動するとともに、前記2つのHST12,13を操向操作手段7によって選択操作して直進走行と左旋回と右旋回の伝動を行なう走行車輛において、前記2つのHST12,13を走行輪17,18間の伝動系中に、操向操作手段7の選択操作によって、左右の走行輪17,18をそれぞれ単独のHST12,13により駆動させて左旋回と右旋回を行なうとともに、一方のHST12の伝動を切断した状態で他方のHST13のみによって、左右の走行輪17,18を同時伝動させて直進走行させる伝動切換手段9を設けたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0007】
1はHST方式のトランスミッション2を備えて操向操作を行なうようにしたクローラ車輛の1例として示すコンバインであり、このコンバイン1は左右のクローラ1L,1Rからなる走行装置を備えた機台1a上に前側から刈取部3、脱穀部4及び操縦部5と穀粒タンク6を従来の装置と同様な配置及び構造によって設置しコンバイン作業を行なうようにしている。
【0008】
また図2、図3で示すように、操縦部5には機体の操向操作を行う操向操作手段としての操向レバー7と、機体の前後進変速操作を行う主変速レバー8並びに各種の作業部レバー等を設けている。
【0009】
尚、上記操向レバー7は、後述するHST伝動構造中に設けた伝動切換手段9と接続し、この伝動切換手段9を介して直立姿勢では機体を直進走行させ、左方への傾倒姿勢では機体を左旋回させ、また右方への傾倒姿勢では右旋回走行をさせるようにしている。
【0010】
上記操向レバー7はその握部の表面左右に上記左右の旋回をそれぞれ微調整する左方向修正スイッチ10と右方向修正スイッチ11を設けている。
【0011】
次に図4を参照してトランスミッション2の構成について説明する。
【0012】
トランスミッション2はケース2aの上側の側面に一対のHST12(以下左HSTと言う)とHST13(以下右HSTと言う)を設け、その各HSTのモータ軸12Mとポンプ軸12P、モータ軸13Mとポンプ軸13Pをケース2aに軸支し、各ポンプ軸12P,13Pに設けた入力ギヤ12N,13Nに、エンジン1Eからベルト伝動機構14を介して駆動される入力軸15に設けた入力ギヤ16を噛合させて同調して駆動されるようにしている。
【0013】
尚、図示例のHST12,13はいずれも油圧モータMと油圧ポンプPで構成され、油圧ポンプP側を主変速レバー8の操作によって斜板の角度を調整して油圧モータM側を速度変更させるようにしている。
【0014】
また、モータ軸12M,13Mにはそれぞれ駆動ギヤ12K,13Kを設け、この駆動ギヤ12K,13Kから前記伝動切換手段9のクラッチ操作による断接切換え作動によって、以下の伝動系を介して左旋回伝動と右旋回伝動を択一的に切換えるとともに、右HST13の駆動ギヤ13K側の動力で、トランスミッション2の下段に軸支されている左右の走行輪17,18を同時に駆動して機体の直進伝動も行なうことができるようにしている(1台のHSTで2個の走行輪の駆動)。
【0015】
即ち、伝動切換手段9は、駆動ギヤ12Kと噛合する左HSTギヤ20と、駆動ギヤ13Kと噛合する右HSTギヤ21と、両ギヤ20、21の中間に位置する左駆動ギヤ22を備えている。そして各ギヤはその軸部を互いに嵌合させて軸基部側に形成したクラッチ爪部を、前記操向レバー7によって操作される油圧シリンダ等からなるアクチュエータ23の進退作動によって選択的に噛合させる機構にしている。尚、上記アクチュエータ23の作動は後述する図5の伝動切換クラッチソレノイド23aによって行なわれるようになっている。
【0016】
これにより伝動切換手段9は、操向レバー7を左傾倒姿勢に操作すると、左HST12側の動力を駆動ギヤ12K、左HSTギヤ20、左駆動ギヤ22を介して右HSTギヤ21、走行輪18の伝動を断ち、この左駆動ギヤ22から後述する中間伝動系を経て走行輪17を駆動する。
【0017】
また、操向レバー7を右傾倒姿勢に操作すると、右HST13側の動力を駆動ギヤ13K、右HSTギヤ21を介して中間伝動系を経て走行輪18のみを駆動する。
【0018】
さらに操向レバー7が直立姿勢であるときは、伝動切換手段9が左HSTギヤ20を空転させることにより左HST12の出力を切断し、左駆動ギヤ22と右HSTギヤ21が連結した状態で、駆動ギヤ13Kを介して右HST13側の動力が右HSTギヤ21とそれぞれのギヤを介し上記中間伝動系を経て走行輪17,18を共に同時に回転させることができる。
【0019】
即ち、この状態では左HST12と右HST13は同一回転数で出力しているので、左HST12からの動力は伝動切換手段9によって切断されて空転している。
【0020】
上記中間伝動系は、ケース2a内で走行輪17,18をそれぞれ有する車軸25,26の内端に設けた車軸ギヤ27,28と、左駆動ギヤ22に伝動ギヤ30を噛合して入力される左副変速ギヤ機構31と、右HSTギヤ21に伝動ギヤ32を噛合して入力される右副変速ギヤ機構33と、上記左副変速ギヤ機構31と車軸ギヤ27及び右副変速ギヤ機構33と車軸ギヤ28を中継伝動するギヤ35,36及びギヤ37,38を軸支する中間軸39等から構成されている。
【0021】
尚、上記左副変速ギヤ機構31と右副変速ギヤ機構33は同一変速仕様に構成されており、操縦部5に設置された図示しない副変速レバーによって、同様に変速操作される。
【0022】
油圧ポンプPは一般にはプランジャポンプであって、プランジャのストロークは傾斜板の傾斜角によって調整されるが、この傾斜板は走行レバー7の傾斜角をコンピュータに入力してモータを駆動し、その回転をギヤを介してポンプPのトラニオン軸を回転させ、前記走行レバー7の傾斜角に対応する回転数を得るように構成されたもので、本発明においてはこの構成を回転調整機構40と称している。
【0023】
また、上記のように構成されたHST伝動構造において、2つのHST12,13による伝動系を切換操作する伝動切換手段9は操向レバー7の左右傾倒操作で行なう一方、この操向レバー7の握部に設けた前述の左方向修正スイッチ10あるいは右方向修正スイッチ11によっても、各スイッチのON方向側への旋回を瞬時的に行なうことができるように構成されており、この構成により左旋回と右旋回を微小に行なわせて機体の直進走行時における方向修正を行ない易くしている。
【0024】
また、この実施形態では左HST12と右HST13にはそれぞれモータ軸12Mとモータ軸13Mの出力回転を所望に変速させる回転調節機構40(図4)を設けてそれぞれの回転調整機構40を前記左方向修正スイッチ10と右方向修正スイッチ11のON操作に対応させて作動するように構成している。
【0025】
即ち、この実施形態に係るコンバイン1は走行及び操向制御を図5で示される制御ブロックの構成によって行なうように構成し、また回転調節機構40はその作動量(位置)を検知する電動モータポテンショメータを備えた電動モータを使用しており、左右の電動モータ40L,40Rはマイコンユニット50の出力側に接続し、これに対応する入力側に電動モータポテンショメータ40LP,40RPを接続している。
【0026】
また、上記マイコンユニット50は入力側に操向レバー7が有する、この操向レバー7の操作量を検出する操向レバーポテンショメータ51と、主変速レバー8が有する、この主変速レバー8の操作量を検出する主変速レバーポテンショメータ52とを有し、更に左方向修正スイッチ10と右方向修正スイッチ11を接続している。また、マイコンユニット50の出力側には既述した伝動切換クラッチソレノイド23aを接続している。
【0027】
以上のように構成されたコンバイン1は、停止状態から前進するとき、オペレータが主変速レバー8を前進方向に操作すると、主変速レバーポテンショメータ52がそのレバー操作量を検出し、マイコンユニット50は左右のHST12,13が前進方向に同回転速度で回転するように、前記左右の電動モータ40L,40Rに指令する。この電動モータ40L、40Rの操作量は左右の伝動モータポテンショメータ40LP,40RPが操作信号をマイコンユニット50に入力することにより制御される。
【0028】
このとき、伝動切換手段9は操向レバー7が直立姿勢であるので直進位置に付勢され、実際には右HST13のみで前進して左HST12は空転状態になる。
【0029】
また、例えば上記前進状態から機体を左方向に旋回する際には、オペレータが操向レバー7を左方向に操作すると、操向レバーポテンショメータ51がレバー操作量を検出してマイコンユニット50に入力するので、マイコンユニット50は伝動切換クラッチソレノイド23aに出力して伝動切換手段9を操作し、左HST12を操向レバーポテンショメータ51からの出力に基づいて減速させて前記伝動切換手段9及び中間伝動系を介し左方向に旋回する。
【0030】
そして、上記左旋回状態から機体を直進状態に戻すときは、オペレータが操向レバー7を中立位置に操作すると、操向レバーポテンショメータ51がレバー中立位置を検出するので、マイコンユニット50は左HST12を右HST13と同じ回転速度になるように左電動モータ40Lに出力し、左右の回転が同じになったと判断されたら伝動切換クラッチソレノイド23aへの出力を停止して直進状態に戻す。
【0031】
また、コンバイン1を直進状態から条合わせする等のために左方向に微調整する時には、オペレータが操向レバー7に設置された左方向修正スイッチ10を操作すると、マイコンユニット50は伝動切換クラッチソレノイド23aに出力して伝動切換手段9を操作し、左HST12が一定時間だけ所定回転(わずかな量だけ)減速するように左電動モータ40Lに出力し、次いで一定時間の経過した後に直進状態に戻すために所定量増速方向に出力し、伝動切換クラッチソレノイド23aの出力を停止することにより僅かに左方向への方向修正をする。
【0032】
尚、右旋回及び右方向への瞬時的な方向修正は、操向レバー7の右旋回操作と右方向修正スイッチ11の操作によって同様に行なうことができる。
【0033】
以上のように構成したHST伝動構造を備えたコンバイン1は、左右の走行輪17,18と対となる2つのHST12,13を主変速レバー8で回転調節機構40を操作して変速可能に駆動するとともに、前記2つのHST12,13を操向操作手段7によって選択操作して直進走行と左旋回と右旋回の伝動を行なう走行車輛において、前記2つのHST12,13をと走行輪17,18間の伝動系中に、操向操作手段7の選択操作によって、左右の走行輪17,18をそれぞれ単独のHST12,13により駆動させて左旋回と右旋回を行なうとともに、一方のHST12の伝動を切断した状態で他方のHST13のみによって、左右の走行輪17,18を同時伝動させて直進走行させる伝動切換手段9を設けて構成している。
【0034】
従って、操向レバー7が図2、図3で示す直立姿勢では伝動切換手段9によって2つのHST12,13のうち一方のHST、即ち、この例においては右HST13のもののみの動力で左右の走行輪17,18を同時に同回転させるので、機体を直進させることができる(尚、何れのHSTを停止するかは、操作条件や装置の構造などで決定されるものである)。
【0035】
このとき他方の左HST12は無負荷状態で空回りするので、上記2つのHSTに油圧特性等に差異を有していたとしても、一方のHSTによって効率よく駆動することができるので馬力ロス等の問題を生じない。
【0036】
また、他方のHSTは上記一方のものと入力ギヤ16を介して同調回転させているので、直進方向伝動から左右旋回伝動への切換え操作が行なわれるときに、ショック等を伴うことなく円滑な切換え伝動を行なうことができる。
【0037】
更に、上記HST伝動構造の伝動切換手段9は、図4に示すように走行輪17、18への伝動系の上手側、即ち2つのHST側に近接させたトランスミッション2の上方側で、ケース2aの一側面にメンテナンス性よく設置することができるから、組立性の向上及び点検修理等も行ない易くする等の利点がある。
【0038】
更に、左右の走行輪17,18を対となる2つのHST12,13を選択操作し、直進走行と左旋回と右旋回の伝動を行う走行車両において、前記2つのHST12,13と走行輪17,18の間の伝動系中に、一方のHST12の伝動を切断した状態で他方のHST13によって、左右の走行輪17,18を同時回転させて直進走行させる伝動切換手段9を設けるとともに、2つのHST17,18に回転調整機構40を設け、且つ伝動切換手段9と回転調整機構40を左方向修正スイッチ10と右方向修正スイッチ11で旋回操作可能に接続し、左方向修正スイッチ10をONしたとき左旋回操作可能に接続し、左修正スイッチ10をONしたとき左旋回を瞬時的に行わせるとともに、右方向修正スイッチ11をONしたとき右旋回を瞬時的に行わせるように構成する。
【0039】
すると直進走行時において、左方向修正スイッチ10又は右方向修正スイッチ11をON操作したとき、対応する回転調整機構40を作動してモータ軸12M又はモータ軸13Mが設定された回転で、伝動切換手段9を介して走行輪17又は走行輪18は、一方が瞬時的に伝動を減速された状態で他方が伝動されるので、機体の左旋回の右旋回の微調整により方向修正をスムーズに行ない植立穀稈条に沿ったコンバイン作業を適正にすることができる。
【0040】
また上記のように構成することにより、従来の装置のようにHST伝動構造中にメカニカルな調整機構を省略できるから、簡潔で廉価な構成にすることができ、またメンテナンス作業も簡単にすることができる等の特徴がある。
【0041】
尚、操向操作手段7は操向レバー7に限ることなく,この操向レバー7に代るスイッチにしてもよい。また、回転調整機構40は伝動モータ40をボリューム等によって可変型にすると修正旋回速度を所望に選定できる。また、図示例では走行輪にクローラを巻き掛けた走行装置を示したが、走行輪がタイヤであってもよい。
【0042】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように本発明の走行車輛のHST伝動構造は、左右の走行輪17,18と対となる2つのHST12,13を主変速レバー8で回転調節機構40を操作して変速可能に駆動するとともに、前記2つのHST12,13を操向操作手段7によって選択操作して直進走行と左旋回と右旋回の伝動を行なう走行車輛において、前記2つのHST12,13を走行輪17,18間の伝動系中に、操向操作手段7の選択操作によって、左右の走行輪17,18をそれぞれ単独のHST12,13により駆動させて左旋回と右旋回を行なうとともに、一方のHST12の伝動を切断した状態で他方のHST13のみによって、左右の走行輪17,18を同時伝動させて直進走行させる伝動切換手段9を設けて構成している。
【0043】
従って,2つのHSTを伝動切換手段9の切り換え操作によって直進走行及び左旋回、右旋回の伝動をスムーズに行なうことができる。また直進走行時を一方のHSTのみによって行なうから効率のよい伝動を行なうことができる。
【0044】
また、本発明によれば単独のHST12、13により左右の走行輪17、18を駆動するので両走行輪17、18の回転が確実に揃うので直進性に優れた走行を極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】HST伝動構造を備えたコンバインの斜視図である。
【図2】図1の操縦部を示す斜視図である。
【図3】図2の操向レバーを示す平面図である。
【図4】図1のトランスミッションの構成を示す伝動図である。
【図5】制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 コンバイン(走行車輛)
2 トランスミッション
5 操縦部
7 操向レバー
9 連結クラッチ
10 左方向修正スイッチ
11 右方向修正スイッチ
17,18 走行輪
40 回転調整機構(伝動モータ)
Claims (1)
- 左右の走行輪17,18と対となる2つのHST12,13を主変速レバー8で回転調節機構40を操作して変速可能に駆動するとともに、前記2つのHST12,13を操向操作手段7によって選択操作して直進走行と左旋回と右旋回の伝動を行なう走行車輛において、前記2つのHST12,13を走行輪17,18間の伝動系中に、操向操作手段7の選択操作によって、左右の走行輪17,18をそれぞれ単独のHST12,13により駆動させて左旋回と右旋回を行なうとともに、一方のHST12の伝動を切断した状態で他方のHST13のみによって、左右の走行輪17,18を同時伝動させて直進走行させる伝動切換手段9を設けた走行車輛のHST伝動構造。
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JP2017055741A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 株式会社クボタ | 農作業機 |
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