JP2004121570A - ゴルフ遊技システム - Google Patents

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JP2004121570A JP2002290602A JP2002290602A JP2004121570A JP 2004121570 A JP2004121570 A JP 2004121570A JP 2002290602 A JP2002290602 A JP 2002290602A JP 2002290602 A JP2002290602 A JP 2002290602A JP 2004121570 A JP2004121570 A JP 2004121570A
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Abstract

【課題】上級者の技を披露する機会を与えて上級者の練習意欲を掻き立てることができ、遊技性を一段と高めることができるゴルフ遊技場を提供する。
【解決手段】主ターゲット21および副ターゲット31と、識別情報を通知できるゴルフボール3と、打席のボールの識別情報を読み取る打席の識別情報受信手段15と、打撃を検出する検出手段16と、ターゲットに到達したボールの識別情報を検出する目標の識別情報受信手段24と、システム管理装置5とを備え、打席の識別情報受信手段が検出した識別情報と目標の識別情報受信手段が検出した識別情報とを照合し、主ターゲットに到達したボールを打ち出した打席を特定し、打席ごとのターゲット到達成績が所定条件を満たしたときにその打席に対して副ターゲットを有効にする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技的要素を取り入れたゴルフ練習場あるいはゴルフ遊技場において遊技を演出するゴルフ遊技システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴルフ練習場では、練習者は実際に打ったゴルフボールの球筋を観察し、スイングや打ち方を矯正しながら繰り返し練習する。また、グランド内に適当なターゲットを設定してこれを狙ってボールを打って練習したりする。しかし、長い時間練習していると飽きてくる。そこで、多少遊技的要素を加えることにより興味を持続させて、練習の効果を高めるようにしたゴルフ遊技場が開発されている。
【0003】
例えば特許文献1に開示された練習装置は、ゴルフボールが目標の位置に到達すると抽選を行い、抽選結果に基づいて賞品を進呈することとして、練習者に目標位置に飛ばそうとする意欲を掻き立てさせ、練習者は楽しみながら練習できるようにしたものである。特に、抽選により遠い目標、近い目標、難しい目標、易しい目標のいずれもそれなりの確率で賞品を受けることができるため、熟練者と初心者とを問わず楽しむことができる。
このゴルフ練習装置は、ゴルフボールがターゲットに到達したときに抽選をして、適当な時間ディスプレーに演出画面を表示して楽しませた上で抽選結果を表示し、入賞した場合には賞品を進呈するようになっている。したがって、打ったボールがなかなかターゲットに絡まない初心者にとっては、めったに抽選の機会が無く面白味が少ない。
【0004】
また、多数の練習者が一緒に遊技しているときは、入賞したボールがどの練習者の打った球なのか判定しなければならないが、特許文献1に開示された判定方法は、各練習者が球を打った時刻を記憶しておいて、ボールの速度や打席位置とターゲット位置から各打席ごとに到達時間を推定し、これをボールの到達時刻から引いた時刻に球を打った練習者を見つけて入賞者を特定している。この判定方法は、複雑な演算を必要とし条件により推定事項が確定し難い上、特に打球者が集中したときには正確に人物を特定することが困難である。
さらに、ボールがターゲットに到達した後に抽選が行われ抽選経過や抽選結果の表示を行うので、演出画面を楽しみ抽選結果の表示を待っていると次の打球が遅くなってプレイの進行が遅延しがちになる。同じ時間内で打つ球数が少なくなれば、一般的には練習の効率が落ちることになり、遊技場の立場から見れば利益が少なくなる。
【0005】
そこで、本願出願人は、既に特願2002−222631により、ゴルフボールに無線タグを仕込むことにより遊技者を正確に識別できるようにし、さらにボールがターゲットに入ったときでなくボールを打ったときに抽選をすることにより、上手下手に関係なく必ず抽選の楽しみを受けられるようにしたゴルフ遊技システムを提供した。このゴルフ遊技システムによって、遊技者は、ボールを打てば必ず抽選を楽しむことができ、飽きることなくゴルフ技術の練習をすることができるようになった。
しかしながら、この特願2002−222631によるシステムでは、ボールポイントとターゲットポイントはシステムについて予め決められた確率で当選するようになっている。したがって、極めて長期間遊技する者にとっては、抽選のパターンが見えてきて興趣が削がれることがあった。また、偶然の面白さを楽しみたい者にとって物足りなく思うようになることがあった。さらに、ゴルフ遊技場の経営者には、当選確率が固定されていることから、客に提供する特典にアクセントを付けて客の興味を呼び、客の遊技を促すと共に利益額を増大させるような施策をとる余地が少ないという問題があった。
【0006】
このため、本願出願人は、さらに特願2002−240348により、遊技者がゴルフボールを打つ打席とターゲットを設けたグランドとを備え、ボールがターゲットに到達すると抽選によりポイントを得られるようにし、これにより遊技者が抽選の予測をすることができず、遊技場で抽選確率を全体として調整することができるゴルフ遊技システムを提供した。
しかしながら、この特願2002−240348に開示されたシステムでは、確率の要素を加えたとは言え、競技内容は初級者から上級者まで基本的には同じようなメニューとなっている。したがって、特に上級者の技を披露する機会は全体として限定されたものとなり、上級者の意欲を掻き立てるものとはなっていない。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−246035号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、遊技者がゴルフボールを打つ打席とターゲットを設けたグランドとを備えて、ボールがターゲットに到達すると抽選によりポイントを得られるようにしたゴルフ遊技場に使用するもので、特に、上級者の技を披露する機会を与えて上級者の練習意欲を掻き立てることができ、遊技性を一段と高めることができるゴルフ遊技システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のゴルフ遊技システムは、遊技者がゴルフボールを打つ打席と主ターゲットおよび副ターゲットを設けたグランドとを備えるゴルフ遊技場において、無線により外部に識別情報を通知できる無線タグを内蔵したゴルフボールを使用して遊技するゴルフ遊技システムであって、打席の打撃位置に据えたゴルフボールの識別情報を読み取る打席における識別情報受信手段と、遊技者がゴルフボールを打撃したことを検出する打撃検出手段と、主ターゲットおよび副ターゲットに到達したゴルフボールの識別情報を検出する目標における識別情報受信手段と、打席における識別情報受信手段が検出した識別情報と主ターゲットまたは副ターゲットに設置した目標における識別情報受信手段が検出した識別情報とを照合して、そのターゲットに到達したゴルフボールを打ち出した打席を特定する打席特定手段と、打席ごとに遊技者によって打ち出されたゴルフボールがどのターゲットにいつ到達したかを示す到達情報を記録する到達情報記録手段と、到達情報が所定条件を満たしたときにその打席に対して副ターゲットを有効にするターゲット制御手段を有することを特徴とする。
【0010】
本ゴルフ遊技システムは、このように、所定条件を満たす到達情報を有するようになった遊技者に対してだけ有効となる副ターゲットを設けたから、その到達情報が所定条件を満たした遊技者には他の遊技者とは異なるターゲットに挑戦する機会が与えられる。したがって、例えば、副ターゲットの開口を主ターゲットの開口よりも小さくすれば競技性を高めて特に上級者の練習意欲を一層掻き立てることができるようになるし、副ターゲットの開口を主ターゲットの開口よりも大きくすれば遊技性を高めて遊技者が楽しみながら練習量を増加させることができる。
【0011】
副ターゲットは、主ターゲットのゴルフボールが到達する開口の内部に開口を有する構成としてその主ターゲットについての到達情報に基づいて有効化するようにしてもよいし、主ターゲットのゴルフボールが到達する開口を取り囲むように形成した開口を有する構成としてもよい。また常時開口していて有効になったときに到達情報に関わりを持つようにしてもよいし、有効になったときに開口を空ける構成としてもよい。その他、種々の構成のものが考えられる。
【0012】
また、主ターゲットは、個別に識別可能な2個以上のターゲットからなり、ターゲット制御手段は、予め設定された順番通りにゴルフボールがターゲットに到達したときに到達情報が所定条件を満たしたと判定するようにしてもよい。本発明のシステムによれば、打席における識別情報受信手段が検出した識別情報と目標における識別情報受信手段が検出した識別情報とから、打席で打ち出されたゴルフボールとターゲットに到達したゴルフボールを特定することができるので、ターゲットにと到着したゴルフボールの順番も判定することができる。
なお、システム管理装置内に打席特定手段、到達情報記録手段、ターゲット制御手段を備える構成としてもよい。
【0013】
また、ターゲット制御手段は、ゴルフボールが予め特定された主ターゲットに所定個数だけ連続到達したことを検知したときに到達情報が所定条件を満たしたと判定するようにしてもよい。さらに、ゴルフボールが予め設定された時間内に主ターゲットに到達したことを検知したときに到達情報が所定条件を満たしたと判定するようにしてもよい。
いずれも、上級者でなければ達成し難い構成であり、それぞれゴルフのプレーとして難易度が高いものである。その他、到達情報が所定条件を満たすための構成として種々のものが考えられる。
【0014】
さらに、システム管理装置は、第1の抽選手段を有して、打撃検出手段から検出信号を受信したときに第1の抽選手段にゴルフボールの抽選を行わせてボールポイントを決定し、主ターゲットかつ又は副ターゲットについて抽選を行わせてターゲットにゴルフボールが到達したときのターゲットポイントを決定し、ボールポイントとターゲットポイントとを統合して得られた値を遊技者の遊技ポイントとしてもよい。
【0015】
このように、到達情報が所定条件を満たしたときに副ターゲットを有効にさせるだけではなく、主ターゲットかつ又は副ターゲットにゴルフボールが到達したときに遊技ポイントを付与することにより、遊技的要素を加味することができ、遊技者に興味を持たせることができる。この場合、ターゲットポイントは、主ターゲットだけ、副ターゲットだけ、あるいは主ターゲットと副ターゲットの双方に付与するようにできる。また、例えば主ターゲットのターゲットポイントを低くし、副ターゲットのターゲットポイントを高くすれば、上級者の遊技意欲を一層掻き立てることができる。
【0016】
また、システム管理装置は、打撃の当選確率の組を表化した打撃当選確率表とターゲットの当選確率の組を表化したターゲット当選確率表とを有し、乱数値に基づいて打撃の当選確率の組とターゲットの当選確率の組とを選択して、これらの組で指定された確率に従ってボールポイントとターゲットポイントを抽選するようにしてもよい。
このように、乱数を用いて打撃の当選確率の組とターゲットの当選確率の組とを選択させれば、ゴルフボールを打つたびに基準となる当選確率表が変化するから、遊技者が遊技ポイントを予測しても当たる可能性は低くくなり、より遊技的要素を高めることができる。
さらに、乱数について特定の組合せを選択できるようにしてもよい。このように、選択できる当選確率の組に適当な制約を加えることにより、ゴルフ遊技場の経営者が当選確率を意図的に調整できるようになり、遊技者に充分楽しんでもらう一方、遊技場の健全経営を図ることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るゴルフ遊技システムの発明の実施の形態を、図1から図9を参照して詳細に説明する。図1は本ゴルフ遊技システムを適用したゴルフ遊技場の平面図、図2は本ゴルフ遊技システムの構成を示すブロック図、図3は副ターゲットを示す簡略図、図4は別の副ターゲットを示す簡略図、図5は打撃当選確率表の例を示す図、図6はターゲット当選確率表の例を示す図、図7は確率表抽選表の例を示す図である。
【0018】
本ゴルフ遊技システムは、遊技的要素を取り入れたゴルフ練習場あるいはゴルフ遊技場(以下、ゴルフ遊技場という)において使用するものである。図1に示すように、本ゴルフ遊技システムは、多数の打席11が並ぶ打席列1と、その前面に広がる複数の主ターゲット21および副ターゲット31を設置したグランド2を持ったゴルフ練習場あるいはゴルフ遊技場に適用することができ、図2に示すような管理機器構成を有する。
本ゴルフ遊技システムは、無線により外部に識別情報を通知できる無線タグを埋め込んだ特殊なゴルフボール3を使う。無線タグは、たとえば2mm角程度の極く小さい無線通信ICとアンテナとからなり、内蔵のメモリからデータを読み出したり外部からデータを書き込むことができる。無線タグに識別情報を記録し、打撃位置とターゲット位置とで検出する。識別情報からゴルフボール3自体の識別ができ、ひいてはゴルフボール3を打った打席11また遊技者4を認識することができる。
【0019】
遊技者4は、ゴルフボール3をまず主ターゲット21に到達させるように練習する。主ターゲット21は適当な形状と大きさを持ち、ターゲット21に到達したボール3が底に設けた穴から回収される間に検出器25によりボール3の到達したことが検出される。また、識別情報受信器24により、ボール3の識別情報を検出する。
複数ある打席11には、遊技者4が1人ずつ入ってプレイすることができる。各打席11に自動ボール供給装置14が設けられている。遊技者4は打席11に立ち、決められた打撃位置に据えたゴルフボール3を主ターゲット21を目指して打つ。自動ボール供給装置14は、打撃位置のゴルフボール3が打ち出されるとこれを検出し、直ぐに装置内から次のゴルフボール3を取り出して打撃位置に供給する。
【0020】
ボール3の識別情報を自動ボール供給装置14と対応づけることにより、その打席11を利用している遊技者4を特定することができる。たとえば、ボール固有の識別情報を記録しておいて、自動ボール供給装置14がゴルフボール3を扱うごとにボール3の識別情報を読み取って対応を確定することができる。また、自動ボール供給装置14に収納したボール3に打席11の識別情報を書き込んで利用することができる。この場合、装置に収納した全部のボールの無線タグに一括して識別情報を書き込むことができる。
打席11にはボール3を打ったことを検出する打撃検出器16が設けられる。打撃検出器16は、例えばボール3で反射する赤外線を検出する検出器を利用して、それまで存在していたボール3が無くなったときに打撃があったと判断するようにしてもよい。なお、識別情報受信器15は無線タグと通信することによってゴルフボール3の存在を検出することができるので、これで打撃検出器を兼ねることもできる。
【0021】
主ターゲット21には、ボール3の到達を検出するボール検出器25と識別情報を読み取る識別情報受信器24が設けられる。なお、識別情報受信器24でボール検出器25を兼用するようにしてもよい。
図3に示すように、副ターゲット31は、その開口が主ターゲット21の開口の内部に配設されて、システム管理装置5が有効としたときに主ターゲット21の内部から、図示しない空気シリンダの作動等で現れる。なお、副ターゲットは、主ターゲットの内部に配設されているのではなく、主ターゲットの開口を取り囲むように形成された開口を有するものであってもよい。また、副ターゲットの開口は常時開いていて、有効とされたときにターゲットポイントが与えられるようにしても同じ効果がある。
【0022】
さらに、図4に示す副ターゲット41のように、ボール3の受け部が網42で形成されて、開口部が空気シリンダ43などの駆動装置により上下するものでもよい。この副ターゲット41は、システム管理装置5が有効としたときに地表から現れる。
副ターゲット31,41を有効にする期間は、例えば打数、時間、あるいは副ターゲット31,41への到達ボール数等により制限することも考えられるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
また、有効になっている副ターゲットを遊技者に報知するため、表示装置に表示したり、ターゲットをスポットライトで指示することができる。副ターゲットの有効化は打席ごとに対応するものであるから、これらの報知システムは、表示装置やライト色などで区別し打席別に判定できるようにする必要がある。
【0023】
上述した副ターゲット31,41の開口は主ターゲット21の開口よりも小さく形成されていて、ゴルフボール3を到達させる難度が高い。したがって、上級者にとって挑戦しがいのあるターゲットとなる。図3及び図4に示すように、副ターゲット31,41も主ターゲット21と同様に、副ターゲット31に到達したボール3は、底に設けた通路を通って回収装置に回収される間に検出器35,45によりボール3の到達したことが検出され、識別情報受信器34,44によりボール3の識別情報が検出される。なお、識別情報受信器34,44がボール検出器35,45を兼用するようにしてもよい。
【0024】
主ターゲット21にゴルフボール3が到達すると、システム管理装置5が、打席の識別情報受信器15の検出した識別情報と、主ターゲット21の識別情報受信器24の検出した識別情報とを照合して、主ターゲット21に到達したゴルフボールを打ち出した打席11を特定する。そして、その打席11ごとに打ち出したゴルフボール3の到達情報を算定し記録する。副ターゲット31,41は、打席11ごとに積算される到達情報が所定条件を満たしたときに、その打席11の遊技者4に対してだけ有効になるものである。
【0025】
例えば、主ターゲット21は個別に識別可能な2個以上のターゲットからなる場合に、打席11の識別情報受信器15が検出した識別情報と主ターゲット21の識別情報受信器24が検出した識別情報とから、システム管理装置5が、ゴルフボール3が予め設定された順番通りに、例えば図1において1−2−3−4−5というように主ターゲット21に到達したことを検知したときに、到達情報が所定条件を満たしたと判定するようにしてもよい。あるいは、システム管理装置5がゴルフボール3が予め特定された主ターゲット21に所定個数だけ連続到達したことを検知したときに、到達情報が所定条件を満たしたと判定するようにしてもよい。あるいは、システム管理装置5がゴルフボール3が予め設定された時間内に主ターゲット21に到達したことを検知したときに、到達情報が所定条件を満たしたと判定するようにしてもよい。
【0026】
本ゴルフ遊技システムでは、識別情報を用いてゴルフボール3を個別に特定できるため、打席11から打ち出したゴルフボール3を個別に打ち出し順序も含めて知ることができ、ターゲットに到達したゴルフボール3も個々に特定することができるので、複数の打席があってもゴルフボールを打ち出した打席11を特定することができ、また、ある遊技者が打ち出したゴルフボールが予め決めた順番にターゲットに到達したか、あるいは連続してあるターゲットに到達したかなどを判定することができる。
上述した主ターゲット21、及び有効とされた副ターゲット31,41は、いずれも後述するターゲットポイントの対象となるものであるが、ターゲットポイントの対象をいずれか一方としてもよい。また、副ターゲット31,41の開口を主ターゲット21の開口よりも大きく形成して、ゴルフボール3を到達させる難易度をむしろ低くして、遊技性を増すようにしてもよい。
【0027】
打席11の識別情報受信器15および打撃検出器16の出力信号と、各ターゲット21,31,41の識別情報受信器24,34、44とボール検出器25,35,45の出力信号は、汎用マイコンなどで構成したシステム管理装置5に集められる。システム管理装置5は、打席11のゴルフボール3の識別情報に基づいて、ゴルフボール3自体と打席11あるいは遊技者4を関連づけておいて、主ターゲット21及び有効となっている副ターゲット31,41に到達したゴルフボール3の識別情報からゴルフボール3の個体を認識し、このゴルフボール3がどの打席11から打ち出されたものか、あるいはどの遊技者4に関係するかを判定する。このように、複数の打席11と複数のターゲット21,31,41を備える遊技場においても、ターゲット21,31,41に到達したゴルフボールと遊技者4の対応を正しく判定することができる。
【0028】
システム管理装置5は、確率表抽選表57と打撃当選確率表58とターゲット当選確率表59を格納し、抽選プログラム51と演出プログラム52と演算プログラム53を備え、表示装置54とカードリーダライタ55が接続されている。抽選プログラム51は、確率表抽選サブプログラムとポイント抽選サブプログラムを有する。
図5に例示するように、打撃当選確率表58は、例えばボールポイント0点から10点の各点について当たる確率を決めたテーブルをいくつか並べたものである。図5の例をみると、例えばテーブル番号1−1では、10点にだけ100%の確率を配分しているので、このテーブルを使うときはボールポイントは必ず10点になる。また、テーブル番号1−3ではテーブル上の点にそれぞれ同じ確率を配分したので均等に選択されるなど、テーブルを選択することによりそれぞれ異なる概念により抽選を行うことができる。各テーブルにおける確率の合計は100%になる。
【0029】
また、図6に例示するように、ターゲット当選確率表59はターゲットごとに当選確率が与えられたもので、例えばテーブル番号2−1では、ターゲット1が100%の確率で選択されて予め決められたターゲットポイントを与えられ、他のターゲットは0%の確率のため選択されない。このように、各ターゲットごとに0%から100%の確率をセットするので、抽選の結果、複数のターゲットが同時に当選することもある。なお、ターゲットポイントが実際に得点に結びつくのは、ポイントが与えられたターゲットにボール3が入ったときである。
図7に示すように、確率表抽選表57は、打撃当選確率のテーブル番号とターゲット当選確率のテーブル番号の組合せ表の枡に、それぞれ自然数を配分したものである。図7の表では枡は50個あり、自然数1から50までをそれぞれの枡に分配してある。
【0030】
システム管理装置5は、打撃検出信号を受信すると抽選プログラム51を始動する。初めに、確率表抽選サブプログラムにより乱数を発生して、図7の確率表抽選表57に与えられた自然数の内の1個を選択する。選択された自然数が例えば「27」であったとすれば、打撃当選確率テーブル番号1−2と、ターゲット当選確率テーブル番号2−6が選択される。
次に、ポイント抽選サブプログラムにより、ボールポイントとターゲットポイントが抽選される。ボールポイントは、乱数を発生して選ばれた数値が、図5の打撃当選確率テーブル番号1−2のテーブルにおけるどのボールポイントに分類されたかによって決められる。図5の番号1−2のテーブルでは、ボールポイント6点に40%、7点に30%、9点に20%、10点に10%が配分されている。そこで、1から50の数値を発生する乱数発生器を用いるとすれば、例えば1から20までの数値をボールポイント6点に配分し、21から35を7点に配分し、36から45を9点に配分し、46から50を10点に配分すれば、指定された確率でボールポイントの抽選を行うことができる。
【0031】
また、ターゲットポイントは、乱数を発生して選ばれた数値が、図6のターゲット当選確率テーブル番号2−6のテーブルに基づいて、各ターゲットごとに決められた当選範囲に含まれるか否かにより決められる。当選すると予め決められた、例えば1点が与えられる。図6の番号2−6のテーブルでは、ターゲット1に50%、ターゲット2に30%、ターゲット3に20%というように配分される。そこで、例えば1から50の数値をランダムに発生させて若い数値から当選範囲を決めるとして、当たった数値が25であったとすれば、ターゲット1,2,4が当選してターゲットポイント1が与えられ、ターゲット3,5が落選して0点となる。
【0032】
表示装置54は、例えば遊技者がボール3に向かって立ったときの眼前、あるいは図1に示すようにボールが飛んでいく方向の床面など、遊技者が容易に観察できる位置に設置する。表示装置54には、主ターゲット21、有効となっている副ターゲット31,41、到達情報、遊技ポイント数等が表示される。
主ターゲット21や有効となっている副ターゲット31,41のボール検出器25,35,45により、当選ターゲットに当選ゴルフボール3が到達したことを検出する。また、ゴルフボール3の識別情報を読み取ることでゴルフボール3の個体を認識し、そのボール3を打った人物を判定する。
【0033】
また、演算プログラム53は、ターゲット21から検出信号を受け取ると、そのターゲットポイントとボールポイントとに基づいて、たとえば両者を掛け合わせるなどして遊技ポイントを算出する。遊技ポイントはカードリーダライタ55を介してカード56に書き込み、カード56で遊技できるボール数を増加させるなど適当な賞品を提供する。所定数だけ集めると好みの物品や遊技の権利と交換できるメダルをポイント数に従って進呈してもよい。
さらに、図7に例示した確率表抽選表57の枡に入る自然数のうち、たとえば特定の組合せである31,32,46,47のみしか選択できないようにして客の入りを促進するようにしてもよい。このとき選ばれる当選確率テーブルによれば、高得点のボールポイントが高い確率で当たり、かつ総てのターゲットが100%または80%の高い確率で当選する。一方、発生した乱数を29と44のどちらかに属する組に分類して、これ以外の数を選択できないようにすることもできる。このテーブル選択では、ボールポイントは当たりにくく、ターゲットについてもポイントを付ける確率は10%から50%しかない。
【0034】
図8及び図9は、本ゴルフ遊技システムの作動を説明するフロー図である。
遊技者4が打撃位置の前に立つと、自動ボール供給装置14が無線タグ付きのゴルフボール3を打撃位置に据える(S1)。識別情報受信器15がゴルフボール3の識別情報を読み取り、ゴルフボール3と遊技者4を関連づける(S2)。打撃検出器16が打撃位置のボール3を監視していて、遊技者4がボール3を打つと、ボール3が無くなったことを検出して打撃を検知する(S3)。打撃を検出すると、自動ボール供給装置14が新しいゴルフボール3を打撃位置に据えて次の打撃に備える(S1)。
【0035】
打撃検出をトリガーとして、抽選を行う。抽選の手順は、初めに確率表抽選表57を用いて打撃当選確率テーブルとターゲット当選確率テーブルを抽選する(S4)。次に、当選した確率テーブルを使ってボールポイントを抽選し(S5)、主ターゲット21および既に有効となっている副ターゲット31についてターゲットごとのターゲットポイントを抽選により決める(S6)。抽選経過状態として表示装置54などに適当な動画を表示する(S7)。適当な時間が経過した後に、当選したターゲットをそれぞれのターゲットポイントと共に確定表示する(S8)。
【0036】
打球がターゲット21,31に到達すると、ボール検出器25がこれを検出してシステム管理装置5に報知する(S9)。システム管理装置5は、打球が到達したターゲット21,31を認識して、ターゲットポイントをメモリから読み出す。
ターゲット21,31に入ったゴルフボール3については、識別情報受信器24,34が無線タグから識別情報を読み取り、システム管理装置5に報知する(S10)。
【0037】
システム管理装置5は、受信した識別情報に基づいてどの打席11から打ち出されたゴルフボール3であるかを判定し、主ターゲット21や副ターゲット31の識別情報受信器24から送信される識別情報に基づいて、打席ごとに打ち出したゴルフボールの到達情報を記録する(S11)。到達情報はターゲットごとに算定することもできる。そして、その遊技者4の到達情報が所定条件を満足したか否かを判定する(S12)。到達情報が所定条件を満足している場合には、それに伴う副ターゲット31を有効にする(S13)。副ターゲット31が新たに有効となった場合には、次回は、それに基づいて上述したステップS1から繰り返される。
なお、一旦有効になった副ターゲット31も、所定の条件が成立すると再び無効化するようにしてもよい。たとえば有効を維持する時間を決めておいて所定時間後に再び無効にするとか、所定時間中に所定数のゴルフボールがターゲットに到達しなければ無効化するなどの規則を採用することができる。
【0038】
システム管理装置5は、上述した打席11の判定から、ボールポイントをメモリから読み出しターゲットポイントと統合して遊技ポイントを算出する(S14)。獲得された遊技ポイントは、モニター表示装置54などを通じて遊技者4に報知してもよい(S15)。遊技ポイントは、ゴルフ遊技システムで遊技できるボールの数に換算して、賞品とすることができる(S16)。この場合は、例えば、プリペイドカード56に記録された遊技ボール数に、遊技ポイントから換算されたボール数を加算して記録してもよい。なお、遊技は遊技者が飽きるまで繰り返し行うので、遊技ポイントを賞品化する前にステップ1に戻って遊技を繰り返し、遊技を終了するときに賞品化するようにしてもよい。
【0039】
以上のように、本ゴルフ遊技システムによれば、主ターゲット21に加えて所定条件を満たす到達情報を有するようになった遊技者に対してだけ有効となる副ターゲット31,41を設けることにより、その到達情報が所定条件を満たした遊技者4には他の遊技者とは異なるターゲットに挑戦する機会が与えられる。したがって、特に上級者の練習意欲を一層掻き立てることができるようになる。また、例えば、副ターゲット31,41の開口を主ターゲットの開口よりも小さくすれば競技性を高めることができるし、副ターゲット31,41の開口を主ターゲットの開口よりも大きくすれば遊技性を高めることができる。
【0040】
さらに、ボールポイントとターゲットポイントとに基づいて遊技ポイントを与え、かつ乱数によりその抽選を行なうシステムを取り入れると、当落の偶然性が高まり遊技者がこれらの当落を簡単に予想することができず、より娯楽性が高まる。
なお、本実施例は1個のグランドに複数の打席を備えて複数の遊技者が同時に楽しめるようにしたゴルフ遊技システムであったが、1個のグランドに1個の打席しか持たない独立した小型のものに対しても本発明のゴルフ遊技システムを適用することができることはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のゴルフ遊技システムは、打席で検出した識別情報とターゲットで検出した識別情報とを照合してターゲットに到達したゴルフボールを打ち出した打席を特定し、打席ごとに到達情報を評価し所定条件を満たしたときにその打席に対して副ターゲットを有効にするので、特に上級者の技を披露する機会を与えて上級者の練習意欲を掻き立てることができ、遊技性を一段と高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴルフ遊技システムを適用するゴルフ遊技場の平面図である。
【図2】本発明の1実施例に係るゴルフ遊技システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例で使用する副ターゲットを示す概念図である。
【図4】本実施例で使用する副ターゲットの別例を示す概念図である。
【図5】本実施例で使用する打撃当選確率表の例を示す図面である。
【図6】本実施例で使用するターゲット当選確率表の例を示す図面である。
【図7】本実施例において確率表抽選に使用するテーブルの例を示す図面である。
【図8】本実施例のゴルフ遊技システムの動作の流れの前半を示すフロー図である。
【図9】本実施例のゴルフ遊技システムの動作の流れの後半を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 打席列
11 打席
14 自動ボール供給装置
15 識別情報受信器
16 打撃検出器
2 グランド
21 主ターゲット
24 識別情報受信器
25 ボール検出器
31 副ターゲット
34 識別情報受信器
35 ボール検出器
41 副ターゲット
42 網
43 空気シリンダ
44 識別情報受信器
45 ボール検出器
3 ゴルフボール
4 遊技者
5 システム管理装置
51 抽選プログラム
52 演出プログラム
53 演算プログラム
54 ディスプレー装置
55 カードリーダライタ
56 プリペイドカード
57 確率表抽選表
58 打撃当選確率表
59 ターゲット当選確率表

Claims (10)

  1. 無線により外部に識別情報を通知できる無線タグを内蔵したゴルフボールを用いて、遊技者が打席より該ゴルフボールを打ち出し、打ち出されたゴルフボールが主ターゲットまたは副ターゲットに到達するとポイントを得ることができるゴルフ遊技システムであって、
    前記打席の打撃位置に据えた前記ゴルフボールに係る前記識別情報を読み取る打席における識別情報受信手段と、
    前記遊技者が前記ゴルフボールを打撃したことを検出する打撃検出手段と、
    前記主ターゲットに到達した前記ゴルフボールの前記識別情報を検出する目標における識別情報受信手段と、
    前記打席における識別情報受信手段が検出した前記識別情報と前記目標における識別情報受信手段が検出した前記識別情報とを照合して前記主ターゲットまたは副ターゲットに到達したゴルフボールが打ち出された打席を特定する打席特定手段と、
    該打席ごとに遊技者によって打ち出されたゴルフボールがどのターゲットにいつ到達したかを示す到達情報を記録する到達情報記録手段と、
    前記到達情報が所定条件を満たしたときに該打席に対して前記副ターゲットを有効にするターゲット制御手段と、
    を備えることを特徴とするゴルフ遊技システム。
  2. 前記副ターゲットは、前記主ターゲット内に設けられ、主ターゲットよりも開口の面積が小さいことを特徴とする請求項1に記載のゴルフ遊技システム。
  3. 前記副ターゲットは、前記主ターゲットのゴルフボールが到達する開口を取り囲むように形成した開口を有することを特徴とする請求項1に記載のゴルフ遊技システム。
  4. 前記副ターゲットは、有効になったときのみ口を空けることを特徴とする請求項1に記載のゴルフ遊技システム。
  5. 前記主ターゲットは、個別に識別可能な2個以上のターゲットからなり、前記ターゲット制御手段は、前記打席における識別情報受信手段が検出した前記識別情報と前記目標における識別情報受信手段が検出した前記識別情報とから前記ゴルフボールが予め設定された順番通りに前記主ターゲットに到達したことを検知したときに前記到達情報が所定条件を満たしたと判定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のゴルフ遊技システム。
  6. 前記ターゲット制御手段は、前記打席における識別情報受信手段が検出した前記識別情報と前記目標における識別情報受信手段が検出した前記識別情報とから、前記ゴルフボールが予め特定された前記主ターゲットに所定個数だけ連続して到達したことを検知したときに前記到達情報が所定条件を満たしたと判定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のゴルフ遊技システム。
  7. 前記ターゲット制御手段は、前記打席における識別情報受信手段が検出した前記識別情報と前記目標における識別情報受信手段が検出した前記識別情報とから、前記ゴルフボールが予め設定された時間内に前記主ターゲットに到達したことを検知したときに前記到達情報が前記所定条件を満たしたと判定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のゴルフ遊技システム。
  8. 前記ゴルフ遊技システムは、システム管理装置を備え、
    該システム管理装置は、第1の抽選手段を有して前記打撃検出手段から検出信号を受信したときに前記第1の抽選手段に前記ゴルフボールの抽選を行わせてボールポイントを決定し、また前記主ターゲットかつ又は副ターゲットについて抽選を行わせて前記ゴルフボールが到達したときに有効になるターゲットポイントを決定して、前記ターゲットに前記ゴルフボールが到達したときに前記ボールポイントと前記ターゲットポイントとを統合して得られた値を前記遊技者の遊技ポイントとすることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のゴルフ遊技システム。
  9. 前記システム管理装置は、さらに前記打撃の当選確率の組を表化した打撃当選確率表と前記主ターゲットの当選確率の組を表化したターゲット当選確率表と第2の抽選手段を有し、該第2の抽選手段が乱数を用いて前記打撃の当選確率の組と前記ターゲットの当選確率の組とを選択し、前記第1の抽選手段は該選択された組の当選確率に従って抽選を行うことを特徴とする請求項8に記載のゴルフ遊技システム。
  10. 前記第2の抽選手段が発生する乱数について特定の組合せを選択できるようにしたことを特徴とする請求項9に記載のゴルフ遊技システム。
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