JP2004121198A - 枝鋏 - Google Patents
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Abstract
【課題】高木等に実る果実を簡便に軸より採る枝鋏を提供する。
【解決手段】輪状のフレーム(1)の前方に先細り部分を設け、先端は刃物軸(3)にて回転自在に軸着され、その先細り部分の両内側に刃物部(2)を備え、後方にはフレーム(1)を保持するための保持部(9)とからなり、フレーム(1)の下部には切り落とされた果実(12)を受けるための収納袋(6)を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】輪状のフレーム(1)の前方に先細り部分を設け、先端は刃物軸(3)にて回転自在に軸着され、その先細り部分の両内側に刃物部(2)を備え、後方にはフレーム(1)を保持するための保持部(9)とからなり、フレーム(1)の下部には切り落とされた果実(12)を受けるための収納袋(6)を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は高木等に実る果実を、軸から切断し収穫する枝鋏に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、高木等に実る果実を収穫する時、木に登ったり、はしごを利用して鋏を使用して手で採るか、あるいは高枝鋏を利用して果実近くの枝を切って収穫していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これには次のような欠点があった。
イ.木によじ登るのは大変危険であり、はしごに登って作業することも危険を伴う。
ロ.通常の先開きの鋏では、果実に突き当たった場合、果実を傷めることがある。
ハ.鋏を持つ手と、収穫した果実を支える手の、両手が必要である。
ニ.高枝鋏では果実の軸の切断は困難で、近くの枝を切ることになり、樹木を傷める。
本発明は、これらの欠点を解決するために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
輪状のフレーム(1)の前方に先細り部分を設け、先端は刃物軸(3)にて回転自在に軸着され、その先細り部分の両内側に刃物部(2)を備える。後方にはフレーム(1)を保持するための保持部(9)を設け、フレーム(1)の下部には切り落とされた果実(12)を受けるための収納袋(6)を設けた構造からなる枝鋏
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
イ.先細り部分を設けた輪状のフレーム(1)を、先細り部分の先端の刃物軸(3)で、回転自在に軸着する。
ロ.先細り部分の両内側には刃物部(2)を設ける。
ハ.フレーム(1)の他端にバネ(4)を引っ掛け、支軸ローラー(5)で挟むようにして、保持部(9)に収納する。
ニ.固定キャップ(7)および固定チューブ(8)を用いて、収納袋(6)を刃物部(2)先端とフレーム(1)に取り付ける。
本発明は以上のような構造になっており、これを使用するときは
採りたい果実(12)が手の届くところにある場合は保持部(9)を手に持ち、高木の高いところにある場合は保持部(9)に接続された長い支柱(10)の手元端を持つ。採りたい果実(12)を輪状のフレーム(1)内に下からすくうように収納し、保持部(9)を手前に引く。すると果実(12)の軸(13)が先細り部にある刃物部(2)の奥の方へ移動する。さらに果実(12)が刃物部(2)内の一番奥に引っ掛かった状態で、保持部(9)をさらに引くことにより、フレーム(1)が支軸ローラー(5)により狭められながら保持部(9)より引っ張り出される。それに連動して両刃物部(2)が刃物軸(3)にて回動し、刃物部(2)がより狭められることにより果実(12)の軸(13)が切断される。 切断された果実(12)は、固定キャップ(7)と固定チューブ(8)により、フレーム(1)の下部に取り付けられた収納袋(6)内に落ちる。切断後はバネ(4)により、フレーム(1)は保持部(9)内に戻され、刃物部(2)は開いた元の状態に戻る。
また、果実(12)と収穫者との位置関係により、保持部(9)と支柱(10)の角度を首振り調整軸(11)にて変化できる構造とする。
【0006】
【発明の効果】
本発明を使用することにより、鋏を手前に引くだけの動作で、果実を軸より切断することが可能となり、無駄に枝を切る必要も無くなる。高木の場合であっても、支柱のみを継ぎ足すことで収穫できる。また、小さい果実であれば、連続して数個収穫することも可能である。さらに、従来の鋏の尖った先端が露出していないために安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の刃物部回動時の動作説明図
【図3】本発明の果実収納時の使用状態を示す斜視図
【図4】本発明の果実移動時の使用状態を示す斜視図
【図5】本発明の果実収穫後の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 フレーム
2 刃物部
3 刃物軸
4 バネ
5 支軸ローラー
6 収納袋
7 固定キャップ
8 固定チューブ
9 保持部
10 支柱
11 首振り調整軸
12 果実
13 軸
14 枝
【発明の属する技術分野】
この発明は高木等に実る果実を、軸から切断し収穫する枝鋏に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、高木等に実る果実を収穫する時、木に登ったり、はしごを利用して鋏を使用して手で採るか、あるいは高枝鋏を利用して果実近くの枝を切って収穫していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これには次のような欠点があった。
イ.木によじ登るのは大変危険であり、はしごに登って作業することも危険を伴う。
ロ.通常の先開きの鋏では、果実に突き当たった場合、果実を傷めることがある。
ハ.鋏を持つ手と、収穫した果実を支える手の、両手が必要である。
ニ.高枝鋏では果実の軸の切断は困難で、近くの枝を切ることになり、樹木を傷める。
本発明は、これらの欠点を解決するために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
輪状のフレーム(1)の前方に先細り部分を設け、先端は刃物軸(3)にて回転自在に軸着され、その先細り部分の両内側に刃物部(2)を備える。後方にはフレーム(1)を保持するための保持部(9)を設け、フレーム(1)の下部には切り落とされた果実(12)を受けるための収納袋(6)を設けた構造からなる枝鋏
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
イ.先細り部分を設けた輪状のフレーム(1)を、先細り部分の先端の刃物軸(3)で、回転自在に軸着する。
ロ.先細り部分の両内側には刃物部(2)を設ける。
ハ.フレーム(1)の他端にバネ(4)を引っ掛け、支軸ローラー(5)で挟むようにして、保持部(9)に収納する。
ニ.固定キャップ(7)および固定チューブ(8)を用いて、収納袋(6)を刃物部(2)先端とフレーム(1)に取り付ける。
本発明は以上のような構造になっており、これを使用するときは
採りたい果実(12)が手の届くところにある場合は保持部(9)を手に持ち、高木の高いところにある場合は保持部(9)に接続された長い支柱(10)の手元端を持つ。採りたい果実(12)を輪状のフレーム(1)内に下からすくうように収納し、保持部(9)を手前に引く。すると果実(12)の軸(13)が先細り部にある刃物部(2)の奥の方へ移動する。さらに果実(12)が刃物部(2)内の一番奥に引っ掛かった状態で、保持部(9)をさらに引くことにより、フレーム(1)が支軸ローラー(5)により狭められながら保持部(9)より引っ張り出される。それに連動して両刃物部(2)が刃物軸(3)にて回動し、刃物部(2)がより狭められることにより果実(12)の軸(13)が切断される。 切断された果実(12)は、固定キャップ(7)と固定チューブ(8)により、フレーム(1)の下部に取り付けられた収納袋(6)内に落ちる。切断後はバネ(4)により、フレーム(1)は保持部(9)内に戻され、刃物部(2)は開いた元の状態に戻る。
また、果実(12)と収穫者との位置関係により、保持部(9)と支柱(10)の角度を首振り調整軸(11)にて変化できる構造とする。
【0006】
【発明の効果】
本発明を使用することにより、鋏を手前に引くだけの動作で、果実を軸より切断することが可能となり、無駄に枝を切る必要も無くなる。高木の場合であっても、支柱のみを継ぎ足すことで収穫できる。また、小さい果実であれば、連続して数個収穫することも可能である。さらに、従来の鋏の尖った先端が露出していないために安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の刃物部回動時の動作説明図
【図3】本発明の果実収納時の使用状態を示す斜視図
【図4】本発明の果実移動時の使用状態を示す斜視図
【図5】本発明の果実収穫後の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 フレーム
2 刃物部
3 刃物軸
4 バネ
5 支軸ローラー
6 収納袋
7 固定キャップ
8 固定チューブ
9 保持部
10 支柱
11 首振り調整軸
12 果実
13 軸
14 枝
Claims (1)
- 輪状のフレーム(1)の前方に先細り部分を設け、先端は刃物軸(3)にて回転自在に軸着され、その先細り部分の両内側に刃物部(2)を備え、後方にはフレーム(1)を保持するための保持部(9)とからなり、フレーム(1)の下部には切り落とされた果実(12)を受けるための収納袋(6)を設けた枝鋏
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002326105A JP2004121198A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | 枝鋏 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002326105A JP2004121198A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | 枝鋏 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004121198A true JP2004121198A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32289906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002326105A Pending JP2004121198A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | 枝鋏 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004121198A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104718888A (zh) * | 2015-03-21 | 2015-06-24 | 方孙典 | 斜型轴线可旋转总成座、导向梯形铡切刀、高枝果实自动铡切拉割收获具 |
CN105850365A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-08-17 | 耿峻 | 短柄水果采摘机 |
RU2613459C1 (ru) * | 2015-11-25 | 2017-03-16 | Федеральное государственное бюджетное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт механизации сельского хозяйства (ФГБНУ ВИМ) | Плодосъемник |
KR20170088266A (ko) * | 2016-01-22 | 2017-08-01 | 아피차트 수크루앙사프 | 과일 채집기 |
-
2002
- 2002-10-03 JP JP2002326105A patent/JP2004121198A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104718888A (zh) * | 2015-03-21 | 2015-06-24 | 方孙典 | 斜型轴线可旋转总成座、导向梯形铡切刀、高枝果实自动铡切拉割收获具 |
RU2613459C1 (ru) * | 2015-11-25 | 2017-03-16 | Федеральное государственное бюджетное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт механизации сельского хозяйства (ФГБНУ ВИМ) | Плодосъемник |
KR20170088266A (ko) * | 2016-01-22 | 2017-08-01 | 아피차트 수크루앙사프 | 과일 채집기 |
CN105850365A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-08-17 | 耿峻 | 短柄水果采摘机 |
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