JP2004120592A - 通信ネットワークオペレーションシステム及び該通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージ送信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、CPUリソースを有功に活用しつつ、運用上、問題のない時間内にメッセージ処理を完了させることのできる通信ネットワークオペレーションシステムを提供することである。
【解決手段】上記課題は、多種類のネットワークエレメントオペレーションシステム(NEOP)と、統合管理オペレーションシステム(TMOP)を備えた通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、前記NEOPは、ネットワークエレメントからのメッセージを受信したときに、該メッセージに付与されている識別情報に基づいて、該メッセージを前記TMOPにリアルタイム送信するか、該メッセージを所定メモリに蓄積した後に送信するかを決定する送信決定手段と、前記送信決定手段での決定に基づいて、該メッセージの送信を制御するメッセージ送信制御手段とを備えたことを特徴とする通信ネットワークオペレーションシステムにて解決される。
【選択図】 図7
【解決手段】上記課題は、多種類のネットワークエレメントオペレーションシステム(NEOP)と、統合管理オペレーションシステム(TMOP)を備えた通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、前記NEOPは、ネットワークエレメントからのメッセージを受信したときに、該メッセージに付与されている識別情報に基づいて、該メッセージを前記TMOPにリアルタイム送信するか、該メッセージを所定メモリに蓄積した後に送信するかを決定する送信決定手段と、前記送信決定手段での決定に基づいて、該メッセージの送信を制御するメッセージ送信制御手段とを備えたことを特徴とする通信ネットワークオペレーションシステムにて解決される。
【選択図】 図7
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークオペレーションシステム及び該通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージ送信制御方法に係り、詳しくは、メッセージの優先度に応じて、メッセージの送信制御を行なう通信ネットワークオペレーションシステム及び該通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージ送信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信ネットワークを構成する無線系装置、交換機、伝送装置等のネットワークエレメント(以下、NEという)の品質を総合的に監視するためには、該NEからのメッセージを一元的に収集・管理する統合管理オペレーションシステム(以下、TMOPという)が必要になる。
【0003】
このTMOPの下位層には、上記NEからのメッセージを収集し管理するネットワークエレメントオペレーションシステム(以下、NEOPという)が接続されており、上記NEから発せられたメッセージは、全て上記NEOP経由でTMOPへと転送されるようになっている。
【0004】
図9は、従来のNEOPにおけるメッセージの入出力方法を示した概念図である。図9において、100はNEOP100、メッセージM1、M2はNEからのメッセージで、メッセージM1はランクが「一般」のメッセージ、M2はランクが「重要」のメッセージである。図中の太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。
【0005】
NEOP100は、自己管理化にあるNEからメッセージM1、M2を受信すると、メッセージの属性情報である「一般」、「重要」の情報を参照することなく、受信した順番に上位のオペレーションシステムであるTMOPにメッセージM1、メッセージM2を送信する。
【0006】
図10は、従来技術において、NEOPとTMOP間のメッセージ送受信方法を示した概念図である。
【0007】
図10において、100はNEOP、200はTMOPを表し、TMOP200にはメッセージのキューを管理する待ちキューQ13が備えられている。また、メッセージM1、M2はNEOP100から送信されるNEからのメッセージである。図中の太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。TMOP200は、NEOP100から送信されてきたメッセージM1、M2を受信した順番に待ちキューQ13に格納し、受信時刻の早いものから順番に処理を実行する。
【0008】
図11は、上記NEOPとTMOPを用いた従来の移動通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージの送信方法を示した概念図である。
【0009】
図11において、NE31、NE32は、交換系通信装置のNE、NE33、NE34は無線系通信装置のNE、NEOP_a110は交換系オペレーションシステム、NEOP_b120は無線系オペレーションシステムを表し、TMOP200に待ちキュー13が具備される。同図において、メッセージM1、M3はランクが「重要」のメッセージ、メッセージM2、M4、M5はランクが「一般」のメッセージである。なお、図中の太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。
【0010】
同図において、NEOP_a110からメッセージM1、M2が、NEOP_b120からメッセージM4、M3、M5がTMOP200に向けて送信されると、TMOP200は、到着したメッセージの順(M4、M1、M3、M2、M5)にメッセージをキューイングする。すなわち、従来の技術では、優先度が高くなくても、最初に到着したM4の処理が最優先に実行されるようになっている。
また、従来のネットワークエレメントオペレーションシステムは、各NEからの警報を収集・集約して種々の処理を行い、操作卓等のディスプレイに表示させるようにしている(例えば、非特許文献1参照)。これにより、保守者は、全てのNEからの警報の発生状況を把握することが可能となっている。
【0011】
【非特許文献1】
立川敬二監修「W−CDMA移動通信方式」丸善出版、2001年6月25日、p.306。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の技術では、NEOP100とTMOP200間でのメッセージ送受信方法が1種類しかなかったため、メッセージ個々の優先度に応じて、処理の順番を変更することは困難であった。TMOP200側で各々のメッセージの優先度を判断して、処理の順序を変更することは可能ではあるが、メッセージを一時的に大量に受信した場合は、処理順序の変更処理がオーバヘッドになり、待ちキューの上限が越えてしまう可能性もある。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、CPUリソースを有功に活用しつつ、運用上、問題のない時間内にメッセージ処理を完了させることのできる通信ネットワークオペレーションシステム及び該通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージ送信制御方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、通信ネットワークを構成する複数、かつ多種類のネットワークエレメントから送信されるメッセージを収集する多種類のネットワークエレメントオペレーションシステムと、該ネットワークエレメントオペレーションシステムから送信されるメッセージを処理して該通信ネットワークの品質を統合的に監視する統合管理オペレーションシステムとを備えた通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、前記ネットワークエレメントオペレーションシステムは、前記ネットワークエレメントからのメッセージを受信したときに、該メッセージに付与されている識別情報に基づいて、該メッセージを前記統合管理オペレーションシステムにリアルタイム送信するか、該メッセージを所定メモリに蓄積した後に送信するかを決定する送信決定手段と、前記送信決定手段での決定に基づいて、該メッセージの送信を制御するメッセージ送信制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0014】
本発明の請求項2は、前記通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、 前記識別情報は、緊急性の高さを表す優先度を示す情報であることを特徴としている。
【0015】
本発明の請求項3は、前記通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、前記メッセージ送信制御手段は、前記所定メモリに蓄積されたメッセージを前記統合管理オペレーションシステムからの要求に応じて送信することを特徴としている。
【0016】
本発明の請求項4は、前記通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、 前記統合管理オペレーションシステムは、前記ネットワークエレメントオペレーションシステムの前記送信決定手段でリアルタイム送信すると決定されて送信された優先度の高いメッセージを、受信した順に待ちキューに格納する高優先度メッセージ格納手段と、優先度の高くないメッセージを集めるための制御信号を所定のタイミングで前記ネットワークエレメントオペレーションシステムに送信する低優先度メッセージ収集指示手段と、前記低優先度メッセージ収集手段により送信された制御信号に対して前記ネットワークエレメントオペレーションシステムから返信される優先度の高くないメッセージを一時蓄積手段に蓄積する低優先度メッセージ蓄積手段とを備えたことを特徴としている。
【0017】
本発明の請求項5は、前記通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、 前記統合管理オペレーションシステムは、前記待ちキューに格納されているメッセージの処理を優先して実行し、前記一時蓄積手段に蓄積されているメッセージの処理を前記待ちキューに格納されているメッセージの処理の後に行なうメッセージ優先順位処理手段を備えたことを特徴としている。
【0018】
上記本発明の構成によれば、優先度の高いメッセージについては、優先的にリアルタイムで処理を完了する一方、優先度の高くないメッセージについては、一時蓄積した後、定期的に収集し、バッチ処理されるため、統合管理オペレーションシステムのCPUリソースを無駄なく有功に活用しつつ、メッセージの優先度に応じた最適な順序での処理が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
本発明の一実施形態に係る通信ネットワークオペレーションシステムは、例えば、図1のように構成される。図1は、上記通信ネットワークオペレーションシステムを移動通信システムに適用した場合の移動通信ネットワークオペレーションシステムである。図1において、この移動通信ネットワークオペレーションシステムは、複数のネットワークエレメントオペレーションシステム(以下、NEOPと略記)100、101、統合管理オペレーションシステム(以下、TMOPと略記)200、移動通通信ネットワークを構成するネットワークエレメント300〜302、400(以下、NEと略記)、から構成される。
【0021】
NEOP100、101には、無線系通信装置のNE300〜302(例:無線基地局(BTS)301、基地局用アンテナ300、無線回線制御装置(BSC)等302)と、交換系通信装置のNE400(例:交換機等)が接続され、各NEから送られてくるメッセージを収集・管理する。このメッセージには、メッセージの優先度等を識別するための識別情報が付与されており、NEOP100、101は受信したメッセージの優先度に応じて、リアルタイム送信したり、一時蓄積したりする処理を行なう。この処理の詳細については、後述する。
【0022】
また、TMOP200は、複数のNEOP100、101から送られてくるメッセージを集約し、移動通信ネットワーク全体を統合的に管理する役割を担う。
【0023】
なお、上記NE300〜302、400から送信されるメッセージに付与されている識別情報としては、優先度を示すIDやフラグ等がある。
【0024】
図2は、図1に示すNEOPの構成図である。図2において、1はCPU、2はメッセージ記憶部、3はこのメッセージ記憶部2が有するファイル管理(F1)領域、4は上記CPU1や上記メッセージ記憶部2が接続されたシステムバスで、このシステムバス4にはTMOP200から送信される制御信号(例:ファイル送信要求信号等)を受信する受信部5、TMOP200にメッセージを送信する送信部6が接続されている。上記CPU1は、上記システムバスを経て
メッセージ記憶部2や受信部5、送信部6の各構成要素を制御する。
【0025】
図3は、図2に示すTMOPの構成図である。図3において、11はCPU、12はメッセージ記憶部、13はこのメッセージ記憶部12が有する待ちキューQ領域、14はファイル管理領域、15、16はファイル管理領域14で管理されるNEOP毎のファイルFa、Fb、17は上記CPU11や上記メッセージ記憶部12が接続されたシステムバスで、このシステムバス17にはキーボード18、表示装置19、外部インターフェース(I/F)20が接続され、さらに、NEOP100からのメッセージを受信したり、NEOP100に対してファイル送信要求信号等の制御信号を送信したりする送受信部21が接続されている。上記CPU11は、上記システムバス17を経てメッセージ記憶部12、キーボード18、表示装置19、外部I/F20、送受信部21の各構成要素を制御する。メッセージ記憶部12が有する待ちキューQ領域13には、優先度の高いメッセージがキューイングされる。また、ファイル管理領域14には、NEOP100から転送されてきたファイル(優先度の低いメッセージが格納されている)が格納される。例えば、TMOP200に複数のNEOPが接続される場合、ファイル管理領域14で管理されるファイルはNEOP毎となる(F1、F2…)。また、TMOP200の運用管理者は、上記システムバス17に接続されたキーボード18を操作することにより、メッセージの処理実行結果を表示装置19に表示させ、各NEの設備を監視することができるようになっている。なお、前述したNEOP100(図2参照)では、図3に示すキーボード18、表示装置19の図示を省略しているが、それらを具備してもかまわない。
【0026】
図4は、上記NEOP100におけるメッセージの入出力方法を示す概念図である。図4において、NEOP100に入力されるメッセージM1はランクが「一般」のメッセージ、メッセージM2はランクが「重要」のメッセージである。NEOP100内のFaは図2に示すファイル管理領域(Fa)3を表し、重要度の高くないメッセージM1を格納するファイルである。なお、図中の太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。
【0027】
NEOP100は、図1に示すようなNEからのメッセージM1、M2を受信すると、ランクが「一般」のメッセージM1についてはNEOP100内のFa3に格納し、ランクが「重要」のM2についてはTMOP200にリアルタイム送信する。
【0028】
図5は、上記NEOP100と上記TMOP200間のメッセージ送受信方法を示す概念図である。
【0029】
図5において、TMOP200内のFa15はNEOP100から受信したメッセージを管理するファイルで、Qは待ちキュー13である。なお、図中のM1はランクが「一般」のメッセージ、M2はランクが「重要」のメッセージを表し、
太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。
【0030】
TMOP200は、NEOP100からリアルタイムで送信された優先度の高いメッセージM2を受信した後、待ちキューQ13にM2を格納し処理を実行する。一方、優先度の低いメッセージM1については、TMOP200より定期的に優先度の低いメッセージを集める制御信号が送信(▲1▼)され、NEO100Pは、その信号の受信を契機にメッセージM1の格納されたファイルFa3をTMOP200に送信(▲2▼)する。メッセージM1が格納されたファイルFa3を受信したTMOP200は、ファイル管理領域FM14に一時的にFaを格納(Fa15)し、優先度の高いメッセージを格納する待ちキューQ13内のメッセージがなくなったときに、Fa15中のメッセージM1の処理を実行する。
【0031】
図6は、本発明に係るNEOPとTMOPを移動通信ネットワークオペレーションシステムに適用した場合のメッセージの送信方法を示す概念図である。
【0032】
図6において、NE31、NE32は、交換系通信装置のNE、NE33、NE34は無線系通信装置のNE、NEOP_a110は交換系オペレーションシステム、NEOP_b120は無線系オペレーションシステム、NEOP_a110内には優先度の高くないメッセージを格納するファイル管理領域Fa3、NEOP_b120内には優先度の高くないメッセージを格納するファイル管理領域Fb3が具備される。TMOP200は統合管理オペレーションシステム、Qは待ちキュー13、FM14はNEOP_a110、NEOP_b120からのファイルを格納するファイル管理領域で、Fa15はNEOP_a110、Fb16はNEOP_b120からのファイルを表す。
【0033】
また、同図において、メッセージM1、メッセージM3はランクが「重要」のメッセージ、メッセージM2、メッセージM4、メッセージM5はランクが「一般」のメッセージである。図中の太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。
【0034】
NEOP_a110は、NE31、NE32からメッセージM1、M2を受信すると、優先度の高いメッセージM1についてはリアルタイムにTMOP200に転送し、優先度の高くないメッセージM2については、一時的にFa15に格納する。NEOP_b120は、NE33、NE34からのメッセージM3、メッセージM4、メッセージM5を受信すると、優先度の高いメッセージM3についてはリアルタイムにTMOP200に転送し、優先度の高くないメッセージM4、メッセージM5については、一時的にFb16に格納する。
【0035】
図7は、図6におけるTMOP200内の処理手順を示したフローチャートである。以下、同フローチャート、図6及び図3のTMOP200構成図を参照しながら当該TMOP200内での処理について説明する。
【0036】
図7において、まず、TMOP200のCPU11は所定のタイミングで待ちキューQ13にメッセージがあるかどうかをチェック(S1)し、メッセージがあれば(S1である)先頭のメッセージから処理を実行する。本例では、M1、M3の順でメッセージが待ちキューQ13に格納されているので、CPU11は、まず、M1のメッセージの処理を実行(S2)する。M1の処理を実行し終えたCPU11は、再び待ちキューQ13にメッセージがあるかどうかをチェック(S1)し、メッセージがあればそのメッセージの処理を実行する。ここでは、M3のメッセージが待ちキューQ13に残っているので、M3の処理が実行(S2)される。CPU11は、上記のようにしてM3の処理を終えると、再び待ちキューQ13にメッセージがあるかどうかをチェック(S1)する。ここでは、待ちキューQ13にメッセージが滞留していないので(S1でない)、CPU11は次いでFM14にメッセージがあるかどうかをチェック(S3)する。この時点では、FM14にファイルは存在しないので、処理を終了する。
【0037】
本発明では、TMOP200は、優先度の高くないメッセージをNEOPから一方的に受け取るのではなく、必要に応じて定期的に収集するようにしている。図8は、TMOP200における優先度の高くないメッセージの収集手順を示すシーケンス図である。
【0038】
図8において、TMOP200は、例えば、1時間等、あらかじめ設定した適当な周期にしたがって、NEOP_a110、NEOP_b120に優先度の高くないファイルが格納されていないかを問い合わせるファイル送信要求信号を送信(▲1▼)する。このファイル送信要求信号を受信したNEOP_a110は、図6に示すように、システム内にFa3のファイルを持っているので、ファイル送信了解信号をTMOPに返信(▲2▼)する。同様に、上記ファイル送信要求信号を受信したNEOP_b120は、図6に示すように、システム内にFb4のファイルを持っているので、ファイル送信了解信号をTMOPに返信(▲2▼)する。
【0039】
NEOP_a110、NEOP_b120は続いて、Fa3、Fb4をTMOP200に送信(▲3▼)する。TMOP200は、上記Fa3、Fb4のファイルを完全に受信したことを確認した後、NEOP_a110、NEOP_b120にファイル送信完了信号を送信(▲4▼)する。
【0040】
上記のようにして、Fa3、Fb4がTMOP200内のFM14に格納される(=Fa14、Fb15)と、TMOP200のCPU11はそれを契機に図7の処理を起動し、待ちキューQ13にメッセージがあるかどうかをチェック(S1)する。この時点では、待ちキューQ13にメッセージは滞留していない(S1でない)ので、FM14にメッセージがあるかどうかをチェック(S3)する。この時点では、FM14にFa14、Fb15が存在(S3である)するので、まず、Fa14中のM1の処理を実行(S4)する。CPU11は、このM1の処理を実行した後、FM14にメッセージがあるかどうかを再びチェック(S3)し、Fb15にM4がある(S3である)ことを確認すると、Fb15中のM4の処理を実行(S4)する。CPU11はM4の処理を実行した後、FM14にメッセージがあるかどうかを再びチェック(S3)し、Fb15にM5がある(S3である)ことを確認すると、Fb15中のM5の処理を実行(S4)する。
【0041】
CPU11は、再び、FM14にメッセージがあるかどうかをチェック(S3)し、FM14にファイルが存在しない(S3でない)ことを確認すると、処理を終了する。
【0042】
以上、説明してきたように、本実施形態によれば、ネットワークエレメントオペレーションシステムから統合管理オペレーションシステムへのメッセージ送信を優先度に応じて2種類に分け、優先度の高いメッセージについてはリアルタイムで統合管理オペレーションシステムに送信し、優先度の高くないメッセージについては、一時的にファイルに格納した後、統合管理オペレーションシステムからの要求に応じて該統合管理オペレーションシステムに送信する。統合管理オペレーションシステムでは、ネットワークエレメントオペレーションシステムからリアルタイムで送信されてきたメッセージの処理が優先的に実行され、優先度の高くないメッセージについては、定期的に送信要求を出し、その要求に対してネットワークエレメントオペレーションシステムから返信される優先度の高くないメッセージを一時蓄積した後、優先的に処理するメッセージがなければ該優先度の高くないメッセージの処理を実行するようにしている。これにより、統合管理オペレーションシステムのCPUリソースを優先度の高いメッセージの処理に優先的に割当てることができるので、運用上、問題のない時間内で処理を完了させることができる。また、優先度の高くないメッセージについても、定期的にバッチ処理をするので、CPUリソースを無駄なく有功に活用することができる。
【0043】
上記例において、NEOP100のCPU1の制御機能が送信決定手段、メッセージ送信制御手段に、TMOP200の待ちキューQ13のキューイング機能が高優先度メッセージ格納手段に、送受信部21の制御信号送信機能が低優先度メッセージ収集指示手段に、ファイル管理領域14のファイルFa、Fbが低優先度メッセージ蓄積手段に対応する。また、TMOP200のCPU11の制御機能がメッセージ優先順位処理手段に対応する。
【0044】
【発明の効果】
以上、説明したように、本願発明によれば、優先度の高いメッセージについては、優先的にリアルタイムで処理を完了する一方、優先度の高くないメッセージについては、一時蓄積した後、定期的に収集し、バッチ処理されるため、統合管理オペレーションシステムのCPUリソースを無駄なく有功に活用しつつ、メッセージの優先度に応じた最適な順序での処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る移動通信ネットワークオペレーションシステムの構成を示す図である。
【図2】図1に示すNEOPの構成図である。
【図3】図2に示すTMOPの構成図である。
【図4】NEOPにおけるメッセージの入出力方法を示す概念図である。
【図5】NEOPとTMOP間のメッセージ送受信方法を示す概念図である。
【図6】本発明に係るNEOPとTMOPを移動通信ネットワークオペレーションシステムに適用した場合のメッセージの送信方法を示す概念図である。
【図7】図6におけるTMOP内の処理手順を示したフローチャートである。
【図8】TMOPにおける優先度の高くないメッセージの収集手順を示すシーケンス図である。
【図9】従来のNEOPにおけるメッセージの入出力方法を示した概念図である。
【図10】従来のNEOPとTMOP間のメッセージ送受信方法を示した概念図である。
【図11】従来のNEOPとTMOPを用いた移動通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージの送信方法を示した概念図である。
【符号の説明】
1、11 CPU
2、12 メッセージ記憶部
3 ファイル管理領域内のファイルFa
4、17 システムバス
5 受信部
6 送信部
13 待ちキュー
14 ファイル管理領域FM
15 ファイル管理領域FM内のファイルFa
16 ファイル管理領域FM内のファイルFb
18 キーボード
19 表示装置
20 外部I/F(インターフェース)
21 送受信部
31〜32、400 交換系通信装置のNE
33〜34、300〜302 無線系通信装置のNE
100、101 ネットワークエレメントオペレーションシステム(NEOP)
110 NEOP_a
120 NEOP_b
200 統合管理オペレーションシステム(TMOP)
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークオペレーションシステム及び該通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージ送信制御方法に係り、詳しくは、メッセージの優先度に応じて、メッセージの送信制御を行なう通信ネットワークオペレーションシステム及び該通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージ送信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信ネットワークを構成する無線系装置、交換機、伝送装置等のネットワークエレメント(以下、NEという)の品質を総合的に監視するためには、該NEからのメッセージを一元的に収集・管理する統合管理オペレーションシステム(以下、TMOPという)が必要になる。
【0003】
このTMOPの下位層には、上記NEからのメッセージを収集し管理するネットワークエレメントオペレーションシステム(以下、NEOPという)が接続されており、上記NEから発せられたメッセージは、全て上記NEOP経由でTMOPへと転送されるようになっている。
【0004】
図9は、従来のNEOPにおけるメッセージの入出力方法を示した概念図である。図9において、100はNEOP100、メッセージM1、M2はNEからのメッセージで、メッセージM1はランクが「一般」のメッセージ、M2はランクが「重要」のメッセージである。図中の太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。
【0005】
NEOP100は、自己管理化にあるNEからメッセージM1、M2を受信すると、メッセージの属性情報である「一般」、「重要」の情報を参照することなく、受信した順番に上位のオペレーションシステムであるTMOPにメッセージM1、メッセージM2を送信する。
【0006】
図10は、従来技術において、NEOPとTMOP間のメッセージ送受信方法を示した概念図である。
【0007】
図10において、100はNEOP、200はTMOPを表し、TMOP200にはメッセージのキューを管理する待ちキューQ13が備えられている。また、メッセージM1、M2はNEOP100から送信されるNEからのメッセージである。図中の太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。TMOP200は、NEOP100から送信されてきたメッセージM1、M2を受信した順番に待ちキューQ13に格納し、受信時刻の早いものから順番に処理を実行する。
【0008】
図11は、上記NEOPとTMOPを用いた従来の移動通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージの送信方法を示した概念図である。
【0009】
図11において、NE31、NE32は、交換系通信装置のNE、NE33、NE34は無線系通信装置のNE、NEOP_a110は交換系オペレーションシステム、NEOP_b120は無線系オペレーションシステムを表し、TMOP200に待ちキュー13が具備される。同図において、メッセージM1、M3はランクが「重要」のメッセージ、メッセージM2、M4、M5はランクが「一般」のメッセージである。なお、図中の太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。
【0010】
同図において、NEOP_a110からメッセージM1、M2が、NEOP_b120からメッセージM4、M3、M5がTMOP200に向けて送信されると、TMOP200は、到着したメッセージの順(M4、M1、M3、M2、M5)にメッセージをキューイングする。すなわち、従来の技術では、優先度が高くなくても、最初に到着したM4の処理が最優先に実行されるようになっている。
また、従来のネットワークエレメントオペレーションシステムは、各NEからの警報を収集・集約して種々の処理を行い、操作卓等のディスプレイに表示させるようにしている(例えば、非特許文献1参照)。これにより、保守者は、全てのNEからの警報の発生状況を把握することが可能となっている。
【0011】
【非特許文献1】
立川敬二監修「W−CDMA移動通信方式」丸善出版、2001年6月25日、p.306。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の技術では、NEOP100とTMOP200間でのメッセージ送受信方法が1種類しかなかったため、メッセージ個々の優先度に応じて、処理の順番を変更することは困難であった。TMOP200側で各々のメッセージの優先度を判断して、処理の順序を変更することは可能ではあるが、メッセージを一時的に大量に受信した場合は、処理順序の変更処理がオーバヘッドになり、待ちキューの上限が越えてしまう可能性もある。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、CPUリソースを有功に活用しつつ、運用上、問題のない時間内にメッセージ処理を完了させることのできる通信ネットワークオペレーションシステム及び該通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージ送信制御方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、通信ネットワークを構成する複数、かつ多種類のネットワークエレメントから送信されるメッセージを収集する多種類のネットワークエレメントオペレーションシステムと、該ネットワークエレメントオペレーションシステムから送信されるメッセージを処理して該通信ネットワークの品質を統合的に監視する統合管理オペレーションシステムとを備えた通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、前記ネットワークエレメントオペレーションシステムは、前記ネットワークエレメントからのメッセージを受信したときに、該メッセージに付与されている識別情報に基づいて、該メッセージを前記統合管理オペレーションシステムにリアルタイム送信するか、該メッセージを所定メモリに蓄積した後に送信するかを決定する送信決定手段と、前記送信決定手段での決定に基づいて、該メッセージの送信を制御するメッセージ送信制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0014】
本発明の請求項2は、前記通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、 前記識別情報は、緊急性の高さを表す優先度を示す情報であることを特徴としている。
【0015】
本発明の請求項3は、前記通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、前記メッセージ送信制御手段は、前記所定メモリに蓄積されたメッセージを前記統合管理オペレーションシステムからの要求に応じて送信することを特徴としている。
【0016】
本発明の請求項4は、前記通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、 前記統合管理オペレーションシステムは、前記ネットワークエレメントオペレーションシステムの前記送信決定手段でリアルタイム送信すると決定されて送信された優先度の高いメッセージを、受信した順に待ちキューに格納する高優先度メッセージ格納手段と、優先度の高くないメッセージを集めるための制御信号を所定のタイミングで前記ネットワークエレメントオペレーションシステムに送信する低優先度メッセージ収集指示手段と、前記低優先度メッセージ収集手段により送信された制御信号に対して前記ネットワークエレメントオペレーションシステムから返信される優先度の高くないメッセージを一時蓄積手段に蓄積する低優先度メッセージ蓄積手段とを備えたことを特徴としている。
【0017】
本発明の請求項5は、前記通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、 前記統合管理オペレーションシステムは、前記待ちキューに格納されているメッセージの処理を優先して実行し、前記一時蓄積手段に蓄積されているメッセージの処理を前記待ちキューに格納されているメッセージの処理の後に行なうメッセージ優先順位処理手段を備えたことを特徴としている。
【0018】
上記本発明の構成によれば、優先度の高いメッセージについては、優先的にリアルタイムで処理を完了する一方、優先度の高くないメッセージについては、一時蓄積した後、定期的に収集し、バッチ処理されるため、統合管理オペレーションシステムのCPUリソースを無駄なく有功に活用しつつ、メッセージの優先度に応じた最適な順序での処理が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
本発明の一実施形態に係る通信ネットワークオペレーションシステムは、例えば、図1のように構成される。図1は、上記通信ネットワークオペレーションシステムを移動通信システムに適用した場合の移動通信ネットワークオペレーションシステムである。図1において、この移動通信ネットワークオペレーションシステムは、複数のネットワークエレメントオペレーションシステム(以下、NEOPと略記)100、101、統合管理オペレーションシステム(以下、TMOPと略記)200、移動通通信ネットワークを構成するネットワークエレメント300〜302、400(以下、NEと略記)、から構成される。
【0021】
NEOP100、101には、無線系通信装置のNE300〜302(例:無線基地局(BTS)301、基地局用アンテナ300、無線回線制御装置(BSC)等302)と、交換系通信装置のNE400(例:交換機等)が接続され、各NEから送られてくるメッセージを収集・管理する。このメッセージには、メッセージの優先度等を識別するための識別情報が付与されており、NEOP100、101は受信したメッセージの優先度に応じて、リアルタイム送信したり、一時蓄積したりする処理を行なう。この処理の詳細については、後述する。
【0022】
また、TMOP200は、複数のNEOP100、101から送られてくるメッセージを集約し、移動通信ネットワーク全体を統合的に管理する役割を担う。
【0023】
なお、上記NE300〜302、400から送信されるメッセージに付与されている識別情報としては、優先度を示すIDやフラグ等がある。
【0024】
図2は、図1に示すNEOPの構成図である。図2において、1はCPU、2はメッセージ記憶部、3はこのメッセージ記憶部2が有するファイル管理(F1)領域、4は上記CPU1や上記メッセージ記憶部2が接続されたシステムバスで、このシステムバス4にはTMOP200から送信される制御信号(例:ファイル送信要求信号等)を受信する受信部5、TMOP200にメッセージを送信する送信部6が接続されている。上記CPU1は、上記システムバスを経て
メッセージ記憶部2や受信部5、送信部6の各構成要素を制御する。
【0025】
図3は、図2に示すTMOPの構成図である。図3において、11はCPU、12はメッセージ記憶部、13はこのメッセージ記憶部12が有する待ちキューQ領域、14はファイル管理領域、15、16はファイル管理領域14で管理されるNEOP毎のファイルFa、Fb、17は上記CPU11や上記メッセージ記憶部12が接続されたシステムバスで、このシステムバス17にはキーボード18、表示装置19、外部インターフェース(I/F)20が接続され、さらに、NEOP100からのメッセージを受信したり、NEOP100に対してファイル送信要求信号等の制御信号を送信したりする送受信部21が接続されている。上記CPU11は、上記システムバス17を経てメッセージ記憶部12、キーボード18、表示装置19、外部I/F20、送受信部21の各構成要素を制御する。メッセージ記憶部12が有する待ちキューQ領域13には、優先度の高いメッセージがキューイングされる。また、ファイル管理領域14には、NEOP100から転送されてきたファイル(優先度の低いメッセージが格納されている)が格納される。例えば、TMOP200に複数のNEOPが接続される場合、ファイル管理領域14で管理されるファイルはNEOP毎となる(F1、F2…)。また、TMOP200の運用管理者は、上記システムバス17に接続されたキーボード18を操作することにより、メッセージの処理実行結果を表示装置19に表示させ、各NEの設備を監視することができるようになっている。なお、前述したNEOP100(図2参照)では、図3に示すキーボード18、表示装置19の図示を省略しているが、それらを具備してもかまわない。
【0026】
図4は、上記NEOP100におけるメッセージの入出力方法を示す概念図である。図4において、NEOP100に入力されるメッセージM1はランクが「一般」のメッセージ、メッセージM2はランクが「重要」のメッセージである。NEOP100内のFaは図2に示すファイル管理領域(Fa)3を表し、重要度の高くないメッセージM1を格納するファイルである。なお、図中の太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。
【0027】
NEOP100は、図1に示すようなNEからのメッセージM1、M2を受信すると、ランクが「一般」のメッセージM1についてはNEOP100内のFa3に格納し、ランクが「重要」のM2についてはTMOP200にリアルタイム送信する。
【0028】
図5は、上記NEOP100と上記TMOP200間のメッセージ送受信方法を示す概念図である。
【0029】
図5において、TMOP200内のFa15はNEOP100から受信したメッセージを管理するファイルで、Qは待ちキュー13である。なお、図中のM1はランクが「一般」のメッセージ、M2はランクが「重要」のメッセージを表し、
太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。
【0030】
TMOP200は、NEOP100からリアルタイムで送信された優先度の高いメッセージM2を受信した後、待ちキューQ13にM2を格納し処理を実行する。一方、優先度の低いメッセージM1については、TMOP200より定期的に優先度の低いメッセージを集める制御信号が送信(▲1▼)され、NEO100Pは、その信号の受信を契機にメッセージM1の格納されたファイルFa3をTMOP200に送信(▲2▼)する。メッセージM1が格納されたファイルFa3を受信したTMOP200は、ファイル管理領域FM14に一時的にFaを格納(Fa15)し、優先度の高いメッセージを格納する待ちキューQ13内のメッセージがなくなったときに、Fa15中のメッセージM1の処理を実行する。
【0031】
図6は、本発明に係るNEOPとTMOPを移動通信ネットワークオペレーションシステムに適用した場合のメッセージの送信方法を示す概念図である。
【0032】
図6において、NE31、NE32は、交換系通信装置のNE、NE33、NE34は無線系通信装置のNE、NEOP_a110は交換系オペレーションシステム、NEOP_b120は無線系オペレーションシステム、NEOP_a110内には優先度の高くないメッセージを格納するファイル管理領域Fa3、NEOP_b120内には優先度の高くないメッセージを格納するファイル管理領域Fb3が具備される。TMOP200は統合管理オペレーションシステム、Qは待ちキュー13、FM14はNEOP_a110、NEOP_b120からのファイルを格納するファイル管理領域で、Fa15はNEOP_a110、Fb16はNEOP_b120からのファイルを表す。
【0033】
また、同図において、メッセージM1、メッセージM3はランクが「重要」のメッセージ、メッセージM2、メッセージM4、メッセージM5はランクが「一般」のメッセージである。図中の太線の○印は優先度の高いメッセージを、細線の○印は優先度の高くないメッセージを表す。
【0034】
NEOP_a110は、NE31、NE32からメッセージM1、M2を受信すると、優先度の高いメッセージM1についてはリアルタイムにTMOP200に転送し、優先度の高くないメッセージM2については、一時的にFa15に格納する。NEOP_b120は、NE33、NE34からのメッセージM3、メッセージM4、メッセージM5を受信すると、優先度の高いメッセージM3についてはリアルタイムにTMOP200に転送し、優先度の高くないメッセージM4、メッセージM5については、一時的にFb16に格納する。
【0035】
図7は、図6におけるTMOP200内の処理手順を示したフローチャートである。以下、同フローチャート、図6及び図3のTMOP200構成図を参照しながら当該TMOP200内での処理について説明する。
【0036】
図7において、まず、TMOP200のCPU11は所定のタイミングで待ちキューQ13にメッセージがあるかどうかをチェック(S1)し、メッセージがあれば(S1である)先頭のメッセージから処理を実行する。本例では、M1、M3の順でメッセージが待ちキューQ13に格納されているので、CPU11は、まず、M1のメッセージの処理を実行(S2)する。M1の処理を実行し終えたCPU11は、再び待ちキューQ13にメッセージがあるかどうかをチェック(S1)し、メッセージがあればそのメッセージの処理を実行する。ここでは、M3のメッセージが待ちキューQ13に残っているので、M3の処理が実行(S2)される。CPU11は、上記のようにしてM3の処理を終えると、再び待ちキューQ13にメッセージがあるかどうかをチェック(S1)する。ここでは、待ちキューQ13にメッセージが滞留していないので(S1でない)、CPU11は次いでFM14にメッセージがあるかどうかをチェック(S3)する。この時点では、FM14にファイルは存在しないので、処理を終了する。
【0037】
本発明では、TMOP200は、優先度の高くないメッセージをNEOPから一方的に受け取るのではなく、必要に応じて定期的に収集するようにしている。図8は、TMOP200における優先度の高くないメッセージの収集手順を示すシーケンス図である。
【0038】
図8において、TMOP200は、例えば、1時間等、あらかじめ設定した適当な周期にしたがって、NEOP_a110、NEOP_b120に優先度の高くないファイルが格納されていないかを問い合わせるファイル送信要求信号を送信(▲1▼)する。このファイル送信要求信号を受信したNEOP_a110は、図6に示すように、システム内にFa3のファイルを持っているので、ファイル送信了解信号をTMOPに返信(▲2▼)する。同様に、上記ファイル送信要求信号を受信したNEOP_b120は、図6に示すように、システム内にFb4のファイルを持っているので、ファイル送信了解信号をTMOPに返信(▲2▼)する。
【0039】
NEOP_a110、NEOP_b120は続いて、Fa3、Fb4をTMOP200に送信(▲3▼)する。TMOP200は、上記Fa3、Fb4のファイルを完全に受信したことを確認した後、NEOP_a110、NEOP_b120にファイル送信完了信号を送信(▲4▼)する。
【0040】
上記のようにして、Fa3、Fb4がTMOP200内のFM14に格納される(=Fa14、Fb15)と、TMOP200のCPU11はそれを契機に図7の処理を起動し、待ちキューQ13にメッセージがあるかどうかをチェック(S1)する。この時点では、待ちキューQ13にメッセージは滞留していない(S1でない)ので、FM14にメッセージがあるかどうかをチェック(S3)する。この時点では、FM14にFa14、Fb15が存在(S3である)するので、まず、Fa14中のM1の処理を実行(S4)する。CPU11は、このM1の処理を実行した後、FM14にメッセージがあるかどうかを再びチェック(S3)し、Fb15にM4がある(S3である)ことを確認すると、Fb15中のM4の処理を実行(S4)する。CPU11はM4の処理を実行した後、FM14にメッセージがあるかどうかを再びチェック(S3)し、Fb15にM5がある(S3である)ことを確認すると、Fb15中のM5の処理を実行(S4)する。
【0041】
CPU11は、再び、FM14にメッセージがあるかどうかをチェック(S3)し、FM14にファイルが存在しない(S3でない)ことを確認すると、処理を終了する。
【0042】
以上、説明してきたように、本実施形態によれば、ネットワークエレメントオペレーションシステムから統合管理オペレーションシステムへのメッセージ送信を優先度に応じて2種類に分け、優先度の高いメッセージについてはリアルタイムで統合管理オペレーションシステムに送信し、優先度の高くないメッセージについては、一時的にファイルに格納した後、統合管理オペレーションシステムからの要求に応じて該統合管理オペレーションシステムに送信する。統合管理オペレーションシステムでは、ネットワークエレメントオペレーションシステムからリアルタイムで送信されてきたメッセージの処理が優先的に実行され、優先度の高くないメッセージについては、定期的に送信要求を出し、その要求に対してネットワークエレメントオペレーションシステムから返信される優先度の高くないメッセージを一時蓄積した後、優先的に処理するメッセージがなければ該優先度の高くないメッセージの処理を実行するようにしている。これにより、統合管理オペレーションシステムのCPUリソースを優先度の高いメッセージの処理に優先的に割当てることができるので、運用上、問題のない時間内で処理を完了させることができる。また、優先度の高くないメッセージについても、定期的にバッチ処理をするので、CPUリソースを無駄なく有功に活用することができる。
【0043】
上記例において、NEOP100のCPU1の制御機能が送信決定手段、メッセージ送信制御手段に、TMOP200の待ちキューQ13のキューイング機能が高優先度メッセージ格納手段に、送受信部21の制御信号送信機能が低優先度メッセージ収集指示手段に、ファイル管理領域14のファイルFa、Fbが低優先度メッセージ蓄積手段に対応する。また、TMOP200のCPU11の制御機能がメッセージ優先順位処理手段に対応する。
【0044】
【発明の効果】
以上、説明したように、本願発明によれば、優先度の高いメッセージについては、優先的にリアルタイムで処理を完了する一方、優先度の高くないメッセージについては、一時蓄積した後、定期的に収集し、バッチ処理されるため、統合管理オペレーションシステムのCPUリソースを無駄なく有功に活用しつつ、メッセージの優先度に応じた最適な順序での処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る移動通信ネットワークオペレーションシステムの構成を示す図である。
【図2】図1に示すNEOPの構成図である。
【図3】図2に示すTMOPの構成図である。
【図4】NEOPにおけるメッセージの入出力方法を示す概念図である。
【図5】NEOPとTMOP間のメッセージ送受信方法を示す概念図である。
【図6】本発明に係るNEOPとTMOPを移動通信ネットワークオペレーションシステムに適用した場合のメッセージの送信方法を示す概念図である。
【図7】図6におけるTMOP内の処理手順を示したフローチャートである。
【図8】TMOPにおける優先度の高くないメッセージの収集手順を示すシーケンス図である。
【図9】従来のNEOPにおけるメッセージの入出力方法を示した概念図である。
【図10】従来のNEOPとTMOP間のメッセージ送受信方法を示した概念図である。
【図11】従来のNEOPとTMOPを用いた移動通信ネットワークオペレーションシステムにおけるメッセージの送信方法を示した概念図である。
【符号の説明】
1、11 CPU
2、12 メッセージ記憶部
3 ファイル管理領域内のファイルFa
4、17 システムバス
5 受信部
6 送信部
13 待ちキュー
14 ファイル管理領域FM
15 ファイル管理領域FM内のファイルFa
16 ファイル管理領域FM内のファイルFb
18 キーボード
19 表示装置
20 外部I/F(インターフェース)
21 送受信部
31〜32、400 交換系通信装置のNE
33〜34、300〜302 無線系通信装置のNE
100、101 ネットワークエレメントオペレーションシステム(NEOP)
110 NEOP_a
120 NEOP_b
200 統合管理オペレーションシステム(TMOP)
Claims (11)
- 通信ネットワークを構成する複数、かつ多種類のネットワークエレメントから送信されるメッセージを収集する多種類のネットワークエレメントオペレーションシステムと、該ネットワークエレメントオペレーションシステムから送信されるメッセージを処理して該通信ネットワークの品質を統合的に監視する統合管理オペレーションシステムとを備えた通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、
前記ネットワークエレメントオペレーションシステムは、
前記ネットワークエレメントからのメッセージを受信したときに、該メッセージに付与されている識別情報に基づいて、該メッセージを前記統合管理オペレーションシステムにリアルタイム送信するか、該メッセージを所定メモリに蓄積した後に送信するかを決定する送信決定手段と、
前記送信決定手段での決定に基づいて、該メッセージの送信を制御するメッセージ送信制御手段とを備えたことを特徴とする通信ネットワークオペレーションシステム。 - 請求項1記載の通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、
前記識別情報は、緊急性の高さを表す優先度を示す情報であることを特徴とする通信ネットワークオペレーションシステム。 - 請求項1又は2記載の通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、
前記メッセージ送信制御手段は、前記所定メモリに蓄積されたメッセージを前記統合管理オペレーションシステムからの要求に応じて送信することを特徴とする通信ネットワークオペレーションシステム。 - 請求項1乃至3いずれか記載の通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、
前記統合管理オペレーションシステムは、
前記ネットワークエレメントオペレーションシステムの前記送信決定手段でリアルタイム送信すると決定されて送信された優先度の高いメッセージを、受信した順に待ちキューに格納する高優先度メッセージ格納手段と、
優先度の高くないメッセージを集めるための制御信号を所定のタイミングで前記ネットワークエレメントオペレーションシステムに送信する低優先度メッセージ収集指示手段と、
前記低優先度メッセージ収集手段により送信された制御信号に対して前記ネットワークエレメントオペレーションシステムから返信される優先度の高くないメッセージを一時蓄積手段に蓄積する低優先度メッセージ蓄積手段とを備えたことを特徴とする通信ネットワークオペレーションシステム。 - 請求項4記載の通信ネットワークオペレーションシステムにおいて、
前記統合管理オペレーションシステムは、
前記待ちキューに格納されているメッセージの処理を優先して実行し、前記一時蓄積手段に蓄積されているメッセージの処理を前記待ちキューに格納されているメッセージの処理の後に行なうメッセージ優先順位処理手段を備えたことを特徴とする通信ネットワークオペレーションシステム。 - 通信ネットワークを構成する複数、かつ多種類のネットワークエレメントから送信されるメッセージを収集する多種類のネットワークエレメントオペレーションシステムと、該ネットワークエレメントオペレーションシステムから送信されるメッセージを処理して該通信ネットワークの品質を統合的に監視する統合管理オペレーションシステムとを備えた通信ネットワークオペレーションシステムのメッセージ送信制御方法において、
前記ネットワークエレメントオペレーションシステムは、
前記ネットワークエレメントからのメッセージを受信したときに、該メッセージに付与されている識別情報に基づいて、該メッセージを前記統合管理オペレーションシステムにリアルタイム送信するか、該メッセージを所定メモリに蓄積した後に送信するかを決定し、
その決定に基づいて、該メッセージの送信を制御することを特徴とするメッセージ送信制御方法。 - 請求項6記載のメッセージ送信制御方法において、
前記識別情報は、緊急性の高さを表す優先度を示す情報であることを特徴とするメッセージ送信制御方法。 - 請求項6又は7記載のメッセージ送信制御方法において、
前記ネットワークエレメントオペレーションシステムは、
前記所定メモリに蓄積されたメッセージを前記統合管理オペレーションシステムからの要求に応じて送信することを特徴とするメッセージ送信制御方法。 - 請求項6乃至8いずれか記載のメッセージ送信制御方法において、
前記統合管理オペレーションシステムは、
前記ネットワークエレメントオペレーションシステムの前記決定でリアルタイム送信すると決定されて送信された優先度の高いメッセージを、受信した順に待ちキューに格納することを特徴とするメッセージ送信制御方法。 - 請求項9記載のメッセージ送信制御方法において、
前記統合管理オペレーションシステムは、
優先度の高くないメッセージを集めるための制御信号を所定のタイミングで前記ネットワークエレメントオペレーションシステムに送信し、
前記制御信号に対して前記ネットワークエレメントオペレーションシステムから返信される優先度の高くないメッセージを一時蓄積手段に蓄積することを特徴とするメッセージ送信制御方法。 - 請求項9又は10記載のメッセージ送信制御方法において、
前記統合管理オペレーションシステムは、
前記待ちキューに格納されているメッセージの処理を優先して実行し、前記一時蓄積手段に蓄積されているメッセージの処理を前記待ちキューに格納されているメッセージの処理の後に行なうことを特徴とするメッセージ送信制御方法。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |