JP2004120368A - デジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影したデジタル画像データを撮影者毎に仕分けして管理する。
【解決手段】デジタルカメラにおいて、記録メディアを複数装填可能で、且つ複数のリモコンから撮影指示を受信可能とする。各リモコン18と記録メディアとを予め対応付け、該対応関係を示す対応情報を記憶しておき(ステップ102)、リモコンから撮影指示を受信した場合には(ステップ106で肯定判定)、該撮影指示と共に受信した該リモコンを識別するための識別情報を解析して、該撮影指示を行ったリモコンを識別して、該リモコンに対応付けられた記録メディアが装填中であるかを確認する(ステップ108)。対応する記録メディアが装填されていたら、撮影を行ってデジタル画像データを取得し(ステップ110)、対応する記録メディアを選択して取得したデジタル画像データを記録する。
【選択図】 図3
【解決手段】デジタルカメラにおいて、記録メディアを複数装填可能で、且つ複数のリモコンから撮影指示を受信可能とする。各リモコン18と記録メディアとを予め対応付け、該対応関係を示す対応情報を記憶しておき(ステップ102)、リモコンから撮影指示を受信した場合には(ステップ106で肯定判定)、該撮影指示と共に受信した該リモコンを識別するための識別情報を解析して、該撮影指示を行ったリモコンを識別して、該リモコンに対応付けられた記録メディアが装填中であるかを確認する(ステップ108)。対応する記録メディアが装填されていたら、撮影を行ってデジタル画像データを取得し(ステップ110)、対応する記録メディアを選択して取得したデジタル画像データを記録する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラに係わり、特に、複数の記録メディアを装填可能で、且つ被写体像を撮影して前記被写体像を示すデジタル画像データを取得し、取得した前記デジタル画像データを前記記録メディアに記録するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、デジタルカメラでは、メモリカードなどの可搬性の記憶メディアを装填可能となっており、撮影した画像を表すデジタル画像データを記録メディアに記憶するようになっている。また、記録されたデジタル画像データは、その場でデジタルカメラの背面に設けられた液晶画面などの表示手段に再生表示可能であり、撮影者が撮影したデジタル画像データを確認することができるようになっている。
【0003】
ここで、複数の者が持ち回りで1台のデジタルカメラを使用した場合に、撮影したデジタル画像データを撮影者毎に仕分けして管理したいという要望がある。一般的なデジタルカメラでは、装填可能な記録メディアの個数は1つのみであり、複数の者が持ち回りで1台のデジタルカメラを使用すると、各自が撮影したデジタル画像データは、撮影者に係わらず撮影した順番で1つの記録メディアに記録されてしまう。このため、撮影者毎に仕分けるには、各自が記録メディアを準備し、撮影時に自分の記録メディアに差換える必要があり、作業が煩雑である。
【0004】
複数の記録メディアに撮影したデジタル画像データを記録する技術としては、従来より、デジタルカメラに複数の記憶メディアを装填可能とし、1回の撮影動作で複数の記録メディアに同一のデジタル画像データを記録する技術が提案されてりう(特許文献1参照)。詳しくは、撮影前に、通常記録モードか複数記録モードかを選択し、通常記録モードが選択された場合は、撮影により取得したデジタル画像データを1つの記録メディアに記録し、複数記録モードが選択された場合は、撮影により取得したデジタル画像データを装填中の全ての記録媒体に記録するようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−231420号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、複数の記録メディアを装填可能であっても、1つの記録メディアのみを装填するデジタルカメラと同様に、全ての記録メディアに対して、撮影したデジタル画像データが撮影した順番で記録されるようになっていた。このため、複数の者が持ち回りで撮影を行った場合は、やはり撮影したデジタル画像データを撮影者毎に仕分けすることは困難であった。
【0007】
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、撮影したデジタル画像データを撮影者毎に仕分けして管理することができるデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の記録メディアを装填可能で、且つ被写体像を撮影して前記被写体像を示すデジタル画像データを取得し、取得した前記デジタル画像データを前記記録メディアに記録するデジタルカメラであって、予め固有の識別情報が割当てられ、操作されることにより撮影指示を前記識別情報と共に送信する複数のリモコンと、前記リモコンから送信された撮影指示及び識別情報を受信するための受信手段と、前記リモコンと前記記録メディアとの対応関係を示す対応情報を記憶する記憶手段と前記受信手段により前記撮影指示を受信した場合に、前記撮影を実行すると共に、該撮影指示と共に受信した前記識別情報に基づいて該撮影指示を送信したリモコンを識別し、前記記憶手段に記憶されている前記対応情報を参照して、装填中の記録メディアの中から、該識別したリモコンに対応する前記記録メディアを選択して、前記撮影により取得した前記デジタル画像データを記録するように制御する制御手段と、を有することを特徴としている。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、受信手段により複数のリモコンの何れかから送信された撮影指示を受信した場合は、制御手段により、該撮影指示に呼応して撮影を実行して、デジタル画像データが取得されると共に、該撮影指示と共に送信されてきた識別情報に基づいて、該撮影指示を行ったリモコンを識別する。そして、予め記憶手段に記憶されている複数のリモコンの各々と記録メディアとの対応関係を示す対応情報に基づいて、装填中の記録メディアの中から該識別したリモコンに対応する記録メディアを選択して、該選択した記録メディアにのみ取得したデジタル画像データを記憶する。これにより、複数の者が持ち回りで撮影する場合には、各自の記録メディアをデジタルカメラに装填して、各々の記録メディアと対応付けられたリモコンを操作して、撮影指示を行えば、自分の記録メディアのみに撮影したデジタル画像データを記録することができる。すなわち、撮影者毎の記録メディアに該撮影者のデジタル画像データが仕分けされて記録されるので、撮影後に仕分けする必要がない。
【0010】
なお、リモコンと記録メディアの対応関係は、各リモコンと記録メディアが装填されるスロットとを対応付けておき、各撮影者に各自が操作するリモコン18と対応付けられたスロットに自分の記録メディアを装填させるようにするなどによって、予めリモコンと記録メディアとを対応付けておくこともできるが、請求項2に記載されているように、前記対応情報を設定する設定手段を更に有し、撮影者が任意に対応関係を更新できるようにしてもよい。
【0011】
この場合、請求項3に記載されているように、前記対応情報が、前記記録メディアの保有者を特定するための保有者情報を含み、 前記保有者情報を前記記録メディアに書き込む書込手段を更に備え、前記制御手段が、前記記録メディアに書き込まれた保有者情報と、前記対応情報に含まれる保有者情報とを照合して、前記記録メディアを選択する、ようにするとよい。
【0012】
また、上記のデジタルカメラにおいては、請求項4に記載されているように、前記制御手段は、識別したリモコンに対応する記録メディアが未装填の場合には、前記記録を中止するようにすると、不正利用の防止効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明に係る実施形態の1例を詳細に説明する。
【0014】
図1(A)に示すように、本発明が適用されたデジタルカメラ10の正面には、露光に際して被写体が適正な露光光量が得られない低照度の場合に発光されるストロボ12と、撮影される被写体像と略同等の像を示す光が入射するファインダー窓14と、被写体像を結像させるための光学ユニット16と、リモコン18(図2参照、図1では省略)から赤外線により送信された指示信号を受信する受信手段としての赤外線受光部20と、が設けられている。
【0015】
なお、光学ユニット16内の撮影レンズは、1枚又は複数枚のレンズで構成され、単一の焦点距離(固定焦点)のレンズでも良いし、ズームレンズや望遠/広角の二焦点切替式レンズの如く焦点距離可変のものでもよい。
【0016】
また、デジタルカメラ10の側面には、撮影によって得られた画像データをデジタルデータとして記憶する可搬型の記録メディア22を装着可能なスロット24が複数(本実施の形態では3つ)設けられている。すなわち、デジタルカメラ10は、同時に複数(本実施の形態では3つ)の記録メディア22を装填可能となっている。
【0017】
一方、デジタルカメラ10の背面には、図1(B)に示すように、表示手段として、撮影によって得られた被写体像、各種メニュー、パラメータ等を表示するためのLCD(LCD)26と、及びファインダー窓14から入射した光が図示しない光学部材を介して案内され、撮影する被写体像の構図を決定する際に撮影者によって覗かれるファインダー接眼部28と、が設けられている。
【0018】
また、デジタルカメラ10の背面には、さらに、LCD26に表示されたメニュー画面から所望のメニュー項目又はパラメータを選択する際に操作される十字ボタン30、各種指示を入力するために押圧操作される指示入力ボタン32が設けられている。また、本実施の形態では、この十字ボタン30及び指示入力ボタン32の操作により、リモコン18と記録メディア22の対応付けが行われるようになっており、十字ボタン30及び指示入力ボタン32が設定手段に対応している。
【0019】
更に、デジタルカメラ10の上面には、デジタルカメラ10の各部への電源電力の供給/供給停止の切り替えを行う電源スイッチ34と、撮影記録の指示入力のために撮影者によって押圧操作されるシャッタスイッチ(所謂レリーズスイッチ)36と、撮影モードを選択する際に撮影者によって回転操作されるモードダイヤル38と、が設けられている。
【0020】
なお、本実施の形態では、モードダイヤル38では、撮影した画像データを装填中の全ての記録メディア22に記録する通常撮影モード、記録する記録メディア22を選択して記録するメディア切換え撮影モード、撮影した画像をLCD26に再生表示する再生モードを選択可能となっている。
【0021】
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の構成を説明する。
【0022】
同図に示すように、デジタルカメラ10は、光学ユニット16を通過した被写体像を示す入射光に基づき被写体を撮像して被写体像を示すアナログ画像信号を出力する撮像素子としてのCCD(Charge Coupled Device)40と、入力された信号に対して所定のアナログ信号処理を施すアナログ信号処理部42と、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という。)44と、入力されたデジタル信号に対して所定のデジタル信号処理を行うDSP(Digital Signal Processor)46と、主として被写体像を示すデジタル信号によって示される情報を記憶するSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)48と、各種プログラムや所定データ等の情報が記憶されたフラッシュROM(Flash Read Only Memory)50と、各スロット24に装填された記録メディア22に対して各種情報を読み書きする書込手段としての記録メディア制御部(I/F)52と、光学ユニット16を駆動するための各種のモータ(例えば光学ユニット16に含まれる撮影レンズを移動させるためのズームモータ、フォーカスレンズを移動させるためのAF(Auto Focus)モータ、及び絞り・シャッタ機構を駆動するアイリスシャッタモータなど)を駆動するためのモータドライブ54と、CCD40に対する撮影時のタイミング制御を行うCCD制御部56と、ストロボ12の発光の制御を行うストロボ制御部58と、を備えている。
【0023】
また、デジタルカメラ10は、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央演算処理装置)60を更に備えている。このCPU60は、SDRAM48及びフラッシュROM50と共にメインバスMBに接続されており、SDRAM48及びフラッシュROM50に任意にアクセスすることができる。
【0024】
また、CPU60は、十字ボタン30、指示入力ボタン32、電源スイッチ34、シャッタスイッチ36、及びモードダイヤル38といった該デジタルカメラ10に設けられている操作手段と接続されており、これら操作手段の撮影者による操作状態を常時把握できる。
【0025】
また、CPU60は、赤外線受光部20ともインタフェース回路(図示省略)を介して接続されており、撮影者がリモコン18を操作して該リモコン18から指示信号が送信された場合には、赤外線受光部20によりこの指示信号が受信されて、CPU60に入力される。すなわち、CPU60では、撮影者によるリモコン18の操作状態も把握できる。なお、各リモコン18には、互いに異なる識別情報が予め付与されており、各リモコン18では、撮影者による操作に応じた指示信号を送信する際に、同時にこの識別情報を表す信号も送信するようになっている。
【0026】
さらに、このCPU60は、LCD24、DSP46、記録メディア制御部52、モータドライブ54、CCD制御部56、及びストロボ制御部58とも接続されており、撮影者による操作手段(十字ボタン30、電源スイッチ34、シャッタスイッチ36、及びモードダイヤル38)及びリモコン18の操作状態に応じて、これら各部の作動を制御する。
【0027】
詳しくは、CPU60は、撮影モード時は、所定のタイミングでCCD制御部56を駆動させ、CCD40に被写体像を撮影させる。
【0028】
なお、一般に、CCD40には、シャッターゲートを介してシャッタードレインが設けられており、シャッターゲートをシャッターゲートパルスによって駆動することにより、蓄積した信号電荷をシャッタードレインに掃き出すことができる。すなわち、CCD40は、シャッターゲートパルスによって各センサに蓄積される電荷の蓄積時間(シャッタスピード)を制御する、所謂電子シャッター機能を有しており、絞り・シャッタ機構のシャッタ機能の代わりにこの電子シャッター機能を用いるようにしてもよい。
【0029】
このCCD40の出力端はアナログ信号処理部42の入力端に、アナログ信号処理部42の出力端はA/D変換器44の入力端に、A/D変換器44の出力端はDSP46の入力端に、各々接続されている。また、DSP46及びSDRAM48は共にメインバスMBに接続されている。
【0030】
CCD40から出力された被写体像を示すアナログ画像信号は、アナログ信号処理部42により所定のアナログ信号処理が施され、次いでA/D変換器44によりデジタル画像信号に変換された後、DSP46により所定のデジタル信号処理が施されてデジタル画像データとしてSDRAM48に一旦記憶される。
【0031】
より詳しくは、DSP46では、デジタル画像信号に対して、光源種に応じたデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整を行うと共に、ガンマ処理及びシャープネス処理を行って所定のデジタル画像データを生成し、更にYC変換処理して、輝度データYとクロマデータCr、Cb(以下「YCデータ」という)を生成し、このYCデータを被写体像を表すデジタル画像データとしてSDRAM48に格納する。
【0032】
また、このDSP46は、記録メディア制御部52及びLCD24とも接続されており、SDRAM48に記憶されたデジタル画像データは、図示しない圧縮伸長手段により所定の圧縮方式で圧縮された後、DSP46から記録メディア制御部52に転送され、記録メディア制御部52により記録メディア22に記憶することができる。
【0033】
なお、記録メディア22としては、スマートメディア、PCカート、マイクロドライブ、マルチメディアカード(MMC)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどの種々の形態が可能であり、使用されるメディアに応じた信号処理手段とインターフェースが適用される。
【0034】
また、モードダイヤル38により再生モードが選択された画像再生時には、記録メディア22に記憶された再生対象とするデジタル画像データが記録メディア制御部52により読み出されてDSP46に転送され、図示しない圧縮伸長手段により伸長されて、LCD26に表示される。
【0035】
また、CCD40から出力される画像信号によってデジタル画像データが定期的に書き換えられ、そのデジタル画像データから生成される映像信号がLCD26に供給されることにより、CCD40がとらえる被写体像が略リアルタイムに動画像として、或いは連続した画像としてLCD26に表示される。
【0036】
LCD26は、電子ビューファインダとして利用でき、撮影者はこのLCD26の表示画像(所謂スルー画像)、又は光学ファインダ(図1のファインダー窓14から入射した光を図示しない光学部材によりファインダー接眼部28に案内することで実現される)によって、撮影画角を確認することができる。シャッタスイッチ36の押下操作やリモコン18の操作など所定の記録指示(撮影指示)操作に呼応して、記録用のデジタル画像データの取り込みが開始される。
【0037】
また、DSP46は、OSD(On Screen Display)機能を備えており、各種のビットマップデータに基づいてメニュー画面、パラメータ設定値、マークなどをLCD26に表示可能である。例えば、撮影により得られた画像上に、バッテリーマークや日時などを重畳表示可能である。なお、ビットマップデータは、予めフラッシュROM50に記憶されている。
【0038】
ここで、本実施の形態のデジタルカメラ10には、予め複数のリモコン18が付属されており、スロット24に装填中の記録メディア22とリモコン18とを予め対応付けて、該対応関係を表す情報(以下、対応情報)70をフラッシュROM50に記録可能となっている。すなわち、フラッシュROM50が本発明の記憶手段に対応する。
【0039】
CPU60は、リモコン18からの記録指示操作に呼応して記録用のデジタル画像データを取り込んだ場合には、対応情報70を参照して、該記録指示操作が行われたリモコン18に対応する記録メディア22を選択して、記録メディア制御部52に、取り込んだデジタル画像データを選択した記録メディア22に記録させるようになっている。すなわち、CPU60が本発明の制御手段に対応している。
【0040】
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態のデジタルカメラ10は、電源スイッチ34の操作により起動される。
【0041】
撮影者は、通常の撮影を行う場合には、モードダイヤル38を操作して通常撮影モードに切替えてから、電子ビューファインダ或いは光学ファインダにより被写体の構図を決定し、シャッタスイッチ36を押圧操作する。この操作を受けて、デジタルカメラ10では、CPU60の制御により、以下の如く動作する。すあわち、CCD40により被写体像を撮影し、CCD40の出力結果に基づいて被写体像を示すデジタル画像データがDSP46で生成され、SDRAM48に一旦記憶される(記録用の画像データの取り込み)。その後、このデジタル画像データは、DSP46によりSDRAM48から読み出されて、記憶メディア制御部52によりスロット24に装填されている記録メディア22に記録される。なお、本実施の形態では、通常撮影モード選択時は、スロット24に装填されている全ての記録メディア22に、撮影によって取得された記録用のデジタル画像データを記録するようになっている。
【0042】
また、複数の撮影者で持ち回りで該デジタルカメラ10を使用して撮影したい場合には、撮影者は、モードダイヤル38を操作してメディア切換え撮影モードにモード選択を切替えると共に、各自の記録メディア22をスロット24に装填して、初期設定として、各自が操作するリモコン18と各自が撮影した画像データを記録する記録メディア22との対応付けを行ってから撮影を行うようになっている。
【0043】
詳しくは、メディア切換え撮影モードに切り替わると、デジタルカメラ10では、CPU60により、図3に示す制御処理が行われる。
【0044】
図3に示すように、メディア切換え撮影モード時には、まず、ステップ100で、各スロット24に記録メディア22が装填されているかを判別し、何れのスロット24にも記録メディア22が未装填の場合は、記録メディア22が装填されるまで待機する。何れかのスロット24に記録メディア22が装填されていた、或いは装填された場合は、次のステップ102に進み、記録メディア22をリモコン18と対応付ける。
【0045】
具体的に、本実施の形態では、この対応付けのために、DSP46のOSD機能を駆動して、保有者情報として撮影者の名前を入力し、且つスロット24の選択するための画面をLCD26に表示させるようになっている。また、名前入力及びスロット選択してリモコン18を赤外線受光部20に向けて操作(押圧)するように促すメッセージをLCD26に表示させるようになっている。撮影者は、十字ボタン30や指示入力ボタン32を操作して、自分の名前を入力し、自分の記録メディア22を装填したスロット24を選択する。撮影者により名前入力及びスロット選択がなされたら、記録メディア制御部52を駆動して、入力された名前を示す情報を選択されたスロット24に装填されている記録メディア22の所定領域に書き込む。
【0046】
なお、既に記録メディア22に名前を示す情報が書き込まれていた場合には、入力された名前を記録メディア22に書き込まれている名前と照合して、一致している場合にのみ、リモコン18との対応付けを許可するようにすれば、不正利用の防止効果がある。或いは、既に記録メディア22に名前を示す情報が書き込まれていた場合には、該情報に基づいて名前をLCD26に表示し、自分の名前と合っているか否かを選択させ、必要なときのみ、名前の変更を受け付けるようにしてもよく、毎回名前を入力する撮影者の手間を省くようにしてもよい。この場合、記録メディア22に書き込まれている名前を他人が勝手に書替えるのを防止するために、パスワードによる認証などを行うようにするとよい。
【0047】
続いて、リモコン18を赤外線受光部20に向けて操作(押圧)するように促すメッセージをLCD26に表示させる。撮影者は、この指示に従ってリモコン18を操作し、これにより、リモコン18から信号が送信され、この信号は赤外線受光部20により受光されてCPU60に入力される。CPU60では、この信号を解析して、該信号に含まれる当該リモコン18を識別するための識別情報を抽出する。そして、抽出した識別情報を表す情報と、撮影者により入力された撮影者の名前を示す情報及び選択されたスロット24を示す情報とを対応付けて対応情報70を生成し、フラッシュROM50に記憶しておく。以上のようにして、撮影者が操作するリモコン18と撮影した画像データを記録する記録メディア22との対応付けがなされる。
【0048】
なお、リモコン18と記録メディア22とは1対1対応でなくても構わない。例えば、一人の撮影者が2つの記録メディア22にデジタル画像データを記録したい場合には、1つのリモコン18に対して2つの記録メディア22(2つのスロット24に装填されている2つの記録メディア22)を対応付けてもよい。
【0049】
その後、記録メディア22が未装填であったスロット24に記録メディア22が新たに装填されたり、装填中の記録メディア22の入替えが行われた場合には、随時、次のステップ104からステップ102に戻って、新規装填された記録メディア22或いは入替られた記録メディア22とリモコン18との対応付けが行われる。
【0050】
撮影者は、上記のようにして、自分が操作するリモコン18と自分の記録メディア22との対応付けを行ったら、構図を決定して、自分のリモコン18を操作して、リモコン18から撮影指示を赤外線受光部20へ向けて送信させる。これにより、リモコン18から撮影指示を示す信号と共に、該リモコン18を識別する識別情報を示す信号とが送信され、赤外線受光部20により受信される。
【0051】
赤外線受光部20により撮影指示を示す信号を受信すると、CPU60では、ステップ104からステップ106、ステップ108と進み、該撮影指示と共にリモコン18から送信されてきた識別情報を表す情報を解析し、フラッシュROM50に記憶されている対応情報70を参照して、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディアが装填中であるかを判断する。詳しくは、対応情報70を参照して、記録メディア制御部52に、リモコン18に対応するスロット24に記録メディア22が装填されているか、また装填されている場合は、該スロット24に装填中の記録メディア22から撮影者の名前を示す情報を読み出させ、該読み出した名前と対応情報70に登録されている名前とが一致するかを確認する。
【0052】
名前が一致した場合は、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディア22が装填中であると判断し、ステップ108からステップ110に進み、撮影を行う。すなわち、CCD40により被写体像を撮影し、CCD40の出力結果に基づいて被写体像を示すデジタル画像データがDSP46で生成され、SDRAM48に一旦記憶される(記録用の画像データの取り込み)。
【0053】
続いて、ステップ112で、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディア22を選択して、撮影により得られたデジタル画像データを記録する。詳しくは、リモコン18に対応する記録メディア22が装填されているスロット24を指定して記録メディア制御部52に書き込み許可を通知すると共に、DSP46によりSDRAM48からデジタル画像データを読み出させて、記憶メディア制御部52に送出させる。これを受けて、記録メディア制御部52では、書き込み許可されたスロット24に装填されている記録メディア22にデジタル画像データを記録する。
【0054】
一方、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディア22が装填されていない場合には、ステップ108からステップ114に進み、該撮影指示に応じた撮影を中止し、デジタル画像データの記録メディアへの記録を中止する。
【0055】
メディア切換え撮影モードが終了されるまで、次のステップ116からステップ104に戻り、記録メディア22が新規装填又は入替されたり、リモコン18から撮影指示を受信するのを待機する。撮影者によりモードダイヤル38が操作されて、メディア切換え撮影モード以外のモードが選択されたり、電源スイッチ34が操作されて該デジタルカメラ10の電源がOFFされたり、或いは所定時間以上、何ら操作されず、オートパワーオフ機能により電源がOFFされたら、ステップ116で肯定判定されて図3の処理は終了される。
【0056】
このように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、記録メディア22を複数装填可能で、且つ複数のリモコン18から撮影指示を受信可能であり、各リモコン18と記録メディア22とを予め対応付けておき、撮影指示を受信した場合には、該指示を行ったリモコン18を識別して、該リモコン18に対応付けられた記録メディア22を選択して画像データが記録されるようになっている。これにより、複数の者で該デジタルカメラ10を持ち回りで使用する場合には、各自の記録メディア22を装填して、各自が操作するリモコン18と該記録メディア22とを対応付けておけば、各撮影者が撮影した画像を表すデジタル画像データは各自の記録メディア22にのみ記録されるので、撮影後に撮影者毎にデジタル画像データを仕分けする必要がない。
【0057】
また、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディア22の判別に、対応情報70と記録メディア22側との撮影者の名前を示す情報の照合も行うことにより、例えば、途中で記録メディア22が入れ替えられた場合などに、間違って他人の記録メディア22にデジタル画像データを記録してしまうことを防止することができる。なお、本実施の形態では、保有者情報として、該記録メディア22の保有者(撮影者)の名前を用いた場合を例に説明したが、保有者を識別できればよい。例えば、ニックネームでもよいし、会社内で該デジタルカメラを用いるのであれば、撮影者の社員番号(ID)でもよい。また、記録メディア22は複数人で共用されず、各記録メディア22の保有者は1人であることを前提にして、各記録メディア22の製造番号を保有者情報として利用することもできる。
【0058】
また、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディア22が装填されていない場合には撮影を中止する、すなわち、リモコン18と記録メディア22との対応付けを行っていない撮影者には、撮影が許可されないので、不正利用の防止効果もある。
【0059】
なお、上記では、撮影者が、各自が操作するリモコン18と自分の記録メディア22との対応付け作業を行う場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、図2に示す如くリモコン18Aにはスロット24A、リモコン18Bにはスロット24B、リモコン18Cにはスロット24Cというように、各リモコン18と各スロット24とを予め一意に対応付けておいてもよい。この場合、各撮影者は、各自が操作するリモコン18と対応付けられたスロット24に自分の記録メディア22を装填すればよい。
【0060】
【発明の効果】
上記に示したように、本発明は、撮影したデジタル画像データを撮影者毎に仕分けして管理することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるデジタルカメラの正面図(A)及び背面図(B)である。
【図2】本発明の実施の形態に係わるデジタルカメラの電気系の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係わるデジタルカメラにおいて、メディア切換え撮影モード時にCPUで行われる制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
18 リモコン
20 赤外線受光部
22 記録メディア
24 スロット
26 LCD
30 十字ボタン
32 指示入力ボタン
36 シャッタスイッチ
38 モードダイヤル
50 フラッシュROM
52 記録メディア制御部
60 CPU
70 対応情報
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラに係わり、特に、複数の記録メディアを装填可能で、且つ被写体像を撮影して前記被写体像を示すデジタル画像データを取得し、取得した前記デジタル画像データを前記記録メディアに記録するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、デジタルカメラでは、メモリカードなどの可搬性の記憶メディアを装填可能となっており、撮影した画像を表すデジタル画像データを記録メディアに記憶するようになっている。また、記録されたデジタル画像データは、その場でデジタルカメラの背面に設けられた液晶画面などの表示手段に再生表示可能であり、撮影者が撮影したデジタル画像データを確認することができるようになっている。
【0003】
ここで、複数の者が持ち回りで1台のデジタルカメラを使用した場合に、撮影したデジタル画像データを撮影者毎に仕分けして管理したいという要望がある。一般的なデジタルカメラでは、装填可能な記録メディアの個数は1つのみであり、複数の者が持ち回りで1台のデジタルカメラを使用すると、各自が撮影したデジタル画像データは、撮影者に係わらず撮影した順番で1つの記録メディアに記録されてしまう。このため、撮影者毎に仕分けるには、各自が記録メディアを準備し、撮影時に自分の記録メディアに差換える必要があり、作業が煩雑である。
【0004】
複数の記録メディアに撮影したデジタル画像データを記録する技術としては、従来より、デジタルカメラに複数の記憶メディアを装填可能とし、1回の撮影動作で複数の記録メディアに同一のデジタル画像データを記録する技術が提案されてりう(特許文献1参照)。詳しくは、撮影前に、通常記録モードか複数記録モードかを選択し、通常記録モードが選択された場合は、撮影により取得したデジタル画像データを1つの記録メディアに記録し、複数記録モードが選択された場合は、撮影により取得したデジタル画像データを装填中の全ての記録媒体に記録するようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−231420号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、複数の記録メディアを装填可能であっても、1つの記録メディアのみを装填するデジタルカメラと同様に、全ての記録メディアに対して、撮影したデジタル画像データが撮影した順番で記録されるようになっていた。このため、複数の者が持ち回りで撮影を行った場合は、やはり撮影したデジタル画像データを撮影者毎に仕分けすることは困難であった。
【0007】
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、撮影したデジタル画像データを撮影者毎に仕分けして管理することができるデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の記録メディアを装填可能で、且つ被写体像を撮影して前記被写体像を示すデジタル画像データを取得し、取得した前記デジタル画像データを前記記録メディアに記録するデジタルカメラであって、予め固有の識別情報が割当てられ、操作されることにより撮影指示を前記識別情報と共に送信する複数のリモコンと、前記リモコンから送信された撮影指示及び識別情報を受信するための受信手段と、前記リモコンと前記記録メディアとの対応関係を示す対応情報を記憶する記憶手段と前記受信手段により前記撮影指示を受信した場合に、前記撮影を実行すると共に、該撮影指示と共に受信した前記識別情報に基づいて該撮影指示を送信したリモコンを識別し、前記記憶手段に記憶されている前記対応情報を参照して、装填中の記録メディアの中から、該識別したリモコンに対応する前記記録メディアを選択して、前記撮影により取得した前記デジタル画像データを記録するように制御する制御手段と、を有することを特徴としている。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、受信手段により複数のリモコンの何れかから送信された撮影指示を受信した場合は、制御手段により、該撮影指示に呼応して撮影を実行して、デジタル画像データが取得されると共に、該撮影指示と共に送信されてきた識別情報に基づいて、該撮影指示を行ったリモコンを識別する。そして、予め記憶手段に記憶されている複数のリモコンの各々と記録メディアとの対応関係を示す対応情報に基づいて、装填中の記録メディアの中から該識別したリモコンに対応する記録メディアを選択して、該選択した記録メディアにのみ取得したデジタル画像データを記憶する。これにより、複数の者が持ち回りで撮影する場合には、各自の記録メディアをデジタルカメラに装填して、各々の記録メディアと対応付けられたリモコンを操作して、撮影指示を行えば、自分の記録メディアのみに撮影したデジタル画像データを記録することができる。すなわち、撮影者毎の記録メディアに該撮影者のデジタル画像データが仕分けされて記録されるので、撮影後に仕分けする必要がない。
【0010】
なお、リモコンと記録メディアの対応関係は、各リモコンと記録メディアが装填されるスロットとを対応付けておき、各撮影者に各自が操作するリモコン18と対応付けられたスロットに自分の記録メディアを装填させるようにするなどによって、予めリモコンと記録メディアとを対応付けておくこともできるが、請求項2に記載されているように、前記対応情報を設定する設定手段を更に有し、撮影者が任意に対応関係を更新できるようにしてもよい。
【0011】
この場合、請求項3に記載されているように、前記対応情報が、前記記録メディアの保有者を特定するための保有者情報を含み、 前記保有者情報を前記記録メディアに書き込む書込手段を更に備え、前記制御手段が、前記記録メディアに書き込まれた保有者情報と、前記対応情報に含まれる保有者情報とを照合して、前記記録メディアを選択する、ようにするとよい。
【0012】
また、上記のデジタルカメラにおいては、請求項4に記載されているように、前記制御手段は、識別したリモコンに対応する記録メディアが未装填の場合には、前記記録を中止するようにすると、不正利用の防止効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明に係る実施形態の1例を詳細に説明する。
【0014】
図1(A)に示すように、本発明が適用されたデジタルカメラ10の正面には、露光に際して被写体が適正な露光光量が得られない低照度の場合に発光されるストロボ12と、撮影される被写体像と略同等の像を示す光が入射するファインダー窓14と、被写体像を結像させるための光学ユニット16と、リモコン18(図2参照、図1では省略)から赤外線により送信された指示信号を受信する受信手段としての赤外線受光部20と、が設けられている。
【0015】
なお、光学ユニット16内の撮影レンズは、1枚又は複数枚のレンズで構成され、単一の焦点距離(固定焦点)のレンズでも良いし、ズームレンズや望遠/広角の二焦点切替式レンズの如く焦点距離可変のものでもよい。
【0016】
また、デジタルカメラ10の側面には、撮影によって得られた画像データをデジタルデータとして記憶する可搬型の記録メディア22を装着可能なスロット24が複数(本実施の形態では3つ)設けられている。すなわち、デジタルカメラ10は、同時に複数(本実施の形態では3つ)の記録メディア22を装填可能となっている。
【0017】
一方、デジタルカメラ10の背面には、図1(B)に示すように、表示手段として、撮影によって得られた被写体像、各種メニュー、パラメータ等を表示するためのLCD(LCD)26と、及びファインダー窓14から入射した光が図示しない光学部材を介して案内され、撮影する被写体像の構図を決定する際に撮影者によって覗かれるファインダー接眼部28と、が設けられている。
【0018】
また、デジタルカメラ10の背面には、さらに、LCD26に表示されたメニュー画面から所望のメニュー項目又はパラメータを選択する際に操作される十字ボタン30、各種指示を入力するために押圧操作される指示入力ボタン32が設けられている。また、本実施の形態では、この十字ボタン30及び指示入力ボタン32の操作により、リモコン18と記録メディア22の対応付けが行われるようになっており、十字ボタン30及び指示入力ボタン32が設定手段に対応している。
【0019】
更に、デジタルカメラ10の上面には、デジタルカメラ10の各部への電源電力の供給/供給停止の切り替えを行う電源スイッチ34と、撮影記録の指示入力のために撮影者によって押圧操作されるシャッタスイッチ(所謂レリーズスイッチ)36と、撮影モードを選択する際に撮影者によって回転操作されるモードダイヤル38と、が設けられている。
【0020】
なお、本実施の形態では、モードダイヤル38では、撮影した画像データを装填中の全ての記録メディア22に記録する通常撮影モード、記録する記録メディア22を選択して記録するメディア切換え撮影モード、撮影した画像をLCD26に再生表示する再生モードを選択可能となっている。
【0021】
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の構成を説明する。
【0022】
同図に示すように、デジタルカメラ10は、光学ユニット16を通過した被写体像を示す入射光に基づき被写体を撮像して被写体像を示すアナログ画像信号を出力する撮像素子としてのCCD(Charge Coupled Device)40と、入力された信号に対して所定のアナログ信号処理を施すアナログ信号処理部42と、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という。)44と、入力されたデジタル信号に対して所定のデジタル信号処理を行うDSP(Digital Signal Processor)46と、主として被写体像を示すデジタル信号によって示される情報を記憶するSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)48と、各種プログラムや所定データ等の情報が記憶されたフラッシュROM(Flash Read Only Memory)50と、各スロット24に装填された記録メディア22に対して各種情報を読み書きする書込手段としての記録メディア制御部(I/F)52と、光学ユニット16を駆動するための各種のモータ(例えば光学ユニット16に含まれる撮影レンズを移動させるためのズームモータ、フォーカスレンズを移動させるためのAF(Auto Focus)モータ、及び絞り・シャッタ機構を駆動するアイリスシャッタモータなど)を駆動するためのモータドライブ54と、CCD40に対する撮影時のタイミング制御を行うCCD制御部56と、ストロボ12の発光の制御を行うストロボ制御部58と、を備えている。
【0023】
また、デジタルカメラ10は、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央演算処理装置)60を更に備えている。このCPU60は、SDRAM48及びフラッシュROM50と共にメインバスMBに接続されており、SDRAM48及びフラッシュROM50に任意にアクセスすることができる。
【0024】
また、CPU60は、十字ボタン30、指示入力ボタン32、電源スイッチ34、シャッタスイッチ36、及びモードダイヤル38といった該デジタルカメラ10に設けられている操作手段と接続されており、これら操作手段の撮影者による操作状態を常時把握できる。
【0025】
また、CPU60は、赤外線受光部20ともインタフェース回路(図示省略)を介して接続されており、撮影者がリモコン18を操作して該リモコン18から指示信号が送信された場合には、赤外線受光部20によりこの指示信号が受信されて、CPU60に入力される。すなわち、CPU60では、撮影者によるリモコン18の操作状態も把握できる。なお、各リモコン18には、互いに異なる識別情報が予め付与されており、各リモコン18では、撮影者による操作に応じた指示信号を送信する際に、同時にこの識別情報を表す信号も送信するようになっている。
【0026】
さらに、このCPU60は、LCD24、DSP46、記録メディア制御部52、モータドライブ54、CCD制御部56、及びストロボ制御部58とも接続されており、撮影者による操作手段(十字ボタン30、電源スイッチ34、シャッタスイッチ36、及びモードダイヤル38)及びリモコン18の操作状態に応じて、これら各部の作動を制御する。
【0027】
詳しくは、CPU60は、撮影モード時は、所定のタイミングでCCD制御部56を駆動させ、CCD40に被写体像を撮影させる。
【0028】
なお、一般に、CCD40には、シャッターゲートを介してシャッタードレインが設けられており、シャッターゲートをシャッターゲートパルスによって駆動することにより、蓄積した信号電荷をシャッタードレインに掃き出すことができる。すなわち、CCD40は、シャッターゲートパルスによって各センサに蓄積される電荷の蓄積時間(シャッタスピード)を制御する、所謂電子シャッター機能を有しており、絞り・シャッタ機構のシャッタ機能の代わりにこの電子シャッター機能を用いるようにしてもよい。
【0029】
このCCD40の出力端はアナログ信号処理部42の入力端に、アナログ信号処理部42の出力端はA/D変換器44の入力端に、A/D変換器44の出力端はDSP46の入力端に、各々接続されている。また、DSP46及びSDRAM48は共にメインバスMBに接続されている。
【0030】
CCD40から出力された被写体像を示すアナログ画像信号は、アナログ信号処理部42により所定のアナログ信号処理が施され、次いでA/D変換器44によりデジタル画像信号に変換された後、DSP46により所定のデジタル信号処理が施されてデジタル画像データとしてSDRAM48に一旦記憶される。
【0031】
より詳しくは、DSP46では、デジタル画像信号に対して、光源種に応じたデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整を行うと共に、ガンマ処理及びシャープネス処理を行って所定のデジタル画像データを生成し、更にYC変換処理して、輝度データYとクロマデータCr、Cb(以下「YCデータ」という)を生成し、このYCデータを被写体像を表すデジタル画像データとしてSDRAM48に格納する。
【0032】
また、このDSP46は、記録メディア制御部52及びLCD24とも接続されており、SDRAM48に記憶されたデジタル画像データは、図示しない圧縮伸長手段により所定の圧縮方式で圧縮された後、DSP46から記録メディア制御部52に転送され、記録メディア制御部52により記録メディア22に記憶することができる。
【0033】
なお、記録メディア22としては、スマートメディア、PCカート、マイクロドライブ、マルチメディアカード(MMC)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどの種々の形態が可能であり、使用されるメディアに応じた信号処理手段とインターフェースが適用される。
【0034】
また、モードダイヤル38により再生モードが選択された画像再生時には、記録メディア22に記憶された再生対象とするデジタル画像データが記録メディア制御部52により読み出されてDSP46に転送され、図示しない圧縮伸長手段により伸長されて、LCD26に表示される。
【0035】
また、CCD40から出力される画像信号によってデジタル画像データが定期的に書き換えられ、そのデジタル画像データから生成される映像信号がLCD26に供給されることにより、CCD40がとらえる被写体像が略リアルタイムに動画像として、或いは連続した画像としてLCD26に表示される。
【0036】
LCD26は、電子ビューファインダとして利用でき、撮影者はこのLCD26の表示画像(所謂スルー画像)、又は光学ファインダ(図1のファインダー窓14から入射した光を図示しない光学部材によりファインダー接眼部28に案内することで実現される)によって、撮影画角を確認することができる。シャッタスイッチ36の押下操作やリモコン18の操作など所定の記録指示(撮影指示)操作に呼応して、記録用のデジタル画像データの取り込みが開始される。
【0037】
また、DSP46は、OSD(On Screen Display)機能を備えており、各種のビットマップデータに基づいてメニュー画面、パラメータ設定値、マークなどをLCD26に表示可能である。例えば、撮影により得られた画像上に、バッテリーマークや日時などを重畳表示可能である。なお、ビットマップデータは、予めフラッシュROM50に記憶されている。
【0038】
ここで、本実施の形態のデジタルカメラ10には、予め複数のリモコン18が付属されており、スロット24に装填中の記録メディア22とリモコン18とを予め対応付けて、該対応関係を表す情報(以下、対応情報)70をフラッシュROM50に記録可能となっている。すなわち、フラッシュROM50が本発明の記憶手段に対応する。
【0039】
CPU60は、リモコン18からの記録指示操作に呼応して記録用のデジタル画像データを取り込んだ場合には、対応情報70を参照して、該記録指示操作が行われたリモコン18に対応する記録メディア22を選択して、記録メディア制御部52に、取り込んだデジタル画像データを選択した記録メディア22に記録させるようになっている。すなわち、CPU60が本発明の制御手段に対応している。
【0040】
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態のデジタルカメラ10は、電源スイッチ34の操作により起動される。
【0041】
撮影者は、通常の撮影を行う場合には、モードダイヤル38を操作して通常撮影モードに切替えてから、電子ビューファインダ或いは光学ファインダにより被写体の構図を決定し、シャッタスイッチ36を押圧操作する。この操作を受けて、デジタルカメラ10では、CPU60の制御により、以下の如く動作する。すあわち、CCD40により被写体像を撮影し、CCD40の出力結果に基づいて被写体像を示すデジタル画像データがDSP46で生成され、SDRAM48に一旦記憶される(記録用の画像データの取り込み)。その後、このデジタル画像データは、DSP46によりSDRAM48から読み出されて、記憶メディア制御部52によりスロット24に装填されている記録メディア22に記録される。なお、本実施の形態では、通常撮影モード選択時は、スロット24に装填されている全ての記録メディア22に、撮影によって取得された記録用のデジタル画像データを記録するようになっている。
【0042】
また、複数の撮影者で持ち回りで該デジタルカメラ10を使用して撮影したい場合には、撮影者は、モードダイヤル38を操作してメディア切換え撮影モードにモード選択を切替えると共に、各自の記録メディア22をスロット24に装填して、初期設定として、各自が操作するリモコン18と各自が撮影した画像データを記録する記録メディア22との対応付けを行ってから撮影を行うようになっている。
【0043】
詳しくは、メディア切換え撮影モードに切り替わると、デジタルカメラ10では、CPU60により、図3に示す制御処理が行われる。
【0044】
図3に示すように、メディア切換え撮影モード時には、まず、ステップ100で、各スロット24に記録メディア22が装填されているかを判別し、何れのスロット24にも記録メディア22が未装填の場合は、記録メディア22が装填されるまで待機する。何れかのスロット24に記録メディア22が装填されていた、或いは装填された場合は、次のステップ102に進み、記録メディア22をリモコン18と対応付ける。
【0045】
具体的に、本実施の形態では、この対応付けのために、DSP46のOSD機能を駆動して、保有者情報として撮影者の名前を入力し、且つスロット24の選択するための画面をLCD26に表示させるようになっている。また、名前入力及びスロット選択してリモコン18を赤外線受光部20に向けて操作(押圧)するように促すメッセージをLCD26に表示させるようになっている。撮影者は、十字ボタン30や指示入力ボタン32を操作して、自分の名前を入力し、自分の記録メディア22を装填したスロット24を選択する。撮影者により名前入力及びスロット選択がなされたら、記録メディア制御部52を駆動して、入力された名前を示す情報を選択されたスロット24に装填されている記録メディア22の所定領域に書き込む。
【0046】
なお、既に記録メディア22に名前を示す情報が書き込まれていた場合には、入力された名前を記録メディア22に書き込まれている名前と照合して、一致している場合にのみ、リモコン18との対応付けを許可するようにすれば、不正利用の防止効果がある。或いは、既に記録メディア22に名前を示す情報が書き込まれていた場合には、該情報に基づいて名前をLCD26に表示し、自分の名前と合っているか否かを選択させ、必要なときのみ、名前の変更を受け付けるようにしてもよく、毎回名前を入力する撮影者の手間を省くようにしてもよい。この場合、記録メディア22に書き込まれている名前を他人が勝手に書替えるのを防止するために、パスワードによる認証などを行うようにするとよい。
【0047】
続いて、リモコン18を赤外線受光部20に向けて操作(押圧)するように促すメッセージをLCD26に表示させる。撮影者は、この指示に従ってリモコン18を操作し、これにより、リモコン18から信号が送信され、この信号は赤外線受光部20により受光されてCPU60に入力される。CPU60では、この信号を解析して、該信号に含まれる当該リモコン18を識別するための識別情報を抽出する。そして、抽出した識別情報を表す情報と、撮影者により入力された撮影者の名前を示す情報及び選択されたスロット24を示す情報とを対応付けて対応情報70を生成し、フラッシュROM50に記憶しておく。以上のようにして、撮影者が操作するリモコン18と撮影した画像データを記録する記録メディア22との対応付けがなされる。
【0048】
なお、リモコン18と記録メディア22とは1対1対応でなくても構わない。例えば、一人の撮影者が2つの記録メディア22にデジタル画像データを記録したい場合には、1つのリモコン18に対して2つの記録メディア22(2つのスロット24に装填されている2つの記録メディア22)を対応付けてもよい。
【0049】
その後、記録メディア22が未装填であったスロット24に記録メディア22が新たに装填されたり、装填中の記録メディア22の入替えが行われた場合には、随時、次のステップ104からステップ102に戻って、新規装填された記録メディア22或いは入替られた記録メディア22とリモコン18との対応付けが行われる。
【0050】
撮影者は、上記のようにして、自分が操作するリモコン18と自分の記録メディア22との対応付けを行ったら、構図を決定して、自分のリモコン18を操作して、リモコン18から撮影指示を赤外線受光部20へ向けて送信させる。これにより、リモコン18から撮影指示を示す信号と共に、該リモコン18を識別する識別情報を示す信号とが送信され、赤外線受光部20により受信される。
【0051】
赤外線受光部20により撮影指示を示す信号を受信すると、CPU60では、ステップ104からステップ106、ステップ108と進み、該撮影指示と共にリモコン18から送信されてきた識別情報を表す情報を解析し、フラッシュROM50に記憶されている対応情報70を参照して、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディアが装填中であるかを判断する。詳しくは、対応情報70を参照して、記録メディア制御部52に、リモコン18に対応するスロット24に記録メディア22が装填されているか、また装填されている場合は、該スロット24に装填中の記録メディア22から撮影者の名前を示す情報を読み出させ、該読み出した名前と対応情報70に登録されている名前とが一致するかを確認する。
【0052】
名前が一致した場合は、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディア22が装填中であると判断し、ステップ108からステップ110に進み、撮影を行う。すなわち、CCD40により被写体像を撮影し、CCD40の出力結果に基づいて被写体像を示すデジタル画像データがDSP46で生成され、SDRAM48に一旦記憶される(記録用の画像データの取り込み)。
【0053】
続いて、ステップ112で、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディア22を選択して、撮影により得られたデジタル画像データを記録する。詳しくは、リモコン18に対応する記録メディア22が装填されているスロット24を指定して記録メディア制御部52に書き込み許可を通知すると共に、DSP46によりSDRAM48からデジタル画像データを読み出させて、記憶メディア制御部52に送出させる。これを受けて、記録メディア制御部52では、書き込み許可されたスロット24に装填されている記録メディア22にデジタル画像データを記録する。
【0054】
一方、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディア22が装填されていない場合には、ステップ108からステップ114に進み、該撮影指示に応じた撮影を中止し、デジタル画像データの記録メディアへの記録を中止する。
【0055】
メディア切換え撮影モードが終了されるまで、次のステップ116からステップ104に戻り、記録メディア22が新規装填又は入替されたり、リモコン18から撮影指示を受信するのを待機する。撮影者によりモードダイヤル38が操作されて、メディア切換え撮影モード以外のモードが選択されたり、電源スイッチ34が操作されて該デジタルカメラ10の電源がOFFされたり、或いは所定時間以上、何ら操作されず、オートパワーオフ機能により電源がOFFされたら、ステップ116で肯定判定されて図3の処理は終了される。
【0056】
このように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、記録メディア22を複数装填可能で、且つ複数のリモコン18から撮影指示を受信可能であり、各リモコン18と記録メディア22とを予め対応付けておき、撮影指示を受信した場合には、該指示を行ったリモコン18を識別して、該リモコン18に対応付けられた記録メディア22を選択して画像データが記録されるようになっている。これにより、複数の者で該デジタルカメラ10を持ち回りで使用する場合には、各自の記録メディア22を装填して、各自が操作するリモコン18と該記録メディア22とを対応付けておけば、各撮影者が撮影した画像を表すデジタル画像データは各自の記録メディア22にのみ記録されるので、撮影後に撮影者毎にデジタル画像データを仕分けする必要がない。
【0057】
また、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディア22の判別に、対応情報70と記録メディア22側との撮影者の名前を示す情報の照合も行うことにより、例えば、途中で記録メディア22が入れ替えられた場合などに、間違って他人の記録メディア22にデジタル画像データを記録してしまうことを防止することができる。なお、本実施の形態では、保有者情報として、該記録メディア22の保有者(撮影者)の名前を用いた場合を例に説明したが、保有者を識別できればよい。例えば、ニックネームでもよいし、会社内で該デジタルカメラを用いるのであれば、撮影者の社員番号(ID)でもよい。また、記録メディア22は複数人で共用されず、各記録メディア22の保有者は1人であることを前提にして、各記録メディア22の製造番号を保有者情報として利用することもできる。
【0058】
また、撮影指示を行ったリモコン18に対応する記録メディア22が装填されていない場合には撮影を中止する、すなわち、リモコン18と記録メディア22との対応付けを行っていない撮影者には、撮影が許可されないので、不正利用の防止効果もある。
【0059】
なお、上記では、撮影者が、各自が操作するリモコン18と自分の記録メディア22との対応付け作業を行う場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、図2に示す如くリモコン18Aにはスロット24A、リモコン18Bにはスロット24B、リモコン18Cにはスロット24Cというように、各リモコン18と各スロット24とを予め一意に対応付けておいてもよい。この場合、各撮影者は、各自が操作するリモコン18と対応付けられたスロット24に自分の記録メディア22を装填すればよい。
【0060】
【発明の効果】
上記に示したように、本発明は、撮影したデジタル画像データを撮影者毎に仕分けして管理することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるデジタルカメラの正面図(A)及び背面図(B)である。
【図2】本発明の実施の形態に係わるデジタルカメラの電気系の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係わるデジタルカメラにおいて、メディア切換え撮影モード時にCPUで行われる制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
18 リモコン
20 赤外線受光部
22 記録メディア
24 スロット
26 LCD
30 十字ボタン
32 指示入力ボタン
36 シャッタスイッチ
38 モードダイヤル
50 フラッシュROM
52 記録メディア制御部
60 CPU
70 対応情報
Claims (4)
- 複数の記録メディアを装填可能で、且つ被写体像を撮影して前記被写体像を示すデジタル画像データを取得し、取得した前記デジタル画像データを前記記録メディアに記録するデジタルカメラであって、
予め固有の識別情報が割当てられ、操作されることにより撮影指示を前記識別情報と共に送信する複数のリモコンと、
前記リモコンから送信された撮影指示及び識別情報を受信するための受信手段と、
予め設定された前記リモコンと前記記録メディアとの対応関係を示す対応情報を記憶するための記憶手段と、
前記受信手段により前記撮影指示を受信した場合に、前記撮影を実行すると共に、該撮影指示と共に受信した前記識別情報に基づいて該撮影指示を送信したリモコンを識別し、前記記憶手段に記憶されている前記対応情報を参照して、装填中の記録メディアの中から、該識別したリモコンに対応する前記記録メディアを選択して、前記撮影により取得した前記デジタル画像データを記録するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記対応情報を設定するための設定手段を更に有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。 - 前記対応情報が、前記記録メディアの保有者を特定するための保有者情報を含み、
前記保有者情報を前記記録メディアに書き込む書込手段を更に備え、
前記制御手段が、前記記録メディアに書き込まれた保有者情報と、前記対応情報に含まれる保有者情報とを照合して、前記記録メディアを選択する、
ことを特徴とする請求項2に記載のデジタルカメラ。 - 前記制御手段は、識別したリモコンに対応する記録メディアが未装填の場合には、前記記録を中止する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のデジタルカメラ。
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- 2002-09-26 JP JP2002281156A patent/JP2004120368A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101350877B (zh) * | 2007-07-18 | 2012-11-14 | 索尼株式会社 | 成像系统、成像指令发出装置、成像装置和成像方法 |
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