JP2004118322A - ファイル情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、磁気ディスク装置からファイルに関する情報を消去することができ、ひいては重要な機密情報等の漏洩を防止することが可能なファイル情報管理装置の提供を目的とする。
【解決手段】入力装置4と、ファイルの管理情報を記録するファイル管理情報記録部61、およびファイルの内容情報を記録するファイル内容情報記録部62を有する磁気ディスク装置6とに接続されるファイル情報管理装置7である。このファイル管理情報管理装置7は、入力装置3からファイルの消去指示を受けたときに、消去対象ファイルが所定のシステムに関するファイルであるか否かを判断し、所定のシステムに関するファイルでである判断した場合は、消去対象ファイルの消去を禁止する。一方、所定のシステムに関するファイルでないと判断した場合は、消去対象ファイルの管理情報のみならず、内容情報をも消去するものである。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、磁気ディスク装置上に記録されたファイルに関する情報を完全に消去するのに用いられるファイル情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、コンピュータ上で機密情報等に関するファイルを作成し、そのファイルをHDD(Hard Disk)、FD(Floppy Disk)、CD(Compact disk)、MD(Magneto Optical Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)などの各種磁気ディスク装置に記録することが行われている。
【0003】
そして、不要になったファイルを消去する場合、例えばGUI画面上においてマウスにより消去対象のファイルのアイコンをゴミ箱のアイコンに移すことにより消去する方法や、消去対象のファイルのアイコンをクリックしたときに現れるメニューから「消去」を選択することにより消去する方法などが知られている。
【0004】
しかしながら、ゴミ箱のアイコンをクリックして開くと、そこには前記ファイルのアイコンが残っており、そのアイコンをクリックすることにより前記ファイルを簡単に読み出すことができる。また、ゴミ箱のアイコンの中を空にしても、ファイルの管理情報、すなわちファイルの目次を上書きにより消去しているだけで、ファイルの内容情報は依然として磁気ディスク装置に記録されている。
【0005】
従って、コンピュータの専門知識を有する者であれば所定の操作によりファイルが簡単に読み出されてしまい、重要な機密情報等が第三者に漏洩するという問題があった。
【0006】
この発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、磁気ディスク装置からファイルに関する情報を完全に消去することができ、ひいては重要な機密情報等の漏洩を防止することが可能なファイル情報管理装置、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びにプログラムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために、ユーザの操作により情報が入力される入力装置と、ファイルの管理情報を記録するファイル管理情報記録部、およびファイルの内容情報を記録するファイル内容情報記録部を有する磁気ディスク装置とに接続されるファイル情報管理装置であって、
前記入力装置からファイルの消去指示を受けたときに、前記ファイル内容情報記録部における消去対象ファイルの格納位置を検出するファイル格納位置検出手段と、該ファイル格納位置検出手段により前記ファイル内容情報記録部における格納位置が検出された前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するファイル内容情報消去手段と、前記ファイル管理情報記録部における前記消去対象ファイルの管理情報を上書きにより消去するファイル管理情報消去手段と、を備えてなることを特徴とする。
【0008】
これによれば、ユーザがファイルの消去を指示すると、ファイルの管理情報のみならず、ファイルの内容情報も上書きにより消去されるので、磁気ディスク装置からファイルに関する情報を消去することができ、ひいては重要な機密情報等の漏洩を防止することが可能となる。
【0009】
また、消去対象ファイルが所定のシステムに関するファイルであるか否かを判断し、所定のシステムに関するファイルであると判断した場合は、前記ファイル内容情報消去手段が当該消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去することを禁止するファイル内容情報消去禁止手段が設けられているものとしてもよい。
【0010】
これによれば、ユーザが所定のシステムに関するファイルを消去する操作を行っても、ファイル内容情報消去禁止手段により当該消去対象ファイルの内容情報の消去が禁止されるので、所定のシステムに関するファイルが誤って消去されることを防止することができ、所定のシステムを保護することが可能となる。特に所定のシステムとしてWindows(商標)等のOS(Operating System)が設定されている場合は、OSが誤って消去されることを防止することができ、OSを再び起動することが可能となる。
【0011】
また、前記ファイル内容情報消去手段は、前記ファイル内容情報記録部に記録されているすべてのファイルの内容情報を上書きにより消去するものとしてもよい。すなわち、Windows(商標)等のOS(Operating System)上で動作するファイル消去プログラムをRAM等のメモリにコピーして、このメモリのファイル消去プログラムにより磁気ディスク装置に記録されているOS、ファイル消去プログラム、その他のソフトウェアのすべてを消去する。その後、コンピュータの電源を切れば、メモリに記録されている消去プログラムも消去され、コンピュータは情報が記録されていない状態となる。これによれば、コンピュータ内のすべての情報を消去することができ、パソコンを安心して廃棄することが可能となる。また、各種ソフトウェアやOSの著作権に関して心配することなく、パソコンを安心して中古販売することが可能となる。
【0012】
また、前記ファイル内容情報消去手段は、前記入力装置から指示された上書き回数に応じて前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するのが好ましい。
【0013】
これによれば、例えば重要度があまり高くないファイルの場合は上書き回数を1回とし、重要度が高いファイルの場合は上書き回数を3回とし、重要度がさらに高いファイルの場合は上書き回数を6回に設定するというように、ユーザが上書き回数を入力装置を介して設定することによって、ファイルの重要度に応じて磁気ディスク装置からファイルに関する情報を消去することができる。
【0014】
また、前記ファイル内容情報消去手段は、前記入力装置から指示された上書き方法に応じて前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するのが好ましい。
【0015】
これによれば、例えば重要度があまり高くないファイルの場合は、上書き方法を「00」や「FF」などの固定化された記号により1回だけ上書きし、重要度が高いファイルの場合は、固定化された記号あるいはランダムな記号により複数回上書きし、かつ最後にベリファイしてチェックするというように、ユーザが入力装置を介して上書き方法を設定することによって、ファイルの重要度に応じて磁気ディスク装置からファイルを消去することができる。
【0016】
また、この発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ユーザの操作により情報が入力される入力装置と、ファイルの管理情報を記録するファイル管理情報記録部、およびファイルの内容情報を記録するファイル内容情報記録部を有する磁気ディスク装置とに接続されるコンピュータを、
前記入力装置からファイルの消去指示を受けたときに、前記ファイル内容情報記録部における消去対象ファイルの格納位置を検出するファイル格納位置検出手段、該ファイル格納位置検出手段により前記ファイル内容情報記録部における格納位置が検出された前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するファイル内容情報消去手段、前記ファイル管理情報記録部における前記消去対象ファイルの管理情報を上書きにより消去するファイル管理情報消去手段、として機能させるためのプログラムが記録されたことを特徴とする。
【0017】
これによれば、コンピュータを上記ファイル情報管理装置として機能させることによって、磁気ディスク装置からファイルに関する情報を消去することができ、ひいては重要な機密情報等の漏洩を防止することが可能となる。
【0018】
また、この発明に係るプログラムは、ユーザの操作により情報が入力処理される入力装置と、ファイルの管理情報を記録するファイル管理情報記録部、およびファイルの内容情報を記録するファイル内容情報記録部を有する磁気ディスク装置とに接続されるコンピュータを、
前記入力装置からファイルの消去指示を受けたときに、前記ファイル内容情報記録部における消去対象ファイルの格納位置を検出するファイル格納位置検出手段、該ファイル格納位置検出手段により前記ファイル内容情報記録部における格納位置が検出された前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するファイル内容情報消去手段、前記ファイル管理情報記録部における前記消去対象ファイルの管理情報を上書きにより消去するファイル管理情報消去手段、として機能させることを特徴とする。
【0019】
これによれば、コンピュータを上記ファイル情報管理装置として機能させることによって、磁気ディスク装置からファイルに関する情報を消去することができ、ひいては重要な機密情報等の漏洩を防止することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次にこの発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0021】
図1は、この実施形態に係るファイル情報管理装置の機能を有するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【0022】
図1において、(1)は各部の制御や、各種画面の表示、データの転送、種々の演算等のほか、後述するようにファイル情報管理装置(7)として機能する中央演算処理装置(CPU)を有する制御部、(2)はコンピュータの起動に必要なシステムBIOS(基本入出力システム)などのプログラムやデータが格納されているROM(Read Only Memory)、(3)は前記制御部(1)が各種処理を実行するときに必要なデータやプログラムなどが適宜記録されるRAM(Random Access Memory)、(4)はキーボードやマウス等からなる入力装置、(5)は各種画面を表示する表示装置、(6)は各種ファイルに関する情報を記録するHDD(ハードディスク)としての磁気ディスク装置である。
【0023】
なお、この実施形態では、表示されたアイコンやウインドウなどのグラフィカルな要素を、マウスなどのポインティング・デバイスを用いてコンピュータを操作する方式のインターフェース(GUI:Graphical User Interface)が採用されている。
【0024】
前記磁気ディスク装置(6)は、各ファイルの管理情報(目次)を記録するファイル管理情報記録部(61)と、各ファイルの内容情報を記録するファイル内容情報記録部(62)とを備えてなる。このファイル管理情報記録部(61)は、図2に示すように、各ファイル名、作成日付、ファイル内容情報記録部(62)におけるファイルの開始位置および終了位置により示されるファイルの格納位置などからなる管理情報を記録するものである。また、ファイル内容情報記録部(62)は、ファイルの前記格納位置1、2、3、…に対応してファイルの内容情報を記録するものである。
【0025】
前記ファイル情報管理装置(7)は、消去対象ファイルが所定のシステムに関するファイルであるか否かを判断するファイル内容情報消去禁止部(71)と、前記ファイル内容情報記録部(62)における消去対象ファイルの格納位置を検出するファイル格納位置検出部(72)と、ファイル内容情報記録部(62)における消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するファイル内容情報消去部(73)と、ファイル管理情報記録部(61)における消去対象ファイルの管理情報を上書きにより消去するファイル管理情報消去部(74)とを備えてなる。
【0026】
なお、この実施形態では、これらファイル情報管理装置(7)の機能は、前記RAM(3)に記録されたファイル消去プログラムに基づいて前記制御部(1)が行うものとなされている。
【0027】
前記ファイル内容情報消去禁止部(71)は、ユーザにより前記入力装置(4)からファイルの消去指示を受けたとき、その消去対象ファイルが所定のシステムに関するファイルであるか否かを判断し、消去対象ファイルが所定のシステムに関するファイルであると判断した場合は、前記ファイル内容情報消去部(73)が当該消去対象ファイルの内容情報の消去することを禁止するものである。
【0028】
これによれば、ユーザが所定のシステムに関するファイルを消去する操作を行っても、ファイル内容情報消去禁止手段により当該消去対象ファイルの内容情報の消去が禁止されるので、所定のシステムに関するファイルが誤って消去されることを防止することができ、所定のシステムを保護することが可能となる。
【0029】
特に所定のシステムとしてWindows(商標)等のOS(Operating System)が設定されている場合は、OSが誤って消去されることを防止することができ、OSを再び起動させることが可能となる。
【0030】
前記ファイル格納位置検出部(72)は、前記ファイル内容情報消去禁止部(71)により消去対象ファイルが所定のシステムに関するファイルでないと判断された場合に、前記ファイル内容情報記録部(62)における消去対象ファイルの格納位置を検出するものである。
【0031】
前記ファイル内容情報消去部(73)は、前記ファイル格納位置検出部(72)により検出された格納位置における消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するものである。すなわち、図3に示すように、前記ファイル内容情報消去部(73)は、消去対象ファイル(例えばFILE2)の内容情報の格納領域に0や空白などの意味の持たない情報を上書きすることによりファイルの持つ情報を消去する。
【0032】
前記ファイル管理情報消去部(74)は、前記ファイル内容情報消去禁止部(71)により消去対象ファイルが所定のシステムに関するファイルでないと判断された場合に、前記ファイル管理情報記録部(61)における消去対象ファイルの管理情報を上書きにより消去するものである。すなわち、前記ファイル管理情報消去部(74)は、図4に示すように、消去対象ファイルのファイル名を「未使用」に書き換える。なお、さらにファイルの消去を完全に行うために、前記ファイル管理情報消去部(74)は、作成日付、開始位置、終了位置の欄に0や空白などの意味の持たない情報を上書きすることにより消去するものとしてもよい。
【0033】
次に前記ファイル情報管理装置(7)の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。
【0034】
まず、S1では、前記制御部(1)は、ユーザにより前記入力装置(4)からファイルの消去指示があるか否かを判断し、消去指示があると判断した場合は(S1でYES)、S2に進む。一方、ファイルの消去指示がないと判断した場合は(S1でNO)、その判断処理を繰り返す。
【0035】
S2では、前記ファイル内容情報消去禁止部(71)は、消去対象ファイルが所定のシステムに関するファイルであるか否かを判断し、所定のシステムに関するファイルでないと判断した場合は(S2でYES)、S3に進む。一方、所定のシステムに関するファイルである判断した場合は(S2でNO)、リターンする。
【0036】
S3では、前記ファイル格納位置検出部(72)は、前記ファイル内容情報記録部(62)における消去対象ファイルの格納位置を検出し、S4に進む。例えば、消去対象ファイルがFILE2の場合、前記ファイル格納位置検出部(72)は、前記消去対象ファイルの格納位置(4〜7)を検出する。
【0037】
S4では、前記ファイル内容情報消去部(73)は、前記ファイル格納位置検出部(72)により検出された格納位置における消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去し、S5に進む。例えば、図3に示すように、前記ファイル内容情報消去部(73)は、消去対象ファイル(FILE2)の内容情報の格納領域(格納位置4〜7に対応)に意味の持たない情報(0)を上書きすることによりファイルの持つ情報を消去する。
【0038】
S5では、前記ファイル管理情報消去部(74)は、前記ファイル管理情報記録部(61)における消去対象ファイルの管理情報を上書きにより消去し、リターンする。例えば、前記ファイル管理情報消去部(74)は、図3に示すように、消去対象ファイルのファイル名を「FILE2」から「未使用」に書き換える。
【0039】
なお、この実施形態では、ファイル情報管理装置(7)にファイル内容情報消去禁止部(71)を設けるものとしたが、それを設けないものとしてもよい。
【0040】
また、前記ファイル消去プログラムは、磁気ディスク装置(6)に記録されているすべてのファイルに関する情報を上書きにより消去するものとしてもよい。すなわち、Windows(商標)等のOS(Operating System)上で動作するファイル消去プログラムをRAM(3)にコピーして、このRAM(3)のファイル消去プログラムにより磁気ディスク装置(6)に記録されているOS、ファイル消去プログラム、その他のソフトウェアのすべてを消去する。その後、コンピュータの電源を切れば、RAM(3)に記録されている消去プログラムも消去され、コンピュータは情報が記録されていない状態となる。これによれば、コンピュータ内のすべての情報を消去することができ、パソコンを安心して廃棄することが可能となる。また、各種ソフトウェアやOSの著作権を心配することなく、パソコンを安心して中古販売することが可能となる。
【0041】
また、前記ファイル内容情報消去部(73)は、前記入力装置(4)から指示された上書き回数に応じて前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するものとしてもよい。これによれば、例えば重要度があまり高くないファイルの場合は上書き回数を1回とし、重要度が高いファイルの場合は上書き回数を3回とし、重要度がさらに高いファイルの場合は上書き回数を6回に設定するというように、ユーザが上書き回数を入力装置を介して設定することによって、ファイルの重要度に応じて磁気ディスク装置からファイルに関する情報を消去することができる。
【0042】
前記ファイル内容情報消去部(73)は、前記入力装置(4)から指示された上書き方法に応じて前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するものとしてもよい。これによれば、例えば重要度があまり高くないファイルの場合は、上書き方法を「00」や「FF」などの固定化された記号により1回だけ上書きし、重要度が高いファイルの場合は、固定化された記号あるいはランダムな記号により複数回上書きし、かつ最後にベリファイしてチェックするというように、ユーザが入力装置を介して上書き方法を設定することによって、ファイルの重要度に応じて磁気ディスク装置からファイルを消去することができる。
【0043】
また、前記ファイル消去プログラムは、前記磁気ディスク装置(6)から読み出されるものとしてもよいし、コンピュータ読み取り可能な記録媒体からコンピュータにインストールされたり、あるいはインターネット等のネットワークからダウンロードされるものとしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、ユーザがファイルの消去を指示すると、ファイルの管理情報のみならず、ファイルの内容情報も上書きにより消去されるので、磁気ディスク装置からファイルに関する情報を消去することができ、ひいては重要な機密情報等の漏洩を防止することが可能となる。
【0045】
請求項2に係る発明によれば、ユーザが所定のシステムに関するファイルを消去する操作を行っても、ファイル内容情報消去禁止手段により当該消去対象ファイルの内容情報の消去が禁止されるので、所定のシステムに関するファイルが誤って消去されることを防止することができ、所定のシステムを保護することが可能となる。特に所定のシステムとしてWindows(商標)等のOS(Operating System)が設定されている場合は、OSが誤って消去されることを防止することができ、OSを再び起動することが可能となる。
【0046】
請求項3に係る発明によれば、コンピュータ内のすべての情報を消去することができ、パソコンを安心して廃棄することが可能となる。また、各種ソフトウェアやOSの著作権に関して心配することなく、パソコンを安心して中古販売することが可能となる。
【0047】
請求項4に係る発明によれば、例えば重要度があまり高くないファイルの場合は上書き回数を1回とし、重要度が高いファイルの場合は上書き回数を3回とし、重要度がさらに高いファイルの場合は上書き回数を6回に設定するというように、ユーザが上書き回数を入力装置を介して設定することによって、ファイルの重要度に応じて磁気ディスク装置からファイルに関する情報を消去することができる。
【0048】
請求項5に係る発明によれば、例えば重要度があまり高くないファイルの場合は、上書き方法を「00」や「FF」などの固定化された記号により1回だけ上書きし、重要度が高いファイルの場合は、固定化された記号あるいはランダムな記号により複数回上書きし、かつ最後にベリファイしてチェックするというように、ユーザが入力装置を介して上書き方法を設定することによって、ファイルの重要度に応じて磁気ディスク装置からファイルを消去することができる。
【0049】
請求項6に係る発明によれば、コンピュータを上記ファイル情報管理装置として機能させることによって、磁気ディスク装置からファイルに関する情報を消去することができ、ひいては重要な機密情報等の漏洩を防止することが可能となる。
【0050】
請求項7に係る発明によれば、コンピュータを上記ファイル情報管理装置として機能させることによって、磁気ディスク装置からファイルに関する情報を消去することができ、ひいては重要な機密情報等の漏洩を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るファイル情報管理装置を含むコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】図1の磁気ディスク装置の構成を示す図である。
【図3】図1の磁気ディスク装置のファイル消去後の構成を示す図である。
【図4】図1のファイル情報管理装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・制御部
2・・・ROM
3・・・RAM
4・・・入力装置
5・・・表示装置
6・・・磁気ディスク装置
61・・・ファイル管理情報記録部
62・・・ファイル内容情報記録部
7・・・ファイル情報管理装置
71・・・ファイル内容情報消去禁止部
72・・・ファイル格納位置検出部
73・・・ファイル内容情報消去部
74・・・ファイル管理情報消去部

Claims (7)

  1. ユーザの操作により情報が入力される入力装置と、ファイルの管理情報を記録するファイル管理情報記録部、およびファイルの内容情報を記録するファイル内容情報記録部を有する磁気ディスク装置とに接続されるファイル情報管理装置であって、
    前記入力装置からファイルの消去指示を受けたときに、前記ファイル内容情報記録部における消去対象ファイルの格納位置を検出するファイル格納位置検出手段と、
    該ファイル格納位置検出手段により前記ファイル内容情報記録部における格納位置が検出された前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するファイル内容情報消去手段と、
    前記ファイル管理情報記録部における前記消去対象ファイルの管理情報を上書きにより消去するファイル管理情報消去手段と、
    を備えてなることを特徴とするファイル情報管理装置。
  2. 消去対象ファイルが所定のシステムに関するファイルであるか否かを判断し、所定のシステムに関するファイルであると判断した場合は、前記ファイル内容情報消去手段が当該消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去することを禁止するファイル内容情報消去禁止手段が設けられているファイル情報管理装置。
  3. 前記ファイル内容情報消去手段は、前記ファイル内容情報記録部に記録されているすべてのファイルの内容情報を上書きにより消去する請求項1に記載のファイル情報管理装置。
  4. 前記ファイル内容情報消去手段は、前記入力装置から指示された上書き回数に応じて前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去する請求項1ないし請求項3に記載のファイル情報管理装置。
  5. 前記ファイル内容情報消去手段は、前記入力装置から指示された上書き方法に応じて前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去する請求項1ないし請求項4に記載のファイル情報管理装置。
  6. ユーザの操作により情報が入力される入力装置と、ファイルの管理情報を記録するファイル管理情報記録部、およびファイルの内容情報を記録するファイル内容情報記録部を有する磁気ディスク装置とに接続されるコンピュータを、
    前記入力装置からファイルの消去指示を受けたときに、前記ファイル内容情報記録部における消去対象ファイルの格納位置を検出するファイル格納位置検出手段、
    該ファイル格納位置検出手段により前記ファイル内容情報記録部における格納位置が検出された前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するファイル内容情報消去手段、
    前記ファイル管理情報記録部における前記消去対象ファイルの管理情報を上書きにより消去するファイル管理情報消去手段、
    として機能させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. ユーザの操作により情報が入力処理される入力装置と、ファイルの管理情報を記録するファイル管理情報記録部、およびファイルの内容情報を記録するファイル内容情報記録部を有する磁気ディスク装置とに接続されるコンピュータを、
    前記入力装置からファイルの消去指示を受けたときに、前記ファイル内容情報記録部における消去対象ファイルの格納位置を検出するファイル格納位置検出手段、
    該ファイル格納位置検出手段により前記ファイル内容情報記録部における格納位置が検出された前記消去対象ファイルの内容情報を上書きにより消去するファイル内容情報消去手段、
    前記ファイル管理情報記録部における前記消去対象ファイルの管理情報を上書きにより消去するファイル管理情報消去手段、
    として機能させるためのプログラム。
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