JP2004117410A - パノラマ写真の方位付与器 - Google Patents

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JP2004117410A
JP2004117410A JP2002276430A JP2002276430A JP2004117410A JP 2004117410 A JP2004117410 A JP 2004117410A JP 2002276430 A JP2002276430 A JP 2002276430A JP 2002276430 A JP2002276430 A JP 2002276430A JP 2004117410 A JP2004117410 A JP 2004117410A
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circular
azimuth
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convex mirror
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Masaharu Kuritani
栗谷 将晴
Shingo Sato
佐藤 真吾
Tamotsu Ota
太田 保
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Fukken Gijutsu Consultant Kk
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  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

【課題】双曲線凸面鏡を用いて得られるパノラマ写真に撮影時方位を付ける。
【解決手段】パノラマ写真の方位付与器はパノラマ写真撮影補助具としてカメラのレンズと同軸上に所定間隔で固定されている双曲線凸面鏡の頂部の円形平面の上側に、その中心を通り棒磁石を埋設した円形平板を回転自在に載置し、円形平板の周縁に東西南北の方位を下方に向け表示した方位表示片を下端に付けた方位用のピンを取付けてある。具体的には双曲線凸面鏡の頂部の円形平面に接しその周縁に嵌合する円形基板の中心に上方を向け固定したピンを、その中心を通り棒磁石を埋設した円形平板の中心の細孔からなる凹部に当接して円形平板の回転を自在にする。また、双曲線凸面鏡の頂部の円形平面に接しその周縁に嵌合する円形基板の上面中心の細孔からなる凹部に、その中心を通り磁石を埋設した円形平板の中心に下方を向け固定したピンを当接して円形平板の回転を自在にすることもできる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパノラマ写真の方位付与器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パノラマ写真を撮るのに360度回転可能なカメラを用いるか、複数のカメラを用い視野が重なり合うように像を撮り、いずれも継ぎ合わせている。したがって、同一瞬間の画像を得ることができない。これらを改良するものとして、360度の視野からカメラに像を反射させるための双曲線凸面鏡を使用するパノラマ像システムが特開2000−206635 号に提案されており、所定曲率の双曲線凸面鏡の焦点とその焦点が一致するように配置されているカメラで撮られた環状の像をコンピュータで画像処理して直線状のパノラマ写真を得ている。
【0003】
最近、この種のものとして市販のカメラに取付けることができる補助具が市販されるようになり、簡単に360度方向のパノラマ写真が継ぎ目なしで撮影できるようになった。すなわち、その補助具は米国カイダン社(Kaidan Incorporated )製のもので、市販のカメラのレンズと同軸上に所定間隔で固定する頂部が円形平面をなす双曲線凸面鏡を用い、撮影後、カメラがデジタルカメラの場合は得られる環状の像をそのまま、また、カメラがフィルム撮影用のカメラの場合は得られる環状の像をスキャナーを介してイメージとしてコンピュータに取込んでから、米国アイシー360社(Eysee360,Inc. )のソフト名ホトワープ(PhotoWarp )で画像処理して画角0度から360度に至る直線状のパノラマ写真を得ることができる。しかしながら、得られたパノラマ写真については方位がわからないので、方位を必要とする土木関係などの分野においては不便である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は双曲線凸面鏡を用い継ぎ目なしで得られる360度方向のパノラマ写真に撮影時方位を付けることができるようにしたものを提供しょうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
ここにおいて、本発明者らはパノラマ写真撮影補助具としてカメラのレンズと同軸上に所定間隔で固定されている双曲線凸面鏡の頂部をなす円形平面の上側に、その中心を通り棒磁石を埋設した円形平板を回転自在に載置し、円形平板の周縁に東西南北の方位を下方に向け表示した方位表示片を下端に付けた方位用のピンを取付けてあるパノラマ写真の方位付与器を見出すにいたった。なお、本発明における双曲線凸面鏡には同様にパノラマ写真が撮影できる類似の凸面鏡も包含されるものとする。
【0006】
パノラマ写真の方位付与器1の具体的なものとして、パノラマ写真撮影補助具の双曲線凸面鏡の頂部をなす円形平面に接しその周縁に嵌合する円形基板の中心に上方を向け固定したピンを、その中心を通り棒磁石を埋設した円形平板の中心の細孔からなる凹部に当接して円形平板の回転を自在にするパノラマ写真の方位付与器を見出した。
【0007】
また、パノラマ写真撮影補助具の双曲線凸面鏡の頂部をなす円形平面に接しその周縁に嵌合する円形基板の上面中心の細孔からなる凹部に、その中心を通り棒磁石を埋設した円形平板の中心に下方を向け固定したピンを当接して円形平板の回転を自在にするパノラマ写真の方位付与器を見出した。
【0008】
【発明の実施の形態】
市販のパノラマ写真撮影補助具11は、図2に示すごとくカメラ9のレンズと同軸上に所定間隔で双曲線凸面鏡11を下向きに固定して、その頂部が円形平面12をなし、双曲線凸面鏡11を有効に使用するため、双曲線凸面鏡11の下端を支持する棒体を無色透明板上に固定し、無色透明板を3本の棒体を介した環状枠で水平位置にあるカメラのレンズ鏡胴に固定して使用するようになっている。
【0009】
このパノラマ写真撮影補助具11に組合わせて使用するパノラマ写真の方位付与器1は、パノラマ写真撮影補助具10の双曲線凸面鏡11の頂部をなす円形平面12の上側に、その中心を通り棒磁石4を埋設した円形平板3を車輪等を介し回転自在に載置し、円形平板3の周縁に東西南北の方位を下方に向け表示した方位表示片7 を下端に付た方位用のピン8を取付けてある。その結果、パノラマ写真撮影時に方位の表示も撮影される。
【0010】
パノラマ写真の方位付与器1の具体的なものとして、図3に示すごとく、パノラマ写真撮影補助具10の双曲線凸面鏡11の頂部をなす円形平面12に接しその周縁に嵌合する円形基板2の中心に上方を向け固定したピン5を、その中心を通り磁石4を埋設した円形平板3の中心の細孔からなる凹部6に当接して円形平板3の回転を自在にし、円形平板3の周縁に東西南北の方位を下方に向け表示した方位表示片7を下端に付た方位用のピン8を取付けてある。ただし、図3において手前側にあるべき方位表示片7とその方位用のピン8は説明図を見やすくするため図示を省略してある。このパノラマ写真の方位付与器1が示す方位は磁針の方位と完全に一致し実用に供し得ることが確認されている。
【0011】
ここで、円形平板3の回転を自在にするため、ピン5の長さで円形基板2と円形平板3間に間隙を設けてあり、ピン5の先端は円滑に形成しておく。また、双曲線凸面鏡11の頂部をなす円形平面12に円形基板2を多少緩やかに嵌めて使用しても差支えない。
【0012】
さらに、図3に示す方位付与器1においてピン5と細孔からなる凹部6の位置を上下反対にしたものとして、パノラマ写真撮影補助具10の双曲線凸面鏡11の頂部をなす円形平面12に接しその周縁に嵌合する円形基板2の上面中心の細孔からなる凹部6に、その中心を通り棒磁石4を埋設した円形平板3の中心に下方を向け固定したピン5を当接して円形平板3の回転を自在にし、円形平板3の周縁に東西南北の方位を下方に向け表示した方位表示片7 を下端に付けた方位用のピン8を取付けたものも使用することができる。すなわち、この方位付与器1が示す方位も磁針の方位と完全に一致し実用に供し得ることが確認されている。
【0013】
なお、双曲線凸面鏡11の頂部が円形平面をなしていないときは、双曲線凸面鏡11の水平断面で得られる円形と同心円をなし方位付与器1に支障を与えない円形の平板を頂部に固定する必要があり、そのように作成した円形の平板は本発明における双曲線凸面鏡11の頂部をなす円形平面12とみなし、さらに円形基板2を兼ねることもできる。
【0014】
図2に示すごときパノラマ写真撮影補助具10を取付けたデジタルカメラに、図1に示すごとくパノラマ写真の方位付与器1を取付けて撮影したものを図4に示すが、方位13を示すE、W、S、Nも撮影されている。これを所定の方式にしたがい画像処理すれば図5に示すパノラマ写真が得られ方位13も示される。
【0015】
【発明の効果】
本発明のパノラマ写真の方位付与器を使用することにより、得られるパノラマ写真について方位も同時に表示されるので、土木関係等の各種の分野で利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パノラマ写真撮影補助具を取付けたカメラにパノラマ写真の方位付与器を取付けた外観図
【図2】パノラマ写真撮影補助具を取付けたカメラの外観図
【図3】実施例によるパノラマ写真の方位付与器の説明図
【図4】撮影したパノラマ写真の図
【図5】撮影したパノラマ写真を画像処理して得られるパノラマ写真の図
【符号の説明】
1 方位付与器
2 円形基板
3 円形平板
4 棒磁石
5 ピン
6 細孔からなる凹部
7 方位表示片
8 方位用のピン
9 カメラ
10 パノラマ写真撮影補助具
11 双曲線凸面鏡
12 円形平面
13 方位

Claims (3)

  1. パノラマ写真撮影補助具としてカメラのレンズと同軸上に所定間隔で固定されている双曲線凸面鏡の頂部をなす円形平面の上側に、その中心を通り棒磁石を埋設した円形平板を回転自在に載置し、円形平板の周縁に東西南北の方位を下方に向け表示した方位表示片を下端に付けた方位用のピンを取付けてあるパノラマ写真の方位付与器。
  2. 双曲線凸面鏡の頂部をなす円形平面に接しその周縁に嵌合する円形基板の中心に上方を向け固定したピンを、その中心を通り棒磁石を埋設した円形平板の中心の細孔からなる凹部に当接して円形平板の回転を自在にする請求項1記載のパノラマ写真の方位付与器。
  3. 双曲線凸面鏡の頂部をなす円形平面に接しその周縁に嵌合する円形基板の上面中心の細孔からなる凹部に、その中心を通り棒磁石を埋設した円形平板の中心に下方を向け固定したピンを当接して円形平板の回転を自在にする請求項1記載のパノラマ写真の方位付与器。
JP2002276430A 2002-09-24 2002-09-24 パノラマ写真の方位付与器 Pending JP2004117410A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102736396A (zh) * 2012-07-23 2012-10-17 中国人民解放军国防科学技术大学 双曲凹面折反射全景相机及其制作方法和应用

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