JP2004116042A - 車両用ラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用ラッチ装置において、検出スイッチの位置をハウジングの外側から調整可能とすることによって、回動部材の回動位置の検出精度の向上を図る。
【解決手段】ハウジング5内に、ストライカと係合可能なラッチと、ラッチと係合してラッチの回動を阻止するラチェット9と、ラチェット9の回動位置を検出し得る検出スイッチ16とを配置してなる車両用ラッチ装置において、検出スイッチ16をハウジング5内に位置調整可能に配置するとともに、検出スイッチ16をハウジング5内に固定するための締結部材18を、ハウジング5の外側から締結可能とし、さらに検出スイッチ16にハウジング5の外側に突出する調整操作手段17を連結する。
【選択図】    図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジング内に、ストライカと係合可能なラッチと、ラッチと係合してラッチの回動を阻止するラチェットと、ラチェットの回動位置を検出し得る検出スイッチとを配置してなる車両用ラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用ラッチ装置においては、ストライカと係脱可能なラッチと、ラッチに係合して、ラッチの回動を阻止するラチェットとを回動可能に収容したハウジング(ロックボディ)内に、ドアの閉止時にラッチのハーフラッチ位置を検出するハーフラッチスイッチ、及びフルラッチ位置を検出するフルラッチスイッチ、さらには、ラチェットの回動位置を検出するための検出スイッチを収容している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−212844号公報(図2、3及び図4)
【0004】
なお、特許文献1には、ラチェットの回動位置を検出するための検出スイッチは記載されてないが、ハウジング内にそのような検出スイッチを収容することは一般的な構成であるため、特許文献1におけるハウジング内には検出スイッチが収容されているものとして説明した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の車両用ラッチ装置によると、各種部品の寸法の誤差、組み付け誤差等により、ラッチのハーフラッチ位置、フルラッチ位置、またはラチェットの回動位置を検出する精度を上げるためには、各種部品を組み付けた後に、検出スイッチの位置を調整し得るようにすることが望ましい。
しかし、各種部品を組み付けた後は、ハウジングがベースプレート等により閉塞されてしまうため、ハウジングの外側から検出スイッチの位置を調整する手掛かりがなくなり、ハウジングの外側から検出スイッチの位置を調整することはできなくなる。
【0006】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、検出スイッチの位置をハウジングの外側から調整可能とすることによって、ラッチまたはラチェット等の回動部材の回動位置の検出精度の向上を図ることができるようにした車両用ラッチ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)ハウジング内に、ストライカと係合可能なラッチと、該ラッチと係合して前記ラッチの回動を阻止するラチェットと、前記ラッチまたはラチェット等の回動部材の回動位置を検出し得る検出スイッチとを配置してなる車両用ラッチ装置において、前記検出スイッチを、前記ハウジング内に位置調整可能に配置するとともに、前記検出スイッチを前記ハウジング内に固定するための締結部材を、前記ハウジングの外側から締結可能とし、さらに前記検出スイッチに、前記ハウジングの外側へ突出する調整操作手段を連結する。
【0008】
(2)上記(1)項において、検出スイッチを、ハウジング内に回動部材の枢軸と同一方向を向く回転軸により、ハウジング内に回転可能に支持して、前記回転軸を中心とする方向へ位置調整可能とする。
【0009】
(3)上記(1)または(2)項において、調整操作手段を、ハウジング内において検出スイッチに連結されて、ベースプレートとほぼ平行な挾み込み部と、該挾み込み部の端部に前記挾み込み部に対してほぼ直角に連設されて、前記ハウジングの外側へ突出する操作部とを有するほぼL字状のレバーとする。
【0010】
(4)上記(3)項において、締結部材を、調整操作手段の挾み込み部に螺合可能とし、前記締結部材を締結することにより、ベースプレートと前記挾み込み部との間に、検出スイッチを挟み込んで固定する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1〜図3は、本発明の一実施形態を適用したラッチ装置の正面図、図4は、図1におけるIV−IV線に沿う縦断面図、図5は、図1におけるV−V線に沿う矢視図、図6は、図5におけるVI−VI線に沿う横断面図である。
なお、以下の説明では、図1〜図3における紙面手前を車両の「前方」、紙面奥を「後方」とする。
【0012】
ラッチ装置(1)は、車両の車体後部に設けられた図示略の開口に、上端が左右方向を向く図示略のヒンジ軸をもって枢着された図示略のバックドアの下端部に取り付けられ、車体側に固着されるストライカ(2)と係合することにより、バックドアを閉止状態に拘束する噛合機構(3)と、噛合機構(3)を後述するハーフラッチ状態からフルラッチ状態へ作動させるクローズ作動、及び噛合機構(3)とストライカ(2)との係合を解除させるオープン作動させる操作機構(4)とから形成されている。
【0013】
噛合機構(3)は、ハウジング(5)における下方へ凹んだ箱状の収容部(5b)内に収容された後述のラッチ(7)とラチェット(9)とから形成されている。ハウジング(5)は、収容部(5b)の左右両側に設けられた取付片(5a)(5a)を、バックドアの取付面に図示略のボルトにより締結することにより、バックドアに固定される。
【0014】
ハウジング(5)の両取付片(5a)の上面に固着された側面視ほぼL字状のベースプレート(10)は、ハウジング(5)の収容部(5b)を上方から閉塞するほぼ水平方向の閉塞部(10a)と、後述のレバー、スイッチ等の各種部品が配設されるほぼ垂直方向の部品取付部(10b)とから形成されている。なお、ベースプレート(10)を、ハウジング(5)と一体的に形成しても良い。但し、この場合には、閉塞部(10a)のみを別部材として形成する。
【0015】
ラッチ(7)は、図6〜図8に示すように、収容部(5b)内に上下方向を向く枢軸(6)により枢着されるとともに、ばね(35)により、オープン方向(図7及び図8において反時計方向)へ付勢され、バックドアが開いたときに、ストライカ(2)から離脱する図7に想像線で示すオープン位置と、バックドアが半ドアになったときに、ストライカ(2)と辛うじて係合する図7に実線で示すハーフラッチ位置と、バックドアが完全に閉じたときに、ストライカ(2)と完全に係合する図8に示すフルラッチ位置とに回動可能となっている。
【0016】
ラチェット(9)は、収容部(5b)内に上下方向を向く枢軸(8)により枢着されるとともに、ばね(36)によりラッチ(7)の爪部(7a)(7b)に係合する係合方向(図7及び図8において時計方向)へ付勢され、ラッチ(7)がオープン位置にあるとき両爪部(7a)(7b)から離脱し、ラッチ(7)がハーフラッチ位置にあるとき爪部(7b)に係合し、またラッチ(7)がフルラッチ位置にあるとき爪部(7a)に係合して、ラッチ(7)のオープン方向(図7及び図8において反時計方向)への回動を阻止するようになっている。
【0017】
枢軸(6)におけるベースプレート(10)の閉塞部(10a)から外部上方へ突出する上端部には、ラッチ(7)と一体的に回動可能なラッチレバー(11)が固着されている。ラッチレバー(11)は、ベースプレート(10)の閉塞部(10a)の上面に沿って回動可能であり、その回動端部には、上方を向くピン状の連結部(12)の下端部が固着されている。
【0018】
ベースプレート(10)の閉塞部(10a)の上面には、ラッチ(7)のオープン位置、ハーフラッチ位置、及びフルラッチ位置を検出可能な第1ロータリスイッチ(13)が取り付けられている。
【0019】
第1ロータリスイッチ(13)は、主に図4〜図6に示すように、ベースプレート(10)の閉塞部(10a)の上面に固定される合成樹脂製のスイッチケーシング(14)と、スイッチケーシング(14)に回動可能に嵌合されるスイッチアーム(15)とから形成されている。
【0020】
スイッチケーシング(14)は、上下方向を向く脚部(14b)と、脚部(14b)の上部に連設され、かつスイッチアーム(15)が回動可能に嵌合される円筒部(14a)とを有し、脚部(14b)の下端部を、ベースプレート(10)の閉塞部(10a)の上面に2本のボルト(34)により締結することにより、閉塞部(10a)の上面、すなわちベースプレート(10)に固定される。
【0021】
第1ロータリスイッチ(13)における脚部(14b)は、後述の駆動レバー(22)におけるクローズアーム部(22c)の移動軌跡外の側方に位置し、また円筒部(14a)は、スイッチアーム(15)とともにクローズアーム部(22c)の移動軌跡外の上方に位置するようにして配置される。
【0022】
これにより、駆動レバー(22)が後述のクローズ方向へ移動するとき、クローズアーム部(22c)は、スイッチケーシング(14)の円筒部(14a)及び脚部(14b)と干渉することなく、上下方向に対向するラッチレバー(11)とスイッチアーム(15)との間に形成される空隙(A)を横切るようにして移動することができる。
【0023】
第1ロータリスイッチ(13)におけるスイッチアーム(15)は、ラッチレバー(11)の上方で、かつその回転軸(15a)がラッチ(7)の枢軸(6)と同一軸心となるように配置されるとともに、ラッチレバー(11)の回動端部に固着された軸状の連結部(12)の上端部に係合される。これにより、ラッチ(7)とラッチレバー(11)とスイッチアーム(15)とは一体的に回動して、スイッチアーム(15)の回動に応じて、ラッチ(7)のオープン位置、ハーフラッチ位置、及びフルラッチ位置を検出することができる。
【0024】
なお、第1ロータリスイッチ(13)の内部構造は、公知の構成であって、円筒部(14a)内とスイッチアーム(15)との対向面に、図示略の複数の導電性接点板が貼着され、スイッチアーム(15)の回動によって所定の導電性接点板同士が通電状態となることにより、スイッチアーム(15)の回動位置を検出するようになっている。
【0025】
ハウジング(5)の収容部(5b)内には、ラチェット(9)の係合位置(図7及び図8に示すように、ラッチ(7)の爪部(7a)または(7b)に係合した位置)に移動したことを検出するリミットスイッチ(16)が配置されている。
【0026】
リミットスイッチ(16)は、主に図5及び図11に示すように、導電性接点板等を収容したスイッチケーシング(16a)の上下両面に設けた上下方向へ突出する軸部(16b)(16b)を、閉塞部(10a)に設けた軸孔(10c)、及びハウジング(5)の収容部(5b)内に設けた樹脂体(5c)の孔(5d)に回動可能に嵌合し、ハウジング(5)の収容部(5b)内に、ラチェット(9)の枢軸(8)と同一方向を向く軸部(16b)を回動中心にする方向(図12に示す矢示方向)に位置調整可能に支持されている。
【0027】
リミットスイッチ(16)におけるスイッチケーシング(16a)の下面側には、本発明の特徴部分の一部である調整操作手段をなす正面視ほぼL字状のレバー(17)が、上下方向を向くボルト(18)により締結されている。
【0028】
レバー(17)は、ハウジング(5)の収容部(5b)内においてリミットスイッチ(16)のケーシング(16a)に連結されるとともに、閉塞部(10a)とほぼ平行な挾み込み部(17b)と、挾み込み部(17b)の端部に挾み込み部(17b)に対してほぼ直角に連設されて、閉塞部(10a)に設けた前後方向の長孔(10d)を貫通して、ハウジング(5)内から外側に突出する操作部(17a)とを有している。
【0029】
ボルト(18)は、閉塞部(10a)に設けた軸孔(10c)を中心とする円弧孔(10e)、及びスイッチケーシング(16a)を貫通してレバー(17)の狭み込み部(17b)に螺合し、ボルト(18)を締め付けることによって、閉塞部(10a)の下面側と狭み込み部(17b)との間にケーシング(16a)を挟み込んで、リミットスイッチ(16)を調整位置に確実に固定することができるようになっている。
【0030】
上述のように、ハウジング(5)の収容部(5b)内に固定されたリミットスイッチ(16)は、ラチェット(9)が係合位置にあるとき、主に図12に示すように、ラチェット(9)の回動端部に設けられた上方へ延出する係合部(9a)の側面が、リミットスイッチ(16)のスイッチアーム(16c)から離れることによって、ラチェット(9)の係合位置を検出し、また、ラチェット(9)が解除位置にあるとき、係合部(9a)の側面がスイッチアーム(16c)に当接することにより、ラチェット(9)の係合位置を検出するようになっている。
【0031】
リミットスイッチ(16)の固定位置を調整するには、ボルト(18)を緩めた状態で、L字状のレバー(17)の操作部(17a)を摘みながら、リミットスイッチ(16)を、軸部(16b)を中心とする任意の方向に回動させた後、ボルト(18)を締結して、スイッチケーシング(16a)を閉塞部(10a)に固定する。
【0032】
上述により、ハウジング(5)の収容部(5b)をベースプレート(10)の閉塞部(10a)により閉塞した後、すなわちラッチ(7)、ラチェット(9)、リミットスイッチ(16)等の各種部品をハウジング(5)内に組み付けた後であっても、レバー(17)の操作部(17a)が収容部(5b)から外側に突出しているため、リミットスイッチ(16)の位置を簡単に外側から調整することができる。また、リミットスイッチ(16)を回動させるだけの簡単な調整作業で、リミットスイッチ(16)の取り付け位置を確実に調整することができる。
【0033】
操作機構(4)は、ベースプレート(10)の部品取付部(10b)の上部に取り付けられる正逆転可能なモータ(19)と、部品取付部(10b)の前面に前後方向を向く枢軸(20)により枢着されるセクタギヤ(21)と、同じくセクタギヤ(21)と同軸上に枢着される駆動レバー(22)と、部品取付部(10b)の前面に前後方向を向く枢軸(24)により枢着されるキャンセルレバー(25)と、部品取付部(10b)の後面に前後方向を向く枢軸(26)により枢着されるオープンレバー(27)と、セクタギヤ(21)の回動位置を検出する第2ロータリスイッチ(28)とを有している。
【0034】
モータ(19)は、バックドアの外側面に設けられた図示略のハンドルスイッチの操作により、図示略の制御装置により正転制御され、またラッチ(7)のハーフラッチ位置を第1ロータリスイッチ(13)が検出することにより、制御装置により逆転制御される。
【0035】
セクタギヤ(21)は、その外周縁に設けられた歯部(21a)が、モータ(19)の回転を減速して出力する減速機構の出力ピニオン(19a)に噛合し、図1に示す中立位置と、中立位置から時計方向へ回動した図2に示すオープン位置と、中立位置から反時計方向に回動した図3に示すクローズ位置とに回動可能である。
【0036】
駆動レバー(22)は、上方へ延出する接続アーム部(22a)と、左方へ延出するオープンアーム部(22b)と、斜め左下方へ延出するクローズアーム部(22c)とを有しており、セクタギヤ(21)の上部に穿設された倒立T字状の係脱孔(21d)と、接続アーム部(22a)に穿設された半径方向の長孔(22d)に摺動可能に嵌合された係脱ピン(23)により、セクタギヤ(21)と一体的に回動し得るように接続されている。
【0037】
係脱ピン(23)は、図1〜図3に示すように、係脱孔(21d)及び長孔(22d)の上部に係合しているとき、セクタギヤ(21)と駆動レバー(22)とが一体的に回動し得るように両者を接続し、また駆動レバー(22)に支持されたばね(30)の付勢力に抗して、係脱孔(21d)及び長孔(22d)の下部に移動させられることにより、セクタギヤ(21)と駆動レバー(22)との接続を切断するようになっている。
【0038】
駆動レバー(22)は、セクタギヤ(21)とともに、図1に示す中立位置と、中立位置から時計方向へ回動して、後述のようにラチェット(9)を解除位置に移動させる図2に示すオープン位置と、中立位置から反時計方向に回動して、ラッチ(7)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に移動させる図3に示すクローズ位置とに回動可能となっている。
【0039】
駆動レバー(22)が中立位置からオープン位置に回動すると、オープンアーム部(22b)がオープンレバー(27)に当接して、オープンレバー(27)を、図1に示す待機位置からオープン方向(図1において時計方向)へ回動させる。オープンレバー(27)がオープン方向へ回動すると、オープンレバー(27)の下端部がラチェット(9)の係合部(9a)に当接して、ラチェット(9)をオープン方向へ回動させる。
【0040】
ラッチ(7)がハーフラッチ位置にあるとき、駆動レバー(22)が中立位置からクローズ位置に回動すると、クローズアーム部(22c)が第1ロータリスイッチ(13)におけるスイッチアーム(15)とラッチレバー(11)との間の空隙(A)に入り込むようにして右方へ移動して、連結部(12)に当接する。これにより、ラッチ(7)は、ラッチレバー(11)を介して、ハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動させられる。
【0041】
上述のように、クローズアーム部(22c)をスイッチアーム(15)とラッチレバー(11)との間の空隙(A)に入り込ませて連結部(12)に当接させることにより、駆動レバー(22)を、ラッチレバー(11)から必要以上に離れた位置に配置する必要がなくなり、ラッチ装置(1)の小型化、特に上下方向の寸法を小さくすることが可能となる。
【0042】
なお、本実施形態においては、ラッチ(7)を、ラッチレバー(11)を介してハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動させるようにしているが、駆動レバー(22)のクローズアーム部(22c)をラッチ(7)に直接当接させて、ラッチ(7)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動させるようにしても良い。この場合には、ラッチレバー(11)は必ずしも必要としない。
【0043】
第2ロータリスイッチ(28)は、ベースプレート(10)の部品取付部(10b)の前面に固定される合成樹脂製のスイッチケーシング(32)と、スイッチケーシング(32)の円筒部(32c)の後面側、すなわち部品取付部(10b)に対向する側に回動可能に嵌合されるとともに、セクタギヤ(21)に連結されるスイッチアーム(33)とを有しており、スイッチアーム(33)がセクタギヤ(21)と一体的に回動することにより、セクタギヤ(21)の中立位置とオープン位置とクローズ位置との3位置を検出可能となっている。なお、第2ロータリスイッチ(28)の内部構造は、前述の第1ロータリスイッチ(13)と同一構造であるので、詳細な説明は省略する。
【0044】
第2ロータリスイッチ(28)のスイッチケーシング(32)は、主に図9に示すように、円筒部(32c)から遠心方向へ延出し、かつ円周方向へ互いに所定量離間する2本の脚部(32a)を、ボルト(31)により、ベースプレート(10)の部品取付部(10b)に締結することにより、ベースプレート(10)に固定される。スイッチケーシング(32)における2本の脚部(32a)(32a)の間には、主に図9及び図10に示すように、部品取付部(10b)に設けられた位置決め孔(10f)に係合可能な位置決め突起(32b)が設けられている。
【0045】
スイッチアーム(33)は、図4及び図10に示すように、スイッチケーシング(32)と枢軸(20)の端部との間に挟み込まれるように、回転中心部に凹設された軸受孔(33a)を枢軸(20)の端部に設けられた縮径部(20a)に回動可能に嵌合し、かつ回動端部に突設された連結部(33b)を、セクタギヤ(21)に設けられた連結孔(21c)に係合することにより、セクタギヤ(21)と一体的に、枢軸(20)と同一軸心で回動することができるようになっている。
【0046】
上述のように、スイッチアーム(33)の軸受孔(33a)を、セクタギヤ(21)の枢軸(20)の縮径部(20a)に回動可能に嵌合させることにより、スイッチアーム(33)を枢軸(20)と同一軸心で確実に回動させることができるとともに、スイッチアーム(33)の支持強度を高めることができ、セクタギヤ(21)の回動位置を正確に検出することが可能となっている。
【0047】
位置決め突起(32b)は、スイッチアーム(33)における連結部(33b)の外側の位置、すなわち連結部(33b)よりもスイッチアーム(33)の回転中心から遠い位置に設けられている。これにより、仮に、位置決め突起(32b)または位置決め孔(10f)の成型時の寸法誤差等の影響により、スイッチケーシング(32)のベースプレート(10)に対する固定位置が、枢軸(20)を中心とする円周方向へずれたとしても、位置決め突起(32b)よりも枢軸(20)に近い位置にあるスイッチアーム(33)の連結部(33b)においては、円周方向へのずれが縮小されるため、スイッチケーシング(32)とスイッチアーム(33)との相互の位置関係のずれを最小限に止めることができ、セクタギヤ(21)の各位置を精度良く検出することができる。
【0048】
また、位置決め突起(32b)の両側に脚部(32a)を設けたことにより、スイッチケーシング(32)をベースプレート(10)に安定した状態で固定することができ、セクタギヤ(21)の回動位置を、より正確に検出することができる。
【0049】
キャンセルレバー(25)は、電気的な故障等によりモータ(19)の作動が不能になった場合に、図1〜図3において、手動で時計方向へ回動させることにより、係脱ピン(23)をセクタギヤ(21)と駆動レバー(22)との接続を切断する位置に移動させて、手動によりバックドアを開けることができるようにするものである。なお、キャンセルレバー(25)に関連する事柄は、本発明と直接関係しないので、詳細な説明は省略する。
【0050】
次に、本発明における一実施形態の作用について説明する。
バックドアが閉止状態にあるとき、噛合機構(3)は、図8に示すような状態にあり、ストライカ(2)とラッチ(7)とが係合し、ラチェット(9)がラッチ(7)の爪部(7a)に係合している。また、操作機構(4)は、図1に示すように、セクタギヤ(21)と駆動レバー(22)とが中立位置にある。
【0051】
この状態において、バックドアのハンドルスイッチを操作すると、モータ(19)は正転制御されて、出力ピニオン(19a)が回転することにより、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)は、図2に示すオープン位置に回動させられる。これにより、駆動レバー(22)のオープンアーム部(22b)は、オープンレバー(27)に当接して、オープンレバー(27)をオープン方向へ回動させ、ラチェット(9)を解除方向へ回動させる。ラチェット(9)が解除方向へ回動させられて、ラッチ(7)の爪部(7a)から離脱すると、ラッチ(7)のオープン方向への回動の拘束が解除され、バックドアが開く。
【0052】
バックドアが開いた後、第1ロータリスイッチ(13)がラッチ(7)のハーフラッチ位置を検出し、また第2ロータリスイッチ(28)がセクタギヤ(21)のオープン位置を検出すると、モータ(19)は逆転制御され、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)は、オープン位置から中立位置に復帰回動させられる。そして、第2ロータリスイッチ(28)がセクタギヤ(21)の中立位置を検出すると、モータ(19)は停止させられて、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)は中立位置に停止する。
【0053】
次に、バックドアを閉じた場合には、ラッチ(7)は、ストライカ(2)と係合するとともに、オープン位置からハーフラッチ位置に回動することにより、ラチェット(9)はラッチ(7)の爪部(7b)に係合する。
【0054】
ラッチ(7)がハーフラッチ位置に回動すると、第1ロータリスイッチ(13)により、ラッチ(7)のハーフラッチ位置が検出されて、モータ(19)は逆転制御され、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)は、図3に示すように、クローズ位置に回動させられる。
【0055】
駆動レバー(22)の回動により、クローズアーム部(22c)が、ラッチレバー(11)と第1ロータリスイッチ(13)のスイッチアーム(15)との間の空隙(A)に入り込むようにして右方に移動しつつ、ラッチレバー(11)に固着された連結部(12)に当接することにより、ラッチ(7)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に向けて回動させる。これにより、バックドアは半ドア状態から全閉位置に閉め込まれる。
【0056】
ラッチ(7)がフルラッチ位置に回動させられて、ラチェット(9)がラッチ(7)の爪部(7a)に係合すると、第1ロータリスイッチ(13)によりラッチ(7)のフルラッチ位置が検出され、リミットスイッチ(16)によりラチェット(9)の係合位置が検出され、また第2ロータリスイッチ(28)によりセクタギヤ(21)のクローズ位置が検出されることにより、モータ(19)は正転制御され、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)を中立位置に復帰回動させる。
【0057】
セクタギヤ(21)が中立位置に復帰すると、第2ロータリスイッチ(28)によりセクタギヤ(21)の中立位置が検出されて、モータ(19)は停止させられ、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)は中立位置に停止する。
【0058】
なお、本発明は、上記実施形態に特定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に種々の変形や変更を施すことが可能である。例えば、ラチェットの回動位置を検出する検出スイッチをリミットスイッチ以外のものを採用すること、検出スイッチによりラッチの回動位置を検出し得るようにすること、2個の検出スイッチを用いてラッチとラチェットとのそれぞれの回動位置を検出し得るようにすること等が挙げられる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の発明によると、ラッチ、ラチェット、検出スイッチ等の各種部品をハウジング内に組み付けた後であっても、ハウジングの外側に突出している調整操作手段を操作することによって、検出スイッチの位置を簡単にハウジングの外側から調整することができる。
【0060】
(b)請求項2記載の発明によると、請求項1の発明の効果に加えて、検出スイッチを回動させるだけの簡単な作業で、検出スイッチの取り付け位置を確実に調整することができる。
【0061】
(c)請求項3記載の発明によると、請求項1または2の発明の効果に加えて、調整操作手段を、検出スイッチに確実に連結してハウジングの外側に突出させることができる。
【0062】
(d)請求項4記載の発明によると、請求項3記載の発明の効果に加えて、検出スイッチを確実にハウジング内に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるラッチ装置の正面図である。
【図2】同じく、オープン作動した状態のラッチ装置の正面図である。
【図3】同じく、クローズ作動した状態のラッチ装置の正面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線に沿う縦断面図である。
【図5】図1におけるV−V線に沿う矢視図である。
【図6】図5におけるVI−VI線に沿う横断面図である。
【図7】噛合機構がハーフラッチ状態にあるときの、図1におけるVII−VII線に沿う横断面図である。
【図8】噛合機構がフルラッチ状態にあるときの、図7と同様の横断面図である。
【図9】要部の拡大正面図である。
【図10】図9におけるX−X線に沿う横断面図である。
【図11】図5におけるXI−XI線に沿う拡大横断面図である。
【図12】他の要部の平面図である。
【符号の説明】
(1)ラッチ装置
(2)ストライカ
(3)噛合機構
(4)操作機構
(5)ハウジング
(5a)取付片
(5b)収容部
(5c)樹脂体
(5d)軸孔
(6)枢軸
(7)ラッチ(回動部材)
(7a)(7b)爪部
(8)枢軸
(9)ラチェット(回動部材)
(9a)係合部
(10)ベースプレート
(10a)閉塞部
(10b)部品取付部
(10c)軸孔
(10d)長孔
(10e)円弧孔
(10f)位置決め孔
(11)ラッチレバー
(12)連結部
(13)第1ロータリスイッチ
(14)スイッチケーシング
(14a)円筒部
(14b)脚部
(15)スイッチアーム
(15a)回転軸
(16)リミットスイッチ(検出スイッチ)
(16a)スイッチケーシング
(16b)軸部
(17)レバー(調整操作手段)
(17a)操作部
(17b)挾み込み部
(18)ボルト(締結部材)
(19)モータ
(19a)出力ピニオン
(20)枢軸
(20a)縮径部
(21)セクタギヤ
(21a)歯部
(21c)連結孔
(21d)係脱孔
(22)駆動レバー
(22a)接続アーム部
(22b)オープンアーム部
(22c)クローズアーム部
(22d)長孔
(23)係脱ピン
(24)枢軸
(25)キャンセルレバー
(25a)キャンセルアーム部
(26)枢軸
(27)オープンレバー
(28)第2ロータリスイッチ
(29)係脱孔
(30)ばね
(31)ボルト
(32)スイッチケーシング
(32a)脚部
(32b)位置決め突起
(32c)円筒部
(33)スイッチアーム
(33a)軸受孔
(33b)連結部
(34)ボルト
(35)(36)ばね
(A)空隙

Claims (4)

  1. ハウジング内に、ストライカと係合可能なラッチと、該ラッチと係合して前記ラッチの回動を阻止するラチェットと、前記ラッチまたはラチェット等の回動部材の回動位置を検出し得る検出スイッチとを配置してなる車両用ラッチ装置において、
    前記検出スイッチを、前記ハウジング内に位置調整可能に配置するとともに、前記検出スイッチを前記ハウジング内に固定するための締結部材を、前記ハウジングの外側から締結可能とし、さらに前記検出スイッチに、前記ハウジングの外側へ突出する調整操作手段を連結したことを特徴とする車両用ラッチ装置。
  2. 検出スイッチを、ハウジング内に回動部材の枢軸と同一方向を向く回転軸により、ハウジング内に回転可能に支持して、前記回転軸を中心とする方向へ位置調整可能とした請求項1記載の車両用ラッチ装置。
  3. 調整操作手段を、ハウジング内において検出スイッチに連結されて、ベースプレートとほぼ平行な挾み込み部と、該挾み込み部の端部に前記挾み込み部に対してほぼ直角に連設されて、前記ハウジングの外側へ突出する操作部とを有するほぼL字状のレバーとした請求項1または2記載の車両用ラッチ装置。
  4. 締結部材を、調整操作手段の挾み込み部に螺合可能とし、前記締結部材を締結することにより、ベースプレートと前記挾み込み部との間に、検出スイッチを挟み込んで固定し得るようにした請求項3記載の車両用ラッチ装置。
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