JP2004116031A - ロック式駐車装置の故障時誤進入防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】RV車による乗り越し通過によってギアが破損しロックプレートが転倒不能になったロック式駐車装置に車両が誤進入することによって起立したロックプレートによってバンパー等を損傷するのを防止する。
【解決手段】ロックプレート3の車両進入側の表面に反射シート,反射フィルム乃至反射樹脂板あるいはこれらに裏板を設置した反射材4を接着,金具固定等によって固定配置することによって,夜間のようにロックプレート3が起立している状態を視認し難い環境であっても,車両のヘッドランプ乃至テールランプの光を反射することによって運転者による視認をなし得るようにして,故障による進入警告を行なって車両の誤進入を防止する。
【選択図】 図1
【解決手段】ロックプレート3の車両進入側の表面に反射シート,反射フィルム乃至反射樹脂板あるいはこれらに裏板を設置した反射材4を接着,金具固定等によって固定配置することによって,夜間のようにロックプレート3が起立している状態を視認し難い環境であっても,車両のヘッドランプ乃至テールランプの光を反射することによって運転者による視認をなし得るようにして,故障による進入警告を行なって車両の誤進入を防止する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の技術分野】
本発明はロック式駐車装置に関し,特にその故障時の誤侵入を防止するようにしたロック式駐車装置の誤進入防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にコインパーキングといわれる駐車場に使用されるこの種ロック式駐車装置は,起倒自在に車両ロック用ロックプレート(フラップといってもよい)を備え,例えば駐車スペースへの車両乗り入れをセンサーによって検知することによって駆動ボックス中に設置した駆動軸を回転し,これに連結した上記ロックプレートを駐車車両のボディ下面において起立傾斜することによってタイヤ進行を妨げて車両の退出を阻止し,駐車料金清算機への駐車料金領収を検知することによってロックプレートを転倒復帰して車両の退出を可能とするようにしたものとされ,このとき,例えば上記駆動軸の回転に連動して回転表示することによって車両駐車時に「出られません」とし,駐車料金領収によって「出られます」とするような車両駐車時に車両の陰になるロックプレートの起倒状態を車両運転席側に露出するように表示して該起倒状態を運転者に告知する告知手段を備えたものとされる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−148097号公報(3頁〜4頁,図2〜3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ロック式駐車装置は,例えば車高の高いRV車等の運転者が駐車料金を未払いのままロックプレートに乗り越すように通過することによって無賃退出するケースのあることが指摘され,特にロック式駐車装置を用いた駐車場は一般に無人管理を行なうものとされるため,その防止策が検討されているが,このように車両が乗り越し通過した場合,ロックプレートが車両荷重を受けることによって,例えばロックプレートが変形して定位置に復帰転倒不能となったり,該ロックプレートを連結している駆動軸が破損したり,更にはこれとロックプレート間にギア機構等の中間機構を介設したものにあっては該中間機構が破損してロックプレートが作動不能の故障状態となり,車両が駐車しているロック状態,即ちロックプレートが起立状態から転倒動作ができずに起立したままとなることが多い。
【0005】
この故障状態で車両が駐車装置に進入しようとすると定位置復帰不能乃至起立状態のロックプレートが車両のバンパーに当り車両を損傷する可能性が残るし,故障状態の駐車装置が存在することによって駐車予定車両が誤って進入し退出しようとすることによって駐車場内が混雑して顧客の不満を招く可能性も残る。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,故障のためにロックプレートが定位置転倒不能乃至起立状態にあることを可及的簡易且つ確実に運転者に視認し得るようにすることによって,駐車予定車両の進入を事前に防止し得るようにしたロック式駐車装置の故障時誤進入防止装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題に添って本発明は,起立状態となったロックプレートの車両進入側の表面に進入警告用の故障表示を常設状態に配置して運転者が視認することによって故障状態の駐車装置に駐車予定車両が誤進入するのを防止するようにしたものであって,請求項1に記載の発明を,起倒自在に設置した車両ロック用のロックプレートにおける起立ロック時の車両進入側に面する表面に進入警告用の故障表示を配置してなることを特徴とするロック式駐車装置の故障時誤侵入防止装置としたものである。
【0008】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,夜間のようにロックプレートが起立している状態を視認し難い環境であっても,ロックプレートが車両のヘッドランプ乃至テールランプの光を反射することによって,その視認を可及的確実になし得るものとするように,これを,上記故障表示を光反射手段としてなることを特徴とする請求項1に記載のロック式駐車装置の故障時誤侵入防止装置としたものである。
【0009】
請求項3に記載の発明は,上記に加えて,同じく夜間のようにロックプレートが起立している状態を視認し難い環境であっても,ロックプレートが発光することによって,その視認を可及的確実になし得るものとするように,これを,上記故障表示を発光手段としてなることを特徴とする請求項1に記載のロック式駐車装置の故障時誤侵入防止装置としたものである。
【0010】
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aはロック式駐車装置であり,該駐車装置Aは,起倒自在に設置した車両ロック用のロックプレート3を備え,該ロックプレート3にその起立ロック時の車両進入側に面する表面に進入警告用の故障表示4を配置した故障時誤進入防止装置付のものとしてある。
【0012】
即ち駐車装置Aは,地表のループセンサー,側面の光電管等の各種センサーによって車両の進入を検知し,検知信号によってサイド設置の駆動ボックス1内の駆動軸(図示省略)を回動し,図示省略のギア機構を介して連結しサイドボックス2との間に軸支したロックプレート3をタイヤ進行を妨げるように後傾状態に起立傾斜し,また図示省略の駐車料金清算機への駐車料金領収を検知することによって該ロックプレート3を転倒復帰して車両の退出を可能とするようにしてある。
【0013】
このときロック式駐車装置Aにおける上記ロックプレート3に配置した故障表示は,本例にあって,これを光反射手段としたものとしてあり,該本例の光反射手段は,上記ロックプレート3の起立ロック時に上記車両進入側に面する表面に,例えば反射シート,反射フィルム乃至反射樹脂板あるいはこれらに裏板を設置した反射材4を固定手段によって固定配置したものとしてある。
【0014】
ロックプレート4に対する反射材4の固定手段による固定配置は,例えば接着剤による接着,リベット,ネジ等の固定金具による金具固定又はこれらの併用によって行なうことができ,また反射樹脂板や裏板を設置してある程度の厚さを有するようにしたものにあってはロックプレート3をプレス成形して形成した嵌着用の透孔又は嵌着用の凹陥部に対してこれを嵌着して固定する等してその固定配置を行なうことができる。
【0015】
このようにすることによって,例えば先行駐車した車両,例えばRV車両が料金未払い状態でロックプレート3を乗り越し通過し,車両荷重を受けることによってロックプレート3が変形して定位置に転倒復帰不能となったり,また転倒作動不能の起立傾斜したままの故障状態となった際,該反射材4が車両のヘッドランプ又はテールランプの光を受けてこれを車両側方向に向けて反射するようにし,これにより該駐車装置Aの駐車スペースに入ろうとする後続の駐車予定車両の運転者に対してロックプレート3が異常状態乃至起立状態にあることを,夜間のようにロックプレート3の起立を視認し難い環境にあっても,これを容易に視認し得るようにし,その進入警告を行うことによって該車両の誤進入を防止し,該誤進入することによるロックプレート3の車両への接触を回避し得るようにしてあり,また反射材4はロックプレート3の起立時に車両進入側に面する表面に固定配置したことによって,ロック式駐車装置Aに故障がなくこれが正常に作動し車両進入が可能なときには,該ロックプレート3は転倒した状態にあるから,該反射材4が進入車両の運転者に対して反射光を供給することがなく,従ってロックプレート3が正常に作動する場合の車両進入を妨げることがない。
【0016】
図示した例は以上のとおりとしたが,上記反射材に代えて,上記故障表示の光反射手段を,ロックプレートに,例えばガラスビーズ乃至樹脂ビーズを混合することによって光反射性としたクリヤー塗装又は着色塗装を施すことにより塗装反射面によるものとすることができる。
【0017】
また同じく上記故障表示を発光手段とし,例えば多数のLEDを配置したLEDユニットをロックプレートの車両進入側の表面に固定手段によって同様に固定配置し,ロックプレートの起倒動作に連動するようにLEDのスイッチ機構を介して車両進入によるロックプレートの起立時に点灯し,車両退出による転倒時に消灯するようにすることができる。この場合該発光手段が後傾の起立状態で発光することによって同様に運転者にロックプレートが起立状態にあることを夜間でも容易に視認可能とし,同様に進入警告を行うことによって車両の誤進入を防止し得るようにすることができる。
【0018】
光反射手段又は発光手段が,例えば「故障中」,「進入禁止」等適宜の文字を表示するようにすることによって,更に運転者への注意を喚起し,車両の誤進入をより確実に防止することも可能である。
【0019】
これらを含めて本発明の実施に当って,ロック式駐車装置,その起倒自在の車両ロック用ロックプレート,進入警告用の故障表示,必要に応じて用いる光反射手段,発光手段の各具体的構造,形状,材質,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り,様々な形態のものとすることができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,故障のためにロックプレートが定位置転倒不能乃至起立状態にあることを可及的簡易且つ確実に運転者に視認し得るようにすることによって,駐車予定車両の進入を事前に防止し得るようにしたロック式駐車装置の故障時誤進入防止装置を提供することができる。
【0021】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,夜間のようにロックプレートが起立している状態を視認し難い環境であっても,ロックプレートが車両のヘッドランプ乃至テールランプの光を反射することによって,その視認を可及的確実になし得るものとすることができる。
【0022】
請求項3に記載の発明は,上記に加えて,同じく夜間のようにロックプレートが起立している状態を視認し難い環境であっても,ロックプレートが発光することによって,その視認を可及的確実になし得るものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロック式駐車装置の斜視図である。
【図2】ロックプレートの反射材固定状態を示す縦断斜視図である。
【符号の説明】
A ロック式駐車装置
3 ロックプレート
4 反射板
【産業上の技術分野】
本発明はロック式駐車装置に関し,特にその故障時の誤侵入を防止するようにしたロック式駐車装置の誤進入防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にコインパーキングといわれる駐車場に使用されるこの種ロック式駐車装置は,起倒自在に車両ロック用ロックプレート(フラップといってもよい)を備え,例えば駐車スペースへの車両乗り入れをセンサーによって検知することによって駆動ボックス中に設置した駆動軸を回転し,これに連結した上記ロックプレートを駐車車両のボディ下面において起立傾斜することによってタイヤ進行を妨げて車両の退出を阻止し,駐車料金清算機への駐車料金領収を検知することによってロックプレートを転倒復帰して車両の退出を可能とするようにしたものとされ,このとき,例えば上記駆動軸の回転に連動して回転表示することによって車両駐車時に「出られません」とし,駐車料金領収によって「出られます」とするような車両駐車時に車両の陰になるロックプレートの起倒状態を車両運転席側に露出するように表示して該起倒状態を運転者に告知する告知手段を備えたものとされる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−148097号公報(3頁〜4頁,図2〜3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ロック式駐車装置は,例えば車高の高いRV車等の運転者が駐車料金を未払いのままロックプレートに乗り越すように通過することによって無賃退出するケースのあることが指摘され,特にロック式駐車装置を用いた駐車場は一般に無人管理を行なうものとされるため,その防止策が検討されているが,このように車両が乗り越し通過した場合,ロックプレートが車両荷重を受けることによって,例えばロックプレートが変形して定位置に復帰転倒不能となったり,該ロックプレートを連結している駆動軸が破損したり,更にはこれとロックプレート間にギア機構等の中間機構を介設したものにあっては該中間機構が破損してロックプレートが作動不能の故障状態となり,車両が駐車しているロック状態,即ちロックプレートが起立状態から転倒動作ができずに起立したままとなることが多い。
【0005】
この故障状態で車両が駐車装置に進入しようとすると定位置復帰不能乃至起立状態のロックプレートが車両のバンパーに当り車両を損傷する可能性が残るし,故障状態の駐車装置が存在することによって駐車予定車両が誤って進入し退出しようとすることによって駐車場内が混雑して顧客の不満を招く可能性も残る。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,故障のためにロックプレートが定位置転倒不能乃至起立状態にあることを可及的簡易且つ確実に運転者に視認し得るようにすることによって,駐車予定車両の進入を事前に防止し得るようにしたロック式駐車装置の故障時誤進入防止装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題に添って本発明は,起立状態となったロックプレートの車両進入側の表面に進入警告用の故障表示を常設状態に配置して運転者が視認することによって故障状態の駐車装置に駐車予定車両が誤進入するのを防止するようにしたものであって,請求項1に記載の発明を,起倒自在に設置した車両ロック用のロックプレートにおける起立ロック時の車両進入側に面する表面に進入警告用の故障表示を配置してなることを特徴とするロック式駐車装置の故障時誤侵入防止装置としたものである。
【0008】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,夜間のようにロックプレートが起立している状態を視認し難い環境であっても,ロックプレートが車両のヘッドランプ乃至テールランプの光を反射することによって,その視認を可及的確実になし得るものとするように,これを,上記故障表示を光反射手段としてなることを特徴とする請求項1に記載のロック式駐車装置の故障時誤侵入防止装置としたものである。
【0009】
請求項3に記載の発明は,上記に加えて,同じく夜間のようにロックプレートが起立している状態を視認し難い環境であっても,ロックプレートが発光することによって,その視認を可及的確実になし得るものとするように,これを,上記故障表示を発光手段としてなることを特徴とする請求項1に記載のロック式駐車装置の故障時誤侵入防止装置としたものである。
【0010】
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aはロック式駐車装置であり,該駐車装置Aは,起倒自在に設置した車両ロック用のロックプレート3を備え,該ロックプレート3にその起立ロック時の車両進入側に面する表面に進入警告用の故障表示4を配置した故障時誤進入防止装置付のものとしてある。
【0012】
即ち駐車装置Aは,地表のループセンサー,側面の光電管等の各種センサーによって車両の進入を検知し,検知信号によってサイド設置の駆動ボックス1内の駆動軸(図示省略)を回動し,図示省略のギア機構を介して連結しサイドボックス2との間に軸支したロックプレート3をタイヤ進行を妨げるように後傾状態に起立傾斜し,また図示省略の駐車料金清算機への駐車料金領収を検知することによって該ロックプレート3を転倒復帰して車両の退出を可能とするようにしてある。
【0013】
このときロック式駐車装置Aにおける上記ロックプレート3に配置した故障表示は,本例にあって,これを光反射手段としたものとしてあり,該本例の光反射手段は,上記ロックプレート3の起立ロック時に上記車両進入側に面する表面に,例えば反射シート,反射フィルム乃至反射樹脂板あるいはこれらに裏板を設置した反射材4を固定手段によって固定配置したものとしてある。
【0014】
ロックプレート4に対する反射材4の固定手段による固定配置は,例えば接着剤による接着,リベット,ネジ等の固定金具による金具固定又はこれらの併用によって行なうことができ,また反射樹脂板や裏板を設置してある程度の厚さを有するようにしたものにあってはロックプレート3をプレス成形して形成した嵌着用の透孔又は嵌着用の凹陥部に対してこれを嵌着して固定する等してその固定配置を行なうことができる。
【0015】
このようにすることによって,例えば先行駐車した車両,例えばRV車両が料金未払い状態でロックプレート3を乗り越し通過し,車両荷重を受けることによってロックプレート3が変形して定位置に転倒復帰不能となったり,また転倒作動不能の起立傾斜したままの故障状態となった際,該反射材4が車両のヘッドランプ又はテールランプの光を受けてこれを車両側方向に向けて反射するようにし,これにより該駐車装置Aの駐車スペースに入ろうとする後続の駐車予定車両の運転者に対してロックプレート3が異常状態乃至起立状態にあることを,夜間のようにロックプレート3の起立を視認し難い環境にあっても,これを容易に視認し得るようにし,その進入警告を行うことによって該車両の誤進入を防止し,該誤進入することによるロックプレート3の車両への接触を回避し得るようにしてあり,また反射材4はロックプレート3の起立時に車両進入側に面する表面に固定配置したことによって,ロック式駐車装置Aに故障がなくこれが正常に作動し車両進入が可能なときには,該ロックプレート3は転倒した状態にあるから,該反射材4が進入車両の運転者に対して反射光を供給することがなく,従ってロックプレート3が正常に作動する場合の車両進入を妨げることがない。
【0016】
図示した例は以上のとおりとしたが,上記反射材に代えて,上記故障表示の光反射手段を,ロックプレートに,例えばガラスビーズ乃至樹脂ビーズを混合することによって光反射性としたクリヤー塗装又は着色塗装を施すことにより塗装反射面によるものとすることができる。
【0017】
また同じく上記故障表示を発光手段とし,例えば多数のLEDを配置したLEDユニットをロックプレートの車両進入側の表面に固定手段によって同様に固定配置し,ロックプレートの起倒動作に連動するようにLEDのスイッチ機構を介して車両進入によるロックプレートの起立時に点灯し,車両退出による転倒時に消灯するようにすることができる。この場合該発光手段が後傾の起立状態で発光することによって同様に運転者にロックプレートが起立状態にあることを夜間でも容易に視認可能とし,同様に進入警告を行うことによって車両の誤進入を防止し得るようにすることができる。
【0018】
光反射手段又は発光手段が,例えば「故障中」,「進入禁止」等適宜の文字を表示するようにすることによって,更に運転者への注意を喚起し,車両の誤進入をより確実に防止することも可能である。
【0019】
これらを含めて本発明の実施に当って,ロック式駐車装置,その起倒自在の車両ロック用ロックプレート,進入警告用の故障表示,必要に応じて用いる光反射手段,発光手段の各具体的構造,形状,材質,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り,様々な形態のものとすることができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,故障のためにロックプレートが定位置転倒不能乃至起立状態にあることを可及的簡易且つ確実に運転者に視認し得るようにすることによって,駐車予定車両の進入を事前に防止し得るようにしたロック式駐車装置の故障時誤進入防止装置を提供することができる。
【0021】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,夜間のようにロックプレートが起立している状態を視認し難い環境であっても,ロックプレートが車両のヘッドランプ乃至テールランプの光を反射することによって,その視認を可及的確実になし得るものとすることができる。
【0022】
請求項3に記載の発明は,上記に加えて,同じく夜間のようにロックプレートが起立している状態を視認し難い環境であっても,ロックプレートが発光することによって,その視認を可及的確実になし得るものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロック式駐車装置の斜視図である。
【図2】ロックプレートの反射材固定状態を示す縦断斜視図である。
【符号の説明】
A ロック式駐車装置
3 ロックプレート
4 反射板
Claims (3)
- 起倒自在に設置した車両ロック用のロックプレートにおける起立ロック時の車両進入側に面する表面に進入警告用の故障表示を配置してなることを特徴とするロック式駐車装置の故障時誤侵入防止装置。
- 上記故障表示を光反射手段としてなることを特徴とする請求項1に記載のロック式駐車装置の故障時誤侵入防止装置。
- 上記故障表示を発光手段としてなることを特徴とする請求項1に記載のロック式駐車装置の故障時誤侵入防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002277190A JP2004116031A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | ロック式駐車装置の故障時誤進入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002277190A JP2004116031A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | ロック式駐車装置の故障時誤進入防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004116031A true JP2004116031A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=32272859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002277190A Pending JP2004116031A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | ロック式駐車装置の故障時誤進入防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004116031A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012006455A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Shinmaywa Industries Ltd | 荷受台昇降装置 |
WO2021210302A1 (ja) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 | 株式会社Ihi | 車両誘導装置、車両誘導方法及び駐車場 |
-
2002
- 2002-09-24 JP JP2002277190A patent/JP2004116031A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012006455A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Shinmaywa Industries Ltd | 荷受台昇降装置 |
WO2021210302A1 (ja) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 | 株式会社Ihi | 車両誘導装置、車両誘導方法及び駐車場 |
US11941982B2 (en) | 2020-04-17 | 2024-03-26 | Ihi Corporation | Vehicle guidance device, vehicle guidance method and parking area |
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