JP2004114999A - ホイールカバー保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に着脱可能であり、高温環境でも保持性を維持し、着脱を繰り返した後にも保持性を維持する装飾用ホイールカバーを提供すること。
【解決手段】車両ホイールのラグナットに一体的に保持され、カバーがラグナットに確実に位置決めされる装飾用ホイールカバー。カバーには、軸線方向に突き出た複数の細長い管状突出部を備え、各管状突出部は、部分的にスロットを入れられ複数の片持ちフィンガを形成する。各フィンガはカバーをホイールのラグナットに対して位置決めするアンダーカット溝を有する。カバーがホイールに取り付けられると、細長い管状突出部がラグナットと位置合わせされ、カバーがホイールの軸線方向内側に移動することにより、片持ちフィンガはがラグナットのフランジを通り越す際、わずかに分離する。更に、ホイールカバーは、片持ちフィンガを最も内側に偏倚して、熱変形によりプラスッチックの歪曲を引き起こす温度の間でも、ラグナットとの連続的な係合とするワイヤバンド保持具を含む。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、一体形保持システムを備えたプラスチック製ホイールカバーに関する。より詳細には、本発明は、容易に着脱可能で、安価であり、且つ、改善されたホイールカバー保持能力を与えるワイヤ保持装置を備える装飾用ホイールカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
関連技術の参考文献から、ホイールカバーをホイールに取り外し自在に取り付けるための種々の方法及び装置が示されている。例えば、Renzらに付与された米国特許第4,123,111号は、移動止めを備えたラグナットの係合平面の周囲に設けられ、ラグナットの外周に係合する保持カバーを開示している。保持カバーは、ホイールカバーの円形形状とは異なる形状であり、ラグナットの係合点を連結する線の間に、比較的大きなレバーアームを持たせて、バネ率を減少させている。ラグナットは保持カバーの周縁の凹みに嵌る。保持カバーの縁部は凹み領域内に嵌り込む。ラグナットを覆うために、保持カバーを覆って装着するホイールカバーキャップを設ける。
【0003】
Renzらの装置にはいくつかの問題点がある。プラスチックは比較的強度の低い材料であり時間の経過とともに及び温度の影響で弛緩及び/又は変形が生じる傾向がある。従って、保持カバーを取り外して置き換えると、保護カバーがラグナットを保持しなくなることがある。保持カバーは、凹んでいてカバーの周囲部分より厚さが遥かに薄い領域に歪み及び撓みが生じることにより、亀裂が生じる。スチールのラグナットとプラスチックのカバーとの間では熱膨張率に差があるため上述の問題が更に悪化する。更に、Renzらは、バネ率を減少させるために、係合の連結点と移動止め点との間に比較的大きなレバーアームを必要としており、ホイールカバーの輪郭外形を浅くした配置は不可能であると思われる。また、2つの部片を組み立てることにより、保持カバーと外側ホイールカバーとの間に大きな空隙が生じ、時間の経過に伴い、ここに泥及び道路の土石が溜まる可能性がある。
【0004】
Brownに付与された米国特許第4,382,635号では、従来のスチール製ホイールに利用可能な一体形保持フィンガを備えたホイールカバーを開示することにより、これらの問題のいくつかを解決することを試みている。カバーは、ラグナットに装着したカバーの管状突出部が協働して相互に係合することにより、ホイールに一体的に保持される。突出部には、軸線方向にスロットを入れて複数の片持ちフィンガに分割し、ラグナットと協働してホイールカバーを保持するようにする。各突出部のフィンガは、一体とした半径方向に延びる当接部を備え、これが、各ラグナットの半径方向開口溝内で弾性的に係合することにより、ナットを弾性的に把持してカバーを保持する。溝内に当接部を受け取ると同時に、各フィンガのテーパ状の半径方向表面を軸線方向外向きに延びる穿孔エンボスの環状表面に係合させ、各フィンガにわずかに軸線方向外向きの力を与えて、ラグナットに対する突出部の軸線方向へのシフト移動を防止する。
【0005】
当接部は、ラグナットの六角形部分の円よりわずかに小さい円を描いているので、当接部がラグナットの六角形部分を越えるとき各フィンガは軸線方向外向きにわずかに分離、即ち撓む。従って、当接部が各ラグナットの周囲溝に嵌め込まれるまでラグナットの環状リブを越えるとき、各フィンガは分離している。当接部が溝に受け取られると、フィンガは実質的に通常の位置に戻る。各当接部の半径方向テーパ状の表面は、ホイール表面の軸線方向外向きに延びる環状表面に係合し、各突出部にわずかな軸線方向外向きの力を与え、ラグナットに対する突出部の軸線方向へのシフト移動を防止する。
【0006】
この設計に伴ういくつかの問題点の1つは、軸線方向外向きに延びる環状表面と、ラグナットの溝の位置との間の累積誤差による悪影響である。ラグナットへのカバーの嵌め合いは、ラグナットの溝の深さ及び幅と、ラグナットが着座される位置に隣接するホイール面上のテーパ状の表面とに左右される。カバーの各フィンガの端部の半径方向テーパ状突出部、ラグナット及びホイール表面上のテーパ部の間に累積した誤差により溝幅にばらつきが生じ、これによって、当接部の半径方向テーパ状表面が溝の底に移動するのが妨げられる結果、ラグナットに動き嵌め状態が生じるとともに、保持具のフィンガに応力が生じ、プラスチックを用いることに関する、先に記載した問題が保持具に生じることになる。
【0007】
Brown設計において、はっきり位置決めされないことに伴う別の問題は不適切な設置が生じる可能性である。カバーをホイールに取り付ける間に、カバーの行き過ぎが生じ、テーパ状ホイール表面にフィンガを押し付ける力が加わり、これによりフィンガが広がって溝から押し出され、テーパ状ホイール表面に沿って移動することにより、ルーズな嵌め合いになる可能性がある。
【0008】
Brown設計の更に別の欠点は、ラグナットの円周溝の位置及びアルミニウム製ホイールの不適切なトルクに関する潜在的な問題である。アルミニウム製ホイールに対してラグナット上に適切なトルクを得るために、円錐形の台座を深くし、スチール製ホイールの場合よりも、ホイール表面に接触する表面積を大きくする必要があることは、当技術分野では公知である。Brown設計のラグナットの溝は、アルミニウム製ホイールと接触する表面積が少なくなるため、アルミニウム製ホイールに対して十分なトルクを得ることが問題点となることにより、ラグナットはアルミニウム製ホイールに適切に取り付けることができない。換言すれば、Brown設計でのラグナットは、スチール製ホイール及びアルミニウム製ホイールと適合しない。
【0009】
上記欠点のいくつかに対する解決策として、Stanlakeに付与された米国特許第5,163,739号は、ホイールのラグナットにホイールカバーを取り付けるための複数の一体形管状突出部を含むホイールカバーを教示している。各管状突出部は、ホイールカバーから軸線方向に延びる複数のスロットを有し、そのスロットが、それぞれのラグナットの環状リブに軸線方向で係合する複数のフィンガを定めている。フィンガは、複数の円周に広がるリング及び複数の凹形屈曲部を有する1片のワイヤバンド保持具を収容するためのアンダーカット溝部分を備える。或いは、分割リングワイヤ保持具を用いることもできる。
【0010】
ワイヤバンド保持具は、フィンガが半径方向内側に撓み、リングの円周が増大して突出部のフィンガを取り囲むとともに、アンダーカット溝により受け取られるように一体形管状突出部に押し付けられる。リングの円周は、保持具の凹面の屈曲が、真直ぐの位置に撓むことにより容易に増大する。このように、Stanlakeは、ホイールカバーの管状突出部がワイヤバンド保持具により完全に囲まれ、可撓性フィンガの半径方向外向きの移動を制限すると共に、その可撓性フィンガを偏倚させてラグナットと係合させる保持装置を教示している。
【0011】
ワイヤ保持具を組み込むことにより、従来のプラスチック製ホイールカバーに関する問題のいくつかに対処しているが、Stanlakeの発明にはいくつかの問題点がある。Stanlakeが教示するホイールカバーは、まずラグナットを取り除くことによってのみホイールから取り除くことができるが、これは、従来の嵌め込みプラスチック製ホイールカバーに比較して困難で時間のかかる方法である。更に、ホイールカバーは、それを掴むことが不可欠であるため、露出したラグナットを有することが望ましいホイールの用途に限定される。最後に、単一の部片のワイヤバンド保持具がラグナットにより集合的に形成された周囲を囲み、各ラグナットを個々に囲み、複数の凹面屈曲部を設けるStanlakeが教示する構成では、過剰なワイヤ材料が必要であるため、不必要な材料費用がかかる。
【0012】
【特許文献1】米国特許第4,123,111号
【特許文献2】米国特許第4,382,635号
【特許文献3】米国特許第5,163,739号
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
先行技術の保持システムで認められた種々の問題のため、ホイールに対してカバーを確実に位置決めすることにより、誤差累積の作用と、ホイールに対して行き過ぎて嵌合性の悪化を招く可能性とをなくす、一体形締結システムを有するホイールカバーが必要とされている。また、ラグナットを含むホイールの中心部分を覆うことができるとともに、容易に着脱可能であり、高温環境でも保持性を維持し、着脱を繰り返した後にも保持性を維持する装飾用ホイールカバーもまた必要とされている。カバー取付具は、ラグナットトルクにもラグナットとホイール表面領域との間の接触界面にも影響を及ぼさず、アルミニウム製及びスチール製ホイールのいずれに対しても標準のラグナットを用いることができるようにする必要がある。
【0014】
本発明の目的は、ラグナット及びホイールの中心部分を覆うための装飾用ホイールカバー組立体を提供することである。
他の目的は、このようなホイールカバー組立体に、嵌め込み係合装置を組み込むようにして、ホイールカバーが取り付け及び取り外しの両方が容易となるようにすることである。
更に別の目的は、このようなホイールカバー組立体が、高温環境に曝されてもホイールとの係合を維持するように構成されることである。
【0015】
更に他の目的は、保持具が使用されている変形又は熱的に過度の環境に曝されても、偏倚されたフィンガのいくつかを維持して、ラグナットから分離しないホイールカバーを提供することである。
更に他の目的は、繰り返してホイールに着脱した後でも、ホイールとの係合を維持することができるホイールカバーを提供することである。
更に他の目的は、製造及び組み立てが安価なホイールカバーを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の好ましい実施態様によれば、車両のホイールのラグナットに一体的に保持された装飾用ホイールカバー組立体が提供される。ラグナットは、上肩部を固定するフランジを有することが好ましい。ホイールカバー組立体は、ホイールカバー及びワイヤバンド保持具を含む。ホイールカバーは、可視の装飾的形状を有する前面と、後面とを含む。ホイールカバーの後面には、そこから軸線方向に突き出ている複数の細長い管状突出部と、その細長い管状突出部の間に配置される複数の支持形状とを有する。
【0017】
細長い管状突出部にはスロットを入れ、先端部分に複数の片持ちフィンガを形成する。各片持ちフィンガの先端には、ホイールカバー組立体をラグナットに嵌め込み係合するための膨らんだ部分があり、これによりホイールカバーは容易に着脱可能となる。更に、片持ちフィンガは、ラグナットフランジの上肩部に係合するようにされたアンダーカット溝を含むことにより、ホイールカバー組立体をラグナットに確実に位置決めすることができる。
【0018】
ワイヤバンド保持具はほぼ円形であり、複数の凹み区域を有する。複数の支持形状は、ホイールカバー内に、複数の管状突出部の集まりより決まる周囲長を有する円の内径上に配置され、ワイヤバンド保持具を保持する。保持具の複数の凹み区域は、管状突出部の一部を支持し、対応する片持ちテーパ状フィンガを偏倚させて維持し、ラグナットと係合させるように設計されている。
【0019】
ホイールカバー組立体が、ホイールに取り付けられると、細長い管状突出部がラグナットと位置合わせされて、ホイールカバーがホイールの軸線方向内側に移動すると、ラグナットのフランジを超えるときわずかに片持ちフィンガが分離する。また、ホイールカバーが、ホイールに取り付けられるとき、ワイヤバンド保持具に接触している可撓性のフィンガは、フィンガの膨らんだ部分がラグナットのフランジを越える間に、ホイールカバーの中心に向かう方向にワイヤバンドを変形するように作用し、その後、ワイヤバンド保持具により、最も内側のフィンガが偏倚し、各ラグナットに係合する。
【0020】
当技術分野では公知のように、一般に金属は、プラスチックと比較して、時間の経過及び温度変化で弛緩及び/又は変形しにくい。此処で記載されたホイールカバー組立体には、金属ワイヤバンド保持具が組み込まれており、変形、弛緩及び高温作用に対する抵抗性を改善する。更に、各フィンガの膨らんだ部分は、ホイールカバーが嵌め込み取り付け可能であるとともに同様に取り外し可能であるように構成される。本発明のワイヤバンド保持具は、片持ちフィンガ自体を取り囲むようにはなっていないため、ホイールカバーは、各ラグナットを取り外すことなく、速やかに且つ容易にホイールから取り外すことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
一般に図に示されるように、本発明によるホイールのラグナットに、一体的に保持された装飾用ホイールカバー組立体を示す。以下の好ましい実施形態の詳細な説明の中では、内側、内向き、外側、外向き、前部、後部、半径方向及び軸線方向という用語は、特に指定しなければ最終組み立て位置で見た車両部品に用いる。
【0022】
ここで、図を詳細に参照すると、図6には、本発明の方法により組み立てられたホイールカバー組立体100が示されている。一般に、ホイールカバー組立体100は、ホイールカバー70と、カバーに取付けられたワイヤバンド保持具90とを含む。ホイールカバー70は、本願出願者が所有するHaulerらの米国特許第6,022,081号に詳細に記載されているホイールカバー40の形状のいくつかを含む。尚、この特許は、引用により全体を本明細書に組み込まれる。本発明を明快に理解するために、ホイールカバー40に関して、限定した範囲の説明を提供する。更に、共通の形状は、連続性を維持することができる限り、Haulerらと同じ参照番号をつけるものとする。
【0023】
図1から図3に最もよく見られるように、ホイールカバー40は、ラグナット20に対してカバー40の内向き/外向き軸線方向に位置決めされている車両ホイール12のラグナット20に一体的に保持されている。ラグナット20は、典型的には、上肩部32となるフランジ30を有する。本発明の好ましい実施形態では、カバー40には、カバー40の背面から軸線方向に突出する多数の細長いスタンドオフ又は管状の部分的にスロットが入った突出部50が設けられている。突出部50には、それぞれ部分的にスロットが入れられて、複数の片持ちフィンガ52が形成されている。片持ちフィンガ52はホイールカバー40から軸線方向に延びるにつれて、各フィンガの厚さが減少するようなテーパ状であることが好ましい。
【0024】
図4を参照すると、各片持ちテーパ状フィンガ52の端部近傍には、アンダーカット溝56があるのが見られ、この溝は、溝56の一方の端部を定める肩部56aと、溝56の反対側の端部を定めるテーパ部分56bとを備える。各片持ちテーパ状フィンガ52は、溝56を超えて膨らんだ部分58で終わる。カバー40がホイール12に取り付けられる際、細長い管状突出部50がラグナット20と位置合わせされ、カバー40がホイール12の軸線方向内側へ移動することにより、片持ちフィンガ52はその球状端部分58がラグナット20及び付随するフランジ30を通り超えて、アンダーカット溝56がラグナット20のフランジ30を超えて嵌め込まれ、そのときにフィンガはわずかに分離する。同時に、アンダーカット溝56の肩部56aが、ラグナットフランジ30の上肩部32と当接することになるため、カバー40は、ホイール12に対する軸線方向において確実に位置決めされ、他の全ての表面の誤差累積の影響が消失する。
【0025】
図5に最もよく見られるように、膨らんだ部分58がラグナット20のフランジ30を通り超えて、テーパ部分56bがフランジ30の下側に係合することにより、カバー40をラグナット20上に保持するのに十分な保持力が生じる。細長い管状突出部50の端部は、ホイール12表面から予め定められた距離だけ間隔を置いて配置されており、ホイール12表面に接触しない。このような予め定められた距離は、ラテラル・スタンドオフ50の全長により制御され、これによって、過度の移動、又はホイール12表面との干渉の可能性が無くなる。
【0026】
図6を参照すると、本発明の好ましい実施形態のホイールカバー70は、ホイールカバー40に関して上に記載した形状を有し、更に、目に見える装飾的形状を有する前面72、後面74、及びワイヤバンド保持具90を位置決めして保持する付加的な支持形状を備える。ホイールカバー70の支持形状は、複数のリブ76、及び任意選択的に第2の複数のリブ77及び/又は複数のロケータ78を備える。リブ76、任意選択的なリブ77、及び任意選択的なロケータ78は、ホイールカバー70の後面74から軸線方向に突き出ている。リブ76及び任意選択的なロケータ78は、ホイールカバー70の後面74の周囲表面で細長い管状突出部50の間に配置されている。任意選択的なリブ77は、細長い管状突出部50の半径方向に最も内側のフィンガ52に配置されている。任意選択的なリブ77及びロケータ78の別の構成、配置及び/又は組み合わせを想定することは、当業者には当然理解され、これに関する上記の開示事項は、限定的なものとみるべきではない。
【0027】
図6及び図7に最もよく見られるように、ワイヤバンド保持具90は、形成して溶接した単一の部片の金属から構成されることが好ましい。ワイヤバンド保持具90は、ほぼ円形であり、複数の凹み区域92を有する。リブ76、任意選択的なリブ77、及び/又は任意選択的なロケータ78により、管状突出部50の集まりよって決められる周囲長さを有する円の内径上にワイヤバンド保持具90を配置する。ワイヤバンド保持具90が位置決めされると、リブ76は、以下に更に詳細に記載するように、保持具90に係合させられ、ワイヤバンド保持具90を軸線方向に保持する。複数の凹み区域92は、各管状突出部50の一部分により定められる円弧に位置合わせすることにより、ワイヤバンド保持具90が、各管状突出部50の一部分に係合し、対応する片持ちテーパ状フィンガ52を偏倚させるとともに可塑性熱変形が最小限になるように設計される。
【0028】
図8を参照すると、リブ76の1つの部分図が詳細に示されている。各リブ76は、係合スロット82、係合部材84及び肩部86を備える。係合スロット82は、好ましくはU形であって、リブ76の内側の軸線方向端部に配置され、係合スロット82で係合部材84及び肩部86を形成させている。ワイヤバンド保持具90は、ワイヤバンド保持具90を半径方向及び軸線方向に位置決めする係合スロット82に挿入することによりホイールカバー70に組み付けられる。ワイヤバンド保持具90が、U形の係合スロット82内に配置されると、係合部材84は、肩部86に向かって半径方向外向きへ可塑的に変形させられ、ワイヤバンド保持具90を適所に永久的に固定する。係合部材84の実線は、その最初の位置を表し、仮想線は、ワイヤバンド保持具90が適所に係止された場合に、係合部材84を変形させた位置を表す。図8は、好ましい実施形態を表しており、ワイヤバンド保持具90を配置して保持するようにされた係合部材には、多くの他の構成が可能であることは当業者には理解されると考える。
【0029】
図6及び図9を参照すると、ホイールカバー100の管状突出部50が、ラグナット20に取り付けられた状態が示されている。ワイヤバンド保持具90の凹み区域92は、各管状突出部50の半径方向に最も内側のテーパ状フィンガ52にのみ係合する。従って、ホイールカバー組立体100は、ワイヤバンド保持具90が、最も内側のテーパ状フィンガ52のみに係合し、可塑性熱変形を最小限にしつつ予め定められた量だけ撓むように設計されているため、容易に着脱可能である。また、残りの支持されていないフィンガ52も、十分に撓み、ラグナット20に取り付けられ、及び取り外される。
【0030】
ホイールカバー組立体100は、2つの別個の装置、即ち、片持ちテーパ状フィンガ52及びワイヤバンド保持具90を備え、これらが協働して、ホイール12のラグナット20上にホイールカバー組立体100を保持する役割を果たしている。その結果、先行技術のホイールカバー保持システムよりも大幅な保持の改善をもたらす嵌合となる。更に、耐熱性不良、緩み及び変形のような従来のプラスチック保持装置に起因する欠点の多くは、ワイヤバンド保持具90を組み込むことにより解決される。
【0031】
好ましい実施形態に関して本発明を説明したが、当業者によって他の形態を導入することができることは明らかである。換言すると、本発明の教示事項は請求の範囲の限定物の全ての妥当な代替物又は同等物を含む。例えば、個々の構成要素の構造、材料、寸法、及び形状は、修正することもでき、又は、他の同様の構造、材料、大きさ、及び形状と置き換えることもできる。本発明には、自動車産業以外のものを含む、他の用途も可能であることは、当業者には理解されるであろう。従って、本発明の範囲は請求の範囲のみによって限定されるものとする。
【0032】
例えば、ホイールカバーと、複数の管状突出部と、複数のリブとは、単一の型で一体成形された射出成形プラスチックから構成されていてもよく、別々に作成したものを組み立ててもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術のホイールカバーの背面の斜視図である。
【図2】先行技術のホイールカバー(図示せず)が取り付けられる先行技術のホイール及びラグナットの平面図である。
【図3】図1の先行技術のホイールカバーを含む図2の断面図である。
【図4】図2のラグナットの1つに取り付ける前の図1の先行技術のホイールカバーの細長い管状突出部の断面図である。
【図5】図2のラグナットの1つに取り付けたところを示す、図4の先行技術の細長い管状突出部の拡大断面図である。
【図6】本発明によるホイールカバー組立体の斜視図である。
【図7】ワイヤバンド保持具の平面図である。
【図8】図6のホイールカバー組立体のリブの拡大断面図である。
【図9】図6の細長い管状突出部と、ラグナットに取り付けた図7のワイヤバンド保持具との拡大断面図である。
【符号の説明】
50 各管状突出部
52 片持ちテーパ状フィンガ
70 ホイールカバー
72 前面
74 後面
76 リブ
77 リブ
78 ロケータ
90 ワイヤバンド保持具
92 凹み区域
100 ホイールカバー組立体

Claims (18)

  1. 各々がフランジを有する複数のラグナットと、
    ホイールの中心部分を覆うようになっているホイールカバーと、
    前記ホイールカバーを前記ホイールのラグナットに取り付けるための、前記ホイールカバーから軸線方向に延びる複数の細長い管状突出部であって、各細長い管状突出部は、前記ホイールカバーを前記ホイールに保持するために、各ラグナットの前記フランジに係合するようになっている複数の片持ちフィンガに前記管状突出部を細分化する複数の軸線方向スロットを含む細長い管状突出部と、
    前記複数の細長い管状突出部のそれぞれの一部に係合するようにされ、前記可撓性のフィンガの幾つかを半径方向に支持すると共に、前記可撓性のフィンガの幾つかを偏倚させて前記ラグナットに係合させるように構成されている、前記ホイールカバー内に配置された保持手段と、
    前記ホイールカバーから軸線方向に延び、前記複数の細長い管状突出部の間に配置された、前記保持手段を取り付けるための手段と
    を備え、前記ホイールカバー組立体が前記ホイールに取り外し自在に取り付けられるように、前記可撓性のフィンガが、前記保持手段に助けられて前記ラグナットに係合して嵌め込まれることを特徴とするホイールカバー組立体。
  2. 前記複数の片持ちフィンガの各々の末端には、前記ホイールカバーが前記ホイールに向かって軸線方向に移動するとき、前記ラグナットに係合し、且つ前記片持ちフィンガを半径方向外向きに撓ませる球状端部分を有し、前記複数の片持ちフィンガが、更に、前記ラグナットのフランジを収容するアンダーカット溝を有し、これにより前記フィンガが前記ラグナットから外れないようにすることを特徴とする請求項1に記載のホイールカバー組立体。
  3. 前記片持ちフィンガの各々が、前記ホイールカバーから軸線方向に延びるにつれて厚さが減少することを特徴とする請求項2に記載のホイールカバー組立体。
  4. 前記複数の片持ちフィンガのアンダーカット溝が、前記ラグナットのフランジに係合するようになっている上肩部を有し、これにより、前記ホイールカバーが前記ホイールに対して軸線方向に確実に位置決めできることを特徴とする請求項3に記載のホイールカバー組立体。
  5. 前記保持手段が、形成されて溶接された単一部片の金属から構成されるワイヤバンド保持具を備え、前記ワイヤバンドが、前記複数の細長い管状突出部の一部と位置合わせするようにされた複数の凹み区域を有するほぼ円形であることを特徴とする請求項1に記載のホイールカバー組立体。
  6. 前記取り付け手段が、係合形状を有する複数のリブを含むことを特徴とする請求項5に記載のホイールカバー組立体。
  7. 前記ホイールカバーと、前記複数の管状突出部と、前記複数のリブとが、単一の型で一体成形された射出成形プラスチックから構成されていることを特徴とする請求項6に記載のホイールカバー組立体。
  8. 前記ホイールカバー組立体が、前記ラグナットと、前記ホイールの中心部分とを覆っていることを特徴とする請求項1に記載のホイールカバー組立体。
  9. 複数のラグナットにより取り付けられたホイールを有する車両のホイールカバー組立体であって、
    各々がフランジを有する前記ラグナットと、
    前記ラグナットと前記ホイールの中心部分とを覆うための装飾的な前面と、前記ラグナットに取り付けるための複数の細長い管状突出部とを有するホイールカバーであって、前記細長い管状突出部の各々が、前記ホイールカバーを前記ホイールに保持するために各ラグナットのフランジに係合するようになっている複数の片持ちフィンガを定める、前記ホイールカバーから軸線方向に延びた複数のスロットを有する細長い管状突出部と、
    前記細長い管状突出部の各々の一部と位置合せされた複数の凹み区域を有し、且つ前記可撓性のフィンガの幾つかを半径方向に支持すると共に、前記可撓性のフィンガの幾つかを偏倚させて前記ラグナットに係合させるように構成されている、前記ホイールカバー内に配置された単一の部片のワイヤバンド保持具と、
    前記ホイールカバーから軸線方向に延び、前記複数の細長い管状突出部の間に配置された、前記ワイヤバンド保持具を取り付けるための手段と、
    を備え、
    前記カバーが前記ホイールに向かって軸線方向に押し込まれることにより、前記片持ちフィンガが、前記各ラグナットのフランジを超えるときに半径方向外向きへ撓み、前記ホイールカバーが前記ホイールに嵌め込んで取り付けられると共に、前記カバーは、前記ラグナットを取外すことなく前記ホイールから取り外し自在であることを特徴とする、ホイールカバー組立体。
  10. 前記複数の片持ちフィンガの各々の末端には、前記ホイールカバーが前記ホイールに向かって軸線方向に移動するとき、前記ラグナットに係合し、且つ前記片持ちフィンガを半径方向外向きに撓ませる膨らんだ部分を有し、前記複数の片持ちフィンガが、更に、前記ラグナットのフランジを収容するアンダーカット溝を有し、これにより前記フィンガが前記ラグナットから外れないようにすることを特徴とする請求項9に記載のホイールカバー組立体。
  11. 前記片持ちフィンガの各々が、前記ホイールカバーから軸線方向に延びるにつれて厚さが減少することを特徴とする請求項10に記載のホイールカバー組立体。
  12. 前記複数の片持ちフィンガのアンダーカット溝が、前記ラグナットの前記フランジと係合するようになっており、これにより、前記ホイールカバーが前記ホイールに対して軸線方向に位置決められると共に、前記ホイールカバーの過剰な押し込みを防ぐ上肩部を有することを特徴とする請求項11に記載のホイールカバー組立体。
  13. 前記単一部片のワイヤバンド保持具が、形成されて溶接された単一部片の金属から構成されていることを特徴とする請求項9に記載のホイールカバー組立体。
  14. 前記取り付け手段が、係合形状を有する複数のリブを含むことを特徴とする請求項13に記載のホイールカバー組立体。
  15. 前記ホイールカバー及び前記複数のリブが、単一の型で一体成形された射出成形プラスチックから構成されていることを特徴とする請求項14に記載のホイールカバー組立体。
  16. 複数のラグナットにより取り付けられたホイールを有する車両におけるホイールカバー保持システムが、
    各々がフランジを有する前記ラグナットと、
    前記ラグナット及び前記ホイールの中心部分を覆う装飾的な前面と、前記ホイールのラグナットに取り付けるための複数の細長い管状突出部とを有するホイールカバーであって、前記細長い管状突出部の各々が、前記ホイールカバーから軸線方向に延びる複数のスロットを有し、前記複数のスロットが、各ラグナットの前記フランジに係合して前記ホイールカバーを前記ホイールに保持するようになっている複数の片持ちフィンガを定め、前記ホイールカバーが前記ホイールに向かって軸線方向に移動するとき、前記片持ちフィンガの各々が、前記ラグナットに係合すると共に、前記フィンガを半径方向外向きに撓ませる膨らんだ部分を有し、前記膨らんだ部分の各々が、前記ホイールに前記ホイールカバーを軸方向に確実に位置決めするように前記ラグナットのフランジに係合する上肩部を有するホイールカバーと、
    前記複数の細長い管状突出部の間に配置され、前記ホイールカバーから軸線方向に延びる複数の一体形リブと、
    前記細長い管状突出部の各々の一部に位置合わせされた複数の凹み区域を有し、且つ前記幾つかの可撓性フィンガの熱変形による半径方向外向きへの移動が最小となるように構成されている、前記複数のリブにより取り付けられた単一の部片のワイヤバンド保持具と
    を備え、
    前記片持ちフィンガが、前記各ラグナットのフランジを超えるときに、半径方向外向きへ撓むにつれて、前記カバーが前記ホイールに向かって軸線方向に押し込まれることにより、前記ホイールカバーが前記ホイールに嵌め込んで取り付けられると共に、前記カバーは、前記ラグナットを取外すことなく前記ホイールから取り外し自在であることを特徴とするホイールカバー保持システム。
  17. 前記ワイヤバンド保持具が、形成されて溶接された単一部片の金属から構成されていることを特徴とする請求項16に記載のホイールカバー保持システム。
  18. 前記ホイールカバー及び前記複数の一体形リブが、単一の型で一体成形された射出成形プラスチックから構成されていることを特徴とする請求項16に記載のホイールカバー保持システム。
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