JP2004114031A - 複数の液体室の選択された１つから液体を注出するスイベル・ポンプ・ディスペンサ - Google Patents

Abstract

【課題】注出中に製品が取り去られたら各室を空気で補充して容器の陥没とポンプの流体固着を回避するような室の通気に対する備えを成し、しかも非使用時の液体の漏れを防止する、多数に仕切られた容器から、あるいは隣り合う多部分化された別々の容器からいくつかの選択された液体の１つを注出可能なポンプ・ディスペンサ・アセンブリーを提供する。
【解決手段】並んだ複数の液体室の選択された１つから液体を抽出するスイベル・ポンプ・ディスペンサが抽出中の各液体室の大気に対する確実な通気と、非使用中の閉じられた液体室通気のシールを含む。
【選択図】　　　　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的に複数の単一に仕切られた容器の液体室の選択された１つから、あるいは別々の容器部分の複数の液体室の選択された１つから液体を注出できる液体ポンプ・ディスペンサに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
種々の家庭用および業務用の洗剤が家庭またはオフィスの部屋において種々の目的で使用され、多くの別々の容器を必要とし、そのそれぞれを別々に注出しなければならない。例えば、カーペットのシミ取りは１つの専用の製品であり、壁や床の洗剤はまた別の製品であり、ガラス洗剤はまた別の製品である。これら全ての製品はそれぞれのディスペンサを有するそれぞれの容器に容れなければならず、乱雑さと欲求不満を生じる。これら異なるの製品の多数に仕切られた容器は、その軸の回りでディスペンサが回転して一度に１つの製品を選択する単一のスイベル・ポンプ・ディスペンサで利用される。このことは専用ディスペンサを有する種々の家庭用および業務用洗剤の別々の容器の必要性を減じ、それにより貯蔵スペースを節約し、便利な多製品注出に備える。そのような装置の１つは既知であり、米国特許第５１５２４３１号により開示されている。単一のポンプ・アセンブリーは多数に仕切られた容器に着脱自在に取り付けられ、それに対して回転して吸い上げるべき液体を選択する。ポンプ・アセンブリーの入口チューブがポンプ・アセンブリーの底板のいくつかの開口の１つにつながっており、そこから、ディスペンサが回転して注出されるべき製品を選択する浸漬チューブが各室の中まで伸びている。
【０００３】
そのようなディスペンサの大きな欠点の１つは、注出中に製品が取り去られたら各室を空気で補充して容器の陥没とポンプの流体固着を回避するような室の通気に対する備えが成されていないことである。その他に、ディスペンサを回転したら底板内の、浸漬チューブが伸びる起点である開口に入口チューブの下端をアライメントさせるバネ付勢されたリベット金具を備えることによりポンプ・ディスペンサは容器蓋の底板に結合される。回転を行なうためには、ポンプ本体をバネ付勢に抗して持ち上げて、回転しなければならない。各浸漬チューブの上端は環状凹所を有し、その中にＯリングが収まっている。ポンプが回転されると、製品入口チューブの端部が底板の上面に乗っかり、そうしてバネ付勢により開口の中にカチッと嵌って開口の１つに正しく合わさる。Ｏリング・シールにもかかわらず、そのような配置は入口チューブが１つの開口から次の開口に飛び移るたびに漏れを生じる。その他に、入口チューブの端部、および／またはディスペンサが別々に仕切られた液体の１つを選択するために回転されるたびにアライメントされる開口を囲む領域を摩耗しがちである。この摩耗はやがては漏れを生じ得る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従って、先行技術の欠点を改善する方式の、多数に仕切られた容器から、あるいは隣り合う多部分化された別々の容器からいくつかの選択された液体の１つを注出可能なポンプ・ディスペンサ・アセンブリーを提供することが本発明の目的である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、大気が室から注出された液体を補充し、それにより容器の陥没とポンプの流体固着を避けるように、製品が選択的に注出される各室はポンプ作動時に確実に通気される。さらに、ディスペンサ・アセンブリーの底壁は、ディスペンサの回転時に選択された液体対に連通する液体開口と通気開口を有するシールと、そこから浸漬チューブが別々の容器室の中に伸びている、容器に取り付けられたキャップの底板にある通気開口とを有する。シールは回転部材に設けられてもよく、また選択された容器室を決定するための、回転部材とキャップの間で作用する割出しが設けられてもよい。割出しは一方の部品に溝が配置され、その中に受容されたもう一方の部品に爪体が付いている形式でもよい。
【０００６】
【発明の実施の形態】
発明の他の目的、利点、および新規な特徴は、添付図面と関連づけて理解すれば本発明の以下の詳細な説明からより明らかになるであろう。
【０００７】
さて図面に目を転ずれば、そこでは同様の図面参照番号がいくつかの図の全部に対して同様の対応する部分を指すが、図１、２および３に示す本発明によるスイベル・ポンプ・ディスペンサ・アセンブリーは、そのまま具体的に引用して援用する本願と同一出願人の米国特許第６０９５３７７号に開示されているタイプの既知のトリガー操作型ポンプ・ディスペンサを含む。ディスペンサはピストン・リターン・スプリング１２の付勢に抗してシリンダ１１内で動作するポンプ・ピストン１０を含み、そのシリンダと共に可変容量ポンプ室１３を形成する。ポンプ・ハウジング１６の中に圧入されたディスク１５に支持された入口管１４は、トリガー・レバー１９を緩めたときにピストンの各戻り行程によりポンプ室の中に液体製品を供給する１８で示す弁の付いた入口通路１７を形成する入口管を支持する。また前記の米国特許第６０９５３７７号において詳細に述べられているように、室１３の外にあるピストン・シリンダに形成されポンプの各行程中は空気にさらされてかつ通気孔２３に連通する、通気路２２を定める通気管２１がディスク１５により支持される。
【０００８】
ポンプ・ハウジングは、それに結合された、通常なら単一製品の単一容器に取り付けられる、容器蓋２４を有する。あるいは蓋２４はそれぞれ空気と液体のシールを形成する、結合の際にそれぞれ管１４、２１により伸縮するスリーブ２６、２７を有するスイベル部材２５にネジ結合してもよい。スイベルの底壁２８はその中に形成された液体開口２９や通気開口３１を有する。壁２８の外面に、中に開口３３、３４を有する弾性シール・ディスク３２が接着、成形、または他の方法で固定され、開口３３、３４はそれぞれ開口２９、３１とアライメントされる。
【０００９】
底壁３６を有するキャップ３５は後で述べる目的で切り欠き３８により形成された上に伸びた城郭風のスリーブ３７を有する。中途で切れた環状の内側に伸びるリブ３９がスイベル部材２５の外壁に形成された環状溝４１に受容されるためにスリーブ３７の上端に形成される。キャップ３５の底壁３６はその中に形成された開口対４２、４３；４４、４５；４６、４７を有する。開口４２、４４、４６は液体開口であり、開口４３、４５、４７はその相手の通気開口である（図４と図６〜図８参照）。
【００１０】
短いスリーブ４８、４９、５１は液体開口と通気開口のそれぞれの対を囲み、容器部分５８、５９、６１（図１）の上壁に５５、５６、５７ある同様の大きさの開口５２、５３、５４を通って伸びており、それぞれの部分には注出されるべき別々の液体製品（図示せず）が入れられ、３つの部分は本発明の部分を形成しない何か典型的な方法で共に結合されている。あるいは、スリーブ４８、４９、５１は隔壁が室６３、６４、６５を定める何らかの方法で内部に形成された単一容器６２（図５参照）の単一の上壁内の対応する開口を通って伸びている。
【００１１】
スリーブ４８、４９、５１内で、それぞれ、より小さな直径の、より短いチューブ保持スリーブ６６、６７、６８（図４）が浸漬チューブ７６、７７、７８をそれぞれ支持しており、それぞれの浸漬チューブはそれぞれの容器５８、５９、６１または単一容器６２の室６３、６４、６５内の液体の中に伸びている。
【００１２】
内ネジ付きの容器蓋７１は直立のスリーブ７０を有し、組立時にはそれを通って城郭風のスリーブ３７が伸びており、スイベル部材２５がスリーブ３７に結合され、スイベル部材は蓋２４を介してポンプ・ハウジングに結合される。こうして城郭風スリーブ３７はわずかに拡がって組立中にスイベル部材２５を容易に受容させる。内ネジ付きの容器蓋（７１）の直立スリーブは、蓋（３５）がキャップに被さったときにリブ（３９）を環状溝（４１）の中で保持する。
【００１３】
弾性シール・ディスク３２はその中を突き抜けて延びる抜き開口である液体開口３３と通気開口３４とを有する。また図示のような変則的な形状の溝または抜き開口として弾性シール・ディスク内に形成された通路７２は開口３３と連通する。同様にずっと短い長さで、弾性シール・ディスク内の溝または抜き開口として形成された通路７３が通気開口３４に関連付けられる。あとでより詳細にのべるように、通路７２は、ポンプ・ディスペンサとそのスイベル部材を図６から図７、図８、図６へと選択的に回転したときに液体開口４２、４４、４６の１つを液体開口３３と、液体入口管２６の液体開口２９とに相互接続する。
【００１４】
ディスペンサを回転したときに注出されるべき特定の液体を決定するために割出しが設けられる。そのような割出しはスイベル部材２５の外壁にある爪体７５（キー）を受容するためにスリーブ３７の内面に設けられた１つ以上の縦溝７４（キー溝）の形式をしていてもよい。各溝７４は液体開口４２、４４、４６の１つに関連付けられる。
【００１５】
操作として、弾性シール・ディスク３２の開口３３、３４がキャップ３５内の開口４２から４７のどれとも直接的にも、間接的にも連通しないようにディスペンサがキャップ３５に対して回され、開口４２から４７が弾性シール・ディスク３２により覆われ、それにより出荷および在庫中等の非使用時状態において、またディスペンサ・パッケージを落としたり、傾けたり、横に倒したりしたときに通気開口から製品が漏れるのを防止する。次に使用者は容器５８、５９、６１（または単一容器の場合は、単一容器の室６３、６４、６５）に蓄えられた３つの液体のどれが抽出のために選択されるかを選ばなければならない。噴出ノズル・キャップ２０が、選択された容器５８、５９、６１（または部分６３、６４、６５）の１つの方向に向くように使用者はディスペンサをその蓋２４の軸の回りに回転するだけである。スイベル部材２５とキャップ３５の間で作用する割出しは注出されるべき液体の選択された容器に対してディスペンサの正しい向きを確定する。こうして、上記の向きにおいて、例えば噴出ノズル・キャップ２０が（容器部分６３に相当する）容器５８の方向に向いて、爪体７５が開口４６、４７の近傍にあるスリーブ３７の内壁に配置された溝７４まで伸びている。図７に示すこの向きにおいて、通路７２は開口４６の上に来て、そこから浸漬チューブ７６が、スリーブ６８により支持されるようにキャップ３５の底壁３６から容器５８ｓに蓄えられた液体の中までぶら下がって伸びている。また、通路７３は（容器部分６３に相当する）容器５８の内部に連通する通気開口４７の上に来る。そうして、使用者は各圧縮ストロークの間に（ポンプ室１２は液体で呼び水されると仮定して）製品がノズル・キャップ２０内の噴出オリフィス（図示せず）を通って噴出されるようにトリガー１９を引くことによりポンプを作動する。各ピストン圧縮ストロークにおいて、ポンプ・ハウジングにある通気孔２３は米国特許第６０９５３７７により詳細に説明されているように大気に対して開いており、容器５８の内部が管２１、通気スリーブ２７、通気開口３１、通気開口３４、通路７３および通気開口４７を介して全て図３に示す下向きの矢印の方向に大気に対して通気される。また、図７の向きでは、各ピストン吸入（戻り）行程の間に（容器部分６３に相当する）容器５８に蓄えられた液体製品は浸漬チューブ７６、開口４６、通路７２、開口３３、開口２９、スリーブ２６、および入口管１４を介して図３に見られる上向きの矢印の方向にポンプ室１２の中に吸入される。
【００１６】
ディスペンサが、その前端部が図６に示すように（容器部分６４に相当する）容器５９の方向にあるように向いていると仮定すれば、通路７２は液体開口４２の上に来て、通路７３は通気開口４３の上に来る。使用者によりトリガーが作動されたときのポンプ・ピストンの各戻り行程の間に、容器５９に蓄えられた液体は、容器５８を参照して説明したのと同様に、容器５９から浸漬チューブ７７、開口４２、通路７２、開口７３、スリーブ２６、および入口管１４を介してポンプ室の中に吸入される。また、その後に続くピストン圧縮行程のそれぞれ間に、通気は同様に２１、２７および３１を通る路を辿るが、図７のそれとは違って、通気開口３４、通路３７、通気開口４３を通って容器５９の中まで続く。
【００１７】
ディスペンサが、その噴出ノズルが図８に示す（容器部分６５に相当する）容器６１の方向に面するように向けられた場合、通路７２は開口４４の上に来て、通路７３は通気開口４５の上に来る。液体は各ピストン吸入行程の間に容器６１から浸漬チューブ７８を介して４５、７２、３３、２６および１４を通って引き上げられる。各ピストン圧縮行程の間の容器６１の中への通気は２３、２１、２７、３１、３４、７３および４５を介する。
【００１８】
【発明の効果】
以上により、製品を吸い上げている間に各容器室または各容器の直接的な大気への確実な通気を促進する方式で多数に仕切られた容器または隣り合う容器から液体を選択的に注出する簡単で安価で、しかも高効率な単一ポンプ・ディスペンサ・パッケージが案出されたことが分かる。さらに非使用状態において、容器からの通気が弾性シールにより密封されて出荷および貯蔵中、また注出パッケージを落としたり横に倒したりした場合の如何なる漏れをも防止する
【００１９】
上記の教示に照らせば、本発明の多くの変形と変更が成され得ることは明白である。例えば、本発明から逸脱せずに、別の部材としてのスイベル部材２５を除去し、それをディスク１５と一体に作ることもできる。また弾性ディスク内の通路７２と７３が図示のような抜き開口として設けられても、変則的な形状の溝として設けられてもよい。また、本明細書に開示されたもの以外のタイプの確実な容器通気を有するポンプ・ディスペンサが選択的スイベル・ディスペンサとして本発明の範囲内で利用できる。従って、添付された特許請求の範囲の範囲内で、詳細に説明したもの以外のやり方で発明を実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図１】隣り合う相互接続された容器で示す本発明によるポンプ・ディスペンサ・アセンブリーの分解斜視図である。
【図２】分解図で示す本発明による構成部品の一部が破断された側面図である。
【図３】互いに組み立てられた本アセンブリーの種々の部分を示す図２に類似の図である。
【図４】図３の実質的に４−４線上の断面図である。
【図５】いくつかの室を有する単一容器のボトル・ネックに対する断面図である。
【図６】１つの選択された室から選択的に注出するためにスイベルが回転された本発明のアセンブリーのスイベルとキャップの分解斜視図である。
【図７】もう１つの選択された室から選択的に注出するためにスイベルが回転された図６に類似の図である。
【図８】なおもう１つの選択された室から選択的に液を注出するためにスイベルが回転された図６に類似の図である。
【符号の説明】
１１　シリンダ
１３　ポンプ室
１４　入口チューブ
１６　ポンプ・ハウジング
２３　通気孔
２５　スイベル部材
２９　液体開口
３１　通気開口
３２　シール・ディスク
３３　液体開口
３４　通気開口
３５　キャップ
３６　キャップの底壁
３９　リブ
４１　環状溝
４２　液体開口
４３　通気開口
４４　液体開口
４５　通気開口
４６　液体開口
４７　通気開口
５８　液体室
５９　液体室
６１　液体室
６３　液体室
６４　液体室
６５　液体室
７１　容器蓋
７２　液体通路
７３　通気通路
７４　キー溝
７５　爪体、キー
７６　浸漬チューブ
７７　浸漬チューブ
７８　浸漬チューブ

Claims (12)

1. 並設された複数の液体室の選択された１つから液体を注出するスイベル・ポンプ・ディスペンサであって、手動往復ポンプ・ピストンと共にポンプ室を形成するポンプ・シリンダを含むハウジングと、ポンプ室の中まで伸びているハウジングに付いている入口チューブと、選択的に液体室と連通する前記ポンプ室内の通気孔であって、ポンプ・ハウジングがポンプの非吸い上げ位置において通気孔と大気間の連通を遮断しかつ吸い上げ中は通気孔と大気間の連通を開放する手段を有し、キャップが、それぞれ別々の室と連通する液体開口と通気開口を有するような通気孔と、キャップにより支持されかつそれぞれが液体開口から室の中まで伸びている浸漬チューブと、前記キャップに回転可能に結合されかつそれぞれ入口チューブと通気孔に接続された液体通路と通気通路を有するスイベルと、スイベルの軸の回りでポンプ・ディスペンサを回転したら液体開口の１つと通気開口の１つをそれぞれ入口チューブと通気孔に選択的に接続してディスペンサの操作時に選択された室から液体を選択的に注出する、通気開口を有するスイベルに付いているシール手段とを備えることを特徴とするスイベル・ポンプ・ディスペンサ。
2. シール手段が、キャップの液体開口と通気開口を含むキャップのスイベルと底壁との間に液体漏れのないシールを提供するキャップのシール・ディスクを備え、シール手段の前記抜き開口がその液体通路と通気通路との間の連通と、前記選択された１つの液体開口と通気開口との連通を行なうことを特徴とする請求項１記載のポンプ・ディスペンサ。
3. 前記選択された１つの液体開口と通気開口が一対にされ、かつ所定距離だけ離間され、液体通路と通気通路が前記所定の距離より大きな距離だけ離間され、シールが連通を行なう通路を有することを特徴とする請求項２記載のポンプ・ディスペンサ。
4. スイベルとキャップとの間で作用する割出し手段が入口チューブと通気孔を選択された１つの液体開口と１つの通気開口について割出しするために設けられることを特徴とする請求項１記載のポンプ・ディスペンサ。
5. 割出し手段がそれぞれ液体開口に関連付けられた、スイベル上のキーと、キー溝とを備えることを特徴とする請求項４記載のポンプ・ディスペンサ。
6. スイベルとキャップがそれらの間で作用するリブと溝の係合により共に回転可能に結合されることを特徴とする請求項１記載のポンプ・ディスペンサ。
7. 別々の液体を容れた、仕切られた容器手段に結合されたスイベル・ポンプ・ディスペンサであって、ポンプ機構への液体製品入口とポンプ作動により制御される通気孔とを有するポンプ・ハウジングと、通気開口と液体開口とを含む底壁を有する容器キャップであって、液体開口のそれぞれからディップ・チュ−ブが容器手段の１つの室の中まで伸びているような容器キャップと、キャップを容器手段に対して保持する容器蓋と、底壁に係合しかつハウジングに付着されたシール手段とを備え、ハウジングとそれに付着されたシール手段が蓋の中心軸の回りで回転可能であり、それにより液体開口のひとつと入口との間の連通と、通気開口の１つと通気孔との間の連通とを選択的に達成して一度に容器手段の１つの室から注出することを特徴とするスイベル・ポンプ・ディスペンサ。
8. シール手段がそれぞれ液体入口と通気孔とにアライメントされた一対の開口を有するシール・ディスクを備えることを特徴とする請求項７記載のポンプ・ディスペンサ。
9. 前記選択された１つの液体開口と通気開口が対にされ、前記一対の開口の間隔より小さな距離だけ離間され、連通を行なう通路をシールが有することを特徴とする請求項８記載のポンプ・ディスペンサ。
10. 容器手段が複数の別々の容器部分を備えることを特徴とする請求項７記載のポンプ・ディスペンサ。
11. シール手段がスイベル部材の底壁の上に設けられ、スイベルとキャップとの間で作用する割出し手段が入口チューブと通気孔を選択された１つの液体開口と通気開口に対して割出すために設けられることを特徴とする請求項７記載のポンプ・ディスペンサ。
12. 割出し手段がスイベルとキャップの一方に付いている溝とスイベルとキャップの他方についている爪体とを備えることを特徴とする請求項１１記載のポンプ・ディスペンサ。

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