JP2004113790A - 乾燥機 - Google Patents

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Jean-Marc Vandoorne-Feys
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    • D06F58/02Domestic laundry dryers having dryer drums rotating about a horizontal axis

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Abstract

【課題】乾燥ドラムに空気を最適の方法で通す空気誘導手段を用いることにより、乾燥空気がより最適の方法で使用される乾燥機を提供すること
【解決手段】乾燥機、特にリンネル製品等を乾燥する乾燥機(1)であって、乾燥ドラム(2)、該乾燥ドラム(2)を回転させるための駆動手段(4)、空気流(6)、特に高温空気流(6)を生成するための手段(5)、および乾燥ドラム(2)に空気流(6)を通すための空気誘導手段(7)を有する乾燥機は、空気誘導手段(7)が、空気流(6)が入口から強制的に乾燥ドラム(2)内に送り込まれ出口から排出されるように、構成されており、さらに、該空気が、乾燥ドラム(2)の円筒形ケーシング部(20)に、および/または乾燥ドラム(2)の軸方向端(22)で乾燥ドラム(2)の外周の近くに配置されている一つ以上の空気通過開口(19、26)を通って強制的に乾燥ドラム(2)内に送り込まれるように構成されている。
【選択図】図1

Description

 本発明は、乾燥機、特にリンネル製品等を乾燥する乾燥機に関する。
 特に、本発明は、乾燥ドラム、乾燥ドラムを回転させる駆動手段、空気流を生成する手段、および乾燥ドラムに空気流を通すための空気誘導手段を有するタイプの乾燥機に関する。
 この種の乾燥機はいろいろな形のものがすでに公知である。これらのものは、空気誘導手段の実施態様が互いに異なり、特にこれらの空気誘導手段は乾燥ドラムに空気を供給し、乾燥ドラムから空気を排出するやり方が異なる。
 たとえば、公知の乾燥機においては、円筒形ケーシング部の全表面に沿って、乾燥ドラムに空気誘導孔が備えられるが、このときこの乾燥ドラムは固定外側ドラム内に取りつけられているため、乾燥ドラムの円筒形ケーシング部の全体のまわりにおいて、固定ドラムと乾燥ドラムとの間に連続的な空間が存在する。このとき、空気は、一端近くの空気送入導管から該空間内に導かれ、他端近くの空気送出導管から排出される。したがって、固定ドラムと乾燥ドラムとの間の空気は、前記空間から前記空気誘導孔を通って乾燥ドラムにはいり込んで、リンネル製品を乾燥させることができる。そのような乾燥機の欠点は、空気の一部が乾燥ドラムにはいることなく、直接、空気送入導管から前記空間を通って空気送出導管に流れ、その結果、空気流のこの部分がリンネル製品の乾燥にほとんど効率的な寄与をしない、ということである。しかし、空気流のこの部分は乾燥ドラムの加熱に寄与し、したがって間接的にリンネル製品の加熱と乾燥に寄与するが、リンネル製品と接触しないため、直接には乾燥に寄与しない。
 別の公知の乾燥機においては、空気が乾燥ドラムの後壁面の中心穴を通って乾燥ドラム内に導かれ、前面から排出される。リンネル製品は、乾燥ドラムが作動している間、乾燥ドラム内を移動するが、このような乾燥機は、空気の比較的大きな部分がリンネル製品に実際に接触することなく乾燥ドラム内を自由に通過し、したがって乾燥処理高が最適にはならない、という欠点を有する。
 本発明は、乾燥ドラムに空気を最適の方法で通す空気誘導手段を用いることにより、前記公知の乾燥機に比して、乾燥空気がより最適の方法で使用される乾燥機を提供することを目的とする。
 この目的を達成するため、本発明によれば、
 乾燥機、特にリンネル製品等を乾燥する乾燥機であって、乾燥ドラム、該乾燥ドラムを回転させるための駆動手段、空気流、特に高温空気流を生成するための手段、および乾燥ドラムに空気流を通すための空気誘導手段を有する乾燥機において、
 空気誘導手段が、空気流が入口から強制的に乾燥ドラム内に送り込まれ出口から排出されるように、構成されており、
 さらに、該空気が、乾燥ドラムの円筒形ケーシング部に、および/または乾燥ドラムの軸方向端で乾燥ドラムの外周の近くに配置されている一つ以上の空気通過開口を通って強制的に乾燥ドラム内に送り込まれる、
ことを特徴とする乾燥機、
が提供される。
 本発明の乾燥機においては、下記の二つの効果が組み合わされる。
 一方では、空気流が入口から強制的に乾燥ドラム内に送り込まれ出口から排出されるが、これが意味することは、すべての空気が、発生しうるわずかな漏れ流を除いて、ドラム内を強制的に流され、したがって乾燥ドラムの外側での入口から出口への直接流が、あるとしてもわずかなものを除いて、排除される、ということである。
 他方では、さらに、該空気が、前述したように、乾燥ドラムの円筒形ケーシング部に、および/または乾燥ドラムの軸方向端で乾燥ドラムの外周の近くに配置されている一つ以上の空気通過開口を通って強制的に乾燥ドラム内に送り込まれる、これが意味することは、後壁面に中心空気入口が設けられず、乾燥ドラム内のすべての空気が円筒形ケーシング部の内表面またはその近くに強制的に移動させられ、その結果、効率的でない空気素通りが排除される、ということである。空気をこのように乾燥ドラム内を導くことにより、空気が乾燥ドラム内に進入したときに、乾燥ドラムの内壁に接触しているリンネル製品と接触する機会が常に有ることになる。進入時にリンネル製品と直接接触することがない場合でも、前述した空気の送入方法により、乾燥ドラム内で自動的に効果的な空気の運動が起こるため、乾燥処理高の顕著な増大が生じる。これは、後壁面における簡単な中心空気入口によって生じる空気の運動とはまったく異なる。
 要約すると、高温空気がより効率的にリンネル製品の乾燥に使用される、と言うことができる。
 当業者は、前記のことから、容易に、本発明による空気流を得るために空気誘導手段を具体化すべきやり方を導くことができるであろう。要するに、空気流を確定するすべての空気導路と壁部品は、空気が前記のやり方でのみ乾燥ドラム内を流れることができるように構成すべきであり、言い換えるとそのように配置すべきである。
 空気流の効率をさらに高めるためには、空気を乾燥ドラムに導くすべての空気通過開口を、乾燥ドラムの円筒形ケーシング部に配置するのが好ましい。さらに良いのは、この目的のために、空気通過開口を乾燥ドラムの同一の半分たとえば後ろ半分に配置することである。
 特に好ましい特徴に従えば、乾燥ドラムの円筒形ケーシング部に配置される空気通過開口は、円筒形ケーシング部まわりに帯状に延在する、乾燥ドラムの一端付近の領域に配置される。さらに特に、好ましくは、空気を乾燥ドラムに導く空気通過開口のすべては、主として、円筒形ケーシング部の前記帯状領域に配置される。この領域は、乾燥ドラムの軸方向長さの半分よりも小さな幅を有し、さらに好ましくは、この軸方向長さの四分の一よりも小さな幅に限定される。このようにして、空気は乾燥ドラムの一端の近傍から直接に乾燥ドラム内に強制的に送り込まれる。
 実際的な理由から、好ましくは、空気送入のための空気通過開口は、乾燥ドラムの後ろ半分に配置される。
 前記空気誘導手段は、好ましくは、乾燥ドラム内に空気を導くための少なくとも一つの空気送入導管と、乾燥ドラムから空気を排出するための少なくとも一つの空気送出導管とを有し、このとき一方では、空気送入導管と空気送出導管とが、空気流が大体において乾燥ドラムの一端から他端に強制的に移動させられるように、配置され、また他方では、そのような移動が起こるように、乾燥ドラムに空気通過開口が備えられている。これは、必ずしも、空気流が軸方向両端に沿って引き込まれ、または排出される必要があるということを意味せず、空気の全体としての総体的な流れの向きが一端から他端に向かっているということである。これは、前記の特徴および以下で述べる特徴と組み合わせることにより、均一的なしたがって効率的な乾燥に寄与する。
 乾燥空気の乾燥ドラムからの排出は、本発明により、いろいろなやり方で実施することができる。好ましくは、空気誘導手段は、乾燥ドラムから空気を排出するための一つ以上の空気通過開口を有し、該空気通過開口は乾燥ドラムの円筒形ケーシング部分および/または乾燥ドラムの一つの軸方向端、特に空気が乾燥ドラム内に導かれる端とは反対側の軸方向端に配置されている。
 しかし、最も好ましい実施態様においては、乾燥ドラムから空気を排出するための空気通過開口のすべてが、円筒形ケーシング部に配置されている。さらに特に、これらの空気通過開口は主として乾燥ドラムの同一の半分に、すなわち空気が乾燥ドラム内に導かれる軸方向端の反対側の軸方向端側の半分に配置されている。
 特に好ましくは、乾燥ドラムの円筒形ケーシング部に配置されている、空気を排出するための空気通過開口を、空気を引き込むのに使用される空気通過開口に関して前述した前記帯状領域の場合と同様に、円筒形ケーシング部まわりに帯状に延在する、乾燥ドラムの一端付近の領域に配置される。最も好ましい実施形態の場合、空気を排出するための空気通過開口のすべてがこの帯状領域に配置される。
 帯状領域に配置された、乾燥ドラムの空気通過開口の使用は、また、空気がすべては乾燥ドラム内に強制的に送り込まれない場合でも、乾燥機の他の実施態様において利点を有することがわかる。実際、それぞれの帯状領域を通しての、乾燥ドラム内への空気の送入、または乾燥ドラムからの空気の排出により、乾燥ドラム内での空気の最適流と循環とが作り出される、ということがわかった。このことを考慮すると、本発明によれば、また、乾燥機、特にリンネル製品等を乾燥する乾燥機であって、乾燥ドラム、乾燥ドラムを回転させるための駆動手段、空気流、特に高温空気流を生成するための手段、および乾燥ドラムに空気流を通すための空気誘導手段を有する乾燥機において、
 乾燥ドラムが二組の空気通過開口を備え、該二組が、空気を送入するための第一の組と空気を排出するための第二の組とであり、
 該二組が、それぞれ乾燥ドラムの円筒形ケーシング部の各端近くに配置され、且つそれぞれ円筒形ケーシング部まわりに帯状に延在しており、該二組の間にある円筒形ケーシング部の部分が一様に閉じている、
ことを特徴とする乾燥機、が提供される。
 以下、本発明の特徴をさらに十分に説明するために、いかなる意味でも本発明を限定するものではない単なる例示のものとして複数の実施形態について、添付の図面を参照しつつ説明する。
 図1〜5に示すように、本発明の乾燥機1は、回転式の乾燥ドラム2(ここでは、固定ドラム3に囲繞されている)、乾燥ドラム2を回転させるための駆動手段4、高温空気流6を生成するための手段5、および乾燥ドラム2に空気流6を導き、その後、排出する空気誘導手段7を有する。これらの部品のアセンブリは、通常、枠体部8内に収容されており、該枠体部8はドア9を備えていて、該ドア9を通して、リンネル製品を乾燥ドラム2内に入れ、その後、乾燥ドラム2から取りだすことができる。
 駆動手段4は電動機10と伝動装置11とから成り、該伝動装置11は電動機10の軸の回転を乾燥ドラム2に伝達する。
 模式的にしか示してないが、高温空気流6を生成するための手段5は、通常のように、電熱器と空気ポンプまたは通気ユニットとから成り、吸入導管12から空気を引き込んでその空気を加熱するようにすることができる。
 空気誘導手段7は、加熱された空気を乾燥ドラム2に導き、該乾燥ドラム2を通過させてから、排出するための、導管、通路、その他のアセンブリから成っている。これらの空気誘導手段7は、特に、マウスピース14を通じて固定ドラム3に接続されている空気送入導管13と、固定ドラム3の壁面に設けられたマウスピース16によって例えば出口17に接続されている空気送出導管15を有する。
 本発明の特別な点は、空気誘導手段7が、一方では、空気流6が、主として、マウスピース14からなる入口を通して強制的に乾燥ドラム2内に送られ、その後、マウスピース16からなる出口を通って排出されるように構成されるということである。これは、ここに示す実施形態の場合、図5に示すようにして実現される。すなわち、以下で説明するように、回転式の乾燥ドラム2と固定ドラム3との間の空間18が極限まで小さくされて、わずかな漏れ流を除いて、すべての空気がマウスピース14から後述の空気通過開口19を通して強制的に乾燥ドラム2内に送り込まれる。
 他方、本発明によれば、このとき空気は、乾燥ドラム2の円筒形ケーシング部20に、および/または乾燥ドラム2の一つの軸方向端、特に乾燥ドラム2の軸方向壁部分21で乾燥ドラム2の外周の近くに配置されている空気通過開口を通して乾燥ドラム2内に強制的に送り込まれる。しかし、図1〜5の実施形態の場合、円筒形ケーシング部20に配置されている空気通過開口、すなわち前記空気通過開口19のみが、もっぱら用いられる。
 ここでは、空気通過開口19は、乾燥ドラム2の同一の半分すなわち後ろ半分H1に配置してある。さらに詳しく言えば、これらの開口は、乾燥ドラム2の後端22近くの領域に配置してあり、該領域は、円筒形ケーシング部20まわりに帯状に延在している。該帯の幅Bは、乾燥ドラム2の軸方向長さLの半分よりも小さく、さらには、この長さLの1/4よりも小さく、さらに好ましくは、図示されているように、1/6よりも小さい。
 この場合、空気通過開口19は、外周に沿って連続的に延び前記帯を形成する一組のパーホレーションの形に構成されている。該空気通過開口19によって形成される帯はマウスピース14に正確に対向するように配置してある。
 乾燥ドラム2の後端22は、完全に閉じた壁部分21によって構成されている後壁面23によって、閉じられている。
 乾燥ドラム2からの空気の排出のために、空気誘導手段7は、本発明においては、好ましくは、円筒形ケーシング部20に、および/または乾燥ドラム2の軸方向端24に配置されている空気通過開口を有する。しかし、図1〜5に示す実施形態では、円筒形ケーシング部20に配置されている空気通過開口、すなわち図示の空気通過開口25のみが、もっぱら用いられる。
 これらの空気通過開口25は、乾燥ドラム2の前半分H2に配置され、また端24に近い領域に配置してある。この領域は、円筒形ケーシング部20まわりに延在する帯の形をしており、この帯の幅Bは、好ましくは、空気通過開口19によって形成される帯の幅Bと同様に定められる。
 空気送入導管13と空気送出導管15、特に付随するマウスピース14と16とは、横から見たとき、図5の断面図でもわかるように、互いに大体対角線的に配置されている。さらに詳しく言うと、空気送入導管13は固定ドラム3の上半分、すなわち乾燥ドラム2の上半分につながっており、また空気送出導管15は固定ドラム3の下半分、すなわち乾燥ドラム2の下半分につながっている。
 乾燥ドラム2の正面から見ると、マウスピース14と16、したがってまた空気送入導管13と空気送出導管15は、図1からはっきりわかるように、固定ドラム3の脇に対角線方向に傾斜配置されている。マウスピース14と16のこの配置は、これらのマウスピースを四角い枠体部8の各自由縁に取りつけることを可能にする。
 乾燥ドラム2の作用は、図から容易に理解することができる。高温空気流を生成するための手段5が作動することにより、空気が引き込まれ、高温空気流6が生成される。空気通過開口19と25を有する空気誘導手段7の前述の構造により、生成された空気流6は、全部またはほとんど全部が強制的に乾燥ドラム2を通され、さらにこのとき、この空気流6は、乾燥ドラム2内を、図2〜5に模式的に示してあるように、大体対角線的に移動することになる。このようにして、最小のエネルギー消費で、最大の乾燥が行われることが明らかである。
 円筒形ケーシング部の、それぞれ後端22近くの帯状領域と前端24近くの帯状領域のみに配置されている空気通過開口19と25を有する乾燥ドラム2の使用により、非常に良い結果が得られるが、本発明によれば、他の実施形態を採りうることも明らかである。
 このことを明らかにするために、実施形態の変形例を図6に示す。この実施形態の変形例は、乾燥ドラム2内に空気を供給するための空気通過開口19と26とを有し、これらの開口は、それぞれ、円筒形ケーシング部20と、後壁面23で乾燥ドラム2の外周の近くとに配置されている。また、この実施形態の変形例は、乾燥ドラム2の前端24によって形成される別の空気通過開口27をも有し、該空気通過開口27は横で空気送出導管15に接続している。
 図6は、空気通過開口19は円筒形ケーシング部20の外周全体にわたって設けることもできる、ということを示している。
 基本的には、要するに、空気供給のための空気通過開口は、すべて乾燥ドラム2の領域Z1に配置され、好ましくはすべて長さLの一つ領域Z2に配置され、さらに好ましくは半分の長さH1の領域Z3に配置され、もっとも好ましい実施形態においては乾燥ドラム2まわりの局所的帯に沿って延在している長さBの領域Z4にのみ配置される。
 やはり基本的に、空気送入導管13から空気送出導管15への空気の直接の流れは、完全になくなるか、あるいは少なくともせいぜい漏れ流の程度に限定される。これは、図6に示す実施形態の場合、固定ドラム3と乾燥ドラム2との間の空間が後壁面28によって該空間の端が閉じられている、ということによって達成される。
 当然のことながら、本発明による乾燥機1には、制御・操作パネルが備えられるが、これは、説明の簡略化のために、図には示さない。やはり明らかなように、乾燥ドラム2は必ずしも完全な円筒形である必要はない。たとえば、乾燥機ドラム2の内側には、リブその他を作りつけて乾燥ドラム2の回転につれて乾燥リンネル製品が上方に導かれるようにすることができる。また、乾燥ドラム2の外側も完全には円筒形である必要はない。前述の円筒形ケーシング部に関する説明においては、明らかに、一般には、乾燥ドラム2の外周壁が通常は円筒形であるが、本発明によれば、そのほかに、これからずれた、角ばった部分を有するような構造も可能である、という意味に理解すべきである。
 本発明は、例として説明し図に示した実施形態のみに限定されるものではなく、逆に本発明の乾燥ドラムは、本発明の範囲を逸脱することなく、いろいろな形態と寸法とで実施することができる。
本発明による乾燥機を模式的に示す図である。 図1の乾燥機の乾燥ドラムを模式的に示す斜視図である。 図2の矢印F3の向きに見た図である。 図2の矢印F4の向きに見た図である。 図1の線V−Vに沿う拡大断面図である。 図5と同様の断面図であるが、実施形態の変形例に関するものである。
符号の説明
 1 乾燥機
 2 回転式の乾燥ドラム
 3 固定ドラム
 4 駆動手段
 5 高温空気流を生成するための手段
 6 高温空気流
 7 空気誘導手段
 8 枠体部
 9 ドア
10 電動機
 11 伝動装置
 12 吸入導管
 13 空気送入導管
 14 マウスピース
 15 空気送出導管
 16 マウスピース
 17 出口
 18 空間
 19 空気通過開口
 20 円筒形ケーシング部
 21 軸方向壁部分
 22 乾燥ドラムの後端
 23 後壁面
 24 乾燥ドラムの軸方向端
 25 空気通過開口
 26 空気通過開口
 27 空気通過開口
 28 乾燥ドラムの後壁面
 B 空気通過開口が配置されている領域の幅
 H1 乾燥ドラムの後ろ半分
 H2 乾燥ドラムの前半分
 L 乾燥ドラムの軸方向長さ
 Z1 乾燥ドラムの領域
 Z2 乾燥ドラムの長さLの領域
 Z3 乾燥ドラムの半分の長さH1の領域
 Z4 乾燥ドラム局所的帯状領域

Claims (14)

  1.  乾燥機、特にリンネル製品等を乾燥する乾燥機(1)であって、乾燥ドラム(2)、該乾燥ドラム(2)を回転させるための駆動手段(4)、空気流(6)、特に高温空気流(6)を生成するための手段(5)、および乾燥ドラム(2)に空気流(6)を通すための空気誘導手段(7)を有する乾燥機において、
     空気誘導手段(7)が、空気流(6)が入口から強制的に乾燥ドラム(2)内に送り込まれ出口から排出されるように、構成されており、
     さらに、該空気が、乾燥ドラム(2)の円筒形ケーシング部(20)に、および/または乾燥ドラム(2)の軸方向端(22)で乾燥ドラム(2)の外周の近くに配置されている一つ以上の空気通過開口(19、26)を通って強制的に乾燥ドラム(2)内に送り込まれる、
    ことを特徴とする乾燥機。
  2.  前記空気誘導手段(7)が、乾燥ドラム(2)内に空気を送るために、乾燥ドラム(2)に空気通過開口(19)を有し、また乾燥ドラム(2)内に空気を送るための空気通過開口(19)のすべてが乾燥ドラム(2)の円筒形ケーシング部(20)に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥機。
  3.  前記空気誘導手段(7)が、乾燥ドラム(2)内に空気を送るために、乾燥ドラム(2)に空気通過開口(19)を有し、また乾燥ドラム(2)内に空気を送るための空気通過開口(19)のすべてが、主として乾燥ドラム(2)の同一の半分(H1)に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の乾燥機。
  4.  乾燥ドラム(2)の円筒形ケーシング部(20)に配置されている空気通過開口(19)が、乾燥ドラム(2)の一端(22)近くで、円筒形ケーシング部(20)まわりに帯状に延在している一つの領域に配置されていることを特徴とする請求項1から3の中のいずれか1つに記載の乾燥機。
  5.  乾燥ドラム(2)内に空気を送るための空気通過開口(19)のすべてが、主として、前記帯状領域に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の乾燥機。
  6.  乾燥ドラム(2)内に空気を送るための空気通過開口(19)が、乾燥ドラム(2)の後ろ半分(H1)に配置されていることを特徴とする請求項3から5の中のいずれか1つに記載の乾燥機。
  7.  空気誘導手段(7)が、乾燥ドラム(2)に空気を導くための少なくとも一つの空気送入導管(13)と、乾燥ドラム(2)から空気を排出するための少なくとも一つの空気送出導管(15)とを有し、空気流(6)が大体乾燥ドラム(2)の一端(22)から他端(24)に強制的に移動させられるように、空気送入導管(13)と空気送出導管(15)とが配置されているとともに、乾燥ドラム(2)が空気通過開口(19、26)を備えていることを特徴とする請求項1から6の中のいずれか1つに記載の乾燥機。
  8.  空気誘導手段(7)が、乾燥ドラム(2)から空気を排出するための一つ以上の空気通過開口(25、27)を有し、該空気通過開口(25、27)が、乾燥ドラム(2)の円筒形ケーシング部(20)、および/または乾燥ドラム(2)の一つの軸方向端(24)に配置されていることを特徴とする請求項1から7の中のいずれか1つに記載の乾燥機。
  9.  空気誘導手段(7)が、乾燥ドラム(2)から空気を排出するために、乾燥ドラム(2)に空気通過開口(25)を有し、また、乾燥ドラム(2)から空気を排出するための空気通過開口(25)のすべてが、乾燥ドラム(2)の円筒形ケーシング部(20)に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の乾燥機。
  10.  空気誘導手段(7)が、乾燥ドラム(2)から空気を排出するために、乾燥ドラム(2)に空気通過開口(25)を有し、また、乾燥ドラム(2)から空気を排出するための空気通過開口(25)のすべてが、主として乾燥ドラム(2)の同一の半分(H2)に配置されていることを特徴とする請求項8または9に記載の乾燥機。
  11.  乾燥ドラム(2)の円筒形ケーシング部(20)に配置してある、空気を排出するための空気通過開口(25)が、乾燥ドラム(2)の一端(24)近くの、円筒形ケーシング部(20)まわりに帯状に延在している一つの領域に配置されていることを特徴とする請求項8から10の中のいずれか1つに記載の乾燥機。
  12.  乾燥ドラム(2)から空気を排出するための空気通過開口(25)のすべてが、前記領域に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の乾燥機。
  13.  空気誘導手段(7)が、主として、乾燥ドラム(2)に空気を供給するための一つの空気送入導管(13)と、乾燥ドラム(2)から空気を排出するための一つの空気送出導管(15)とから成り、空気送入導管(13)と空気送出導管(15)とが、
     乾燥ドラム(2)の側面から見たとき、空気送入導管(13)と空気送出導管(15)とが大体対角線方向に互いに対向配置されていること、
     空気送入導管(13)が乾燥ドラム(2)の上半分に導かれ、空気送出導管(15)が乾燥ドラム(2)の下半分に接続されていること、および
     乾燥ドラム(2)の正面から見たとき、空気送入導管(13)と空気送出導管(15)とが互いに対角線方向に傾いた関係に配置されていること、
    のうち一つ以上の特徴を有するように、乾燥ドラム(2)に接続されていることを特徴とする請求項1から12の中のいずれか1つに記載の乾燥機。
  14.  乾燥機、特にリンネル製品等を乾燥する乾燥機(1)であって、乾燥ドラム(2)、乾燥ドラム(2)を回転させるための駆動手段(4)、空気流(6)、特に高温空気流(6)を生成するための手段(5)、および乾燥ドラム(2)に空気流(6)を通すための空気誘導手段(7)を有する乾燥機において、
     乾燥ドラム(2)が二組の空気通過開口(19、25)を備え、該二組が、空気を送入するための第一の組(19)と空気を排出するための第二の組(26)とであり、
     該二組が、それぞれ乾燥ドラム(2)の円筒形ケーシング部(20)の各端近くに配置され、且つそれぞれ円筒形ケーシング部(20)まわりに帯状に延在しており、該二組の間にある円筒形ケーシング部(20)の部分が一様に閉じている、
    ことを特徴とする乾燥機。
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