JP2004112107A - 音声通話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】1個のBTユニットを搭載した機器本体により、BTユニットをそれぞれ備えた複数の通話装置どうしを無線接続することにより装置の小型軽量化とコスト低減とを共に図る。
【解決手段】音声通信可能の通話装置本体およびその通話装置本体の音声信号を無線で送受信するスレーブに設定されたブルートゥースユニット10a,10bを各々有する複数の通話装置11a,11bと、これら複数の通話装置のブルートゥースユニット間で各々無線通信するマスタに設定された1個のブルートゥースユニット20、このマスタを制御するホストコントローラ23、このマスタにて受信された音声信号をホストコントローラでフォワーディングして再びこのマスタに戻すフォワーディングを行なうことにより上記スレーブに送信させるフォワーディング手段を備えた機器本体と、を具備していることを特徴とする音声通話システム。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声通話システムに係り、特に、ヘッドセットや携帯電話、PHS等の通話装置にブルートゥースユニット(以下、BTユニットという)を搭載した音声通話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、近距離無線通信用規格の一つとしてBluetooth(ブルートゥース:商標)が注目されている。このブルートゥース(以下BTという)はISM(Industrial Scientific and Medical)帯といわれる2.4GHの周波数帯を利用した周波数ホッピング型のスペクトラム拡散通信方式を採用しており、携帯電話器やパーソナルコンピュータ等の端末どうしを近距離間で無線接続することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、このようなBT通信では、例えばマスタに設定された1個のBTユニットにより、スレーブに設定された複数のBTユニットどうしを無線接続する方法が考えられる。しかし、この1個のBTユニットはSCO(Synchronous Connection Oriented:同期接続型)リンク接続用のポートであるPCM(Pulse Code Modulation)ポートが入出力側を一対とした1本しか無いためにSCOリンクが1本しか張れず、1対の通話装置どうしで音声通話を行う場合はSCOリンクが1本必要であるため、送受信の一方しか機能させることができず、複数の通話装置どうしを無線接続することができないという課題がある。
【0004】
すなわち、このような1個のマスタでは、一方のスレーブからの音声信号を受信することはできても、その受信した音声信号をフォワーディング(forwarding)して通信相手先のスレーブに送信するという中継機能を果たすことができないという課題がある。
【0005】
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、1個のBTユニットを搭載した機器本体により、BTユニットをそれぞれ備えた複数の通話装置どうしを無線接続することにより装置の小形軽量化とコスト低減とを共に図ることができる音声通話システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を解決するために次のように構成される。
【0007】
すなわち本願請求項1に係る発明は、音声通信可能の通話装置本体およびその通話装置本体の音声信号を無線で送受信するスレーブに設定されたブルートゥースユニットを各々有する複数の通話装置と、これら複数の通話装置のブルートゥースユニット間で各々無線通信するマスタに設定された1個のブルートゥースユニット、このマスタを制御するコントローラ、上記マスタにて受信された音声信号を上記コントローラでフォワーディングして再びこのマスタに戻すことにより上記スレーブに送信させるフォワーディング手段を備えた機器本体と、を具備していることを特徴とする音声通話システムである。
【0008】
請求項2に係る発明は、上記マスタは、音声信号を受信する受信スロットと音声信号を送信する送信スロットとを時間軸方向に交互に配置する一対の送受信スロットを複数対設けて、複数チャネル同時使用可能の音声パケット通信の単位フレームを形成する通信手段を有し、上記フォワーディング手段は、上記マスタが上記受信スロットで受信した上記スレーブからの音声信号を受信したときに、この音声信号を上記送信スロットにシフトさせてこのマスタに戻すように構成されていることを特徴とする請求項1記載の音声通信システムである。
【0009】
請求項3に係る発明は、上記マスタは、このマスタにより受信された上記スレーブからの音声信号を可逆的にCODE/DECODE変換するCVSD(Continuous Variable Slope Delta modulation)−CODECを透過させてから上記スレーブに送信させるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の音声通話システムである。
【0010】
請求項4に係る発明は、上記ブルートゥースユニットは、これにより受信した上記スレーブからの音声信号を上記CVSD−CODECにより変換してから上記フォワーディング手段に与える一方、このフォワーディング手段によりフォワーディングされた音声信号を上記CVSD−CODECにより逆変換してから通話相手先のスレーブに送信するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の音声通話システムである。
【0011】
請求項5に係る発明は、音声通信可能の通話装置本体およびその通話装置本体の音声信号を無線で送受信するスレーブに設定されたブルートゥースユニットを各々有する複数の通話装置と、これら複数の通話装置のブルートゥース間で各々無線通信するマスタに設定され、少なくとも2チャネル同時使用可能のPCM(Pulse Code Modulation)ポートを備えた1個のブルートゥースユニット、上記PCMポートの入力側と出力側とをチャネル毎に伝送路により接続し上記マスタで受信した音声信号をこの伝送路を介してこのマスタに再び戻して上記スレーブに送信させるフォワーディング手段を備えた機器本体と、を具備していることを特徴とする音声通話システムである。
【0012】
請求項6に係る発明は、上記マスタは、入力ポートと出力ポートとを一対として備えた上記PCMポートを2対備えており、上記フォワーディング手段は、上記2対のPCMポートの一方の入力ポートを他方の出力ポートに接続する伝送路と、PCMポートの一方の出口ポートを他方の入口ポートに接続する伝送路とを備えていることを特徴とする請求項5記載の音声通話システムである。
【0013】
請求項7に係る発明は、上記マスタは、入力ポートと出力ポートとを一対として備えた1本の上記PCMポートを時分割により2チャネル同時使用可能に構成されていることを特徴とする請求項5記載の音声通話システムである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。なお、これらの図中、同一または相当部分には同一符号を付している。
【0015】
図1は本発明の第1の実施形態に係る音声通話システム1の全体構成を示す機能ブロック図である。この図1に示すように音声通話システム1は例えば2台の通話装置11a,11bと、これら2台の通話装置11a,11b間でブルートゥース(以下BTという)の無線通信により音声通話させるために、これら通話装置11a,11bどうしを無線接続する機器本体21と、を具備している。
【0016】
各通話装置11a,11bは、例えばヘッドセットや携帯電話器、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistant:個人用携帯情報端末)等の携帯情報端末等の情報端末により構成され、図示しない音声通話可能の通話装置本体と、BTユニット(BTモジュール)10a,10bと、これらBTユニット10a,10bのBTアンテナ12a,12bと、を備えている。通話装置本体は図示しない電源、制御回路、表示器、スピーカ/マイクロホン、操作部、無線通信系等、音声を無線通信し得る基本的構成を備えており、通話者の音声を可逆的に電気信号に変換する変換器の入出力側を各BTユニット10a,10bの音声信号入出力側に接続し、各BTユニット10a,10bからの音声信号を通話装置本体により音声に変換する一方、通話装置本体に入力された音声を電気信号に変換して各BTユニット10a,10bに与えるようになっている。
【0017】
各BTユニット10a,10bは2.4GHz帯域用のチップアンテナ等からなるBTアンテナ12a,12bと、2.4GHz帯域で周波数ホッピングするために周波数を上下させる図示しないRF回路と、周波数ホッピング型のスペクトル拡散通信方式によりパケット無線通信を行なう図示しないベース・バンドと、その通信方式のプロトコルを記録したフラッシュメモリやEEPROM等のROMと、図示しないCVSD(Continuous Variable Slope Delta modulation)−CODEC(CODE/DECODE)と、をそれぞれ備えている。このCVSD−CODECはソフトウェアによりPCM信号を可逆的にCODE/DECODE変換するCODECである。また、これらRF回路、ベース・バンド、ROM、CVSD−CODECは例えば1チップ化されるケースもある。但し、ベース・バンドはこれに入力された音声信号を上記CVSD−CODECを使用せずに、すなわち透過させてPCM−CODECによりPCMディジタル信号に変換して送信するトランスペアレントモードにより構成されている。
【0018】
このBTユニット10a,10bは2.4GHz帯(2.402GHz〜2.480GHz)において通信帯域幅が1MHzの1通信チャネル(ch)を79チャネル(中心周波数f(k)=2402+k(MHz)(k=0、1、2、…、78)使用し、これらチャネルを所定時間(例えば625μs)のタイム・スロット毎にランダムにホッピング(変化)させる。すなわち、1秒間に1600回チャネルを切り換えて無線通信するものである。
【0019】
このBTでは、端末(通信機器)群による1対多(「マスタ(Master)」対「スレーブ(Slave)」)通信のトポロジー構成が採用される。この構成では、マスタとして機能する1台の端末に対しスレーブとして機能する最大7台の端末が同時に接続可能なピコネットと呼ばれるグループが形成される。このピコネット内では、マスタ側で決められる周波数ホッピング・パターンに同期して、マスタ側の端末とスレーブ側の端末との間で625μsのタイム・スロット毎に送信と受信を相互に繰り返すことにより双方向の通信が行なわれる。このBTによる通信は、その規格(BTの技術仕様)上、マスタ対スレーブ間で通信するように定義されており、スレーブどうし間(スレーブ対スレーブ)の直接通信はできないように定義されている。
【0020】
この場合のマスタ側の端末およびスレーブ側の端末間では、回線交換型のSCO(Synchronous Connection Oriented:同期接続型)リンクと、非同期パケット通信型のACL(Asynchronous Connection Less:非同期接続型)リンクとの2つの接続リンクが規定される。例えば、SCOリンクは音声のようにリアルタイム性が必要なデータに、またACLリンクは一般的なデータにそれぞれ使用され、音声通話はACLリンクにより接続されて、パケット通信の同期がとれた後にSCOリンクが接続されることにより可能となる。
【0021】
このBTでは、その状態遷移として、電源を入れた直後又は通信リンク切断後の待ち受けフェーズから、マスタおよびスレーブ間の同期確立フェーズ(問い合わせ(Inquiry)、呼び出し(Page))およびその通信接続フェーズ(接続、データ転送)を経る。更に消費電力を抑えるために低消費電力モードへ移行させることもある。この内、低消費電力モードには、パーク・モード(Park Mode)、ホールド・モード(Hold Mode)、およびスニフ・モード(Sniff Mode)の3つが規定され、その規定上、スレーブ側は3つのモード全てに、またマスタ側はホールド・モードのみに遷移できるようにサポートされている。
【0022】
一方、機器本体21は、例えばBTを含む各種通信プロトコル変換を担う通信装置(中継器)としてのゲートウェイ装置や、自動二輪車等の車両に搭載可能な車載器として適用可能なものである。この機器本体21には、各通話装置11a,11bのスレーブに設定されている各BTユニット10a,10bとの間でマスタとしてBT通信する1個のBTユニット(マスタ)20と、そのBTアンテナ40と、外部電源22aからの電圧を内部電源用電圧に変換(降圧)して機器本体21内の各部に供給する電源部22と、CPUコア23a,フラッシュROM、EEPROM等のROMを有し、BTユニット(マスタ)を含む機器本体21の全体を制御する第1ホストコントローラ23と、この第1ホストコントローラ23に接続されるI(Input)/O(Output)コントローラ24と、このI/Oコントローラ24にそれぞれ接続されるSRAM25、表示器26(図中の符号26aはバッファ)、およびスイッチ操作部27とを設けている。
【0023】
この内、スイッチ操作部27には、通話相手先の切り換えと、アプリケーション(後述するBT用のスタックで定義される各プロファイルに相当するプログラム等)の切り換え、音量調整、電源オン/オフ等の各種操作に必要な操作器(操作ボタン、操作スイッチ等)のほか、必要に応じて現在のステータスを表示するLED(液晶やVFD(Vacuum Fluorescent Display)でもよい)が搭載される。
【0024】
また、機器本体21には、第1のホストコントローラ23のHCI(Host Controller Interface)ポート23aにUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)等のインターフェースを介して接続される前述の第1BTユニット20と、この第1のBTユニット20のそれぞれの音声PCM(Pulse CodeModulation)信号用入力および出力端子(ポート)に接続される切り替えスイッチ28と、この切り替えスイッチ28とそれぞれ個別に接続される音声PCM信号/音声アナログ信号変換用のPCMコーデック(CODEC:CODE/DECODE)29a,29bと、をそれぞれ配設している。
【0025】
切り替えスイッチ28は、2つのPCMコーデック29a,29bの一方から出力される音声PCM信号を1個の第1BTユニット20の1本のPCMポートの入力ポート側へ入力する一方、1個の第1BTユニット20の1本のPCMポートの出力ポート側から出力される音声PCM信号を2つのPCMコーデック29a,29bの一方に切り替え自在に入力する機能を有する。
【0026】
各PCMコーデック29a,29bの入力および出力端子には、それぞれアンプ30a,30b(それぞれ入力側アンプ31および出力側アンプ32から構成される)を介して音声入出力デバイス33a,33b(それぞれスピーカ34およびマイクロホン35)を接続している。
【0027】
上記第1ホストコントローラ23は、機器本体21内の各種設定条件を電源オフ状態でも記憶するようにROM23bもしくは外付けROM25a上の所定領域に格納し、電源オン状態時にそのROM23b、もしくは外付けROM25a上の格納データを元に機器本体21内の各部を同一の設定条件に設定すると共に、ROM23bもしくは外付けROM25a上の所定領域に予め記憶された各種プログラムに基づく処理を、RAM23c、もしくはSRAM25上の所定領域をそのワークエリアとして用いて実行する。これにより、このホストコントローラ23は、その処理結果に基づいて機器本体21内の各部動作を制御したり、その処理結果をI/Oコントローラ24を介して表示器26、スイッチ操作部27のLED(図示しない)に表示させる。
【0028】
この第1ホストコントローラ23が実行すべき各種プログラムの内、ROM23b、もしくは外付けROM25a上に実装されるBTのプロトコル・スタックに基づくアプリケーション(BTの各プロファイル)の種類としては、例えば2つの通話装置11a,11bの機種(ヘッドセット、携帯電話等)やその利用シーン等に応じて「ヘッドセット・プロファイル(HS:Headset Profile)」や携帯電話器を手放しで通話する「ハンズフリー・プロファイル(HF:Hands Free Profile)」等の必要なプロファイルが例示される。
【0029】
この場合、第1ホストコントローラ23は、スイッチ操作部27での入力操作に応じた命令をI/Oコントローラ24を介して受けると、その命令を解読しかつ命令に従ってBT用の各アプリケーション(各プロファイル:HS、HF)の切り換え、すなわち、通話相手先の切り換えを行い、そのアプリケーションに従って機器本体21内の各部に対し1個の第1BTユニット20を介して所定の利用シーンに応じた動作を実行させる。
【0030】
マスタ側の第1BTユニット20のハードウェア構成は、上述の通話装置11a,11bに搭載されたBTユニット10a,10bとほぼ同様に構成され、2.4GHz帯域用のBTアンテナ40と、図示しない2.4GHz帯域をサポートする周波数ホッピング型のスペクトル拡散通信用としてのRF回路と、RFトランシーバとの間でベース・バンド(BB)信号の送受信を制御するリンクコントローラとしてのベース・バンドと、CVSD−CODEC20bと、1本のPCM(Pulse Code Modulation)ポートとをそれぞれ有し、これらは例えば1チップ化されている。
【0031】
そして、第1ホストコントローラ23はフォワーディング(Forwarding)手段を備えている。このフォワーディング手段は第1BTユニット20との間で制御用データを授受するHCIポート20aからSCOパケットの音声通話受信パケットを受信し、この受信音声パケットを次のフレームの送信スロットにシフトさせるタイミングで再びHCIポート20aを介して第1BTユニット20のベース・バンドへ戻すことにより、この第1BTユニット20のベース・バンドからBTアンテナ40を介して送信させる機能を備えている。
【0032】
このために、第1ホストコントローラ23はこのようなフォワーディング機能をCPUにより実行するためのプログラムをROMに蓄積している。
【0033】
図2はこの第1ホストコントローラ23により第1BTユニット20の音声通話信号をフォワーディングする場合のSCOパケット通信の送受信のタイミングを示すタイミングチャートである。図2中TXはSCOパケットフレームの送信スロット、RXは同受信スロット、A,B,C,D〜Gは音声通話データを示す。
【0034】
この図2に示すように第1BTユニット20は1つの単位通信フレームに、2つの送信スロットTXと2つの受信スロットRXとを設け、これら送信スロットTXと受信スロットRXとを時間軸方向に交互に配置することにより1つの通信パケットのフレームを構成し、この単位フレームの複数を繰り返すことにより送信と受信を交互に繰り返すことにより同時に二者間で通話できるように2チャネル(ch)に構成されている。また、第1BTユニット20はその受信スロットRXで一方の通話装置、例えば11aから音声通話信号を受信すると、この受信音声通話信号を第1のホストコントローラ23はCVSD−CODEC20bを通さずに、つまり透過させてこの受信音声通話データBをHCIポート20aを介して受信し、さらに、この音声通話データBを次の第2フレームの送信スロットTXにシフトさせるタイミングで第1BTユニット20に戻すフォワーディングを行なうようになっている。
【0035】
したがって、第1ホストコントローラ23から第1BTユニット20へフォワーディングされた音声通話データBは第1BTユニット20から送信スロット時にBTアンテナ40を介して送信され、通話相手先の通話装置11a,11bの一方により受信される。これら通話装置11a,11bでは、図示しない音声通話装置本体により音声に変換されて通話相手先に出力される。これにより、通話者1から通信者2への音声通話が実現される。この通話相手先はスイッチ操作部27のマニュアル操作により予め設定されている。
【0036】
次に、本実施形態の全体動作を説明する。
【0037】
まず、システム起動に際し、機器本体21のスイッチ操作部27の電源スイッチ(図示しない)が電源オン状態にされると、スタンバイ状態に移行する。すなわち、機器本体21内の1個の第1BTユニット20と、通話者1が使用する通話装置11a内のBTユニット10a及び通話者2が使用する通話装置11b内のBTユニット10bとの間で、BTの状態遷移フェーズ(待ち受けフェーズ、同期確立フェーズ、及び通信接続フェーズ)に応じた無線通信が実行され、接続状態に移行する。
【0038】
この接続状態では、2つの通話装置11a、11bのBTユニット10a、10bがスレーブとして、また機器本体21内の1個の第1BTユニット20が各スレーブ(BTユニット10a、10b)に対するマスタとして、それぞれ動作可能となる。
【0039】
その結果、通話者1の音声信号は、一方の通話装置11aからそのBTユニット10aによるBTの無線通信により機器本体21の第1BTユニット20にて受信され、その受信通話データは第1ホストコントローラ23によりCVSD−CODEC20aを透過させてHCIポート20aを介して受信される。すなわち、第1ホストコントローラ23は図2に示すように、例えばSCO通信パケットの第1フレームの受信スロットRXで受信した音声通話データBを次の第2フレームの送信スロットTXにシフトさせるタイミングでHCIポート20aを介して再び第1BTユニット20へ戻すフォワーディングを行なう。これにより第1BTユニット20はこの受信した音声通話データBを送信スロットで送信データBとしてBTアンテナ40から送信する。この送信音声通話データBは通話者2が使用する他方の通話装置11bのBTユニット10bにてBTアンテナ12Bを介して受信され、通話装置本体により音声に変換されて出力される。
【0040】
一方、通話者2の音声信号は、上記と逆の音声通信経路で順次、通話装置11bのBTユニット10b、機器本体21の第1のBTユニット20、第1ホストコントローラ23、再び第1BTユニット20、及び通話者1の通話装置11aのBTユニット10aを順次経由して通話装置本体に与えられ、ここで音声に変換されて出力される。
【0041】
なお、この通話者2の音声信号は図2では例えば第2フレームの受信スロットRXで受信された音声通話データFに相当し、第1フレームの受信スロットRXで受信された通話者1からの音声通話データBに対する応答等の音声通話である。この第2フレームの受信スロットRXで受信された通話者2の音声通話データFは第1コントローラ23によりフォワーディングされて次の第3フレームの送信スロットTXにシフトされて第1BTユニット20から送信される。
【0042】
こうして、2つの通話装置11a、11bどうしを機器本体21を介して、音声リンク(SCO接続)により無線接続することにより音声通信経路が確立され、通話者1、2間の音声通話が実現される。
【0043】
この場合、通話装置11a、11b側のBTユニット10a、10bはスレーブとして動作するため、BTの接続状態から前述した3つの低消費電力モード(パーク・モード、ホールド・モード、スニフ・モード)のいずれも使用可能となる。
【0044】
これに対し、機器本体21内の第1BTユニット20は、所定の通話装置(携帯電話)とリンクを確立する時以外は、常時マスタとして動作する。ちなみに、通話装置としての携帯電話と機器本体21との間をSCOリンク接続する場合は、同期が確立されるまでのフェーズ(問い合わせ、呼び出し)ではACL接続され、携帯電話器等通話装置11a,11bのBTユニット10a,10bがマスタ側、機器本体21の第1BTユニット20がスレーブ側となり、同期確立後に機器本体21から呼び出しをかけて、機器本体21をマスタ側、携帯電話器側をスレーブ側とすることが可能となり、SCOリンクが接続される。従って、この場合でも、同期確立後に行なわれる二者間の通話時では、上記と同様に機器本体21がマスタとして動作可能になる。
【0045】
従って、本実施形態によれば、通話装置11a、11bによる二者間の通話時に、通話装置11a、11b側の各BTユニット10a、10bをいずれもスレーブとし、機器本体21側の1個のBTユニット20をマスタとする状態で、1個実装のBTユニット20を経由する音声通信経路を確保して、二者間で音声が授受される。
【0046】
これによれば、機器本体21側の第1BTユニット20はマスタとして動作するために現状のホールド・モードに対応していないBTユニットでは低消費電力モードが使用できないものの、機器本体21については大型バッテリー等の電流容量の大きい給電装置に接続できるため、消費電力について特に問題にはならない。また、1個実装のBTユニット20の接続相手となる通話装置(携帯電話器、ヘッドセット等)側のBTユニット10a,10bは、その通話時は常にスレーブとして動作し、BTの低消費電力モードを使用できる。
【0047】
言い換えると、従来例では二者の通話装置のいずれかは必ずマスタとなり、そのBTの低消費電力モード使用に制約があるために消費電力に関する問題が生じる可能性があったが、本実施形態では二者の通話装置11a,11bのいずれもがスレーブのままで音声通話が実現されるために、特にバッテリー容量に制約のある通話装置11a,11b側でその消費電力を効果的に抑制することが可能となる。
【0048】
そして、この第1音声通話システム1によれば、1個の第1BTユニット20により複数の通話装置11a,11bどうしを無線接続するので、2つのBTユニットを実装するデュアルBTユニット方式に比してこの第1BTユニット20を実装する基板ないしこの基板を内蔵する機器本体21の小形軽量化を図ることができると共に、コスト低減を図ることができる。
【0049】
また、音声通信信号のフォワーディング機能を既設の第1ホストコントローラ23に設けたので、新たな部品の追加を抑制することができると共に、上述した先願のように切り替えスイッチ28にフォワーディング用伝送路を形成する必要がないので、切り替えスイッチ28の構成の簡単化を図ることができる。
【0050】
さらに、この第1音声通話システム1では第1BTユニット20で受信した音声通話信号をCVSD−CODECに通さずに、すなわち透過させてフォワーディングするので、CVSD−CODECによるCODE/DECODE変換時の誤差に影響されずにフォワーディングできる。このために、フォワーディング精度を向上させることができるうえに、CVSD−CODECによるCODE/DECODE変換に要する時間を節約できるので、フォワーディングを迅速に行なうことができる。
【0051】
なお、このように第1BTユニット20で受信した信号をCVSD−CODECに透過させる方法は現在のBT仕様ではトランスペアレントモードといい、汎用のBTユニットでは具備していないモードである。このために、このトランスペアレントモードを使用する第1BTユニット20はコストが割高になる可能性がある。
【0052】
そこで、図3により示す第2の実施形態に係る第2音声通話システム101では、図1で示す第1BTユニット20を、トランスペアレントモードを使用しない汎用の安価な第2BTユニット120により置換した点に主に特徴がある。これ以外の構成は上記第1音声通話システム1と同様である。
【0053】
また、この汎用の第2BTユニット120は図1で示す第1BTユニット20と同様に図2で示すようにSCOパケットフレームの1フレームに送信スロットTXと受信スロットRXとを2個ずつ備え、かつ時間軸方向に交互に配置して二者間で同時通話可能の2チャネル(ch)の通信チャネルに構成されているので、CVSD−CODEC20bを2チャネル(ch)同時使用できるように2個設け、または1個のCVSD−CODECを時分割で2ch使用し得るように構成している。
【0054】
したがって、第2BTユニット120により受信された音声通話信号は各チャネル毎に各CVSD−CODEC20bによりDECODE変換されてからホストコントローラ23に与えられ、ここでフォワーディングされて再び第2BTユニット120に戻され、さらに、再び各CVSD−CODEC20bによりCODE変換されてBTアンテナ40から送信される。
【0055】
この音声通話システム101によれば、トランスペアレントモードを使用しない汎用の安価な第2BTユニット120を使用しているので、コスト低減を図ることができる。
【0056】
図4は本発明の第3の実施形態に係る第3音声通話システム201の全体構成を示すブロック図である。この第3音声通話システム201は図3で示す第2の実施形態に係る第2音声通話システム101において、第1ホストコントローラ23を、上記フォワーディング手段(機能)を削除した第2ホストコントローラ223に置換すると共に、PCMポートが1本しかない上記第2BTユニット120を、PCMポートが2チャネル(ch)同時使用が可能な第3BTユニット220に置換し、この第3BTユニット220のPCMポート側に伝送経路202を設けた点に主な特徴を有する。
【0057】
すなわち、第2ホストコントローラ223は上記第1、第2実施形態に係る第1ホストコントローラ23から音声通話信号のフォワーディング機能のみを削除しており、このフォワーディング機能以外の制御機能は、第1ホストコントローラ23と同様に備えている。
【0058】
また、第3BTユニット220は上記第2BTユニット120と同様にトランスペアレントモードを使用しない汎用のBTユニットであるが、入力ポートと出力ポートとにより1対をなす1本のPCMポートを2本220a,220b備えている。そこで、このPCMポートの一方220aの入力ポートと他方220bの出力ポートとを接続すると共に、一方220aの出力ポートと他方220bの入力ポートとをそれぞれ接続して音声通話信号をフォワーディングする一対、すなわち2本(但し図4では1本のみ図示)のフォワーディング伝送路202,202を設けている。
【0059】
これら各フォワーディング伝送路202は第3BTユニット220の受信スロットで受信したPCM音声信号を第3BTユニット220の一方のPCMポート、例えば220aの出力ポートから一旦出力させて、他方のPCMポート220bの入力ポートを介して第3BTユニット220へ再び戻すフォワーディングを行なうことによりこの第3BTユニット220の送信スロットで送信させる機能を有する。このフォワーディング伝送路202が2本あるので、2名の通話者1,2が同時に音声通話できる2チャネルの通信経路を形成することができる。
【0060】
また、これらフォワーディング伝送路220,220を切り替えスイッチ228に設けることによりフォワーディングを使用する場合と使用しない場合を選択できる。
【0061】
例えば、切り替えスイッチ228の切換操作によりフォワーディング伝送路202を切り離してフォワーディング機能を使用しないときに、2つのPCMコーデック20a,20bの一方から出力されるPCM音声信号を第3BTユニット220の一方のPCMポート、例えば220aの入口ポートから入力させ、もしくはその逆に第3BTユニット220の一方のPCMポート、例えば220aの出口ポートから出力されるPCM音声信号を2つのPCMコーデック29a,29bの一方に入力させる機能を使用し得るように切り換え自在に構成している。これら以外の構成は図3で示す第2の実施形態に係る第2音声通話システム101の構成と同様である。
【0062】
なお、上記第3の実施形態では第3BTユニット220のPCMポート220a,220bを2本(2対)設けて2チャネル同時使用可能に構成した場合について説明したが、1本のPCMポートを時分割により2チャネル同時使用可能に構成してもよい。
【0063】
したがって、この第3音声通話システム201によれば、第3BTユニット220により受信したPCM音声信号を切り替えスイッチ228のフォワーディング伝送路202,202により再び第3BTユニット220へフォワーディングすることができるので、1個の第3BTユニット220により2台の通話装置11a,11bどうし間を無線接続し、2者(通話者1,2)間で同時に音声通話することができる。
【0064】
このために、1個の第3BTユニット220を実装する基板の小形軽量化を図ることができ、ひいてはこの基板を内蔵する機器本体21の小形軽量化を図ることができると共に、コスト低減を図ることができる。
【0065】
なお上記各実施形態に係る音声通話システム1,101,201では、その各BTユニット20,120,220をSCOパケットの1フレームに送信スロットTXと受信スロットRXとにより一対をなす送受信スロットを2対設けて2チャネル同時使用可能に構成しているが、これら送受信スロットを3対以上設けて3チャネル以上同時使用可能に構成してもよい。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、1個のBTユニットにより複数の通話装置のBTユニットどうし間を無線接続することができるので、この1個のBTユニットを実装する基板の小形軽量化、ひいてはこの基板を内蔵する機器本体の小形軽量化とコスト低減とを共に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る音声通話システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】図1で示す第1BTモジュールのSCOパケットのフレームとフォワーディングとのタイミングを示すタイミングチャート。
【図3】本発明の第2実施形態に係る音声通話システムの全体構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第3実施形態に係る音声通話システムの全体構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1,101,201 音声通話システム
10a,10b BTユニット(通話装置側:スレーブとして動作)
12a,12b BTアンテナ(通話装置側)
11a,11b 通話装置
20 第1BTユニット(機器本体側:マスタとして動作)
20a HCIポート
20b CVSD−CODEC
21 機器本体
23 第1ホストコントローラ
28 音声PCM信号用切り替えスイッチ
28a 音声アナログ信号用切り換えスイッチ
29a,29b PCMコーデック
33a,33b 音声入出力装置
40a BTユニット20aに取り付けられるBTアンテナ(機器本体側)
40b BTユニット20bに取り付けられるBTアンテナ(機器本体側)
120 第2BTユニット
123 第2ホストコントローラ
220 第3BTユニット
223 第3ホストコントローラ

Claims (7)

  1. 音声通信可能の通話装置本体およびその通話装置本体の音声信号を無線で送受信するスレーブに設定されたブルートゥースユニットを各々有する複数の通話装置と、
    これら複数の通話装置のブルートゥース間で各々無線通信するマスタに設定された1個のブルートゥースユニット、このマスタを制御するコントローラ、上記マスタにて受信された音声信号を上記コントローラでフォワーディングして再びこのマスタに戻すことにより上記スレーブに送信させるフォワーディング手段を備えた機器本体と、
    を具備していることを特徴とする音声通話システム。
  2. 上記マスタは、音声信号を受信する受信スロットと音声信号を送信する送信スロットとを時間軸方向に交互に配置する一対の送受信スロットを複数対設けて、複数チャネル同時使用可能の音声パケット通信の単位フレームを形成する通信手段を有し、
    上記フォワーディング手段は、上記マスタが上記受信スロットで受信した上記スレーブからの音声信号を受信したときに、この音声信号を上記送信スロットにシフトさせてこのマスタに戻すように構成されていることを特徴とする請求項1記載の音声通信システム。
  3. 上記マスタは、このマスタにより受信された上記スレーブからの音声信号を可逆的にCODE/DECODE変換するCVSD(ContinuousVariable Slope Delta modulation)−CODECを透過させてから上記スレーブに送信させるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の音声通話システム。
  4. 上記ブルートゥースユニットは、これにより受信した上記スレーブからの音声信号を上記CVSD−CODECにより変換してから上記フォワーディング手段に与える一方、このフォワーディング手段によりフォワーディングされた音声信号を上記CVSD−CODECにより逆変換してから通話相手先のスレーブに送信するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の音声通話システム。
  5. 音声通信可能の通話装置本体およびその通話装置本体の音声信号を無線で送受信するスレーブに設定されたブルートゥースユニットを各々有する複数の通話装置と、
    これら複数の通話装置のブルートゥース間で各々無線通信するマスタに設定され、少なくとも2チャネル同時使用可能のPCM(Pulse Code Modulation)ポートを備えた1個のブルートゥースユニット、上記PCMポートの入力側と出力側とをチャネル毎に伝送路により接続し上記マスタで受信した音声信号をこの伝送路を介してこのマスタに再び戻して上記スレーブに送信させるフォワーディング手段を備えた機器本体と、
    を具備していることを特徴とする音声通話システム。
  6. 上記マスタは、入力ポートと出力ポートとを一対として備えた上記PCMポートを2対備えており、
    上記フォワーディング手段は、上記2対のPCMポートの一方の入力ポートを他方の出力ポートに接続する伝送路と、PCMポートの一方の出口ポートを他方の入口ポートに接続する伝送路とを備えていることを特徴とする請求項5記載の音声通話システム。
  7. 上記マスタは、入力ポートと出力ポートとを一対として備えた1本の上記PCMポートを時分割により2チャネル同時使用可能に構成されていることを特徴とする請求項5記載の音声通話システム。
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