JP2004108663A - 浴槽用フィルター構体 - Google Patents

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小原 正義
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Abstract

【課題】フィルターの汚れが見やすくて交換が便利にできる、かつ、湯水浄化性能の改善が容易である浴槽用フィルター構体。
【解決手段】浴槽1の内壁面の湯水循環口4(湯水吹出口など)を覆い隠すようなキャップ形状のフィルター構体9で、キャップ状の本体10と、本体10の内周面に装着されたフィルター20を備え、本体10は湯水循環口4に着脱可能に取付ける取付部10aとフィルター装着部10bで構成される。本体10の筒状フィルター装着部10bに部分的に形成された湯水出入開口部11をフィルター20が塞ぎ、浴槽内外を循環する湯水2はフィルター20と湯水出入開口部11だけを通過してろ過され、浄化される。
【選択図】   図1

Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽の内外で湯水を循環させる循環式浴槽の湯水浄化用フィルター構体で、詳しくは、浴槽の内壁面に形成された湯水吹出口や湯水吸込口などの湯水循環口に取り付ける浴槽用フィルター構体に関する。
【0001】
【従来の技術】
浴槽の内外で湯水を循環させ、浴槽外で湯水を加熱などして浴槽内に戻す循環式浴槽の場合、不織布や漉し網などのフィルターを使って浴槽外で湯水を浄化するか、浴槽内で浄化することが行われている。浴槽外で湯水を浄化するフィルターは、浴槽外の湯水循環路に設置された不織布のプレフィルター、活性炭やセラミックスなどの特別な湯水浄化性能を有する粒子を集合させた粒子フィルター、前記粒子を含有させた多孔質フィルターなどで、浴槽外に設置されることから大形で湯水浄化性能や脱臭性能などに優れたものが使用されている。浴槽内で湯水を浄化するフィルターは、浴槽内の湯水に浮遊する毛髪、水垢などの汚れを漉し取る漉し網や不織布のプレフィルター、或いは、浴槽の内面に形成された湯水循環口の中に設置されて湯水循環口を流動する湯水をろ過する袋状の漉し網や不織布のプレフィルターが一般的である。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
浴槽外に取付けられるフィルターは湯水浄化性能に優れる反面、大形で高価となり、しかも、浴槽外のフィルターは見ずらいところに在るため、フィルターが汚れで目詰まりして交換の時期に来ていても分かりずらく、かつ、素人による交換が難しい。
【0003】
浴槽内の湯水に浮遊する毛髪などの汚れを漉し取るプレフィルターは、安価に製作でき、使用時に汚れが分かりやすくて交換に便利であるが、湯水の水面近くの汚れを取るだけのために浴槽内の湯水全てを浄化する機能に劣る。浴槽の湯水循環口に嵌挿されて使用されるプレフィルターなどは、湯水循環口を循環流動する湯水をろ過するため湯水の全体を浄化するが、開口径の小さな湯水循環口の中に設置されるため小形であり、大形化が難しくて湯水浄化性能の改善が難しい。また、湯水循環口内に設置されたプレフィルターが見ずらく、汚れて交換の時期が来ていても分かりずらい問題があった。
【0004】
本発明の目的は、フィルターの汚れが見やすくて交換が簡便にでき、かつ、湯水浄化性能の改善が容易である浴槽用フィルター構体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、浴槽内の湯水循環口に着脱自在に装着されるキャップ状の本体と、この本体に着脱自在に装着されて前記湯水循環口を介して循環する湯水をろ過するフィルターとを具備したことを特徴とする。
【0006】
ここで、キャップ状の本体は樹脂やアルミ等の材料で形成され、浴槽内の湯水循環口を覆い隠すように浴槽の内面側に着脱自在に装着される。この本体は、部分的に開口させた湯水出入開口部を有し、この湯水出入開口部を塞ぐようにフィルターが本体の内面側や外面側、或いは、内外両面側に着脱自在に装着される。フィルターは、不織布に活性炭付着処理などしたシート状やブロック状などの定形フィルター、不定形フィルターであり、単数或いは複数のフィルターが本体に取り付けられる。浴槽内の湯水循環口は、浴槽外から加熱した湯を浴槽内に循環流入させる湯水吹出口(湯吹出管)、浴槽内の湯水を浴槽外に循環流出させる湯水吸込口(湯水吸込管)などであり、これら湯水循環口の何れか一方に、或いは、双方にフィルター構体が取り付けられる。このフィルター構体を構成する本体とフィルターの一方あるいは双方は、銀粒子などで抗菌処理したものを使用することができる。
【0007】
上記浴槽内の湯水循環口に装着されたフィルター構体は、湯水循環口を覆い隠すように装着できることから、浴槽内で露呈してフィルターの汚れが簡単に目視されて、フィルター交換の時期を失することがなくなる。また、浴槽内で湯水循環口の外側に設置されるフィルター構体の外形は、湯水循環口の開口径に規制されることなく大形などに自由設計できて、使用するフィルターの有効面積を増大させて湯水浄化性能を改善することが容易になる。
【0008】
キャップ状の本体は、例えば、浴槽の湯水循環口に着脱自在に取付けられる取付部と、フィルターを着脱自在に保持するフィルター装着部とを有する。取付部とフィルター装着部は一体構造にしても良いし、両者を別体構造とし、着脱自在に連結しても良い。取付部とフィルター装着部とを別体構造にすると、形状サイズの異なる複数種類の湯水循環口に対応させて取付部だけを複数種類用意し、フィルター装着部は湯水循環口の形状サイズに関係なく一種類のみ用意すれば良いので、部品種類を少なくすることができる。
【0009】
また、本体の開口縁をパッキングを介して浴槽内面に密着させる構成とすることができる。この場合のパッキングはゴム製品や軟質樹脂製品で、浴槽内面に弾性接触して本体の開口縁と浴槽内面を水密にシールすることで、湯水がフィルターだけを通過するようにしてフィルター構体の湯水浄化性能を高め、安定させる。また、弾性のパッキングは浴槽内面が凹凸曲面であっても、この凹凸曲面に応じて弾性変形して、本体の開口縁と浴槽内面を確実にシールする。
【0010】
また、フィルターを、性能の相違する複数の層を積層して構成することができる。例えば、湯水浄化性能の相違する複数枚のシート状フィルター材を積層してフィルターを構成したり、あるいは、シート状フィルター材の表面に湯水浄化活性物質等の膜層を形成してフィルターを構成することができる。例えば、不織布からなるシート状プレフィルター材、フィルター素材に活性炭や麦飯石などの湯水浄化活性粒子を付着処理した機能フィルター材、フィルター素材に酸化チタンなどの光半導体物質を溶着した機能フィルター材、フィルター素材に亜硫酸カルシウムやビタミンCなどの脱塩素物質付着処理した機能フィルター材などを積層一体化してフィルターを構成することができる。各層の性能を選択することで、湯水の浄化性能が多様に選択できて、浴槽用フィルター構体の商品的付加価値が上がる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図22を参照して説明する。
【0012】
図1(A)は循環式浴槽1の概要を示し、浴槽1の内壁面に配設された湯水吸込口の湯水循環口3と湯水吹出口の湯水循環口4が浴槽1外の湯水循環路5で連通し、湯水循環路5の途中に例えば加熱装置6が設置される。浴槽1内の湯水2は、一方の湯水循環口3から湯水循環路5に流入し、加熱装置6で加熱されて他方の湯水循環口4から浴槽1内に流入する。このような循環式浴槽1の一方の湯水循環口4に、図1(B)に示す本発明の第1の実施の形態であるフィルター構体9が着脱自在に設置される。
【0013】
フィルター構体9は、キャップ状の本体10と、本体10に着脱自在に装着されるフィルター20と、本体10の開口縁に係合させた環状のパッキング40を有する。本体10は、湯水循環口4に覆い被さるような円形や多角形のキャップ状で、浴槽1の内壁面の湯水循環口4を中心とする周辺部上に覆い被さるように装着される。この本体10の内側に帯状やブロック状、粒状などのフィルター20が設置され、湯水循環口4から浴槽1内へと吹出す湯水がフィルター20でろ過され、浄化されて浴槽1内に流動する。
【0014】
本体10は、例えば図2に示すような抗菌樹脂などの樹脂成形品である円形キャップで、湯水循環口4に着脱自在に取付けられる取付部10aと、取付部10aの周辺に延在する円筒状のフィルター装着部10bを有し、フィルター装着部10bの内周面に帯状フィルター20が着脱自在に装着される。フィルター装着部10bに、図3に示すような湯水出入開口部11が形成される。湯水出入開口部11は、円筒状フィルター装着部10bの周方向等間隔の複数箇所に形成された略矩形の窓穴であり、この窓穴の形状、数は限定されない。
【0015】
本体10の取付部10aは、図4〜図6に示すような分割構造で、円筒状フィルター装着部10bの一端開口部を塞ぐ円板部分の中央部に形成された筒状の連結部10dと、連結部10dに着脱自在に連結される止め部材30で構成される。本体10と一体に形成された連結部10dは、筒状の係合穴12と、係合穴12を底に有する凹部13で構成され、係合穴12に止め部材30の上端部が挿脱可能に連結される。フィルター装着部10bの開口先端であるキャップ開口縁10cに円形リング状のゴム製パッキング40が嵌着される。
【0016】
パッキング40は図4に示すように円形の座部41と、座部41から一体に延在する円錐筒状のシール部42を有し、座部41に形成された溝43が本体10のフィルター装着部10bのキャップ開口縁10cに嵌合される。座部41とシール部42の間は薄肉構造にしてシール部42が弾性変形しやすいようにしてある。
【0017】
本体10のフィルター装着部10bの内周に沿って帯状のフィルター20が着脱自在に装着されて、フィルター20でフィルター装着部10bの湯水出入開口部11が閉塞される。帯状のフィルター20の組成、構成は一種類の一枚、一種類の複数枚、複数種類の複数枚などと任意であり、例えば図4や図6には三種類三枚の帯状フィルター21、22、23を積層して構成している。三枚のフィルター21、22、23は湯水浄化の目的、性能が異なる三種類で、湯水から比較的大きな毛髪などのごみ類を除去する不織布やスポンジ、メッシュなどのプレフィルターと、不織布などのフィルター素材に活性炭、麦飯石などの湯水浄化機能や脱臭機能に優れた粒子を付着させた活性粒子フィルターと、酸化チタンなどの殺菌浄化機能に優れた光半導体フィルターなどが使用される。
【0018】
これら三種類三枚のフィルター21、22、23を重ねて一枚の帯状フィルター20を製作し、この一枚を円形に丸めて本体10の円筒状フィルター装着部10bの内周にワンタッチ式に装着する。図面に示すフィルター構体9は、その内部から外部に湯水を流動させてろ過する形態ゆえ、湯水はフィルター20をフィルター装着部10bに押し付けるように通過し、このときフィルター装着部10bはフィルター20を安定した姿勢で支持する。フィルター装着部10bの内面に装着されたフィルター20は、ワンタッチ式にフィルター装着部10bから外されて新品と交換できる。
【0019】
本体10の取付部10aを構成する止め部材30は、湯水循環口4の構造に対応させた特定部品で、具体例を図6及び図7に示す。図7に示される湯水循環口4は、例えば湯水循環口4から浴槽内に吹出される湯水(加熱された湯)の吹出し方向を規制する円板状の突起部材4aを有する。突起部材4aは浴槽1の内壁面から少し突出した定位置に設置され、この円板状の突起部材4aに止め部材30が着脱自在に取付けられ、止め部材30に本体10が着脱自在に取付けられる。突起部材4aは、湯吹出管4bの先端に直交させて固定された邪魔板で、湯吹出管4bとの間に湯吹出口4cが形成される。湯吹出管4bから吹出される湯は、突起部材4aに衝突して上下左右放射状に拡がり、湯吹出口4cから浴槽1の内壁面に沿って流出する。このように高温の湯が浴槽1内の湯水2の中に吹出されることで、入浴中の人の安全などが図られる。このような突起部材4aは、浴槽1の内壁面から少し突出するところから「へそ」と呼ばれる。
【0020】
突起部材4aに着脱自在に取付けられる止め部材30は、本体10と同様な抗菌樹脂などの樹脂成形品で、円板状の中央部31と、中央部31の上面中央から一体に突設された一対の対向する弾性係合爪32と、中央部31外周の90°間隔の4箇所から十文字状に延在する弾性変形可能な引掛けアーム部33を有する。各引掛けアーム部33の先端部は、円板状の突起部材4aの外周部に着脱自在に嵌着するフック形状にしてある。一対の係合爪32は、図5に示すように根元部が切欠き34で肉薄にして弾性変形しやすいようにしてある。一対の各係合爪32の先端部外側にはハ字状に傾斜させた滑り止め35が形成され、この滑り止め35を利用して一対の係合爪32の先端部を指で挟圧すると、一対が互いに接近移動し、指を離すと元の位置に弾性復帰する。
【0021】
止め部材30の一対の係合爪32に対応させて、本体10の中央部に筒状の係合穴12が形成される。図5において、係合穴12の真下から一対の係合爪32の先端部を押し付けると、係合爪32の先端のハ字状に傾斜する滑り止め35が係合穴12の下端エッジを滑り、一対の係合爪32の先端部同士が互いに接近移動して係合穴12内に嵌挿される。係合穴12の下端に止め部材30の中央部31が当接し、一対の係合爪32の上端部が係合穴12を抜けると、一対の係合爪32が離反方向に弾性復帰して係合穴12の上端エッジに係止する。この係止で係合穴12に一対の係合爪32が強固に連結される。このとき、係合穴12が係合爪32の根元部分でシールされて、係合穴12に湯水が流通しないようにしてある。図5の状態の一対の係合爪32を指で挟圧して弾性変形させると、係合爪32が係合穴12から抜けて、本体10が取り外せるようにしてある。
【0022】
なお、図2においては本体10の係合穴12を長穴形状にし、これに対応させて止め部材30の係合爪32の根元部分を横長断面にしているが、係合穴12を円形にし、これに対応させて係合爪32の根元部分も円形断面にして、係合爪32と係合穴12が係合するときの方向性を360°の全方向で許容させることが、浴槽1内にフィルター構体9を作業性よく取付ける上で望ましい。
【0023】
図7の鎖線に示すように、浴槽1の内壁面から少し突出する突起部材4aの外周に止め部材30の引掛けアーム部33を押し付けて係合させる。この係合で突起部材4aの外面側に止め部材30が少し突出して固定される。次に、本体10にフィルター20とパッキング40を取付けたフィルター構体9を浴槽1内に入れ、本体10の係合穴12を止め部材30の係合爪32に押し付け、パッキング40を浴槽1の内壁面に押し付けて、止め部材30に本体10を取付け、湯水循環口4をキャップ状のフィルター構体9で覆い隠し、本体10と浴槽1の内壁面の間をパッキング40で水密にシールする。
【0024】
浴槽1内に湯水循環口4から突起部材4aで流動方向が放射状に規制されて吹出される湯は、本体10のフィルター装着部10bの内周面に向かって流動してフィルター20から湯水出入開口部11を通過し、このときにフィルター20でろ過され、浄化される。フィルター構体9における本体10と止め部材30の連結接合部分がシールされており、本体10と浴槽内壁面がパッキング40でシールされていることから、湯水循環口4から吹出される湯の全てがフィルター20から湯水出入開口部11を通過する。そのため、湯水浄化の効率が良くなり、湯水浄化性能が向上する。
【0025】
図1(B)に示すように、浴槽1の内壁面からフィルター構体9が少し突出して、入浴者の邪魔になることが考えられるが、浴槽1内のフィルター構体9が取付けられるところは元々に突起部材4aがあり、高温の湯が出るところであって、このような部分は入浴者があまり近ずかないところでもある。そのため、浴槽1の内壁面にフィルター構体9の突起物があっても邪魔にはならない。このような浴槽1の内壁面に突出させて配置されるフィルター構体9は、湯水循環口4の開口径に関係なく十分大形に自由設計でき、その分、フィルター20の湯水浄化面積を拡大させて湯水浄化性能を増大、強化することが容易になる。また、フィルター20のサイズ、種類の設計自由度が大きくできて、図面に示す三種類三枚のフィルター21、22、23に限らず枚数を増やすことも容易に可能であり、例えば、次のいろんな湯水浄化性能、脱臭性能などを具えたフィルターが使用できる。
・水の水垢、ごみ類を効果的に漉し取るフィルター、
・ぬめり、濁りを効果的に除去するフィルター、
・亜硫酸カルシウムやビタミンCなどを塗布した塩素除去効果に優れたフィルター、
・有毒な不純物を殺菌して除去するに優れたフィルター(抗菌フィルター)、
・入浴剤などの脱臭効果に優れたフィルター、
さらに、別機能のフィルターとして
・美肌効果を有するフィルター、
・発汗効果を有するフィルター、
・温泉効能(ラドン、鉱物など)のあるフィルター、
・遠赤外線の保温効能のあるフィルター、
などが使用できる。これら複数種類のフィルターを積層して使用することで、浴槽用フィルター構体の付加価値が増大する。
【0026】
フィルター構体9を浴槽1の内壁面に突出させ、露呈させて使用することで、フィルター20が汚れて目詰まりを起こすと、その汚れが簡単に目視で観察され、交換時期が分かる。フィルター交換は、止め部材30から本体10を取り外すことで簡単、迅速に行える。
【0027】
次に、図8〜図20に示す他の実施の形態のフィルター構体9を説明する。なお、図8〜図21のフィルター構体9は、図1〜図7のフィルター構体9に適用したもので、同一又は相当部分には同一符号を付して説明の重複を避ける。
【0028】
図8の第2の実施の形態に示されるフィルター構体9は、本体10の中央部に形成された筒状の連結部10dに着脱自在に連結される止め部材30aを、浴槽1の湯水循環口4の形状サイズの変更に対応できる構造にしたもので、湯水循環口4を構成する円板状突起部材4aの外径が大小複数種類ある場合、何れの外径の突起部材4aにも止め部材30aが着脱自在に取付けられるようにしてある。
【0029】
図9に示す止め部材30aは、本体10に着脱自在に支持される矩形平板状のベース50と、ベース50の中央部を貫通して回転自在に取付けられる回転操作部材60と、ベース50の対向二辺から180°反対方向に延在する一対のチャック70を有する。ベース50は、図10及び図11に示すように、中央部に円形の取付穴51と、前後両端部の下面に一対の平行に対向する図13に示すような逆L形断面のガイドレール部52を有する。一対のガイドレール部52の内面とベース50の下面の間に一対のチャック70が、図9の矢印の左右方向にスライド可能に嵌着される。
【0030】
一対の各チャック板70は、ガイドレール部52に左右方向にスライド可能に嵌挿される横長平板状のスライド座部70aと、スライド座部70aの先端から横方向に延在する円弧状の止め板部70bを有し、スライド座部70aの下面に左右方向に直線状のラック歯部70cが一体に形成される。一対のチャック70がベース50の下面側に点対称に配設されて、各チャック70の円弧状止め板部70bが接近離反可能に対向し、一対のチャック板70のラック歯部70cがラック歯を内方に向けて平行に対向する。この一対のラック歯部70cの間に、図13の鎖線で示す平歯車61がラック歯に噛合させて配置される。平歯車61は、図14に示すように回転操作部材60の下端部に同軸に固定される。
【0031】
回転操作部材60の上部は、前述実施の形態における止め部材30の係合爪32と同様な弾性変形可能な二股状の係合爪で、ベース50の取付穴51に真下から回転可能に嵌挿される。取付穴51に嵌挿されてベース50上に突出した回転操作部材60の上部が、本体10の中央の係合穴12に真下から嵌挿されて、係合穴12に回転可能に係合される。また、ベース50上の一対の回り止め用突起53を、図14に示す本体10の筒状係合穴12の下端に形成した一対の回り止め用切欠き54に嵌合させて、本体10の係合穴12下にベース50を回転しないように取付ける。回転操作部材60の上部を係合穴12に係合させ、回転操作部60の下部を構成する平歯車61の上面をベース50の下面側に摺動可能に係合させることで、ベース50が本体10下に支持される。
【0032】
回転操作部60の上部が本体10から少し突出して、この突出上部を指で摘んで回転させると、平歯車61が回転して一対のチャック70を左右方向に同時に移動させる。図9で回転操作部60を時計方向に回転させると、一対のチャック70が互いに離反する方向に移動し、反時計方向に回転させると互いに接近する方向に移動する。このチャック動作を安定させるため、例えば、ベース50にラチェットピン55とガイドピン56が設置される。
【0033】
図10に示すようにベース50の取付穴51の左右両側に略コ字状スリット57で囲まれた揺動片58を形成し、この両側一対の揺動片58の揺動先端部下面にラチェットピン55を突設して、一対のラチェットピン55を平歯車61のラック歯間に噛合させておく。回転操作部材60を手動で回転させて平歯車61を回転させると、ラチェットピン55が揺動片58の弾性変形でもってラック歯間を移動し、回転停止させると一対のラチェットピン55が何れかのラック歯間に噛合して平歯車61の自由回転を規制する。この規制で一対のチャック70の動作にストップが掛かって、回転操作部材60を手動で回転させない限り、チャック70は安定した姿勢を維持する。
【0034】
また、ベース50下面の取付穴51周辺に一対のガイドピン56を突設し、各ガイドピン56をチャック70の上面に形成したガイド溝71に係合させる。ガイド溝71をチャック70の所定のスライド移動方向に形成して、ガイド溝71とガイドピン56の係合で一対のチャック70が接近及び離反するスライド動作を安定させる。また、ガイドピン56をガイド溝71の端に当てることで、ベース50からのチャック70の抜けを防止する。
【0035】
本体10に止め部材30aを取付けたフィルター構体9を浴槽1に入れ、浴槽1の内面に突出する突起部材4aに本体10を被せ、図8に示すように回転操作部材60を指で反時計方向に回転させる。すると、一対のチャック70の止め板部70bが接近移動して突起部材4aを180°反対方向から挟持して、フィルター構体9の取付けが終了する。この場合、突起部材4aの外径が大小変更されても、この外径変更に応じて一対のチャック70の移動量が変動して、形状サイズの異なる複数種類の何れの突起部材にもフィルター構体9が取付けられる。
【0036】
次に、図15及び図16の第3の実施の形態と、図17及び図18の第4の実施の形態、及び、図19及び図20の第5の実施の形態を順に説明する。
【0037】
図15は、浴槽内の円板状突起部材4aに着脱自在に取付けられる止め部材30bが示される。この止め部材30bは、第2の実施の形態の止め部材30aと同様に形状サイズの異なる複数種類の何れの突起部材4aにも取付けられるようにしたもので、例えば十文字状のプレート80と、プレート80の中央部に突設した二股形状の係合爪81と、プレート80の90°間隔で放射状に並ぶ4つの各突出端部80aに放射方向にスライド自在に係合されたスライド板82を有する。4枚の各スライド板82の先端には、図16に示すように下方に折曲された爪部83が形成される。爪部83は縦断面略三角形を成して、テーパー内面83’を有する。また、内面プレート80と各スライド板82の間にコイルスプリングなどのばね材84が装着される。ばね材84の両端が、プレート80上に突設したピン85とスライド板82上に突設したピン86に係止されて、スライド板82にプレート80の中央側に向けた引っ張り弾力を常時附勢する。
【0038】
図15と図16の鎖線で示すように、4枚の各スライド板82をばね材84の弾力に抗してプレート80の突出端部80aから一旦引き出して、ばね材84の復帰力で復帰させることで、浴槽内の円板状突起部材4aの外周に各スライド板82の爪部83が弾圧的に係合して、突起部材4aに止め部材30bが取付けられる。突起部材4aの外径に応じてスライド板82のスライド量が変動することで、何れの外径の突起部材4aに止め部材30bが取付けられる。また、図16に示すように、スライド板82の爪部83とを突起部材4aとの係合を、テーパー内面83’の一部が突起部材4aの内側エッジ部分に当接するようにすることで、スライド板82がプレート80に押し付けられるように取付けられて、突起部材4aへの止め部材30bの取付強度が安定する。また、突起部材4aの厚みが大小変更されても、この突起部材4aの内側エッジがテーパー内面83’の何れかの一部に係合して、何れの厚みの突起部材4aにも止め部材30bが取付けられるようになる。また、止め部材30bの係合爪81は、第1と第2の実施の形態の係合爪と同様な構造で、この係合爪81にキャップ状本体10が脱着可能に取付けられる。
【0039】
図17の第4の実施の形態に示される止め部材30cも、形状サイズの異なる複数種類の何れの突起部材4aにも取付けられるようにした構造で、例えばY字状のプレート90と、プレート90の中央部に突設した二股形状の係合爪91と、プレート90の120°間隔で放射状に並ぶ3つの各突出端部90aに放射方向にスライド自在に係合されたスライド板92を有する。3枚のスライド板92の先端部は、図18に示すようなテーパー内面93’を有する爪部93である。各スライド板92に放射方向に長穴94が形成され、長穴94に挿通された止めねじ95がプレート90の突出端部90aの定個所に形成されたねじ穴96に螺合される。止めねじ95は、長穴94の幅より大径の操作部95aを有し、操作部95aを片手で正回転させてねじ穴96にねじ込むと、操作部95aがスライド板92をプレート90に押圧して固定する。この止めねじ95を逆回転させて弛めると、プレート90に対してスライド板92がスライド自在となる。
【0040】
止め部材30cの3枚の各スライド板92の止めねじ95を弛め、各スライド板92の爪部93を円板状突起部材4aの周縁部に係合させた状態にして、各止めねじ95を締め付けることで、突起部材4aに止め部材30cが安定した姿勢で取付けられる。この場合も突起部材4aの外径に応じてスライド板82のスライド量が変動するので、何れの外径の突起部材4aにも止め部材30cが取付けられ、突起部材4aの厚みが大小変更されても、この突起部材4aの内側エッジがテーパー内面93’の何れかの一部に係合して、何れの厚みの突起部材4aにも止め部材30cが取付けられるようになる。この止め部材30cの係合爪91にキャップ状本体10が脱着可能に取付けられる。
【0041】
図19に示す第5の実施の形態に示される止め部材30dは、浴槽1に円板状突起部材4aを取付ける取付ねじ100を利用している。すなわち、図20に示すように、浴槽1の内壁面一部に形成した湯水通路105の内部に湯水循環構体106を配備し、湯水循環構体106に突起部材4aを取付ねじ100で取付けるようにした湯水循環口において、取付ねじ100の一端に二股状の係合爪101を一体に固定して、ねじ付止め部材30dを製作する。この止め部材30dの取付ねじ100の先端から突起部材4aを係合爪101に当接するまで螺装して、取付ねじ100を湯水循環構体106に螺合し、浴槽内面から突起部材4aが一定の距離になるところで固定する。この後、突起部材4aから突出する係合爪101にキャップ状本体10を脱着可能に取付ける。
【0042】
図19の止め部材30dは、既存の取付ねじ100を利用することで、止め部材自体がシンプルで安価な構造にすることができる。また、取付ねじ100は、様々な外径サイズの突起部材4aに共用できて、何れの外径の突起部材4aにも本体10を取付けることができる。
【0043】
図21及び図22に示される第6の実施の形態は、キャップ状本体10とフィルター20の取付構造を説明するもので、横長のテープ状のフィルター20の四辺の周縁部に樹脂製取付枠25を一体に固着している。このフィルター20の両端辺に固着された取付枠25a、25bは互いにワンタッチで係合する雄型係合部と雌型係合部で、図22に示すテープ状フィルター20を360°曲げて円筒状にして、両端部同士をワンタッチで係合させると、図21に示す円筒状のフィルター20となる。
【0044】
図22のフィルター20に対して、本体10の内面側には、フィルター20の取付枠25が挿脱可能に嵌着されるガイド突起110が一体に形成される。そして、図21に示すように円筒状にしたフィルター20を本体10の内壁面に沿わせて挿入し、取付枠25をガイド突起110と本体10の内周面の間に圧入するようにすると、本体10へのフィルター20の取付作業が容易になり、取付強度が増大する。フィルター交換で本体10からフィルター20を取り外す場合も、取付枠25を利用することで簡単に行えるようになる。また、フィルター20の周縁部が樹脂製取付枠25で補強されることにより、フィルター保管時や運搬時、交換時にフィルター20が破れたり、皺が発生したりすることが無くて、フィルターの取扱いが容易になる。
【0045】
以上の各種の実施の形態は、浴槽1の湯水吹出口だけに取付けるフィルター構体であるが、湯水吸込口や他の湯水循環口に取付けるフィルター構体においても本発明は適用される。湯水吸込口の湯水循環口は、上記したような湯水流動方向規制用突起部材が無いので、フィルター構体を湯水循環口の内周面を利用して取り付ける構造にすればよい。例えば、図8のフィルター構体9の場合、止め部材30aの互いに接近離反動作する一対のチャック70を本体10から突出するサイズに形成し、この一対のチャック70を湯水吸込口内まで挿入してから、互いに離反する方向に移動させて湯水吸込口の内周面に押圧させることで、フィルター構体を浴槽内面に取付けることもできる。また、図17の止め部材30cにおいては、スライド板92を湯水吸込口内面に押圧するようスライドさせておいて、スライド板92を止めねじ95でプレート91に固定することもできる。
【0046】
また、上記の各実施の形態は、キャップ状本体の取付部を、別部材の止め部材を連結するような分割構造としたが、止め部材と同様なものを本体に一体に形成して、部品点数を少なくすることも可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、浴槽内の湯水循環口に装着されるフィルター構体のフィルターの汚れが目視で簡単に分かるようになって、フィルター交換が時期的に確実にできる便利なフィルター構体が提供できる。また、浴槽内の内面に露呈させて使用されるフィルター構体であるので、湯水循環口の開口径に関係なく大形にも自由設計でき、したがって、使用するフィルターの数、種類が様々に自由選択できて、湯水浄化性能の向上と多機能化が図れ、商品的付加価値の高いフィルター構体が提供できる。
【0048】
また、湯水循環口に固定された突起部材にフィルター構体を直接に、或いは、専用の止め部材を介して取付けることで、フィルター構体の着脱操作が容易にできて、フィルター交換の作業性の良いフィルター構体が提供できる。
【0049】
また、フィルターの周縁部に樹脂製取付枠を固着しておいて、フィルターをキャップ状本体に取付けるようにすることで、フィルター交換の作業が容易になり、しかも、フィルターの周縁部が取付枠で保護されてフィルターの取扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係るフィルター構体の第1の実施の形態を説明するための浴槽断面図、(B)は図1(A)におけるフィルター構体の部分断面を含む拡大側面図である。
【図2】図1(B)におけるフィルター構体の正面図である。
【図3】図2のフィルター構体の平面図である。
【図4】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図5】図4の一部拡大断面図である。
【図6】図1(A)のフィルター構体の分解側面図である。
【図7】図1(B)のフィルター構体を浴槽に取り付ける時の側面図である。
【図8】本発明に係るフィルター構体の第2の実施の形態を示す部分断面を含む側面図である。
【図9】図8のフィルター構体における止め部材の斜視図である。
【図10】図9の止め部材のベースとチャックの平面図である。
【図11】図9の止め部材の正面図である。
【図12】図10のY−Y線に沿う拡大断面図である。
【図13】図11のZ−Z線に沿う拡大断面図である。
【図14】図8のフィルター構体の分解側面図である。
【図15】本発明に係るフィルター構体の第3の実施の形態を示す止め部材の平面図である。
【図16】図15の止め部材の部分拡大断面図である。
【図17】本発明に係るフィルター構体の第4の実施の形態を示す止め部材の平面図である。
【図18】図17の止め部材の部分拡大断面図である。
【図19】本発明に係るフィルター構体の第5の実施の形態を示す部分断面を含む側面図である。
【図20】図19のフィルター構体の分解側面図である。
【図21】本発明に係るフィルター構体の第6の実施の形態を示す本体とフィルターの部分断面を含む分解側面図である。
【図22】
図21のフィルターの展開図である。
【符号の説明】
1  浴槽
2  湯水
3  湯水循環口
4  湯水循環口
4a  突起部材
5  湯水循環路
6  加熱装置
9  フィルター構体
10  キャップ状本体
10a  取付部
10b  フィルター装着部
10d  連結部
11  湯水出入開口部
12  係合穴
13  凹部
20  フィルター
21〜23  フィルター
25  取付枠
30  止め部材
30a〜30d  止め部材
32  係合爪
33  引掛けアーム
40  パッキング
50  ベース
60  回転操作部材
61  平歯車
70  チャック
70c  ラック歯部
80  プレート
81  係合爪
82  スライド板
83  爪部
84  ばね材
90  プレート
91  係合爪
92  スライド板
93  爪部
94  長穴
95  止めねじ
100  取付ねじ
101  係合爪
110  ガイド突起

Claims (6)

  1. 浴槽内の湯水循環口に着脱自在に装着されるキャップ状の本体と、この本体に着脱自在に装着され、前記湯水循環口を介して循環する湯水をろ過するフィルターと、を具備したことを特徴とする浴槽用フィルター構体。
  2. 前記本体は、前記湯水循環口に着脱自在に取付けられる取付部と、前記フィルターを着脱自在に保持するフィルター装着部とを有する請求項1記載の浴槽用フィルター構体。
  3. 前記本体は、前記取付部と前記フィルター装着部とを着脱自在に連結して構成されている請求項2記載の浴槽用フィルター構体。
  4. 前記本体の開口縁をパッキングを介して浴槽内面に密着させるようにした請求項1〜3の何れかに記載の浴槽用フィルター構体。
  5. 前記フィルターが性能の相違する複数の層を積層して構成されている請求項1〜4の何れかに記載の浴槽用フィルター構体。
  6. 前記フィルターの周縁部に樹脂製取付枠を固着し、この取付枠を介してフィルターを前記本体に着脱自在に装着する請求項1〜5の何れかに記載の浴槽用フィルター装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20100286199A1 (en) * 2007-09-05 2010-11-11 Syngenta Crop Protection, Inc. Novel fungicides
JP2014134300A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Noritz Corp 循環アダプタ

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