JP2004105780A - バケツ等の洗浄機に於ける洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一対の外周洗浄用ブラシローラの上方に内周洗浄用ブラシローラを並設配設し、バケツ等の外周面と内周面とを同時に洗浄するものとしたバケツ等の洗浄機に於いて、一対の外周洗浄用ブラシローラの対向間隔を挟めたものとなし、且つ両者を外向きの相反する方向へ逆回転させるものとなす。このさい、外周洗浄用ブラシローラ及び内周洗浄用ブラシローラの夫々れに速度差を設けるようにする。
【選択図】 図7
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バケツ等の洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
農作物の収穫、運搬や集荷等に際して多数のバケツを繰り返し使用することがあるが、このような場合、作業終了毎にバケツに付着している土砂等を洗い落とすことが必要となる。
この土砂等の洗い落とし処理は現在のところ、専ら、手作業によっているのが実状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は斯かる実状に鑑みて、バケツやこれに近似した容器に付着している土砂等の汚れを機械的且つ能率的に洗い落とすものとしたバケツ等の洗浄機を提供することを目的とする。
【0004】
【特許文献】
特願2000−319515号
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記目的のために先に特願2000−319515号に係るバケツ等の洗浄機を提案したが、本発明は上記装置を一部改良し、或いは該装置の運転制御に特殊な改良提案を図って円筒型バケツに限らず、角型バケツ等の洗浄も容易且つ迅速に行えるようになさしめるものであって、その特徴とするところは先に提案の特願2000−319515号「バケツ等の洗浄機」に於ける一対の外周洗浄用ブラシローラの対向間隔を挟めるものとなし、且つ該外周洗浄用ブラシローラを互いに外向きの相反方向へ逆回転させるようになすのである。
【0006】
このさい、並設させた一対の外周洗浄用ブラシローラの回転速度に一定の範囲で速度差を生じさせたり、そのとき内周洗浄用ブラシローラ回転速度を大ならしめた外周洗浄用ブラシローラの回転方向と相反する方向へ回転させたり、また上記で内周洗浄用ブラシローラの回転速度が外周洗浄用ブラシローラの何れのそれよりも大なるようになさしめるのである。本発明者の数多実験結果によると上記の速度差は凡そ30%程度の範囲内にすることが作業効率上優れることが判明した。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明方法で使用する洗浄機の斜視図であり、図2は要部を示す平面図、図3は要部を示す側面図、図4は要部の背面を示す図、図5は動力伝動機構を示す図、図6は被処理物位置保持部材の関連機構を示す図である。
各図に於いて、1は水槽部で、2はこの水槽部1を作業者の腰高さ程度に支持するための脚部、そして3は水槽部1の上面に形成された覆い部3である。
【0008】
各部について説明すると、水槽部1は前面1a、左右側面1b、1c、後面1d及び、前下がり状の底面1eからなる方形容器1Aを主体となし、底面1eには方形容器1A内の一定高さ位置に上端開口を有するものとした溢れ出し管4を起立状に設け、この溢れ出し管4の下端開口に延長ホース5を接続したものとなされている。
【0009】
脚部2は、四本の起立脚部材6a、6bを有し、これら起立脚部材6a、6bの上下箇所の相互間を水平結合部材7で結合し、各起立脚部材6a、6bには延長脚部材8を上下方向の出入り調整可能に内挿すると共に、各延長脚部材8の下端に転向自在輪9を装着したものとなされている。
この際、後側の左右二本の起立脚部材6b、6bは前側の起立脚部材6a、6aよりも上方へ長くなされており、また各起立脚部材6a、6bにはその対応する延長脚部材8の上下移動を規制するための固定ネジ10が設けてある。
【0010】
覆い部3は、左右の起立脚部材6b、6b間に後面板11を固着すると共に、各起立脚部材6bの上端に前方へ向かう片持ち部材12を固着し、これら片持ち部材12、12間に水平板13を固着するほか、各片持ち部材12には撓曲自在なビニール板等からなる透明な側面板14を垂れ下がり状に固定したものとなされている。
【0011】
上記した水槽部1及び覆い部3の内方には、ブラシ洗浄手段15が形成してある。このブラシ洗浄手段15は、次のようなものとなされている。
即ち、バケツ等の被処理物wの外周面を図7に示すように支持して擦りつつ特定位置で回転するものとした前後向きの二つの外周用ローラ形ブラシ16a、16bと、これら外周用ローラ形ブラシ16a、16b間の上側に位置されてこれら外周用ローラ形ブラシ16a、16bと同一向きとなされ且つ被処理物wの内周面及び、被処理物wの内底面の半径全長範囲を擦りつつ特定位置で回転するものとした単数の内周用ローラ形ブラシ17とを備えてなる。
【0012】
各外周用ローラ形ブラシ16a、16bは、図2に示すようにブラシ回転軸18にブラシ胴部材19を固定し、このブラシ胴部材19の周面に長さ凡そ30〜50mm程度のブラシ毛20を植設し、ブラシ毛20群の先端で形成されたブラシ外周面を前側から後側へ向けて漸次縮経するテーパ面(例えば、テーパ角度は凡そ4度となされる。)となし、外周面の直径を凡そ120〜150mm程度になしたものである。
【0013】
この際、各ブラシ回転軸18は前端部を方形容器1Aの前面1aの左右箇所に固定された軸受部材21、21に支承され、後端寄り部位を方形容器1Aの後面1dの左右箇所に固定された軸受部材22、22に支承されている。
【0014】
一方、内周用ローラ形ブラシ17はブラシ回転軸23と、これに取り外し可能に固定されるブラシ胴部材24を有し、この胴部材24の周面に長さ凡そ30〜60mm程度のブラシ毛25を植設し、このブラシ毛25群の先端で形成されたブラシ外周面を直円筒面となし、且つ、ブラシ胴部材24の前側にこれと同心に配置されるブラシ前側胴部材26を有し、この部材26の外表面に先のブラシ毛25と同じ程度の長さのブラシ毛27を放射状に植設し、ブラシ毛25、27群の先端で形成された外周面の直径を被処理物wの内底面直径の半分(例えば凡そ150mm程度)以上の大きさとなされている。
この際、ブラシ毛25、27の植立されたブラシ胴部材24及びブラシ前側胴部材26からなるブラシ毛部分はネジナット機構を介してブラシ回転軸23から抜き取り可能となされる。
【0015】
内周用ローラ形ブラシ17はそれぞれ外周面の直径の異なる複数のものが形成されており、被処理物wの大きさに対応させて適当なものをブラシ回転軸23に固定させるように使用されるものである。
【0016】
上記ブラシ回転軸23の支持構造は、次のようになされているのであって、即ち、左側の起立脚部材6bの高さ途中に横向き支持部材28を固着し、この支持部材28に後向き支持軸29を固着し、これを後面板11に貫通させた状態として後面板11の後側へ張り出させ、さらに後向き支持軸29に左右向きアーム部材30を揺動自在に支持させ、このアーム部材30の先端にブラシ回転軸23の後端寄り部位を回転自在に支承するものとした軸受部材31を固着したものとなされている。
【0017】
内周用ローラ形ブラシ17は外周用ローラ形ブラシ16a、16bに対し近接離反操作自在となされており、具体的には、図3及び図4に示すように脚部2の後側の水平結合部材7に前後向き支持片32を固着し、この支持片32の先端に揺動部材33を左右向き軸34を介して装着し、この揺動部材33の前端から斜め下方にペダル部材35を延出させ、一方では方形容器1Aの後部の左右巾中央に案内管36を起立状に固着し、この案内管36に押し棒37を上下摺動自在に挿通させ、その上端を左右向きアーム部材30の直下近傍に位置させ、その下端を前記揺動部材33の後端の凹み部33aに係合させ、ペダル部材35を踏み降ろすことにより、押し棒37が上昇変位され、この変位により左右向きアーム部材30をこれに作用する重力に抗して押し上げ、内周用ローラ形ブラシ17を外周用ローラ形ブラシ16a、16bから上方へ離反させるように作動させ、逆にペダル部材35から足を離してこれを解放状態にすることにより、各部の重力作用で内周用ローラ形ブラシ17が降下し、ペダル部材35が上方へ変位されて初期状態に復するように作動するものとなしてある。後面板11には長孔38が形成してあり、この長孔38はブラシ回転軸23の上下変位を許容する。
【0018】
左右向きアーム部材30の上面には起立板39が固着してあり、この起立板39の特定箇所に前向きの給水管40が内周用ローラ形ブラシ17の直上近傍に張り出すように固定されている。また給水管40の位置に対応した後面板11箇所には長孔41が形成してあって、内周用ローラ形ブラシ17の上下変位に伴う給水管40の変位を許容するものとなしてある。
【0019】
次にこのブラシ洗浄手段15の駆動系統について説明すると、次のとおりである。
即ち、水槽部1の下方の脚部2にモータ42を固定し、図2及び図5に示すようにこのモータ42の出力軸42aにスプロケット43を固定し、一方、各外周用ローラ形ブラシ16a、16bのブラシ回転軸18、18の後端部にもスプロケット44a、44bを固定する。
【0020】
他方、後向き支持軸29の後端部へ一体状にスプロケット47a及びスプロケット47bを装着させたものとなしてあり、そしてスプロケット43,47a,47bに無端状の伝達チェーン45を巻き掛けるほか、内周用ローラ形ブラシ17のブラシ回転軸23の後端部にはスプロケット48を固定し、且つスプロケット47bとスプロケット48との間には別に無端状の伝動チェーン50が巻き掛けてある。
【0021】
而して、モータ42が特定方向f1へ回転することで、二つの外周用ローラ形ブラシ16a、16bは夫々れf1、或いはf2の逆方向へ、そして内周用ローラ形ブラシ17は外周用ローラ形ブラシの一つ(図示例では16a)と同一の方向f1へ回転駆動される構成となしてある。
【0022】
次に外周用ローラ形ブラシ16a、16b及び内周用ローラ形ブラシ17で位置保持された被処理物wの外底面に摺動可能に圧接し、被処理物wの中心線方向への移動を規制するものとした位置規制手段51について説明すると、次のとおりである。
【0023】
即ち、図2に示すように方形容器1Aの前面1aの左右巾中央に左右向き支持板52を固定してあり、この支持板52の左右箇所に図6に示すように前後向きの案内管53、53を固着させてある。各案内管53には摺動支持軸54が前後摺動自在に挿通されてあり、これら二本の摺動支持軸54、54の後端に摩擦係数の小さい合成樹脂材からなる被処理物位置保持部材55が固定してあり、また二本の摺動支持軸54、54の前端にはこれら支持軸54、54を同体状に結合するための結合部材56が固定してある。
【0024】
そして、各摺動支持軸54の長さ途中部分で、被処理物位置保持部材55と左右向き支持板52との間箇所には、圧縮スプリング57が外挿されており、被処理物位置保持部材55を左右向き支持板52から離れる方向へ押圧させてある。結合部材56の左右長さ中央には摘み部付ボルト58が螺合してあり、このボルト58の螺合長さを変更調整することにより被処理物位置保持部材55が前後へ移動する構成となしてある。
【0025】
上記構成は特願2000−319515号「洗浄装置」の構成と比べ、伝動チェーン45の掛け方を変えて伝動チェーン49を省略した点の相違があるものの、他は殆ど変わりがない。
次に上記のように構成した本発明品の使用例及び各部の作動について説明する。
使用に先立って給水管40の接続口に図7に示すように水道から導いたホースhを接続し、給水管40に適当流量で水を供給する。このように供給された水は給水管40の下部に形成された散水孔から流出し、内周用ローラ形ブラシ17に降り注がれ、さらに流下して方形容器1A内に到達する。方形容器1A内に達した水は一定高さまで滞留した後、溢れ出し管4から方形容器1A外へ連続的に流出する。
【0026】
この一方では、モータ42を回転させるのであり、これにより外周側ローラ形ブラシ16a、16b及び内周側ローラ形ブラシ17を凡そ100〜250r.p.m.の範囲で回転させるのであり、その一例を示すと外周側ローラ形ブラシ10aを175r.p.m.、同10bを130r.p.m.、内周側ローラ形ブラシ17を220r.p.m.とするのである。
【0027】
この状態の下で、バケツ等の被処理物wをブラシ洗浄手段15箇所へ供給するのであり、この供給に際しては、足でペダル部材35を踏み降ろして、内周用ローラ形ブラシ17を数cm〜十数cm程度上昇変位させ、この上昇変位状態を保持して被処理物wをこれの底面が手前となるような横倒れ姿勢となした状態に保って覆い部3内に前側から入れ、内周用ローラ形ブラシ17に被せる。
【0028】
次に摘み部付ボルト58を手前に引いて被処理物位置保持部材55を圧縮スプリング57の弾力に抗して適当長さだけ引き変位させておき、ペダル部材35から足を離してこれを解放状態となす。これにより、内周用ローラ形ブラシ17は重力作用や伝動反力により被処理物wと共に降下し、下側に位置している被処理物w周壁部分を二つの外周用ロール形ブラシ16a、16bの上側面に押し付けるものとなる。このとき、被処理物wの底面は被処理物位置保持部材55よりも作業者から見て奥側に位置するため、被処理物位置保持部材55に干渉することなく降下する。
【0029】
被処理物wが二つの外周用ロール形ブラシ16a、16bの上側面に当接したとき、摘み部付ボルト58を解放するのであり、これにより被処理物位置保持部材55は圧縮スプリング57の弾力で被処理物wの存在側へ変位して被処理物wの外底面を奥側へ適当に押圧した状態となる。
【0030】
この状態の下で、二つの外周用ロール形ブラシ16a、16bは被処理物wを前後向き略水平に支持すると共にその周壁に圧接したブラシ毛20でその周壁の外面を擦るほか、ブラシ毛20を介して被処理物wに自身の回転力を伝達する。そして一方では内周用ローラ形ブラシ17がその周壁内面に圧接したブラシ毛25でこの周壁内面を擦ると共に、その内底面に圧接したブラシ毛27でこの内底面を擦りながら且つブラシ毛25、27を介して被処理物wに自身の回転力を伝達するものとなる。この際、二つの外周用ロール形ブラシ16a、16bの回転方向を外向きの相反する逆方向となし、そのうちの1つ(図示例では16a)を、他のそれより速く回転するように速度差を設けしめるのであり、このことは外周用ロールブラシ16bがブレーキ作用を呈するように被処理物wに伝達されるため被処理物wが矢印k方向へ強く反転させられるようになるのである。ところで、被処理物wの内部に於ける内周用ローラ形ブラシ17は外周用ロール形ブラシ16aと同等若しくはそれ以上の速さで回動させるようにするものでは、上記被処理物wの矢印k方向の回動をより強く援助するものとなる。
【0031】
本発明は上記構成により、図7に示す如き角型バケツ、即ち角型は方形に限ることなく、縦及び横辺に長短差の比較的大なる長方形であっても、図示例の如く円滑に反転させながら洗浄処理を可能にすることのできるものとなる。本発明者の既存する各種形状のバケツを対象とした数多その洗浄結果によれば、上記外周用ロール形ブラシ16a,16b及び内周用ロール形ブラシ17の各速度差を凡そ30%の範囲内で設定して実施することが良好であることが解った。なお、各ブラシの回転速度はバケツ形状や汚れ具合との関連で、効率的な洗浄作用の行える数値を適宜設定するのであり、一般的に100r.p.m.〜250r.p.m.の範囲で行われる。
【0032】
上記洗浄作業では、外周用ロール形ブラシ16a、16bは容器1A内の水を掻き上げるのであり、一方ブラシ16a、16bは被処理物w周壁の外面に付着した土砂等を連続的に洗い落とすのであり、また内周用ロール形ブラシ17は給水管40から水を供給され、当該ブラシ17に対し相対回転運動しているその周壁内面及び内底面に付着した土砂等を連続的且つ効果的に洗い落とすものとなる。この際、内周用ロール形ブラシ17の外周面の直径が内底面の隅角部半径と同一かそれよりも大きいため、内周用ロール形ブラシ17のブラシ毛27は被処理物wの一回転以上の変位により被処理物wの内底面の全体を擦るものとなって内底面の隅角部位置に付着した土砂を確実に洗い落とすものとなる。
【0033】
被処理物wが一回転乃至数回転して、これに付着した土砂等が綺麗に洗い落とされると、作業者は摘み部付ボルト58を手前に引き且つ再びペダル部材35を踏み降ろして内周用ローラ形ブラシ17を上昇変位させる。この後、被処理物wを持って覆い部3内から手前に引き出すようになすのであり、これにより1つの被処理物wの洗浄処理が終了する。以後は未洗浄の各被処理物wについて同じ処理が繰り返えされる。
【0034】
本発明の上記実施では外周用ローラ形ブラシ16a,16bとの外径間隔sが可及的に狭くなるように接近させると良く、又内周用ローラ形ブラシ17が上記ブラシ16a,16bの上方谷間へ可及的に接近するよう配設させるものとすることが好ましい。このことは図7で見られる通り、被処理物wが方形バケツの場合に、各ブラシによるその外部及び内部の隅角部イ、ロ、ハを、中央に集束させるようにして摺擦作用が行われることから汚れ落としの無い効率的で迅速な洗浄作用の行われるものとなる。上記内周用ローラ形ブラシ17に対する必要な加重圧接作用のためには、その回転軸の後方箇所へ適宜重量を調整する如くなした錘り手段Gを取付けて行うようにすることができる。(図4参照)
なお、内周用ローラ形ブラシ17はその外径が隅角部(ハ)の角面と当接する寸法径のものとなすのが好ましいのであり、従ってこのための適応ブラシ交換にはその回転軸23全体を軸受から取り外したりすることなく、単にブラシのみを適宜他の寸法径のものに交換して使用できるようにする。
【0035】
【発明の効果】
上記した本発明によれば、バケツ等の被処理物に付着した土砂等を機械的且つ能率的に洗い落とすことができる。具体的には被処理物が円筒のバケツに限らず、方形、長方形その他など凡そ直角な隅角部を備えたものであっても、安定的に位置保持した状態で力強く回転させながら、外周面や内周面及び内底面などに付着した土砂等を確実且つ迅速に洗い落とすことができる点で著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄機の全体斜視図である。
【図2】前記洗浄機の要部を示す平面図である。
【図3】前記洗浄機の要部を示す側面図である。
【図4】前記洗浄機の要部の背面を示す図である。
【図5】前記洗浄機の動力伝動構造を示す図である。
【図6】被処理物位置保持部材の関連機構を示す図である。
【図7】外周用ローラ形ブラシ及び内周用ローラ形ブラシの配設位置状態を示す図である。
【符号の説明】
w 被処理物
16a 外周用ローラ形ブラシ
16b 外周用ローラ形ブラシ
17 内周用ローラ形ブラシ
55 被処理物位置保持部材
Claims (5)
- 一対の外周洗浄用ブラシローラの上方に内周洗浄用ブラシローラを並設配設し、バケツ等の外周面と内周面とを同時に洗浄するものとしたバケツ等の洗浄機に於いて、一対の外周洗浄用ブラシローラの対向間隔を挟めたものとなし、且つ両者を外向きの相反する方向へ逆回転させるものとなしたことを特徴とするバケツ等の洗浄方法。
- 外周洗浄用ブラシローラの回転速度に速度差を設けたことを特徴とする請求項1記載のバケツ等の洗浄方法。
- 内周洗浄用ブラシローラの回転を外周洗浄用ブラシローラの回転速度を大ならしめた回転方向と相反する方向へ回転させるものとなしたことを特徴とする請求項2記載のバケツ等の洗浄方法。
- 内周洗浄用ブラシローラの回転速度を外周洗浄用ブラシローラの何れのそれより大ならしめたことを特徴とする請求項2又は3記載のバケツ等の洗浄方法。
- 速度差は30%程度の範囲となすことを特徴とする請求項2,3又は4記載のバケツ等の洗浄方法。
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JP2002267758A JP3803923B2 (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | バケツ等の洗浄機に於ける洗浄方法 |
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Publications (2)
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