JP2004104474A - 無線受信端末 - Google Patents

無線受信端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2004104474A
JP2004104474A JP2002263792A JP2002263792A JP2004104474A JP 2004104474 A JP2004104474 A JP 2004104474A JP 2002263792 A JP2002263792 A JP 2002263792A JP 2002263792 A JP2002263792 A JP 2002263792A JP 2004104474 A JP2004104474 A JP 2004104474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless
receiving terminal
electric field
field strength
wireless receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002263792A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Harada
原田 政治
Shoichi Nishino
西野 正一
Yoshitaka Ota
太田 良隆
▲濱▼本 康男
Yasuo Hamamoto
Yuji Hayashino
林野 裕司
Yasunori Okada
岡田 恭典
Shuichi Sato
佐藤 修一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002263792A priority Critical patent/JP2004104474A/ja
Publication of JP2004104474A publication Critical patent/JP2004104474A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】無線通信システムにおいて、電波の届かない場所への移動に伴う電界強度の低下などにより、回線が突然切断されてしまうことがある。
【解決手段】無線送信端末と1つまたは複数の他の無線情報発信端末から発信される基地局識別符号を受信し、電界強度を測定することにより、無線受信端末使用者が移動中であるか静止しているかを判断し、移動中で且つ受信電界強度が徐々に下がりつつある場合に、予め端末使用者に警告を発する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号や音響信号等を無線回線を介して受信する無線受信端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、IEEE802.11に代表される無線ローカルエリアネットワーク(以下LANと呼ぶ)が、従来のイーサーネット等の有線LANに代わって機器の設置場所の自由度が高い等の利点から普及してきている。また、無線LANを利用した映像信号や音響信号等を伝送する無線伝送装置が普及している。以下、従来の無線通信システムについて説明する。
【0003】
図9は従来の無線伝送システムの構成を示すブロック図である。図9において、40は入力された信号を符号化し変調し所定の形式の電波として送出する無線送信端末であり、50は電波を受信し復調し複号化して信号を出力する無線受信端末である。上記無線送信端末40は制御手段103、信号処理手段102、通信手段101、アンテナ100から構成されており、上記無線受信端末50と無線回線を介して接続される。
【0004】
上記無線受信端末50は制御手段103、信号処理手段102、通信手段101、アンテナ100から構成されており、信号処理手段102と通信手段101は上記無線送信端末40と上記無線受信端末50で同じものである。
【0005】
図10は無線回線上に送出される信号のタイミングを示すタイミング図である。
【0006】
以上のように構成された従来の無線伝送装置について、以下その動作について説明する。
【0007】
まず、図9の無線送信端末40の動作について説明する。無線送信端末40には外部から映像及び音響信号が入力される。入力された信号は制御手段103において所定の形式に圧縮される。通常映像信号を伝送する際にはデータ伝送量の削減、クロック情報の伝送等の目的でMPEG2−TS形式を用いてエンコードする。ここでエンコードされた映像信号は信号処理手段102においてMPEG2−TSパケットの形式にパケット化される。MPEG2−TSパケットは、所定の通信プロトコルに基づいてさらにパケット化され、伝送に必要なヘッダーが付加される。ここでの通信プロトコルには信頼性のあるデータ伝送を実現するTCP/IPや、ストリームデータの伝送に適したUDP/IP等が用いられ、IPパケットの形式にパケット化される。IPパケットは、所定の無線通信方式に基づいたMACパケットとして組み立てられる。MACパケットの構成はIEEE802.11等の無線LAN規格で規定された方式が用いられる。MACパケット形式に組み立てられたデータは通信手段101に入力される。通信手段101では所定の変調を行い、所定の周波数の電波としてアンテナを介して送出する。ここでの変調方式は直交変調とスペクトラム拡散あるいはOFDM等が用いられる。周波数は2.4G帯や5G帯等が用いられる。こうして入力された映像信号は所定の方式で無線通信回線上に送出される。
【0008】
次に、図9の無線受信端末50の動作について説明する。無線受信端末50においてアンテナで受けた電波は通信手段101に入力される。通信手段101は所望の周波数を選択し、復調しベースバンド信号すなわちMACパケット形式のデータに変換され信号処理手段102に出力される。信号処理手段102では入力されたMACパケット形式のデータを解析し、IPパケットに変換し、IPパケットからMPEG2−TSパケットを抽出し制御手段103に出力される。制御手段103では入力されたMPEG2−TSパケットを複号化し、伸張して映像および音響信号として出力する。こうして無線送信端末40から入力した映像および音響信号は無線通信回線を介して無線受信端末50に伝送される。
【0009】
次に、無線回線上に送出される信号のタイミングについて図10を用いて説明する。図10においてビーコンとは無線送信端末40が送出する制御信号であり、その送出間隔は数msから1s程度の一定の間隔(サイクル)で送信される。ビーコンには無線送信端末40を識別する識別番号や無線送信端末40が内部に有するタイマの値等の制御情報が含まれている。このビーコンは無線受信端末50がビーコンに含まれる識別番号に基づいて無線送信端末40を識別するためなどの目的で使用される。映像及び音響信号は2つの隣り合うビーコンの間のタイミングにおいて送出される。IEEE802.11ではCSMA/CA方式を採用しており、データを送信する際にはまず受信を行い、無線回線が空いているかどうか、すなわち他の無線伝送装置が送信していないかどうか確認し、空いていれば送信し、空いていなければ他の無線伝送装置の送信が終わったことを確認してからデータを送信するという制御を行っている。従って、複数の無線受信端末50が存在する場合、無線回線が他の通信のために使用中の場合にはその信号の送出が完了し、無線回線が空いてから送信されるため、無線回線の使用状況に応じて遅れる場合が発生する。
【0010】
次に無線受信端末50がビーコンを受信する際の動作について説明する。無線受信端末50において通信手段101より出力された受信信号は信号処理手段102でフレーム内容が解析され自機宛の信号かどうかを判定する。自機宛の信号でなければ破棄し、自機宛の信号の場合には解析後、受信データを制御手段103に出力する。
【0011】
従来の無線通信システムは以上のように構成されており、新たな有線伝送線路を敷設することなく無線送信端末40から無線受信端末50に対して映像信号を伝送することができる便利なものであったが、無線回線特有の通信状態の変化や伝搬遅延、通信プロトコル処理遅延等の影響により、無線受信端末50で再生される映像及び音響信号が正常に再生できない場合が発生する。
【0012】
特に移動時の電波状況の悪化など、通信環境が悪化すると通信誤りが発生し、無線受信端末50における映像や音声の再生が、突然途切れるなどの問題点があった。
【0013】
従来、受信品質レベルの低下をビット誤り率に基づいて表示する技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
【0014】
【特許文献1】
特開2002−51051号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような問題点を解決するためになされたもので、伝搬状態変化によって、データの再送信が起こり伝送遅延時間が大きく変化することが予想される場合であっても予め無線通信システム利用者に警告し、正しく映像及び音響信号を伝送することができる無線通信システムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、第1の発明は、無線情報発信端末より受信した電界強度情報を抽出する通信手段と、前記通信手段の出力するベースバンド信号を復号し基地局識別符号を抽出する信号処理手段と、前記信号処理手段からの基地局識別符号と前記通信手段からの電界強度情報をそれぞれ対応付けた情報として格納する受信情報記憶手段と、正常な信号を受信するための電界強度の閾値である基準値を格納する基準情報記憶手段と、前記受信情報記憶手段の電界強度情報と前記基準情報記憶手段の基準値を比較する記憶情報比較手段と、前記信号処理手段の基地局識別符号と前記記憶情報比較手段の比較の結果から得られた受信信号及び制御信号をもとに各手段に指示を行う制御手段と、前記制御手段から得られた情報をもとに無線端末の状態を表示させる表示手段を備えることを特徴とする無線受信端末である。
【0017】
第2の発明は、前記信号処理手段から得られた有効な情報と誤り検出符号を用いて演算を行い受信信号が誤っているかどうかを判断する誤り符号演算手段を備えたことを特徴とする第1の発明に記載の無線受信端末である。
【0018】
第3の発明は、無線受信端末使用者が無線受信端末の操作、及び受信誤りと電界強度の基準値の設定を行う操作手段を備えたことを特徴とする第1の発明に記載の無線受信端末である。
【0019】
第4の発明は、前記制御手段からの指示により、無線受信端末の音量調整を行う音量調整手段を備えたことを特徴とする第1の発明に記載の無線受信端末である。
【0020】
第5の発明は、前記音量調整手段は、一定の条件において音量が調整できる機能を備えたことを特徴とする第4の発明に記載の無線受信端末である。
【0021】
第6の発明は、前記制御手段からの指示により、画面の明るさの調整を行う画面調整手段を備えたことを特徴とする第1の発明に記載の無線受信端末である。
【0022】
第7の発明は、前記制御手段からの指示により、無線受信端末を振動させる振動手段を備えたことを特徴とする第1の発明に記載の無線受信端末である。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図8を用いて説明する。
【0024】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1にかかる無線通信システムについて図面を用いて説明する。
【0025】
図1、図2及び図3は、それぞれ本実施の形態1による無線送信端末、無線情報発信端末及び無線受信端末の構成を示すブロック図であり、図2及び図3において、図1と同一符号は同一、または相当部分を示している。図3において、受信情報記憶手段104、記憶情報比較手段105、基準情報記憶手段106及び表示手段107が新たに追加されている。
【0026】
以上のように構成された本実施の形態の無線伝送装置について、以下、従来例と異なる、無線情報発信端末及び1つまたは複数の無線情報発信端末から基地局識別符号を受信した場合の無線受信端末の動作について説明する。
【0027】
まず、無線受信端末30の通信相手である無線送信端末10に加えて、無線受信端末30の周辺の1つまたは複数の他の電子機器に対して、図2の構成をもった無線情報発信機能を備えさせ、それぞれ基地局識別符号を含んだ信号(ビーコン)を定期的に発信させるようにする。無線受信端末30は、通信相手である無線送信端末10に加えて、無線受信端末30との通信可能エリア内に存在する1つまたは複数の他の無線情報発信端末20から基地局識別符号を受信する。
【0028】
無線受信端末30が受信した信号は、アンテナ100を介して通信手段101により受信電界強度が測定され、受信情報記憶手段104に記憶されるとともに、信号処理手段102に受信信号が送出される。信号処理手段102は、基地局識別符号を受信し、通信手段101において測定された受信電界強度とともに受信情報記憶手段104に記憶される。つまり、ある測定地点における無線受信端末30において、どの無線送信端末10あるいは無線情報発信端末20からの受信電界強度がどの程度の強さであるかという情報が受信情報記憶手段104に記憶される。
【0029】
一定以上の強さの電界強度を得られない場合は、通信状態が不安定になり、伝送誤りの発生が増加することから、正常な通信を行う際には、ある一定の電界強度を保つ必要がある。そのために基準情報記憶手段106を設け、ここに正常に通信を行うための電界強度の強さの目安(閾値)を設定し、この値(閾値)と受信情報記憶手段104が記憶している測定地点における信号受信時現在の電界強度の強さを記憶情報比較手段105によって比較することにより、測定地点における受信電界が、正常に通信を行うための環境として適しているか否かを比較判断する。記憶情報比較手段105において比較判断した結果を制御手段103に伝え、制御手段103は信号処理手段102から得た受信信号とともに、記憶情報比較手段105から受信した比較結果を表示手段107に出力し、端末使用者に対して視覚表示させる。
【0030】
このとき、仮に無線送信端末10からの受信電界強度が弱い場合、つまり、基準情報記憶手段106に記憶されている電界強度の目安(閾値)が、受信情報記憶手段104に記憶されている実際に受信した電界強度より高い場合、正常に通信が行えない旨を記憶情報比較手段105から制御手段103へ伝え、その情報をもとに制御手段103は表示手段107に対して、通信が正常に行われない恐れがある旨を伝える。これにより端末使用者は電界強度が弱く、伝送状態が悪いことを把握することができる。
【0031】
ただ、電界強度が悪くなってから、端末使用者に伝送状況が悪くなったことを知らせても、伝送誤りの発生による度重なる再送制御により既に映像及び音響信号の無線受信端末30側での再生に不具合が発生している可能性が高いので、これを事前に防ぐ必要がある。そこで、制御手段103においては、記憶情報比較手段105からの比較情報をもとに、制御手段103から電界強度の閾値に達するまで段階的に表示手段107を介して端末使用者に事前に警告を行う。
【0032】
さらに受信電界強度の変動が、端末使用者が移動したことへの影響なのか、あるいは周囲の環境の変化による影響なのかを判断するために、1つまたは複数の他の電子機器に対して、図2の構成をもった無線情報発信機能を備えさせ、それぞれ基地局識別符号を含んだ信号(ビーコン)を定期的に発信させるようにする。
【0033】
この電子機器とは、例えばビデオや冷蔵庫など、常に待機電力を消費している機器を想定している。これは、端末使用者が停止していても、周囲の人の動きや扉の開閉などにより電波伝搬の特性が変わり、電界強度が変化することもあるが、この結果をもって、伝搬状況が悪くなったと判断するのは難しい。そこで、無線送信端末10の他に、無線情報発信端末20から発信される基地局識別符号及び電界強度を測定することにより、端末使用者が移動中であるかどうかを判断し、移動中であり且つ無線送信端末10からの電界強度が弱くなっているようなら、無線送信端末10と無線受信端末30との距離が離れていっていると判断できる。
【0034】
逆に、停止中で且つ無線送信端末10からの電界強度が弱くなっているような場合は、周囲の影響による一時的な環境変化ととらえるのが自然である。停止及び移動中の判断は、無線送信端末10及び1つまたは複数の無線情報発信端末20から無線受信端末30に送られてくる基地局識別符号及び受信電界強度の変化から行う。前記の通り、無線送信端末10から受信した電界強度が一定の場合、あるいは、無線送信端末10から受信した電界強度が変化し、且つ無線情報発信端末20から受信した電界強度が一定の場合は、静止あるいは静止中に相当する状況下にあると判断できる。一方、無線送信端末10から受信した電界強度が変化し、且つ無線情報発信端末20から受信した電界強度も変化している場合は、移動あるいは移動中に相当する状況下にあると判断できる。
【0035】
このように移動中である場合に、電界強度が下がり、事前に電波の届かない場所に移動しつつある場合、予め端末使用者に警告を発し、受信すべき信号の途切れを防ぐことができる。
【0036】
なお、本実施の形態の適応例を、具体的に図を用いて説明する。図11は、ある部屋における電波受信可能領域(左側)と受信不能領域(右側)を表す。図において、図示しない無線受信端末が上部左側から上部右側へ破線を超えると無線通信が途切れるが、図12に示すように、予め各拠点に設置されている無線情報発信端末(A〜I)からの電波を受信することにより、図示しない無線受信端末の使用者は、だいたいどの辺りで受信できなくなるかを予め察知することが可能となる。つまり、無線情報発信端末の使用者が地点Bからの電波を受信した時点で、もうしばらくそのまま移動(右に移動)すると、無線送信端末10(AP)からの電波が受信できなくなることを察知することが可能となる。
【0037】
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2にかかる無線伝送装置について図面を用いて説明する。
【0038】
図4は、本発明の請求項2に示す無線通信システムのブロック図である。実施の形態1に示した無線受信端末30に加え、誤り符号演算手段108が新たに追加された。
【0039】
以上のように構成された本実施の形態の無線通信システムについて、以下、従来例及び実施の形態1と異なる、無線情報発信端末20及び1つまたは複数の無線情報発信端末から信号を受信した際の誤り符号演算手段108の動作について説明する。
【0040】
まず、無線受信端末30が受信した信号は、アンテナ100を介して通信手段101により受信電界強度が測定され、受信情報記憶手段104に記憶されるとともに、信号処理手段102に受信信号が送出される。信号処理手段102では、受信信号と誤り検出符号を取り出し、それぞれを誤り符号演算手段108によって演算し、その結果を制御手段103に伝える。制御手段103は、無線送信端末10側への再送要求を行う必要があるかどうかを判断する。誤りが多く、再送要求を行う必要があれば、制御手段103から信号処理手段102に再送要求信号を送り、誤りが少なければ、表示手段107を介して、端末使用者に対して表示させる。
【0041】
このように、誤り符号演算を行った場合は、どの程度の受信電界強度において誤りが多く発生するのかという基準を設定することが可能となる。つまり、一定の電界強度値より低くなれば誤りは高くなるということがわかるので、そのためには、誤り符号演算手段108による演算結果を受信情報記憶手段104へ送り、通信手段101より得た受信電界強度とともに受信情報記憶手段104に記憶させる必要がある。記憶した情報において、誤り符号演算手段108からの誤り率が高い場合は、受信電界強度の値を受信情報記憶手段104から基準情報記憶手段106へ受信電界強度の値を送り、閾値の設定時に結果を反映せさることができる。あとは、実施の形態1と同様の振る舞いを行う。
【0042】
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3にかかる無線伝送装置について図面を用いて説明する。
【0043】
図5は、本発明の請求項3に示す無線通信システムのブロック図である。実施の形態1に示した無線受信端末30に加え、操作手段109が新たに追加された。
【0044】
以上のように構成された本実施の形態の無線通信システムについて、以下、従来例及び実施の形態1と異なる動作について説明する。
【0045】
まず、無線受信端末30は端末使用者によって各種操作が行えるように操作手段109を設け、その操作内容を制御手段103に送るとともに、正常に通信を行うための受信電界強度の強さの目安(閾値)を端末使用者が操作手段109を介して基準情報記憶手段106に設定することができるようにする。これは、事前に設定している閾値を用いて正常に通信を行うための環境として適しているか否かを比較判断した結果と、実際に端末使用者が受信した映像及び音響信号を再生したものを見てあるいは聞いて判断したものとでは異なる場合があるので、その場合は適宜、端末使用者が操作手段109により電界強度の強さの目安(閾値)を設定することができる。
【0046】
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4にかかる無線伝送装置について図面を用いて説明する。
【0047】
図6は、本発明の請求項4及び請求項5に示す無線通信システムのブロック図である。実施の形態3に示した無線受信端末30に加え、音量調整手段110が新たに追加された。
【0048】
以上のように構成された本実施の形態の無線通信システムについて、以下、従来例及び実施の形態3と異なる動作について説明する。
【0049】
まず、無線受信端末30の制御手段103において、正常に通信を行うための環境として適していない状況になりつつあると判断した場合には、事前に端末使用者に警告を行い、通信が途切れることを未然に防ぐ必要がある。そのため、制御手段103は、音量調整手段110を介して音を鳴らすことにより、端末使用者への警告信号を発信することができる。その際に、閾値と受信電界強度との比較において、値の差が大きくなればなるほど音量調整手段110から鳴らされる音量が大きくなっていくことを特徴とする。これは、電界強度が徐々に弱くなりつつあり、これ以上状況が悪くなると正常に伝送が行えない旨を端末使用者に明確に知らせるためには有効である。
【0050】
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5にかかる無線伝送装置について図面を用いて説明する。
【0051】
図7は、本発明の請求項6に示す無線通信システムのブロック図である。実施の形態3に示した無線受信端末30に加え、画面調整手段111が新たに追加された。
【0052】
以上のように構成された本実施の形態の無線通信システムについて、以下、従来例及び実施の形態3と異なる動作について説明する。
【0053】
まず、無線受信端末30の制御手段103において、正常に通信を行うための環境として適していない状況になりつつあると判断した場合には、事前に端末使用者に警告を行い、通信が途切れることを未然に防ぐ必要がある。そのため、制御手段103は、画像調整手段111を介して無線受信端末30の表示画面を変化させることにより、端末使用者への警告信号を発信することができる。その際に、閾値と受信電界強度との比較において、値の差が大きくなればなるほど表示画面を暗くしていくことを特徴とする。これは、電界強度が徐々に弱くなりつつあり、これ以上状況が悪くなると正常に伝送が行えない旨を端末使用者に明確に知らせるためには有効である。
【0054】
(実施の形態6)
以下、本発明の実施の形態6にかかる無線伝送装置について図面を用いて説明する。
【0055】
図8は、本発明の請求項7に示す無線通信システムのブロック図である。実施の形態3に示した無線受信端末30に加え、振動手段112が新たに追加された。
【0056】
以上のように構成された本実施の形態の無線通信システムについて、以下、従来例及び実施の形態3と異なる動作について説明する。
【0057】
まず、無線受信端末30の制御手段103において、正常に通信を行うための環境として適していない状況になりつつあると判断した場合には、事前に端末使用者に警告を行い、通信が途切れることを未然に防ぐ必要がある。そのため、制御手段103は、振動手段112を介して無線受信端末30そのものを振動させることにより、端末使用者へ警告することができる。その際に、閾値と受信電界強度との比較において、値の差が大きくなればなるほど振動が大きくなることを特徴とする。これは、電界強度が徐々に弱くなりつつあり、これ以上状況が悪くなると正常に伝送が行えない旨を端末使用者に明確に知らせるためには有効である。
【0058】
なお上記各実施の形態で述べた前記無線情報発信端末は、例えば、部屋や建物や地上におけるある地域内において、設置可能な場所に設置しても良いし、建物の建設時等に、事前に建物の各柱や床の一定間隔以上の箇所に埋め込まれていると更に良い。
【0059】
また、図12に示す各地点(A〜I)において、無線受信端末は、各拠点においてどの程度の電界強度を受信した場合に、無線送信端末からの電波が弱くなっていくかどうかを学習させても良い。その方法として、無線送信端末からの受信したデータの誤り率から求めるか、あるいは、無線受信端末の表示手段を見ながら、主観的に端末使用者が操作手段を介して設定する方法が考えられる。このように学習させることで、建物内での状況が変わってもそれに適応することが出来る。
【0060】
【発明の効果】
本発明にかかる無線受信端末によれば、無線受信端末は無線送信端末と1つまたは複数の他の無線情報発信端末からの電界強度を測定することができるので、無線受信端末が移動中であるか静止している状態であるかを把握することができ、移動している場合には、正常に通信を行うための電界強度の強さの目安(閾値)と受信電界強度の値を比較することにより、予め電界強度の低い場所への移動を察知し、無線受信端末の端末使用者に警告を行うことができるという効果が得られる。
【0061】
また、信号処理手段から得られた有効な情報と誤り検出符号を用いて演算を行い受信信号が誤っているかどうかを判断する誤り符号演算手段を備えることにより、どの程度の受信電界強度において誤りが多く発生するのかという基準を自動的に設定することができるという効果が得られる。
【0062】
また、無線受信端末使用者が無線受信端末の操作、及び受信誤りと電界強度の基準値の設定を行う操作手段を備えることにより、状況に応じて適宜、端末使用者が電界強度の強さの目安(閾値)を設定することができるという効果が得られる。
【0063】
また、前記制御手段からの指示により、無線受信端末の音量調整を行う音量調整手段を備えることにより、正常に通信を行うための環境として適していない状況になりつつあると判断した場合には、音を鳴らすことにより、端末使用者への警告信号を発信することができるという効果が得られる。また、閾値と受信電界強度との比較において、値の差が大きくなればなるほど音量を大きくすることにより、電界強度が徐々に弱くなりつつあり、これ以上状況が悪くなると正常に伝送が行えない旨を端末使用者に明確に知らせることができるという効果が得られる。
【0064】
また、制御手段からの指示により、無線受信端末の画面の明るさの調整を行う画面調整手段を備えることにより、閾値と受信電界強度との比較において、値の差が大きくなればなるほど表示画面が暗くなり、これ以上状況が悪くなると正常に伝送が行えない旨を端末使用者に明確に知らせることができるという効果が得られる。
【0065】
また、制御手段からの指示により、無線受信端末を振動させる振動手段を備えることにより、閾値と受信電界強度との比較において、値の差が大きくなればなるほど振動を大きくすることができ、これ以上状況が悪くなると正常に伝送が行えない旨を端末使用者に明確に知らせることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における無線送信端末の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における無線情報発信端末の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における無線受信端末の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2における無線受信端末の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3における無線受信端末の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態4における無線受信端末の構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態5における無線受信端末の構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態6における無線受信端末の構成を示すブロック図
【図9】従来の無線通信システムの構成を示すブロック図
【図10】無線回線上に送出される信号のタイミングを示すブロック図
【図11】ある部屋における電波受信可能領域と受信不能領域を示す図
【図12】ある部屋における電波受信可能領域と各地点の電波の分布を示す図
【符号の説明】
10 無線送信端末
20 無線情報発信端末
30 無線受信端末
40 従来の無線送信端末
50 従来の無線受信端末
100 アンテナ
101 通信手段
102 信号処理手段
103 制御手段
104 受信情報記憶手段
105 記憶情報比較手段
106 基準情報記憶手段
107 表示手段
108 誤り符号演算手段
109 操作手段
110 音量調整手段
111 画面調整手段
112 振動手段

Claims (7)

  1. 無線情報発信端末より受信した電界強度情報を抽出する通信手段と、
    前記通信手段の出力するベースバンド信号を復号し基地局識別符号を抽出する信号処理手段と、
    前記信号処理手段からの基地局識別符号と前記通信手段からの電界強度情報をそれぞれ対応付けた情報として格納する受信情報記憶手段と、
    正常な信号を受信するための電界強度の閾値である基準値を格納する基準情報記憶手段と、
    前記受信情報記憶手段の電界強度情報と前記基準情報記憶手段の基準値を比較する記憶情報比較手段と、
    前記信号処理手段の基地局識別符号と前記記憶情報比較手段の比較の結果から得られた受信信号及び制御信号をもとに各手段に指示を行う制御手段と、
    前記制御手段から得られた情報をもとに無線端末の状態を表示させる表示手段を備えることを特徴とする無線受信端末。
  2. 前記信号処理手段から得られた有効な情報と誤り検出符号を用いて演算を行い受信信号が誤っているかどうかを判断する誤り符号演算手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の無線受信端末。
  3. 無線受信端末使用者が無線受信端末の操作、及び受信誤りと電界強度の基準値の設定を行う操作手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の無線受信端末。
  4. 前記制御手段からの指示により、無線受信端末の音量調整を行う音量調整手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の無線受信端末。
  5. 前記音量調整手段は、一定の条件において音量が調整できる機能を備えたことを特徴とする請求項4記載の無線受信端末。
  6. 前記制御手段からの指示により、画面の明るさの調整を行う画面調整手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の無線受信端末。
  7. 前記制御手段からの指示により、無線受信端末を振動させる振動手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の無線受信端末。
JP2002263792A 2002-09-10 2002-09-10 無線受信端末 Pending JP2004104474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002263792A JP2004104474A (ja) 2002-09-10 2002-09-10 無線受信端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002263792A JP2004104474A (ja) 2002-09-10 2002-09-10 無線受信端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004104474A true JP2004104474A (ja) 2004-04-02

Family

ID=32263418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002263792A Pending JP2004104474A (ja) 2002-09-10 2002-09-10 無線受信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004104474A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008300944A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Sanyo Electric Co Ltd セパレート型プロジェクタ
JP2011109217A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Panasonic Corp 無線プロジェクタ装置および無線lanアダプタ
US8608318B2 (en) 2009-11-13 2013-12-17 Panasonic Corporation Wireless projector apparatus and wireless LAN adapter
JP2013255109A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Sharp Corp 携帯端末装置、その制御方法、およびその制御プログラム、録画装置、および録画システム
CN106291081A (zh) * 2016-08-17 2017-01-04 众芯汉创(北京)科技有限公司 远场区验电系统和方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008300944A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Sanyo Electric Co Ltd セパレート型プロジェクタ
JP2011109217A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Panasonic Corp 無線プロジェクタ装置および無線lanアダプタ
US8608318B2 (en) 2009-11-13 2013-12-17 Panasonic Corporation Wireless projector apparatus and wireless LAN adapter
JP2013255109A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Sharp Corp 携帯端末装置、その制御方法、およびその制御プログラム、録画装置、および録画システム
CN106291081A (zh) * 2016-08-17 2017-01-04 众芯汉创(北京)科技有限公司 远场区验电系统和方法
CN106291081B (zh) * 2016-08-17 2023-11-21 众芯汉创(北京)科技有限公司 远场区验电系统和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8149745B2 (en) Wireless communication system, wireless communication device, wireless communication method, and program
US6243568B1 (en) System and method for intuitively indicating signal quality in a wireless digital communications network
US20160050691A1 (en) Method to Improve Channel Access Opportunity in a Wireless Communications System
US9198012B2 (en) Communication apparatus and communication method for extracting notification information from received signal and transmitting notification information
CN105682152A (zh) 用于传统的基于线路的协议的无线结构
KR20140111023A (ko) Harq 피드백을 사용하는 레이트 및 전력 제어 시스템들 및 방법들
JP5817731B2 (ja) 通信システム、無線通信装置、状態情報受信装置、無線通信プログラム、および状態情報受信プログラム
WO2016123491A1 (en) Route determination using neighbor awareness network devices
CN103181145B (zh) 用于无线通信系统中的音频/视频(a/v)流格式改变的同步的方法和系统
US20080132234A1 (en) Apparatus and method for utilizing the transport layer to provide measurement opportunities for the physical layer in a multi-mode network
US20100081474A1 (en) wireless base station, a reference terminal apparatus and a wireless communication system
JP2004104474A (ja) 無線受信端末
WO2016178338A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2007116329A (ja) 無線lanスループット測定装置および無線lanスループット測定方法
KR101488666B1 (ko) 무선 통신 시스템에서의 데이터 신호 송신 방법 및 데이터 신호 수신 방법
KR20150118440A (ko) 무선 네트워크 연결 제어 방법 및 장치
US10187824B2 (en) Device and method for reliable WiFi data connectivity
US20160080228A1 (en) Wireless terminal apparatus and wireless communication method
KR100735692B1 (ko) 적응 부호화와 재전송을 이용한 부호화 변환 방법
KR101043113B1 (ko) 중계기를 감시하는 장치 및 방법
JPH088802A (ja) 移動無線機
WO2021066161A1 (ja) 通信制御方法及びユーザ装置
JP2006033251A (ja) 無線通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
KR100532101B1 (ko) 무선 통신 중계 장치 및 방법
JP2005348338A (ja) 混信判定方法及び端末装置