JP2004104316A - Dsl接続装置及びそのマルチポイント接続方法 - Google Patents

Dsl接続装置及びそのマルチポイント接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】独立かつ同時の1対nのマルチポイント接続を可能にする。
【解決手段】Upstreamの周波数帯域、Downstreamの周波数帯域で終端装置102とユーザ宅104の宅内装置との間の接続を行うDSL接続装置に、分割されたUpstreamの周波数帯域、分割されたDownstreamの周波数帯域をユーザ宅の複数の宅内装置でシェアしシェアされたUpstreamの周波数帯域、シェアされたDownstreamの周波数帯域で終端装置に対する送受信信号の変復調を行う宅内装置用バンド変復調部134−136、146−148と、複数の宅内装置と2線電話線103で接続される終端装置で宅内装置用バンド変復調部に対向し、シェアされたUpstreamの周波数帯域、シェアされたDownstreamの周波数帯域で複数の宅内装置に対する送受信信号の変復調を行う終端装置用バンド変復調部124、128とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は終端装置とユーザ宅との間の接続を行うDSL接続装置に関する。特に、本発明は、独立かつ同時の1対nのマルチポイント接続を可能にするDSL接続装置及びそのマルチポイント接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、光通信システムでは、ビジネスビル、大規模な企業等に対して光ファイバーを敷設するFTTH(Fiber To The Home)、ビジネスビル、大規模企業を除く家屋、住宅、店、事務所等の通信設備を提供される施設を含む小規模のユーザ宅に対して敷設時間、敷設コスト等の問題からFTTC(Fiber To The Curb)、FTTCab(Fiber To The Cabinet)、PDS(Passive Double Star)等が、以下のように、検討されている。
【0003】
図9は本発明の前提となる、2線電話線を介して、光終端装置とユーザ宅との間の接続を行うDSL接続装置の概略構成を示すブロック図である。なお、全図を通して同一の構成要素には同一の番号、符号を付して説明を行う。
FTTC、FTTCabでは、光回線101にはセンター側局であるCO(Central Office)102が接続される。
【0004】
CO102は、光回線101を終端する光終端装置であり、ユーザ宅104の宅外の近くに設けられる。CO102とユーザ宅104との距離は、例えば、約100mである。
この場合、CO102からユーザ宅104の宅内装置であるCPE(Customer Premises Equipment)105のメタリック伝送にはユーザ宅104に配線されている既存のメタリック引き込み線で形成される2線電話線103が利用される。
【0005】
CO102にはO−E(光−電気変換部)/E−O(電気−光変換部)変換部121が設けられ、O−E/E−O変換部121は光回線101からの受信光信号を電気信号に変換し、光回線101への電気信号を送信光信号に変換する。
O−E/E−O変換部121に接続されるDSL(Digital Subscriber Line)接続部122はDMT(Discrete Multi Tone)、Cap(Carrierless Amplitude Phase)方式等の高速通信方式を採用し、CO102とCPE105との間の接続を行う。
【0006】
すなわち、DSL接続部122には送受信部170が設けられ、送受信部170にはDSL変復調部171が設けられる。
DSL変復調部172はCPE105への下り信号(Downstream)の変調を行い、CPE105からの上り信号(Upstream)の復調を行う。
さらに、CPE105には送受信部173が設けられ、送受信部173にはDSL変復調部174が設けられる。
DSL変復調部174はCO102への上り信号(Upstream)の変調を行い、CPE105からの下り信号(Downstream)の復調を行う。
【0007】
図10は図9のDSL接続部122による高速通信方式を説明する図である。本図に示すように、CPE105からCO102への上り信号(Upstream)、CO102からCPE105への下り信号(Downstream)が異なる周波数帯域で双方向に伝送される。
さらに、CO102のDSL接続部122における送受信部170には等化部172が設けられ、CPE105における送受信部173には等化部175が設けられる。
【0008】
等化部172、等化部175は、ブリッヂタップ(BT)等化器の機能、レベル等化器の機能をそれぞれ有する。
すなわち、ブリッヂタップ(BT)等化器の機能は、ブリッヂタップ(BT)の回線損失に対して受信信号を復元し、レベル等化器の機能は、ローディングコイル等の回路損失に対して受信信号を復元する。
【0009】
等化部172、等化部175は、その等化特性が伝送路で変動するので、伝送路の変動に応じてトレーニングを行う。
上記DSL接続部122では、CO102とCPE105とが1対1で接続することしか許容されていない。
すなわち、ユーザ宅104の複数の部屋の各々にCPEを設置し、1対nのマルチポイント接続であるCO102と各CPEとの間で通信を行うことができない。
【0010】
以下に、1対nのマルチポイント接続例の説明を行う。
図11は本発明の前提となる1対nのマルチポイント接続例を説明する概略構成のブロック図である。本図に示すように、CO102には2線電話線103を媒体とした通信手段として、ISDN(Integrated Services Digital Network)、ADSL(Asymmetry Digital Subscriber Line)がある。CO102はユーザ宅104の宅内にて2線電話線103の通信を終端し、ルータ機能またはブリッジ機能を有し、イーサネット(登録商標)接続部161、ハブ162を有する。
【0011】
CO102のハブ162には4線ケーブル116、117、118を介して複数のCPE107、108、109が接続される。
複数のCPE107、108、109にはイーサネット(登録商標)接続部113、114、115が設けられる。
このように、CO102のイーサネット(登録商標)接続部161、複数のCPE107、108、109のイーサネット(登録商標)接続部113、114、115のイーサネット(登録商標)機能を用いて、CO102と複数のCPE107、108、109との間で、1対nのマルチポイント接続が可能になる。
【0012】
このような従来技術として、ユーザ宅に設置されている単一の電話回線にADSLモデムが複数接続されていることが周知である(例えば、特許文献1参照。)。
【0013】
【特許文献1】
特開2001−127828号公報(段落番号0020、0021、図1)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、1対nのマルチポイント接続であるCO102と各部屋のCPEとの間で通信を行うことができるが、CO102と各部屋のCPEとの間で1対nのマルチポイント接続で独立して同時に通信を行うことができないという問題があった。
さらに、複数の4線ケーブル116、117、118を新たに敷設しなければならないという問題があった。
【0015】
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、CO102と各部屋のCPEとの間で1対nのマルチポイント接続で独立して同時に通信を可能にし、4線電話線をあらたに敷設する必要がないDSL接続装置及びそのマルチポイント接続方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記問題点を解決するために、Upstreamの周波数帯域、Downstreamの周波数帯域で終端装置とユーザ宅の宅内装置との間の接続を行うDSL接続装置において、分割された前記Upstreamの周波数帯域、分割された前記Downstreamの周波数帯域を前記ユーザ宅の複数の宅内装置でシェアし、シェアされた前記Upstreamの周波数帯域、シェアされた前記Downstreamの周波数帯域で前記終端装置に対する送受信信号の変復調を行う宅内装置用バンド変復調部と、前記複数の宅内装置と2線電話線で接続される前記終端装置で前記宅内装置用バンド変復調部に対向し、シェアされた前記Upstreamの周波数帯域、シェアされた前記Downstreamの周波数帯域で前記複数の宅内装置に対する送受信信号の変復調を行う終端装置用バンド変復調部とを備えることを特徴とするDSL接続装置を提供する。
【0017】
この手段により、1対nのマルチポイント接続が行われる終端装置とユーザ宅の各部屋の宅内装置との間で独立して同時に通信することが可能になる。さらに、終端装置と複数の宅内装置との間の接続では2線電話線の利用が可能になり、従来のように新たなケーブルの敷設が不要となる。
さらに、前記終端装置用バンド変復調部は、前記DSL接続装置がFTTHに使用される場合にはユーザ宅の宅内に設置される前記終端装置に設けられ、前記DSL接続装置がFTTC、FTTCabに使用される場合にはユーザ宅の宅外に設置される前記終端装置に設けられ、前記DSL接続装置がADSL、HDSLを含むDSLを通信方式としてインターネットに接続される場合にはインターネットサービスプロバイダの内部に設置される前記終端装置に設けられる。
【0018】
この手段により、DSL接続手段を用いる通信媒体に広く、本発明の適用が可能になる。
さらに、前記宅内装置用バンド変復調部には宅内用周波数選択部が設けられ、前記宅内用周波数選択部は、前記終端部から受信した信号からシェアされた前記Downstreamの周波数帯域の信号を選別し選別された信号を前記宅内装置用バンド変復調部に復調させ、さらに、前記終端装置用バンド変復調部には終端用周波数選択部が設けられ、前記終端用周波数選択部は、前記複数の宅内装置から受信した信号からシェアされた前記Upstreamの周波数帯域の信号を選別し選別された信号を前記終端装置用バンド変復調部に復調さる。
【0019】
この手段により、受信信号の復調時に不要な受信信号の削除が可能になる。
さらに、前記宅内装置用バンド変復調部、前記終端装置用バンド変復調部には等化部が設けられ、前記宅内装置用バンド変復調部の前記等化部々は前記終端装置から受信する信号を回線損失から復元し、前記終端装置用バンド変復調部の前記等化部は前記複数の前記宅内装置から受信する信号を回線損失から復元する。
【0020】
この手段により、独立かつ同時の1対nのマルチポイント接続時に、周波数帯域毎に、通信速度の低下、通信不能といった状況を防止することが可能になる。さらに、前記宅内装置用バンド変復調部、前記終端装置用バンド変復調部にはシングルトーン送出部が設けられ、前記宅内装置用バンド変復調部の前記シングルトーン送出部は、シェアした前記Upstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンを前記終端装置に送出して前記終端装置用バンド変復調部の前記等化部にトレーニングさせ、前記終端装置用バンド変復調部の前記シングルトーン送出部は、シェアした前記Downstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンを前記複数の宅内装置に送出して前記宅内装置用バンド変復調部の前記等化部にトレーニングさせる。
【0021】
この手段により、独立かつ同時の1対nのマルチポイント接続時に周波数帯域毎に伝送路の変動に応じて等化を行うことが可能になる。
さらに、前記宅内装置用バンド変復調部の前記等化部、前記終端装置用バンド変復調部の前記等化部はブリッジタップ(BT)等化器の機能、レベル等化器の機能を有する。
この手段により、独立かつ同時の1対nのマルチポイント接続時にブリッヂタップ(BT)の回線損失に対して送信信号を復元し、ローディングコイル等の回路損失に対して送信信号を復元することが可能になる。
【0022】
さらに、本発明は、Upstreamの周波数帯域、Downstreamの周波数帯域で終端装置とユーザ宅の宅内装置との間の接続を行うDSL接続装置のマルチポイント接続方法において、分割した前記Upstreamの周波数帯域、分割した前記Downstreamの周波数帯域を前記ユーザ宅の複数の宅内装置でシェアし、シェアされた前記Upstreamの周波数帯域、シェアされた前記Downstreamの周波数帯域で前記終端装置に対する送受信信号の変復調を行う工程と、前記複数の宅内装置と2線電話線で接続される前記終端装置で、シェアされた前記Upstreamの周波数帯域、Downstreamの周波数帯域で前記複数の宅内装置に対する送受信信号の変復調を行う工程と、前記終端装置から前記複数の宅内装置への送信信号を復調するためにシェアされた前記Downstreamの周波数帯域の受信信号を選別する工程と、前記複数の宅内装置から前記終端装置への送信信号を復調するためにシェアされた前記Upstreamの周波数帯域の受信信号を選別する工程と、前記複数の宅内装置の各々から受信した信号を等化して回線損失から復元する工程と、前記終端装置から受信した信号を等化して回線損失から復元する工程と、前記複数の宅内装置からシェアした前記Upstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンを受信して前記複数の宅内装置の受信信号の等化のトレーニングを行う工程と、前記終端装置からシェアした前記Downstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンを受信して前記終端装置の受信信号の等化のトレーニングを行う工程とを備えることを特徴とするDSL接続装置のマルチポイント接続方法。
【0023】
この手段により、前記発明と同様に、1対nのマルチポイント接続が行われる終端装置とユーザ宅の各部屋の宅内装置との間で独立して同時に通信することが可能になると共に、独立かつ同時の1対nのマルチポイント接続時に、周波数帯域毎に、通信速度の低下、通信不能といった状況を防止することが可能になる。
【0024】
さらに、独立かつ同時の1対nのマルチポイント接続時に周波数帯域毎に伝送路の変動に応じて等化を行うことが可能になる。
さらに、終端装置と複数の宅内装置との間の接続では2線電話線の利用が可能になり、従来のように新たなケーブルの敷設が不要となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るDSL接続装置の概略構成を示すブロック図である。
本図に示に示すように、ユーザ宅104の部屋毎に宅内装置である複数のCPE107、108、109の各々が設置される。
【0026】
複数のCPE107、108、109は、各部屋のモジュラーソケット110、111、112を介して、2線電話線103に接続される。モジュラーソケット110、111、112は、ユーザ宅104の各部屋の壁等に設置される。
複数のCPE107、108、109は、Downstreamの周波数帯域、Upstreamの周波数帯域がそれぞれ分割された所定の、Downstreamの周波数帯域(バンド)、Upstreamの周波数帯域(バンド)をそれぞれシェアする。
【0027】
例えば、FTTC、FTTCabにおいては、CO102は遠隔中継局等のセンター側局であり、光回線101を終端する光終端装置であり、ルータ機能、ブリッジ機能を有する。
CO102とユーザ宅104の複数のCPE107、108、109とは2線電話線103を介して接続される。
複数のCPE107、108、109にはCO102への送信を行う送信部131、132、133がそれぞれ設けられ、さらに、CO102からの受信を行う受信部140、141、142がそれぞれ設けられる。
【0028】
送信部131、132、133には、アップストリームバンドDSL変調部134、135、136がそれぞれ設けられ、さらに、シングルトーン送出部137、138、139が設けられる。
アップストリームバンドDSL変調部134、135、136の各々はシェアされたUpstreamの周波数帯域の信号を変調して、2線電話線103を介して、CO102に送出する。
【0029】
シングルトーン送出部137、138、139の各々は、シェアされたUpstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンをCO102に送出する。
次に、受信部140、141、142には周波数選別部(Split Filter)143、144、145がそれぞれ設けられ、さらに、ダウンストリームバンド復調部146、147、148がそれぞれ設けられ、さらに、等化部143、144、145がそれぞれ設けられる。
【0030】
周波数選別部143、144、145の各々は周波数帯域フィルタであり、CO102から複数のCPE107、108、109に受信した信号から複数のCPE107、108、109の各々にシェアされたDownstreamの周波数帯域の信号を選別する。受信信号の復調時に不要な受信信号の削除を行うためである。
ダウンストリームバンド復調部134、135、136の各々は、周波数選別部143、144、145の各々で周波数選別された信号を復調する。
【0031】
等化部149、150、151の各々はCO102からの受信信号を、回路損失から、復元する。周波数帯域毎に、通信速度の低下、通信不能といった状況を防止するためである。
次に、CO102のO−E/E−O変換部121に接続されるDSL接続部122には複数のCPE107、108、109への送信を行う送信部123、複数のCPE107、108、109からの受信を行う受信部126が設けられる
【0032】
送信部123にはダウンストリームバンドDSL変調部124、シングルトーン送出部125が設けられる。
ダウンストリームバンドDSL変調部124はO−E/E−O変換部121からの信号を、シェアされたDownstreamの周波数帯域で変調して、2線電話線103を介して、ユーザ宅104に送出する。
シングルトーン送出部125はシェアしたDownstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンをユーザ宅104に送出する。
次に、受信部126には周波数選別部(Split Filter)127、アップストリームバンドDSL復調部128、等化部129が設けられる。
【0033】
周波数選別部127は周波数帯域フィルタであり、CO102から複数のCPE107、108、109に受信した信号から複数のCPE107、108、109の各々にシェアされたDownstreamの周波数帯域の信号を選別する。受信信号の復調時に不要な受信信号の削除を行うためである。
アップストリームバンドDSL復調部128は、2線電話線103を介して、複数のCPE107、108、109からの信号を、シェアされたUpstreamの周波数帯域で復調し、O−E/E−O変換部121に送出する。
【0034】
等化部129は複数のCPE107、108、109の各々からの受信信号を、回路損失から、復元する。周波数帯域毎に、通信速度の低下、通信不能といった状況を防止するためである。
なお、等化部129はCPE107、108、109のシングルトーン送出部137、138、139からのシングルトーンを用いてトレーニングを行う。周波数帯域毎に伝送路の変動に応じて等化を行うためである。
【0035】
図2は図1におけるCO102と複数のCPE107、108、109との間の上り信号、下り信号の周波数帯域を説明する図である。
本図に示すように、下り(Downstream)の周波数帯域を複数の周波数帯域a、b、cに分割し、Upstreamの周波数帯域を複数の周波数帯域A、B、Cに分割し、分割された周波数帯域がCO102と複数のCPE107、108、109との通信にシェアされる。
【0036】
具体的には、CO102とCPE107との通信用帯域として、Upstreamの周波数帯域A、Downstreamの周波数帯域aが使用される。
さらに、CO102とCPE108との通信との通信帯域として、Upstreamの周波数帯域B、Downstreamの周波数帯域bが使用される。
さらに、CO102とCPE109との通信用帯域として、Upstreamの周波数帯域C、Downstreamの周波数帯域cが使用される。
【0037】
このようにして、CO102と複数のCPE107、108、109とは、1対nのマルチポイント接続で、独立に同時に通信が可能になる。
なお、同時に独立に通信可能な1対nのマルチポイント接続が可能になるが、Downstreamの周波数帯域、Upstreamの周波数帯域をシェアしているので、最大Rateは1対1接続の場合に比較して低下する。
さらに、CO102と複数のCPE107、108、109との間の通信に2線電話線103が使用されるので、既存の2線電話線が利用可能になる。
【0038】
図3は図1におけるCO102のDSL接続部122における送信部123の具体的構成を示すブロック図である。本図に示すように、送信部123のダウンストリームバンドDSL変調部124にはCPE107用変調部201、CPE108用変調部202、CPE109用変調部203が設けられ、CPE107用変調部201、CPE108用変調部202、CPE109用変調部203は、複数のCPE107、108、109の受信部140、141、142のダウンストリームバンド復調部146、147、148にそれぞれ対応し、シェアされたUpstreamの周波数帯域で信号を変調する。
【0039】
送信部123のシングルトーン送出部125にはCPE107用シングルトーン送出部204、CPE108用シングルトーン送出部205、CPE109用シングルトーン送出部206が設けられ、シングルトーン送出部204、205、206はCPE107、108、109の受信部140、141、142の等化部149、150、151のそれぞれにトレーニングさせるために、周波数分割されたDownstreamの周波数帯域a、b、cにおけるセンター周波数のシングルトーンを送出する。周波数帯域毎に伝送路の変動に応じて等化を行うためである。
【0040】
図4は図1におけるCO102のDSL接続部122における受信部126の具体的構成を示すブロック図である。本図に示すように、受信部126の周波数選別部127にはCPE107用周波数選別部207、CPE108用周波数選別部208、CPE109用周波数選別部209が設けられ、CPE107用周波数選別部207、CPE108用周波数選別部208、CPE109用周波数選別部209は、複数のCPE107、108、109からCO102に受信した信号からシェアされたDownstreamの周波数帯域の信号を選別する。
【0041】
さらに、受信部126のアップストリームバンドDSL復調部128にはCPE107用復調部210、CPE108用復調部211、CPE109用復調部212が設けられ、CPE107用復調部210、CPE108用復調部211、CPE109用復調部212は、複数のCPE107、108、109の送信部131、132、133のアップストリームバンド変調部134、135、136にそれぞれ対応し、シェアされたDownstreamの周波数帯域の復調を行う。
さらに、受信部126の等化部129にはCPE107用ブリッジタップ(BT)等化器213、CPE108用ブリッジタップ(BT)等化器214、CPE109用ブリッジタップ(BT)等化器215、CPE107用レベル等化器216、CPE108用レベル等化器217、CPE109用レベル等化器218が設けられる。
【0042】
CPE107用ブリッジタップ(BT)等化器213、CPE108用ブリッジタップ(BT)等化器214、CPE109用ブリッジタップ等化器215の各々は、ブリッヂタップ(BT)の回線損失に対して複数のCPE107、108、109からの受信信号を復元する。
CPE107用レベル等化器216、CPE108用レベル等化器217、CPE109用レベル等化器218の各々は、ローディングコイル等の回路損失に対して複数のCPE107、108、109からの受信信号を復元する。
【0043】
図5は図1におけるCPE107(108、109)の等化部149(150、151)の概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、CPE107(108、109)の等化部149(150、151)にはブリッジタップ(BT)等化器301(302、303)、レベル等化器304(305、306)が設けられる。
ブリッジタップ(BT)等化器301(302、303)はブリッヂタップ(BT)の回線損失に対してCO102からの受信信号を復元する。
【0044】
レベル等化器304(305、306)はローディングコイル等の回路損失に対してCO102からの受信信号を復元する。
図6は図1におけるCO102と複数のCPE107、108、109との一連の動作を説明する図である。本図に示すように、フェーズ(Phase)1では、CO102のDSL接続部122の送信部123におけるシングルトーン送出部125から複数のCPE107、108、109の受信部140、141、142における等化部149、150、151の各々にシェアされたDownstreamの周波数帯域a、b、cにおけるセンター周波数a0、b0、c0のシングルトーンが送出される。
【0045】
複数のCPE107、108、109の受信部140、141、142における周波数選別部143、144、145の各々では送出されたセンター周波数a0、b0、c0のシングルトーンが選別され、選別されたシングルトーンを用いて、等化部149、150、151の各々がトレーニングを行う。
フェーズ(Phase)2では、CO102からのシングルトーンのリフレクションとして、複数のCPE107、108、109の送信部131、132、133におけるシングルトーン送出部137、138、139からCO102にシェアされたUpstreamの周波数帯域A、B、Cにおけるセンター周波数A0、B0、C0のシングルトーンが送出される。
【0046】
CO102の受信部126における周波数選別部127では送出されたセンター周波数A0、B0、C0のシングルトーンが選別され、選別されたシングルトーンを用いて、等化部129がトレーニングを行う。
フェーズ(Phase)3では、CO102の等化部129、複数のCPE107、108、109の等化部149、150、151のトレーニング後、CO102とCPE107、108、109の各々とは、回線損失を復元しながら、シェアされたDownstreamの周波数帯域a、b、c、シェアされたUpstreamの周波数帯域A、B、Cを介して、1対nのマルチポイント接続で、独自に同時に通信を行うことが可能になる。
【0047】
図7は図1の変形例に係る概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、FTTHの場合にはCO102がユーザ宅104の宅内に設けられる。このように、FTTC、FTTCabだけでなく、FTTHにも本発明の適用が可能になる。
図8は図1の他の変形例に係る概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、ADSL、HDSLを含むDSLの通信方式の場合には、CO102がインターネットサービスプロバイダの内部に設けられる。このように、光通信だけでなく、ADSL、HDSLを含むDSLの通信方式によるインターネットへの接続にも本発明の適用が可能になる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザ宅の複数の宅内装置の各々で、シェアされたUpstreamの周波数帯域、Downstreamの周波数帯域で終端装置に対する送受信信号の変復調を行い、複数の宅内装置の各々と2線電話線で接続される終端装置で、シェアされたUpstreamの周波数帯域、Downstreamの周波数帯域で複数の宅内装置に対する送受信信号の変復調を行い、終端装置から複数の宅内装置への送信信号を復調するためにシェアされたDownstreamの周波数帯域の受信信号を選別し、複数の宅内装置から終端装置への送信信号を復調するためにシェアされたUpstreamの周波数帯域の受信信号を選別し、複数の宅内装置の各々から受信した信号を等化して回線損失から復元し、終端装置から受信した信号を等化して回線損失から復元し、複数の宅内装置からシェアしたUpstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンを受信して複数の宅内装置の受信信号の等化のトレーニングを行い、終端装置からシェアしたDownstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンを受信して終端装置の受信信号の等化のトレーニングを行うようにしたので、終端装置とユーザ宅の各部屋の宅内装置との間で1対nのマルチポイント接続で独立して同時に通信することが可能になると共に、独立かつ同時の1対nのマルチポイント接続時に、周波数帯域毎に、通信速度の低下、通信不能といった状況を防止することが可能になる。
【0049】
さらに、独立かつ同時の1対nのマルチポイント接続時に周波数帯域毎に伝送路の変動に応じて等化を行うことが可能になる。
さらに、終端装置と複数の宅内装置との間の接続では2線電話線の利用が可能になり、従来のように新たなケーブルの敷設が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るDSL接続装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるCO102と複数のCPE107、108、109との間の上り信号、下り信号の周波数帯域を説明する図である。
【図3】図1におけるCO102のDSL接続部122における送信部123の具体的構成を示すブロック図である。
【図4】図1におけるCO102のDSL接続部122における受信部126の具体的構成を示すブロック図である。
【図5】図1におけるCPE107(108、109)の等化部149(150、151)の概略構成を示すブロック図である。
【図6】図1におけるCO102と複数のCPE107、108、109との一連の動作を説明する図である。
【図7】図1の変形例に係る概略構成を示すブロック図である。
【図8】図1の他の変形例に係る概略構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の前提となる、2線電話線を介して、光終端装置とユーザ宅との間の接続を行うDSL接続装置の概略構成を示すブロック図である。
【図10】図9のDSL接続部122による高速通信方式を説明する図である。
【図11】本発明の前提となる1対nのマルチポイント接続例を説明する概略構成のブロック図である。
【符号の説明】
101…光回線
102…CO
103…2線電話線
104…ユーザ宅
107、108、109…CPE
110、111、112…モジュラーソケット
121…O−E/E−O変換部
122…DSL接続部
124…ダウンストリームバンドDSL変調部
128…アップストリームバンドDSL復調部
123、131、132、133…送信部
134、135、136…アップストリームバンドDSL変調部
137、138、139…シングルトーン送出部
126、140、141、142…受信部
127、143、144、145…周波数選別部(Split Filter)
146、147、148…ダウンストリームバンドDSL復調部
129、149、150、151…等化部
201…CPE107用変調部
202…CPE108用変調部
203…CPE109用変調部
204…CPE107用シングルトーン送出部
205…CPE108用シングルトーン送出部
206…CPE109用シングルトーン送出部
207…CPE107用Split Filter
208…CPE108用Split Filter
209…CPE109用Split Filter
210…CPE107用復調部
211…CPE108用復調部
212…CPE109用復調部
213…CPE107用ブリッジタップ(BT)等化器
214…CPE108用ブリッジタップ(BT)等化器
215…CPE109用ブリッジタップ(BT)等化器
216…CPE107用レベル等化器
217…CPE108用レベル等化器
218…CPE109用レベル等化器
301、302、303…ブリッジタップ(BT)等化器
304、305、306…レベル等化器

Claims (9)

  1. Upstreamの周波数帯域、Downstreamの周波数帯域で終端装置とユーザ宅の宅内装置との間の接続を行うDSL接続装置において、
    分割された前記Upstreamの周波数帯域、分割された前記Downstreamの周波数帯域を前記ユーザ宅の複数の宅内装置でシェアし、シェアされた前記Upstreamの周波数帯域、シェアされた前記Downstreamの周波数帯域で前記終端装置に対する送受信信号の変復調を行う宅内装置用バンド変復調部と、
    前記複数の宅内装置と2線電話線で接続される前記終端装置で前記宅内装置用バンド変復調部に対向し、シェアされた前記Upstreamの周波数帯域、シェアされた前記Downstreamの周波数帯域で前記複数の宅内装置に対する送受信信号の変復調を行う終端装置用バンド変復調部とを備えることを特徴とするDSL接続装置。
  2. 前記終端装置用バンド変復調部は、前記DSL接続装置がFTTHに使用される場合にはユーザ宅の宅内に設置される前記終端装置に設けられることを特徴とする、請求項1に記載のDSL接続装置。
  3. 前記終端装置用バンド変調部は、前記DSL接続装置がFTTC、FTTCabに使用される場合にはユーザ宅の宅外に設置される前記終端装置に設けられることを特徴とする、請求項1に記載のDSL接続装置。
  4. 前記終端装置用バンド変調部は、前記DSL接続装置がADSL、HDSLを含むDSLを通信方式としてインターネットに接続される場合にはインターネットサービスプロバイダの内部に設置される前記終端装置に設けられることを特徴とする、請求項1に記載のDSL接続装置。
  5. 前記宅内装置用バンド変復調部には宅内用周波数選択部が設けられ、前記宅内用周波数選択部は、前記終端部から受信した信号からシェアされた前記Downstreamの周波数帯域の信号を選別し選別された信号を前記宅内装置用バンド変復調部に復調させ、さらに、前記終端装置用バンド変復調部には終端用周波数選択部が設けられ、前記終端用周波数選択部は、前記複数の宅内装置から受信した信号からシェアされた前記Upstreamの周波数帯域の信号を選別し選別された信号を前記終端装置用バンド変復調部に復調させることを特徴とする、請求項1に記載のDSL接続装置。
  6. さらに、前記宅内装置用バンド変復調部、前記終端装置用バンド変復調部には等化部が設けられ、前記宅内装置用バンド変復調部の前記等化部々は前記終端装置から受信する信号を回線損失から復元し、前記終端装置用バンド変復調部の前記等化部は前記複数の前記宅内装置から受信する信号を回線損失から復元することを特徴とする、請求項1に記載のDSL接続装置。
  7. さらに、前記宅内装置用バンド変復調部、前記終端装置用バンド変復調部にはシングルトーン送出部が設けられ、前記宅内装置用バンド変復調部の前記シングルトーン送出部は、シェアした前記Upstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンを前記終端装置に送出して前記終端装置用バンド変復調部の前記等化部にトレーニングさせ、前記終端装置用バンド変復調部の前記シングルトーン送出部は、シェアした前記Downstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンを前記複数の宅内装置に送出して前記宅内装置用バンド変復調部の前記等化部にトレーニングさせることを特徴とする、請求項6に記載のDSL接続装置。
  8. 前記宅内装置用バンド変復調部の前記等化部の各々、前記終端装置用バンド変復調部の前記等化部はブリッジタップ(BT)等化器の機能、レベル等化器の機能を有することを特徴とする、請求項6に記載のDSL接続装置。
  9. Upstreamの周波数帯域、Downstreamの周波数帯域で終端装置とユーザ宅の宅内装置との間の接続を行うDSL接続装置のマルチポイント接続方法において、
    分割した前記Upstreamの周波数帯域、分割した前記Downstreamの周波数帯域を前記ユーザ宅の複数の宅内装置でシェアしシェアされた前記Upstreamの周波数帯域、シェアされた前記Downstreamの周波数帯域で前記終端装置に対する送受信信号の変復調を行う工程と、
    前記複数の宅内装置と2線電話線で接続される前記終端装置で、シェアされた前記Upstreamの周波数帯域、シェアされた前記Downstreamの周波数帯域で前記複数の宅内装置に対する送受信信号の変復調を行う工程と、
    前記終端装置から前記複数の宅内装置への送信信号を復調するためにシェアされた前記Downstreamの周波数帯域の受信信号を選別する工程と、
    前記複数の宅内装置から前記終端装置への送信信号を復調するためにシェアされた前記Upstreamの周波数帯域の受信信号を選別する工程と、
    前記複数の宅内装置から受信した信号を等化して回線損失から復元する工程と、
    前記終端装置から受信した信号を等化して回線損失から復元する工程と、
    前記複数の宅内装置からシェアした前記Upstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンを受信して前記複数の宅内装置の受信信号の等化のトレーニングを行う工程と、
    前記終端装置からシェアした前記Downstreamの周波数帯域のセンター周波数のシングルトーンを受信して前記終端装置の受信信号の等化のトレーニングを行う工程とを備えることを特徴とするDSL接続装置のマルチポイント接続方法。
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