JP2004103377A - Icソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】移動板としてのスライダ部材を垂直方向または水平方向に移動させてスライダ部材によってコンタクトが内側に押されて固定板を軸にコンタクトの先端部が外側に開かれて、常に安定したコンタクトの開放を維持でき、操作性に優れる。
【解決手段】上下動可能なカバー部材と、装着されたICパッケージと電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクトと、該コンタクトが固設されるソケット本体と、間隔を置いて前記コンタクトを保持する格子状の固定板とを有するICソケットにおいて、前記コンタクトを開閉するために前記固定板に対して上下方向に移動するように協働するスライダ部材を有する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソケット本体のコンタクトと電子部品等のパッケージであるICパッケージの外部接点との開閉を行う電子部品用ソケットに関するものである。特に、本発明は、コンタクトの弾性接片がICパッケージの外部接点を挟み込んで接続するように適用されるICソケットに係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子部品としてのICパッケージ等は、ICソケットのソケット本体に装着し、格子状に形成された固定板を横方向に移動して、挟み込みコンタクトを開閉してICパッケージと接続するようにしたICソケットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従来におけるこのようなICソケットにおいては、挟み込みコンタクトが、固定側の弾性接片と可動側の弾性接片とをほぼ平行に延びるように配置して成っている。このような固定側の弾性接片に対して可動側の弾性接片が固定板によって移動されて開閉されるように形成されており、コンタクトによってICパッケージの外部接点を挟み込んで接続するように構成されている。
【0004】
このような従来のICソケットの一例が図9および図10に示されている。図9には、移動板が横方向に移動されてコンタクトが開かれたオープン状態のオープン・トップ・タイプのICソケットが示され、図10には、移動板が元の位置に戻されてコンタクトがフリー状態または閉合状態のICソケットが示されている。
【0005】
図9および図10に示されるように、従来のオープン・トップ・タイプのICソケット100は、固定のソケット本体102と、このソケット本体102に対して上下動可能にばね部材等によって弾性支持された操作部材としてのカバー部材(図示しない)とを有している。さらに、ICソケット100は、ソケット本体102に固設され、装着されたICパッケージ110の半田ボール等の外部端子111と電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクト104と、これらコンタクト104を開閉する格子状の仕切壁112が設けられた移動板105とを有している。このようなコンタクト104を開閉するために、カバー部材に適宜なカム部材を設けて、カバー部材の押圧によってカム部材を介して移動板105を横方向に水平に移動するように設けられている。また、コンタクト104は、固定側の弾性接片106と、可動側の弾性接片108とから形成された片開きタイプのコンタクトである。
【0006】
【特許文献1】
特許第3257994号公報(第3頁、第16図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のICソケット100において、カム部材を有するタイプのICソケット100は、カム部材だけで移動板105を移動させるように構成されている。このために、コンタクト104の一方の可動側の弾性接片108のみが開閉作動されて固定側の弾性接片106が固定された状態に維持される。この結果、常に安定したコンタクト104の開放量を維持できて、コンタクト開放量を決め易い。しかしながら、このようなICソケット100においては、固定側の弾性接片106がICパッケージ110の外部端子111と発生した熱によって溶着して分離し難い。さらにまた、コンタクト104の数が多くなるにつれて、カバー部材がスタックする可能性が大きくなる。従って、このようなスタック現象を回避するためには、カバー部材を戻すためのコイルばねのばね力を大きく設定する必要がある。その結果、従来の技術では、カバー部材に対する操作力が大きくなる等の問題が見られるし、さらに、カム部材の出来上がりがロットによりばらつき易い等の問題が見られる。
【0008】
従って、本発明の目的は、このような従来における問題を解決するために、格子状の固定板と協働する移動板としてのスライダ部材を垂直方向に移動させて、スライダ部材によってコンタクトが内側に押されて固定板を軸にコンタクトの先端部が外側に開かれて、常に安定したコンタクトの開放を維持でき、操作性に優れたICソケットを提供することにある。
【0009】
さらに、本発明の別の目的は、格子状の固定板と協働する移動板としてのスライダ部材を水平方向に移動させて、スライダ部材に押されて一方のコンタクトが開かれると共に、固定板を軸に他方のコンタクトが開かれ、安定したコンタクトの開閉を得て、操作性に優れたICソケットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明のICソケットは、上下動可能なカバー部材と、装着されたICパッケージと電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクトと、該コンタクトが固設されるソケット本体と、間隔を置いて前記コンタクトを保持する格子状の固定板とを有するICソケットにおいて、前記コンタクトを開閉するために前記固定板に対して上下方向に移動するように協働するスライダ部材を有することを特徴とする。
【0011】
また、本発明のICソケットは、前記コンタクトが、一対の弾性接片を有し、該弾性接片の間に前記固定板の格子状の仕切壁が配設されたことを特徴とする。
【0012】
さらに、本発明のICソケットは、前記カバー部材の上下動により前記スライダ部材が作動されて前記コンタクトが開閉されることを特徴とする。
【0013】
さらにまた、本発明のICソケットは、前記仕切壁に対して前記スライダ部材の上下方向の作動によって前記一対の弾性接片が開閉されるように形成されることを特徴とする。
【0014】
本発明のICソケットは、前記スライダ部材が、格子状に形成された作動部を有し、該作動部が前記コンタクトの先端部の折曲部を押圧して先端部を開くように作用されることを特徴とする。
【0015】
また、本発明のICソケットは、上下動可能なカバー部材と、装着されたICパッケージと電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクトと、該コンタクトが固設されるソケット本体と、間隔を置いて前記コンタクトを保持する格子状の固定板とを有するICソケットにおいて、前記コンタクトを開閉するために前記固定板に対して水平方向に移動するように協働するスライダ部材を有することを特徴とする。
【0016】
さらに、本発明のICソケットは、前記コンタクトが、一対の弾性接片を有し、該弾性接片の間に前記固定板の格子状の仕切壁が配設され、前記コンタクトの一方の弾性接片が前記スライダ部材の作動部によって横方向に押され、他方の弾性接片が前記スライダ部材の隣接の作動部によって押されて、前記固定板の仕切壁を支点として作動されることによって両弾性接片が開閉されることを特徴とする。
【0017】
さらにまた、本発明のICソケットは、前記一対の弾性接片の先端部間に前記固定板の格子状の仕切壁が挟み込まれて配置され、前記仕切壁に対して前記スライダ部材の水平方向の作動によって前記一対の弾性接片が開閉されるように形成されることを特徴とする。
【0018】
本発明のその他の目的や特徴および利点は、添付図面に示される本発明のICソケットの実施形態についての以下の詳細な説明から明らかである。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1乃至図4は、本発明の電子部品用ソケットとしての、例えばICソケットの実施例1を示す概要説明図で、図1は、ソケットフリー状態または閉合状態の時のコンタクト部分の断面部分図、図2は、ソケットオープン状態の時の図1におけるコンタクト部分の断面部分図で、図3は、図1のソケットフリー状態の時の本発明のICソケットにおける断面概要図で、コンタクト部分を省略して示す図、図4は、図2のソケットオープン状態の時の本発明のICソケットにおける断面概要図で、コンタクト部分を省略して示す図である。
【0020】
図1乃至図4に示されるように、本発明の実施例1における電子部品用ソケットとしてのICソケット1は、電子部品としてのICパッケージ10を装着して電気的接続を形成する挟み込み形のコンタクト4を開閉すべく垂直方向に移動可能なスライダ部材6を有するタイプのICソケットである。
【0021】
このような本発明のICソケット1は、固定のソケット本体2と、このソケット本体2に対して上下動可能に設けられていて、1つまたは複数個のコイルばねのようなばね部材14によって弾性的に支持された操作部材としてのカバー部材3とを有している。さらに、ICソケット1は、ソケット本体2に基端部において固設され、かつ装着されたICパッケージ10の外部端子11と電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクト4と、ソケット本体2内に配置されたコンタクト4を開閉するために格子状または櫛歯状の仕切壁12が形成された固定板5と、固定板5に対して垂直方向に上下動するためのスライダ部材6とを有している。
【0022】
このような本発明のICソケット1において、ソケット本体2は箱形または容器形をなしている。このような箱形または容器形のソケット本体2の底部に、複数個の挟み込み形のコンタクト4がその基端部において固設されている。これらコンタクト4は、装着されたICパッケージ10の球状または半球状の半田ボール等の外部端子11を挟み込んで電気的接続を形成するように構成されている。
【0023】
また、ソケット本体2の上部には、1つ、または複数個のコイルばね等のばね部材14によってカバー部材3が上下動可能に弾性支持されている。このカバー部材3の上下動に対応して上下動可能にスライダ部材6が設けられている。この上下動されるスライダ部材6によって、格子状または櫛歯状の仕切壁12を有する固定板5に対してコンタクト4が左右に開閉されるように連動されている。従って、固定板5に対するスライダ部材6の上下方向の移動によってコンタクト4が開閉されるようになっている。
【0024】
このような本発明のICソケット1において、コンタクト4は、一対の弾性接片7、8から成っている。これら弾性接片7、8は、ほぼ平行に延びるように下方の基端部において一体的に形成されていて、ソケット本体2の底部に取付けられて固着されている。さらに、コンタクト4は、この固定された基端部から上方に向って弾性接片7、8が片持ち梁状にほぼ平行に延びていて、弾性接片7と弾性接片8との間に固定板5の格子状または櫛歯状の仕切壁12が位置するように配設されている。従って、コンタクト4は、固定板5の仕切壁12によって弾性接片7、8が隔絶されている両開きタイプのコンタクトである。
【0025】
さらにまた、隣接するコンタクト4の組の間に、スライダ部材6の格子状または櫛歯状の作動部15がコンタクト4の各弾性接片7、8の折曲部9、13に当接するように配置されている。このため、スライダ部材6の上下方向の作動によって作動部15が各弾性接片7、8の折曲部9、13を押圧することによってコンタクト4の先端部が両側に向って開かれるように形成されている。また、スライダ部材6は、ソケット本体2に対して複数個のばね部材16によって上下動可能に弾性支持されている。
【0026】
すなわち、このように構成された本発明のICソケット1において、コンタクト4は、一対の弾性接片7、8から形成されていて、これら弾性接片7、8が可動のコンタクト部材として先端部が左右の方向に開閉できるように形成されている。このために、各弾性接片7、8は、先端部付近においてほぼ「く」の字形に折り曲げられていて折曲部9、13が設けられている。従って、弾性接片7、8のこれら折曲部9、13がスライダ部材6の作動部15によって押される時に、固定板5の仕切壁12を支点として各弾性接片7、8の先端部が左右に開かれるように作動される。
【0027】
従って、図1において、スライダ部材6が下方に押される時に、スライダ部材6が図2に示されるように下方に移動するので、この時にスライダ部材6の作動部15がコンタクト4の弾性接片7、8の折曲部9、13をそれぞれ押圧する。従って、この押圧によって、コンタクト4の弾性接片7、8の先端部は、固定板5の仕切壁12との接触する端部を支点として外方へと開く方向に作動される。すなわち、コンタクト4の弾性接片8の折曲部13がスライダ部材6の作動部15によって押されて、弾性接片8の折曲部13が弾性接片7の方へと内方に押される。これによって、弾性接片8の先端部が固定板5の仕切壁12との当接部分を支点として外方へと開く方向に変位される。
【0028】
同時に、この作動部15の反対側の隣接するコンタクト4の対応する弾性接片7においても同様な作用が見られる。すなわち、弾性接片7の折曲部9がこの作動部15によって押されて、弾性接片7の折曲部9が弾性接片8の方へと内方に向って押される。これによって、弾性接片7の先端部が固定板5の仕切壁12との当接部分を支点として外方へと開く方向に変位される。このために、コンタクト4の先端部が、ICパッケージ10の外部端子11に対してオープン状態に開かれるようになる。この状態が図2に示されるオープン状態である。
【0029】
このように、コンタクト4の弾性接片7、8は、固定板5の仕切壁12を間に挟んで配置されている。従って、スライダ部材6が下方に押し下げられる時に、弾性接片7、8の外側において「く」の字形に折曲されている折曲部9、13に接触している作動部15が下方に移動される。このために、折曲部9、13がそれぞれ内側に向って変位されるように作用されるので、この折曲部9、13の変位によってコンタクト4の弾性接片7、8の先端部が固定板5の仕切壁12の両側の端部を支点として上端部が開く方向に変位する。これによって弾性接片7、8の先端部が互いに離れる方向に動かされて、コンタクト4が開かれるようになり、図2のオープン状態となる。
【0030】
また、このオープン状態において、スライダ部材6の押し下げを停止するようにカバー部材3の押し下げを停止してカバー部材3を自由にすると、カバー部材3はばね部材14によって押上げられ、スライダ部材6も自由になってばね部材16によって押上げられる。この結果、図2においてコンタクト4の弾性接片7、8を押圧しているスライダ部材6の作動部15が弾性接片7、8の折曲部9、13から離れて弾性接片7、8を自由にする。従って、各弾性接片7、8はそれぞれ弾性力によって元のフリー状態に戻ろうとして、先端部が内方に変位するようになって図1のフリー状態に戻るようになる。
【0031】
従って、上記のように構成された本発明のICソケット1においては、カバー部材3の押し下げによって、スライダ部材6の作動部15によってコンタクト4の開閉操作が容易にできる。しかも、コンタクト4の先端部が良好にICパッケージ10の外部端子11と接触でき、かつオープン時のスライダ部材6の作動部15によるコンタクト4の開閉を良好に行って、ICパッケージ10の取り出しや挿入を容易にすることができる。さらに、ICパッケージ10の挿入位置と抜去位置とが同一位置になってICパッケージ挿入機器側の対応が容易になり、ICパッケージの挿入性が上昇されて実装作業の効率を向上し、かつ改善して、ICソケット1の寿命を延ばすことが出来る。
【0032】
また、本発明のこのICソケット1においては、スライダ部材6の上下動によってコンタクト4の両方の弾性接片7、8を開閉するために、開いた際にかかる応力を減少でき、かつ常に安定したコンタクトの確実な開閉を維持でき、操作性に優れ、多くのコンタクトに対応できる。また、使用されるICパッケージ10には、ボール・グリッド・アレイタイプのICパッケージを好適に用いることができる。
【0033】
(実施例2)
図5乃至図8は、本発明の電子部品用ソケットとしてのICソケットの実施例2を示す概要説明図で、図5は、ソケットフリー状態または閉合状態の時のコンタクト部分の断面部分図、図6は、ソケットオープン状態の時の図5におけるコンタクト部分の断面部分図で、図7は、図5のソケットフリー状態の時の本発明のICソケットにおける断面概要図、図8は、図6のソケットオープン状態の時の本発明のICソケットにおける断面概要図である。
【0034】
図5乃至図8に示されるように、本発明の実施例2における電子部品用ソケットとしてのICソケットも、先の実施例1と同様な挟み込み形のコンタクトを有するタイプのICソケットである。しかしながら、この実施例2においては、コンタクトを開閉するスライダ部材の作動方向が水平横方向であることが上記の実施例1と異なっている。
【0035】
このような本発明の実施例2のICソケット20は、固定のソケット本体22と、このソケット本体22に対して上下動可能に設けられていて、1つまたは複数個のコイルばねのようなばね部材34によって弾性的に支持された操作部材としてのカバー部材23とを有している。さらに、ICソケット20は、カム部材29を有した操作部材としてのカバー部材23に加えて、ソケット本体22に基端部において固設され、装着されたICパッケージ40の外部端子41と電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクト24を有している。また、ICソケット20は、ソケット本体22内に配置されたコンタクト24を開閉するために格子状または櫛歯状の仕切壁32が形成された固定板25と、固定板25に対して水平横方向に往復移動するためのスライダ部材26とを有している。
【0036】
このような本発明のICソケット20において、ソケット本体22は箱形または容器形をなしている。この箱形または容器形ののソケット本体22の底部に、挟み込み形のコンタクト24がその基端部において固設されている。これらコンタクト24は、装着されたICパッケージ40の球状または半球状の半田ボール等の外部端子41を挟み込んで電気的接続を形成するように構成されている。
【0037】
また、ソケット本体22の上部には、1つまたは複数個のコイルばね等のばね部材34によってカバー部材23が上下動可能に弾性支持されている。さらに、このカバー部材23の上下動に対応してカム部材29によって水平方向に往復移動されるスライダ部材26によって、格子状または櫛歯状の仕切壁32を有する固定板25に対してコンタクト24の先端部が左右に開閉されるように連動されている。従って、固定板25に対するスライダ部材26の水平方向の移動によってコンタクト24が開閉されるようになっている。
【0038】
このような本発明のICソケット20において、コンタクト24は、一対の弾性接片27、28から成っている。コンタクト24のこれら弾性接片27、28は、ほぼ平行に延びるように下方の基端部において一体的に形成されており、さらに、ソケット本体22の底部に取付けられて固着されている。また、コンタクト24は、この固定された基端部から上方に向ってこれら弾性接片27、28が片持ち梁状にほぼ平行に延びている。従って、弾性接片27と弾性接片28との間に固定板25の格子状または櫛歯状の仕切壁32が位置するように配設されていて、弾性接片7、8が隔絶されている。また、各コンタクト4の弾性接片27、28は、先端部において内側に僅かに折曲されていて、ほぼ逆「く」の字形や「く」の字形に折曲部37、38が形成されている。コンタクト24の弾性接片27、28は、これら折曲部37、38において内側に絞られた形状に作られている。
【0039】
さらにまた、これらコンタクト24の弾性接片27、28の間には、スライダ部材26の格子状または櫛歯状の作動部30、31がコンタクト24の各弾性接片27、28の折曲部37、38に当接するように配置されている。この結果、スライダ部材26の水平方向の作動によって、作動部30、31が各弾性接片27、28の折曲部37、38を押圧することによってコンタクト24の先端部が開かれるように形成されている。また、スライダ部材26は、ソケット本体22に対して複数個のばね部材16によって上下動可能に弾性支持されている。
【0040】
すなわち、このように構成された本発明のICソケット20において、コンタクト24は、一対の弾性接片27、28から形成されている。コンタクト24のこれら弾性接片27、28は、可動のコンタクト部材として先端部が左右の方向に開閉できるように形成されており、各弾性接片27、28が先端部付近においてほぼ「く」の字形に折り曲げられていて折曲部37、38が設けられている。コンタクト24は、これら折曲部37、38がスライダ部材26の作動部30、31によって押される時に、固定板25の仕切壁32を支点として各弾性接片27、28の先端部が左右に開かれるように作動される両開きタイプのコンタクトである。
【0041】
従って、図5において、スライダ部材26が水平方向に、図示で左方に押される時に、スライダ部材26が図6に示されるように水平方向に移動する。この時に、スライダ部材26の作動部30がコンタクト24の弾性接片27の折曲部37を押圧すると共に、作動部31がコンタクト24の弾性接片28の折曲部38を押す。これによって、コンタクト24の弾性接片27の先端部が、ICパッケージ40の外部端子41から離される方向に押されて開かれると同時に、弾性接片28の先端部は、折曲部38が押されて固定板25の仕切壁32と接触する端部を支点として外方へと開く方向に作動される。すなわち、コンタクト24の弾性接片27は、開放方向に押されて開かれ、他方、弾性接片28の折曲部38はスライダ部材26の作動部31によって押されて弾性接片28の先端部が固定板25の仕切壁32に当接された部分を支点として、さらに先端部が外方向に動かされる。このために、弾性接片28の先端部が固定板25の仕切壁32との当接部分を支点として外方へと開く方向に変位される。
【0042】
このように、本発明のICソケット20のコンタクト24の対応する弾性接片27、28において、一方の弾性接片27の折曲部37がスライダ部材26の作動部30によって押されて弾性接片27の先端部開かれる。これと同時に、他方の弾性接片28の先端部の折曲部38がスライダ部材26の作動部35によって押されて弾性接片27の方へと内方に向って押される。このために、弾性接片28の先端部が固定板25の仕切壁32との当接部分を支点として外方へと開く方向に変位されるので、コンタクト44の先端部がICパッケージ40の外部端子41に対してオープン状態に開かれるようになる。この状態が図6に示されるオープン状態である。
【0043】
このように、コンタクト24の弾性接片27、28は、固定板25の仕切壁32を間に挟んで配置されている。従って、スライダ部材26が水平方向に押される時に、弾性接片27が作動部35によって直接に押されて開かれ、弾性接片28の外側において「く」の字形に折曲されている折曲部38に接触している作動部31によって押される。このために、折曲部38の変位によってコンタクト24の弾性接片28の先端部が、固定板25の仕切壁32の端部を支点として上端部が開く方向に変位される。これによって弾性接片27、28の先端部が互いに離れる方向に動かされて、コンタクト24が開かれるようになり、図6のオープン状態となる。
【0044】
また、このオープン状態において、スライダ部材26の水平方向への押圧を停止して自由にすると、スライダ部材26はばね部材36によって押されて、図7においてコンタクト24の弾性接片27、28を押圧しているスライダ部材26の作動部30、31が弾性接片27、28の折曲部37、38から離れて弾性接片27、28を自由にする。従って、各弾性接片27、28はそれぞれ弾性力によって元のフリー状態に戻ろうとして先端部が内方に変位するようになって図5のフリー状態に戻るようになる。
【0045】
従って、上記のように構成された本発明のICソケット20においては、カバー部材23の押し下げによって、カム部材29を介してスライダ部材26の作動部30、31によってコンタクト24の開閉操作が容易にできる。しかも、コンタクト24の先端部が良好にICパッケージ40の外部端子41と接触でき、かつオープン時のスライダ部材26の作動部30、31によるコンタクト24の開閉を良好に行って、ICパッケージ40の取り出しや挿入を容易にすることができる。しかも、ICパッケージ40の挿入位置と抜去位置とが同一位置となるので、ICパッケージ挿入機器側の対応が容易になり、ICパッケージの挿入性が上昇されて実装作業の効率を向上し、かつ改善して、ICソケット20の寿命を延ばすことが出来る。
【0046】
また、本発明のこのICソケット20においては、スライダ部材26の水平横方向への作動によってコンタクト24の両方の弾性接片27、28を開閉するために、開いた際にかかる応力を減少でき、かつ常に安定したコンタクトの確実な開閉を維持でき、操作性に優れ、多くのコンタクトに対応することができる。また、使用されるICパッケージ40には、上記実施例1と同様にボール・グリッド・アレイタイプのICパッケージを好適に用いることができる。
【0047】
このような本発明のICソケット20は、ソケット本体22と、このソケット本体22に対して上下動可能に設けられたカバー部材23とを有している。さらに、ICソケット20は、ソケット本体22に基端部において固設されて、装着されたICパッケージ30と電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクト24と、ソケット本体22内に配置された格子状または櫛歯状の仕切壁32が形成された水平横方向に移動可能な固定板25と、固定板25を横方向に移動するためのスライダ部材26とを有している。このように、固定板25を横方向に移動するためのスライダ部材26が、ソケット本体22上において左右に水平方向に往復移動可能にに配置されていることが、先の実施例1のICソケット1と異なっており、他は実質的に同じである。
【0048】
従って、本発明のこの実施例2のICソケット20においては、ソケット本体22が箱形または容器形をなしている。そして、この箱形または容器形のソケット本体22の底部に、挟み込み形のコンタクト24がその基端部において固定して設けられている。従って、コンタクト24は、装着されたICパッケージ40の球状または半球状の外部端子41と電気的接続を形成するように構成されている。また、ソケット本体22の上部には、1つ、または複数個のコイルばねのようなばね部材34によってカバー部材23が上下動可能に弾性支持されている。さらに、このカバー部材23の上下動に対応して、カム部材29によって格子状または櫛歯状の仕切壁32を有する作動部30、31が、左右に横方向に水平移動されるように連動されている。従って、このスライダ部材26の横方向の移動によってコンタクト24が開閉されるようになる。
【0049】
このような本発明のICソケット20において、コンタクト24は、一対の弾性接片27、28から成っている。コンタクト24のこれら弾性接片27、28は、ほぼ平行に延びるように基端部においてソケット本体22の底部に固着されている。さらに、これら基端部から弾性接片27と弾性接片28がほぼ平行に上方に向ってほぼ真っ直ぐに延びていて、弾性接片27、28間に固定板25の格子状または櫛歯状の仕切壁32が位置するように配設されている。さらにまた、この固定板25の格子状または櫛歯状の仕切壁32がコンタクト24の弾性接片27、28の間に配置されており、これによって弾性接片27、28が隔絶されている。
【0050】
また、コンタクト24の一方の弾性接片27はスライダ部材26の作動部30によって押される。さらに、他方の弾性接片28はスライダ部材26の作動部31によって押されて固定板25の仕切壁32との当接部分を支点として梃子のように作動されて外方に押されて開かれる。従って、このようにしてコンタクト24の先端部が外方に開かれて図6、図8のようなオープン状態になる。このオープン状態において、弾性接片27、28の先端部分の間の間隔は、十分に広がっており、ICパッケージ40の外部端子41が挿入できるようになる。
【0051】
このように、本発明におけるICソケット20のコンタクト24の図5、図7のフリー状態から、図6、図8のオープン状態へのコンタクト24の開閉状態が図示されている。すなわち、図5、図7に示されるように、コンタクト24がフリー状態にある時に、操作部材としてのカバー部材23を押し下げる。この押し下げの時に、カバー部材23のカム部材29のカム面33にスライダ部材26の角部が当接しているために、スライダ部材26が水平横方向に移動してコンタクト24の弾性接片27、28を開く方向にそれぞれ作動される。
【0052】
従って、このスライダ部材26の水平横方向の移動によってスライダ部材26の作動部30によりコンタクト24の可動側の弾性接片27が直接に押されて開かれる。これと同時に、弾性接片28は、スライダ部材26の作動部31が弾性接片28の折曲部38を押すので、弾性接片28の先端部が固定板25の仕切壁32から離れる方向に弾性変形されて、弾性接片27、28の先端部が互いに離れる方向に押されて開かれるようになる。
【0053】
このようにしてコンタクト24の弾性接片27、28は、固定板25によって先端部の間が十分な間隔をもって開かれるようになり、フリー状態の間隔からオープン状態の大きな間隔に十分に広く開かれるようになる。
【0054】
従って、上記のように構成された本発明のICソケット20においては、カバー部材23の押し下げによって、スライダ部材26がカム部材29を介してコンタクト24の開閉操作を容易に行うことができる。しかも、コンタクト24が良好にICパッケージ40の外部端子41と接触でき、かつオープン時のスライダ部材26の作動部30、31によるコンタクト24の引き離しを良好に行って、ICパッケージ40の取り出しや挿入を容易にすることができる。さらに、ICパッケージ40の挿入位置と抜去位置とが同位置になり、ICパッケージ挿入機器側の対応が容易になってICパッケージ40の挿入性が上昇し、実装作業の効率を向上し、かつ改善して、ICソケット20の寿命を延ばすことが出来る。
【0055】
さらにまた、本発明のICソケット20においては、1つのスライダ部材26だけでコンタクト24を開閉作動するために、常に安定したコンタクト開放量を維持でき、コンタクト開放量が決め易く、操作性に優れ、種々のコンタクトに広く対応することができる。さらに、このような本発明のICソケット20において、両開きタイプのコンタクト24を開くために、コンタクト24が開いた際にかかる応力も減少してICソケット20の寿命が延びるようになる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1記載のICソケットは、上下動可能なカバー部材と、装着されたICパッケージと電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクトと、該コンタクトが固設されるソケット本体と、間隔を置いて前記コンタクトを保持する格子状の固定板とを有するICソケットにおいて、前記コンタクトを開閉するために前記固定板に対して上下方向に移動するように協働するスライダ部材を有するので、カバー部材の押し下げで、スライダ部材の作動部によってコンタクトの開閉操作が容易にでき、しかも、コンタクトの先端部が良好にICパッケージの外部端子と接触でき、かつオープン時のスライダ部材の作動部によるコンタクトの開閉を良好に行って、ICパッケージの取り出しや挿入を容易にすることができるし、ICパッケージの挿入位置と抜去位置とが同一位置になってICパッケージ挿入機器側の対応が容易になり、ICパッケージの挿入性が上昇されて実装作業の効率を向上し、かつ改善して、ICソケット1の寿命を延ばすことが出来るし、スライダ部材の上下動によってコンタクトの両方の弾性接片を開閉するために、開いた際にかかる応力を減少でき、かつ常に安定したコンタクトの確実な開閉を維持でき、操作性に優れている。
【0057】
本発明の請求項2記載のICソケットは、前記コンタクトが、一対の弾性接片を有し、該弾性接片の間に前記固定板の格子状の仕切壁が配設されているので、コンタクトによりICパッケージの外部端子を確実に挟み込み、また解離することができる。
【0058】
本発明の請求項3記載のICソケットは、前記カバー部材の上下動により前記スライダ部材が作動されて前記コンタクトが開閉されるので、コンタクトを確実に、かつ良好に開閉できる。
【0059】
本発明の請求項4記載のICソケットは、前記仕切壁に対して前記スライダ部材の上下方向の作動によって前記一対の弾性接片が開閉されるように形成されるので、コンタクトを確実に開閉でき、操作が容易にできる。
【0060】
本発明の請求項5記載のICソケットは、前記スライダ部材が、格子状に形成された作動部を有し、該作動部が前記コンタクトの先端部の折曲部を押圧して先端部を開くように作用されるので、コンタクトの開閉が確実に行われて、ICパッケージの挿入、取り出しが容易にでき、操作性に優れている。
【0061】
本発明の請求項6記載のICソケットは、上下動可能なカバー部材と、装着されたICパッケージと電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクトと、該コンタクトが固設されるソケット本体と、間隔を置いて前記コンタクトを保持する格子状の固定板とを有するICソケットにおいて、前記コンタクトを開閉するために前記固定板に対して水平方向に移動するように協働するスライダ部材を有するので、カバー部材の押し下げで、スライダ部材の作動部によってコンタクトの開閉操作が容易にでき、しかも、コンタクトの先端部が良好にICパッケージの外部端子と接触でき、かつオープン時のスライダ部材の作動部によるコンタクトの開閉を良好に行って、ICパッケージの取り出しや挿入を容易にすることができるし、ICパッケージの挿入位置と抜去位置とが同一位置になってICパッケージ挿入機器側の対応が容易になり、ICパッケージの挿入性が上昇されて実装作業の効率を向上し、かつ改善して、ICソケット1の寿命を延ばすことが出来るし、スライダ部材の水平方向の移動によってコンタクトの両方の弾性接片を開閉するために、開いた際にかかる応力を減少でき、常に安定したコンタクトの確実な開閉を維持することができ、操作性に優れ、多くのコンタクトに対応できる。
【0062】
本発明の請求項7記載のICソケットは、前記コンタクトが、一対の弾性接片を有し、該弾性接片の間に前記固定板の格子状の仕切壁が配設され、前記コンタクトの一方の弾性接片が前記スライダ部材の作動部によって横方向に押され、他方の弾性接片が前記スライダ部材の隣接の作動部によって押されて前記固定板の仕切壁を支点として作動されることによって両弾性接片が開閉されるので、コンタクトを確実に開閉でき、操作が容易にできる。
【0063】
本発明の請求項8記載のICソケットは、前記一対の弾性接片の先端部間に前記固定板の格子状の仕切壁が挟み込まれて配置され、前記仕切壁に対して前記スライダ部材の水平方向の作動によって前記一対の弾性接片が開閉されるように形成されるので、コンタクトを確実に開閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品用ソケットとしてのICソケットの実施例1におけるソケットフリー状態または閉合状態の時のコンタクト部分の断面部分図である。
【図2】図1の本発明のICソケットのソケットオープン状態の時のコンタクト部分の断面部分図である。
【図3】図1の本発明のICソケットのソケットフリー状態の時の本発明のICソケットにおける断面概要図である。
【図4】図2の本発明のICソケットのソケットオープン状態の時の本発明のICソケットにおける断面概要図である。
【図5】本発明のICソケットの実施例2におけるソケットフリー状態または閉合状態の時のコンタクト部分の断面部分図である。
【図6】図5の本発明のICソケットのソケットオープン状態の時のコンタクト部分の断面部分図である。
【図7】図5の本発明のICソケットのソケットフリー状態の時の本発明のICソケットにおける断面概要図である。
【図8】図6の本発明のICソケットのソケットオープン状態の時のコンタクト部分の断面部分図である。
【図9】従来のICソケットのソケットオープン状態の時のコンタクト部分の断面部分図である。
【図10】図9の従来のICソケットのソケットフリー状態または閉合状態の時のコンタクト部分の断面部分図である。
【符号の説明】
1   ICソケット
2   ソケット本体
3   カバー部材
4   コンタクト
5   固定板
6   スライダ部材
7   弾性接片
8   弾性接片
9   折曲部
10  ICパッケージ
11  外部端子
12  仕切壁
13  折曲部
14  ばね部材
15  作動部
16  ばね部材
20  ICソケット
22  ソケット本体
23  カバー部材
24  コンタクト
25  固定板
26  スライダ部材
27  弾性接片
28  弾性接片
29  カム部材
30  作動部
31  作動部
32  仕切壁
33  カム面
34  ばね部材
35  作動部
36  ばね部材
37  折曲部
38  折曲部
40  ICパッケージ
41  外部端子

Claims (8)

  1. 上下動可能なカバー部材と、装着されたICパッケージと電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクトと、該コンタクトが固設されるソケット本体と、間隔を置いて前記コンタクトを保持する格子状の固定板とを有するICソケットにおいて、
    前記コンタクトを開閉するために前記固定板に対して上下方向に移動するように協働するスライダ部材を有することを特徴とするICソケット。
  2. 前記コンタクトは、一対の弾性接片を有し、該弾性接片の間に前記固定板の格子状の仕切壁が配設されたことを特徴とする請求項1記載のICソケット。
  3. 前記カバー部材の上下動により前記スライダ部材が作動されて前記コンタクトが開閉されることを特徴とする請求項2記載のICソケット。
  4. 前記仕切壁に対して前記スライダ部材の上下方向の作動によって前記一対の弾性接片が開閉されるように形成されることを特徴とする請求項3記載のICソケット。
  5. 前記スライダ部材は、格子状に形成された作動部を有し、該作動部が前記コンタクトの先端部の折曲部を押圧して先端部を開くように作用されることを特徴とする請求項4記載のICソケット。
  6. 上下動可能なカバー部材と、装着されたICパッケージと電気的接続を形成する複数個の挟み込み形のコンタクトと、該コンタクトが固設されるソケット本体と、間隔を置いて前記コンタクトを保持する格子状の固定板とを有するICソケットにおいて、
    前記コンタクトを開閉するために前記固定板に対して水平方向に移動するように協働するスライダ部材を有することを特徴とするICソケット。
  7. 前記コンタクトは、一対の弾性接片を有し、該弾性接片の間に前記固定板の格子状の仕切壁が配設され、前記コンタクトの一方の弾性接片が前記スライダ部材の作動部によって横方向に押され、他方の弾性接片が前記スライダ部材の隣接の作動部によって押されて前記固定板の仕切壁を支点として作動されることによって両弾性接片が開閉されることを特徴とする請求項6記載のICソケット。
  8. 前記一対の弾性接片の先端部間に前記固定板の格子状の仕切壁が挟み込まれて配置され、前記仕切壁に対して前記スライダ部材の水平方向の作動によって前記一対の弾性接片が開閉されるように形成されることを特徴とする請求項7記載のICソケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007287381A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Enplas Corp 電気部品用ソケット
KR100893132B1 (ko) * 2005-06-30 2009-04-15 가부시키가이샤 엔프라스 전기 부품용 소켓
JP7465028B1 (ja) 2023-10-03 2024-04-10 株式会社Sdk 半導体装置用コンタクトソケット

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