JP2004103331A - コンセント回路の自動復帰装置 - Google Patents

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Atsushi Yoshida
吉田 敦至
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Kawamura Electric Inc
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Abstract

【課題】過負荷により主幹ブレーカ又は分岐ブレーカを遮断させることがなく、また、複雑な操作や設定をする必要がなく、コンセント回路が遮断した際に不必要な負荷の電源をオフするだけでコンセント回路が自動復帰して必要な負荷の電源をオフさせないコンセント回路の自動復帰装置を提供する。
【解決手段】コンセント回路2,3の通電電流を変流器5によって検出して過負荷検出回路6から出力した電流値と予め設定した電流上限値とを比較回路7により比較し、検出電流値が電流上限値を超えた場合に比較回路7からサイリスタ駆動回路8に信号を出力し、サイリスタ駆動回路8の出力によりリレー駆動回路9がリレー11を駆動させて流動的な負荷が接続されたコンセント回路3を遮断する。コンセント回路3が遮断している間に負荷の電源を手動でオフして使用電力量を低下させ、一定時間が経過するとリレー11がオフしてコンセント回路3が復帰する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブレーカが過負荷で遮断する前にコンセント回路を遮断し、一定時間後にコンセント回路を復帰させる自動復帰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、分電盤だけ設置されている場合、特開平7−298477号公報に記載されるように、分電盤(1)は負荷の使用電流が多くなると過負荷によって主幹ブレーカ(3)又は分岐ブレーカ(5)が動作して回路を遮断するようになっている。
【0003】
また、デマンドコントローラが設置されている場合、特開平9−252533号公報に記載されるように、デマンドコントローラ(15)は契約電力量記憶手段(3)に記憶された契約電力量を使用電力量検出手段(5)によって検出した負荷の使用電力量が越えたことを演算手段(7)が判定すると主幹ブレーカ(19)又は分岐ブレーカが回路を遮断する前に電力遮断/低下手段(9)が各機器にスイッチ手段(11a〜11n)によって設定した優先順位に従って各機器の電力を遮断又は低下させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、分電盤だけ設置されている場合は、主幹ブレーカ又は分岐ブレーカが遮断すると遮断させたくないコンセント回路まで電源が切れてしまい、復帰させるには分電盤の設置された場所まで行き、遮断したブレーカをオンさせなければならないという欠点があった。
【0005】
また、デマンドコントローラは、負荷の電力を遮断又は停止させる順番を決めなければならないが、この優先順位は時間の経過とともに変わるため容易に決められるものではなく、また、複雑な操作と設定をしなければならず、デマンドコントローラ自体が高価であった。
【0006】
そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的は、過負荷により主幹ブレーカ又は分岐ブレーカを遮断させることがなく、また、複雑な操作や設定をする必要がなく、コンセント回路が遮断した際に不必要な負荷の電源をオフするだけでコンセント回路が自動復帰して必要な負荷の電源をオフさせないコンセント回路の自動復帰装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、複数のコンセント回路の通電電流を監視し、コンセント回路を接続したブレーカが過負荷によって遮断する前に固定設置された負荷が接続されたコンセント回路は遮断せずに流動的な負荷が接続されたコンセント回路を遮断し、負荷の電源を手動でオフするための時間が経過した後に流動的な負荷が接続されたコンセント回路を自動復帰させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
複数のコンセント回路の通電電流を変流器によって検出して過負荷検出回路から出力した電流値と予め設定した電流上限値とを比較回路により比較し、検出電流値が電流上限値を超えた場合に比較回路からサイリスタ駆動回路に信号を出力し、サイリスタ駆動回路の出力によりリレー駆動回路がリレーを駆動させて流動的な負荷が接続されたコンセント回路を遮断する。コンセント回路が遮断している間に負荷の電源を手動でオフして使用電力量を低下させ、一定時間が経過するとリレーがオフしてコンセント回路が復帰する。
【0009】
【実施例】
本発明に係るコンセント回路の自動復帰装置の実施例を図1〜図3の添付図面に基づいて説明する。
【0010】
コンセント回路には、例えば、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、パソコンやオーディオ等のように電源プラグの抜き差しを行わない固定設置された負荷が接続されたコンセント回路2と、例えば、アイロン、掃除機、ドライヤーやゲーム機等のように電源プラグの抜き差しを頻繁に行う流動的な負荷が接続されたコンセント回路3がある。
【0011】
自動復帰装置1は、これら複数のコンセント回路2,3の通電電流を検出する変流器5と、変流器5の検出電流を比較回路7に出力する過負荷検出回路6と、過負荷検出回路6から出力された電流値と予め設定された電流上限値とを比較し過負荷検出回路6から出力された電流値が電流上限値を超えた場合に信号を出力する比較回路7と、比較回路7の出力により動作するサイリスタ駆動回路8と、サイリスタ駆動回路8の出力により動作するリレー駆動回路9と、リレー駆動回路9の動作により流動的な負荷が接続されたコンセント回路3を遮断するリレー11と、リレー駆動回路9のサイリスタ10をリセットするサイリスタリセット回路12と、これらの回路に電源を供給する電源回路13とで構成している。
【0012】
コンセント回路2,3の使用電流が大きく、過負荷検出回路6から出力された変流器5の検出電流値が比較回路7によって電流上限値を超えたと判断されるとサイリスタ駆動回路8から信号を出力し、リレー駆動回路9のサイリスタ10をオンしてリレー11を駆動させ、コンセント回路2,3を接続したブレーカ4が過負荷によって遮断する前に流動的な負荷が接続されたコンセント回路3を遮断する。
【0013】
また同時にサイリスタリセット回路12のフォトカプラ14がオンし、ワンショットパルス出力回路15からワンショットパルスが出力され、トランジスタ16をオンする。それから、トランジスタ16のオンによりサイリスタ10がオフする。ワンショットパルスは10秒程度出力され、この間、トランジスタ16がオンしている。リレー11はトランジスタ16がオンしている間だけ駆動し、リレー11の駆動により流動的な負荷が接続されたコンセント回路3を遮断させている間に不必要な負荷の電源を手動でオフして使用電力量を低下させる。
【0014】
ワンショットパルス出力回路15の出力が停止するとトランジスタ16がオフする。また、サイリスタ10もオフしているためリレー11がオフし、流動的な負荷が接続されたコンセント回路3が復帰する。
【0015】
コンセント回路3が遮断している間に負荷の電源をオフしなかった場合や負荷の電源をオフしても過負荷が解消されない場合はコンセント回路3が復帰した際に再び上記の動作を行い、過負荷が解消されるまで繰り返す。
【0016】
尚、自動復帰装置1はブレーカ4とコンセント回路2,3の間に設けられるが、ブレーカ4を内蔵した分電盤17の内部に設置しても良いし、コンセント回路2,3の近傍に設置しても良い。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、複数のコンセント回路の通電電流を監視し、コンセント回路を接続したブレーカが過負荷によって遮断する前に固定設置された負荷が接続されたコンセント回路は遮断せずに流動的な負荷が接続されたコンセント回路を遮断し、負荷の電源を手動でオフするための時間が経過した後に流動的な負荷が接続されたコンセント回路を自動復帰させることにより、過負荷により主幹ブレーカ又は分岐ブレーカを遮断させることがなく、また、複雑な操作や設定をする必要がなく、コンセント回路が遮断した際に不必要な負荷の電源をオフするだけでコンセント回路が自動復帰して必要な負荷の電源をオフさせないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動復帰装置のブロック図である。
【図2】本発明に係る自動復帰装置の回路図である。
【図3】本発明に係る自動復帰装置を設置する図を示し、(a)は自動復帰装置を分電盤内に設置した図、(b)は自動復帰装置をコンセント回路の近くに設置した図である。
【符号の説明】
1…自動復帰装置
2…固定設置された負荷が接続されたコンセント回路
3…流動的な負荷が接続されたコンセント回路
5…変流器
6…過負荷検出回路
7…比較回路
8…サイリスタ駆動回路
9…リレー駆動回路
11…リレー
12…サイリスタリセット回路
13…電源回路

Claims (1)

  1. 複数のコンセント回路の通電電流を監視し、前記コンセント回路を接続したブレーカが過負荷によって遮断する前に固定設置された負荷が接続されたコンセント回路は遮断せずに流動的な負荷が接続されたコンセント回路を遮断し、負荷の電源を手動でオフするための時間が経過した後に前記流動的な負荷が接続されたコンセント回路を自動復帰させることを特徴とするコンセント回路の自動復帰装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11518323B2 (en) 2020-07-10 2022-12-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power supply system and vehicle including the same

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