JP2004102648A - ネズミ捕獲器の管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ネズミ捕獲器の使用状況を集中管理して、害獣駆除者による捕獲駆除作業の作業効率の向上を図る。
【解決手段】害獣駆除者の端末コンピュータ1から、ネズミ捕獲器の設置場所を示す地図情報と管理情報とを管理コンピュータ2に送信して、該管理コンピュータ2にデータベース12を構築する。データベース12に格納された地図データ10および管理データ11は、端末コンピュータ1から適宜に閲覧することができる。これにより、害獣駆除者が誤った捕獲器を選択することがなくなり、捕獲駆除作業を効率良く進めるができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータネットワークを利用して、ネズミ捕獲器の使用状況を集中管理することができる管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネズミを捕獲駆除する方法として、特許文献1が公知である。そこでは、ある場所に住みついているネズミに対し、捕獲器のシャッターが作動しない状態にして、一定期間は積極的に餌を与えつづけることにより捕獲器内の餌を食べに来るネズミが増えるのを待つ準備段階と、多くのネズミが安心して捕獲器内の餌を食べに来るようになった時点で、全捕獲器のシャッターをセットして、ネズミを一斉に捕獲する捕獲段階とでネズミを捕獲するようにしている。つまり、準備段階における餌付けによりネズミを安心させてから、捕獲段階でネズミを一斉に捕獲するようにしている。この方法においては、例えば、特許文献2や特許文献3に記載の捕獲器を使用できる。
【0003】
かかる餌付け方式によるネズミの捕獲方法によれば、住みついているネズミの大多数を一斉に捕獲することができるので、しばらくの間はネズミによる被害は全く無くなるか又は減少する。しかしながら、そのような状態は長く続かない場合が多く、通常は何日か経過すると再びネズミが出没するようになる。これは、住みついていたネズミが一時的に他所に移動したのち再び元の場所に戻ってきたり、あるいは他所に住みついていたネズミが新たに移動してきたりするためと考えられる。そのため、上記方法の捕獲駆除を複数回繰り返すことが必要となる。
【0004】
この2回目以降の捕獲駆除の際には、直前に使用した捕獲器と同じ形態(タイプ)の捕獲器を使用しても良好な捕獲結果は得られない。これは、捕獲されずに残った一部のネズミが学習していて、仲間に危険を教えるためであると考えられる。
【0005】
なお、本発明はネットワークを利用した管理システムであり、この種のシステムの従来例に特許文献4、5などがある。しかし、特許文献4、5に記載のシステムと本件発明とは、管理対象および、取り扱う情報が大きく異なる。
【0006】
【特許文献1】
特開平2001−321058号公報
【特許文献2】
特開2000−236796号公報
【特許文献3】
特開平11−220995号公報
【特許文献4】
特開平11−282917号公報
【特許文献5】
特開平8−16974号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1にかかるネズミの捕獲方法の問題は、各害獣駆除業者が独自の基準や過去データに基づいて、捕獲器を選択・設置するため、同タイプの捕獲器が既に同一地域内で使用されていても、業者どうしの間ではそれを知る術がなく、その結果、当該地域における捕獲作業を迅速に進めることができないことにある。
【0008】
つまり、例えば業者(甲)が、Aタイプの捕獲器を使用して某ビルにて捕獲作業を行った日から数日後に、他の業者(乙)が当該ビルに隣接するビルに、同じAタイプの捕獲器を設置しても、当該Aタイプの捕獲器にはネズミは拠り付き難く、業者(乙)は他のタイプ(例えばBタイプ)の捕獲器への入替作業が必要となり、捕獲作業を迅速に進めることができない。逆に、業者(乙)がBタイプの捕獲器を選択して1回目の捕獲作業を行ったのちに、業者(甲)が同じBタイプの捕獲器を設置して2回目以降の捕獲作業を行おうとしても、ネズミは当該Bタイプの捕獲器内の餌を食べず、そうすると、業者(甲)は捕獲器の入れ替えなければならず、捕獲作業が遅延する。これらは先に述べたように、捕獲を逃げ延びたネズミが危険な捕獲器を学習し、それを仲間に教えることと、ネズミがその縄張り内で移動していることによる。
【0009】
一方、管理者サイドからすると、各害獣駆除業者から捕獲器の使用状況や使用結果を入手しようとしても、それらは断片的な個別情報であることが多く、必要な情報を入手するまでに多くの時間がかかるという不都合があった。
【0010】
本発明は、所謂餌付け方式のネズミ捕獲方法において適用されるネズミ捕獲器の管理システムであって、害獣駆除業者のネズミ捕獲器の使用状況や使用方法などを、管理者サイドで集中管理できるようにすることにある。本発明の目的は、ネズミの分布状況を捉えることができ、従って、捕獲作業の向上と、環境・衛生問題の解決に大いに寄与し得るネズミ捕獲器の管理システムを提供することにある。本発明の他の目的は、管理者が保有するネズミ捕獲器のタイプ、設置場所、設置日等の各データを、害獣駆除業者が適宜に閲覧することができ、従って、捕獲駆除作業の作業効率の向上に寄与し得るネズミ捕獲器の管理システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図1に示すごとく、餌付け方式によるネズミ捕獲方法において使用されるネズミ捕獲器の管理システムである。この管理システムは、ネズミ捕獲器の設置者により使用される端末コンピュータ1と、端末コンピュータ1とネットワーク3を介して接続される管理コンピュータ2とを含む。ここでネットワーク3とは、インターネットの他、LANなどの通信回線も含まれる。ネズミ捕獲器の設置者には、害獣駆除業者のほか、店舗や工場における駆除担当者や研究者、一般家庭における主婦などが含まれる。以下においては、これらをまとめて害獣駆除者と称す。
【0012】
管理コンピュータ2は、捕獲対象地域の地図データ10と、捕獲対象地域に設置されたネズミ捕獲器のタイプ、設置場所、設置日、設置台数、餌の種類、餌の喫食状況、捕獲日、捕獲結果を含む管理データ11を格納するデータベース12と、端末コンピュータ1からネットワーク3を介して送られてきた地図情報および管理情報に基づき、データベース12を更新するデータベース更新手段23と、端末コンピュータ1からネットワーク3を介して指定された地域範囲にかかる地図データ10および管理データ11をデータベース12から読み出し、これらを端末コンピュータ1に送信する送信手段24とを備える。
【0013】
端末コンピュータ1は、地図を表示する表示手段16と、該表示手段16による表示地図内で指定された地域範囲を管理コンピュータ2に送信する手段と、管理コンピュータ2から送信されてきた地域範囲に関する地図データ10および管理データ11を格納する記録手段17と、表示地図内で任意の位置を指定できる位置指定操作に応じて、該位置に関連する管理データを記録手段17から読み出して表示手段16に示す情報表示手段31と、地図情報および管理情報を入力する入力手段15と、入力された地図情報および管理情報を前記管理コンピュータ2に送信する手段とを備える。端末コンピュータ1には、インターネット接続機能を備えた携帯電話などの各種モバイル機器も含まれる。記録手段17には、ブラウザのテンポラリファイル(インターネット一時ファイル)も含まれる。
【0014】
管理コンピュータ2は、端末コンピュータ1から送られてきたネズミの捕獲結果に関する管理情報に基づいて、種別毎のネズミの分布状況を計算する手段を備え、端末コンピュータ1の表示地図上に、指定地域範囲内におけるネズミの分布状況が表示されるようにすることができる。具体的には、種別毎のネズミの捕獲結果を地域単位で集計することにより、種別毎のネズミの分布状況を得ることができる。また、この分布状況を地図データとリンクさせれば、分布地図を作成できる。分布状況の表示方法としては、表示地図内において、分布領域を色分け表示する方法が考えられる。複数種のネズミの分布状況を、同時に積層的に表示させてもよい。分布状況の計時的変化を表示させてもよい。
【0015】
端末コンピュータ1は、表示地図上で指定された位置を管理コンピュータ1に送信する機能を備え、管理コンピュータ2は、この位置を含む地域範囲における現在および過去に設置された捕獲器に関する管理データ11に基づいて、当該位置に設置すべきネズミ捕獲器のタイプを決定し、これを端末コンピュータ1に向けて送信する指示手段25を備えるものとすることができる。
【0016】
管理コンピュータ2は、餌の消費量に基づいて、ネズミの生息数を予測する生息数予測手段26を備え、前記指示手段25は、生息数予測手段26による予測結果に基づいて、捕獲に必要な捕獲器の設置台数を算出する機能を備えるものとすることができる。
【0017】
【発明の作用効果】
本発明のネズミ捕獲器の管理システムにおいては、予め、管理コンピュータ2のデータベース12内に、現在および過去のネズミ捕獲器の使用状況を示す地図データ10と、ネズミ捕獲器のタイプ、設置場所、設置日、設置台数などを含む管理データ11を格納しておく。そして、害獣駆除者が端末コンピュータ1を操作して管理コンピュータにアクセスし、次いで表示手段16に表示された表示地図上の任意の地域範囲を指定すると、当該地域範囲に関する地図情報および管理情報が、管理コンピュータ2の地図データ10および管理データ11から端末コンピュータ1の記録手段17にダウンロードされる。これにて、図2に示すように、指定された地域範囲にかかるネズミ捕獲器の設置場所が、表示地図上にグラフィカルに表示される。また、図4に示すごとく、表示地図上で任意の位置(任意の建物など)を指定すると、この位置に関連するネズミ捕獲器の管理情報が表示される。
【0018】
従って、害獣駆除者にとっては、捕獲対象地域にかかるネズミ捕獲器の使用状況を、表示地図から容易に把握することができる。とくに図2に示すごとく、現在設置されている捕獲器のタイプが、ビル単位で色分け表示されるようにしてあると、捕獲対象地域に設置されている捕獲器の分布を容易に知ることができるので、害獣駆除者は、捕獲対象位置に好適な捕獲器のタイプを容易に推認できる。これにより、誤った捕獲器を選択することを減らして、捕獲駆除作業の作業効率の向上を図ることができる。
【0019】
つまり、ネズミは学習能力が高く、捕獲作業を逃げ延びたネズミは、仲間が捕まった捕獲器を覚えている。また、その情報を群れの仲間で共有するコミュニケーション能力も備えている。そのため、捕獲作業後に同タイプの捕獲器を用いても、ネズミはそれらには近付こうせず、望むような捕獲効果は期待できない。従って本発明のように、獲対象地域における現在又は過去のネズミ捕獲器の使用状況が表示地図上に表示されれば、既設のタイプの捕獲器を重複して選択するような捕獲器の選択ミスが少なくなり、捕獲駆除作業の作業効率が向上する。
【0020】
これはとくに、同じ地域内で、複数の害獣駆除者が業務を行うような場合に有用である。つまり、従来においては、各害獣駆除者が独自の基準や過去データに基づいて、捕獲器を選択・設置していたため、同タイプの捕獲器が既に同一地域内で使用されていても、業者どうしの間ではそれを知る術がなく、その結果、当該地域全体における捕獲作業を迅速に進めることができなかった。その点、本発明の管理システムを使えば、地域における捕獲器の使用状況に関する情報を共有することができるので、作業効率が向上する。
【0021】
また、端末コンピュータ1には、地図情報および管理情報を入力する入力手段15と、入力された地図データおよび管理データを管理コンピュータ2に送信する手段と組み込んであり、各害獣駆除者が、適宜あるいは定期的に使用状況を管理コンピュータ2に通知すると、管理コンピュータ2のデータベース12が更新される。従って、害獣駆除者は、いわば最新の情報に基づいて、捕獲器を選択することができる。また、管理者サイドにとっては、ネズミ捕獲器の使用状況を一箇所で集中管理することができ、害獣駆除者に対する捕獲器の使用方法の徹底を図ることができる。
【0022】
殺鼠剤などの薬剤を用いる方法では、ネズミが人目に触れないような場所で死ぬことが多く、生息していたネズミの種別は不明のままで終わりやすい。これに対して餌付け方式によるネズミの捕獲方法によれば、ネズミの群れ全体を一網打尽に生きたままで捕獲することができるので、ネズミの種別を確実に知ることができる。従って、管理コンピュータ2が端末コンピュータ1から送られてきたネズミの捕獲結果を地域単位で集計することで、種別毎のネズミの分布状況を正確に計算できる。加えて、その分布状況を端末コンピュータ1の表示地図上に表示することで、当該分布状況に基づいて、害獣駆除者はネズミの種類に合った餌や捕獲器などを選択できるようになるので、この点でも捕獲作業の向上に資する。
【0023】
併せて本発明の管理システムは、環境・衛生問題の解決にも寄与する。すなわち、ネズミは、ペストをはじめとする病原菌やウイルスの媒介者となりやすく、この点でも環境や衛生を損なう害獣である。そこで、本発明の管理システムにより、種別毎の生息分布地域を特定できれば、病原菌等の媒介者となっているネズミの種別を特定するだけで、当該分布地域に対する予防措置を採り、感染症の広がりを効果的に抑えることができる。このことも、本発明の管理システムを用いて、ネズミの分布状況を正確に捉えることによって、はじめて得られる効果である。
【0024】
先に述べたように、捕獲器のタイプの選択ミスは、捕獲作業の非効率化を招き、多大な損失を害獣駆除者にもたらすおそれがある。しかしながら、害獣駆除者が、現在および過去の全てのデータを閲覧したうえで、捕獲器を選択することは容易でなく、判断ミスを起こすこともある。そこで本発明においては、管理コンピュータ2に、地域範囲における現在および過去に設置された捕獲器に関する管理データ11に基づいて、当該位置に設置すべきネズミ捕獲器のタイプを決定し、これを端末コンピュータ1に向けて送信する指示手段25を与えてある。これにて、害獣駆除者による捕獲器の選択ミスを少なくして、捕獲作業の効率向上に寄与できる。
【0025】
一匹のネズミが一日に食べる餌の消費量は、ネズミの体重や大きさに比例する。従って、餌の消費量に基づいて、捕獲対象ポイントに住んでいるネズミの生息数を予測することができる。さらに、当該生息数予測値から、捕獲に必要な捕獲器の設置台数を算出することができる。これら生息予測数や設置台数などの情報も、害獣駆除者による捕獲駆除作業の作業効率向上に資するものである。
【0026】
【実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るネズミ捕獲器の管理システムが適用されるネットワーク環境を示す図である。図1において、符号1はネズミ捕獲器を設置する害獣駆除者が使用する端末コンピュータ1を、符号2は該端末コンピュータ1とインターネットやLANなどのネットワーク3を介して接続される管理コンピュータを示す。
【0027】
管理コンピュータ2は、プログラムを実行して処理を行うCPUである中央処理装置5と、マウスやキーボードなどの入力装置6と、ディスプレイ7と、ハードディスクである記録装置8などからなる。記録装置8には、OSを含む各種プログラム9のほか、地図データ10と管理データ11とからなるデータベース12が収納されている。同様に、端末コンピュータ1は、プログラムを実行して処理を行うCPUである中央処理装置14と、マウスやキーボードなどの入力装置15と、ディスプレイ(表示手段)16と、ハードディスクである記録装置17などからなる。この記録装置17にも、OSを含む各種プログラム19のほか、地図データ20と管理データ21とからなるデータベース22が収納されている。
【0028】
図1に示すごとく、管理コンピュータ2の中央処理装置5は、データベース更新手段23、送信手段24、指示手段25、生息数予測手段26として機能する。中央処理装置5は、端末コンピュータ1から送られてきたネズミの捕獲結果に関する管理情報に基づいて、種別毎のネズミの分布状況を計算することもできる。なお、これら各手段にかかる機能は、記録装置17内に予め格納されている専用のプログラムに基づいて発揮される。ここで、データベース更新手段23とは、端末コンピュータ1からネットワーク3を介して送られてきた地図データ20および管理データ21に基づき、データベース12を更新する機能である。送信手段24とは、端末コンピュータ1からネットワーク3を介して指定された地域範囲にかかる地図データ10と管理データ11をデータベース12から読み出し、これらデータをインターフェイスを介して端末コンピュータ1に向けて送信する機能である。
【0029】
指示手段25とは、過去に設置されたネズミ捕獲器のタイプに基づいて、次に設置すべきネズミ捕獲器のタイプを決定する機能である。先に詳しく述べたように、ネズミは学習能力が高く、捕獲作業を逃げ延びたネズミは、先の捕獲作業時において仲間が捕まった捕獲器を覚えている。また、危険情報を群れの仲間で共有するコミュニケーション能力にも優れている。そのため、以後の捕獲作業において、同じタイプの捕獲器を使っても、ネズミはそれらには近付こうせず、望むような捕獲効果は期待できない。そこで、かかる指示手段25においては、管理データ11に蓄積されている、現在および過去に捕獲対象地域に設置の捕獲器のタイプと、それを使った捕獲日のデータに基づいて、次に当該地域に設置すべき捕獲器のタイプを選択する。
【0030】
生息数予測手段26とは、餌の消費量に基づいて、ネズミの予測生息数を算出する機能である。一匹のネズミの一日の喫食量は、体重や大きさに比例する。従って準備段階における餌の消費量から、捕獲対象地域に生息するネズミの個体数を算出することができる。このように、ネズミの生息数の予想値が得られると、捕獲に必要な捕獲器の設置台数も算出できる。指示手段25および生息数予測手段26により得られた捕獲器のタイプ、予測生息数、捕獲に必要な設置台数は、害獣駆除者の求めに応じて、インターネット3を介して端末コンピュータ1に送信される。
【0031】
端末コンピュータ1の中央処理装置14は、送信手段28、地図表示手段29、位置指定手段30および情報表示手段31として機能することができる。これら各手段にかかる機能も、記録装置17内に予め格納されているプログラムに基づいて発揮される。ここで送信手段28とは、ディスプレイ16に表示された表示地図内で指定された地域範囲を管理装置2に向けて送信する機能である。また、この送信手段28は、入力装置15を使って入力された地図データ20および管理データ21を管理コンピュータ2に送信する機能である。
【0032】
地図表示手段29は、記録装置17の地図データ20に格納されている地図を読み出して、ディスプレイ16に表示する機能である。図2に、当該地図表示手段29によりディスプレイ16上に表示された地図を示す。地図表示部29は、マウス等からの指示により、地図を拡大・縮小してディスプレイ16に表示する機能も備えている。マウス等の指示を受けて、表示領域を東西南北に切れ目無く移動させることもできる。
【0033】
図2に示す地図は、商業地区の地図であり、各ビルは、ポリゴンにより表現されている。各ビルに対応するポリゴンには、ポリゴンナンバーが付されている。地図表示手段29は、任意のビルや地域に着色できる所謂「色分け機能」を備えている。地図上に文字や図形を書きむこともできる。さらに、デジタルカメラで撮影した画像ファイルをドラッグ&ドロップで地図上に貼り付けることもできる。図2において、「100」、「30」などは、ネズミ捕獲器の設置台数を示す。
【0034】
位置指定手段30は、地図表示手段29によって表示された地図における特定の位置を指定する機能である。図2に示すごとく、位置指定手段30は、地図が表示されたディスプレイ16上で、ユーザがマウスによってポインタ33を動かしてクリックした点を、上記特定の位置として指定する。
【0035】
情報表示手段31は、位置指定手段30により指定された位置に関連する管理データ21を記憶手段から読み出して、ディスプレイ16に示す機能である。図3は、管理データ21の構成図であり、ネズミ捕獲器の現在および過去における使用状況や使用結果が格納されている。具体的には、管理データ21は、ネズミ捕獲器のタイプ、設置場所、設置日、設置台数、餌の種類、餌の喫食状況、捕獲日、捕獲結果を含む。また、管理データ21には、地図データ20に格納された地図上においてビルの所在地を示すポリゴンナンバーが含まれており、このポリゴンナンバーにより、地図データ20に格納されているビルの所在地と、管理データ21に格納されている各種データとが関連づけられることとなる。
【0036】
より詳しくは、位置指定手段30によって指定された上記特定の位置が含まれるポリゴンのポリゴンナンバーをキーとして管理データ21を検索し、該当するポリゴンナンバーを含む位置の管理情報を抽出する。情報表示手段31は、図4に示すように、管理情報表示ウィンドウ34をディスプレイ16に表示し、当管理情報表示ウィンドウ34の内部に、抽出された管理情報を表示する。管理情報表示ウィンドウ34に表示される管理情報には、先のネズミ捕獲器のタイプ、設置場所、設置日、設置台数、捕獲日、捕獲結果などのデータのほか、捕獲結果に関する画像データが含まれる。ここで、情報表示手段31は、ディスプレイ16の一部に管理情報表示ウィンドウ34を表示することにより、害獣駆除者が地図と管理情報とを同時に閲覧できるようにしても良いし、管理情報表示ウィンドウ34をディスプレイ16の全面に表示するようにしても良い。管理情報表示ウィンドウ34は、図8に示すごとくであってもよい。地図表示手段29は、ディスプレイ16上に、指定地域範囲内におけるネズミの分布状況を表示することもできる。
【0037】
続いて、本実施形態にかかるネズミ捕獲器の管理システムの動作について説明する。図5は、害獣駆除者が端末コンピュータ1を用いて、管理コンピュータ2の記録装置8に情報を蓄積する手順を示すフローチャートである。まず、操作者の操作によりソフトが立ち上げられると、捕獲対象地域の選択画面が表示される(S1)。捕獲対象地域が選択されると、地図表示手段によりデータベースの地図データに格納されている地図が読み出され、ディスプレイ16に表示される(S2)。
【0038】
操作者がマウスを操作して、ディスプレイ16上のポイント33を使って位置(ビル)を選択すると(S3)、各種情報を入力するための入力画面が表示される(S4)。この段階で、表示地図にはビル単位に捕獲器のタイプに応じた着色がなされる。具体的には、例えば、1型の捕獲器では赤色、2型では青色、3型では黄色のように着色がなされる。入力画面で管理情報を入力されると(S5)、これら情報を管理コンピュータに送信するか否かの確認画面が表示され(S6)、送信確認がなされた場合には(S6でYES)、管理コンピュータに向けたデータ送信がなされる(S7)。このとき、管理コンピュータ2は、受け取ったデータと既にデータベースに格納されているデータと比較し、新たなデータについては、データベース更新手段により地図データや管理データを更新する。送信動作を否定した場合には(S6でNO)、上記のような入力操作にかかるプログラムを終了する。尚、データの送信に先立って、ユーザー名とパスワードなどを用いた認証動作が行われる。
【0039】
管理コンピュータ2の記録装置8のデータベース12に蓄積されたデータは、ブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)などを使って、端末コンピュータ1から閲覧できる。図6は、かかるデータベースの閲覧手順を示しており、まず、端末コンピュータ1から管理コンピュータ2にアクセスすると、ユーザ名とパスワードの入力を求める認証画面が、端末コンピュータ1のディスプレイ16に表示される(S10)。ここで入力されたユーザ名とパスワードが正しい場合には、管理コンピュータ2の送信手段24は、端末コンピュータ1からの求めに応じてデータベース12から地図データ10および管理データ11を読み出し、これを端末コンピュータ1に送信する。これにて、端末コンピュータ1の記録装置17に、地図データが格納されて、ディスプレイ16に地図が表示される(S11)。この表示地図では、図2に示すように、設置された捕獲器のタイプに応じてビル単位で色分けがなされている。
【0040】
ここで、端末コンピュータの操作者が、マウスを操作して、表示地図上で任意の位置(ビル)を指定すると(S12)、情報表示手段31により管理データが読み出されて、図4に示すような管理情報表示ウィンドウ34が現れて、当該位置に関する管理情報がディスプレイ16に表示される(S13)。以上により、害獣駆除者は、捕獲対象地域に設置されている全ての捕獲器に関するデータを閲覧することができる。つまり、自らが設置した捕獲器だけでなく、他の業者が設置した捕獲器も含めて、当該地域に既設の全ての捕獲器に関するデータを見ることができる。また、同様の手順でネズミの分布状況を表示することもできる。
【0041】
この管理システムでは、管理コンピュータ2から端末コンピュータ1に向けて、捕獲対象地域に生息している個体数の予測値や、捕獲に必要なネズミ捕獲器の台数、さらに次に設置すべき捕獲器のタイプを指示することができる。かかる処理における、両コンピュータ1・2間のデータのやり取りの様子を図7に示す。
【0042】
まず、端末コンピュータ1から管理コンピュータ2に、ユーザ名とパスワードとを送信して、端末コンピュータの認証を行う(S15,S20)。次いで、端末コンピュータ1において閲覧する地域が選択されると(S16)、管理コンピュータ2は、データベース12に格納されている地図データ10と管理データ11とを読み出して、これらデータを端末コンピュータ1に送信する(S21)。これにより、端末コンピュータ1のディスプレイ16に地図が表示される(S17)。
【0043】
端末コンピュータ1側において地図上の位置が指定されると(S18)、管理コンピュータ2の生息数予測手段26は、管理データ11の餌の消費量に基づいて、かかる位置に生息していると予測されるネズミの個体数を算出し、その算出結果を端末コンピュータ1に向けて送信する(S22)。同様に、指示手段25は、先の生息数予測手段26により得られた予測個体数に基づいて、捕獲に必要なネズミ捕獲器の設置台数を算出して、これを端末コンピュータに向けて送信する(S22)。
【0044】
端末コンピュータ1において指定された位置が、ネズミ捕獲器の設置記録がない場所である場合や、ネズミ捕獲器の設置記録があっても駆除業者が特に望む場合であって、特別な操作をした場合には、管理コンピュータ2の指示手段25は、指定位置を含む地域範囲における、過去に設置された捕獲器に関する管理データ11に基づいて、当該指定位置に設置すべきネズミ捕獲器のタイプを決定し、これを端末コンピュータ1に向けて送信する(S22)。これら生息予測数や設置台数、捕獲器のタイプは、端末コンピュータ1のディスプレイ16に表示される(S19)。
【0045】
以上のように、本発明にかかるネズミ捕獲器の管理システムによれば、捕獲駆除業者は、現在および過去にかかる捕獲対象地域における捕獲器のタイプ別分布が、地図形態でディスプレイ16に表示されるようにしたので、害獣駆除者は、捕獲対象位置に好適な捕獲器のタイプを容易に推認することができる。これにより、誤った捕獲器を選択することに起因する、捕獲駆除作業の作業効率の低下を防ぐことができる。
【0046】
また、害獣駆除者にとっては、最新情報に基づいて、捕獲駆除作業を効率的に進めることができる利点がある。管理者サイドにとっては、ネズミ捕獲器の使用状況を集中管理することが可能となるので、害獣駆除者に対する捕獲器の適切な使用方法の指導徹底を図ることができる。
【0047】
管理コンピュータ2に、地域範囲における現在および過去に設置された捕獲器に関する管理データ11に基づいて、当該位置に設置すべきネズミ捕獲器のタイプを決定し、これを端末コンピュータ1に向けて送信する指示手段25を与えてあると、害獣駆除者による捕獲器の選択ミスを少なくすることができる。
【0048】
管理コンピュータ2が、餌の消費量に基づいて、ネズミの生息数を予測し、さらに生息数の予測値に基づいて、捕獲に必要なネズミ捕獲器の設置台数の予測値を算出するようにしてあると、ネズミ捕獲器の設置台数が少なく、ネズミを取り逃がすような不具合を少なくできる。また、無用に多くの捕獲器を設置する不具合もなくなる。
【0049】
上記実施例においては、端末コンピュータ1と管理コンピュータ2との間のデータの送受信を、ブラウザで行っていたが、本発明はこれに限らず、専用のソフトにより、データの送受信を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネズミ捕獲器の管理システムのネットワーク構成を示す図
【図2】ディスプレイに表示された地図を示す図
【図3】管理データの構成図
【図4】管理情報表示ウィンドウを示す図
【図5】端末コンピュータのデータベース更新処理動作を示すフローチャート
【図6】端末コンピュータの表示動作を示すフローチャート
【図7】管理コンピュータと端末コンピュータとにおけるデータの送受信動作を示すタイミングチャート
【図8】管理情報表示ウィンドウの別形態を示す図
【符号の説明】
1 端末コンピュータ
2 管理コンピュータ
3 ネットワーク
10 地図データ
11 管理データ
12 データベース
15 入力手段(入力装置)
16 表示手段(ディスプレイ)
17 記録手段(記録装置)
19 地図データ
20 管理データ
23 データベース更新手段
24 送信手段
25 指示手段
26 生息数予測手段
28 送信手段
29 地図表示手段
30 位置指定手段
31 情報表示手段

Claims (4)

  1. 餌付け方式によるネズミ捕獲方法において使用されるネズミ捕獲器の管理システムであって、
    ネズミ捕獲器の設置者により使用される端末コンピュータ1と、端末コンピュータ1とネットワーク3を介して接続される管理コンピュータ2とを含み、
    管理コンピュータ2は、捕獲対象地域の地図データ10と、捕獲対象地域に設置されたネズミ捕獲器のタイプ、設置場所、設置日、設置台数、餌の種類、餌の喫食状況、捕獲日、捕獲結果を含む管理データ11を格納するデータベース12と、端末コンピュータ1からネットワーク3を介して送られてきた地図情報および管理情報に基づき、データベース12を更新するデータベース更新手段23と、端末コンピュータ1からネットワーク3を介して指定された地域範囲にかかる地図データ10および管理データ11をデータベース12から読み出し、これらを端末コンピュータ1に送信する送信手段24とを備え、
    端末コンピュータ1は、地図を表示する表示手段16と、表示手段16による表示地図内で指定された地域範囲を管理コンピュータ2に送信する手段と、管理コンピュータ2から送信されてきた地域範囲に関する地図情報および管理情報を格納する記録手段17と、表示地図内で任意の位置を指定できる位置指定操作に応じて、該位置に関連する管理情報を記録手段17から読み出して表示手段16に示す情報表示手段31と、地図情報および管理情報を入力する入力手段15と、入力された地図情報および管理情報を管理コンピュータ2に送信する手段とを備えることを特徴とするネズミ捕獲器の管理システム。
  2. 管理コンピュータ2は、端末コンピュータ1から送られてきたネズミの捕獲結果に関する管理情報に基づいて、種別毎のネズミの分布状況を計算する手段を備え、
    端末コンピュータ1の表示地図上に、指定地域範囲内におけるネズミの分布状況を表示できるようにしてある請求項1記載のネズミ捕獲器の管理システム。
  3. 端末コンピュータ1は、表示地図上で指定された位置を管理コンピュータ2に送信する機能を備えており、
    管理コンピュータ2は、この位置を含む地域範囲における現在および過去に設置された捕獲器に関する管理データ11に基づいて、当該位置に設置すべきネズミ捕獲器のタイプを決定し、これを端末コンピュータ1に向けて送信する指示手段25を備えている請求項1記載のネズミ捕獲器の管理システム。
  4. 管理コンピュータ2は、餌の消費量に基づいて、ネズミの生息数を予測する生息数予測手段26を備え、
    前記指示手段25は、生息数予測手段26による予測結果に基づいて、捕獲に必要な捕獲器の設置台数を算出する機能を備えている請求項2記載のネズミ捕獲器の管理システム。
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