JP2004101500A - タイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】リム組みタイヤの全数検査に対応できるタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法の提供。
【解決手段】次の工程を順に行うことを特徴とするリム組みタイヤのユニフォーミティ測定方法、(1)リムにタイヤを装着し、エアを充填し、リム組みタイヤを製作するタイヤセット工程、(2)タイヤをリムにフィッティング専用機でフィッテングさせるフィッティング工程、(3)リム組みタイヤをユニフォーミティ測定機にセットし、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかけた状態でユニフォーミティ測定機で1〜3回転程度リム組みタイヤを回転させるならし走行回転工程、(4)ユニフォーミティ測定機でタイヤ軸とドラム軸の距離を一定に保持する工程、(5)ユニフォーミティ測定機でリム組みタイヤを回転させ発生する力とその変動を読みとるユニフォーミティ測定工程。
【選択図】 図1
【解決手段】次の工程を順に行うことを特徴とするリム組みタイヤのユニフォーミティ測定方法、(1)リムにタイヤを装着し、エアを充填し、リム組みタイヤを製作するタイヤセット工程、(2)タイヤをリムにフィッティング専用機でフィッテングさせるフィッティング工程、(3)リム組みタイヤをユニフォーミティ測定機にセットし、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかけた状態でユニフォーミティ測定機で1〜3回転程度リム組みタイヤを回転させるならし走行回転工程、(4)ユニフォーミティ測定機でタイヤ軸とドラム軸の距離を一定に保持する工程、(5)ユニフォーミティ測定機でリム組みタイヤを回転させ発生する力とその変動を読みとるユニフォーミティ測定工程。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法に関する。ここで、ユニフォーミティ測定とは、「自動車規格:自動車用タイヤのユニフォーミティ試験方法(JASO C 607−74)」に準じて行う、ホイールリムにタイヤを組付けたタイヤ/ホイールアッセンブリ(以下、「リム組みタイヤ」という)のユニフォーミティ測定のことである。
【0002】
【従来の技術】
ユニフォーミティとは、荷重を受けているタイヤが、一定の半径で1回転する間に発生する力及びその変動の大きさをいう。そして、その力は、図2、図3に示すように大きく分けてRFV(縦軸方向)、LFV(横軸方法)、TFV(前後方向)の3軸方向の力に分解できる。これらの力の変動が走行時の乗り心地に影響するために、従来は、リム組みタイヤのユニフォーミティ測定は、図6に示す工程101〜104に従って行われていた(たとえば、特開平8−159927号公報)。
▲1▼ リムにタイヤを装着するとともにタイヤにエアを充填し、リム組みタイヤを作成する工程101。この工程に約10秒を要す。
▲2▼ ユニフォーミティ測定機で、ならし走行回転を行い、タイヤをリムにフィッティングさせる工程102(タイヤをリムに組み付けた状態では、タイヤがリムビードシートに均一に組み付けられているとは言えず、ユニフォーミティ測定を行う前にタイヤのリムへの組み付けをならしてほぼ均一荷重での組み付けとする(フィッティング)必要があり、従来は、これをユニフォーミティ測定機で行っていた)。ユニフォーミティ測定機によるフィッテイングでは、タイヤの回転速度を300〜400rpmにし、約120秒かかってフィッテイングを行っていた。
▲3▼ ユニフォーミティ測定機でタイヤ軸とドラム軸の距離を一定に保持してロックする工程103。この工程に約0.1秒を要す。
▲4▼ ユニフォーミティ測定機でタイヤを回転させ、発生する力とその変動を読み取る工程104。回転数を60rpmにし、測定回転数が5回転として、この測定に約5秒を要す。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−159927号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
タイヤをリムに装着するのに約10秒要すので、ユニフォーミティ測定工程をタイヤセットラインにインライン接続するには、ユニフォーミティ測定の各工程が約10秒以下でなければならない。しかし、ユニフォーミティ測定機によるフィッティング工程102に約120秒を要するので、従来は、ユニフォーミティ測定をタイヤセットラインにインライン接続することはできなかった。その結果、ユニフォーミティ測定はリム組みタイヤの全数に対して行うことができず、タイヤセットラインで作製されるリム組みタイヤの一部のものについてのみ、抜き取りでユニフォーミティ測定を行っていた。
しかし、近年、ユニフォーミティの改善に対する要求が強くなり、抜き取りによる一部検査ではなく、全数検査を行う要求が出てきて、ユニフォーミティ測定工程をタイヤセットラインにインライン接続する要望が出てきた。
本発明の目的は、リム組みタイヤの全数検査に対応できるタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法を提供することにある。
【0005】
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は次の通りである。
〔1〕 次の工程を順に行うことを特徴とする、タイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法、
リムにタイヤを装着し、エアを充填し、リム組みタイヤを製作するタイヤセット工程101、
タイヤをリムにフィッティング専用機でフィッテングさせるフィッテング工程102A、
リム組みタイヤをユニフォーミティ測定機にセットし、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかけた状態でユニフォーミティ測定機で1〜3回転程度リム組みタイヤを回転させるならし走行回転工程102B、
ユニフォーミティ測定機でリム組みタイヤを回転させ、発生する力とその変動を読みとるユニフォーミティ測定工程104。
〔2〕 前記ならし走行回転工程と前記ユニフォーミティ測定工程との間に、ユニフォーミティ測定機においてタイヤ軸とユニフォーミティドラム軸間の距離を一定に保持する工程103を有する、〔1〕記載のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法。
〔3〕 タイヤセット工程の製品情報をユニフォーミティ測定機に伝達し、タイヤセット工程以後で、かつ、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時までに、ユニフォーミティドラムを該ユニフォーミティドラムがタイヤに接触する寸前の位置まで移動させ、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時に、ユニフォーミティドラムを前記タイヤに接触する寸前の位置から前進させてタイヤに押し付ける、〔1}記載のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法。
【0006】
上記〔1〕、〔2〕の本発明の工程101、103、104が従来の工程101、103、104に対応し、上記本発明の工程102A、102Bが従来の工程102に対応する。すなわち、従来の工程102が、本発明では工程102A、102Bに分解される。
本発明の工程102Aは、フィッティング専用機で、高速回転、大きな押し付け荷重にて、リム組みタイヤのフィッティングを実行するので、従来2分かかっていたユニフォーミティ測定機によるフィッティングを本発明では約10秒以下で行うことができる。
また、本発明の工程102Bでは、工程102Aでフィッテイングを行ったリム組みタイヤをユニフォーミティ測定機にかけた時に若干のフィッティングの狂いが出ることもあるので、それを修正するためにユニフォーミティ測定機で1〜3回転リム組みタイヤを回転させるが、従来のようにフィッティングの全量を行うわけではなく、フィッティングの狂いの修正だけのため、1〜3回転で済み、ユニフォーミティ測定機の回転速度を60rpmとすると、約1〜3秒、平均で約2秒で済む。
その結果、本発明では、直列の工程102A、102B、103、104のいずれも10秒以下となり、約10秒かかる工程101に接続することができ、ユニフォーミティ測定のタイヤセットラインへのインライン接続が可能になり、タイヤセットラインで製作されるリム組みタイヤの全数をユニフォーミティ測定することができるようになる。
上記〔3〕の本発明の方法では、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時までに、ユニフォーミティドラムを該ユニフォーミティドラムがタイヤに接触する寸前の位置まで移動させておくので、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時には、ユニフォーミティドラムを前記タイヤに接触する寸前の位置から前進させてタイヤに押し付ければよいので、ドラムを元の待機位置からタイヤに押し付けていた従来の場合におけるドラム前進時間の約20秒に比べて、工程102Bにおけるドラム前進時間が約2秒に短縮でき、工程102Bにかかる時間を10秒以下にすることに貢献している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の望ましい実施例を図1〜図5(図2〜図4は従来にも適用可能)を参照して説明する。
本発明実施例のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法は、つぎの工程101、102A、102B、103、104、105を有する。工程101、102A、102B、103、104、105は、工程101、102A、102B、103、104、105の順で実行される。
(1)リムにタイヤを装着し、エアを充填し、リム組みタイヤを製作する工程101、
(2)タイヤ2をリム3にフィッティング専用機4でフィッテングさせる工程102A、
(3)リム組みタイヤをユニフォーミティ測定機5にセットし、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかけた状態でユニフォーミティ測定機5で1〜3回転程度リム組みタイヤを回転させるならし走行回転工程102B、
(4)ユニフォーミティ測定機5でタイヤ軸6とドラム軸7の距離を一定に保持する工程103、
(5) ユニフォーミティ測定機5でリム組みタイヤを回転させ、発生する力とその変動を読みとるユニフォーミティ測定工程104。
【0008】
本発明のリム組みタイヤのユニフォーミティ測定方法の工程101、103、104は従来の工程101、103、104に対応し、上記本発明の工程102A、102Bが従来の工程102に対応する。すなわち、従来の工程102が、本発明では工程102A、102Bに分解される。
【0009】
タイヤセットラインから約10〜15秒毎にタイヤが供給されてくる。
工程101では、リム3にタイヤ2を装着したものに、エアを充填し、リム組みタイヤ1とする。この工程はタイヤセットラインの最終工程として考えてもよいし。この工程の所用時間は約10秒である。
【0010】
工程102Aで、フィッティング専用機でリム3とタイヤ2とが互いにフィッティングされ、タイヤビード2aとリムビードシート3aが周方向に均一に結合される。フィッティング専用機4(図5)は、たとえば、出願人の公開特許、特開平4―257707開示のもので、リム組みタイヤ1は複数箇所(たとえば、3箇所)でローラ8で押し付けられ、押し付け力がユニフォーミティ測定機の場合に比べて大きいので、所用時間は少なくと済み、一つのリム組みタイヤに対して約10秒である。
【0011】
次に、工程102Bにより、ユニフォーミティ測定機5にて、タイヤ2に荷重をかけた状態でのならし走行回転を行う。タイヤ2の回転速度が60rpmで約1〜3回転を行う。所用時間は平均所用時間は約2秒である。この工程102Bは、工程102Aでフィッテイングを完了したリム組みタイヤ1をユニフォーミティ測定機5にくみつけてドラムで押し付けた時にフィッテイングが若干狂うかもしれないので、それを修正するために行うもので、修正だけで済むので、1〜3回転で済む。ならし走行回転に要する時間は1〜3秒、平均2秒である。
【0012】
工程102Bでは、ユニフォーミティ測定機5の回転ドラム(ユニフォーミティドラム)5Aをリム組みタイヤに前進させタイヤ2に押し付けてタイヤ2に(荷重)をかける。従来は、ドラム5Aの待機位置(最後退位置)からタイヤ2まで移動させており、その前進に約20秒を要したので、それだけで工程102Bをタイヤセット工程101にインライン接続することができない。
【0013】
しかし、本発明では、タイヤセット工程101の製品情報を工程102Bに、すなわちユニフォーミティ測定機5に、伝達し、タイヤセット工程以後で、かつ、ユニフォーミティドラム5Aをタイヤ2に押し付けタイヤ2に荷重をかける時までに、ユニフォーミティドラム5Aを該ユニフォーミティドラム5Aがタイヤ2に接触する寸前の位置まで移動させ、工程102Bでユニフォーミティドラム5Aをタイヤ2に押し付けタイヤ2に荷重をかける時に、ユニフォーミティドラム5Aを上記タイヤ2に接触する寸前の位置から前進させてタイヤ2に押し付けるようにする。したがって、工程102Bでユニフォーミティドラム5Aを前進させてタイヤ2に押し付ける時間を、従来の20秒から、約2秒に短縮できる。これによって、工程102Bをタイヤセット工程101にインライン接続することができるようになる。
【0014】
次に、工程103でタイヤ2(タイヤ組立体1)の軸6とドラム5の軸7の距離Lを一定に保持し、軸間距離をロックする。これにより、正確にユニフォーミティ測定が可能となる。この工程103は、従来もある工程で、従来(図6)の工程103と同じである。この工程103の所要時間は0.1秒である。
次に、工程104で、ユニフォーミティ測定機5のユニフォーミティドラム5Aで、リム組みタイヤ1を回転させ、発生する力とその変動を読みとりユニフォーミティ測定を完了する。回転速度は60rpmで、リム組みタイヤ1を2〜5回転させるので、所要時間は平均約3.5秒である。この工程104は、従来もある工程で、従来(図6)の工程104と同じである。
工程104のユニフォーミティ測定が終了すると、ユニフォーミティドラム5Aを元の待機位置(タイヤ接触直前位置より、さらにタイヤ2から離れた位置)に後退させ、検査の終了したリム組みタイヤ1を次の工程へと送る。
【0015】
本発明では、工程102A、102B、103、104のいずれも、また、工程102B+103+104も、約10秒以下となり、約10秒かかる工程101に接続することができ(接続しても流れてくる製品がライン上に、すなわちフィッティング専用機4の所にも、ユニフォーミティ測定機5の所にも、溜まらない)、ユニフォーミティ測定のタイヤセットラインへのインライン接続が可能になり、タイヤセットラインで製作されるリム組みタイヤの全数をユニフォーミティ測定することができるようになる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1、2のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法によれば、従来のユニフォーミティ測定機でのならし走行工程102を、フィッティング専用機4によるフィッティング工程102Aと、ユニフォーミティ測定機5にかけた時のフィッティングの狂いを修正する1〜3回転のならし走行工程102Bとの分解したので、従来約2分かかっていたならし走行工程102を、約10秒のフィッティング工程102Aと約2秒のならし走行工程102Bにすることができ、その結果、ユニフォーミティ測定の何れの工程101、102A、102B、103、104も、また、工程102B+103+104も、約10秒以下とすることができる。その結果、タイヤセットラインへユニフォーミティ測定工程をインラインで組み込むことができ、タイヤセットラインから供給されるリム組みタイヤを、全数、ユニフォーミティ検査できる。
請求項3のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法によれば、ユニフォーミティドラム5Aをタイヤ2に押し付けタイヤ2に荷重をかける時までに、ユニフォーミティドラム5Aを該ユニフォーミティドラムがタイヤに接触する寸前の位置まで移動させておくので、工程102Bで、ユニフォーミティドラム5Aをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時には、ユニフォーミティドラム5Aを前記タイヤに接触する寸前の位置から前進させてタイヤ2に押し付ければよいので、ドラム5Aを元の待機位置からタイヤに押し付けていた従来の場合におけるドラム前進時間の約20秒に比べて、工程102Bにおけるドラム前進時間が約2秒に短縮でき、タイヤセットラインへユニフォーミティ測定工程をインラインで組み込むことができ、タイヤセットラインから供給されるリム組みタイヤを、全数、ユニフォーミティ検査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のリム組みタイヤのユニフォーミティ測定方法の工程図である。
【図2】本発明実施例のリム組みタイヤのユニフォーミティ測定機の正面図および側面図である。
【図3】ユニフォーミティ測定におけるRFVの波形を示すグラフである。
【図4】タイヤとリムのフィット状態を示すリム組みタイヤの半断面図である。
【図5】フィッティング専用機の概略正面図である。
【図6】従来のユニフォーミティ測定方法の工程図である。
【符号の説明】
1 タイヤ組立体
2 タイヤ
2a タイヤのビード
3 リム
3a ビードシート部
4 フィッティング専用機
5 ユニフォーミティ測定機
5A ユニフォーミティドラム
6 タイヤ軸
7 ドラム軸
8 ローラ
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法に関する。ここで、ユニフォーミティ測定とは、「自動車規格:自動車用タイヤのユニフォーミティ試験方法(JASO C 607−74)」に準じて行う、ホイールリムにタイヤを組付けたタイヤ/ホイールアッセンブリ(以下、「リム組みタイヤ」という)のユニフォーミティ測定のことである。
【0002】
【従来の技術】
ユニフォーミティとは、荷重を受けているタイヤが、一定の半径で1回転する間に発生する力及びその変動の大きさをいう。そして、その力は、図2、図3に示すように大きく分けてRFV(縦軸方向)、LFV(横軸方法)、TFV(前後方向)の3軸方向の力に分解できる。これらの力の変動が走行時の乗り心地に影響するために、従来は、リム組みタイヤのユニフォーミティ測定は、図6に示す工程101〜104に従って行われていた(たとえば、特開平8−159927号公報)。
▲1▼ リムにタイヤを装着するとともにタイヤにエアを充填し、リム組みタイヤを作成する工程101。この工程に約10秒を要す。
▲2▼ ユニフォーミティ測定機で、ならし走行回転を行い、タイヤをリムにフィッティングさせる工程102(タイヤをリムに組み付けた状態では、タイヤがリムビードシートに均一に組み付けられているとは言えず、ユニフォーミティ測定を行う前にタイヤのリムへの組み付けをならしてほぼ均一荷重での組み付けとする(フィッティング)必要があり、従来は、これをユニフォーミティ測定機で行っていた)。ユニフォーミティ測定機によるフィッテイングでは、タイヤの回転速度を300〜400rpmにし、約120秒かかってフィッテイングを行っていた。
▲3▼ ユニフォーミティ測定機でタイヤ軸とドラム軸の距離を一定に保持してロックする工程103。この工程に約0.1秒を要す。
▲4▼ ユニフォーミティ測定機でタイヤを回転させ、発生する力とその変動を読み取る工程104。回転数を60rpmにし、測定回転数が5回転として、この測定に約5秒を要す。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−159927号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
タイヤをリムに装着するのに約10秒要すので、ユニフォーミティ測定工程をタイヤセットラインにインライン接続するには、ユニフォーミティ測定の各工程が約10秒以下でなければならない。しかし、ユニフォーミティ測定機によるフィッティング工程102に約120秒を要するので、従来は、ユニフォーミティ測定をタイヤセットラインにインライン接続することはできなかった。その結果、ユニフォーミティ測定はリム組みタイヤの全数に対して行うことができず、タイヤセットラインで作製されるリム組みタイヤの一部のものについてのみ、抜き取りでユニフォーミティ測定を行っていた。
しかし、近年、ユニフォーミティの改善に対する要求が強くなり、抜き取りによる一部検査ではなく、全数検査を行う要求が出てきて、ユニフォーミティ測定工程をタイヤセットラインにインライン接続する要望が出てきた。
本発明の目的は、リム組みタイヤの全数検査に対応できるタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法を提供することにある。
【0005】
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は次の通りである。
〔1〕 次の工程を順に行うことを特徴とする、タイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法、
リムにタイヤを装着し、エアを充填し、リム組みタイヤを製作するタイヤセット工程101、
タイヤをリムにフィッティング専用機でフィッテングさせるフィッテング工程102A、
リム組みタイヤをユニフォーミティ測定機にセットし、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかけた状態でユニフォーミティ測定機で1〜3回転程度リム組みタイヤを回転させるならし走行回転工程102B、
ユニフォーミティ測定機でリム組みタイヤを回転させ、発生する力とその変動を読みとるユニフォーミティ測定工程104。
〔2〕 前記ならし走行回転工程と前記ユニフォーミティ測定工程との間に、ユニフォーミティ測定機においてタイヤ軸とユニフォーミティドラム軸間の距離を一定に保持する工程103を有する、〔1〕記載のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法。
〔3〕 タイヤセット工程の製品情報をユニフォーミティ測定機に伝達し、タイヤセット工程以後で、かつ、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時までに、ユニフォーミティドラムを該ユニフォーミティドラムがタイヤに接触する寸前の位置まで移動させ、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時に、ユニフォーミティドラムを前記タイヤに接触する寸前の位置から前進させてタイヤに押し付ける、〔1}記載のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法。
【0006】
上記〔1〕、〔2〕の本発明の工程101、103、104が従来の工程101、103、104に対応し、上記本発明の工程102A、102Bが従来の工程102に対応する。すなわち、従来の工程102が、本発明では工程102A、102Bに分解される。
本発明の工程102Aは、フィッティング専用機で、高速回転、大きな押し付け荷重にて、リム組みタイヤのフィッティングを実行するので、従来2分かかっていたユニフォーミティ測定機によるフィッティングを本発明では約10秒以下で行うことができる。
また、本発明の工程102Bでは、工程102Aでフィッテイングを行ったリム組みタイヤをユニフォーミティ測定機にかけた時に若干のフィッティングの狂いが出ることもあるので、それを修正するためにユニフォーミティ測定機で1〜3回転リム組みタイヤを回転させるが、従来のようにフィッティングの全量を行うわけではなく、フィッティングの狂いの修正だけのため、1〜3回転で済み、ユニフォーミティ測定機の回転速度を60rpmとすると、約1〜3秒、平均で約2秒で済む。
その結果、本発明では、直列の工程102A、102B、103、104のいずれも10秒以下となり、約10秒かかる工程101に接続することができ、ユニフォーミティ測定のタイヤセットラインへのインライン接続が可能になり、タイヤセットラインで製作されるリム組みタイヤの全数をユニフォーミティ測定することができるようになる。
上記〔3〕の本発明の方法では、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時までに、ユニフォーミティドラムを該ユニフォーミティドラムがタイヤに接触する寸前の位置まで移動させておくので、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時には、ユニフォーミティドラムを前記タイヤに接触する寸前の位置から前進させてタイヤに押し付ければよいので、ドラムを元の待機位置からタイヤに押し付けていた従来の場合におけるドラム前進時間の約20秒に比べて、工程102Bにおけるドラム前進時間が約2秒に短縮でき、工程102Bにかかる時間を10秒以下にすることに貢献している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の望ましい実施例を図1〜図5(図2〜図4は従来にも適用可能)を参照して説明する。
本発明実施例のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法は、つぎの工程101、102A、102B、103、104、105を有する。工程101、102A、102B、103、104、105は、工程101、102A、102B、103、104、105の順で実行される。
(1)リムにタイヤを装着し、エアを充填し、リム組みタイヤを製作する工程101、
(2)タイヤ2をリム3にフィッティング専用機4でフィッテングさせる工程102A、
(3)リム組みタイヤをユニフォーミティ測定機5にセットし、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかけた状態でユニフォーミティ測定機5で1〜3回転程度リム組みタイヤを回転させるならし走行回転工程102B、
(4)ユニフォーミティ測定機5でタイヤ軸6とドラム軸7の距離を一定に保持する工程103、
(5) ユニフォーミティ測定機5でリム組みタイヤを回転させ、発生する力とその変動を読みとるユニフォーミティ測定工程104。
【0008】
本発明のリム組みタイヤのユニフォーミティ測定方法の工程101、103、104は従来の工程101、103、104に対応し、上記本発明の工程102A、102Bが従来の工程102に対応する。すなわち、従来の工程102が、本発明では工程102A、102Bに分解される。
【0009】
タイヤセットラインから約10〜15秒毎にタイヤが供給されてくる。
工程101では、リム3にタイヤ2を装着したものに、エアを充填し、リム組みタイヤ1とする。この工程はタイヤセットラインの最終工程として考えてもよいし。この工程の所用時間は約10秒である。
【0010】
工程102Aで、フィッティング専用機でリム3とタイヤ2とが互いにフィッティングされ、タイヤビード2aとリムビードシート3aが周方向に均一に結合される。フィッティング専用機4(図5)は、たとえば、出願人の公開特許、特開平4―257707開示のもので、リム組みタイヤ1は複数箇所(たとえば、3箇所)でローラ8で押し付けられ、押し付け力がユニフォーミティ測定機の場合に比べて大きいので、所用時間は少なくと済み、一つのリム組みタイヤに対して約10秒である。
【0011】
次に、工程102Bにより、ユニフォーミティ測定機5にて、タイヤ2に荷重をかけた状態でのならし走行回転を行う。タイヤ2の回転速度が60rpmで約1〜3回転を行う。所用時間は平均所用時間は約2秒である。この工程102Bは、工程102Aでフィッテイングを完了したリム組みタイヤ1をユニフォーミティ測定機5にくみつけてドラムで押し付けた時にフィッテイングが若干狂うかもしれないので、それを修正するために行うもので、修正だけで済むので、1〜3回転で済む。ならし走行回転に要する時間は1〜3秒、平均2秒である。
【0012】
工程102Bでは、ユニフォーミティ測定機5の回転ドラム(ユニフォーミティドラム)5Aをリム組みタイヤに前進させタイヤ2に押し付けてタイヤ2に(荷重)をかける。従来は、ドラム5Aの待機位置(最後退位置)からタイヤ2まで移動させており、その前進に約20秒を要したので、それだけで工程102Bをタイヤセット工程101にインライン接続することができない。
【0013】
しかし、本発明では、タイヤセット工程101の製品情報を工程102Bに、すなわちユニフォーミティ測定機5に、伝達し、タイヤセット工程以後で、かつ、ユニフォーミティドラム5Aをタイヤ2に押し付けタイヤ2に荷重をかける時までに、ユニフォーミティドラム5Aを該ユニフォーミティドラム5Aがタイヤ2に接触する寸前の位置まで移動させ、工程102Bでユニフォーミティドラム5Aをタイヤ2に押し付けタイヤ2に荷重をかける時に、ユニフォーミティドラム5Aを上記タイヤ2に接触する寸前の位置から前進させてタイヤ2に押し付けるようにする。したがって、工程102Bでユニフォーミティドラム5Aを前進させてタイヤ2に押し付ける時間を、従来の20秒から、約2秒に短縮できる。これによって、工程102Bをタイヤセット工程101にインライン接続することができるようになる。
【0014】
次に、工程103でタイヤ2(タイヤ組立体1)の軸6とドラム5の軸7の距離Lを一定に保持し、軸間距離をロックする。これにより、正確にユニフォーミティ測定が可能となる。この工程103は、従来もある工程で、従来(図6)の工程103と同じである。この工程103の所要時間は0.1秒である。
次に、工程104で、ユニフォーミティ測定機5のユニフォーミティドラム5Aで、リム組みタイヤ1を回転させ、発生する力とその変動を読みとりユニフォーミティ測定を完了する。回転速度は60rpmで、リム組みタイヤ1を2〜5回転させるので、所要時間は平均約3.5秒である。この工程104は、従来もある工程で、従来(図6)の工程104と同じである。
工程104のユニフォーミティ測定が終了すると、ユニフォーミティドラム5Aを元の待機位置(タイヤ接触直前位置より、さらにタイヤ2から離れた位置)に後退させ、検査の終了したリム組みタイヤ1を次の工程へと送る。
【0015】
本発明では、工程102A、102B、103、104のいずれも、また、工程102B+103+104も、約10秒以下となり、約10秒かかる工程101に接続することができ(接続しても流れてくる製品がライン上に、すなわちフィッティング専用機4の所にも、ユニフォーミティ測定機5の所にも、溜まらない)、ユニフォーミティ測定のタイヤセットラインへのインライン接続が可能になり、タイヤセットラインで製作されるリム組みタイヤの全数をユニフォーミティ測定することができるようになる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1、2のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法によれば、従来のユニフォーミティ測定機でのならし走行工程102を、フィッティング専用機4によるフィッティング工程102Aと、ユニフォーミティ測定機5にかけた時のフィッティングの狂いを修正する1〜3回転のならし走行工程102Bとの分解したので、従来約2分かかっていたならし走行工程102を、約10秒のフィッティング工程102Aと約2秒のならし走行工程102Bにすることができ、その結果、ユニフォーミティ測定の何れの工程101、102A、102B、103、104も、また、工程102B+103+104も、約10秒以下とすることができる。その結果、タイヤセットラインへユニフォーミティ測定工程をインラインで組み込むことができ、タイヤセットラインから供給されるリム組みタイヤを、全数、ユニフォーミティ検査できる。
請求項3のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法によれば、ユニフォーミティドラム5Aをタイヤ2に押し付けタイヤ2に荷重をかける時までに、ユニフォーミティドラム5Aを該ユニフォーミティドラムがタイヤに接触する寸前の位置まで移動させておくので、工程102Bで、ユニフォーミティドラム5Aをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時には、ユニフォーミティドラム5Aを前記タイヤに接触する寸前の位置から前進させてタイヤ2に押し付ければよいので、ドラム5Aを元の待機位置からタイヤに押し付けていた従来の場合におけるドラム前進時間の約20秒に比べて、工程102Bにおけるドラム前進時間が約2秒に短縮でき、タイヤセットラインへユニフォーミティ測定工程をインラインで組み込むことができ、タイヤセットラインから供給されるリム組みタイヤを、全数、ユニフォーミティ検査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のリム組みタイヤのユニフォーミティ測定方法の工程図である。
【図2】本発明実施例のリム組みタイヤのユニフォーミティ測定機の正面図および側面図である。
【図3】ユニフォーミティ測定におけるRFVの波形を示すグラフである。
【図4】タイヤとリムのフィット状態を示すリム組みタイヤの半断面図である。
【図5】フィッティング専用機の概略正面図である。
【図6】従来のユニフォーミティ測定方法の工程図である。
【符号の説明】
1 タイヤ組立体
2 タイヤ
2a タイヤのビード
3 リム
3a ビードシート部
4 フィッティング専用機
5 ユニフォーミティ測定機
5A ユニフォーミティドラム
6 タイヤ軸
7 ドラム軸
8 ローラ
Claims (3)
- 次の工程を順に行うことを特徴とする、タイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法、
リムにタイヤを装着し、エアを充填し、リム組みタイヤを製作するタイヤセット工程、
タイヤをリムにフィッティング専用機でフィッテングさせるフィッテング工程、
リム組みタイヤをユニフォーミティ測定機にセットし、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかけた状態でユニフォーミティ測定機で1〜3回転程度リム組みタイヤを回転させるならし走行回転工程、
ユニフォーミティ測定機でリム組みタイヤを回転させ、発生する力とその変動を読みとるユニフォーミティ測定工程。 - 前記ならし走行回転工程と前記ユニフォーミティ測定工程との間に、ユニフォーミティ測定機においてタイヤ軸とユニフォーミティドラム軸間の距離を一定に保持する工程を有する、
請求項1記載のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法。 - タイヤセット工程の製品情報をユニフォーミティ測定機に伝達し、タイヤセット工程以後で、かつ、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時までに、ユニフォーミティドラムを該ユニフォーミティドラムがタイヤに接触する寸前の位置まで移動させ、ユニフォーミティドラムをタイヤに押し付けタイヤに荷重をかける時に、ユニフォーミティドラムを前記タイヤに接触する寸前の位置から前進させてタイヤに押し付ける、請求項1記載のタイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法。
Priority Applications (1)
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JP2002312895A JP2004101500A (ja) | 2002-07-18 | 2002-10-28 | タイヤセット工程へのユニフォーミティ測定工程のインライン接続方法 |
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Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006300836A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Bridgestone Corp | タイヤユニフォミティ測定方法 |
CN111660722A (zh) * | 2019-03-07 | 2020-09-15 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 车轮和轮胎组件均匀性 |
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2002
- 2002-10-28 JP JP2002312895A patent/JP2004101500A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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