JP2004101387A - 生体関連物質の検査用の反応容器の保持機構 - Google Patents

生体関連物質の検査用の反応容器の保持機構 Download PDF

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三島 周三
Takami Shibazaki
芝▲崎▼ 尊己
Hidekazu Ishii
石井 秀和
Takahisa Fukuoka
福岡 荘尚
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Abstract

【課題】応容器を適切な位置に保持し得る反応容器保持機構を提供する。
【解決手段】反応容器保持機構200は、反応容器100が載置される載置台210と、載置台210に固定された受け部230と、反応容器100を受け部230に押し付ける押し付け機構250とを有している。押し付け機構250は、載置台210上を移動可能なスライダ−252と、載置台210に回転可能に支持されたシャフト254と、シャフト254に固定された円板部材256を有している。円板部材256はシャフト254に対して偏心しており、シャフト254の回転に伴ってスライダー252を移動させる。反応容器100は、流路終端面に形成された位置決め穴160を有しており、受け部230は、当て付け面から突出した位置決めピン238を有している。位置決めピン238と位置決め穴160は互いに係合して、反応容器100の横方向位置を位置決めする。
【選択図】  図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遺伝子等の生体関連物質の検査に用いられる反応容器の保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ヒトを含む多くの生物やイネをはじめとする多くの植物の遺伝子等の生体関連物質の解析が進められている。
【0003】
遺伝子等の生体関連物質の検査は、これまでは一般に電気泳動法により行なわれていた。電気泳動法では、検査に長い時間を必要とし、一度に行なえる検査の数も少数に限られる。
【0004】
最近では、半導体等にDNAを規則正しく配列したDNAチップあるいはDNAマイクロアレイを用いた新規な検査方法が開発されている。この新規な検査方法では、同時に複数の遺伝子等の生体関連物質を検査することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この新規な検査方法は、検査に長い時間を必要とし、再現性の良い分析結果を得ることが難しい。
【0006】
本出願人は、特願2001−232501号において、三次元DNAマイクロアレイを用いた、簡便に短時間で遺伝子を検査し得る遺伝子検査装置と遺伝子検出方法を提案している。
【0007】
この遺伝子検査では、反応液は、多孔質のフィルターを坦体とする三次元DNAマイクロアレイ(反応部)によって仕切られた液体収容部に入れられ、ポンプたとえばシリンジポンプによる加圧・減圧によって繰り返し反応部を通過させられる。これにより短時間の内に再現性良く核酸が得られる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本出願人は、特願2001−395140号において、このような遺伝子等の生体関連物質の検査に好適に適用され得る反応容器を提案している。
【0009】
その反応容器は、反応液を収容するための反応液収容部を有し、反応液収容部は、反応容器の上面に開口した上側ウェルと、上側ウェルの下方に位置する下側ウェルと、下側ウェルと外部空間を連絡する流路と、上側ウェルと下側ウェルの間に配置された反応部とを有しており、反応部は、多孔質体の内壁に固定された核酸プローブとを有しており、反応容器の上面に開口した上側ウェルにより反応容器の上方からの反応部の光学的観察を可能にしている。
【0010】
反応容器は、蛍光観察用の光学顕微鏡を含む検査装置に装着され、反応部での反応が促進されると共に反応部が観察される。検査装置は、反応容器を保持する反応容器保持機構と、反応容器保持機構を移動させるXYステージと、反応容器内の流体を移動させるためのポンプとを有している。
【0011】
光学顕微鏡は、CCDカメラ等の撮像素子を含んでおり、通常、反応容器の反応部が撮像素子の観察視野全体を占めるように光学調整が成されている。また、検査装置には特定の基準位置に対する反応部の位置情報が予め与えられており、反応容器はその位置情報に基づいてXYステージによって移動される。
【0012】
このため、反応容器は反応容器保持機構によって適切な位置に保持される必要がある。反応容器が適切な位置に保持されていない場合には、反応容器の反応部の一部が撮像素子の観察視野から外れてしまい、最適な光学的観察を行なうことができない。
【0013】
本発明は、前述の反応容器およびそれに類する反応容器を適切な位置に保持し得る反応容器保持機構に向けられている。
【0014】
ここにおいて、「前述の反応容器およびそれに類する反応容器」とは、反応液を収容するための反応液収容部と、生体関連物質を捕捉するプローブを含む反応部とを有し、反応部が光学的に観察され得る反応容器である。
【0015】
本発明の反応容器保持機構は、反応容器が載置される載置台を有しており、反応容器は載置台に載置されることにより高さ方向位置が位置決めされ、反応容器保持機構は更に、反応容器の横方向位置を位置決めする位置決め機構を有している。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0017】
第一実施形態
反応容器100は、少なくとも一つの反応液収容部、好ましくは複数の反応液収容部、例えば図1と図2に示されるように四つの反応液収容部を有している。反応液収容部の各々は、図3に示されるように、反応容器100の上面に開口した上側ウェル152と、上側ウェル152の下方に位置する下側ウェル112と、下側ウェル112と外部空間を連絡する流路114とを有している。
【0018】
続く説明では、反応容器100は、これに限定されるわけではないが、四つの反応液収容部を有しているものとして進める。
【0019】
反応容器100は、上側ウェル152と下側ウェル112の間に配置された反応部132を更に有している。言い換えれば、上側ウェル152と下側ウェル112は反応部132によって仕切られている。
【0020】
反応容器100は、その上面に開口した上側ウェル152を有しており、このような上側ウェル152は、反応容器100の上方からの反応部132の光学的観察を可能にしている。
【0021】
反応容器100は、上述した構造を得るため、図1に示されるように、上側ウェル152を規定する開口部を有する上側容器半体150と、下側ウェル112を規定する開口部と、流路114を規定する中空部とを有する下側容器半体110と、反応部132を備えたスライドチップ130とを有している。下側容器半体110と上側容器半体150は、例えばポリカーボネート製であり、スライドチップ130を間に挟んで、ねじ止めや接着など任意の適当な手法によって互いに固定される。
【0022】
反応容器100は、好ましくは、上側ウェル152と反応部132を液密に保つために上側容器半体150とスライドチップ130の間に設けられた上側パッキン部材と、下側ウェル112と反応部132を液密に保つために下側容器半体110とスライドチップ130の間に設けられた下側パッキン部材とを更に備えている。
【0023】
例えば、図3に示されるように、上側パッキン部材はOリング155で構成され、下側パッキン部材はOリング117で構成される。これに対応して、上側容器半体150は、上側ウェル152の周りを周回している、Oリング155を収容するリング状の溝を有している。下側容器半体110は、下側ウェル112の周りを周回している、Oリング117を収容するリング状の溝を有している。
【0024】
このような上側容器半体150とスライドチップ130の間あるいは下側容器半体110とスライドチップ130の間に設けられたパッキン部材は、ウェルの各々を液密に保ち、これにより、外部空間からの影響を遮断すると共に、ウェルの間同士の影響をも遮断する。
【0025】
上側容器半体150は、上側ウェル152を規定するためのテーパー状の貫通孔と、上側容器半体150の上面を貫通孔(上側ウェル152)から延びている溝154とを有している。
【0026】
下側容器半体110は、下側ウェル112を規定するための凹部と、凹部(下側ウェル112)と外部空間を連絡する流路114とを有している。より詳しくは、下側容器半体110は、平らな側面118を有しており、流路114は、凹部(下側ウェル112)の底面から延び、下側容器半体110の側面118で終端している。
【0027】
下側容器半体110は、さらに、反応部132の破損すなわち裂けや破れを避けるために、反応部132の変形を抑えるための、凹部(下側ウェル112)の底面に形成された一つまたは複数の突起を有していてもよい。突起は、ピン状の形状であっても、板状の形状であってもよい。
【0028】
前述したように、反応液収容部は、図3に示されるように、上側ウェル152と下側ウェル112と流路114とで構成されている。下側ウェル112と流路114の容積の合計は、上側ウェル152の容積よりも大きい。従って、下側ウェル112と流路114は、最初に上側ウェル152に入れられる反応液の全量を収容し得る。流路114は、十分な容積を得るために、拡張部分いわゆる液だまりを有していてもよい。
【0029】
反応液の蒸発を抑えるため、好ましくは、反応容器100は平らな上面を有し、その上にカバーガラス410が載せられる。カバーガラス410は、上側ウェル152の全体を覆い、溝154を部分的に覆うように置かれる。上側ウェル152の全体的な覆いは反応液の蒸発を最小に抑え、溝154の部分的な覆いは上側ウェル152と外部空間の間の空気の流通を与える。
【0030】
より好ましい反応容器では、空気の流通を確実に確保するため、上側容器半体150はカバーガラス410の載置位置を定めるための凹部156を更に有し、凹部156は平らな底面を有しており、溝154は凹部156の外にまで延びている。このような構造的特徴は、カバーガラス410によって溝154の全体が覆われるのを確実に避け得る。
【0031】
反応容器100は、後述するように、例えば図5と図6に示される反応容器保持機構200に着脱可能に取り付けられる。その際、例えば、反応容器100には、反応容器保持機構200との間を液密に保つために、パッキン部材が設けられる。パッキン部材は例えばOリングで構成される。これに対応して、下側容器半体110は、Oリングを収容するために、流路114が終端している側面118に、流路114の開口端を取り囲んでいるリング溝116を有している。パッキン部材は、Oリングに限定されるものではなく、パッキン部材(あるいはシール部材)として知られている他の任意の部材が適用可能である。
【0032】
上側容器半体150は、下側容器半体110の流路114が終端する側面118とほぼ同一平面となる側面158を有している。上側容器半体150の側面158は下側容器半体110の側面118とほぼ同一平面となるため、続く説明においては、側面118と側面158を区別する必要のない場合には、側面118と側面158を共に流路終端面と呼ぶものとする。また、流路終端面は代表的に参照符号118で示すものとする。
【0033】
反応容器100は、ほぼ直方体形状をしており、図3と図4に示されるように、平坦な底面120を有し、流路終端面118は底面120にほぼ直交している。
【0034】
なお、続く説明においては、底面120に直交する方向または軸を反応容器100の高さ方向または高さ軸、流路終端面118に直交する方向または軸を反応容器100の縦方向または縦軸、底面120と流路終端面118の両方に平行な方向または軸を反応容器100の横方向または横軸とする。
【0035】
流路終端面118は、縦軸に直交する互いに平行な二つの側面のうち、反応部から遠い方の側面である。
【0036】
上側容器半体150は、側面158に形成された位置決め穴160を有している。言い換えれば、反応容器100は、流路終端面118に位置決め穴160を有している。位置決め穴160は横方向に関して中央に位置している。位置決め穴160は、反応容器100が反応容器保持機構200に保持される際に、反応容器100の横方向位置を位置決めするための位置決め機構の一部を構成している。
【0037】
反応容器100を着脱可能に保持する反応容器保持機構200を図5と図6に示す。反応容器保持機構200は、反応容器100が載置される載置台210と、載置台210に固定された受け部230と、反応容器100を受け部230に押し付けて反応容器100を保持するための押し付け機構250とを有している。
【0038】
載置台210は、その上に反応容器100が載置される平坦な載置面216を有し、受け部230は、反応容器100の流路終端面118が接触される平坦な当て付け面232を有している。載置台210の載置面216と受け部230の当て付け面232はほぼ直交している。
【0039】
なお、続く説明においては、載置面216に直交する方向または軸を反応容器保持機構200の高さ方向または高さ軸、当て付け面232に直交する方向または軸を反応容器保持機構200の縦方向または縦軸、載置面216と当て付け面232の両方に平行な方向または軸を反応容器保持機構200の横方向または横軸とする。前述した反応容器100の縦・横・高さの各方向または各軸は、反応容器100が反応容器保持機構200に適切な向きで保持された際に、反応容器保持機構200の縦・横・高さの各方向または各軸と一致する。
【0040】
図6に示されるように、受け部230は、また、当て付け面232から縦方向に延出している両翼部分236を有しており、これらは、装着される反応容器100の横方向位置を大まかに規定するガイドを兼ねている。
【0041】
受け部230は更に、当て付け面232から突出した位置決めピン238を有している。位置決めピン238は、反応容器100の位置決め穴160と係合し得る。受け部230の位置決めピン238と反応容器100の位置決め穴160は、反応容器100の横方向位置を位置決めするための位置決め機構を構成している。
【0042】
位置決めピン238は、図6には略円柱形状として描かれているが、略角柱形状であってもよい。位置決めピン238は、反応容器100の位置決め穴160に容易に入り得るように、その先端が先細り形状、例えば半球形状や円錐形状になっているとよい。あるいは、位置決めピンが角柱形状の場合には、先端が角錐形状に成っているとよい。
【0043】
押し付け機構250は、例えば、偏心した回転板を利用した機械的な機構で構成され、載置台210上を移動可能なスライダ−252と、載置台210に回転可能に支持されたシャフト254と、シャフト254に固定された二枚の円板部材256とを有している。円板部材256は、中心から外れた位置でシャフト254に固定されている。つまり、円板部材256はシャフト254に対して偏心している。従って、シャフト254の回転に伴って、円板部材256はスライダー252を受け部230に向けて押して、スライダー252を移動させる。
【0044】
受け部230は、図5に示されるように、その内部を貫通する貫通孔234を有している。貫通孔234の一端は当て付け面232で終端し、貫通孔234の他端にはチューブ430が取り付けられている。チューブ430は、ポンプ340(図9参照)、例えばシリンジピストンと流体的に連結されている。受け部230の貫通孔234は、反応容器100の流路114の開口端と同じピッチで並んでいる。
【0045】
反応容器100は、流路終端面118を受け部230の当て付け面232に向けて、載置台210の上に載置される。反応容器100を保持するために、シャフト254が回転される。シャフト254の回転は円板部材256を回転させ、円板部材256の偏心した回転はスライダー252を受け部230に向けて移動させ、スライダー252の移動は、反応容器100を受け部230に所定の力で押し付ける。その結果、反応容器100が反応容器保持機構200に保持される。
【0046】
反応容器100が反応容器保持機構200に保持された状態では、反応容器100はOリング420を介して受け部230と気密に連結される。その結果、反応容器100の流路114は、受け部230の貫通孔234と流体的に連絡される。従って、反応容器100の流路114は、受け部230の貫通孔234とチューブ430を介して、シリンジピストン等のポンプと流体的に連結される。
【0047】
このように反応容器保持機構200は反応容器100を容易に着脱可能に保持し得る。
【0048】
反応容器保持機構200は、反応容器100の温度を制御するための容器温度調整機構の一部を有している。容器温度調整機構は、例えば、反応容器100を加熱するための加熱手段を有している。容器温度調整機構は、より応答性の速い温度制御のために、反応容器100を冷却するための冷却手段、例えば冷却ファンを更に有しているとよい。
【0049】
このため、載置台210は、例えば、図5に示されるように、その内部に、電流供給に応じて発熱するヒーター212と、ヒーター212の温度を検知する温度センサー214とを有している。あるいは、載置台210は、ヒーター212を有する代わりに、高温の流体、例えば液体や気体を循環させるための循環路を有していてもよい。
【0050】
板状部材270は、シャフト254に固定されており、載置台210に対して開閉し得る。従って、前述した反応容器100を保持動作は、板状部材270の開閉動作に連動して行なわれる。このため、円板部材256は、板状部材270が閉じられたときに、つまり板状部材270が載置台210にほぼ平行になるときに、スライダー252を最も多く移動させるようにシャフト254に固定されている。
【0051】
板状部材270は、閉じられた状態において、上方からの反応容器100の反応部132の光学的観察を可能にする窓284を有している。板状部材270の窓284は、好ましくは、反応容器の上面近傍に、反応容器よりも高温の雰囲気を効率良く作るために、光学的に透明な部材286で覆われている。このような透明部材286は、例えばガラスであるが、熱伝導率が高く透明度が高い材質がより好ましい。
【0052】
図7に示されるように、板状部材270が開かれた状態では、受け部230の当て付け面232とスライダー252の間隔は比較的広く、反応容器100を載置台210に載せたり載置台210から取り除いたりを容易に行なえる。反応容器100が載置台210に載置された際、反応容器100の底面120が載置台210の載置面216と接触する結果として、反応容器100の高さ方向位置が正確に位置決めされる。また、反応容器100は、受け部230の両翼部分236によって横方向位置が大まかに位置決めされると共に、受け部230とスライダー252によって縦方向位置が大まかに位置決めされる。
【0053】
板状部材270が図7に示される状態から図8に示される状態へと閉じられる動作に伴って、シャフト254が回転される。シャフト254の回転は円板部材256を回転させ、円板部材256の偏心した回転はスライダー252を受け部230に向けて移動させる。スライダー252の移動は、反応容器100を受け部230に向けて移動させる。反応容器100が受け部230に向けて移動される間に、反応容器100の位置決め穴160と受け部230の位置決めピン238とが係合する。これにより、反応容器100の位置決め穴160と受け部230の位置決めピン238が係合する結果として、反応容器100の横方向位置が正確に位置決めされる。
【0054】
図8に示されるように、板状部材270が閉じた状態では、円板部材256はスライダー252を介して反応容器100を受け部230に所定の力で押し付け続ける。その結果、反応容器100は受け部230とスライダー252とに挟まれて保持される。つまり、反応容器100が反応容器保持機構200に保持される。その際、反応容器100の流路終端面118が受け部230の当て付け面232と接触する結果として、反応容器100の縦方向位置が正確に位置決めされる。
【0055】
反応容器保持機構200は、図9に概略的に示されるように、XYステージ330を介して蛍光観察用の光学顕微鏡310のZステージ320に組み付けられて、遺伝子検査装置を構成する。言い換えれば、遺伝子検査装置は、反応容器保持機構200と光学顕微鏡310とXYステージ330とを含み、さらに、反応容器保持機構200と流体的に連結され、反応容器100内の流体を移動させるためのポンプ340を有している。
【0056】
光学顕微鏡310は、蛍光観察のためにミラーユニット312とシャッタユニット314と照明ユニット316とを含んでおり、蛍光画像を撮像するためのCCDカメラ322を有している。
【0057】
ミラーユニットは、例えば、照射光の中から励起波長帯の光のみを透過させる励起フィルタと、対象物からの蛍光だけを透過させ、励起光を遮断する吸収フィルタと、所定の波長の光に対して、それよりも短い光を反射し、長い波長を透過するダイクロイックミラーとを一体化した構成とすることができる。
【0058】
反応容器保持機構200に保持された反応容器100は、光学顕微鏡310によって上方より光学的に観察される。前述したように反応容器100の上側ウェル152は上面に開口しているため、光学顕微鏡310によって、反応部132で起きる反応が上方から観察され得る。
【0059】
反応容器100は反応容器保持機構200に適宜装着される。装着された反応容器100の流路114は、受け部230の貫通孔234とこれに接続されたチューブ430を介して、ポンプ340と連絡される。これにより、反応容器100の反応液収容部内(上側ウェル152と下側ウェル112と流路114)の反応液は、空気層を途中に挟んで、ポンプ340の内部空間と流体的に連絡される。
【0060】
ポンプ340は、反応液との間に存在する空気を吸引し、従って反応容器の流路114を減圧し得る。減圧に応じて、反応液は反応部132を通って上側ウェル152から下側空間(下側ウェル112と流路114の空間)へ移動する。
【0061】
前述したように反応液収容部の下側空間(下側ウェル112と流路114)の全容積は、上側ウェル152の容積よりも大きいため、最初に上側ウェル152に入れられた反応液は、その全量が下側空間内に収容され得る。ポンプ340による下側空間の減圧は、反応液が反応容器内に留まっている範囲で行なわれる。
【0062】
また、ポンプ340は、反応容器の流路114を加圧し得る。加圧に応じて、反応液は反応部132を通って下側空間(下側ウェル112と流路114)から上側ウェル152へ移動する。
【0063】
ポンプ340により反応容器の流路114の減圧と加圧を繰り返し行なうことにより、反応液は反応部132を通って上側ウェル152と下側空間(下側ウェル112と流路114の空間)の間を行き来する。
【0064】
このように反応液に繰り返し反応部132を通過させることにより、観察の対象物、例えば核酸が比較的短時間で検出され得る。
【0065】
反応容器100は、例えば使い捨てであるが、これに限定されることはない。すなわち、一回の使用の後、スライドチップ130は破棄されるが、下側容器半体110と上側容器半体150は洗浄後に再使用されてもよい。
【0066】
測定の際、反応容器100はXYステージ330によって予め定められた位置の間で移動される。つまり、図10に模式的に示されるように、反応容器100は、反応部132(図3参照)がCCDカメラ322による観察視野に位置するように、XYステージ330によって横方向に移動される。
【0067】
遺伝子検査装置には特定の基準位置に対する反応部の位置情報が予め与えられている。例えば、XYステージ330が基準位置に位置するときの反応容器100の反応部の位置情報が与えられる。前述のXYステージ330による反応容器100の横方向の移動は、予め与えられた反応部の位置情報に基づいて行なわれる。また、遺伝子検査装置は、通常、反応容器100の反応部132がCCDカメラ322の観察視野全体を占めるように光学調整が成されている。
【0068】
このため、反応容器100はXYステージ330に対して正しく位置決めされる必要がある。反応容器100が正しく位置決めされていない場合、観察対象の反応部132がCCDカメラ322の観察視野から外れてしまう。反応容器100は反応容器保持機構200に着脱可能に保持され、反応容器保持機構200はXYステージ330に固定されているため、結局、反応容器100は反応容器保持機構200に対して適正な位置に保持されればよい。
【0069】
反応容器100の高さ方向位置は反応容器100が載置台210に載置されることにより決まるため、殆ど適正値から外れることはない。反応容器100の縦方向位置は載置台210に固定された受け部230に反応容器100が押し付けられることにより決まるため、これも殆ど適正値から外れることはない。従って、特に横方向に関する位置決めが重要である。
【0070】
前述したように、反応容器100を含めた反応容器保持機構200は、受け部230の位置決めピン238と反応容器100の位置決め穴160とで構成される、反応容器100の横方向位置を位置決めするための位置決め機構を有している。従って、反応容器100が反応容器保持機構200に保持された際、反応容器100は適切な位置に配置される。これにより、CCDカメラ322の観察視野を最大限に活用して、反応容器100の反応部132が観察され得る。
【0071】
反応容器100は反応促進のために加熱されるが、反応容器100に形成された位置決め穴160は横方向に関して中央に位置しているため、反応容器100の熱膨張による反応部132の位置ずれは少ない。また、位置決め穴160は、縦軸に直交する互いに平行な二つの側面のうち、反応部132から遠い方の側面である流路終端面118に形成されているため、反応容器100の熱膨張による影響を受け難い。
【0072】
第二実施形態
続いて、図11〜図14を参照しながら、本発明の第二実施形態による反応容器と反応容器保持機構について説明する。図11〜図14において、第一実施形態の部材と同一の参照符号で示されている部材は同等の部材を示している。以下では、第一実施形態との相違箇所に重点をおいて説明する。
【0073】
本実施形態における反応容器100Aを図11に示す。第一実施形態の反応容器100は、例えば図1に示されるように、流路終端面118に形成された位置決め穴160を有しているが、本実施形態の反応容器100Aは、このような位置決め穴を有しておらず、図11に示されるように、流路終端面118から突出した位置決めピン162を有している。
【0074】
本実施形態における反応容器保持機構200Aを図12に示す。第一実施形態の反応容器保持機構200は、例えば図6に示されるように、受け部230の当て付け面232から突出した位置決めピン238を有しているが、本実施形態の反応容器保持機構200Aは、このような位置決めピンを有しておらず、図12に示されるように、受け部230の当て付け面232に形成された位置決め穴240を有している。
【0075】
反応容器100の位置決めピン162と受け部230の位置決め穴240は、反応容器100の横方向位置を位置決めするための位置決め機構を構成している。つまり、本実施形態は、第一実施形態の位置決めピンと位置決め穴を交換した構成となっている。
【0076】
従って、本実施形態においては、反応容器100Aは、反応容器保持機構200Aに保持される際に、第一実施形態と全く同様にして位置決めされる。
【0077】
すなわち、図13に示されるように、反応容器100Aが載置台210に載置された際、反応容器100Aの底面120が載置台210の載置面216と接触する結果として、反応容器100Aの高さ方向位置が正確に位置決めされる。また、反応容器100は、受け部230の両翼部分236によって横方向位置が大まかに位置決めされると共に、受け部230とスライダー252によって縦方向位置が大まかに位置決めされる。
【0078】
板状部材270が図13に示される状態から図14に示される状態へと閉じられる間、シャフト254が回転され、これに伴って円板部材256が回転され、スライダー252が移動される結果、反応容器100Aは受け部230に向けて移動される。反応容器100Aが移動される間に、反応容器100Aの位置決めピン162と受け部230の位置決め穴240とが係合する。その結果、反応容器100Aは横方向位置が正確に位置決めされる。
【0079】
図14に示されるように、板状部材270が閉じられた状態では、円板部材256はスライダー252を介して反応容器100Aを受け部230に所定の力で押し付け続ける。その結果、反応容器100Aは反応容器保持機構200に保持される。その際、反応容器100Aの流路終端面118が受け部230の当て付け面232と接触する結果として、反応容器100の縦方向位置が正確に位置決めされる。
【0080】
従って、反応容器100Aが反応容器保持機構200Aに保持された際、反応容器100Aは適切な位置に配置される。これにより、第一実施形態と同様、CCDカメラ322の観察視野を最大限に活用して、反応容器100の反応部132が観察され得る。
【0081】
第三実施形態
続いて、図15〜図18を参照しながら、本発明の第三実施形態による反応容器と反応容器保持機構について説明する。図15〜図18において、第一実施形態の部材と同一の参照符号で示されている部材は同等の部材を示している。以下では、第一実施形態との相違箇所に重点をおいて説明する。
【0082】
本実施形態における反応容器100Bを図15に示す。第一実施形態の反応容器100は、例えば図1に示されるように、流路終端面118に形成された位置決め穴160を有しているが、本実施形態の反応容器100Bは、このような位置決め穴を有しておらず、図15に示されるように、底面120に形成された縦方向に延びる位置決め溝164を有している。位置決め溝164は、反応容器100Bの下側部分つまり下側容器半体110を貫通しているが、必ずしもその必要はない。また、位置決め溝164は、中央近くから流路終端面118まで延びているが、必ずしもその必要はない。
【0083】
本実施形態における反応容器保持機構200Bを図16に示す。第一実施形態の反応容器保持機構200は、例えば図6に示されるように、受け部230の当て付け面232から突出した位置決めピン238を有しているが、本実施形態の反応容器保持機構200Bは、このような位置決めピンを有しておらず、図16に示されるように、載置台210の載置面216から突出した位置決めピン242を有している。
【0084】
反応容器100Bの位置決め溝164と載置台210の位置決めピン242は、反応容器100Bの横方向位置を位置決めするための位置決め機構を構成している。
【0085】
本実施形態においては、図17に示されるように、反応容器100Bが載置台210に載置される際に、反応容器100Bの位置決め溝164に載置台210の位置決めピン242が挿入される。その結果、反応容器100Bの横方向位置が正確に位置決めされる。その後、反応容器100Bが載置台210に載置された際、反応容器100Bの底面120が載置台210の載置面216と接触する結果として、反応容器100Bの高さ方向位置が正確に位置決めされる。また、反応容器100Bは、受け部230とスライダー252によって縦方向位置が大まかに位置決めされる。
【0086】
図18に示されるように、板状部材270が閉じられた状態では、円板部材256はスライダー252を介して反応容器100Bを受け部230に所定の力で押し付け続ける。その結果、反応容器100Bは反応容器保持機構200に保持される。その際、反応容器100Bの流路終端面118が受け部230の当て付け面232と接触する結果として、反応容器100Bの縦方向位置が正確に位置決めされる。
【0087】
なお、反応容器100Bが載置台210に載置された状態では、反応容器100Bと受け部230の両翼部分236との間に隙間があるため、反応容器100Bは位置決めピン242の周りにいくらか回転し得るが、反応容器100Bの縦方向位置の位置決めの際に反応容器100Bの流路終端面118が受け部230の当て付け面232に押し当てられる結果、位置決めピン242の周りの反応容器100Bの方向も正しく決まる。
【0088】
従って、反応容器100Bが反応容器保持機構200Bに保持された際、反応容器100Bは適切な位置に配置される。これにより、第一実施形態と同様、CCDカメラ322の観察視野を最大限に活用して、反応容器100Bの反応部132が観察され得る。
【0089】
加えて、本実施形態においては、図17と図18に示されるように、位置決めピン242は温度センサー244を内包している。温度センサー244は、例えば、熱電対や測温抵抗体やサーミスター等で構成される。このように本実施形態の反応容器保持機構200Bは、位置決めピン242の内部に設けられた温度センサー244を有しているため、反応容器100Bの反応部132の温度をより正確に測定することができる。
【0090】
これまで、図面を参照しながら本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々に変形されてよい。
【0091】
【発明の効果】
本発明によれば、生体関連物質の検査用の反応容器を適正な位置に保持し得る反応容器保持機構が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態における反応容器の分解斜視図である。
【図2】図1に示された反応容器の組立斜視図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った反応容器の断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿った反応容器の断面図である。
【図5】図1〜図4に示された反応容器を保持する反応容器保持機構の側面図であり、反応容器と反応容器保持機構の断面が部分的に示されている。
【図6】図5に示された反応容器保持機構と反応容器の斜視図であり、反応容器が反応容器保持機構に装着される様子を模式的に示している。
【図7】図5に示された反応容器保持機構と反応容器の断面図であり、板状部材が開かれた状態を示している。
【図8】図5に示された反応容器保持機構と反応容器の断面図であり、板状部材が閉じられた状態を示している。
【図9】図5と図6に示された反応容器保持機構を内包した遺伝子検査装置の全体構成を概略的に示している。
【図10】図9に示された遺伝子検査装置におけるCCDカメラと反応容器と載置台とXYステージを模式的に示している。
【図11】本発明の第二実施形態における反応容器の斜視図である。
【図12】図11に示された反応容器保持機構と反応容器の斜視図であり、反応容器が反応容器保持機構に装着される様子を模式的に示している。
【図13】図12に示された反応容器保持機構と反応容器の断面図であり、板状部材が開かれた状態を示している。
【図14】図12に示された反応容器保持機構と反応容器の断面図であり、板状部材が閉じられた状態を示している。
【図15】本発明の第三実施形態における反応容器の斜視図である。
【図16】図15に示された反応容器保持機構と反応容器の斜視図であり、反応容器が反応容器保持機構に装着される様子を模式的に示している。
【図17】図16に示された反応容器保持機構と反応容器の断面図であり、板状部材が開かれた状態を示している。
【図18】図16に示された反応容器保持機構と反応容器の断面図であり、板状部材が閉じられた状態を示している。
【符号の説明】
100 反応容器
112 下側ウェル
114 流路
118 流路終端面
130 スライドチップ
132 反応部
152 上側ウェル
160 位置決め穴
200 反応容器保持機構
210 載置台
230 受け部
232 当て付け面
238 位置決めピン
250 押し付け機構
252 スライダー
254 シャフト
256 円板部材

Claims (10)

  1. 生体関連物質の検査用の反応容器の保持機構であり、
    反応容器は、反応液を収容するための反応液収容部と、前記生体関連物質を捕捉するプローブを含む反応部とを有し、反応部が光学的に観察され得る反応容器であり、
    反応容器保持機構は、反応容器が載置される載置台を有しており、反応容器は載置台に載置されることにより高さ方向位置が位置決めされ、
    反応容器保持機構は更に、反応容器の横方向位置を位置決めする位置決め機構を有している、反応容器保持機構。
  2. 請求項1において、
    載置台は、その上に反応容器が載置される平坦な載置面を有し、
    反応容器保持機構は、載置台に固定された受け部を有し、受け部は、載置台の載置面にほぼ直交する平坦な当て付け面と、当て付け面から突出した位置決めピンとを有し、
    反応容器は、載置された際に載置台の載置面と接触する平坦な底面と、受け部の当て付け面に当て付けられる平坦な側面と、その側面に形成された位置決め穴とを有しており、
    受け部の位置決めピンと反応容器の位置決め穴は、位置決め機構を構成しており、反応容器が受け部に押し付けられる際に互いに係合し、これにより反応容器の横方向位置が位置決めされる、反応容器保持機構。
  3. 請求項2において、
    反応容器の位置決め穴は、横方向に関して中央に位置している、反応容器保持機構。
  4. 請求項2において、
    反応容器はほぼ直方体形状をしており、位置決め穴の形成された側面は、縦軸に直交する互いに平行な二つの側面のうち、反応部から遠い方の側面である、反応容器保持機構。
  5. 請求項1において、
    載置台は、その上に反応容器が載置される平坦な載置面を有し、
    反応容器保持機構は、載置台に固定された受け部を有し、受け部は、載置台の載置面にほぼ直交する平坦な当て付け面と、当て付け面に形成された位置決め穴とを有し、
    反応容器は、載置された際に載置台の載置面と接触する平坦な底面と、受け部の当て付け面に当て付けられる平坦な側面と、その側面から突出した位置決めピンとを有しており、
    受け部の位置決め穴と反応容器の位置決めピンは、位置決め機構を構成しており、反応容器が受け部に押し付けられる際に互いに係合し、これにより反応容器の横方向位置が位置決めされる、反応容器保持機構。
  6. 請求項5において、
    反応容器の位置決めピンは、横方向に関して中央に位置している、反応容器保持機構。
  7. 請求項5において、
    反応容器はほぼ直方体形状をしており、位置決めピンの形成された側面は、縦軸に直交する互いに平行な二つの側面のうち、反応部から遠い方の側面である、反応容器保持機構。
  8. 請求項1において、
    載置台は、その上に反応容器が載置される平坦な載置面と、載置面から突出した位置決めピンとを有し、
    反応容器は、載置された際に載置台の載置面と接触する平坦な底面と、底面に形成された縦方向に延びる位置決め溝とを有しており、
    載置台の位置決めピンと反応容器の位置決め溝は、位置決め機構を構成しており、反応容器が載置台に載置される際に互いに係合し、これにより反応容器の横方向位置が位置決めされる、反応容器保持機構。
  9. 請求項8において、
    載置台の位置決めピンの内部に設けられた温度センサーを更に有している、反応容器保持機構。
  10. 請求項1において、
    反応容器の反応液収容部は、反応容器の上面に開口した上側ウェルと、上側ウェルの下方に位置する下側ウェルと、下側ウェルと外部空間を連絡する流路と、上側ウェルと下側ウェルの間に配置された反応部とを有しており、反応容器の上面に開口した上側ウェルにより反応容器の上方からの反応部の光学的観察を可能にしている、反応容器保持機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009204451A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Yokogawa Electric Corp ウェルプレートとそれを用いた蛍光イメージングシステム

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