JP2004098044A - 油水分離装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】目詰まりが無く連続して多量の処理液中の油分を分離回収できる油分離装置を提供する。
【解決手段】隔壁で4区分に分割される分離槽3において、処理液は各槽を下降、上昇、下降、上昇して流れる。この時A点から油の層13の中を薄い板状になって流れるときに、油同士は吸着し易い事を利用し油を分離する。油下面検出センサー11でBレベルを保つ様に油排出口に取り付けた電磁バルブを開閉して油の層を一定に保つ事で効率良く分離出来る。
【選択図】図3
【解決手段】隔壁で4区分に分割される分離槽3において、処理液は各槽を下降、上昇、下降、上昇して流れる。この時A点から油の層13の中を薄い板状になって流れるときに、油同士は吸着し易い事を利用し油を分離する。油下面検出センサー11でBレベルを保つ様に油排出口に取り付けた電磁バルブを開閉して油の層を一定に保つ事で効率良く分離出来る。
【選択図】図3
Description
【産業上の利用分野】
処理液は工作機や洗浄機から排出された時点で油分が多く含まれている。これを分離回収出来れば洗浄液や切削液も油も再利用できる。
【従来の方法と問題点】
従来の比重差やフィルターを用いた装置では処理時間が長く装置自体も大型となり、フィルターは短時間で目詰まりをおこし頻繁に取り替える必要があった。
【考案が解決しようとする課題】
目詰まりが無く連続して多量の処理液中の油分を分離回収出来る油分離装置である。
ただし 処理液中の油分で、エマルジョン化した油は処理しない
【問題を解決する手段】
図面で説明する
(イ)図1の1処理液投入槽にポンプにより処理液を供給する
(ロ)油分は処理液より比重が軽いため、1処理水投入槽に図3の斜線部の様に油が溜まる、上部より投入された処理液はこの溜まった油の中を下降する時に大きな油分は溜まった油に吸着される溜まった油は量が増えると下から2処理液上昇槽に押し出される。
この油は大きな塊になっている為 3分離槽の13油の層に結合する
(ハ)図3Cの矢印の様に比較的小さな油分を含んだ修理液は
2処理液上昇漕を上昇する、この槽は上部が広くなっている為上昇して来た油を含む処理液は8上昇用隔壁の最上部A点から分離漕へ薄い板状になって13油の層の中をゆっくり押し出されて流れる
(ニ)この時1処理液投入槽で分離できなかった油が3油の槽に結合される。
(ホ)油分の無くなった処理液は3分離槽をゆっくり下降し図3の矢印Dから6処理済み排出口へ出て行く
(ヘ)3分離槽上部に溜まった油は 11油下面検出センサーで図3のBレベルより下がると 10電磁バルブを開き油を回収する Bレベルより上がると同バルブを閉じる。
つまり 13油の槽は必ずBレベルから一定の厚みが確保される。
【作用】
図3と図1で説明する
(イ)1処理液投入槽に投入された油を含む処理液は まずこの槽で比較的大きな油分を溜まった油に吸着分離する
(ロ)この槽に溜まった油は量が増えれば自重で下部から2処理液上昇槽に押し出され その上部の油の層に結合する。
(ハ)1処理液投入槽を下降した処理液は、2処理液上昇槽に入り3分離槽に図3のA点から油の層の中に押し出され薄い板状になって流れる、この時残った油分をこの13油の層に結合させる。
(ニ)13油の層が一定量(図3のBレベル)以下になると5油排出口に取り付けた10電磁バルブを開き排出する。 Bレベルに戻るとバルブを閉じる事で油の層を一定に保つ事により、上記(ハ)で説明した薄い板状の流れを確保する。
(ホ)5油排出口は図3のBレベルより上にある為水をここから出さない
(ヘ)つまり油同士は吸着し易い特徴を利用した油分離装置である
(ト)エマルジョン化した油は分離しないので切削油などの余分な油分を分離し処理後は再利用できる
【実施例】
洗浄機の洗浄液や工作機の切削油は必ず循環させている。
この縦貫の途中に本装置を設置し余分な油分を分離し機械に戻すことが出来る。
【考案の効果】
この考案により処理液を連続して投入するだけで余分な油分を分離し再利用できる。
又フィルターなどの交換部品は不要になり当然目詰りは発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】外形図(斜視図)
【図2】側面図(断面)
【図3】原理説明図
1 処理液投入槽
2 処理液上昇槽
3 分離槽
4 処理済み槽
5 油排出口
6 処理済み排出口
7 隔壁
8 上昇用隔壁
10 電磁バルブ
11 油下面検出センサー
12 処理液投入
この位置から投入
13 油の層
A点 上昇隔壁の最上部を表す
Bレベル この位置に油の下面を保つ
C 処理液の流れを表す
D 処理済みの水の流れを表す
処理液は工作機や洗浄機から排出された時点で油分が多く含まれている。これを分離回収出来れば洗浄液や切削液も油も再利用できる。
【従来の方法と問題点】
従来の比重差やフィルターを用いた装置では処理時間が長く装置自体も大型となり、フィルターは短時間で目詰まりをおこし頻繁に取り替える必要があった。
【考案が解決しようとする課題】
目詰まりが無く連続して多量の処理液中の油分を分離回収出来る油分離装置である。
ただし 処理液中の油分で、エマルジョン化した油は処理しない
【問題を解決する手段】
図面で説明する
(イ)図1の1処理液投入槽にポンプにより処理液を供給する
(ロ)油分は処理液より比重が軽いため、1処理水投入槽に図3の斜線部の様に油が溜まる、上部より投入された処理液はこの溜まった油の中を下降する時に大きな油分は溜まった油に吸着される溜まった油は量が増えると下から2処理液上昇槽に押し出される。
この油は大きな塊になっている為 3分離槽の13油の層に結合する
(ハ)図3Cの矢印の様に比較的小さな油分を含んだ修理液は
2処理液上昇漕を上昇する、この槽は上部が広くなっている為上昇して来た油を含む処理液は8上昇用隔壁の最上部A点から分離漕へ薄い板状になって13油の層の中をゆっくり押し出されて流れる
(ニ)この時1処理液投入槽で分離できなかった油が3油の槽に結合される。
(ホ)油分の無くなった処理液は3分離槽をゆっくり下降し図3の矢印Dから6処理済み排出口へ出て行く
(ヘ)3分離槽上部に溜まった油は 11油下面検出センサーで図3のBレベルより下がると 10電磁バルブを開き油を回収する Bレベルより上がると同バルブを閉じる。
つまり 13油の槽は必ずBレベルから一定の厚みが確保される。
【作用】
図3と図1で説明する
(イ)1処理液投入槽に投入された油を含む処理液は まずこの槽で比較的大きな油分を溜まった油に吸着分離する
(ロ)この槽に溜まった油は量が増えれば自重で下部から2処理液上昇槽に押し出され その上部の油の層に結合する。
(ハ)1処理液投入槽を下降した処理液は、2処理液上昇槽に入り3分離槽に図3のA点から油の層の中に押し出され薄い板状になって流れる、この時残った油分をこの13油の層に結合させる。
(ニ)13油の層が一定量(図3のBレベル)以下になると5油排出口に取り付けた10電磁バルブを開き排出する。 Bレベルに戻るとバルブを閉じる事で油の層を一定に保つ事により、上記(ハ)で説明した薄い板状の流れを確保する。
(ホ)5油排出口は図3のBレベルより上にある為水をここから出さない
(ヘ)つまり油同士は吸着し易い特徴を利用した油分離装置である
(ト)エマルジョン化した油は分離しないので切削油などの余分な油分を分離し処理後は再利用できる
【実施例】
洗浄機の洗浄液や工作機の切削油は必ず循環させている。
この縦貫の途中に本装置を設置し余分な油分を分離し機械に戻すことが出来る。
【考案の効果】
この考案により処理液を連続して投入するだけで余分な油分を分離し再利用できる。
又フィルターなどの交換部品は不要になり当然目詰りは発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】外形図(斜視図)
【図2】側面図(断面)
【図3】原理説明図
1 処理液投入槽
2 処理液上昇槽
3 分離槽
4 処理済み槽
5 油排出口
6 処理済み排出口
7 隔壁
8 上昇用隔壁
10 電磁バルブ
11 油下面検出センサー
12 処理液投入
この位置から投入
13 油の層
A点 上昇隔壁の最上部を表す
Bレベル この位置に油の下面を保つ
C 処理液の流れを表す
D 処理済みの水の流れを表す
Claims (1)
- (以後余分な油分の含まれた切削油や洗浄液をまとめて処理液と書く)
図1の様に4層に分割された水槽で1処理液投入槽に投入された処理液は、2処理液上昇槽 3分離槽4処理済み槽に順次流れる。水と油の比重差と、油同士は吸着し易い事を利用し、図3において13油の層を図の範囲に常時形成させる為11油下面検出センサで10電磁バルブ開閉し13油の層を一定に保ちこの中に処理水を緩やかに流す事を特徴とする油分離装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002305124A JP2004098044A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | 油水分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002305124A JP2004098044A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | 油水分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004098044A true JP2004098044A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32289332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002305124A Pending JP2004098044A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | 油水分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004098044A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005219047A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-08-18 | Tetsukazu Urano | 油水分離装置 |
KR101024970B1 (ko) * | 2010-08-27 | 2011-03-25 | 김준용 | 유수분리장치 |
GB2511292A (en) * | 2013-01-27 | 2014-09-03 | Edward George Owen | Semi Automatic Oil Water Separator |
WO2017094373A1 (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 雅 田篭 | 浮遊物回収船 |
JP2017105423A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-15 | 雅 田篭 | 浮遊物回収船 |
KR20170100429A (ko) * | 2016-02-24 | 2017-09-04 | 경남대학교 산학협력단 | 절삭유 재생 장치 |
CN107965970A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-04-27 | 海盐派特普科技有限公司 | 一种简易天然气凝液回收系统 |
CN108007069A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-05-08 | 海盐派特普科技有限公司 | 一种天然气凝液回收系统 |
-
2002
- 2002-09-11 JP JP2002305124A patent/JP2004098044A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005219047A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-08-18 | Tetsukazu Urano | 油水分離装置 |
KR101024970B1 (ko) * | 2010-08-27 | 2011-03-25 | 김준용 | 유수분리장치 |
WO2012026684A2 (ko) * | 2010-08-27 | 2012-03-01 | Kim Jun Yong | 유수분리장치 |
WO2012026684A3 (ko) * | 2010-08-27 | 2012-05-10 | Kim Jun Yong | 유수분리장치 |
CN103079667A (zh) * | 2010-08-27 | 2013-05-01 | 金俊容 | 油水分离装置 |
GB2511292A (en) * | 2013-01-27 | 2014-09-03 | Edward George Owen | Semi Automatic Oil Water Separator |
WO2017094373A1 (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 雅 田篭 | 浮遊物回収船 |
JP2017105423A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-15 | 雅 田篭 | 浮遊物回収船 |
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CN107965970A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-04-27 | 海盐派特普科技有限公司 | 一种简易天然气凝液回收系统 |
CN108007069A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-05-08 | 海盐派特普科技有限公司 | 一种天然气凝液回收系统 |
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