JP2004097809A - 生体電極および生体電極用コネクタ - Google Patents

生体電極および生体電極用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2004097809A
JP2004097809A JP2003296211A JP2003296211A JP2004097809A JP 2004097809 A JP2004097809 A JP 2004097809A JP 2003296211 A JP2003296211 A JP 2003296211A JP 2003296211 A JP2003296211 A JP 2003296211A JP 2004097809 A JP2004097809 A JP 2004097809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bioelectrode
connector
lead
movable part
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003296211A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4009999B2 (ja
Inventor
Takanori Sato
佐藤 考紀
Yasuyuki Nonaka
野中 康之
Hirohito Igarashi
五十嵐 洋仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Koden Corp
Original Assignee
Nippon Koden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Koden Corp filed Critical Nippon Koden Corp
Priority to JP2003296211A priority Critical patent/JP4009999B2/ja
Publication of JP2004097809A publication Critical patent/JP2004097809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4009999B2 publication Critical patent/JP4009999B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 簡易に防水が実現できる生体電極および生体電極用コネクタを提供する。
【解決手段】 生体電極7は、生体組織に接触し生体電気信号を検出する導電性部材2と、導電性部材2を生体組織に保持する保持部材1と、導電性部材2に部分的に接触し導電性部材2により検出された生体電気信号を生体電極用コネクタに導出する導出部材3とを具備し、導出部材3は防水シート4、5により両面でラミネート(6)されている。生体電極用コネクタ10は、可動部12が挟持基部11aに対して相対的に回動して開閉し、可動部12が挟持基部11aに閉じることにより、生体電極7の電気信号を導出する導出部材3と電気的に接続されるものであって、導出部材3の電気的に露出した部分を挟持することにより電気的に接続され、その電気的接続部がパッキン14により水密に保持される。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、生体の電気信号を検出する生体電極およびその生体電極から電気信号を導出する生体電極用コネクタに係り、特に防水性に優れた生体電極、生体電極用コネクタに関する。
 生体信号の電気信号、例えば心電図信号を長時間測定する装置としてホルター心電計が知られている。被検者は生体電極を胸部等に装着し、携帯するホルター心電計に測定される心電図信号を記録する。
 この測定記録は、長時間であるために、ホルター心電計による測定を行いながら、日常生活でかいた汗をシャワーで洗い流したいという被検者の要望がある。
 従来のホルター心電計の生体電極や生体電極用コネクタでは防水性が十分でなかったため、シャワーを浴びると水分が導電部分に触れノイズの原因となる。したがってシャワーを浴びることはほとんど許されていなかった。それが許されるためには、生体電極と生体電極用コネクタの防水を確保するために、相当大判の防水シールを生体電極のうえから貼り付けていた。
 しかし、そのような大判防水シールを貼り付けると、シャワーを浴びる体表面が制限されて爽快感も得られず、防水シールが貼られた体表面が蒸れてしまう。また、防水シールを貼った状態で体を動かすと、体表面が張ってしまう。したがって、大判防水シールを貼り付けるようなことをしなくとも、シャワーを浴びることができるような生体電極や生体電極用コネクタが望まれていた。
 生体電極、生体電極用コネクタの防水性をもたせたものとして、特公平1−48015号がある(特許文献1)。これは、防水性の合成樹脂製の弾性材料からなる碗状の吸盤の内側に電極板を設けたものである。その吸盤を外側から押圧すれば、吸盤の内側表面に貼着されている体表密着シートが体表面に密着する。
 しかし、吸盤がもとの形状に戻ろうとする復元力が常にかかってしまうため、長時間、生体電極を装着すると体表面が炎症をおこしてしまうおそれがある。また体表面にかかる復元力が不快に感じられてしまう。
 また、心電図信号を測定する装置に防水性をもたせたものとして特開平8−317913号がある(特許文献2)。これは、防水性を有するシート状の基材に、複数の生体電極、電気信号を記録する装置と電池を水密的に包囲させるものである。これも、シート状の基材が装着される体表面の領域が大きいため、シャワーを浴びる体表面も制限されて爽快感が得られない。
 生体電極に接続するコネクタについては、本出願人から実用新案登録第2605272号において提案しているものがある(特許文献3)。生体電極のシート状導電端子は、片面が導電性粘着剤層が施されて、その端部には貫通孔が形成されている。コネクタには先端に突起部が設けられている。そして、突起部を貫通孔に挿入することで、生体電極にコネクタを電気的に接続する構造となっている。本提案は、生体電極にコネクタを確実に挟持する点ではすぐれているものの、導電性がある部分が露出するため、防水の点では考慮されていない。
特公平1−48015号公報(第4段落、第2−31行) 特開平8−317913号公報(段落0007) 実用新案登録第2605272号公報(段落0009−0012)
 本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、生体電極が装着する生体表面の領域が大きくなく、簡易に防水が実現できる生体電極および生体電極用コネクタを提供することである。
 上記の課題を解決するために、本発明に係る生体電極は、
 生体組織に接触し、生体電気信号を検出する導電性部材と、
 前記導電性部材を生体組織に保持する保持部材と、
 前記導電性部材に部分的に接触し、前記導電性部材により検出された生体電気信号を生体電極用コネクタに導出する導出部材と、
 前記導出部材を水密に防水する防水シートを具備し、
 前記防水シートは前記導出部材から前記生体電気信号を前記生体電極用コネクタに導出する部分を露出していることを特徴とする(請求項1)。
 この構成により、導出部材は露出部分を除いて防水シートにより防水され、露出部分から生体電極用コネクタに生体電気信号を導出する。
 さらに、導出部材は防水シートによりラミネートされているとよい(請求項2)。
 さらに、防水シートにより生体電気信号を生体電極用コネクタに導出するための導出部材の露出部分は、円形状であることを特徴とする(請求項3)。
 これにより、生体電極用コネクタとの電気的接続がしやすくなる。
 さらに、外部からの水滴または水圧による振動を前記導電性部材に伝達することを防止するための保護部材と
 を具備することを特徴とする(請求項4)。
 この構成により、シャワーをしても、シャワーの水滴やその水圧による振動の導電性部材への伝達を防止し、ノイズの発生を防止する。
 また、本発明に係る生体電極用コネクタは、可動部が挟持基部に対して相対的に回動して開閉し、前記可動部が前記挟持基部に閉じることにより、生体電極の電気信号を導出する導出部材と電気的に接続されるものであって、
 前記導出部材の電気的に露出した部分と接触することにより電気的に接続される電気的接続部と、
 前記電気的接続部を水密に保持するため前記電気的接続部を囲むように配置され、かつ前記可動部が前記挟持基部に閉じたときに、前記可動部と前記挟持基部との空間内で水密空間を形成することにより防水機能を有するパッキンと
 を具備することを特徴とする(請求項5)。
 この構成により、生体電極用コネクタの可動部と挟持基部を閉じて、生体電極の導出部材を挟持させて電気的接続を行う状態にすることにより、電気的接続部がパッキンにより水密に防水される。
 さらに、生体電極用コネクタは、前記電気的接続部が、凸部と凹部が同心状に、前記電気的露出部分を挟持する構成であることを特徴とする(請求項6、11)。
 この構成により、電気的露出部分が凸部と凹部により同心状に、堅固に挟持される。
 さらに、生体電極用コネクタは、
 前記凸部は導電性を有し、
 前記電気的露出部分は前記凸部に対して接触することで、電気的に接続することを特徴とする(請求項12)。
 この構成により、導電性を有する凸部に円形状の電気的露出部が当接されることで、生体電極と生体電極用コネクタが電気的に接続される。
 さらに、前記凹部の球表面の曲率半径は、前記凸部の球表面の曲率半径よりも小さく、 前記凹部は弾性を有することを特徴とする(請求項7、13)。
 この構成により、曲率半径が相対的に小さい凹部が、生体電極の電気的露出部分を導電性凸部に押さえつける際、凹部の弾性により電気的露出部分を導電性凸部に対し擦りつけて張るように作用するため、堅固に挟持される。そのため、導電性凸部と電気的露出部との導通状態が良好となる。
 また、本発明に係る生体電極用コネクタは、前記可動部が前記挟持基部に対して閉じた時に、前記凹部の周囲を囲うように設けられた環状部が前記凸部の周囲を囲うように設けられたパッキンを遠心方向または求心方向に付勢することを特徴とする(請求項8)。
 この構成により、環状部とパッキンとにより、電気的接続部を囲む水密空間が確実に形成される。
 また、本発明に係る生体電極用コネクタは、前記環状部の立ち上がり高さが遠心方向にまたは求心方向に連続的に低くなることを特徴とする(請求項9)。
 また、本発明に係る生体電極用コネクタは、前記パッキンの立ち上がり高さが遠心方向にまたは求心方向に連続的に低くなることを特徴とする(請求項10)。
 また、本発明に係る生体電極用コネクタは、可動部が挟持基部に対して相対的に回動して開閉し、前記可動部が前記挟持基部に閉じることにより、生体電極の電気信号を導出する導出部材と電気的に接続される生体電極用コネクタであって、
 前記導出部材の電気的に露出した部分と接触することにより前記生体電極と電気的に接続される電気的接続部と、
 前記挟持基部に前記生体電極の前記導出部材を係合するための係合部と、を具備し、
 前記導出部材を前記係合部に係合したときに、前記電気的露出部分が前記電気的接続部に接触するように構成されたことを特徴とする(請求項14)。
 この構成により、導出部材を係合部に係合すれば、電気的露出部分が電気的接続部に接触するように構成されているので、簡易に生体電極と生体電極用コネクタの電気的接続が達成される。
 請求項1に記載の生体電極により、導出部材は露出部分を除いて防水シートにより防水され、露出部分から生体電極用コネクタに生体電気信号を導出することができる。
 また、請求項2に記載の生体電極により、導出部材は防水シートにより両面がラミネートされているので、防水が確実である。
 さらに、請求項3に記載の生体電極により、露出部分が円形状であるため、生体電極用コネクタとの電気的接続をしやすくすることができる。
 さらに、請求項4に記載の生体電極により、シャワーをしても、シャワーの水滴やその水圧による振動の導電性部材への伝達を防止し、ノイズの発生を防止することができる。 
 また、請求項5に記載の生体電極用コネクタにより、生体電極用コネクタの可動部と挟持基部を閉じて、生体電極の導出部材を挟持させて電気的接続を行う状態にすることにより、電気的接続部をパッキンにより水密に防水することができる。
 さらに、請求項6に記載の生体電極用コネクタにより、電気的露出部分を凸部と凹部により同心状に堅固に挟持することができる。
 さらに、請求項7に記載の生体電極用コネクタにより、曲率半径が相対的に小さい凹部を、その弾性により、凸部に堅固に挟持することができる。
 さらに、請求項8〜10に記載の生体電極用コネクタによれば、パッキンにより、可動部と挟持基部との間で、電気的接続部を囲むように確実に水密空間を形成することができる。
 また、請求項11に記載の生体電極用コネクタにより、電気的露出部分を凸部と凹部により同心状に堅固に挟持することができる。
 さらに、請求項12に記載の生体電極用コネクタにより、導電性を有する凸部に円形状の電気的露出部が当接されることで、生体電極と生体電極用コネクタを電気的に接続することができる。
 さらに、請求項13に記載の生体電極用コネクタにより、曲率半径が相対的に小さい凹部を、その弾性により、凸部に堅固に挟持することができる。
 また、請求項14に記載の生体電極用コネクタにより、導出部材を係合部に係合すれば、電気的露出部分が電気的接続部に接触するように構成されているので、簡易に生体電極と生体電極用コネクタの電気的接続が達成される。
 生体電極が装着される生体表面の領域が大きくならない目的を、電気的接続部が簡易に防水できるようにして実現した。
 本発明の生体電極の構成について第1の実施例を図1により説明する。
 生体電極7は、保持部材1、導電性ゲル(導電性部材)2、導出部材3、防水シート4、5で構成される。
 導電性ゲル2は生体組織に接触させることにより、電気信号を検出する。導電性ゲル2は、保持部材1の中央の孔1aに配置され保持される。保持部材1の生体組織に接触する側は粘着性を持たせ、生体組織に装着される。保持部材1の素材としては、例えば、生体適合性があり防水性を有するポリオレフィンフォームがよい。
 導出部材3は、Ag/AgClシートで形成され、その円形状の基部3aは導電性ゲル2と接触している。そのため、導電性ゲル2で検出された生体の電気信号が導出部材3の導出部3bまで導出される。導出部3bには孔3cが設けられている。
 防水シート4、5の素材は非導電性であり、防水性の素材である。その素材としては、例えば、加工性のよいPET製、PVC製、PE製、PP製等の防水性フィルムがよい。 防水シート4は導出部材3全体を覆う大きさであり、基部4aと端部4bで構成されている。基部4aと端部4bの間には切欠き部4eが施されている。
 防水シート5は、基部5aと端部5bで構成され、端部5bには孔5cが設けられている。孔5cは孔3cよりも直径は大きい。基部5aと端部5bの間には切欠き部5eが施されている。導電性ゲル2と導電部材3の基部3aとが接触し電気的に接続されるように、基部5aには基部3aと同じ大きさの孔5dが施されている。
 防水シート5の端部5bと防水シート4の端部4bは同じ形状である。また、基部5aの外周形状は基部4aの外周形状と同じである。そして、防水シート4、5は導出部材3を挟んでラミネートされる。この場合、防水シート4、5の形状が同じ部分や切欠き部4eと5eは、ずれないように合わせ、孔5cと孔3cは同心となるようにする。ラミネートの方法は、例えばウェルダー溶着法によってもよく、接着剤あるいは粘着剤により接着させてもよい。
 防水シート4、5と導出部材3のラミネート6は、保持部材1に装着する側(防水シート5側)で、導出部材3aが露出し、孔5cから導出部材3の一部が露出している。
 露出した導出部材3aは導電性ゲル2と接触して電気信号を導出する。
 孔5cから導出部材3が露出している部分は、後述する生体電極用コネクタへ電気信号を導出する。
 なお、ラミネート6の防水シート5の基部5aのうち、保持部材1に接触する部分には接着性を持たせ、保持部材1と接着するようにする。
 このような構成にすることで、導電性ゲル2は、生体組織に装着されている状態では保持部材1により水密に保持される。さらに、孔5cから導出部材3が露出している部分を、生体電極用コネクタに電気信号を導出するためのコネクタに水密に把持する。このことにより、生体電極全体で防水状態を維持して、電気信号(心電図信号)を検出することができる。
 本発明の生体電極の構成について第2の実施例を図2により説明する。
 生体電極7は、保持部材1、導電性ゲル(導電性部材)2、導出部材3、防水シート4、5の他、保護部材8で構成される。
 保持部材1、導電性ゲル(導電性部材)2、導出部材3、および防水シート4、5の構成については、第1の実施例と同様である。
 保護部材8の役割は、シャワーをしながら生体表面に生体電極7を装着して電気信号(心電図信号等)を検出できるように、シャワーの水滴による水圧、振動が導電性ゲル2や導電部材3に伝わらないようにすることである。導電性ゲル2や導電部材3に水圧や振動が伝わると、電気信号にノイズを生じさせてしまうからである。
 保護部材8は円形状であり、防水シート4の基部4aの上に接着剤あるいは粘着材により接着される。素材は例えばポリオレフィンフォームなど、シャワーの水滴による振動が導電性ゲル2や導電部材3に伝わることを防止できる素材がよい。大きさは、少なくとも導電部材3の基部3aよりも大きく、より好適には、防水シート4、5の基部4a、5aを覆う大きさであるのがよい。
 本発明の生体電極の構成について第3の実施例を図3により説明する。
 第3の実施例は、第2の実施例におけるシャワーの水滴による振動防止の構造をより強化した例である。
 すなわち、第2の実施例における円形状保護部材8と防水シート4の間に、外周直径を円形状保護部材8と同じくする円環状支持部9を設ける。そして円形状保護部材8と円環状の支持部9は、外周を合わせて、基端部4aの上に接着剤あるいは粘着材により接着する。第2の実施例と同様に、円形状保護部材8と円環状支持部9の大きさは、少なくとも導電部材3の基部3aよりも大きく、より好適には、防水シート4、5の基部4a、5aを覆う大きさであるのがよい。この構造であれば、円環状支持部9が介在することで、円形状保護部材8と防水シート4の間に間隙ができるので、シャワーの水滴による水圧、振動が直接防水シート4に伝わらず、よりノイズの防止に適している。
 次に、上記の生体電極に適合する誘導コードの生体電極用コネクタ10の構造を図4〜図8により説明する。
 図4は、生体電極用コネクタ10の可動部12が開いている状態での斜視図である。図5は図4の矢印Aから見た斜視図である。
 挟持基部11aは、両側部を基部11に設けられたガイドレール11bに保持され、摺動自在とされている。すなわち、挟持基部11aは、基部11に対し、収容/引き出しが可能となっている。可動部12は挟持基部11aの基端部に設けられた支軸を中心に相対的に回動自在とされている。
 挟持基部11aは、基部11に対し所定位置まで引き出されたときには、図示せぬストッパによってそれ以上引き出されることが阻止される。挟持基部11aが、この所定位置まで引き出された状態で、可動部12を閉じると、基部11の両側面内側に設けたガイド突起17が、可動部12の両側面外側に設けたガイド溝18の一端18aに入り込むようになっている。すなわち可動部12には、ガイド溝18の一端18a側に切り欠き18cが設けられ、この切り欠き18cからガイド溝18にガイド突起17が入り込むようになっている。
 このように可動部12を閉じた状態で、挟持基部11aをガイドレール11bに沿って、基部11に収容する方向に摺動させると、相対的にガイド突起17は、ガイド溝18を摺動し、ガイド溝18の他端18bに向かって移動する。
 可動部12が閉じた状態において、ガイド溝18は、その他端18b側に至るに従って挟持基部11aから離間するように形成されている。このため挟持基部11aが基部11に収容される方向に移動すると、挟持基部11aはガイドレール11bに支持されているから、ガイド溝18に入り込んでいるガイド突起17は、ガイド溝18の摺動面を挟持基部11a側に押圧しながら移動する。このため、可動部12は挟持基部11aに対し、より強固に閉じた状態となる。なお、ガイド溝18の他端18bの最先端を含む所定部分は、可動部12が閉じた状態のときのガイドレール11bと平行となっている。さらにこの所定部分に入る手前ではガイド溝18の底面に盛り上がり部18dが設けられている。ガイド突起17は、先端面でこの盛り上がり部18dを押圧しながら通過して前記所定部分に入る。この盛り上がり部18dは、ガイド突起17がこの所定部分から簡単にに出られないようにするためにある。そして可動部12は、ガイド溝18内に存在するガイド突起17によって、この状態から直接に開となることを阻止される。こうして、可動部12は、閉じた状態を維持される。一方、可動部12を開けるときは、各部を、上記とは逆の手順で動作させる。
 次に生体電極7と生体電極用コネクタ10との電気的接続部について説明する。挟持基部11aには、導電性を有する球表面状の凸部13と、その凸部13と同心にパッキン14が設けられている。パッキン14は弾性のある例えばゴム製がよい。凸部13は後述するように、生体電極7の露出した導出部3bと当接されて電気的に接続される。
 図5に示すように、可動部12の内側には、凹部15と、その凹部15と同心に環状部16が設けられている。凹部15は弾性を有する例えばゴム製がよい。
 凹部15の直径は、凸部13の直径よりやや小さくできている。凹部15の凹状球表面の曲率半径は、凸部13の凸状球表面の曲率半径よりもやや小さくできている。
 図6は、可動部12が生体電極7のラミネート6を挟むように閉じた状態のときの断面図を示している。このように、凸部13と凹部15は同心状にラミネート6を挟持する。ラミネート6は、孔5cが凸部13に同心状に接触するように挟持する。そのことで、孔5cから露出している導出部材3の部分(電気的露出部分)が凸部13と電気的に接続される。
 上述のように、弾性を有する凹部15の凹状球表面の曲率半径は相対的に小さく、導電性の固い凸部13の凸状球表面の曲率半径は相対的に大きくできている。そのために、ラミネート6の孔5cから露出している電気的露出部分を導電性の凸部13に押さえつける際、凹部15の弾性により電気的露出部分を導電性凸部13に対し擦りつけて張るように作用するため、堅固に挟持される。さらにそのため、導電性凸部と電気的露出部との導通状態が良好となる。
 図10の横断面図に示すように、パッキン14の周辺内側14aは、凸部13の球表面とは逆向きのテーパがかかって、すなわち、パッキン14の立ち上がり高さが求心方向に連続的に低くなっている。しかも、可動部12が閉じられている状態ではパッキン14内部が水密となるように、可動部12の環状部16はパッキン14周辺内側を押し広げる方向のテーパが施され、すなわち、環状部16の立ち上がり高さが遠心方向に連続的に低くなっている。そのため、ラミネート6を強固に挟持することができるとともに、パッキン14が電気的接続部を囲むように配置されているので可動部12が挟持基部11aに対して閉じたときに可動部12と挟持基部11aとの空間内で水密空間を形成する。
 パッキン14と環状部16のテーパは、図11に示すように、それぞれ上記の例とは逆向きにつけられても同様の効果を得ることができる。この場合パッキン14は、環状部16により求心方向に付勢される。
 生体電極7により検出され導出部材3に導電された電気信号は、導電性の凸部13、導電板20を伝わり、誘導ケーブル19の芯線21に導電される。
 なお、誘導ケーブル19のコネクタ接続部分はケーブルカバー22により水密に保護されている。
 図7(a)はラミネート6の同心状にラミネートされた孔5c、3c付近の断面図である。図7(b)は、コネクタ10により挟持されたラミネート6の凸部13・凹部15付近の断面図である。このように導出部材3の導出部3bが露出している孔5cの直径は、凸部13・凹部15いずれの直径よりも小さく設計されている。そのため、導出部3bの露出部分が、凸部13から露出しない。この構造により、生体電極7の導出部3bと凸部13との電気的接続がなされ、導電板20を介して誘導ケーブル19の芯線21に電気信号が導出される。
 図8は、生体電極7を生体電極用コネクタ10に挟持させる様子を示す図である。生体電極7のラミネート6に施された切欠部6e(切欠き部4e、5eがラミネートされた部分)を生体電極用コネクタ10の係合部23に係合するように、ラミネート6を挟持基部11a上に配置させる。そして、可動部12を閉じ、挟持基部11aを基部11に収容することで、上述のように、ラミネート6の電気的露出部分と導電性凸部との電気的接続が達成される。切欠部6eが係合部23に係合されると、ラミネート6の電気的露出部分が現れている孔5cの中心が凸部13の中心に位置するように、生体電極7および生体電極用コネクタ10が設計される。そのため、切欠部6eを係合部23に係合させるだけで、ラミネート6の電気的露出部が導電性凸部13に接触するようになる。そのため、簡便にラミネート6の電気的露出部と導電性凸部13との位置決めができる。
 さらに、図4を参照すると、挟持基部11aはその先端に傾斜面11cを有している。その傾斜面11cに沿わせた面を有するリブ24が挟持基部11aに設けられている。一方で、図5を参照すると、可動部12の内側には、リブ24の上面および外側側面にあてがう面を有するリブ受部25が設けられている。図9は、生体電極7のラミネート6を挟持基部11aに嵌め、可動部12を閉じた場合に、リブ受部25がラミネート6を介してリブ24にあてがわれている状態を示す図である。なお、可動部12は便宜上図示されていない。このように、リブ受部25がリブ24にあてがわれることによって、リブ受部25およびリブ24が当接するラミネート6の片縁部分にかかる力により、ラミネート6はその中央が若干隆起して湾曲するような力を受ける。このような力が発生する状態でラミネート6片縁部分がリブ受部25およびリブ24により挟持されるので、生体電極7が引く抜こうとする力がかかるとその力に対する抵抗が生じ、生体電極7が抜けにくくなっている。さらに、上述したようにラミネート6中央付近に位置する電気的露出部が導電性凸部13と凹部15により上下から挟持されることになるので、堅固にラミネート6が保持される。
 このように、生体電気信号が導出される導出部3bの露出部分は、コネクタ10の凸部13により確実に電気的に接続される。また、パッキン14により、導出部3bの露出部分と凸部13の電気的接続は、水密が保たれている。さらに、電気信号が凸部13から誘導ケーブル19の芯線21に導電されるまで防水構造とされている。
 このことにより、生体電極7から生体電極用コネクタ10全体にわたって防水されることになる。
本発明に係る生体電極の分解斜視図を示す図(実施例1)。 本発明に係る生体電極の分解斜視図を示す図(実施例2)。 本発明に係る生体電極の分解斜視図を示す図(実施例3)。 本発明に係る生体電極用コネクタの可動部が開いている状態での斜視図。 図4の矢印Aから見た斜視図。 本発明に係る生体電極用コネクタの可動部を閉じて生体電極の導出部材を挟持した状態での縦断面図を示す図。 図7(a)は生体電極の導電部材が露出している付近の断面拡大図。図7(b)は、生体電極の導電部材の露出部分が生体電極用コネクタの可動部を閉じて生体電極の導出部材を挟持した状態での凸部凹部付近の断面拡大図。 生体電極を生体電極用コネクタに挟持させる様子を示す図。 生体電極を生体電極用コネクタに挟持させたときのラミネートの状態を示す図。 本発明に係る生体電極用コネクタの横断面図。 本発明に係る生体電極用コネクタの他の例の横断面図。
符号の説明
 1  保持部材
 1a 孔
 2  導電性ゲル(導電性部材)
 3  導出部材
 3a 基部
 3b 導出部
 3c 孔
 4  防水シート
 4e 切欠き部
 5  防水シート
 5a 基部
 5b 端部
 5c 孔
 5d 孔
 5e 切欠き部
 6  ラミネート
 6e 切欠き部
 7  生体電極
 8  円形状保護部材
 9  円環状支持部
 10  生体電極用コネクタ
 11  基部
 11a 挟持基部
 11b ガイドレール
 11c 傾斜面
 12  可動部
 13  凸部
 14  パッキン
 15  凹部
 16  環状部
 17  ガイド突起
 18  ガイド溝
 19  誘導コード
 20  導電板
 21  芯線
 22  ケーブルカバー
 23  係合部
 24  リブ
 25  リブ受部

Claims (14)

  1.  生体組織に接触し、生体電気信号を検出する導電性部材と、
     前記導電性部材を生体組織に保持する保持部材と、
     前記導電性部材に部分的に接触し、前記導電性部材により検出された生体電気信号を生体電極用コネクタに導出する導出部材と、
     前記導出部材を水密に防水する防水シートを具備し、
     前記防水シートは前記導出部材から前記生体電気信号を前記生体電極用コネクタに導出する部分を露出していることを特徴とする生体電極。
  2.  請求項1に記載の生体電極において、
     前記導出部材は前記防水シートによりラミネートされていることを特徴とする生体電極。
  3.  請求項1または請求項2に記載の生体電極において、
     前記防水シートにより前記生体電気信号を前記生体電極用コネクタに導出するための前記導出部材の前記露出部分は、円形状であることを特徴とする生体電極。
  4.  請求項1乃至請求項3のうちいずれか1つに記載の生体電極において、
     さらに、外部からの水滴または水圧による振動を前記導電性部材に伝達することを防止するための保護部材と
     を具備することを特徴とする生体電極。
  5.  可動部が挟持基部に対して相対的に回動して開閉し、前記可動部が前記挟持基部に閉じることにより、生体電極の電気信号を導出する導出部材と電気的に接続される生体電極用コネクタにおいて、
     前記導出部材の電気的に露出した部分と接触することにより前記生体電極と電気的に接続される電気的接続部と、
     前記電気的接続部を水密に保持するため前記電気的接続部を囲むように配置され、かつ前記可動部が前記挟持基部に対して閉じたときに、前記可動部と前記挟持基部との空間内で水密空間を形成することにより防水機能を有するパッキンと
     を具備することを特徴とする生体電極用コネクタ。
  6.  請求項5に記載の生体電極用コネクタにおいて、
     前記電気的接続部は、前記電気的露出部分を挟持した時に前記挟持基部に設けられた凸部と前記可動部に設けられた凹部が嵌合する構成であることを特徴とする生体電極用コネクタ。
  7.  請求項6に記載の生体電極用コネクタにおいて、
     前記凹部の球表面の曲率半径は、前記凸部の球表面の曲率半径よりも小さく、
     前記凹部は弾性を有することを特徴とする生体電極用コネクタ。
  8.  請求項5乃至7のうちいずれか1つに記載の生体電極用コネクタにおいて、
     前記可動部が前記挟持基部に対して閉じた時に、前記凹部の周囲を囲うように設けられた環状部が前記凸部の周囲を囲うように設けられたパッキンを遠心方向または求心方向に付勢することを特徴とする生体電極用コネクタ。
  9.  請求項8に記載の生体電極用コネクタにおいて、
     前記環状部の立ち上がり高さが遠心方向にまたは求心方向に連続的に低くなることを特徴とする生体電極用コネクタ。
  10.  請求項8に記載の生体電極用コネクタにおいて、
     前記パッキンの立ち上がり高さが求心方向にまたは遠心方向に連続的に低くなることを特徴とする生体電極用コネクタ。
  11.  可動部が挟持基部に対して相対的に回動して開閉し、前記可動部が前記挟持基部に閉じることにより、生体電極の電気信号を導出する導出部材と電気的に接続される生体電極用コネクタにおいて、
     前記導出部材の電気的に露出した部分と接触することにより前記生体電極と電気的に接続される電気的接続部を具備し、
     前記電気的接続部は、凸部と凹部が同心状に、前記電気的露出部分を挟持する構成であることを特徴とする生体電極用コネクタ。
  12.  請求項11に記載の生体電極用コネクタにおいて、
     前記電気的露出部分は前記凸部に対して接触することで、電気的に接続することを特徴とする生体電極用コネクタ。
  13.  請求項11または請求項12に記載の生体電極用コネクタにおいて、
     前記凹部の球表面の曲率半径は、前記凸部の球表面の曲率半径よりも小さく、
     前記凹部は弾性を有することを特徴とする生体電極用コネクタ。
  14.  可動部が挟持基部に対して相対的に回動して開閉し、前記可動部が前記挟持基部に閉じることにより、生体電極の電気信号を導出する導出部材と電気的に接続される生体電極用コネクタにおいて、
     前記導出部材の電気的に露出した部分と接触することにより前記生体電極と電気的に接続される電気的接続部と、
     前記挟持基部に前記生体電極の前記導出部材を係合するための係合部と、を具備し、
     前記導出部材を前記係合部に係合したときに、前記電気的露出部分が前記電気的接続部に接触するように構成されたことを特徴とする生体電極用コネクタ。
JP2003296211A 2002-08-23 2003-08-20 生体電極および生体電極用コネクタ Expired - Fee Related JP4009999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003296211A JP4009999B2 (ja) 2002-08-23 2003-08-20 生体電極および生体電極用コネクタ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002243957 2002-08-23
JP2003296211A JP4009999B2 (ja) 2002-08-23 2003-08-20 生体電極および生体電極用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004097809A true JP2004097809A (ja) 2004-04-02
JP4009999B2 JP4009999B2 (ja) 2007-11-21

Family

ID=32301155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003296211A Expired - Fee Related JP4009999B2 (ja) 2002-08-23 2003-08-20 生体電極および生体電極用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4009999B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044208A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Fukuda Denshi Co Ltd 防水性生体電極
JP2013063278A (ja) * 2012-11-13 2013-04-11 Fukuda Denshi Co Ltd 防水性生体電極
JP2013121375A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Nihon Vinyl Cord Kk 生体測定用電極
JP2013184024A (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 Nihon Vinyl Cord Kk 生体測定用電極
JP2016005607A (ja) * 2015-09-01 2016-01-14 フクダ電子株式会社 防水性生体電極

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044208A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Fukuda Denshi Co Ltd 防水性生体電極
US7957785B2 (en) 2005-08-09 2011-06-07 Fukuda Denshi Co., Ltd. Waterproof bioelectrode
JP2013121375A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Nihon Vinyl Cord Kk 生体測定用電極
JP2013184024A (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 Nihon Vinyl Cord Kk 生体測定用電極
JP2013063278A (ja) * 2012-11-13 2013-04-11 Fukuda Denshi Co Ltd 防水性生体電極
JP2016005607A (ja) * 2015-09-01 2016-01-14 フクダ電子株式会社 防水性生体電極

Also Published As

Publication number Publication date
JP4009999B2 (ja) 2007-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7085598B2 (en) Biological electrode and connector for the same
CN106859628B (zh) 长时间生理信号测量贴片
JP5165841B2 (ja) 防水性生体電極
WO1988009643A1 (en) Water-proof terminal electrode device for living bodies
US8238998B2 (en) Tab electrode
US8634895B2 (en) Biomedical surface electrode
WO2018054247A1 (zh) 一种干电极及生理多参数监测设备
US20200229706A1 (en) Biological information measurement device
WO2008033669A3 (en) Moisture resistant electrode with edge protection
US20180235502A1 (en) Sensor sheet
JP2014008166A (ja) 生体電極用パッド
WO2020262403A1 (ja) 生体用電極パッド付き収納ケースおよび生体用電極パッド付き収納ケースを備えた生体信号処理装置
US4832036A (en) Medical electrode
JP4009999B2 (ja) 生体電極および生体電極用コネクタ
US20230181080A1 (en) Bioelectrode wearable for long time
US11123001B2 (en) Biological information measurement device
JP2007175159A (ja) 電極パッド
CN216876385U (zh) 一种心电记录仪
JP5952170B2 (ja) 防水性生体電極
JP6158263B2 (ja) 防水性生体電極
US20210353198A1 (en) Hydrogel pad
JPH041925Y2 (ja)
JPH041924Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4009999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees