【０００１】
［発明の属する技術分野］
本発明は、廃棄物から製造されている各種人工ゼオライト及び廃棄物となっている上水道浄化泥や都市ごみ焼却灰や石炭灰や製紙スラッジ（以下未利用物１という）と廃木材屑や樹皮や間伐材を適度の大きさに粉砕した物（以下未利用物２という）やオガクズや籾殼（以下未利用物３という）を適度に混合し、植物の種子を内部に播種混合し、植物を生長させた物が、建物の屋上や地表面等の温度上昇を抑制する都市緑化資材の製造方法及び取扱方法に関する。
【０００２】
［従来の技術］
都市屋上緑化資材として一般的に認知され使用されているチップや樹皮や水ゴケや天然ゼオライトやパーライトや廃プラスチック等を原料とした加工物が殆どあり、これらの素材を土壌様条件にして植物を植えている。
【０００３】
又、従来からコンクリートやブロック等の型枠の中に植物を植えているが、このような方法では重量物となるため平面積の大きい屋上全体を緑化することは困難である。
【０００４】
草木質系のみの水ゴケや茅やチップや樹皮やオガクズや木屑類は腐食発酵速度が早く、腐食発酵により悪臭の原因や木質の腐食を好む虫等が発生したり、更に経年劣化により分解速度が加速して植物の生長環境が変化し草木の成育不良が発生すると共に、ついには土壌化して雨水や灌水により配水管に流入し、配水管や排水設備の詰まりにもなり、更に一般排水溝の汚泥増加になって行きます。
【０００５】
天然ゼオライトやパーライトは経年劣化が殆ど無く安定しているが植物の成育根圏域環境には必ずしも良い提供にはならないため、植物の安定成育が出来ないでいる。また、パーライトは真比重が軽いため風雨により植物が倒壊する等安定培土となっていない。安定物とするためいろいろな加工が必要である。
【０００６】
合成樹脂から出来ている、廃プラスチックを加工して植物を植えているが、植物成長の環境条件が整っていないため長期の植物の栽培には適していない。また、真比重が軽いため風雨により植物が倒壊する等安定培土となっていない。安定物とするためいろいろな加工が必要である。
【０００７】
一般土壌や砂類を加工して植物の成育土壌を試みているが、雨水により流出や重量が増す等の難易性があり期待する効果は出ていない現状である。
【０００８】
杉間伐木炭や竹炭等やココナッツ殼やヤシ殼類の炭を土壌化して植物成育を試みているが、炭質が多い条件下では生育環境条件が整わないため期待する効果は出ていない。
【０００９】
これまで、都市の屋上緑化にするため、植物を植える良質な土壌が見出だされていない。風雨に強く、植物の成長がよく、環境にも優しいリサイクル用品の土壌資材の開発がまたれています。
【００１０】
同様に、廃棄物を活用した地上のコンクリート面上やアスファルト面上やブロック面上に比較的簡易に使用できる植物成長緑化資材の開発が待たれています。
【００１１】
［発明が解決しようとする課題］
従来は、植物を植える屋上緑化土壌資材は、草木系の物は嫌な害虫発生や腐食分解による配水設備の詰まり、天然鉱物系又は廃プラスチックは植物の環境不適合によるものが多く屋上緑化には期待する効果が出ない等の問題点があった。
【００１２】
また、草木系のみの土壌を使用の場合。雨水や散水による土壌の流出による排水設備の詰まりや、害虫を駆除するために化学性殺虫剤を使用するため健康面や環境汚染面の新たな問題が発生している。
【００１３】
本発明は、人や環境に優しく、風雨に強く、植物がよく成長する各種人工ゼオライトや上水道浄化泥や都市ごみ焼却灰や石炭灰や製紙スラッジと廃木材屑や樹皮や間伐材を適度の大きさに粉砕した物やオガクズや籾殻等のそのぞれの機能を相乗効果させたリサイクル品を数種類混合した物を活用した土壌資材で、特殊な合成接着剤により雨水や散水を流防し、又は飛散防止を行い前述の問題点を解決する製造方法や使用方法を提供する事を目的とする。
【００１４】
［課題を解決するための手段］
本発明は、人や環境に優しく、風雨に強く、植物がよく成長するリサイクル品を数種類混合した物を活用した緑化資材で、廃棄物から出来ている各種人工ゼオライトと同じく廃棄物から出来ている未利用物１と未利用物２や未利用物３等のそのぞれの機能を相乗効果させたリサイク物を適宜混合し、植物の種子を中に入れ、場合によっては化学性無機肥料や有機性肥料を少量混合した物を型枠やトレーに入れる。用途別によっては造粒物を製造する。目的場所に設置後、散水して植物を育て成長した物が、前述の問題点を解決する製造方法や使用方法を提供する事を目的とする。
【００１５】
［発明の実施の形態］
本発明は、各種人工ゼオライトと未利用物１と未利用物２や未利用物３等のそのぞれの機能を相乗効果させた物を数種類適宜混合した後、植物の種子を中に入れ、土壌床となる灰や人工ゼオライトの微粒子及びその他の資材の微小物が型枠の底部からの流防のため特殊な合成接着剤を底部に塗布し、又、飛散しないよう上面に塗布し、目的の型枠やトレー等に入れてリョッカ・ゼオ資材を製造します。
【００１６】
リョッカ・ゼオ資材の製造方法の詳細について、廃棄物から製造されている石炭灰の人工ゼオライト、又は、製紙スラッジ焼却灰の人工ゼオライトと上水道浄化泥、又は、都市ごみ焼却灰、又は、石炭灰、又は、製紙スラッジと廃木材屑や樹皮や間伐材を適度の大きさに粉砕した物やオガクズや籾殻等を用途別に数種類を適宜混合した後、植物の種子と化学性無機肥料又は有機肥料を入れて混合し、水道水を入れて撹拌混合し適度に泥化した物を、必要とする型枠やトレーに入れて、又は、造粒機により製造します。
【００１７】
次ぎに、《００１６》の物を、植物の種子を発芽させるために、温度がセッシ２３度以上になる所に置き、乾燥しないように灌水します。
【００１８】
人工ゼオライトの混合比率は、５パーセントから１５パーセント程度します。人工ゼオライトを多く混合すると植物の生長が一時的に著しく抑制されるので注意が必要です。
【００１９】
植物の生長を良くするために、《００１６》の作業段階の中で、植物の種子混合時に三要素や微量要素入りの肥料を少量混入させます。使用量は、植物の場合で、型枠物の大きさが縦横３０センチと６０センチ、厚さ３セント程度の水稲育苗箱物ではチッソ成分換算で２グラム程度とする。多く使用すると肥料焼けが生じて植物が発芽しないか或いは発芽しても芽だし初期に枯れてしまう現象となるので注意が必要です。
【００２０】
尚、肥料を混合せず、生育初期から生育期間中にかけて、液体肥料を希しゃくして、芝生に直接散布する方法もあります。
【００２１】
肥料入りの物にするか、無肥料物にするかは用途や要望に応じて製造を選定して行く事になります。
【００２２】
次ぎに、造粒物の製造方法について、造粒は造粒機に人工ゼオライトと未利用物１と未利用物２と未利用物３を用途別に適宜混合した後、《００１６》から《００２１》の方法で混合して、必要とするいろいろな大きさの物を回転型装置や押出し型の装置でリョツカ・ゼオ資材の造粒物を製造します。
【００２３】
前述の方法で製造した物を屋上や地表面に実用する時は、リョッカ・ゼオ資材が好ましく長期に安定成長するために、定植する土壌床の深さは１０センチ以上の物が好ましく、深い程好ましい。定植土壌床の原料も前述の廃棄物の混合物を使用します。
【００２４】
人工ゼオライトについて、陽イオン交換能力はＣＥＣが２２０以上で高いほど好ましく、化学肥料の流防や急な肥料効きを押さえて遅効となり植物生長に好ましく、又、肥料の流防を行う事により環境にも優しくなります。
【００２５】
人工ゼオライトの種類は高温処理されている灰より、低温処理されている灰が炭素やその他の微量要素の残存率が高いため植物の成長には好ましい。
【００２６】
しかし、人工ゼオライトの製造面から見ると、炭素やその他の微量要素の残存率が高い物ほど良質な人工ゼオライトの製造は難しい等の面もあります。
【００２７】
前述の上水道浄化泥は重金属等環境基準値以下が使用条件である。この基準値以下の物は土壌が肥沃に富んでいるので土壌床の主材料としては最適である。
【００２８】
都市ごみ焼却灰と石炭灰と製紙スラッジを比較すると、製紙スラッジが炭素やその他の微量要素の含有率が高く好ましい。臭気がなくなった古い物が好ましい。
【００２９】
但し、製紙スラッジはペーハーが高いため、使用する事前にペーハーを６．５ぐらいに調整するか、又は、人工ゼオライトを製造する段階で、人工ゼオライトのペーハーを５．５前後に製造して、製紙スラッジと人工ゼオライトの混合でペーハーを６．５から７．０程に調整する方法もあります。
【００３０】
合成接着剤の使用量について、本来、植物の種子が発芽し生長するための土壌条件は適度の通水や空気通が必要であり、これらの最低条件を確保して置かないと植物は生長できない。合成接着剤の使用量はこれらの条件が保てるような量を土壌床底部や表面に流防や飛散しない程度に散布する必要があります。種子の発芽力や根の増大力による型枠等の崩壊を極力防止する程度にします。
【００３１】
通水できる合成繊維の網目は３乃至４マイクロミリ以上が好ましく、毛せんは微細孔径がある程肥料イオンや微量要素イオンの通過にも好ましい。
【００３２】
人工ゼオライトの微細孔径は、５から２０オングストローム程度であり、アンモニウムイオン等の肥料イオンや農薬等やその他の金属イオンを吸着でき、排水の浄化にも繋げることができます。
【００３３】
人工ゼオライトは用途によりカルシウム型やマグネシウム型やカリウム型やその他の物を単独で又は混合で使用すると良い効果があります。
【００３４】
植物の種子及び成長物の根圏域環境を良好に保つために、又は、根圏域環境をより向上させるために前述の物以外に草木質等の茅や木の葉や水苔等を適宜混合する事により良い効果があります。
【００３５】
前述の方法で製造した、リョッカ・ゼオ資材は都市緑化の屋上やコンクリートやアスファルト面上以外の一般の農産園芸資材としても利活用する事ができます。
【００３６】
次ぎに製造装置の説明であるが、人工ゼオライトと未利用物を混合撹拌する装置であればどの様な装置でもよく特に限定する物ではありません。
【００３７】
造粒装置について、希望する造粒できる物であれば特別に限定する物ではありません。
【００３８】
造粒物の乾燥装置について、特に限定するものではありません。
【００３９】
［実施例］
石炭灰に人工ゼオライト１０パーセント当りを混合した物と、オガクズと籾殻を入れて更に撹拌混合した物に、芝生の種子を一般播種使用量と市販の３要素入りの粒型の有機肥料をチッソ換算で２グラムを入れ、水道水は手でダンゴが出来る程度とし、泥化した物で土壌床を作りました。
【００４０】
容器の底部から土壌床が流出しないようにするため、合成接着剤を水稲育苗用箱に使用する専用紙に適量を吹き付け水分で破けないようにし、又、側面から微粒物が流れないようしました。
【００４１】
深さ３センチ、縦３０センチと横６０センチ型の水稲育苗用ポリ容器に００３９項目の物を入れて土壌床にし、平らに一杯になるよう入れた後、上面の土壌物が飛散しない程度に合成接着剤を吹き付けました。
【００４２】
同様な方法で、同じ物を合計２枚製造しました。
【００４３】
００４０項目で製造したリョッカ・ゼオ資材をセッシ２３度以上の場所に置き発芽を促しました。
【００４４】
発芽するまで、毎日リョッカ・ゼオ資材が乾燥しないようにタップリ散水を行いました。
【００４５】
散水から６日目の平成１４年７月２７日の朝に表面に芽出しを概ね２０％を確認しました。
【００４６】
翌日の朝、平成１４年７月２８日に芽出しは概ね１００％を確認しました。
【００４７】
発芽の勢いはよく、人工ゼオライトや珪素やアルミナやその他の微量要素や肥料成分が効いた硬くて丈夫な芝生の発芽でした。
【００４８】
発芽揃いから１週間目の平成１４年８月４日に生長をよくするため３要素入りのチッソ換算５パーセントの化学液肥を１０００倍に希釈しリョッカ・ゼオ資材１枚当り１．０リットル散布しました。
【００４９】
乾燥しないよう毎日散水を行い、２週間目の平成１４年８月１１日に生長をよくするため３要素入りの同様の化学液肥を１０００倍に希釈しリョッカ・ゼオ資材枚当り１．１リットル散布しました。
【００５０】
芽出し１週間後から、前述の要領で１週間ごとに３要素入りの同様の化学液肥を１０パーセントを増量し、１か月間観察しました。
【００５１】
発芽揃いの平成１４年７月２８日から平成１４年８月２７日までの１カ月間の生長は表１のとおりです。
【００５２】
リョッカ・ゼオ資材の平板の目土入りに、２乃至３ミリ程度の造粒物を使用し芝生の全面張りの生長を行いました。
【００５３】
目土入り２週間程から徐々に芝生はお互いに他の平板に渡り合いを始めました。
【００５４】
芝生の生長や若返りに有機質や化学肥料を含んだ、よく熟成した上水道浄化泥等を表面に薄く散土すると芝生の生長を促進させる事ができました。
【００５５】
芝生の生長に伴い、いろいろな病気や害虫が発生するので病害虫防除を１回行いました。
【００５６】
［発明の効果］
廃棄物である人工ゼオライトと未利用物１と、用途拡大先が少ない未利用物２や未利用物３の数種類の混合物に植物の種子を内部に混合製造した物が、植物の生長により敷き詰めた面の温度上昇を抑制する効果がある都市の屋上やその他の場所を緑化する事ができます。
【００５７】
都市ごみ焼却灰の人工ゼオライト製造の場合は、都市ごみの完全リサイクルに繋げていく事ができます。
【００５８】
紙の生産終末で出る製紙スラッジも身近な廃棄物であり、同様に建築廃木や樹皮や杉間伐材やオガクズや籾殻も本発明で容易にリサイクルできます。
【００５９】
本発明は、廃棄物や未利用物を活用して緑化資材等とする事ができます。
【００６１】芝生の生長観察表
実施例１．芝生名 西洋芝 製造日 平成１４年７月１９日
土壌床の使用材料名と重量混合比率
石炭灰８０％ ，石炭灰人工ゼオライトＣａ型１０％、オガクズ１０％
縦横３０センチ×６０センチ×深さ３センチ角の水稲育苗箱２枚使用
実施例２．芝生名 西洋芝 製造日 平成１４年７月１９日
土壌床の使用材料名と重量混合比率
石炭灰９０％ ，石炭灰人工ゼオライトＣａ型１０％
縦横３０センチ×６０センチ×深さ３センチ角の水稲育苗箱２枚使用
【図面の簡単な説明】
【図１】型枠として水稲育苗箱を使用し、リョッカ・ゼオ資材を一杯に入れ、植物の種子と有機質肥料を入れた外観図である。
【図２】リョッカ・ゼオ資材の造粒物の中に植物の種子と有機質肥料を入れた外観図である。
【符号の説明】
１．型枠外観図。
２．土壌床のリョッカ・ゼオ資材の外観図。
３．植物の種子。
４．化学性無機肥料や有機質肥料。
５．造粒物の土壌床外観図。[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to various artificial zeolites manufactured from waste, water purification sludge, municipal waste incineration ash, coal ash, papermaking sludge (hereinafter referred to as “unused material 1”), waste wood debris, bark, The thinned timber is crushed to an appropriate size (hereinafter referred to as “unused material 2”), sawdust and rice husk (hereinafter referred to as “unused material 3”). The present invention relates to a method of manufacturing and handling an urban greening material in which a grown product suppresses a rise in the temperature of a building roof or the ground surface.
[0002]
[Conventional technology]
There are almost all processed products made from chips, bark, water moss, natural zeolite, perlite, waste plastic, etc., which are generally recognized and used as urban rooftop greening materials. I'm planting.
[0003]
Conventionally, plants are planted in a form such as concrete or block. However, such a method is heavy and it is difficult to green the entire rooftop having a large flat area.
[0004]
Only vegetation-based water moss, moss, chips, bark, sawdust and wood chips have a high rate of corrosive fermentation, causing odors and insects that prefer woody corrosion due to corrosive fermentation, and decomposing due to aging. And the growth environment of the plants changes, resulting in poor growth of the vegetation.At the end of the day, the soil is turned into rainwater and irrigation and flows into the drainage pipes, clogging the drainage pipes and drainage facilities. Sludge increases.
[0005]
Natural zeolites and perlites are stable with little deterioration over time, but they do not always provide a good environment for plant growth in the root zone environment, so that plants cannot grow stably. Moreover, since the true specific gravity of perlite is light, plants are not collapsed due to wind and rain and stable cultivation is not achieved. Various processing is required to make it a stable material.
[0006]
Plants are planted by processing waste plastics made of synthetic resins, but are not suitable for long-term plant cultivation due to poor environmental conditions for plant growth. In addition, since the true specific gravity is light, the soil is not cultivated in a stable manner, such as collapse of plants due to wind and rain. Various processing is required to make it a stable material.
[0007]
Although growing soil for plants is being processed by processing general soil and sand, it is difficult to increase runoff and weight due to rainwater, and the expected effect has not been achieved.
[0008]
Attempts are being made to grow plants by converting cedar-thinned charcoal, bamboo charcoal, coconut shells, and palm shell charcoal into soil, but the expected effect has not been achieved under conditions of high carbonaceous conditions because the growth environment conditions are not adjusted.
[0009]
Until now, no good soil for planting has been found for green rooftop urbanization. The development of environmentally friendly recycled soil materials that are resistant to wind and rain, have good plant growth, and are environmentally friendly.
[0010]
Similarly, the development of plant growth and greening materials that can be used relatively easily on the concrete surface, asphalt surface, or block surface utilizing wastes is expected.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, rooftop greening soil materials for planting plants are mostly plant-based materials, and clogging of water distribution facilities due to unfavorable pests and corrosive decomposition, and natural minerals or waste plastics are often due to plant environmental incompatibility. There is a problem such that the effect of performing is not obtained.
[0012]
Also, when using only plant-based soil. Clogging of drainage systems due to soil runoff due to rainwater and water sprinkling, and the use of chemical pesticides to control pests have created new health and environmental pollution issues.
[0013]
The present invention is suitable for humans and the environment, resistant to wind and rain, artificial zeolites, water purification sewage, municipal incineration ash, coal ash, papermaking sludge, waste wood debris, bark and thinned wood that grow well in plants. It is a soil material that uses a mixture of several types of recycled products that have synergistic effects such as crushed items, sawdust and rice hulls, and prevents rainwater and water sprinkling with a special synthetic adhesive, or It is an object of the present invention to provide a manufacturing method and a method of use which prevent scattering and solve the above-mentioned problems.
[0014]
[Means for solving the problem]
The present invention is a greening material utilizing a mixture of several types of recycled products that are friendly to people and the environment, are resistant to wind and rain, and grow well in plants, and are made of waste as well as various artificial zeolites made of waste. Recycled materials that have the synergistic effects of the unused materials 1 and 2 and the unused materials 3 etc. are mixed appropriately, and the seeds of the plant are put in the container. Put a small amount of fertilizer mixed in a formwork or tray. Granules are manufactured depending on applications. It is an object of the present invention to provide a manufacturing method and a method of use in which a plant grown by sprinkling water after installation at a target place solves the above-mentioned problems.
[0015]
[Embodiment of the invention]
The present invention, after appropriately mixing several kinds of artificial zeolite, unused materials 1, unused materials 2 and unused materials 3 and the like, each of which has a synergistic effect, and then puts plant seeds therein. A special synthetic adhesive is applied to the bottom of the form to prevent ash and fine particles of artificial zeolite and other materials from flowing from the bottom of the formwork. We manufacture ryoka and zeo materials in formwork and trays.
[0016]
About the details of the manufacturing method of ryoka zeo material, artificial zeolite of coal ash manufactured from waste, or artificial zeolite of paper sludge incineration ash and water purification mud, or municipal waste incineration ash, or coal ash, Or, after mixing papermaking sludge and waste wood chips, bark and thinned wood to a suitable size, sawdust and rice husk, etc., appropriately mix several types according to the use, then add plant seeds and chemical inorganic fertilizer or organic fertilizer The mixture is then mixed with water, mixed with tap water, stirred and mixed, and then appropriately pulverized, placed in the required formwork or tray, or manufactured using a granulator.
[0017]
Next, in order to germinate the seeds of the plant, place the <0016> in a place where the temperature is at least 23 degrees Celsius and irrigate it so that it does not dry.
[0018]
The mixing ratio of artificial zeolite should be around 5% to 15%. Care must be taken when mixing a large amount of artificial zeolites, as plant growth is temporarily suppressed significantly.
[0019]
In order to improve the growth of the plant, a small amount of fertilizer containing three or trace elements is mixed during the seeding of the plant during the work stage of <0016>. The amount of use is about 2 grams in terms of nitrogen component in a paddy rice nursery box having a size of about 30 centimeters and 60 centimeters in width and length and about 3 centimeters in the case of a plant. Care must be taken because if used too much, fertilizer burns and the plants do not germinate, or even if they germinate, they germinate and die early.
[0020]
There is also a method of spraying liquid fertilizer from the beginning of the growing season to the growing season without mixing with fertilizer and spraying it directly on the lawn.
[0021]
Whether to use fertilizer-containing or non-fertilizer-based products will be determined according to the application and demand.
[0022]
Next, regarding the method for producing the granulated product, the granulation is performed by appropriately mixing the artificial zeolite, the unused material 1, the unused material 2, and the unused material 3 in a granulator according to the use, and then from <0016> to <0021>. Then, using the rotary type or extrusion type devices, granules of Ryotsuka Zeo materials are manufactured by mixing various sizes of materials that are required.
[0023]
When the material manufactured by the above-mentioned method is put to practical use on a rooftop or a ground surface, the depth of the soil floor to be planted is preferably 10 cm or more. preferable. The raw material for the planting soil floor also uses a mixture of the aforementioned wastes.
[0024]
As for the artificial zeolite, the cation exchange capacity is preferably as high as CEC of 220 or more, and it is effective for plant growth because it suppresses the flow of chemical fertilizers and suppresses the rapid fertilizer effect, and it is preferable for plant growth. Will also be gentle.
[0025]
As for the type of artificial zeolite, ash that has been treated at a low temperature has a higher residual ratio of carbon and other trace elements than ash that has been treated at a high temperature.
[0026]
However, from the viewpoint of the production of artificial zeolites, it is difficult to produce high quality artificial zeolites with higher residual rates of carbon and other trace elements.
[0027]
The above water purification mud is used under the environmental standard such as heavy metals. Materials below this reference value are optimal as the main material of the soil floor because the soil is rich in fertility.
[0028]
Comparing municipal solid waste incineration ash, coal ash and papermaking sludge, papermaking sludge is preferred because it has a high content of carbon and other trace elements. An old one with no odor is preferred.
[0029]
However, since papermaking sludge has a high pH, the pH is adjusted to about 6.5 before use, or the pH of the artificial zeolite is manufactured to about 5.5 at the stage of producing artificial zeolite, and papermaking is performed. There is also a method to adjust the pH from 6.5 to 7.0 by mixing sludge and artificial zeolite.
[0030]
Regarding the amount of synthetic adhesive used, the soil conditions for plant seeds to germinate and grow normally require appropriate water and air flow, and plants cannot grow unless these minimum conditions are secured. . The amount of synthetic adhesive used must be such that these conditions can be maintained, and must be applied to the bottom and surface of the soil floor to a degree that will not prevent or scatter. Minimize the collapse of molds, etc. due to seed germination and root growth.
[0031]
The mesh of the synthetic fiber through which water can pass is preferably 3 to 4 μm or more, and the hair follicles having a fine pore diameter are preferable for passage of fertilizer ions and trace element ions.
[0032]
The artificial zeolite has a fine pore size of about 5 to 20 angstroms, and can adsorb fertilizer ions such as ammonium ions, pesticides, and other metal ions, and can also be used for purification of wastewater.
[0033]
Artificial zeolites have a good effect when calcium type, magnesium type, potassium type and other substances are used alone or in combination depending on the application.
[0034]
In order to better maintain the rhizosphere environment of plant seeds and grown products, or to further improve the rhizosphere environment, appropriately mix vegetative or other such materials such as thatch, tree leaves, moss, etc. Things have a better effect.
[0035]
The Lyokka Zeo material produced by the method described above can be used as a general agricultural and horticultural material other than on the roof of urban greening or on concrete or asphalt surfaces.
[0036]
Next is the explanation of the production equipment, but any equipment may be used as long as it mixes and stirs artificial zeolite and unused materials, and there is no particular limitation.
[0037]
There is no special limitation on the granulation equipment as long as it can produce the desired granulation.
[0038]
There is no particular limitation on the drying device for the granulated material.
[0039]
[Example]
A mixture of coal ash mixed with 10% of artificial zeolite, a mixture of sawdust and rice hulls, and further agitated and mixed, the amount of lawn seeds used for general sowing and a commercially available granular organic fertilizer containing three elements in terms of nitrogen. And 2 g of tap water was used to make dango by hand, and the soil floor was made of muddy material.
[0040]
In order to prevent the soil floor from flowing out from the bottom of the container, a suitable amount of synthetic adhesive was sprayed onto the special paper used for the rice seedling box, so that it did not break with moisture, and fine particles did not flow from the side. .
[0041]
Put 0039 items in a plastic container for raising rice seedlings of 3 cm in depth, 30 cm in length and 60 cm in width, make the soil floor, fill it evenly, and fill it so that the soil on the top does not scatter. I sprayed synthetic adhesive.
[0042]
In a similar way, we made a total of two of the same.
[0043]
The ryoka and zeo materials produced in 0040 items were placed at a temperature of 23 degrees or higher to promote germination.
[0044]
Until the seeds germinated, tapping was carried out every day so that the ryoka and zeo materials did not dry out.
[0045]
On the morning of July 27, 2002, the sixth day after watering, sprouting on the surface was confirmed at about 20%.
[0046]
On the morning of the next day, the sprouting was confirmed to be almost 100% on July 28, 2002.
[0047]
The germination was vigorous, with hard and durable turf germinating with artificial zeolite, silicon, alumina and other trace elements and fertilizer components.
[0048]
One week after germination, on August 4, 2002, 5% chemical liquid fertilizer equivalent to nitrogen, containing 3 elements, was diluted 1000 times and sprayed 1.0 liter per ryoka / zeo material to improve growth. did.
[0049]
Sprinkle water every day so that it does not dry, and on the second week of August 11, 2002, dilute 1000 times the same chemical fertilizer containing three elements to improve growth and spray 1.1 liters per Lyocca Zeo material. Did.
[0050]
One week after the emergence, the same chemical fertilizer containing three elements was increased by 10% every week as described above, and observed for one month.
[0051]
Table 1 shows the growth of the same germination during the month from July 28, 2002 to August 27, 2002.
[0052]
The entire surface of the lawn was grown using granulated material of about 2 to 3 mm in the slab of Lyokka Zeo material.
[0053]
Grass began to cross each other gradually from about two weeks into the soil.
[0054]
Spreading a thin layer of well-aged water purification mud containing organic matter and chemical fertilizers on the growth and rejuvenation of the lawn on the surface could promote the lawn growth.
[0055]
As the lawn grew, various diseases and pests occurred, so we performed pest control once.
[0056]
[The invention's effect]
The artificial zeolite, which is waste, and the unused material 1, and the mixture of several kinds of the unused material 2 and the unused material 3, which are not widely used, are mixed with the seeds of the plant and manufactured and spread by the growth of the plant. Green rooftops and other places in the city that have the effect of reducing surface temperature rise.
[0057]
In the case of artificial zeolite production of incinerated ash from municipal waste, it can lead to complete recycling of municipal waste.
[0058]
Paper sludge produced at the end of paper production is also a familiar waste. Similarly, waste wood from construction, bark, thinned cedar, sawdust and rice hull can be easily recycled by the present invention.
[0059]
The present invention can be used as greening materials by utilizing wastes and unused materials.
Example 1 Grass Growth Observation Table Lawn name Western turf Date of manufacture July 19, 2002 Material name and weight mixing ratio of soil floor 80% coal ash, 10% coal ash artificial zeolite Ca type, 10% sawdust
Use two rice seedling boxes 30cm x 60cm x 3cm x 3cm
Embodiment 2. FIG. Lawn name Western turf Date of manufacture July 19, 2002 Name of material used for soil floor and weight mixing ratio Coal ash 90%, Coal ash artificial zeolite Ca type 10%
Use two rice seedling boxes 30cm x 60cm x 3cm x 3cm
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a paddy rice seedling box used as a mold, filled with ryoka and zeo materials, filled with plant seeds and organic fertilizer.
FIG. 2 is an external view in which a plant seed and an organic fertilizer are put in a granulated material of Lyokka Zeo material.
[Explanation of symbols]
1. FIG.
2. Exterior view of ryoka and zeo materials on the soil floor.
3. Plant seeds.
4. Chemical inorganic fertilizers and organic fertilizers.
5. The soil floor appearance figure of a granulated material.
