JP2004096502A - 録音データ主題検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが録音データの主題(用件)を容易に知ることができる録音データ主題検出装置を提供する。
【解決手段】音声認織部2は、PBX5の録音データを認識して文書データに変換する。主題抽出部3は音声認識部2から出力される文書データの主題を抽出する。例えば、予め登録したキーワードと文書データとを照合してそのキーワードの出現回数を検出し、検出した出現回数および予め登録したそのキーワードの重要度とを乗算し、乗算結果に基づいてそのキーワードが主題であるか否かを判定する。情報付加部4は、主題抽出部3から出力される主題を録音データの通話情報に付加してPBX5へ出力する。PBX5はユーザの要求に応じて録音データの主題を表示器に表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】音声認織部2は、PBX5の録音データを認識して文書データに変換する。主題抽出部3は音声認識部2から出力される文書データの主題を抽出する。例えば、予め登録したキーワードと文書データとを照合してそのキーワードの出現回数を検出し、検出した出現回数および予め登録したそのキーワードの重要度とを乗算し、乗算結果に基づいてそのキーワードが主題であるか否かを判定する。情報付加部4は、主題抽出部3から出力される主題を録音データの通話情報に付加してPBX5へ出力する。PBX5はユーザの要求に応じて録音データの主題を表示器に表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、PBX・ビジネスホン等の内線交換機や、留守番電話機に係り、特に、ボイスメールや通話録音データの主題(用件)を検出して出力する録音データ主題検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電話中の会話の内容を録音する通話録音や、相手が不在時に電話にメッセージを残す内線電話交換機のボイスメールや留守番電話の録音メッセージを管理する際には、発信者電話番号や、着信先電話番号、録音日時などの情報を付加して、録音データを管理している。市販されている留守番電話機では、これらの付加された情報を音声で読み上げたり、電話機が有するディスプレイに表示したりすることで、録音データが何の用件であるかを判別している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の方法の場合、日時と発信者の組み合わせの情報から人間が記憶を辿り、録音データがどのような用件であるかを判定するため、データ量が多くなるとそれぞれの録音データが何の用件であったかを管理するのが困難になる。また、一度も聞いたことのない録音データの場合は、実際に聞いてみるまで何の用件であるかを認識することができない。
【0004】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ユーザが録音データの主題(用件)を容易に知ることができる録音データ主題検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、内線交換機または留守番電話機等における録音データの主題を検出する録音データ主題検出装置において、録音データを認識して文書データに変換する音声認織部と、前記文書データ中の主題を抽出する主題抽出部と、前記主題抽出部によって抽出された主題を録音データの通話情報に付加して出力する情報付加部とを具備することを特徴とする録音データ主題検出装置である。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の録音データ主題検出装置において、前記主題抽出部は、予め登録したキーワードと前記文書データとを照合して該キーワードの出現回数を検出し、検出した出現回数および予め登録したそのキーワードの重要度とに基づいてそのキーワードが主題であるか否かを判定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の録音データ主題検出装置において、前記主題抽出部は、前記文書データから、自動主題抽出技術によって主題を抽出することを特徴とする。
【0007】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の録音データ主題検出装置において、前記主題抽出部は、予め登録されている個人情報と着信時に通知される発信者に関する情報を照合し、一致した場合に予めその個人情報に対応して登録されているキーワードに基づいて前記文書データから主題を抽出することを特徴とする。
【0008】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかの項に記載の録音データ主題検出装置において、前記音声認識部は、予め登録した個人情報と、着信時に通知される発信者に関する情報を照らし合わせて、音声を認識する際の認識条件とすることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかの項に記載の録音データ主題検出装置において、前記通話情報は、発信者電話番号、着信者電話番号および録音日時であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。図1は同実施の形態による録音データ主題検出装置1の構成を示すブロック図である。この図において、録音データ主題検出装置1は、プラットフォームに計算機を用いた音声認織部2と主題抽出部3と情報付加部4とから構成される。この録音データ主題検出装置1においては、例えば、市販のPBX5と情報交換(符号▲1▼、▲4▼参照)を行なう。
【0010】
音声認識部2は、PBX5において録音データが発生すると、録音データとコネクション情報(発信者番号情報、着信先情報、日時、通信状態、コネクションID等の情報)を取得する(符号▲1▼参照)。録音データは例えばμ−law形式の音声データフィルとなる。コネクション情報は、例えば
発信者電話番号=0123456789
着信先情報=内線12
日時=2002年4月26日7時22分35秒
通信状態=着信中
コネクションID=012
となる。
【0011】
音声認織部2は、録音データを音声認識し、文書データに変換する。文書データは例えばText形式のデータファイルとなる。また、音声認識部2は、個人情報(発ID,キーワード1,キーワード2,キーワード3)として、例えば、
発ID=0123456789
キーワード=パソコン
キーワード2=モデム
キーワード3=インターネット
をあらかじめ登録しておき、電話番号0123456789から着信があった場合に、音声認識の単語候補にこれらの「パソコン」「モデム」「インターネット」を優先的に選択する。
【0012】
主題抽出部3は、音声認識部2から文書データとコネクション情報を取得し(符号▲2▼参照)、文書データから主題データを抽出する。例えば、次の文書データに対し主題データはその下の行の通りとなる。
文書データ:パソコンの発売に関する打合せ開催のお知らせです。7日に発売した商品です。
主題データ:パソコン、打合せ、お知らせ
【0013】
主題の抽出方法は、例えば、主題抽出部3にキーワードおよびそのキーワードの重要度を登録しておく。例えば、
キーワード : 重要度
パソコン 3
発売 1
打合せ 5
お知らせ 5
を予め登録しておく。
【0014】
そして、文書データを参照し、各キーワードについて、
重要度×出現回数
を算出する。例えば、上述した文書データの場合、
パソコン=3、発売=2、打合せ=5、お知らせ=5
となる。しきい値を「3」と設定すると、主題として
パソコン、打合せ、お知らせ
が算出される。
【0015】
また、例えば、既に開発されている自動主題抽出技術を利用して、文書データが「パソコンの発売に関する打合せ開催のお知らせです。7日に発売した商品です。」に対し、自動で主題を抽出し、主題データ「パソコンの打合せのお知らせ」を算出してもよい。また、例えば、主題抽出部3に個人情報(発ID,キーワード1,キーワード2,キーワード3)として、(0123456789,パソコン,モデム,インターネット)をあらかじめ登録しておき、電話番号0123456789から着信があった場合に、上記文書データに対し、主題のキーワードとして「パソコン」「モデム」「インターネット」を優先的に選択してもよい。
自動主題抽出技術とは、いわゆる「キーワード抽出」や「主題抽出」に関する技術を指し、前述した例は、重要度付きキーワード抽出の例を示している。
【0016】
情報付加部4は、コネクション情報と主題データを主題抽出部3から取得し(符号▲3▼参照)、コネクション情報に主題データを付加して、PBX5に伝送する(符号▲4▼参照)。すなわち、情報付加部4は、主題を録音メッセージ(音声データ)やコネクション情報と関連付ける処理を行う。例えば、主題Aと、録音メッセージαと、コネクション情報Iを同じ録音データに関する情報として管理する。
【0017】
主題を付加して管理されている録音メッセージのユーザへの提示手法としては、次の手法が挙げられる。
(1)録音データ主題検出装置1が有するディスプレイに表示する。
(2)PBX5の電話機が有するディスプレイに表示する。
(3)PBX5の電話機によって音声再生する。
上記▲3▼の場合、情報付加部4は主題を音声合成技術によって音声ファイルに変換し、その音声ファイルを録音メッセージに付加してPBXに伝送する。これにより、電話機にて再生する場合に、音声で主題を認識することができる。
PBX5は情報付加部4から伝送された主題データを、内部のメモリに録音メッセージおよびコネクション情報と対応させて記憶する。そして、ユーザからの要求により、表示部に表示し、あるいは、音声変換して発音する。
【0018】
図2は、本発明の他の実施形態である録音データ用件付与装置10の構成を示すブロック図である。この図において、録音データ用件付与装置10は、留守番電話機11に内蔵され、音声認識部12、主題抽出部13および情報付加部14から構成されている。録音データ用件付与装置10においては、例えば、留守番電話機11の留守番メッセージ管理部15と情報交換を行う(図の▲1▼、▲4▼)。ここで、留守番メッセージ管理部15は、録音メッセージの音声データに発信者電話番号や日時等の情報を付加して保存、再生などの管理を行う。音声認識部12は、留守番メッセージ管理部15において録音データが発生すると、録音データと、コネクション情報(発信者電話番号、着信先情報、日時、コネクションID等)を取得する(図2の▲1▼)。なお、音声認識部12、主題抽出部13、情報付加部14の機能は前述した図1の音声認識部2、主題抽出部3、情報付加部4と同じであるので詳細な説明を省略する。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、電話中の会話の内容を録音する通話録音や、相手が不在時に電話にメッセージを残す内線電話交換機のボイスメールや留守番電話の録音メッセージを管理する際に、各録音データがどのような主題(用件)の録音データなのかを容易に検出し出力することができる。したがって、出力された主題データを表示し、あるいは、音声変換して発音することにより、ユーザが録音メッセージの主題(用件)を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施形態の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…録音データ主題検出装置
2…音声認識部
3…主題抽出部
4…情報付加部
5…PBX
10…録音データ用件付与装置
11…留守番電話機
12…音声認識部
13…主題抽出部
14…情報付加部
【発明の属する技術分野】
この発明は、PBX・ビジネスホン等の内線交換機や、留守番電話機に係り、特に、ボイスメールや通話録音データの主題(用件)を検出して出力する録音データ主題検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電話中の会話の内容を録音する通話録音や、相手が不在時に電話にメッセージを残す内線電話交換機のボイスメールや留守番電話の録音メッセージを管理する際には、発信者電話番号や、着信先電話番号、録音日時などの情報を付加して、録音データを管理している。市販されている留守番電話機では、これらの付加された情報を音声で読み上げたり、電話機が有するディスプレイに表示したりすることで、録音データが何の用件であるかを判別している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の方法の場合、日時と発信者の組み合わせの情報から人間が記憶を辿り、録音データがどのような用件であるかを判定するため、データ量が多くなるとそれぞれの録音データが何の用件であったかを管理するのが困難になる。また、一度も聞いたことのない録音データの場合は、実際に聞いてみるまで何の用件であるかを認識することができない。
【0004】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ユーザが録音データの主題(用件)を容易に知ることができる録音データ主題検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、内線交換機または留守番電話機等における録音データの主題を検出する録音データ主題検出装置において、録音データを認識して文書データに変換する音声認織部と、前記文書データ中の主題を抽出する主題抽出部と、前記主題抽出部によって抽出された主題を録音データの通話情報に付加して出力する情報付加部とを具備することを特徴とする録音データ主題検出装置である。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の録音データ主題検出装置において、前記主題抽出部は、予め登録したキーワードと前記文書データとを照合して該キーワードの出現回数を検出し、検出した出現回数および予め登録したそのキーワードの重要度とに基づいてそのキーワードが主題であるか否かを判定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の録音データ主題検出装置において、前記主題抽出部は、前記文書データから、自動主題抽出技術によって主題を抽出することを特徴とする。
【0007】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の録音データ主題検出装置において、前記主題抽出部は、予め登録されている個人情報と着信時に通知される発信者に関する情報を照合し、一致した場合に予めその個人情報に対応して登録されているキーワードに基づいて前記文書データから主題を抽出することを特徴とする。
【0008】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかの項に記載の録音データ主題検出装置において、前記音声認識部は、予め登録した個人情報と、着信時に通知される発信者に関する情報を照らし合わせて、音声を認識する際の認識条件とすることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかの項に記載の録音データ主題検出装置において、前記通話情報は、発信者電話番号、着信者電話番号および録音日時であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。図1は同実施の形態による録音データ主題検出装置1の構成を示すブロック図である。この図において、録音データ主題検出装置1は、プラットフォームに計算機を用いた音声認織部2と主題抽出部3と情報付加部4とから構成される。この録音データ主題検出装置1においては、例えば、市販のPBX5と情報交換(符号▲1▼、▲4▼参照)を行なう。
【0010】
音声認識部2は、PBX5において録音データが発生すると、録音データとコネクション情報(発信者番号情報、着信先情報、日時、通信状態、コネクションID等の情報)を取得する(符号▲1▼参照)。録音データは例えばμ−law形式の音声データフィルとなる。コネクション情報は、例えば
発信者電話番号=0123456789
着信先情報=内線12
日時=2002年4月26日7時22分35秒
通信状態=着信中
コネクションID=012
となる。
【0011】
音声認織部2は、録音データを音声認識し、文書データに変換する。文書データは例えばText形式のデータファイルとなる。また、音声認識部2は、個人情報(発ID,キーワード1,キーワード2,キーワード3)として、例えば、
発ID=0123456789
キーワード=パソコン
キーワード2=モデム
キーワード3=インターネット
をあらかじめ登録しておき、電話番号0123456789から着信があった場合に、音声認識の単語候補にこれらの「パソコン」「モデム」「インターネット」を優先的に選択する。
【0012】
主題抽出部3は、音声認識部2から文書データとコネクション情報を取得し(符号▲2▼参照)、文書データから主題データを抽出する。例えば、次の文書データに対し主題データはその下の行の通りとなる。
文書データ:パソコンの発売に関する打合せ開催のお知らせです。7日に発売した商品です。
主題データ:パソコン、打合せ、お知らせ
【0013】
主題の抽出方法は、例えば、主題抽出部3にキーワードおよびそのキーワードの重要度を登録しておく。例えば、
キーワード : 重要度
パソコン 3
発売 1
打合せ 5
お知らせ 5
を予め登録しておく。
【0014】
そして、文書データを参照し、各キーワードについて、
重要度×出現回数
を算出する。例えば、上述した文書データの場合、
パソコン=3、発売=2、打合せ=5、お知らせ=5
となる。しきい値を「3」と設定すると、主題として
パソコン、打合せ、お知らせ
が算出される。
【0015】
また、例えば、既に開発されている自動主題抽出技術を利用して、文書データが「パソコンの発売に関する打合せ開催のお知らせです。7日に発売した商品です。」に対し、自動で主題を抽出し、主題データ「パソコンの打合せのお知らせ」を算出してもよい。また、例えば、主題抽出部3に個人情報(発ID,キーワード1,キーワード2,キーワード3)として、(0123456789,パソコン,モデム,インターネット)をあらかじめ登録しておき、電話番号0123456789から着信があった場合に、上記文書データに対し、主題のキーワードとして「パソコン」「モデム」「インターネット」を優先的に選択してもよい。
自動主題抽出技術とは、いわゆる「キーワード抽出」や「主題抽出」に関する技術を指し、前述した例は、重要度付きキーワード抽出の例を示している。
【0016】
情報付加部4は、コネクション情報と主題データを主題抽出部3から取得し(符号▲3▼参照)、コネクション情報に主題データを付加して、PBX5に伝送する(符号▲4▼参照)。すなわち、情報付加部4は、主題を録音メッセージ(音声データ)やコネクション情報と関連付ける処理を行う。例えば、主題Aと、録音メッセージαと、コネクション情報Iを同じ録音データに関する情報として管理する。
【0017】
主題を付加して管理されている録音メッセージのユーザへの提示手法としては、次の手法が挙げられる。
(1)録音データ主題検出装置1が有するディスプレイに表示する。
(2)PBX5の電話機が有するディスプレイに表示する。
(3)PBX5の電話機によって音声再生する。
上記▲3▼の場合、情報付加部4は主題を音声合成技術によって音声ファイルに変換し、その音声ファイルを録音メッセージに付加してPBXに伝送する。これにより、電話機にて再生する場合に、音声で主題を認識することができる。
PBX5は情報付加部4から伝送された主題データを、内部のメモリに録音メッセージおよびコネクション情報と対応させて記憶する。そして、ユーザからの要求により、表示部に表示し、あるいは、音声変換して発音する。
【0018】
図2は、本発明の他の実施形態である録音データ用件付与装置10の構成を示すブロック図である。この図において、録音データ用件付与装置10は、留守番電話機11に内蔵され、音声認識部12、主題抽出部13および情報付加部14から構成されている。録音データ用件付与装置10においては、例えば、留守番電話機11の留守番メッセージ管理部15と情報交換を行う(図の▲1▼、▲4▼)。ここで、留守番メッセージ管理部15は、録音メッセージの音声データに発信者電話番号や日時等の情報を付加して保存、再生などの管理を行う。音声認識部12は、留守番メッセージ管理部15において録音データが発生すると、録音データと、コネクション情報(発信者電話番号、着信先情報、日時、コネクションID等)を取得する(図2の▲1▼)。なお、音声認識部12、主題抽出部13、情報付加部14の機能は前述した図1の音声認識部2、主題抽出部3、情報付加部4と同じであるので詳細な説明を省略する。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、電話中の会話の内容を録音する通話録音や、相手が不在時に電話にメッセージを残す内線電話交換機のボイスメールや留守番電話の録音メッセージを管理する際に、各録音データがどのような主題(用件)の録音データなのかを容易に検出し出力することができる。したがって、出力された主題データを表示し、あるいは、音声変換して発音することにより、ユーザが録音メッセージの主題(用件)を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施形態の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…録音データ主題検出装置
2…音声認識部
3…主題抽出部
4…情報付加部
5…PBX
10…録音データ用件付与装置
11…留守番電話機
12…音声認識部
13…主題抽出部
14…情報付加部
Claims (6)
- 内線交換機または留守番電話機等における録音データの主題を検出する録音データ主題検出装置において、
録音データを認識して文書データに変換する音声認織部と、
前記文書データ中の主題を抽出する主題抽出部と、
前記主題抽出部によって抽出された主題を録音データの通話情報に付加して出力する情報付加部と、
を具備することを特徴とする録音データ主題検出装置。 - 前記主題抽出部は、予め登録したキーワードと前記文書データとを照合して該キーワードの出現回数を検出し、検出した出現回数および予め登録したそのキーワードの重要度とに基づいてそのキーワードが主題であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の録音データ主題検出装置。
- 前記主題抽出部は、前記文書データから、自動主題抽出技術によって主題を抽出することを特徴とする請求項1に記載の録音データ主題検出装置。
- 前記主題抽出部は、予め登録されている個人情報と着信時に通知される発信者に関する情報を照合し、一致した場合に予めその個人情報に対応して登録されているキーワードに基づいて前記文書データから主題を抽出することを特徴とする請求項1に記載の録音データ主題検出装置。
- 前記音声認識部は、予め登録した個人情報と、着信時に通知される発信者に関する情報を照らし合わせて、音声を認識する際の認識条件とすることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかの項に記載の録音データ主題検出装置。
- 前記通話情報は、発信者電話番号、着信者電話番号および録音日時であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかの項に記載の録音データ主題検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002256056A JP2004096502A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 録音データ主題検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002256056A JP2004096502A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 録音データ主題検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004096502A true JP2004096502A (ja) | 2004-03-25 |
Family
ID=32061379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002256056A Pending JP2004096502A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 録音データ主題検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004096502A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010041414A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Kddi Corp | 留守番電話装置 |
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JP2018139130A (ja) * | 2018-04-17 | 2018-09-06 | 能美防災株式会社 | 支援システム |
-
2002
- 2002-08-30 JP JP2002256056A patent/JP2004096502A/ja active Pending
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WO2014004048A1 (en) * | 2012-06-27 | 2014-01-03 | Intel Corporation | Devices, systems, and methods for enriching communications |
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US10291774B2 (en) | 2015-07-13 | 2019-05-14 | Xiaomi Inc. | Method, device, and system for determining spam caller phone number |
JP2018139130A (ja) * | 2018-04-17 | 2018-09-06 | 能美防災株式会社 | 支援システム |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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