JP2004096363A - ターボ符号のパンクチャリング方法及び符号化装置 - Google Patents

ターボ符号のパンクチャリング方法及び符号化装置 Download PDF

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Yasuhiro Amano
天野 泰宏
Hirokazu Kanai
金井 宏和
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】パンクチャリング処理部を簡素化し、回路規模の低減及び低消費電力化を実現すると共に、3GPPの通信システムにおける移動局の送信部においても同様のパンクチャリング処理部の構成で使用すること。
【解決手段】パンクチャリングを行う際に、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列とが多重化された送信符号系列における、情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列の配置の周期性に同期させて、一つのパンクチャリング位置算出回路を時分割で動作させ、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、個別にパンクチャリング位置を算出してパンクチャリング処理を行うこと。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パンクチャリング方法に関し、例えば、符号化装置、復号化装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
符号化技術は、様々な分野において広く利用されている。例えば、データ伝送においては、送信装置が伝送すべきデータを符号化して通信路に送出し、受信装置がその符号化されているデータを受信して復号する。なお、符号化とは、一般には、情報源データ系列を異なるデータ系列に変換することをいい、また、その変換によって得られる新しいデータ系列を符号という。
【0003】
ところで、符号化されたデータを伝送する際、その通信路においてデータにエラーが発生することがある。このようなエラーを訂正するために、誤り訂正符号がしばしば使用されている。
【0004】
誤り訂正符号の1つとして、畳み込み符号が知られている。畳み込み符号では、nビットのデータが入力される毎に、そのnビットのデータ及びそのnビットのデータの直前に入力されたsビットのデータに従って決まるm(m>n)ビットのデータが出力される。すなわち、畳み込み符号では、伝送すべきデータに対して、「m−n」ビットのデータが誤り訂正のために付与される。このことにより、データの冗長性が増加するので、復号時の復号誤り率を低くすることができる。
【0005】
なお、伝送すべきデータの量(ソースデータのビット数)と、符号化によって得られるデータの量(出力データのビット数)との比率は、一般に符号化率(または、情報率)Rと呼ばれ、下式により与えられる。
【0006】
R  =  n/m
この符号化率Rは、誤り訂正符号においては、常に1よりも小さい。また、一般に、符号化率Rは、復号装置における誤り訂正能力を決めるパラメータの1つである。例えば、符号化率Rが小さいと、誤り訂正能力は高くなる。
【0007】
図5は、従来の符号化装置のターボ符号化器の構成を示すブロック図であり、特開2000−68862号公報に開示されているものである。この図に示す誤り訂正符号化装置10は、入力されたソースデータUに対して誤り訂正符号化を行い、出力系列Cを生成する。
【0008】
入力I/F部11に入力されたソースデータUは、多重化部17、第1畳み込み部13、及びインターリーバ12に出力される。なお、入力I/F部11から多重化部17に出力されるソースデータUのことを「データ系列Xk」と呼ぶ。
【0009】
インターリーバ12は、入力I/F部11から入力されたソースデータUのデータ配列順序を所定のパターンにしたがって並べ替える。データ配列順を並べ替えられたソースデータUは、第2畳み込み部14に出力される。
【0010】
なお、インターリーバ12を設けた目的は、第1畳み込み部13及び第2畳み込み部14に対して互いに異なる独立したデータ系列を与えることである。したがって、図5においては、第2畳み込み部14の前段にのみインターリーバを設けているが、第1畳み込み部13及び第2畳み込み部14の前段にそれぞれインターリーバを設けてもよい。ただし、その場合には、それら2つのインターリーバにより実行されるランダム化処理が互いに異なっている必要がある。
【0011】
第1畳み込み部13は、入力されたソースデータUに対して畳み込み処理を実行する。一方、第2畳み込み部14は、インターリーバ12によってランダム化されたソースデータUに対して畳み込み処理を実行する。第1畳み込み部13及び第2畳み込み部14は、互いに同じ構成であってもよいし、互いに異なる構成であってもよい。以下においては、第1畳み込み部13と第2畳み込み部14の構成は互いに同じであるものとする。
【0012】
第1畳み込み部13は、ソースデータUのデータエレメントを受け取る毎に、その受け取ったデータエレメントに対応するパリティーデータ系列Y1kのデータエレメントを出力する。
【0013】
第2畳み込み部14は、インターリーバ12によってランダム化されたソースデータUに対して畳み込み処理を実行し、パリティーデータ系列Y2kを生成する。なお、畳み込み処理は、既知の技術であり、当業者にはよく知られているので、ここではその詳細な説明は省略する。
【0014】
第1パンクチャリング部15は、第1畳み込み部13により生成されたパリティーデータ系列Y1kの各データエレメントを予め決められたパターンに従って選択し、パリティーデータ系列Z1kとして多重化部17に出力する。同様に、第2パンクチャリング部16は、第2畳み込み部14により生成されたパリティーデータ系列Y2kの各データエレメントを予め決められたパターンに従って選択し、パリティーデータ系列Z2kとして多重化部17に出力する。
【0015】
多重化部17は、入力I/F部11から出力されたデータ系列Xk、第1パンクチャリング部15から出力されたパリティーデータ系列Z1k、及び第2パンクチャリング部16から出力されたパリティーデータ系列Z2kを多重化して出力する。この多重化部17からの出力系列Cは、ソースデータUに対する符号化データである。なお、多重化部17は、入力された3つのデータ系列のタイミングを調整する機能を備えている。これにより、ソースデータU(データ系列Xk)の各データエレメントが出力される際には、そのソースデータUのデータエレメントに対応するパリティーデータ系列Z1k及びZ2kの各データエレメントがそのソースデータのデータエレメントに関連づけられて出力される。
【0016】
このように、誤り訂正符号化装置10は、ソースデータUが入力されると、そのソースデータUのデータ系列と同じデータ系列であるデータ系列Xkに、誤り訂正のためのパリティーデータ系列Z1k及びZ2kを付与して出力する。
【0017】
誤り訂正符号化装置10は、ソースデータUのデータ長がNビットであり、出力系列Cのデータ長がMビットであることが予め決められているとすると、第1パンクチャリング部15及び第2パンクチャリング部16は、それに合わせてパンクチャリングを行い、符号化率=N/Mを実現する。ソースデータU及び出力系列Cのデータ長は、例えば、この誤り訂正符号化装置が通信システムにおいて利用される場合には、その通信システムの仕様により決定される。特に、出力系列Cのデータ長は、その通信システムで伝送されるフレームのフォーマットにより決められる。
【0018】
上記の構成により、誤り訂正符号化装置10は、NビットのソースデータUに対して、Nビットのデータ系列Xk、及びNビットのパリティーデータ系列Z1k、Z2kを生成する。これらのデータ系列Xk及びパリティーデータ系列Z1k、Z2kは、ビット毎に多重化されて出力系列C(符号化データ)として出力される。
【0019】
また、例えば3GPP(3rd Generation Partnership Project)で定められる通信システムの仕様に適用させるためには、図6に示す3GPPのパンクチャ位置算出処理を行う必要がある。図6において、ST21では、初期パラメータe=einiを設定する。ST22では、データが入力されるたびに、カウンタをインクリメントする。ST23では、パラメータ値eがゼロ以下であるかが判定され、ゼロ以下であればST25でパンクチャリング位置として出力し、ゼロ以下でなければST24に移行する。ST24では、パラメータ値e=(e−eminus)の減算処理を行い、ST27に移行する。ST26では、パラメータ値eがゼロ以下になった時点でパラメータ値e=(e−eminus+eplus)の減算および加算処理を行い、ST27に移行する。ST27では、カウンタ値mがデータ数を越えるか否かが判定され、カウンタ値mがデータ数を越えない場合、ST22に戻り、ST22からST27の処理をデータ系列の数だけ行う必要がある。ST27において、カウンタ値mがデータ数を越えた場合、パンクチャ位置算出処理を終了する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ターボ符号化器では、符号化率に応じてパンクチャリング部を冗長ビット系列に対応させて設置する必要があり、回路規模の増大及び消費電力の増加を招くという課題がある。
【0021】
また、上記従来の構成を3GPP仕様の基地局の送信部に適用した場合、それぞれのパリティーデータ系列Z1k、Z2k毎にパンクチャリング部を設定する必要があり、かつ、それぞれのパリティーデータ系列毎のパンクチャリング位置を記憶させると共に、パンクチャリングしたデータも考慮して、多重化部で多重化を行う必要があり、処理が複雑になるという課題がある。
【0022】
さらに、上記従来の構成を3GPP仕様の移動局の送信部に適用する場合には、移動局の送信部の仕様では符号化(Channel−coding)、インターリーブ、無線フレームセグメンテーションの後に、レートマッチング(パンクチャリング処理)を行うので、パンクチャリング処理を行う時のデータ系列の順序がインターリーブによりXk、Z1k、Z2kの順番通りではなく、かつ、データ系列が多重化された状態になっているため、上記構成では使用することができないという課題がある。
【0023】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、パンクチャリング処理部を簡素化し、回路規模の低減及び低消費電力化を実現すると共に、3GPPの通信システムにおける移動局の送信部においても同様のパンクチャリング処理部の構成で使用することができるターボ符号のパンクチャリング方法及び符号化装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明のパンクチャリング方法は、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列とを多重化した後の送信符号系列における、前記情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列の配置の周期性に同期させて、一つのパンクチャリング位置算出回路を時分割で動作させ、これにより、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、個別にパンクチャリング位置を算出してパンクチャリング処理を行うようにした。
【0025】
この方法によれば、情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列のそれぞれについてパンクチャリング手段を設ける必要がなく、回路規模の削減及び低消費電力化を図ることができる。
【0026】
本発明の符号化装置は、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列とを多重化した後の送信符号系列における、前記情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列の配置の周期性に同期させて、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、時分割で個別にパンクチャリング位置を算出するパンクチャリング位置算出手段と、前記算出されたパンクチャリング位置で情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々についてパンクチャリングを行うパンクチャリング手段と、を具備する構成を採る。
【0027】
この構成によれば、一つのパンクチャリング位置算出手段と一つのパンクチャリング手段で情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々についてパンクチャリングを行うので、情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列のそれぞれについてパンクチャリング手段を設ける必要がなくなり、回路規模の削減及び低消費電力化を図ることができる。
【0028】
本発明の符号化装置は、入力されたデータ系列に畳み込み符号化処理を行い、冗長ビット符号系列を生成する畳み込み手段と、前記生成された冗長ビット符号系列と情報ビット符号系列とを多重化し、送信符号系列を生成する多重化手段と、を具備する構成を採る。
【0029】
この構成によれば、主に、基地局装置に上記符号化装置を備えることができ、基地局装置の回路規模の削減及び低消費電力化を図ることができる。
【0030】
本発明の符号化装置は、入力されたデータ系列に畳み込み符号化処理を行い、冗長ビット符号系列を生成する畳み込み手段と、前記生成された冗長ビット符号系列と情報ビット符号系列とを多重化し、送信符号系列を生成する多重化手段と、前記送信符号系列のデータ配列順序を所定のパターンに従って並べ替えるインターリーブ手段と、前記並べ替えられた送信符号系列を無線フレームのフォーマットに分割する分割手段と、前記インターリーブ手段の所定のパターンに応じて、前記分割された送信符号系列における、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、時分割で個別にパンクチャリング位置を算出するパンクチャリング位置算出手段と、前記算出されたパンクチャリング位置で情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々についてパンクチャリングを行うパンクチャリング手段と、を具備する構成を採る。
【0031】
この構成によれば、主に、通信端末装置に上記符号化装置を備えることができ、通信端末装置の回路規模の削減及び低消費電力化を図ることができる。
【0032】
本発明の符号化装置は、前記パンクチャリング位置算出手段が、情報ビット符号系列の系列数と冗長ビット符号系列の系列数とを合わせた符号系列数と同数が直列に接続され、各符号系列に対応した第1パラメータが初期設定されたフリップフロップと、前記フリップフロップの最終段の出力と各符号系列に対応した第2パラメータとの差分を算出する減算器と、前記フリップフロップの最終段の出力と各符号系列に対応した第3パラメータとを加算する加算器と、前記フリップフロップの最終段の出力に応じて前記減算器からの出力と前記加算器からの出力とを切り替え、フリップフロップの初段に入力させるセレクタと、前記フリップフロップの最終段の出力に基づいてパンクチャリング位置を判定する判定手段と、を具備する構成を採る。
【0033】
この構成によれば、一つのパンクチャリング位置算出手段によって、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、個別にパンクチャリング位置を算出することができ、第1乃至第3パラメータを変更することにより、任意にパンクチャリング位置を変えることができる。
【0034】
本発明の符号化装置は、前記パンクチャリング位置算出手段が、前記インターリーブ手段のパターンに応じて前記第1パラメータ、前記第2パラメータ、及び、前記第3パラメータを変更する構成を採る。
【0035】
この構成によれば、インターリーブ手段のパターンを変更した場合でも、情報ビット系列及び冗長ビット系列の各々について、個別にパンクチャリング位置を算出することができる。
【0036】
本発明の符号化装置は、前記パンクチャリング位置算出手段が、前記第1パラメータ、前記第2パラメータ、及び、前記第3パラメータを変更することによって特定のデータ系列を全てパンクチャリングする構成を採る。
【0037】
この構成によれば、等価的に符号化率を大きくすることができ、異なる通信システムにも適用させることができる。
【0038】
本発明の復号化装置は、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列とが多重化された受信符号系列における、前記情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列の配置の周期性に同期させて、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、時分割で個別にデパンクチャリング位置を算出するデパンクチャリング位置算出手段と、前記算出されたデパンクチャリング位置で情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々についてデパンクチャリングを行うデパンクチャリング手段と、を具備する構成を採る。
【0039】
この構成によれば、情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列のそれぞれについてデパンクチャリング手段を設ける必要がなく、復号化装置における回路規模の削減及び低消費電力化を図ることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、パンクチャリングを行う際に、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列とが多重化された送信符号系列における、情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列の配置の周期性に同期させて、一つのパンクチャリング位置算出回路を時分割で動作させ、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、個別にパンクチャリング位置を算出してパンクチャリング処理を行うことである。これにより、情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列のそれぞれについてパンクチャリング手段を設ける必要がなく、回路規模の削減及び低消費電力化を図ることができる。
【0041】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0042】
(実施の形態1)
この実施の形態では、ソースデータ系列(情報ビット符号系列)と、ソースデータ系列を畳み込み符号化したパリティーデータ系列(冗長ビット符号系列)とを多重化した出力信号にインターリーブ、及び無線フレームセグメンテーションを行い、出力系列を生成する移動端末装置に適用する符号化装置について説明する。
【0043】
図1は、本発明の実施の形態1に係る符号化装置の構成を示すブロック図である。この図において、誤り訂正符号化装置100は、入力されたソースデータUに対して誤り訂正符号化を行い、出力系列Cを生成する。
【0044】
入力I/F部101に入力されたソースデータUは、多重化部105、第1畳み込み部103、及び第1インターリーバ102に出力される。なお、入力I/F部101から多重化部105に出力されるソースデータUのことを「データ系列Xk」と呼ぶ。
【0045】
第1インターリーバ102は、入力I/F部101から入力されたソースデータUのデータ配列順序を所定のパターンにしたがって並べ替える。データ配列を並べ替えられたソースデータUは、第2畳み込み部104に出力される。なお、第1インターリーバ102は、NビットのソースデータUを一時的に保持するためのメモリを備えており、入力されたNビットのソースデータUは、1ビットずつそのメモリに書き込まれる。そして、メモリに書き込まれたデータは、メモリへの書き込み順序とは異なる順序で1ビットずつ読み出される。これにより、ソースデータUのデータ配列順序は並べ替えられる。
【0046】
なお、第1インターリーバ102を設けた目的は、第1畳み込み部103及び第2畳み込み部104に対して互いに異なる独立したデータ系列を与えることである。したがって、図1においては、第2畳み込み部104の前段にのみインターリーバを設けているが、第1畳み込み部103及び第2畳み込み部104の前段にそれぞれインターリーバを設けてもよい。ただし、その場合には、それら2つのインターリーバに設定されるパターンは互いに異なっている必要がある。
【0047】
第1畳み込み部103は、入力されたソースデータUに対して畳み込み処理を実行する。一方、第2畳み込み部104は、第1インターリーバ102によってデータ配列順序が並べ替えられたソースデータUに対して畳み込み処理を実行する。第1畳み込み部103及び第2畳み込み部104は、互いに同じ構成であってもよいし、互いに異なる構成であってもよい。以下においては、第1畳み込み部103と第2畳み込み部104の構成は互いに同じ構成であるものとする。
【0048】
第1畳み込み部103は、ソースデータUのデータエレメントを受け取る毎に、その受け取ったデータエレメントに対応するパリティーデータ系列Y1kのデータエレメントを多重化部105に出力する。
【0049】
第2畳み込み部104は、第1インターリーバ102によってデータ配列順序が並べ替えられたソースデータUに対して畳み込み処理を実行し、パリティーデータ系列Y2kを生成する。生成したデータ系列Y2kは、多重化部105に出力される。なお、畳み込み処理は、既知の技術であり、当業者にはよく知られているので、ここではその詳細な説明は省略する。
【0050】
多重化部105は、入力I/F部101から出力されたデータ系列Xk、第1畳み込み部103から出力されたパリティーデータ系列Y1k、及び第2畳み込み部104から出力されたパリティーデータ系列Y2kを多重化して第2インターリーバ106に出力する。なお、多重化部105は、入力された3つのデータ系列のタイミングを調整する機能を備えている。これにより、ソースデータU(データ系列Xk)の各データエレメントが出力される際には、そのソースデータUのデータエレメントに対応するパリティーデータ系列Y1k及びY2kの各データエレメントがそのソースデータのデータエレメントに関連づけられて出力される。
【0051】
第2インターリーバ106は、多重化部105で多重化された後の符号系列が、所定のパターンでデータ配列順序が並び替えられる。データ配列順序が並べ替えられた符号系列は、無線フレームセグメンテーション107に出力される。
【0052】
無線フレームセグメンテーション107は、第2インターリーバ106によりデータ配列順序が並べ替えられた符号系列を無線フレームに合わせたデータ系列に分割する。分割された符号系列は、パンクチャリング部108に出力される。また、パンクチャリング部108に送出するシンボル数をパンクチャリング位置算出部109に通知する。
【0053】
パンクチャリング部108は、後述するパンクチャリング位置算出部109から通知されるパンクチャリング位置でパンクチャリングを行い、出力系列Cを生成する。具体的なパンクチャリングは、例えば、パンクチャリング部108に設けられたメモリを用いる場合、無線フレームセグメンテーション107の出力データ系列を順次メモリに書き込む際に、パンクチャリング位置算出部109からのパンクチャリング位置信号に基づいてメモリへの書き込みを停止するか、もしくはメモリ上にパンクチャリング位置信号に該当するデータに次のデータを上書きさせるように制御することによりパンクチャリングを行う。このメモリに書き込まれたデータを順次出力系列Cとして出力するようにする。
【0054】
パンクチャリング位置算出部109は、パンクチャリング部108でパンクチャリングする位置(タイミング)をデータ系列Xk、パリティーデータ系列Y1k、Y2kのそれぞれについて算出する。また、パンクチャリング位置算出部109の動作クロック信号を無線フレームセグメンテーション107及びパンクチャリング部108に出力する。
【0055】
図2は、パンクチャリング位置算出部109の内部構成を示す回路図である。図2の回路は、無線フレームセグメンテーション107やパンクチャリング部108の動作クロックと同一の動作クロックにより動作する。
【0056】
ターボ符号では、上述のとおり、データ系列Xkと、2つのパリティーデータ系列Y1k,Y2kが出力され、これらが多重化される。この多重化の後、送信シンボルは、{Xk,Y1k,Y2k}が一組となって、シリアルに出力されるため、各系列の信号は、2個おきに周期的に現われる。
【0057】
図2の回路は、シリアル送信データ系列において、同一系列のデータが2個おきに周期的に出現することを利用し、適切なセレクタの切換えにより、一つのパンクチャリング回路で、3系統のデータ列の各々についてパンクチャリング処理(データの間引き処理)を行うことを可能とする。
【0058】
図2では、6つのセレクタを用いる。セレクタS1〜S3は、初期値のロード/前段の回路からのデータの通過を切換えるものであり、この切換えは、制御部202によって行われる。制御部202からの制御信号C1が“0”のときは、各セレクタは、2つの入力のうち上側の入力を選択し(この結果、前段回路からのデータの通過モードとなる)、制御部202からの制御信号C1が“1”のときは、各セレクタは、下側の入力(すなわち、初期値eini1〜eini3)が選択される。
【0059】
直列接続された3段のフリップフロップは、3系統の異なるシンボル系列について、個別にパンクチャリング位置を検出するためのタイミング調整用の遅延線として機能する。
【0060】
セレクタS4は、3つの入力系列の各々に対応した減算用設定値(eminus1〜eminus3)を順次、選択する。各減算用設定値(eminus1〜eminus3)は、各系列の初期値eini1〜eini3に対応する目標値である。また、セレクタ5は、加算用設定値(eplusminus1〜eplusminus3)を順次、選択する。
【0061】
各セレクタS4,S5は、“0”から“2”を順次、繰り返し出力する循環カウンタ206のカウント値が“0”のときは、3つの入力のうち最上段の入力を選択し、“1”のときは中段の入力を選択し、“2”のときは、最下段の入力を選択する。
【0062】
セレクタS6は、減算回路114の出力または加算回路115の出力のいずれかを出力する。すなわち、ゼロ,負の検出回路204の検出信号が“1”になったとき(これは、パンクチャリングの実行位置であることを示す)のみ、セレクタS6は、加算回路115の出力を通過させる。それ以外では、ゼロ,負の検出回路204の検出信号が“0”であるため、セレクタS6は、減算器114の出力を通過させる。
【0063】
パンクチャリング処理は、基本的には、所定の間隔で(つまり、所定の数のシンボル毎に)データを間引く処理であるため、その所定の間隔を計測するために、初期値(eini1〜eini3)から設定値(つまり、減算用設定値eminus1〜eminus3)の減算を行い、その結果がゼロあるいは負になったことをゼロ,負の検出回路204で検出して、パンクチャリング処理を行うべき位置を判定する。
【0064】
この位置判定の直後、次のパンクチャリング位置を検出するために、加算用設定値(eplusminus1(=−eminus1+eplus1)〜eplusminus3(=−eminus3+eplus3))を加算して、実質的に初期値を更新し、再び、次のパンクチャリング処理を行う位置の検出を再開する。
【0065】
パンクチャリング処理は、原理的には、単純に周期的にデータを間引けばよい。しかし、実際は、送信シンボルにはインターリーブの後のデータも混じっていることから、単純な間引きでは、間引き位置が偏ってしまい、受信側にてデータを復元する際の精度の低下を招く恐れも生じる。
【0066】
したがって、各送信シンボル系列において、データの間引き位置が時間的に分散していることが必要であり、このようなパンクチャリングの分散を実現するために、パンクチャリングパターンは、あらかじめ定められている。
【0067】
図2の回路では、減算用設定値(eminus1〜eminus3)や加算用設定値(eplusminus1〜eplusminus3)の値を適切に設定する(あるいは、処理中に所定の順序で更新していく)ことによって、所望のパターンに基づくパンクチャリング処理を、自在に行うことが可能である。
【0068】
無線フレームセグメンテーション107からパンクチャリング部108に送出されるシンボル数(残りのシンボル数)が、無くなると制御部202はこれを検出し、制御信号を出力して、各回路の動作を停止させる。
【0069】
以下、図2の回路の構成と動作を具体的に説明する。
【0070】
図2の構成例は、フリップフロップ111,112,113と、減算器(SUB)114と、加算器(ADD)115と符号化率に応じたカウンタ206から構成されている。
【0071】
パンクチャリング位置算出部109は無線フレームセグメンテーション107により無線フレームに合わせたデータがパンクチャリング部108に入力されると同時にeini1,eini2,eini3がフリップフロップ111,112,113に初期設定される。なお、ここでの設定値eini1,eini2,eini3は、符号化したデータ系列Xk、パリティーデータ系列Y1k、Y2kでパンクチャリング部108に入力させる順番に対応した設定値einiである。すなわち、第2インターリーバ106によりデータ配列順序の並びが変更されるので、その並びに合わせた設定を行うことができる。
【0072】
次に、その後のデータが入力するたびにカウンタ206がインクリメントされると同時に、フリップフロップのデータが順次111から112、112から113に移動し出力される。また、フリップフロップ113の出力値は、減算器114にも入力され、設定値(eminus1、eminus2またeminus3)が減算され、フリップフロップ111に入力されるようになる。なお、ここでの設定値、eminu s1、eminus2及びeminus3も、符号化したデータ系列Xk、パリティーデータ系列Y1k、Y2kでパンクチャリング部108に入力させる順番に対応した設定値eminusである。
【0073】
上記動作を繰り返し実施し、フリップフロップ113の出力が、ゼロ以下になった時にパンクチャリングを実施する信号がパンクチャリング部108に出力される。また、この時にはフリップフロップ113の出力に対してe=e−eminus+eplusとなる設定値(eplusminus1、eplusminus2またはeplusminus3)が加算されて、フリップフロップ111に入力される。なお、ここでの設定値、eplusminus1、eplusminus2及びeplusminus3も、符号化したデータ系列Xk、パリティーデータ系列Y1k、Y2kでパンクチャリング部108に入力させる順番に対応した設定値(eplus−eminus)である。
【0074】
以上のような構成及び動作により、符号化したデータを多重化し、第2インターリーバ106によりインターリーブし、無線フレームセグメンテーション107により無線フレームに合わせたデータ系列に分割し、一括してパンクチャリング処理を行うことができる。
【0075】
以上の説明から明らかなように、図2の回路では、情報符号系列(データ系列Xk)についてのパンクチャリング位置検出処理、インターリーブ処理を行わない冗長符号系列(パリティーデータ系列Y1k)のパンクチャリング位置検出処理、ならびに、インターリーブ処理を経た冗長符号系列(パリティーデータ系列Y2k)のパンクチャリング位置検出処理が、順次、行われている。
【0076】
つまり、多重化後の送信符号系列における各系列の周期的な位置関係に着目し、これに同期するように、一つの回路を時分割動作させることにより、一つのパンクチャリング位置検出回路で、3つの送信シンボル系列の各々について、データ間引き位置を正確に検出することができる。これにより、回路規模の低減,低消費電力化を実現することができる。
【0077】
なお、ここでは符号化率をR=1/3の場合の構成を示しているが、符号化率Rを変えた場合でも上記と同様の考えで構成することができる。すなわち、上記構成のパンクチャリング位置算出部109は拡張性が高く、セレクタへの入力数やeini、eminus、及びeminusplusのパラメータを変更することにより、パリティーデータ系列を2つに限らず、3つ以上にしてもよいし、1つにしてもよい。
【0078】
また、上記構成でのパンクチャリング位置算出部109は、上記と同様の方法でDSP等によるソフトウエアで処理をするようにしてもかまわない。
【0079】
また、ここでは、パンクチャリングを実施するための動作を示しているが、パンクチャリング位置算出部109におけるパラメータeini、eminus、eplusminusの設定を変えるだけで、ある特定のデータ系列のみパンクチャリングさせることもでき、これにより等価的に符号化率Rを大きくすることもでき、異なる通信システムにも適用させることができる。この場合の、パラメータの設定方法例としては、あるデータ系列に対応した設定値をeini=−1、eminus=eplusminus=0に設定すれば、設定値eは常に負の値になり、全てパンクチャリングされることになる。
【0080】
なお、上記構成では、第1畳み込み部103、第2畳み込み部104は同じ構成とし第1インターリーバ102を挿入したターボ符号化を行う構成にしているが、第1畳み込み部103、第2畳み込み部104を異なる畳み込み符号を行うようにし、第1インターリーバ102も削除することにより、一般的な畳み込む符号器として用いることもできる。
【0081】
(実施の形態2)
この実施の形態では、ソースデータ系列(情報ビット符号系列)と、ソースデータ系列を畳み込み符号化したパリティーデータ系列(冗長ビット符号系列)とを多重化し、出力系列を生成する基地局装置に適用する符号化装置について説明する。
【0082】
図3は、本発明の実施の形態2に係る符号化装置の構成を示すブロック図である。ただし、図3において、図1と共通する部分には図1と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。図3の符号化装置300が図1の符号化装置100と異なる点は、図1の第2インターリーバ106と無線フレームセグメンテーション107を削除した点である。
【0083】
パンクチャリング位置算出部109は、移動端末装置とは異なる位置でパンクチャリングを行う必要があるが、基本的な構成は実施の形態1と同様に構成することによりパンクチャリングを行うデータ位置を算出することができる。なお、CPUまたはDSP等により演算させて決定させるか、RAM等にデータとして保持させてパンクチャリングを実施してもかまわない。
【0084】
以上のような構成により、符号化したデータを多重化した後に、一括してパンクチャリング処理を行うことができ、回路規模の低減、及び低消費電力化を実現することができる。
【0085】
(他の実施の形態)
図4は、本発明の符号化装置が適用される移動体通信システムの構成を示すブロック図である。基地局装置400は、移動端末装置450に送出すべきデータ(データA)を符号化するエンコーダ401、符号化されたデータを変調する変調器402、及び変調されたデータを送信する送信機403の送信系を備える。また、移動端末装置450から送出されたデータ(データB)を受信する受信機404、受信したデータを復調する復調器405、復調されたデータを復号するデコーダ406の受信系を備える。
【0086】
一方、移動端末装置450も、基地局装置400と同様に、エンコーダ451、変調器452、及び送信機453の送信系を備える。また、受信機454、復調器455、デコーダ456の受信系を備える。
【0087】
上記通信システムにおいて、本発明の符号化装置は、基地局装置400に設けられるエンコーダ401または移動端末装置450に設けられるエンコーダ451に相当する。
【0088】
なお、上述した実施の形態1及び実施の形態2において、パンクチャリング部をデパンクチャリング処理を行うデパンクチャリング部に置き換えることもできる。この場合のデパンクチャリング部は、多重化部105からの出力データ系列をパンクチャリング位置算出部109からのパンクチャリング位置信号に基づいてデパンクチャリングするものである。例えば、メモリを用いた場合、多重化部105の出力データ系列を順次メモリに書き込む際に、パンクチャリング位置算出部109からのデパンクチャリング位置信号に基づいてメモリに特定のデータを書き込むように制御し、メモリに書き込まれたデータを順次出力系列Cとして出力するようにすればよい。これにより、上記構成のパンクチャリング位置算出部を復号化装置に適用することができる。この場合、図4の移動体通信システムにおける基地局装置400のデコーダ406、移動端末装置450のデコーダ456にも適用することができる。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、パンクチャリングを行う際に、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列とが多重化された送信符号系列における、情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列の配置の周期性に同期させて、一つのパンクチャリング位置算出回路を時分割で動作させ、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、個別にパンクチャリング位置を算出してパンクチャリング処理を行うことにより、情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列のそれぞれについてパンクチャリング手段を設ける必要がなく、回路規模の削減及び低消費電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る符号化装置の構成を示すブロック図
【図2】パンクチャリング位置算出部の内部構成を示す回路図
【図3】本発明の実施の形態2に係る符号化装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の符号化装置が適用される移動体通信システムの構成を示すブロック図
【図5】従来の符号化装置のターボ符号化器の構成を示すブロック図
【図6】従来のパンクチャ位置算出処理の流れを示すフロー図
【符号の説明】
101 入力I/F部
102 第1インターリーバ
103 第1畳み込み部
104 第2畳み込み部
105 多重化部
106 第2インターリーバ
107 無線フレームセグメンテーション
108 パンクチャリング部
109 パンクチャリング位置算出部
111,112,113 フリップフロップ
114 減算器
115 加算器
202 制御部
204 ゼロ、負の検出回路
206 カウンタ
401,451 エンコーダ
402,452 変調器
403,453 送信機
404,454 受信機
405,455 復調器
406,456 デコーダ

Claims (8)

  1. 情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列とを多重化した後の送信符号系列における、前記情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列の配置の周期性に同期させて、一つのパンクチャリング位置算出回路を時分割で動作させ、これにより、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、個別にパンクチャリング位置を算出してパンクチャリング処理を行うことを特徴とするパンクチャリング方法。
  2. 情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列とを多重化した後の送信符号系列における、前記情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列の配置の周期性に同期させて、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、時分割で個別にパンクチャリング位置を算出するパンクチャリング位置算出手段と、
    前記算出されたパンクチャリング位置で情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々についてパンクチャリングを行うパンクチャリング手段と、
    を具備することを特徴とする符号化装置。
  3. 入力されたデータ系列に畳み込み符号化処理を行い、冗長ビット符号系列を生成する畳み込み手段と、
    前記生成された冗長ビット符号系列と情報ビット符号系列とを多重化し、送信符号系列を生成する多重化手段と、
    を具備することを特徴とする請求項2に記載の符号化装置。
  4. 入力されたデータ系列に畳み込み符号化処理を行い、冗長ビット符号系列を生成する畳み込み手段と、
    前記生成された冗長ビット符号系列と情報ビット符号系列とを多重化し、送信符号系列を生成する多重化手段と、
    前記送信符号系列のデータ配列順序を所定のパターンに従って並べ替えるインターリーブ手段と、
    前記並べ替えられた送信符号系列を無線フレームのフォーマットに分割する分割手段と、
    前記インターリーブ手段の所定のパターンに応じて、前記分割された送信符号系列における、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、時分割で個別にパンクチャリング位置を算出するパンクチャリング位置算出手段と、
    前記算出されたパンクチャリング位置で情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々についてパンクチャリングを行うパンクチャリング手段と、
    を具備することを特徴とする符号化装置。
  5. 前記パンクチャリング位置算出手段は、
    情報ビット符号系列の系列数と冗長ビット符号系列の系列数とを合わせた符号系列数と同数が直列に接続され、各符号系列に対応した第1パラメータが初期設定されたフリップフロップと、
    前記フリップフロップの最終段の出力と各符号系列に対応した第2パラメータとの差分を算出する減算器と、
    前記フリップフロップの最終段の出力と各符号系列に対応した第3パラメータとを加算する加算器と、
    前記フリップフロップの最終段の出力に応じて前記減算器からの出力と前記加算器からの出力とを切り替え、フリップフロップの初段に入力させるセレクタと、
    前記フリップフロップの最終段の出力に基づいてパンクチャリング位置を判定する判定手段と、
    を具備することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の符号化装置。
  6. 前記パンクチャリング位置算出手段は、前記インターリーブ手段のパターンに応じて前記第1パラメータ、前記第2パラメータ、及び、前記第3パラメータを変更する請求項5に記載の符号化装置。
  7. 前記パンクチャリング位置算出手段は、前記第1パラメータ、前記第2パラメータ、及び、前記第3パラメータを変更することによって特定のデータ系列を全てパンクチャリングすることを特徴とする請求項5に記載の符号化装置。
  8. 情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列とが多重化された受信符号系列における、前記情報ビット符号系列及び冗長ビット符号系列の配置の周期性に同期させて、情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々について、時分割で個別にデパンクチャリング位置を算出するデパンクチャリング位置算出手段と、
    前記算出されたデパンクチャリング位置で情報ビット符号系列と冗長ビット符号系列の各々についてデパンクチャリングを行うデパンクチャリング手段と、
    を具備することを特徴とする復号化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516493A (ja) * 2004-10-08 2008-05-15 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 圧縮差分パンクチャパターンを用いたパンクチャリング/デパンクチャリング
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