JP2004094934A - インタフェースコネクタを有するｕｓｂシステム - Google Patents

Abstract

【課題】　カード型ＵＳＢインタフェースコネクタを有するＵＳＢシステムを提供する。
【解決手段】　ホストプラットホーム、貯蔵装置そして電気的なインタフェースを含む。ホストプラットホームは、データ伝送を制御するホストコントローラとデータが送受信されるカード型の第１コネクタとを含む。貯蔵装置は、データを貯蔵する不揮発性メモリ装置と不揮発性メモリ装置とを制御するメモリコントローラ、データが送受信されるカード型の第２コネクタ、そして第２コネクタに送受信されるデータの電気的な信号を論理的なＵＳＢパケットから構成するＵＳＢコントロールモジュールを含む。電気的インタフェースには第１コネクタおよび第２コネクタと連結される多数の電気的な信号ラインが配列される。従って、本発明はカード型プラグを用いてＵＳＢインタフェースコネクタとして使用することによりカード型コネクタインタフェース機器に装着しやすい。
【選択図】　　　図２

Description

　本発明は半導体メモリ装置に関するものであり、より詳しくは、カード型ＵＳＢインタフェースコネクタを有するＵＳＢシステムに関するものである。

　削除およびプログラム可能な不揮発性メモリ装置（以下、“フラッシュメモリ装置”と称する）は、情報貯蔵装置として用いられている。フラッシュメモリ装置は、伝統的なマグネチック貯蔵ディスクと比較して相対的に低廉であり、電力消費が少ないという利点があるので、データ貯蔵装置に脚光を浴びている。こうしたフラッシュメモリ装置は、マルチメディアカード（Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ　Ｃａｒｄ）やコンパクトフラッシュ（登録商標）カード（Ｃｏｍｐａｃｔ　Ｆｌａｓｈ（登録商標）　Ｃａｒｄ）、またはスマートメディアカード（Ｓｍａｒｔ　Ｍｅｄｉａ（登録商標）　Ｃａｒｄ）等に用いられて、個人用ディジタル装置（Ｐｅｒｓｏｎａｌ　Ｄｉｇｉｔａｌ　Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）（以下、“ＰＤＡ”と称する）、ディジタルカメラ、モビール製品等に装着される。

　一方、個人用コンピュータの周辺装置拡張において、より易くて低廉に、そして高いデータ伝送率を提供するために、ＵＳＢプロトコルが使用されている。ＵＳＢプロトコルは、音声、音響および圧縮されたビデオ等の実時間データ伝送を可能とする。そして、ＵＳＢプロトコルは、コンピュータ周辺装置の自己認識（ｓｅｌｆ−ｉｄｅｎｔｉｆｙｉｎｇ）とドライバとの自動マッピング機能を提供する。個人用コンピュータに連結されるＰＤＡのようなデータ貯蔵装置は、こうしたＵＳＢプロトコルを使用してインタフェースされる。

　本発明の目的は、カード型ＵＳＢインタフェースコネクタを有するＵＳＢシステムを提供することである。

　前述した目的を達成するために、本発明のＵＳＢシステムは、ホストプラットホーム、貯蔵装置そして電気的なインタフェースを含む。ホストプラットホームは、データ伝送を制御するホストコントローラと、データが送受信されるカード型の第１コネクタとを含む。貯蔵装置は、データを貯蔵する不揮発性メモリ装置と不揮発性メモリ装置を制御するメモリコントローラ、そしてデータが送受信されるカード型の第２コネクタを含む。そして、貯蔵装置は、第２コネクタに送受信されるデータの電気的な信号を論理的なＵＳＢパケットから構成するＵＳＢコントロールモジュールを含む。電気的なインタフェースには、第１コネクタおよび第２コネクタと連結される多数の電気的な信号ラインが配列される。

　具体的に、 第１実施形態による第１および第２コネクタは、９本のピンを有するカード型プラグとして、ＳＤ（Ｓｅｃｕｒｅ　Ｄｉｇｉｔａｌ）カードと互換されるプラグであり、９本のピンの中少なくとも１本のピンが電源信号として、少なくとも１本のピンが接地信号として、少なくとも１本のピンがＤ＋信号として、そして少なくとも１本のピンがＤ−信号として、使用される。第２実施形態による第１または第２コネクタは、１０本のピンを有するカード型プラグとして、メモリステッキと互換されるプラグであり、１０本のピンの中少なくとも１本のピンが電源信号として、少なくとも１本のピンが接地信号として、少なくとも１本のピンがＤ＋信号として、そして少なくとも１本のピンがＤ−信号として、使用される。

　従って、本発明は、ＳＤカードやメモリステッキとその接触部が互換されるカード型プラグを用いて、ＵＳＢインタフェースコネクタとして使用することにより、カード型コネクタインタフェース機器に装着しやすい。

　前述した本発明のカード型貯蔵装置によると、ＳＤカードと互換されるか、或いはメモリステッキと互換されるカード型プラグを用いて、ＵＳＢインタフェースコネクタとして使用する。これにより、カード型コネクタインタフェース機器がＵＳＢプロトコルに送受信する時、それに装着して使用しやすい。

以下、本発明は図２乃至図４を参照して説明する。

ＵＳＢインタフェースコネクタカードを有するメモリ貯蔵装置は、その接続部が図１に示されたプラグの様に、電源信号、データ信号Ｄ＋，Ｄ−、そして接地信号のためのピンから構成される。こうしたプラグ型ＵＳＢインタフェースコネクタを有する貯蔵装置は、コンピュータに接続するのに便利である。ところで、ＰＤＡやディジタルカメラのような装置はカード型コネクタインタフェースを有するので、ＵＳＢインタフェースコネクタを有する貯蔵装置がＰＤＡ等に接続するためには別途のポート設置が必要であり、追加的なソケット等を装着しなければならない

　図２は本発明によるＵＳＢシステムを示す。これを参照すると、ＵＳＢシステム２００は、ホストプラットホーム２１０、貯蔵装置２２０そして電気的インタフェース２３０を含む。ホストプラットホーム２１０は、データ伝送を制御するＵＳＢホストコントローラ２１２とデータが送受信されるカード型の第１コネクタ２１４とを含む。ＵＳＢホストコントローラ２１２は、データ伝送を初期化させること、または、データ伝送タイプ・データ伝送方向・ＵＳＢデバイスアドレスそしてエンドポイント（ｅｎｄ　ｐｏｉｎｔ）等を示すＵＳＢパケット（ｐａｃｋｅｔ）を伝送すること、を行う。貯蔵装置２２０は、第２カード型コネクタ２２２、ＵＳＢコントローラ２２４、メモリコントローラ２２６、そして不揮発性メモリ装置２２８を含む。不揮発性メモリ装置２２８は、データの書き込み、読み出し、そして削除動作が成されるフラッシュメモリ装置から構成され、一つ以上のフラッシュメモリ装置を含む。ＵＳＢコントローラ２２４は、第２カード型コネクタに入力される電気的な信号を、論理的なＵＳＢパケットから再構成する。メモリコントローラ２２６は、不揮発性メモリ装置へのデータ書き込み、読み出しおよび削除動作を制御する。電気的インタフェース２３０には、第１カード型コネクタ２１４と第２カード型コネクタ２２２とを連結させる多数の電気的な信号ラインが、配列される。第１カード型コネクタ２１４は受け入れ（ｒｅｃｅｐｔａｂｌｅ）コネクタから構成され、第２カード型コネクタ２２２はプラグコネクタから構成される。第１カード型コネクタ２１４と第２カード型コネクタ２２２とは、互いに雄雌（ｍａｌｅ　ａｎｄ　ｆｅｍａｌｅ）的な関係にあるため、本明細書では説明の便宜のために、代表的に第２カード型コネクタ２２２について記述する。

　第２カード型コネクタ２２２は図３と図４に示されている。図３は本発明の第１実施形態によるカード型コネクタを示し、図４は第２実施形態によるカード型コネクタを示す図面である。図３を参照すると、カード型コネクタ３００は９本のピンから構成される。ＵＳＢインタフェースのために必要な信号は、電源信号Ｖｂｕｓ、接地信号ＧＮＤ、データ信号Ｄ＋，Ｄ−として、９本のピンにマッピングされる。ＵＳＢインタフェース信号Ｖｂｕｓ，ＧＮＤ，Ｄ＋，Ｄ−は、多様に９本のピンにマッピングされることができるが、本実施形態では、電源信号Ｖｂｕｓが５番ピンに、接地信号ＧＮＤが４番ピンと７番ピンに、そしてデータ信号Ｄ＋，Ｄ−が１乃至３番ピン、６番ピン、８番ピン、そして９番ピンの中で２本のピンに各々マッピングされる。カード型コネクタ３００はＳＤカードと互換される規格を有する。

　図４のカード型コネクタ４００は、１０本ピンから構成されるメモリステッキと互換される規格を有する。本実施形態では、電源信号Ｖｂｕｓが２番ピンと８番ピンに、接地信号が１番ピンと１０番ピンに、データ信号Ｄ＋，Ｄ−が３番乃至７番ピンの中、そして９番ピンの中で２本以上のピンに各々マッピングされる。カード型コネクタ４００のピンマッピングは、ホストプラットホーム２１０（図２）の環境により多様に具現されることができる。

　従って、本発明のカード型コネクタは、実施形態別に既存のマルチメディアカードＭＭＣとＳＤカードまたはメモリステッキとも互換可能なので、既存のカード型コネクタインタフェース機器に装着して使用することができる。

　以上のように、本発明は実施形態を挙げて記述したが、これは例示的なことに過ぎなく、本発明の技術的思想および範囲を制限したり、或いは限定することではない。本発明のカード型コネクタは、貯蔵装置の貯蔵容量・使用用度等に応じて、そしてホストプラットホームの環境により、その長さおよびコネクタのピンマッピングが多様に具現されることができることは勿論である。だから、本発明の技術的思想および範囲を外れない限度内で、多様な変化および変更が可能なことは勿論である。

　既存のマルチメディアカードＭＭＣとＳＤカードまたはメモリステッキとも互換可能なので、既存のカード型コネクタインタフェース機器に装着して使用することができる。

一般的なＵＳＢインタフェースコネクタを示す図面である。 本発明の一実施形態によるＵＳＢシステムを示す図面である。 本発明の第１実施形態によるカード型ＵＳＢインタフェースコネクタを有する貯蔵装置を示す図面である。 本発明の第２実施形態によるカード型ＵＳＢインタフェースコネクタを有する貯蔵装置を示す図面である。

符号の説明

　　　　２００　ＵＳＢシステム
　　　　２１０　ホストプラットホーム
　　　　２１２　ＵＳＢホストコントローラ
　　　　２１４　カード型の第１コネクタ
　　　　２２０　貯蔵装置
　　　　２２２　第２カード型コネクタ
　　　　２２４　ＵＳＢコントローラ
　　　　２２６　メモリコントローラ
　　　　２２８　不揮発性メモリ装置
　　　　２３０　電気的インタフェース
　　　　３００、４００　カード型コネクタ

Claims (6)

1. 　データ伝送を制御するホストコントローラと前記データが送受信されるカード型の第１コネクタを有するホストプラットホームと、
   　前記データを貯蔵する不揮発性メモリ装置と前記不揮発性メモリ装置とを制御するメモリコントローラ、そして前記データが送受信されるカード型の第２コネクタを有する貯蔵装置と、
   　前記第１コネクタおよび前記第２コネクタと連結される多数の電気的な信号ラインが配列される電気的インタフェースと、を備える、ことを特徴とするＵＳＢシステム。
2. 　前記貯蔵装置は、前記第２コネクタに送受信されるデータの前記電気的な信号を論理的なＵＳＢパケットから構成するＵＳＢコントロールモジュールを付加的に備える、ことを特徴とする請求項１に記載のＵＳＢシステム。
3. 　前記第１または第２コネクタは、９本のピンを有し、ＳＤカードと互換されるカード型プラグである、ことを特徴とする請求項１に記載のＵＳＢシステム。
4. 　前記第１および第２コネクタは、前記９本のピンの中少なくとも１本のピンが電源信号に、少なくとも１本のピンが接地信号に、少なくとも１本のピンがＤ＋信号に、そして少なくとも１本のピンがＤ−信号として使用される、ことを特徴とする請求項３に記載のＵＳＢシステム。
5. 　前記第１または第２コネクタは、１０本のピンを有し、メモリステッキと互換されるカード型プラグである、ことを特徴とする請求項１に記載のＵＳＢシステム。
6. 　前記第１および第２コネクタは、前記１０本のピンの中少なくとも１本のピンが電源信号に、少なくとも１本のピンが接地信号に、少なくとも１本のピンがＤ＋信号に、そして少なくとも１本のピンがＤ−信号として使用される、ことを特徴とする請求項５に記載のＵＳＢシステム。
   

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