JP2004094687A - 情報提供装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Kaoru Yamaji
山路 薫
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

【課題】情報の提供を要求してきた端末の種類を調べ、その端末に合った形式に変換された情報を提供できるようにする。
【解決手段】社員(発信者17)が、iモード携帯端末13、携帯端末15、電話端末16等の端末からスケジュール作成装置1Aで作成されたスケジュール表を参照する場合、まず、発信者17は会社100へ電話をかけると音声ガイダンスが送り、発信者17はパスワードを送る。マルチアクセス変換装置6は個人認証を行った後、発信者名を認識すると共にその端末を識別する。次に、メニューガイダンスを送り、発信者17はスケジュール表参照要求と参照したい日を送る。マルチアクセス変換装置6は上記要求情報に基づいてサーバ1から対応するファイルを取得し、そのファイルのHTLM言語をcHTML又はVoiceXMLに変換した後、スケジュール情報として発信者17に送信する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザ端末から要求された情報をその端末に合わせて送信する情報提供装置、この装置で用いられるプログラム及び記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
会社等においては、社員の勤務スケジュールを作成する場合がある。例えば、電話オペレータの着台スケジュールとか、パートタイマや派遣社員等の非常勤社員等の勤務時間の割り当て等がスケジュール表として作成される。スケジュール表は、例えば本出願人による特願2001−098131号に開示されるスケジュール作成装置により自動的に作成される場合がある。社員が自分の勤務スケジュールを知りたい場合は、端末からLANやWAN等の社内ネットワークを介してサーバ、即ち、スケジュール作成装置にアクセスすることにより知ることができる。
【0003】
その場合、従来は使用できる端末はWebブラウザで稼動するものに限られており、社内ネットワークに接続されていない端末や、Webブラウザがインストールされていない端末、Webブラウザをインストールできない端末(例えばiモード(登録商標)、携帯電話端末)等からスケジュール作成装置にアクセスすることはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、Webブラウザで稼動する端末を持たない社員が、出勤する前に自宅等から自分の勤務スケジュールを確認する場合には、会社の管理担当者に電話をかけてスケジュール作成装置を参照してもらう等の手間がかかるという問題があった。
また、上記端末を持つ場合でも、スケジュール作成装置のURLを参照できないような遠隔地等からアクセスできないという問題があった。
【0005】
本発明は上記の問題を解決するためのもので、スケジュール作成装置等の情報提供側でアクセスしてきたユーザ端末の種類を調べ、その端末に合った形式のデータに変換された情報を提供できるようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明による情報提供装置は、ユーザに提供する情報を保持する情報保持手段と、ユーザ端末からの要求に応じて前記情報保持手段に保持された情報を取得する取得手段と、前記ユーザ端末の種類を識別する識別手段と、前記取得手段が取得した情報を前記識別されたユーザ端末の種類に応じた形式に変換して前記ユーザ端末に送信する変換送信手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明によるプログラムは、ユーザ端末からの要求に応じて情報保持手段に保持された情報を取得する取得処理と、前記ユーザ端末の種類を識別する識別処理と、前記取得処理により取得した情報を前記識別されたユーザ端末の種類に応じた形式に変換して前記ユーザ端末に送信する変換送信処理とをコンピュータに実行させるものである。
【0008】
また、本発明による記録媒体は、前記プログラムを記録したものである。
【0009】
【作用】
従って、本発明によれば、情報保持手段に保持された情報からユーザ端末の要求に応じた情報を取得すると共に、ユーザ端末の種類を識別し、取得した情報を識別した端末に応じた形式に変換してユーザに送ることができる。このため、ユーザは会社等の外部から様々な端末を用いて、勤務スケジュール、待ち時間等の希望する情報の提供を受けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の実施の形態の説明に先立ち、本発明に適用される前記特願2001−098131号によるスケジュール作成装置の実施の形態を図5〜図13を参照して説明する。
図5はコールセンターで用いられるオペレータのチャンネル着台スケジュール作成装置の構成を示すブロック図である。
図5において、評価値作成部10は、我慢時間(発呼者が電話をかけて相手が出るまで待つ時の我慢できる待ち時間)、通話時間(処理時間)分布、コール間隔分布〔コール数/1sec 〕、その日に勤務するオペレータ数がパラメータとして入力され、これらのパラメータに基づいて待ち行列演算を行うことにより、評価値20をrisk.datというファイルとして作成し出力する。
【0011】
1日スケジューラ30は、最適解を見つけるためのアルゴリズムとしての手法であるSA(Simulated Annealing )法を用いて前述した諸条件を考慮して最適解を得る最適化処理を行うことにより、各オペレータの着台スケジュールを作成する。その際、上記最適化処理で生成される解を評価するのに、評価値作成部10で作成された評価値20を用いる。そして、例えば図12に示すような1日のオペレータの着台スケジュール表70と、図13のような1日の各時刻における発呼者の平均待ち時間80を示すグラフを作成して出力する。
【0012】
このために、入力部40より上記パラメータや上記諸条件等を入出力制御部50を介して予め入力し、設定する。また、上記着台スケジュール表や平均待ち時間を示すグラフは、入出力制御部50を介して表示部60で表示することができる。また、1日スケジューラ30は、上記着台スケジュール表に基づいて各オペレータのローテーション表を作成して表示してもよい。
【0013】
次に、評価値作成部10について説明する。
まず、入力されるパラメータについて図6を参照して説明する。
上記コール間隔分布は、指数分布で近似できることが証明されているので、図6(a)のように過去の実データに基づく1秒間の平均コール数をλとする指数分布P(t) として入力される。図6(a)のどのカーブを選ぶかは、その日に予想される状況に応じて管理者が決めるものとする。
【0014】
上記通話時間は、図6(b)のように過去の実データに基づいてモデル化された通話時間分布による階段関数P[j] が用いられる。
また、上記我慢時間は、図6(c)のようにt0 一定で、ここでは、例えばt0 =7秒とする。また、オペレータ数nが設定される。
評価値作成部10は、これらの4つのパラメータを用いて待ち行列演算により待ち時間(及び/又は呼損率)を評価値するための評価値(risk.dat)20を求める。
【0015】
次に、評価値20について図7〜図10を参照して説明する。
図7はオペレータ数n人の場合における待ち行列演算を説明するための図である。図において、
t0:我慢時間
tn:電話がかかってきた時刻(n:1 〜m)
τ:電話がかかってきたとき、一番早く取れるオペレータが空くまでの時間(待ち時間)
tm:次に電話が取られる時刻
Tn:通話時間(処理時間、n:1 〜m )
τsum:待ち時間合計
τav: 平均待ち時間
とする。
【0016】
図7において、オペレータ全員が塞がっているT1 〜Tn の間におけるtm1の時点で電話がかかってきた場合、例えばtm2の時点でオペレータ1が一番早く空くことが通話時間Tn より予想されるとき、τ=tm1〜tm2が待ち時間となる。従って、このτが我慢時間t0 を超えると呼損となる。
【0017】
図8は評価値20を示すもので、図示のようにオペレータ数op(X軸)及びコール間隔分布(Y軸)に対する待ち時間pr(又は呼損)(Z軸)を3次元座標に表したグラフである。
【0018】
即ち、評価値20とは、オペレータ数とコール数との全ての組み合わせについて時刻に応じた待ち時間を求め、そのうち我慢時間t0 以内に収まる待ち時間が得られる組み合わせからなるものである。
【0019】
図9は図8の評価値20を求めるための待ち行列演算処理のフローチャートを示す。
図9において、まず、tm を適当な時点に決めた後(S1)、その時点で空いているオペレータがいるか否かを判断し(S2)、いないときは予想される待ち時間τを求める(S3)。次に、このτが待ち時間t0 (=7秒)以内であるかを調べ(S4)、t0 以内でないときは呼損としてカウントする(S5)。τがt0 以内であれば平均待ち時間τavを求める。ここで、lはこれまで待たされた人数を示す(S6)。そして、τavに基づいて新たにtm を求め(S7)、通話時間Tm を決めた後(S8)、S1に戻る。
【0020】
図10は上記のようにして求められた評価値20の一例を示す。
図示のように、評価値20は、オペレータ数1〜n人の各場合について、コール数、待ち時間、呼損率の各値の組み合わせとして示されている。
図10において、例えばオペレータが1人の場合、コール数が1回のときは待ち時間は3.014967秒、呼損率は0.204450であり、コール数が4回のときは待ち時間は6.747799秒、呼損率は0.533410であることを示している。また、オペレータが3人の場合、コール数が1回のときは待ち時間は0.546974秒、呼損率は0.002440であり、コール数が3回のときは待ち時間は1.348658秒、呼損率は0.045520であることを示している。このような評価値20は、後述する1日スケジューラ30によるSA法を用いた最適化処理で生成される解を評価するのに用いられる。
【0021】
次に、1日スケジューラ30について説明する。
図11は1日スケジューラ30で行われるSA法による最適化処理を示すフローチャートである。
まず、図12に示す最終的に最適解として得られる着台スケジュール表の初期値としてのスケジュールSch を作成する(S11)。この初期値としてのスケジュールSch は、予め入力部40から入力された様々な条件を考慮して作成される。
【0022】
様々な条件としては、
・オペレータ数n、1日に予測される時刻に応じたコール数(トラヒック値)。
・1人のオペレータの1日の合計着台コマ数、連続着台コマ数、昼休みコマ数、休憩コマ数、オペレータにより異なる複数の1日の勤務パターン、オペレータの能力等の現時点ではどうしても動かすことのできないもの。複数の勤務パターンとしては、例えば、週休、勤務開始・終了時刻、夜勤時刻等がそれぞれシフトした例えば図12に示すようなA、B〜Fのパターンであってよい。
【0023】
・その他に、例えば曜日、月、季節等によるコール数の変動分や、特殊な事情によるその日のコール数の変動分を考慮して設定してよい。
これらの諸条件は管理者により設定・変更され、入力部40から入出力制御部50を介して入力される。
【0024】
次に、上記スケジュールSch を評価値20を用いて評価することにより、評価fを得る(S12)。次に、変異操作を行い、スケジュールSch を変形したスケジュールSch ’を生成する(S13)。このスケジュールSch ’は、スケジュールSch をそれぞれ変形するための3つのパターンからなる変異操作A、B、Cを予め用意しておき、そのうちの任意に選択した1つの変異操作に基づいてSchを変形したものである。
【0025】
上記3つの変異操作A、B、Cは、変形の程度が少しずつ異なっているものである。例えば、
A:オペレータの1日の前半又は後半における1コマを入れ替える。
B:前半の1コマと後半の1コマとを入れ替える。
C:開始時刻と終了時刻を変更する。
【0026】
次に、このスケジュールSch ’について評価値20を用いて評価することにより、評価f’を得る(S14)。そして、fとf’とを比較し(S15)、f’が高いときはf’を残すが、f’がfより悪かったときは、ある確率を以って何れか一方を残す。そして、S13に戻り、再び上記パターンA、B、Cから任意の1つを選択してスケジュールSch ’を作成して評価を行う。以下、同様の処理を指定回数(例えば10万回以上)繰り返すことにより、最適解を得ることができる。
【0027】
上記評価の方法は、オペレータの人数毎にコール数とそれぞれ組み合わせ、図8、図10の評価値20から各組み合わせと対応する組み合わせを求め、待ち時間が我慢時間以内の組み合わせが得られる率を評価f、f’とすることで行われる。尚、待ち時間が我慢時間を超える組み合わせが得られる率を呼損率とする。
【0028】
この最適解に基づいて「良い着台スケジュール表70」を作成し、Sch.dat というファイルとして出力することができる(S17、S18)。ここで、「良い着台スケジュール表」とは、待ち時間が我慢時間t0 (7秒)以内で、かつ平均待ち時間が小さいもの、即ち、目標値を達成したものであり、図12にその一例を示す。図12の例では、オペレータ数16人で、1コマが15分単位であり、黒いコマが着台時、白いコマは休憩時を表す。このようにスケジュール表は、複数のコマの列が着台パターンとして表現されている。
【0029】
また、図13に示すような1日における各時刻の平均待ち時間の予測を示すグラフ80もwait.datというファイルとして作成することができ、さらに、着台スケジュール表から各オペレータのローテーション表を作成することもできる。
【0030】
以上説明したように、本実施の形態による最適化処理においては、SA法を用いたことにより、解の生成の変異操作時に従来のGA法のように交叉や突然変異が生じることがないので、極端に悪い解が出てくることがなく、少ない繰り返し処理回数で統計的に短時間に確実に最適解を得ることができる。
実験の結果では、従来の人手による作業時間の1/30の短時間でスケジューリングすることができた。
【0031】
また、最適化処理において、3つの変異操作の1つを選択して解を生成すると共に、解の評価に際しては、良いものは全て採用するが、悪い評価値のものも必ずしも棄却しないため、何度か悪い例を生成しつつ、次には今までよりもっと良い解を見つける可能性が高く、その速度も速くすることができる。これは、例えるならば、いくつかの山が連なっている中で、一番高い山の頂きを探す場合、良い解(高い方向)にしか進まなければ、ある小さい山の頂上へは行かれても、他の高い山へ行くためには、一度下らないと行かれないことからも想像することができる。
【0032】
また、上述した最適化処理で得られた最適解は厳密には最適解に最も近い解であるので、場合によっては1日のうちで待ち時間が我慢時間t0 を超える時間が予測されることがある。その場合には、その時間のみに補充のオペレータを着台させることにより、他の時間におけるオペレータの無駄な勤務をなくすことができる。
【0033】
尚、評価値作成部10に入力するための4つのパラメータや、1日スケジューラ30に設定する諸条件を得るために、予めPBX(構内電話交換機)から必要なデータ、例えばコール数(トラヒック値)等のデータを得るようにしてもよい。このようにすることにより、管理者が入力部40からパラメータや諸条件等を入力設定する必要がなく、必要なデータを自動的に得ることができる。
【0034】
以上説明した実施の形態は、電話オペレータの着台スケジュール作成装置であるが、本装置の技術思想は、一般的なスケジュール作成装置及び待ち時間予測装置に適用することができる。
その場合、スケジュール作成装置は、ランダムに到来する処理要求(コールセンターにおける発呼に相当)に対して複数の処理手段(同、オペレータに相当し、再利用可能な人、装置等の資源)が処理して終了するようなシステムにおいて、各処理手段の担当スケジュールを作成することができる。
【0035】
上記スケジュール作成装置の実施の形態においては、評価値作成部に入力する4つのパラメータとしては、要求間隔分布、処理時間、要求者(要求する人又は装置)の我慢時間及び処理手段数が用いられる。評価値作成部はこれらのパラメータを用いて待ち行列演算を行うことにより評価値を作成する。また、前記1日スケジューラに相当するスケジュール作成手段は、SA法を用いて前記3つの変異操作A、B、Cの1つを選択することにより解を生成しながら最適化処理を行い、その際、生成された解を上記評価値を用いて評価することにより、各処理手段のスケジュール表及び時刻に応じた要求者の待ち時間を示すグラフを作成することができる。
【0036】
また、待ち時間予測装置の実施の形態においては、評価値作成部により上記要求間隔分布、処理時間、我慢時間、処理手段数の4つのパラメータを用いて待ち行列演算を行うことにより、時刻に応じた待ち時間(予測待ち時間)を得ることができる。
【0037】
このような、スケジュール作成装置及び待ち時間予測装置は、例えば、前述した非常勤社員等の勤務スケジュールや、複数のエレベータの使用スケジュールや待ち時間、レストラン等の席の使用スケジュールや客の待ち時間、複数の受付係のスケジュールや客の待ち時間、トイレにおける複数のボックスの使用スケジュールや待ち時間を知りたい場合等々、複数の人又は装置が、ランダムなタイミングで到来する処理要求に応じて何らかの処理(作業)を行う場合に広く適用することができる。
【0038】
次に、上述したスケジュール作成装置で作成されたスケジュール表をWebブラウザを持たない端末で参照できるようにした本発明による情報提供装置を用いたスケジュール情報提供システムの実施の形態について説明する。
【0039】
図1は本実施の形態によるスケジュール情報提供システムを示すブロック図である。
図において、会社100には、前述したスケジュール作成装置1Aを有し、スケジュール表を保持するサーバ1、構内電話交換機2、必要なデータを蓄積するデータベース3、社員用のPC4、音声処理部5、マルチアクセス変換装置6、iモード用サーバ7、ルータ8がLAN等のネットワーク9に接続されている。また、外部のPSTM網(アナログ、デジタル)等の公衆回線網12と接続する回線制御部11が設けられている。
【0040】
マルチアクセス変換装置6は、ユーザ(ここでは社員)認識機能、端末識別機能、コンテンツ変換機能、コンテンツ検索機能、コンテンツ収集機能、コンテンツ蓄積機能を有する。コンテンツ変換機能は、スケジュール作成装置1Aで作成されたスケジュール表のHTML言語を、cHTML、HDML等の社員の端末に合った言語形式に変換する機能である。尚、ここで言うコンテンツは、社員に提供するスケジュール情報である。また、端末識別は社員に対応して登録した端末情報から識別するようにしてもよい。
【0041】
音声処理部5は、音声対話処理を制御する音声ブラウザ(IVR)51、音声認識エンジンにより音声をテキスト化する音声認識部52、テキストを音声化する音声合成部53で構成されている。
【0042】
会社100の外部においては、iモードによる携帯電話等の携帯端末13がインターネット14を介してルータ8に接続され、携帯端末15、電話端末16が公衆回線網12を介して回線制御部11と接続できるようになされている。
【0043】
次に、上記構成による動作について図2のシーケンスチャートを用いて説明する。
社員(以下、発信者17とする)が、携帯端末15、電話端末16等からスケジュール作成装置1Aで作成されたある日のスケジュール表における自分の勤務スケジュールを参照する場合、まず、発信者17は会社100の電話番号に電話をかける。これをIVR51が着呼すると、音声合成部53が音声ガイダンスを送る。発信者17はガイダンスに従ってプッシュ釦によりパスワードを送る。IVR51はプッシュ音と発信番号通知から発ID情報を得、これをマルチアクセス変換装置6に送る。マルチアクセス変換装置6は、パスワードと発IDから発信者17の個人認証を行い、ログインする。そして、その社員名(発信者名)を認識すると共に、発信者17の端末の種類(携帯端末15又は電話端末16)を識別する。
【0044】
IVR51は、ログインOKの場合はその旨のテキスト情報を音声合成部53に送り、音声合成部53はこれを音声化して、認識OK及びメニューガイダンスを発信者17に送る。これに応じて発信者17は、スケジュール表参照要求と参照したい日(指定日)を発話する。IVR51はその音声情報を音声認識部52に送り、音声認識部52はこれをテキスト化してIVR51に送る。IVR51はそれらの要求情報(スケジュール表参照、参照日、社員名等)をマルチアクセス変換装置6に送る。
【0045】
マルチアクセス変換装置6は、上記要求情報に基づいてサーバ1に問い合わせ、要求に対応するファイルを取得する。そして、そのファイルのHTLM言語をVoiceXMLに変換した後、IVR51に送る。IVR51は受け取った情報を音声合成部53に送り、音声合成部53で音声化された情報はIVR51を介してスケジュール情報として発信者17に送信される。
以上により、発信者17は指定した日の自分の勤務スケジュールを音声により知ることができる。発信者17は希望する情報が得られたら受話器を置いて回線を切断し終了とする。
【0046】
以上は携帯端末15、電話端末16等の音声端末からアクセスした場合であるが、iモードの携帯端末13等のインターネット14に接続可能な端末からアクセスする場合は、URLを指定して接続し、ログインすると、マルチアクセス変換装置6が前述と略同様の手順に従ってファイルを得る。これをcHTMLに変換した後、インターネット14を介して発信者17に送られる。この場合、スケジュール情報を発信者17の携帯端末13に音声で伝えてもよく、あるいは画面に表示させてもよい。
【0047】
本実施の形態によれば、発信者17の要求に応じてサーバ1からHTML形式のスケジュール情報を取得すると共に、アクセスしてきた端末の種類を識別し、上記HTML情報をその端末に対応する言語形式に変換して発信者17に送信することができる。即ち、アクセスしてきた端末が音声端末であれば、音声処理部5による自動音声対話によりスケジュールを参照することができ、iモードの携帯電話であれば、cHTML等の形式で提供することができる。
尚、個人認証は、従来のIDとパスワードによる認証による方法のほかに、発IDとパスワードを用いる方法をとることもできる。
【0048】
次に、マルチアクセス変換装置6について詳細に説明する。
図3はマルチアクセス変換装置6の変換処理を示すフローチャートである。
図において、URL管理ファイル61は、抽出される可能性のある全てのURLが記述されている。記述例を以下に示す。
Figure 2004094687
【0049】
パターンファイル62は、ユーザ(発信者)毎、指定日毎等により、どのURLを指定するか、またURLのどれを指定するかの情報を管理する。記述例を示す。
Figure 2004094687
【0050】
このマルチアクセス変換処理の概要は、要求された情報(ユーザID、表示位置)のコンテンツ情報(HTML)を取り出し(http)、該当する各種ファイルに従って対象となるファイルを抽出し、抽出した中間ファイル68を指定されたVoiceXML形式、又はcHTML形式で出力するものである。図示のように、
前処理63→ダイジェスト抽出処理64→端末対応言語変換(VXML)出力処理65→後処理(中間ファイル削除)66の順で行われる。ここでいう端末対応言語変換出力処理とは、VXML、CHTML、HDMLなどを含む記述言語変換処理を行うことである。
【0051】
次に、各処理について説明する。
・前処理63について
(1)ユーザの要求に応じてパターンファイル62からコンテンツIDとパターンを選ぶ。ユーザの要求とは、Aさんの○月○日〜○月○日のスケジュール表参照等であり、週間スケジュール表表示(社員個人)の他に要求のパターンとしては、週間スケジュール表(管理者用、全員分表示)、特定日のスケジュール表表示(個人、管理者別)、就労日申告等が考えられる。
(2)URL管理ファイル61からコンテンツIDに該当するURLを検索し、インターネットで(HTTPで)コンテンツを取得する。
【0052】
(3)図4に示すコンテンツ変換プロファイル67のコンテンツIDに該当する
ファイルを取得する。
(4)HTMLファイル取得が即時(要求毎)ではなく、蓄積型(インターネットにアクセスしてファイルをサーバ内に保存しておく)場合は、URL管理ファイル61を検索してURL_IDを取得し、コンテンツファイルのURL_IDに該当する部分を取得する。
(5)上記(2)(4)で取得したコンテンツの内、コンテンツ変換プロファイル67の冒頭部に記述されている範囲?block??/block?を取得し、一時HTMLメモリに保存する。
【0053】
図4はコンテンツ変換プロファイル67を示すもので、冒頭部と抽出部からなり、それぞれ図示の内容が記述されている。抽出部は抽出区切り部1〜nからなる。
冒頭部で指定されたSTART〜END間にある?s_start??s_end?で指定された文字列の間を検索範囲とする。
例)?s_start ?:&lt.table &gt→?table?
?s_end?:&lt.table &gg→?/table?
検索範囲の中の?s_start??s_end?で指定された文字列の間にある文字列を抽出する。そのうちタグが含まれる場合は、タグ毎にタグで囲まれた文字列を一時ファイルに格納する。
【0054】
・ダイジェスト抽出処理64について
一時HTMLメモリファイルをパターン部?patten?〜?/patten?に記述されている方式(type値毎に異なる抽出値)に従って抽出する(一時抽出ファイル)。テンプレートがある場合はそれに合わせて変換する。それを中間ファイル68に保存する。
【0055】
・後処理66について
中間ファイル68を削除する処理である。
【0056】
次に、タグについて説明する。
?data? :コンテンツプロファイルの記述内容の範囲を示す。?data?〜?/data?
?url?:指定のurlに基づいてURL管理ファイル61からコンテンツファイルを取得する。
?title?:タイトルを記述する。
?block?:コンテンツファイルから取得したHTML文の検索範囲を?start?〜?/start?で指定
?start?:コンテンツファイルの開始基準
?end?:コンテンツファイルの終了基準
?abstract?:抽出部分を記述?patten?〜?/patten?で指定
【0057】
?patten?:抽出するための情報を記述
?type?:item,proformasの指定
?s_start?:コンテンツファイルの開始基準
?s_end?:コンテンツファイルの終了基準
?s_title?:読み上げ文字列の基準を?s_t_start?〜?s_t_/start?で指定
?s_t_start?:読み上げ文字列の開始基準
?s_t_end?:読み上げ文字列の終了基準
?proformas?:定型文を記述する。Temp[ ]で、抽出一時ファイルの文字列を置換する。
尚、コンテンツファイルは、HTMLファイルで、URL_IDを付与されている。
【0058】
以下に、一時HTMLファイルにおける変換例を示す。
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【0059】
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【0060】
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【0061】
次にコンテンツプロファイルの例を示す。
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?url?http://shift_tbl_01.asp?url?
?title?週間勤務パターン?/title?
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【0062】
?proformas?temp[99]さんの週間スケジュールです。
Temp[0] temp[10]曜日はtemp[20]
Temp[1] temp[11]曜日はtemp[21]
Temp[2] temp[12]曜日はtemp[22]
Temp[3] temp[13]曜日はtemp[23]
Temp[4] temp[14]曜日はtemp[24]
Temp[5] temp[15]曜日はtemp[25]
Temp[6] temp[16]曜日はtemp[26]です。
?proformas?
?/pattern?
?pattern?

?/pattern?
?/abstract?
?/deta?
【0063】
次に、抽出一時ファイルの例を示す。
temp[99]浅香純子
temp[0] 06/17 temp[1] 06/18 temp[2] 06/19 temp[3] 06/20 temp[4] 06/21 temp[5] 06/22 temp[6] 06/23
temp[10] 月 temp[11] 火 temp[12] 水 temp[13] 木 temp[14] 金 temp[15] 土 temp[16] 日
temp[20] 定休 temp[21] A temp[22] A temp[33] ○ temp[44] ○ temp[25] E temp[26] 定休
【0064】
次に、中間ファイル68について説明する。
抽出一時ファイルへ格納後、proformas定型文の文字列temp[ ]の文字列と対応するものを置き換えた文章を出力する。
出力例を示す。
浅香純子さんの週間スケジュールです。
6/17月曜日は定休、6/18火曜日はA、6/18水曜日はA、6/19水曜日は○、6/20木曜日は○、6/21金曜日は○、6/22土曜日はE、6/23日曜日は定休です。
【0065】
以上説明した本実施の形態は、サーバ1が提供するコンテンツが、スケジュール作成装置1Aで作成されたスケジュール表の場合であるが、本実施の形態は、他の情報を提供することができる。例えば前述した待ち時間等の情報をユーザが端末から問い合わせると、マルチアクセス変換装置6でサーバ11から該当する待ち時間情報を取得すると共に、その端末を識別し、取得した情報を端末の種類に応じた言語形式に変換してユーザに送ることができる。その他、様々な情報を提供できるように構成してよい。
【0066】
次に、本発明の実施の形態によるプログラム及び記録媒体について説明する。図1のシステムの動作に基づく処理を、システムにおけるコンピュータが実行するためのプログラムは本実施の形態によるプログラムを構成する。また、このプログラムを格納する記録媒体は本実施の形態による記録媒体を構成する。
【0067】
この記録媒体としては、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いることができ、これらをROM,RAM,CD−ROM,フレキシブルディスク、メモリカード等に構成して用いてよい。
【0068】
また、この記録媒体は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0069】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体を言うものとする。
【0070】
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためであってもよい。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0071】
従って、このプログラムを図1のシステム又は装置とは異なるシステム又は装置において用い、そのシステム又は装置のコンピュータがこの記録媒体に格納されたプログラムを実行することによっても、各実施の形態で説明した機能及び効果と同等の機能及び効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、保持された情報からユーザ端末の要求に応じた情報を取得すると共に、ユーザ端末の種類を識別し、取得した情報を識別した端末に応じた形式に変換してユーザに送ることができるので、ユーザは会社等の外部から様々な端末を用いて、勤務スケジュール、待ち時間等の必要な情報の提供を受けることができる。
また、本発明によれば、音声用コンテンツ(VoiceXMLで記述したもの)やiモード(登録商標)等の携帯端末用コンテンツ(cHTML)を改めて作成する手間が省けるため、作業工数を削減できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による情報提供装置を用いたスケジュール情報提供システムを示すブロック図である。
【図2】スケジュール情報提供システムの動作を示すシーケンスチャートである。
【図3】マルチアクセス変換装置の処理を示すフローチャートである。
【図4】コンテンツ変換プロファイルを示す構成図である。
【図5】本発明に適用し得る電話オペレータの着台スケジュール作成装置を示すブロック図である。
【図6】評価値作成に用いるパラメータを説明するグラフである。
【図7】評価値を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】評価値を説明するためのグラフである。
【図9】評価値を得る待ち行列演算処理を示すフローチャートである。
【図10】評価値の一例を示す構成図である。
【図11】SA法を用いて最適解を得る処理を示すフローチャートである。
【図12】電話オペレータの着台スケジュール作成装置で作成された着台スケジュール表の一例を示す構成図である。
【図13】電話オペレータの着台スケジュール作成装置で作成された1日の各時刻に対する予測待ち時間を示すグラフである。
【符号の説明】
11:サーバ、3:データベース、5:音声処理部、6:マルチアクセス変換装置、7:iモード用サーバ、8:ルータ、9:ネットワーク、11:回線制御部、公衆回線網、13:iモード携帯電話、14:インターネット、15:携帯電話、16:電話端末、10: 評価値作成部(待ち行列演算)、20:評価値、30:1日スケジューラ(SA法)、40:入力部、50:入出力制御部、60:表示部、70:着台スケジュール表、80:各時刻の平均待ち時間、100:会社

Claims (13)

  1. ユーザに提供する情報を保持する情報保持手段と、
    ユーザ端末からの要求に応じて前記情報保持手段に保持された情報を取得する取得手段と、
    前記ユーザ端末の種類を識別する識別手段と、
    前記取得手段が取得した情報を前記識別されたユーザ端末の種類に応じた形式に変換して前記ユーザ端末に送信する変換送信手段とを設けたことを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記変換送信手段は、前記取得手段が取得した情報を音声情報に変換する音声処理手段を有することを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  3. 前記変換送信手段は、前記取得手段が取得した情報を表示情報に変換する表示処理手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の情報提供装置。
  4. 前記ユーザ端末からの要求があったときそのユーザの認証を行う認証手段を設けたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の情報提供装置。
  5. 前記情報保持手段は、ランダムに到来する処理要求に応じて複数の処理手段が処理を行うシステムにおける各処理手段のスケジュール表を作成するスケジュール作成装置を含み、このスケジュール作成装置は、
    SA法を用いて最適解を求める最適化処理を行うことにより、複数の処理手段の処理スケジュールを作成するスケジュール作成手段と、
    処理要求者の我慢時間と、過去の実データに基づく処理時間と、所定時間に対する要求数を示す要求間隔分布と、処理手段数とをパラメータとして待ち行列演算を行うことにより、前記最適化処理において生成される解の評価を行うための評価値を求める評価値作成手段とを有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報提供装置。
  6. 前記情報保持手段は、ランダムに到来する処理要求に応じて複数の処理手段が処理を行うシステムにおける前記要求者の待ち時間を予測する待ち時間予測装置を含み、この待ち時間予測装置は、
    要求者の我慢時間と、過去の実データに基づく処理時間と、所定時間に対する要求数を示す要求間隔分布と、処理手段数とをパラメータとして待ち行列演算を行うことにより前記待ち時間を算出する演算手段を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の情報提供装置。
  7. ユーザに提供する情報を保持する情報保持手段と、
    ユーザ端末からの要求に応じて前記情報保持手段に保持された情報からダイジェストを抽出するダイジェスト抽出手段と、
    前記ユーザ端末の種類を識別する識別手段と、
    前記ダイジェスト抽出手段が抽出した情報を前記識別されたユーザ端末の種類に応じた形式に変換して前記ユーザ端末に送信する変換送信手段とを設けたことを特徴とする情報提供装置。
  8. ユーザ端末からの要求に応じて情報保持手段から情報を取得する取得処理と、
    前記ユーザ端末の種類を識別する識別処理と、
    前記取得処理により取得した情報を前記識別されたユーザ端末の種類に応じた形式に変換して前記ユーザ端末に送信する変換送信処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 前記変換送信処理において前記取得処理により取得した情報を音声情報に変換する音声処理を行うことを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  10. 前記変換送信処理において前記取得により取得した情報を表示情報に変換する表示処理を行うことを特徴とする請求項8又は9記載のプログラム。
  11. 前記ユーザ端末からの要求があったときそのユーザの認証を行う認証処理を行うことを特徴とする請求項8,9又は10記載のプログラム。
  12. ユーザ端末からの要求に応じて情報保持手段からダイジェスト情報を抽出するダイジェスト抽出処理と、
    前記ユーザ端末の種類を識別する識別処理と、
    前記ダイジェスト抽出処理により抽出したダイジェスト情報を前記識別されたユーザ端末の種類に応じた形式に変換して前記ユーザ端末に送信する変換送信処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
  13. 請求項8〜12の何れかに記載のプログラムを記録した記録媒体。
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