JP2004094183A - 画像広告システム - Google Patents
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Abstract
【課題】パーソナルコンピュータと一般家庭用テレビを連結使用し、静止画像のスクロール型配信と同時にテロップを連動させた文字情報スクロール型の宣伝広告システムを提供する。
【解決手段】パーソナルコンピュータによる画像作成処理手段と表示画像登録処理手段と表示メッセージ登録処理手段を用いて作成処理された広告用画像情報が、テレビに映し出される画像として視野的に伝える画像情報とした画像表示部と、視覚的に伝える文字情報としたテロップ部に分け、前記画像表示部に映し出される画像情報は複数の静止画像を連続的にスクロールさせる表示手段と、当該スクロール表示された静止画像と同時に画面上に配設したテロップ部に文字情報が連続的に流れるようにスクロールさせる表示手段とを兼ね備え、画像情報数並びに文字情報数がシステム上に表示数の制限がなく、登録された順番で繰り返し表示される画像広告システムを提供し、種々の問題点を解決している。
【選択図】図1
【解決手段】パーソナルコンピュータによる画像作成処理手段と表示画像登録処理手段と表示メッセージ登録処理手段を用いて作成処理された広告用画像情報が、テレビに映し出される画像として視野的に伝える画像情報とした画像表示部と、視覚的に伝える文字情報としたテロップ部に分け、前記画像表示部に映し出される画像情報は複数の静止画像を連続的にスクロールさせる表示手段と、当該スクロール表示された静止画像と同時に画面上に配設したテロップ部に文字情報が連続的に流れるようにスクロールさせる表示手段とを兼ね備え、画像情報数並びに文字情報数がシステム上に表示数の制限がなく、登録された順番で繰り返し表示される画像広告システムを提供し、種々の問題点を解決している。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店頭、ショウルーム等の不特定多数の人が集まる場所において、商品・業務案内・会社概要等の宣伝広告表示を効果的に行なう広告画像作成手段と広告配信手段ならびに情報表示手段及びその表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より一般に商品、特に新製品、ニューモデル、特製品などはポスター、新聞のチラシ、雑誌の広告或いは通信販売用雑誌などを含むダイレクトメールが主流である。また、テレビ、ラジオなどの音声や、音声と可視画像などの通信による宣伝、広告も広く普及されている。また、店頭等において商品等の広告表示を行なう広告媒体としては、看板やフラッグ、新規な動作をする可動ディスプレイ等がアイキャッチディスプレイとして広く利用されている。
【0003】さらに最近では、テレビショッピングなど販売促進用のテレビ番組まで盛んに行われ、殊にテレビショッピングは、高価ではあるが即効性が高いので、益々利用されてきている状況である。さらにまた、インターネットの普及に伴い製品や商品の静止画像とその製品などの特徴、機能を表示した広告も知られるようになってきた。
【0004】例えば、商品等に関する広告を消費者等に対して行なう場合(従来例1)には、テレビ、屋内外の液晶表示体、インターネット上に置かれたコピュータ等の各種表示画面に広告対象の商品画像と共にその商品の固有名称を表示する手法が取られている。
【0005】また、テレビ受像機を1台若しくは数台配列してテレビ画像により商品の印象付けや、広告、インフォメーション等を行なう例が増えている(従来例2)。
【0006】その他、駅の待合室や車両の広告陳列部位には、不特定多数の人間を対象とした、商品ないしサービスの広告用のポスターや看板が多数陳列されている。また、病院、美容院、薬局、公共手続機関、あるいは種々のイベント提供会場の待合室には、不特定の利用者等を対象とした情報案内用チラシ等が掲げられている。街頭においては、往来する不特定多数の者を対象として、商店のショーウィンドウに種々の商品やサービスの写真が展示されていたり、飲食店では、提供する飲食をお品書の形で利用者に案内している光景をみることができる。
【0007】これら広告用のポスター、情報案内、写真、お品書等(以下、広告等)は、紙等を媒体とすることで簡易に作成、あるいは量産することができることから、広告等の情報提示者から不特定多数の人間に対して簡便に情報を提示することができる利点がある(従来例3)。
【0008】また近年においては、コンピュータシステム技術を利用して広告等の情報表示を行うシステムが種々提案されてきている。例えば、特開平5−341723号公報「広告システム」、特開平7−36399号公報「情報表示システム」、さらに、特開平7−92942号公報「情報案内システム」などが提案されている(従来例4)。
【0009】これに加え、とくに近年では電光掲示板を利用した文字情報を繰り返し配信させた文字広告が多く見受けられる。(従来例5)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述する従来例の技術には以下のような欠点が生ずる。
【0011】従来例1における各種表示画面に広告対象の商品画像と共にその商品の固有名称を表示する場合には、下記の様な問題が生じていた。即ち、近年における商品等の広告は、短サイクルで目まぐるしく入れ代わる多種多様な商品等の中から特定の商品等の固有名称を確実に消費者に覚えてもらう必要性から、消費者の興味を引くようなストーリーを有したドラマ型式やインパクトのある内容をテレビ、屋内外の液晶表示体等の表示画面に繰り返し流すというのが主流である。
【0012】よって、係る広告が繰り返しテレビ、屋内外の液晶表示体等の表示画面から流れることで消費者は商品等の固有名称はその広告内容(特にドラマ型式は展開のおもしろさから消費者に好評である。)から比較的容易に覚えることは出来るものの、広告された商品等の固有名称と共に製造・販売メーカーや係る商品に関連する企業等の名称までも消費者に浸透させる迄には至っていないという問題が生じていた。
【0013】従来例2における通常のテレビ画像による広告では、テレビ受像機を数台設置するための設置面積を確保するための専用スペースが必要であり、また、看板、フラッグ等とテレビ受像機とを併用して広告効果を上げようとする場合は、それぞれ広告形態が異なるため、それら媒体の設定や配置等に手間や労力を要し、また総体的な広告形態が煩雑になる傾向があった。
【0014】従来例3の紙等を媒体とした広告等は、その内容が固定的であるため、事後的に内容変更を行う場合は、再度最初から広告等を作成しなければならない。また、広告等の陳列領域を広く確保できる場合はよいが、例えば駅や病院の公共機関の場合、一広告主が契約できる陳列領域はさほど広くない。加えて媒体上に表現できる広告等の内容は限られているため、広告主が真に伝えたい内容が他の者に十分に伝えきれないという欠点がある。一方、需用者等の立場にたつと、長期的に同一内容の広告等が提示されたり、同種の広告等が単に配列されているだけでは見ることに飽きてしまい、また、広い陳列領域の中で多数の広告等を見る場合は、歩き廻らなければならない問題があった。
【0015】また、従来例4における技術はコンピュータ利用による広告提供であるものの、そのシステムが大がかりであって現在の汎用型パソコンの普及による、省スペースかつ、システムで行なえる技術とはかけ離れた技術であって、現状の技術からすると逆に高コスト化となる広告システムが殆どであった。
【0016】なお、総体的にはこれまでの広告提供方法は、その殆どが新聞、雑誌、ポスター、テレビ、ラジオまたはインターネットのホームページなどの広告媒体に広告提供者が広告を提供するという一方向のサービスであり、その広告媒体に接した一般消費者は、その広告を単に見るまたは聞くという受動的な立場にあった。
【0017】この場合、広告効果は広告媒体の発行部数、視聴率、アクセス回数などによって推定され、それらによって広告コストが定められていた。しかし、一般消費者が広告に接する多くの場合は、上記広告媒体のうちのポスターを除けば、本来、新聞、雑誌を読む、テレビ、ホームページを見る、ラジオを聞くという本来の行動に付随した行為に過ぎない。
【0018】従って、新聞、雑誌などを読んだからといって、それらに掲載された広告を確かに見たということにはならず、特に、新聞、雑誌またはホームページのように、広告以外に読むべき記事などが同一頁に掲載されている場合には、その記事部分のみを見ることから、広告対象に関心がない一般消費者にはその広告がほとんど記憶に残らないのが実情である。
【0019】そこで現在の汎用パソコンにおいては、パソコンで再生したDVD映像をテレビや液晶プロジェクターにダイレクトで出力する機能を持ち合わせているものの、これらの性能を生かした突出する技術の広告手段は得られていない。その欠点の一つとして動画による広告は動きの変化が目に映るものの、一瞬で画像が変化するため、テレビCMのように極わずかの時間に視覚的に入ってくるに過ぎない。
【0020】また、動画作成には時間と労力およびコストがかかるなどの最大の欠点が生じる。従来技術にあるように、静止画像を順次切り換えるとしても、画面内に画像と同時に配置された文字は切り換えが速いと脳裏に焼き付かず、かと言って遅い場合には一画面に目を凝らすことで次の画面が配信されるまで飽きがきてしまい、大衆が目を引く役割を達成することができないものであった。また、これが従来例5のように文字情報のみの配信であれば尚更のこと、縦表示、横表示にスライドされる文字のみでの、特に商品広告では実像が無いためやはり記憶に留まるには至らない。そのため、文字がスライドまたはスクロールする電光掲示板型の表示システムはその殆どがニュースタイプの報道を行なうものが多く、途中に送り込まれる広告は視覚的に捉えても記憶に留まるまでにはやはり至らなかったものである。
【0021】従来、動画式に広告をするものは、テレビコマーシャルが代表的であり、15秒、30秒スポットのCMを数多く配信する大手企業でさえ、大衆うけが良いインパクトの強いCM制作に労力並びに資金を費やし、かつ繰り返し多くの番組に提供し放映されるものが、やっと記憶に留まるに過ぎなかったものである。
【0022】そこで、従来の動画のように流れるように画像を視野的に捉え、かつ、視覚的に伝えるテロップ情報となる文字の同時配信ができるものが必要であることに、本出願人は着目した。更に、主流となっているテルビコマーシャルに代わって、店頭やショーウィンドウ、オフィス、その他設置場所を問わず、しかも簡易機材によって中小企業や個人経営者が容易に取り扱え、かつ、安価で宣伝効果が最も高い広告配信システムが望まれていたものである。
【0023】蓋し、従来は画像編集・ビデオ機能などの(情報)コンテンツを取り扱うためには、汎用型コンピュータでは対応しきれないものであったため、一連に流れるようにスムーズな画像を画面表示させることができなかったもので、現在に至っては汎用型コンピュータの急速な普及と技術革新により、RAM−ROM、CPUが大容量化され、ハードディスク容量もギガバイト単位の大容量となり、特にV−RAM(ビデオラム)、DVD−RAMが高速・高性能化及び高容量となったことから、ビデオ画像等の画像処理が格段に向上したことによって当該汎用パソコンからの編集、情報送信が簡易かつ、見ている側に何等支障が無い程のスムーズな画像情報を提供できるようになったものである。また、画像の取り込みにおいても高性能、高画質デジタルカメラの普及とイメージスキャナーの性能向上により、より鮮明な画像が瞬時にパソコン側に取り込むことが可能となったこと、更に、インターネットの普及によりあらゆる画像・動画などの画像情報も簡易に取り込むことが容易となったことにある。
【0024】然しながら、このような技術向上された汎用型パソコン及び周辺機器の充実に加え、これらの機器を用いて特に一般家庭用テレビと連結して、テレビ画面に流動的にスムーズに画像をスクロールさせた配信手段が無かったもので、特にこのように静止画像を流動的に映し出し、かつ、広告作成側が任意のテキスト等のテロップを作成して文字情報を同時に配信できるようにした、簡易かつ、任意の広告作成用のソフトウェアが存在しなかったものであり、また、一般家庭用テレビを使った静止画像のスクロール型配信と同時にテロップを連動させた文字情報スクロール型の宣伝広告システムが無かったものである。
【0025】以上の如く、従来の広告を主体とした背景には多数の問題点があり、特に中小企業、個人事業を営む経営者にとっては広告手段が全体に大きく影響する問題であって、費用対効果と利便性向上を図るために従来方法における手段を改善する必要があったものである。
【0026】本発明はこれら従来の技術に於ける問題点に鑑み、上述する種々の問題点を解決するべく、簡易かつ、任意の広告作成用の処理手段とその配信機材のシステムを提供し、前述の欠点を解消しようとするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
前記の問題点を解決すべく種々研究の結果、上記目的は本発明によって有効に達成することができる。
すなわち本発明に係る画像広告システムは、パーソナルコンピュータにより処理された画像情報を変換器を介して一般家庭用テレビジョンと連結し、当該テレビに画像を映し出し宣伝広告販売などに必要な情報伝達手段において、前記パーソナルコンピュータによる画像作成処理手段と表示画像登録処理手段と表示メッセージ登録処理手段を用いて作成処理された広告用画像情報が、テレビに映し出される画像として視野的に伝える画像情報とした画像表示部と、視覚的に伝える文字情報としたテロップ部に分け、前記画像表示部に映し出される画像情報は複数の静止画像を連続的にスクロールさせる表示手段と、当該スクロール表示された静止画像と同時に画面上に配設したテロップ部に文字情報が連続的に流れるようにスクロールさせる表示手段とを兼ね備え、画像情報数並びに文字情報数がシステム上に表示数の制限がなく、登録された順番で繰り返し表示されることを特徴とする。
【0028】かかる構成にあって、前記画像情報及び文字情報において画像作成処理と表示画像登録処理と表示メッセージ登録処理が以下のように行なえること、すなわち、(イ)画像データは、デジタルカメラ及びスキャナー等の画像入力装置よりコンピュータに取り込んだ画像、またはインターネットにより取り込んだ画像、あるいはグラフィック作成用のソフトウェアにより作成されたデータであって、当該画像データ又は作成データは、コンピュータ上の表示幅に合わせて最適化して表示される。
(ロ)画像表示部とテロップ部を互いに独立させた表示方法と、文字情報によるテロップが終了してから次の画像にスライドするテロップ連動方法のいずれかが選択できる。(ハ)画像情報部とテロップ部は互いにスライド移動発生時間の設定が行なえる。(ニ)(ハ)のスライド移動発生毎に画像を移動させる幅が調整できる。(ホ)画像がフル表示になった時の停止時間が設定できる。以上の処理が行なえることを特徴としている。
【0029】また、前記において、画像作成処理手段は取り込んだ画像又は作成したグラフィックと文字データの合成ができ、ワープロ形式で入力ができること、画像作成が常に表示幅に最適化されており、作成しながら表示状態を確認できること、表示画像登録処理は画像作成処理で作成された画像を見ながら、表示する順番を容易に決定できること、画像の移動速度、移動幅、停止時間は各画像毎に指定することができること、背景色を画像毎に指定できること、当該登録画像の表示順序がスライド番号を指定することにより容易に変更ができること、表示メッセージ登録処理はテキストとしてワープロ形式で入力ができること、前記テキスト入力により登録した表示メッセージ登録情報を見ながら、表示する順番を容易に決定できること、移動速度、移動幅をメッセージ毎に指定できること、文字色、背景色をメッセージ毎に指定できること、全体のメッセージの文字種、文字サイズを指定できること、当該登録メッセージの表示順序がメッセージ番号を指定することにより容易に変更ができることを特徴とする。
【0030】典型的には、前記の視野的に伝える画像情報とした画像表示部と、視覚的に伝える文字情報としたテロップ部に加え、同時に音楽や肉声の音声信号を流せるようにしたこと、若くは1画像づつに合わせた該音声信号を流すことを特徴とした画像広告システムを提供し、上述にある種々の問題点を解決している。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明の広告システムは一般家庭用テレビジョンを使用し、テレビ画面に映し出される画像情報がそれぞれ画像表示部、テロップ表示部を独立させた表示方法とテロップ連動方法が選択でき、例えば、画像は商品の説明でテロップは店舗案内という異なるスライド表示方法と、画像は商品の説明で、テロップはその商品の説明で、文字情報によるテロップが終了してから次の画像にスライドすることができる事を特徴とした画像広告システムであって、本発明の形態はパーソナルコンピュータEと一般家庭用テレビジョンGとを画像変換器Fを介入してパソコンEより画像処理データをテレビに送出し、画面に写り出された画像は静止画像が一定時間で流れるようにスライドし、かつ、文字情報も画像と同時に表示され当該文字情報も流れるようにスライドし選択される画像と文字が移動し、視野的と視覚的に宣伝広告ができるシステムである。
【0032】
【実施例】
以下に本発明の画像広告システムの実施例について、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0033】図1は本発明の一実施例を示す構成図であり、図2は本発明の画像広告配信までの処理工程を表すフローチャート図を示す。はじめに本発明の処理手段を示す下記構成は広告画像を配信するために、パーソナルコンピュータ上での処理が本発明の主要とする画像広告作成手順であることを示す。本発明においては、配信される広告画像が、画像情報部Xとテロップ部Yにそれぞれ独立してスライドするように作成されるもので、以下に画像情報部及びテロップ部の作成手順を詳述する。
【0034】図3は取り込んだ画像、イラスト等の処理手段とした画像作成処理図を表わす一実施例で、当該図3においてはパーソナルコンピュータE(以下、パソコンという。)上のディスプレイに表示された作業状態を表わし、画面左ウィンドウ内に表示された画像やイラスト等のコンテンツは、検索ボタン12よりデジタルカメラAやインターネットBから取り込んだ画像や、イメージスキャナーCより取り入れた画像、あるいはグラフィックソフトDで作成されたイラスト等のパソコンEのハードディスクに収納されたデータ等を呼び出した状態の取り込み画像データ1である。いわゆる取り込み画像データ1は、表示画面ウィンドウ左側に表示され、検索ボタン12によって、パソコン内部のハードディスクに取り込んだデータ、あるいはデジタルカメラメモリ内のデータを呼び出し、左側の取り込み画像データ1に次々に追加させていくことができる。ここで、前記検索ボタン12および下記に表記する各ボタンとは、パソコンのディスプレイ上に表現されたアイコン表示のボタン類の事を示す。
【0035】表示された左側ウィンドウ内より、編集したい画像を選択し画像の最適化ボタン6を実行させることにより、画像作成画面は常に表示幅に最適化され、作成しながら実際に広告配信される表示状態を確認することができる。最適化された作成画像AAは画像の不要な画像がある場合に、画像切り取りボタン7を実行することで、切り取り部分を選択し容易に切り取り作業が行える。また、該画像切り取りボタン7では他の画像データの必要部分を選択し、切り取った部分のデータを保存して現在編集中の作成画像AAと合成させるための保存にも適用される。この時の作業実行としては、現在選択された作成画像AA内に画像データの追加ボタン5を使用することにより、編集中の画像内の指定した領域に他の画像を合成させることができもので、この画像データの追加ボタン5によって合成される画像は画像切り取りボタン7によって切り取られた画像を呼び出し合成させることができることを意味する。
【0036】その他のボタン類としては、表示ウィンドウ右上段の画像サイズ位置等の調整ボタン8によって表示位置の微調整を行うことができる。上部編集メニューは表示編集メニューとして文字編集用ボタン2,3,4と画像編集ボタン5,6,7,8から構成され、下部編集メニューはキャンバス情報部として画像配置ボタン9、背景色ボタン10、表示登録ボタン11、画像切抜ボタン7’等から構成されている。表示編集メニューには各文字編集用ボタンにより文字データ入力ボックス欄ABに文字データを配置することができる。この文字編集用ボタンは、文字データ追加ボタン2、文字フォント指定ボタン3、文字色指定ボタン4の各メニューボタンより構成され、画像中央部に現れるテキスト入力ボックスACに直接文字を入力することで、テキスト入力の編集を容易にする。文字データ入力ボックス欄ABに配置したテキストを、画面下部のメッセージ欄では表示するかどうかのチェックボックスと、フォントの大きさを決定する文字サイズ入力ボックスADを備えており、当該メッセージ欄によって表示の有無及び文字サイズが決定される。
【0037】下部編集メニューはキャンバス情報用として画像全体の表示位置として画像配置ボタン9のラジオボタンをチェックする事により、例えば左上や中央表示等の画像が任意に配置できる。また、取り込み画像の各画像背景色が背景色ボタン10の実行によって任意色に変更できることで、一つ一つの画像背景色に違いを保持させる事が可能となる。表示登録ボタン11は前記手順による画像作成が終了した場合に、次の処理手段のためにここで加工された画像を登録保存するための実行ボタンであり、一画像毎に表示登録する。また、画像切抜ボタン7’は上部編集メニューの画像切り取りボタン7と同様の処理を行なうボタンである。これら一連の作業の終了は終了ボタン13の実行によって、当該画像作成処理手段を終了する。ここでは、画像加工編集途中で、表示登録ボタン11の実行なしに終了ボタン13の実行をした場合には、画像編集中である旨の警告表示によって編集中画像の登録を行なうかどうかのメッセージ(図示せず)が現れ、当該メッセージに従って処理を終えることができる。
【0038】このように前記処理工程では画像作成処理が行われ、表示したい画像やイラストの原版作成となる。また、取り込んだ画像やイラストと文字データの合成が可能であり、ワープロ形式で入力が行える。更に、画像作成画面は常に表示幅に最適化することから、作成しながら表示状態が確認できる。
【0039】次に、前記行程による処理手段の後、画像作成処理された画像やイラストを表示画像登録の処理手段とした表示画像登録処理図の一実施例を図4に示す。図4は前記同様にパソコン上のディスプレイに表示した作業状態を表わす。ここでは、前記で画像作成され登録された画像やイラストが、ウィンドウ画面表示内左側に選択画像14として全て登録情報として表示されている。ここでの作業は、選択画像14より選択した画像またはイラストのスライド表示順を決め、それに伴いスライド移動速度、スライド停止時間、移動幅(スライド幅)を決めることができる。
【0040】編集メニューは上部にテスト表示ボタン15、画像登録保存ボタン16を配設し、画面中央部に変更メニューとして表示画像AEを編集する背景色ボタン17−1、削除ボタン17−2、取消ボタン17−3、決定ボタン17−4から構成し、画像の編集および決定が行われる。図中の中央位置に配設したスライド番号指定ボックス18には現在選択されている画像のスライドさせる順番を決定するために、入力ボックスに直接数値キー入力を行う。この入力されたスライド番号の指定に従い、現在選択されている画像が何番目にスライド表示される画像であるか表示順位を指定することになる。
【0041】スライド番号指定ボックス18下部に、移動速度指定メニューキー19、停止時間指定メニューキー20、移動幅指定メニューキー21が配設され、スライドする移動速度、停止時間、移動幅のそれぞれを任意に設定できる。移動速度はスライド発生時間の設定であり、停止時間は画像がフル表示になった時の停止時間で、移動速度および停止時間はそれぞれミリ秒単位での設定が行える。移動幅はスライドの幅を表わし、移動速度の処理発生毎に画像を移動させる幅でミリメートル単位で設定が行える。ここで、各スライド型のボリュームボタンでの間隔はプログラム作成上での間隔を設けているが、当然ながら更に細分化した間隔で設定することも可能である。
【0042】画面表示右側の登録画像22の表示は画像登録保存ボタン16の実行により、各画像毎に設定を終了し保存された画像をスライド番号指定ボックス18に入力した表示番号の順序に従って上より表示されている様子を表わしたものであり、当該登録画像22は表示順序の入れ替え並びに削除も容易に行えるものである。ここで、作成された表示登録画像は実際に配信される表示状態の確認をテスト表示ボタン15を実行することによってディスプレイ上で確認ができる。この表示画像登録処理における手段は、前記画像作成処理手段において作成された画像を見ながら、表示する順番を容易に決定することができ、画像の移動速度、停止時間、移動幅は各画像毎に指定することができる。
【0043】つまり、ある一つの画像Aと次の画像Bとがあった場合、画像Bが特に特徴付け伝えたい画像情報であった場合、画像Aの移動幅(スライド幅)を短く、また移動時間を速く、かつ、停止時間を短くしてその後にスライドされ流れてくる画像Bの移動幅(スライド幅)を長くし移動時間を遅く、かつ、画像Bが画面上に画像がフル表示になった時に停止時間を長くすることによって、画像Aと画像Bが与える印象の差から視覚的に脳裏に焼き付けるよう特徴付けることが可能となる。このように各画像に与えた情報は瞬時に書換が可能であり、また表示順番もスライド番号の指定番号を変えることで容易に変更することができる。
【0044】終了ボタン23の実行によって、当該表示画像登録処理手段を終了する。前記画像作成処理手段と同様に、画像変更・編集若くは移動速度、停止時間、移動幅の設定途中で、画像登録保存ボタン16の実行なしに終了ボタン23の実行をした場合には、画像変更・編集中である旨の警告表示によって編集中画像の登録を行なうかどうかのメッセージ(図示せず)が現れ、当該メッセージに従って処理を終えることができる。
【0045】次に、前記各行程による処理手段の後、表示画像登録処理された画像に対してテロップを作成する処理手段とした表示メッセージ登録処理図の一実施例を図5に示す。当該図5は図3及び図4と同様にパソコン上のディスプレイに表示した作業状態を表わす。図5の画面表示左側は、表示順に登録した登録メッセージ24を示している。メッセージはテロップ部に該り、画像と同様にスクロール表示されるもので、この登録メッセージ24は編集(変更)メニュー内によるテキスト入力を行なったもので、編集(変更)メニュー内には、文字編集実行用ボタンとして表示メッセージ背景色ボタン25、表示メッセージ文字色ボタン26、表示メッセージ文字種27を使用し、下部のテキスト入力ボックスAF内に登録画像に合わせたメッセージを入力したり、伝えたいメッセージを文字情報として入力すると共に、それぞれ背景色、文字色、文字種を変更可能とする。この時のテキスト入力ボックスAFの下部には、表示メッセージ文字色ボタン25と表示メッセージ背景色ボタン25により決定した文字色AGと背景色AHの配色が表示される。
【0046】前記文字編集実行用ボタンに加え、登録メッセージ削除ボタン28、入力テキストの取消と決定を行なう取消ボタン29と決定ボタン30が配設されており、入力編集に必要なメニューは各ボタン操作の実行によって決定することができる。ここで入力した表示メッセージは、前述した表示画面登録処理手段と同様にメッセージに番号を記すことで、スライド表示される順番を決定または変更することができる。当該表示順の決定および変更は、図5の画面表示内のメッセージ番号入力ボックス31に数値入力することで容易に情報が与えられる。また、前述同様にメッセージの移動速度はミリ秒単位で移動速度指定メニューキー32で設定でき、かつ、移動幅指定メニューキー33でミリメートル単位で移動幅(スライド幅)を設定できる。その際に、入力したテキスト文字の大きさはフォント高さ調整入力ボックスAIにフォント大きさの数値を入力する事により、実際のテロップとして文字がスライド移動されテレビジョンの画面に表示される文字大きさを設定できるものである。この時、表示状態を確認用ウィンドウAJで直視して確認できる。
【0047】実際に作成されたメッセージの移動速度、移動幅、メッセージ表示順序はテスト表示ボタン34の実行で確認でき、作成した表示メッセージは表示メッセージ登録ボタン35で登録保存処理がされる。この時、当該表示メッセージ登録処理手段では、表示画像登録処理と同様に登録されている登録メッセージ24の情報を確認しながら、表示する順番を容易に決定若くは変更ができ、表示メッセージの移動速度、移動幅(スライド幅)もメッセージ毎に設定することができる。当然ながら、文字色、背景色はメッセージ毎に設定でき、全体のメッセージの文字種、文字サイズの変更も簡便に指定することができる。
【0048】終了ボタン36の実行によって、当該表示メッセージ登録処理手段を終了する。前記画像作成処理手段及び表示画像登録処理手段と同様に、表示メッセージ変更・編集若くは移動速度、移動幅の設定途中で、表示メッセージ登録ボタン35の実行なしに終了ボタン36の実行をした場合には、表示メッセージ変更・編集中である旨の警告表示によって編集中メッセージの登録を行なうかどうかのメッセージウィンドウ(図示せず)が現れ、当該メッセージに従って処理を終えることができる。
【0049】前述した表示画像登録処理ならびに表示メッセージ登録処理手段は、勿論のことながらマルチウインドウ画面表示として、表示画像登録処理画面と同時に表示メッセージ登録処理画面をディスプレイ上に表示させ、互いに対比させながら編集処理が行なえるものである。また、前述した表示画像登録処理手段と表示メッセージ登録処理手段は作成順番の制約は無く、どちらかを選択して先に処理を進めるということができる。
【0050】上記画像作成処理手段、表示画像登録処理、表示メッセージ登録処理手段によって作成され、テレビに配信された状態を示したものを図6に表わす。図6に示すように、本発明による画像広告システムは、画像情報部Xとテロップ部Yに分かれてそれぞれ画像情報とテロップの文字情報とが互いに流れるようにスライド表示されるもので、画像情報部Xは静止画像でありながら順次目的の画像をスライド表示させることで、視野的に情報を伝達でき、テロップ部Yでは文字情報を同時にスライド表示させて視覚的に伝達することができるものである。また本発明においては、図6の状態図に加え、BGMの音楽を同時に流すことや、1画像づつに合わせた音楽や音声案内を流すことも前述処理手段に取り入れることができる。
【0051】本発明の実施にあたり、実際に広告画像としてテレビ画面に映し出される画像情報がそれぞれ画像表示部、テロップ表示部を独立させた表示方法とテロップ連動方法が選択でき、例えば、画像は商品の説明でテロップは店舗案内という異なるスライド表示方法と、画像は商品の説明で、テロップはその商品の説明で、文字情報によるテロップが終了してから次の画像にスライドすることができる事を特徴としたシステムである。
【0052】その第一実施例(図示せず)としては、例えばケーキや洋菓子を扱う店舗において、本発明のシステムを使用してクリスマスケーキの予約を受け付ける案内情報をした場合、ケーキのサンプル品を画像としてデジタルカメラに納め、パソコンに記憶された画像処理手段により作成された情報を、変換器を通して一般家庭用テレビに映す際に、順次別々のケーキを紹介する画像がスライドする時に、画像情報部Xにケーキを映し出した1静止画像がフル表示され、画像のスライドが停止すると共にテロップ部Yではスポンジの種類、クリームの種類、飾り付けの特徴、号数(大きさ)、値段等の詳細情報を流し、完全にそのケーキの情報が終了してから次の画像がスライドされる。
【0053】また、前記例において今度は一通りの画像と説明が終わった後に、再度繰り返し同一画像を流すもののスライド時間と停止時間を速め、テロップ部には予約受け付け情報としての期間、受け渡し時間帯などの情報を流し、一連の情報を流すことになる。この配信情報をパソコン側では繰り返し与えることで、2種類以上の違った感覚でスライド情報を顧客に与えることが可能となる。更に、次期発売予定の新商品や、季節毎の商品案内などもテロップと合わせて画像配信させることができる。なお、予め指定期日になった時に次の新しい画像が配信できるようにすることもでき、遠隔操作によってパソコン側からの情報を切り換える等の操作配信手段は全て本発明に包含される。
【0054】第2の実施例(図示せず)としては、銀行、病院や新車・中古車販売店、旅行代理店等のチケット販売業者などにおいても同様に、その職種に合った独自の情報発信ができるもので、特に病院等においては、院内・院外薬局の伝票受け付けや精算ができる状態であることの情報を音声を加えてスライド画像とスライド文字情報を合わせた配信方法で患者に知らせることが可能となる。
【0055】
【発明の効果】
本発明の画像広告システムによれば、使用機器が汎用パソコンと一般家庭用テレビジョンを使用するものであることから、最も安価なもので広告配信の提供が行なえる。このことによって広告作成者側は、常に新しい商品画像をデジタルカメラに修めたものや、付随情報その他の画像等をパソコン側に取り込むことで、当該取り込み情報を簡便に編集することができ、これまでのような時間及び労力を必要とせずに画像広告の配信が容易となる。
【0056】またテレビ側に映し出される表示形態が、静止画像でありながらも流動的にスライド変化し、かつ、同時に文字情報もスライド表示されるので、これを見ている者が飽きることの無い形態の情報表示が可能になる。
【0057】更に簡易型の広告作成支援用の処理手段を用いたソフトウェアの提供により、これまでのように複雑な作業を必要としないため、煩わしい広告制作作業が不要となる。このことは特に配信者側となる作成者自信が容易に任意の画像を取り込み、また任意のテロップを作成でき、しかも配信される画像並びにテロップの移動速度、停止時間、移動幅を画像毎・文字情報毎に命令することができるため、強弱を付けた広告の作成ができ消費者に視覚的かつ視野的に脳裏に焼き付けるような特徴を持った広告の作成が簡便かつ容易に作成できることから、これまでに無い画期的な低コストによる広告配信が行なえる。
【0058】また、画像処理や表示メッセージが、専門家ないし専門の装置が作成した種々のコンテンツをも外部から容易に取り込めるもので、不特定多数の人間に対するアピール度の高い任意のコンテンツを任意の時期に取得して使用できるようになる。なお、個々のコンテンツの表示態様を事後的に修正することができ、また、広告作成者側が任意に表示態様を設定することができるので、汎用性の高い情報表示の画像広告システムを実現することができる。
以上の如く本発明のシステムによって生ぜしめる効果は絶大なものであり、極めて実用的有益なる優れた経済効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】同実施例における画像広告配信までのフローチャート図である。
【図3】同実施例のパソコン画面における画像作成処理図。
【図4】同実施例のパソコン画面における表示画像登録処理図。
【図5】同実施例のパソコン画面における表示メッセージ登録処理図。
【図6】本発明におけるテレビに配信された実施状態図。
【符号の説明】
A:デジタルカメラ B:インターネット
C:イメージスキャナー D:グラフィックソフト
E:パーソナルコンピュータ F:画像変換器
G:一般家庭用テレビジョン X:画像情報部 Y:テロップ部
1:画像データ 2:文字データ追加ボタン
3:文字フォント指定ボタン 4:文字色指定ボタン
5:追加ボタン 6:最適化ボタン 7:画像切り取りボタン
7’:画像切抜ボタン 8:調整ボタン 9:画像配置ボタン10:背景色ボタン 11:表示登録ボタン 12:検索ボタン
13:終了ボタン 14:選択画像 15:テスト表示ボタン16:画像登録保存ボタン 17−1:背景色ボタン
17−2:削除ボタン 17−3:取消ボタン
17−4:決定ボタン 18:スライド番号指定ボックス
19:移動速度指定メニューキー 20:停止時間指定メニューキー 21:移動幅指定メニューキー 22:登録画像
23:終了ボタン 24:登録メッセージ
25:表示メッセージ背景色ボタン 26:表示メッセージ文字色ボタン
27:表示メッセージ文字種 28:登録メッセージ削除ボタン
29:取消ボタン 30:決定ボタン
31:メッセージ番号入力ボックス 32:移動速度指定メニューキー33:移動幅指定メニューキー 34:テスト表示ボタン
35:表示メッセージ登録ボタン 36:終了ボタン
AA:作成画像 AB:文字データ入力ボックス欄
AC:テキスト入力ボックス AD:文字サイズ入力ボックス
AE:表示画像 AF:テキスト入力ボックス
AG:文字色 AH:背景色
AI:フォント高さ調整入力ボックス AJ:確認用ウィンドウ
【発明の属する技術分野】
本発明は、店頭、ショウルーム等の不特定多数の人が集まる場所において、商品・業務案内・会社概要等の宣伝広告表示を効果的に行なう広告画像作成手段と広告配信手段ならびに情報表示手段及びその表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より一般に商品、特に新製品、ニューモデル、特製品などはポスター、新聞のチラシ、雑誌の広告或いは通信販売用雑誌などを含むダイレクトメールが主流である。また、テレビ、ラジオなどの音声や、音声と可視画像などの通信による宣伝、広告も広く普及されている。また、店頭等において商品等の広告表示を行なう広告媒体としては、看板やフラッグ、新規な動作をする可動ディスプレイ等がアイキャッチディスプレイとして広く利用されている。
【0003】さらに最近では、テレビショッピングなど販売促進用のテレビ番組まで盛んに行われ、殊にテレビショッピングは、高価ではあるが即効性が高いので、益々利用されてきている状況である。さらにまた、インターネットの普及に伴い製品や商品の静止画像とその製品などの特徴、機能を表示した広告も知られるようになってきた。
【0004】例えば、商品等に関する広告を消費者等に対して行なう場合(従来例1)には、テレビ、屋内外の液晶表示体、インターネット上に置かれたコピュータ等の各種表示画面に広告対象の商品画像と共にその商品の固有名称を表示する手法が取られている。
【0005】また、テレビ受像機を1台若しくは数台配列してテレビ画像により商品の印象付けや、広告、インフォメーション等を行なう例が増えている(従来例2)。
【0006】その他、駅の待合室や車両の広告陳列部位には、不特定多数の人間を対象とした、商品ないしサービスの広告用のポスターや看板が多数陳列されている。また、病院、美容院、薬局、公共手続機関、あるいは種々のイベント提供会場の待合室には、不特定の利用者等を対象とした情報案内用チラシ等が掲げられている。街頭においては、往来する不特定多数の者を対象として、商店のショーウィンドウに種々の商品やサービスの写真が展示されていたり、飲食店では、提供する飲食をお品書の形で利用者に案内している光景をみることができる。
【0007】これら広告用のポスター、情報案内、写真、お品書等(以下、広告等)は、紙等を媒体とすることで簡易に作成、あるいは量産することができることから、広告等の情報提示者から不特定多数の人間に対して簡便に情報を提示することができる利点がある(従来例3)。
【0008】また近年においては、コンピュータシステム技術を利用して広告等の情報表示を行うシステムが種々提案されてきている。例えば、特開平5−341723号公報「広告システム」、特開平7−36399号公報「情報表示システム」、さらに、特開平7−92942号公報「情報案内システム」などが提案されている(従来例4)。
【0009】これに加え、とくに近年では電光掲示板を利用した文字情報を繰り返し配信させた文字広告が多く見受けられる。(従来例5)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述する従来例の技術には以下のような欠点が生ずる。
【0011】従来例1における各種表示画面に広告対象の商品画像と共にその商品の固有名称を表示する場合には、下記の様な問題が生じていた。即ち、近年における商品等の広告は、短サイクルで目まぐるしく入れ代わる多種多様な商品等の中から特定の商品等の固有名称を確実に消費者に覚えてもらう必要性から、消費者の興味を引くようなストーリーを有したドラマ型式やインパクトのある内容をテレビ、屋内外の液晶表示体等の表示画面に繰り返し流すというのが主流である。
【0012】よって、係る広告が繰り返しテレビ、屋内外の液晶表示体等の表示画面から流れることで消費者は商品等の固有名称はその広告内容(特にドラマ型式は展開のおもしろさから消費者に好評である。)から比較的容易に覚えることは出来るものの、広告された商品等の固有名称と共に製造・販売メーカーや係る商品に関連する企業等の名称までも消費者に浸透させる迄には至っていないという問題が生じていた。
【0013】従来例2における通常のテレビ画像による広告では、テレビ受像機を数台設置するための設置面積を確保するための専用スペースが必要であり、また、看板、フラッグ等とテレビ受像機とを併用して広告効果を上げようとする場合は、それぞれ広告形態が異なるため、それら媒体の設定や配置等に手間や労力を要し、また総体的な広告形態が煩雑になる傾向があった。
【0014】従来例3の紙等を媒体とした広告等は、その内容が固定的であるため、事後的に内容変更を行う場合は、再度最初から広告等を作成しなければならない。また、広告等の陳列領域を広く確保できる場合はよいが、例えば駅や病院の公共機関の場合、一広告主が契約できる陳列領域はさほど広くない。加えて媒体上に表現できる広告等の内容は限られているため、広告主が真に伝えたい内容が他の者に十分に伝えきれないという欠点がある。一方、需用者等の立場にたつと、長期的に同一内容の広告等が提示されたり、同種の広告等が単に配列されているだけでは見ることに飽きてしまい、また、広い陳列領域の中で多数の広告等を見る場合は、歩き廻らなければならない問題があった。
【0015】また、従来例4における技術はコンピュータ利用による広告提供であるものの、そのシステムが大がかりであって現在の汎用型パソコンの普及による、省スペースかつ、システムで行なえる技術とはかけ離れた技術であって、現状の技術からすると逆に高コスト化となる広告システムが殆どであった。
【0016】なお、総体的にはこれまでの広告提供方法は、その殆どが新聞、雑誌、ポスター、テレビ、ラジオまたはインターネットのホームページなどの広告媒体に広告提供者が広告を提供するという一方向のサービスであり、その広告媒体に接した一般消費者は、その広告を単に見るまたは聞くという受動的な立場にあった。
【0017】この場合、広告効果は広告媒体の発行部数、視聴率、アクセス回数などによって推定され、それらによって広告コストが定められていた。しかし、一般消費者が広告に接する多くの場合は、上記広告媒体のうちのポスターを除けば、本来、新聞、雑誌を読む、テレビ、ホームページを見る、ラジオを聞くという本来の行動に付随した行為に過ぎない。
【0018】従って、新聞、雑誌などを読んだからといって、それらに掲載された広告を確かに見たということにはならず、特に、新聞、雑誌またはホームページのように、広告以外に読むべき記事などが同一頁に掲載されている場合には、その記事部分のみを見ることから、広告対象に関心がない一般消費者にはその広告がほとんど記憶に残らないのが実情である。
【0019】そこで現在の汎用パソコンにおいては、パソコンで再生したDVD映像をテレビや液晶プロジェクターにダイレクトで出力する機能を持ち合わせているものの、これらの性能を生かした突出する技術の広告手段は得られていない。その欠点の一つとして動画による広告は動きの変化が目に映るものの、一瞬で画像が変化するため、テレビCMのように極わずかの時間に視覚的に入ってくるに過ぎない。
【0020】また、動画作成には時間と労力およびコストがかかるなどの最大の欠点が生じる。従来技術にあるように、静止画像を順次切り換えるとしても、画面内に画像と同時に配置された文字は切り換えが速いと脳裏に焼き付かず、かと言って遅い場合には一画面に目を凝らすことで次の画面が配信されるまで飽きがきてしまい、大衆が目を引く役割を達成することができないものであった。また、これが従来例5のように文字情報のみの配信であれば尚更のこと、縦表示、横表示にスライドされる文字のみでの、特に商品広告では実像が無いためやはり記憶に留まるには至らない。そのため、文字がスライドまたはスクロールする電光掲示板型の表示システムはその殆どがニュースタイプの報道を行なうものが多く、途中に送り込まれる広告は視覚的に捉えても記憶に留まるまでにはやはり至らなかったものである。
【0021】従来、動画式に広告をするものは、テレビコマーシャルが代表的であり、15秒、30秒スポットのCMを数多く配信する大手企業でさえ、大衆うけが良いインパクトの強いCM制作に労力並びに資金を費やし、かつ繰り返し多くの番組に提供し放映されるものが、やっと記憶に留まるに過ぎなかったものである。
【0022】そこで、従来の動画のように流れるように画像を視野的に捉え、かつ、視覚的に伝えるテロップ情報となる文字の同時配信ができるものが必要であることに、本出願人は着目した。更に、主流となっているテルビコマーシャルに代わって、店頭やショーウィンドウ、オフィス、その他設置場所を問わず、しかも簡易機材によって中小企業や個人経営者が容易に取り扱え、かつ、安価で宣伝効果が最も高い広告配信システムが望まれていたものである。
【0023】蓋し、従来は画像編集・ビデオ機能などの(情報)コンテンツを取り扱うためには、汎用型コンピュータでは対応しきれないものであったため、一連に流れるようにスムーズな画像を画面表示させることができなかったもので、現在に至っては汎用型コンピュータの急速な普及と技術革新により、RAM−ROM、CPUが大容量化され、ハードディスク容量もギガバイト単位の大容量となり、特にV−RAM(ビデオラム)、DVD−RAMが高速・高性能化及び高容量となったことから、ビデオ画像等の画像処理が格段に向上したことによって当該汎用パソコンからの編集、情報送信が簡易かつ、見ている側に何等支障が無い程のスムーズな画像情報を提供できるようになったものである。また、画像の取り込みにおいても高性能、高画質デジタルカメラの普及とイメージスキャナーの性能向上により、より鮮明な画像が瞬時にパソコン側に取り込むことが可能となったこと、更に、インターネットの普及によりあらゆる画像・動画などの画像情報も簡易に取り込むことが容易となったことにある。
【0024】然しながら、このような技術向上された汎用型パソコン及び周辺機器の充実に加え、これらの機器を用いて特に一般家庭用テレビと連結して、テレビ画面に流動的にスムーズに画像をスクロールさせた配信手段が無かったもので、特にこのように静止画像を流動的に映し出し、かつ、広告作成側が任意のテキスト等のテロップを作成して文字情報を同時に配信できるようにした、簡易かつ、任意の広告作成用のソフトウェアが存在しなかったものであり、また、一般家庭用テレビを使った静止画像のスクロール型配信と同時にテロップを連動させた文字情報スクロール型の宣伝広告システムが無かったものである。
【0025】以上の如く、従来の広告を主体とした背景には多数の問題点があり、特に中小企業、個人事業を営む経営者にとっては広告手段が全体に大きく影響する問題であって、費用対効果と利便性向上を図るために従来方法における手段を改善する必要があったものである。
【0026】本発明はこれら従来の技術に於ける問題点に鑑み、上述する種々の問題点を解決するべく、簡易かつ、任意の広告作成用の処理手段とその配信機材のシステムを提供し、前述の欠点を解消しようとするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
前記の問題点を解決すべく種々研究の結果、上記目的は本発明によって有効に達成することができる。
すなわち本発明に係る画像広告システムは、パーソナルコンピュータにより処理された画像情報を変換器を介して一般家庭用テレビジョンと連結し、当該テレビに画像を映し出し宣伝広告販売などに必要な情報伝達手段において、前記パーソナルコンピュータによる画像作成処理手段と表示画像登録処理手段と表示メッセージ登録処理手段を用いて作成処理された広告用画像情報が、テレビに映し出される画像として視野的に伝える画像情報とした画像表示部と、視覚的に伝える文字情報としたテロップ部に分け、前記画像表示部に映し出される画像情報は複数の静止画像を連続的にスクロールさせる表示手段と、当該スクロール表示された静止画像と同時に画面上に配設したテロップ部に文字情報が連続的に流れるようにスクロールさせる表示手段とを兼ね備え、画像情報数並びに文字情報数がシステム上に表示数の制限がなく、登録された順番で繰り返し表示されることを特徴とする。
【0028】かかる構成にあって、前記画像情報及び文字情報において画像作成処理と表示画像登録処理と表示メッセージ登録処理が以下のように行なえること、すなわち、(イ)画像データは、デジタルカメラ及びスキャナー等の画像入力装置よりコンピュータに取り込んだ画像、またはインターネットにより取り込んだ画像、あるいはグラフィック作成用のソフトウェアにより作成されたデータであって、当該画像データ又は作成データは、コンピュータ上の表示幅に合わせて最適化して表示される。
(ロ)画像表示部とテロップ部を互いに独立させた表示方法と、文字情報によるテロップが終了してから次の画像にスライドするテロップ連動方法のいずれかが選択できる。(ハ)画像情報部とテロップ部は互いにスライド移動発生時間の設定が行なえる。(ニ)(ハ)のスライド移動発生毎に画像を移動させる幅が調整できる。(ホ)画像がフル表示になった時の停止時間が設定できる。以上の処理が行なえることを特徴としている。
【0029】また、前記において、画像作成処理手段は取り込んだ画像又は作成したグラフィックと文字データの合成ができ、ワープロ形式で入力ができること、画像作成が常に表示幅に最適化されており、作成しながら表示状態を確認できること、表示画像登録処理は画像作成処理で作成された画像を見ながら、表示する順番を容易に決定できること、画像の移動速度、移動幅、停止時間は各画像毎に指定することができること、背景色を画像毎に指定できること、当該登録画像の表示順序がスライド番号を指定することにより容易に変更ができること、表示メッセージ登録処理はテキストとしてワープロ形式で入力ができること、前記テキスト入力により登録した表示メッセージ登録情報を見ながら、表示する順番を容易に決定できること、移動速度、移動幅をメッセージ毎に指定できること、文字色、背景色をメッセージ毎に指定できること、全体のメッセージの文字種、文字サイズを指定できること、当該登録メッセージの表示順序がメッセージ番号を指定することにより容易に変更ができることを特徴とする。
【0030】典型的には、前記の視野的に伝える画像情報とした画像表示部と、視覚的に伝える文字情報としたテロップ部に加え、同時に音楽や肉声の音声信号を流せるようにしたこと、若くは1画像づつに合わせた該音声信号を流すことを特徴とした画像広告システムを提供し、上述にある種々の問題点を解決している。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明の広告システムは一般家庭用テレビジョンを使用し、テレビ画面に映し出される画像情報がそれぞれ画像表示部、テロップ表示部を独立させた表示方法とテロップ連動方法が選択でき、例えば、画像は商品の説明でテロップは店舗案内という異なるスライド表示方法と、画像は商品の説明で、テロップはその商品の説明で、文字情報によるテロップが終了してから次の画像にスライドすることができる事を特徴とした画像広告システムであって、本発明の形態はパーソナルコンピュータEと一般家庭用テレビジョンGとを画像変換器Fを介入してパソコンEより画像処理データをテレビに送出し、画面に写り出された画像は静止画像が一定時間で流れるようにスライドし、かつ、文字情報も画像と同時に表示され当該文字情報も流れるようにスライドし選択される画像と文字が移動し、視野的と視覚的に宣伝広告ができるシステムである。
【0032】
【実施例】
以下に本発明の画像広告システムの実施例について、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0033】図1は本発明の一実施例を示す構成図であり、図2は本発明の画像広告配信までの処理工程を表すフローチャート図を示す。はじめに本発明の処理手段を示す下記構成は広告画像を配信するために、パーソナルコンピュータ上での処理が本発明の主要とする画像広告作成手順であることを示す。本発明においては、配信される広告画像が、画像情報部Xとテロップ部Yにそれぞれ独立してスライドするように作成されるもので、以下に画像情報部及びテロップ部の作成手順を詳述する。
【0034】図3は取り込んだ画像、イラスト等の処理手段とした画像作成処理図を表わす一実施例で、当該図3においてはパーソナルコンピュータE(以下、パソコンという。)上のディスプレイに表示された作業状態を表わし、画面左ウィンドウ内に表示された画像やイラスト等のコンテンツは、検索ボタン12よりデジタルカメラAやインターネットBから取り込んだ画像や、イメージスキャナーCより取り入れた画像、あるいはグラフィックソフトDで作成されたイラスト等のパソコンEのハードディスクに収納されたデータ等を呼び出した状態の取り込み画像データ1である。いわゆる取り込み画像データ1は、表示画面ウィンドウ左側に表示され、検索ボタン12によって、パソコン内部のハードディスクに取り込んだデータ、あるいはデジタルカメラメモリ内のデータを呼び出し、左側の取り込み画像データ1に次々に追加させていくことができる。ここで、前記検索ボタン12および下記に表記する各ボタンとは、パソコンのディスプレイ上に表現されたアイコン表示のボタン類の事を示す。
【0035】表示された左側ウィンドウ内より、編集したい画像を選択し画像の最適化ボタン6を実行させることにより、画像作成画面は常に表示幅に最適化され、作成しながら実際に広告配信される表示状態を確認することができる。最適化された作成画像AAは画像の不要な画像がある場合に、画像切り取りボタン7を実行することで、切り取り部分を選択し容易に切り取り作業が行える。また、該画像切り取りボタン7では他の画像データの必要部分を選択し、切り取った部分のデータを保存して現在編集中の作成画像AAと合成させるための保存にも適用される。この時の作業実行としては、現在選択された作成画像AA内に画像データの追加ボタン5を使用することにより、編集中の画像内の指定した領域に他の画像を合成させることができもので、この画像データの追加ボタン5によって合成される画像は画像切り取りボタン7によって切り取られた画像を呼び出し合成させることができることを意味する。
【0036】その他のボタン類としては、表示ウィンドウ右上段の画像サイズ位置等の調整ボタン8によって表示位置の微調整を行うことができる。上部編集メニューは表示編集メニューとして文字編集用ボタン2,3,4と画像編集ボタン5,6,7,8から構成され、下部編集メニューはキャンバス情報部として画像配置ボタン9、背景色ボタン10、表示登録ボタン11、画像切抜ボタン7’等から構成されている。表示編集メニューには各文字編集用ボタンにより文字データ入力ボックス欄ABに文字データを配置することができる。この文字編集用ボタンは、文字データ追加ボタン2、文字フォント指定ボタン3、文字色指定ボタン4の各メニューボタンより構成され、画像中央部に現れるテキスト入力ボックスACに直接文字を入力することで、テキスト入力の編集を容易にする。文字データ入力ボックス欄ABに配置したテキストを、画面下部のメッセージ欄では表示するかどうかのチェックボックスと、フォントの大きさを決定する文字サイズ入力ボックスADを備えており、当該メッセージ欄によって表示の有無及び文字サイズが決定される。
【0037】下部編集メニューはキャンバス情報用として画像全体の表示位置として画像配置ボタン9のラジオボタンをチェックする事により、例えば左上や中央表示等の画像が任意に配置できる。また、取り込み画像の各画像背景色が背景色ボタン10の実行によって任意色に変更できることで、一つ一つの画像背景色に違いを保持させる事が可能となる。表示登録ボタン11は前記手順による画像作成が終了した場合に、次の処理手段のためにここで加工された画像を登録保存するための実行ボタンであり、一画像毎に表示登録する。また、画像切抜ボタン7’は上部編集メニューの画像切り取りボタン7と同様の処理を行なうボタンである。これら一連の作業の終了は終了ボタン13の実行によって、当該画像作成処理手段を終了する。ここでは、画像加工編集途中で、表示登録ボタン11の実行なしに終了ボタン13の実行をした場合には、画像編集中である旨の警告表示によって編集中画像の登録を行なうかどうかのメッセージ(図示せず)が現れ、当該メッセージに従って処理を終えることができる。
【0038】このように前記処理工程では画像作成処理が行われ、表示したい画像やイラストの原版作成となる。また、取り込んだ画像やイラストと文字データの合成が可能であり、ワープロ形式で入力が行える。更に、画像作成画面は常に表示幅に最適化することから、作成しながら表示状態が確認できる。
【0039】次に、前記行程による処理手段の後、画像作成処理された画像やイラストを表示画像登録の処理手段とした表示画像登録処理図の一実施例を図4に示す。図4は前記同様にパソコン上のディスプレイに表示した作業状態を表わす。ここでは、前記で画像作成され登録された画像やイラストが、ウィンドウ画面表示内左側に選択画像14として全て登録情報として表示されている。ここでの作業は、選択画像14より選択した画像またはイラストのスライド表示順を決め、それに伴いスライド移動速度、スライド停止時間、移動幅(スライド幅)を決めることができる。
【0040】編集メニューは上部にテスト表示ボタン15、画像登録保存ボタン16を配設し、画面中央部に変更メニューとして表示画像AEを編集する背景色ボタン17−1、削除ボタン17−2、取消ボタン17−3、決定ボタン17−4から構成し、画像の編集および決定が行われる。図中の中央位置に配設したスライド番号指定ボックス18には現在選択されている画像のスライドさせる順番を決定するために、入力ボックスに直接数値キー入力を行う。この入力されたスライド番号の指定に従い、現在選択されている画像が何番目にスライド表示される画像であるか表示順位を指定することになる。
【0041】スライド番号指定ボックス18下部に、移動速度指定メニューキー19、停止時間指定メニューキー20、移動幅指定メニューキー21が配設され、スライドする移動速度、停止時間、移動幅のそれぞれを任意に設定できる。移動速度はスライド発生時間の設定であり、停止時間は画像がフル表示になった時の停止時間で、移動速度および停止時間はそれぞれミリ秒単位での設定が行える。移動幅はスライドの幅を表わし、移動速度の処理発生毎に画像を移動させる幅でミリメートル単位で設定が行える。ここで、各スライド型のボリュームボタンでの間隔はプログラム作成上での間隔を設けているが、当然ながら更に細分化した間隔で設定することも可能である。
【0042】画面表示右側の登録画像22の表示は画像登録保存ボタン16の実行により、各画像毎に設定を終了し保存された画像をスライド番号指定ボックス18に入力した表示番号の順序に従って上より表示されている様子を表わしたものであり、当該登録画像22は表示順序の入れ替え並びに削除も容易に行えるものである。ここで、作成された表示登録画像は実際に配信される表示状態の確認をテスト表示ボタン15を実行することによってディスプレイ上で確認ができる。この表示画像登録処理における手段は、前記画像作成処理手段において作成された画像を見ながら、表示する順番を容易に決定することができ、画像の移動速度、停止時間、移動幅は各画像毎に指定することができる。
【0043】つまり、ある一つの画像Aと次の画像Bとがあった場合、画像Bが特に特徴付け伝えたい画像情報であった場合、画像Aの移動幅(スライド幅)を短く、また移動時間を速く、かつ、停止時間を短くしてその後にスライドされ流れてくる画像Bの移動幅(スライド幅)を長くし移動時間を遅く、かつ、画像Bが画面上に画像がフル表示になった時に停止時間を長くすることによって、画像Aと画像Bが与える印象の差から視覚的に脳裏に焼き付けるよう特徴付けることが可能となる。このように各画像に与えた情報は瞬時に書換が可能であり、また表示順番もスライド番号の指定番号を変えることで容易に変更することができる。
【0044】終了ボタン23の実行によって、当該表示画像登録処理手段を終了する。前記画像作成処理手段と同様に、画像変更・編集若くは移動速度、停止時間、移動幅の設定途中で、画像登録保存ボタン16の実行なしに終了ボタン23の実行をした場合には、画像変更・編集中である旨の警告表示によって編集中画像の登録を行なうかどうかのメッセージ(図示せず)が現れ、当該メッセージに従って処理を終えることができる。
【0045】次に、前記各行程による処理手段の後、表示画像登録処理された画像に対してテロップを作成する処理手段とした表示メッセージ登録処理図の一実施例を図5に示す。当該図5は図3及び図4と同様にパソコン上のディスプレイに表示した作業状態を表わす。図5の画面表示左側は、表示順に登録した登録メッセージ24を示している。メッセージはテロップ部に該り、画像と同様にスクロール表示されるもので、この登録メッセージ24は編集(変更)メニュー内によるテキスト入力を行なったもので、編集(変更)メニュー内には、文字編集実行用ボタンとして表示メッセージ背景色ボタン25、表示メッセージ文字色ボタン26、表示メッセージ文字種27を使用し、下部のテキスト入力ボックスAF内に登録画像に合わせたメッセージを入力したり、伝えたいメッセージを文字情報として入力すると共に、それぞれ背景色、文字色、文字種を変更可能とする。この時のテキスト入力ボックスAFの下部には、表示メッセージ文字色ボタン25と表示メッセージ背景色ボタン25により決定した文字色AGと背景色AHの配色が表示される。
【0046】前記文字編集実行用ボタンに加え、登録メッセージ削除ボタン28、入力テキストの取消と決定を行なう取消ボタン29と決定ボタン30が配設されており、入力編集に必要なメニューは各ボタン操作の実行によって決定することができる。ここで入力した表示メッセージは、前述した表示画面登録処理手段と同様にメッセージに番号を記すことで、スライド表示される順番を決定または変更することができる。当該表示順の決定および変更は、図5の画面表示内のメッセージ番号入力ボックス31に数値入力することで容易に情報が与えられる。また、前述同様にメッセージの移動速度はミリ秒単位で移動速度指定メニューキー32で設定でき、かつ、移動幅指定メニューキー33でミリメートル単位で移動幅(スライド幅)を設定できる。その際に、入力したテキスト文字の大きさはフォント高さ調整入力ボックスAIにフォント大きさの数値を入力する事により、実際のテロップとして文字がスライド移動されテレビジョンの画面に表示される文字大きさを設定できるものである。この時、表示状態を確認用ウィンドウAJで直視して確認できる。
【0047】実際に作成されたメッセージの移動速度、移動幅、メッセージ表示順序はテスト表示ボタン34の実行で確認でき、作成した表示メッセージは表示メッセージ登録ボタン35で登録保存処理がされる。この時、当該表示メッセージ登録処理手段では、表示画像登録処理と同様に登録されている登録メッセージ24の情報を確認しながら、表示する順番を容易に決定若くは変更ができ、表示メッセージの移動速度、移動幅(スライド幅)もメッセージ毎に設定することができる。当然ながら、文字色、背景色はメッセージ毎に設定でき、全体のメッセージの文字種、文字サイズの変更も簡便に指定することができる。
【0048】終了ボタン36の実行によって、当該表示メッセージ登録処理手段を終了する。前記画像作成処理手段及び表示画像登録処理手段と同様に、表示メッセージ変更・編集若くは移動速度、移動幅の設定途中で、表示メッセージ登録ボタン35の実行なしに終了ボタン36の実行をした場合には、表示メッセージ変更・編集中である旨の警告表示によって編集中メッセージの登録を行なうかどうかのメッセージウィンドウ(図示せず)が現れ、当該メッセージに従って処理を終えることができる。
【0049】前述した表示画像登録処理ならびに表示メッセージ登録処理手段は、勿論のことながらマルチウインドウ画面表示として、表示画像登録処理画面と同時に表示メッセージ登録処理画面をディスプレイ上に表示させ、互いに対比させながら編集処理が行なえるものである。また、前述した表示画像登録処理手段と表示メッセージ登録処理手段は作成順番の制約は無く、どちらかを選択して先に処理を進めるということができる。
【0050】上記画像作成処理手段、表示画像登録処理、表示メッセージ登録処理手段によって作成され、テレビに配信された状態を示したものを図6に表わす。図6に示すように、本発明による画像広告システムは、画像情報部Xとテロップ部Yに分かれてそれぞれ画像情報とテロップの文字情報とが互いに流れるようにスライド表示されるもので、画像情報部Xは静止画像でありながら順次目的の画像をスライド表示させることで、視野的に情報を伝達でき、テロップ部Yでは文字情報を同時にスライド表示させて視覚的に伝達することができるものである。また本発明においては、図6の状態図に加え、BGMの音楽を同時に流すことや、1画像づつに合わせた音楽や音声案内を流すことも前述処理手段に取り入れることができる。
【0051】本発明の実施にあたり、実際に広告画像としてテレビ画面に映し出される画像情報がそれぞれ画像表示部、テロップ表示部を独立させた表示方法とテロップ連動方法が選択でき、例えば、画像は商品の説明でテロップは店舗案内という異なるスライド表示方法と、画像は商品の説明で、テロップはその商品の説明で、文字情報によるテロップが終了してから次の画像にスライドすることができる事を特徴としたシステムである。
【0052】その第一実施例(図示せず)としては、例えばケーキや洋菓子を扱う店舗において、本発明のシステムを使用してクリスマスケーキの予約を受け付ける案内情報をした場合、ケーキのサンプル品を画像としてデジタルカメラに納め、パソコンに記憶された画像処理手段により作成された情報を、変換器を通して一般家庭用テレビに映す際に、順次別々のケーキを紹介する画像がスライドする時に、画像情報部Xにケーキを映し出した1静止画像がフル表示され、画像のスライドが停止すると共にテロップ部Yではスポンジの種類、クリームの種類、飾り付けの特徴、号数(大きさ)、値段等の詳細情報を流し、完全にそのケーキの情報が終了してから次の画像がスライドされる。
【0053】また、前記例において今度は一通りの画像と説明が終わった後に、再度繰り返し同一画像を流すもののスライド時間と停止時間を速め、テロップ部には予約受け付け情報としての期間、受け渡し時間帯などの情報を流し、一連の情報を流すことになる。この配信情報をパソコン側では繰り返し与えることで、2種類以上の違った感覚でスライド情報を顧客に与えることが可能となる。更に、次期発売予定の新商品や、季節毎の商品案内などもテロップと合わせて画像配信させることができる。なお、予め指定期日になった時に次の新しい画像が配信できるようにすることもでき、遠隔操作によってパソコン側からの情報を切り換える等の操作配信手段は全て本発明に包含される。
【0054】第2の実施例(図示せず)としては、銀行、病院や新車・中古車販売店、旅行代理店等のチケット販売業者などにおいても同様に、その職種に合った独自の情報発信ができるもので、特に病院等においては、院内・院外薬局の伝票受け付けや精算ができる状態であることの情報を音声を加えてスライド画像とスライド文字情報を合わせた配信方法で患者に知らせることが可能となる。
【0055】
【発明の効果】
本発明の画像広告システムによれば、使用機器が汎用パソコンと一般家庭用テレビジョンを使用するものであることから、最も安価なもので広告配信の提供が行なえる。このことによって広告作成者側は、常に新しい商品画像をデジタルカメラに修めたものや、付随情報その他の画像等をパソコン側に取り込むことで、当該取り込み情報を簡便に編集することができ、これまでのような時間及び労力を必要とせずに画像広告の配信が容易となる。
【0056】またテレビ側に映し出される表示形態が、静止画像でありながらも流動的にスライド変化し、かつ、同時に文字情報もスライド表示されるので、これを見ている者が飽きることの無い形態の情報表示が可能になる。
【0057】更に簡易型の広告作成支援用の処理手段を用いたソフトウェアの提供により、これまでのように複雑な作業を必要としないため、煩わしい広告制作作業が不要となる。このことは特に配信者側となる作成者自信が容易に任意の画像を取り込み、また任意のテロップを作成でき、しかも配信される画像並びにテロップの移動速度、停止時間、移動幅を画像毎・文字情報毎に命令することができるため、強弱を付けた広告の作成ができ消費者に視覚的かつ視野的に脳裏に焼き付けるような特徴を持った広告の作成が簡便かつ容易に作成できることから、これまでに無い画期的な低コストによる広告配信が行なえる。
【0058】また、画像処理や表示メッセージが、専門家ないし専門の装置が作成した種々のコンテンツをも外部から容易に取り込めるもので、不特定多数の人間に対するアピール度の高い任意のコンテンツを任意の時期に取得して使用できるようになる。なお、個々のコンテンツの表示態様を事後的に修正することができ、また、広告作成者側が任意に表示態様を設定することができるので、汎用性の高い情報表示の画像広告システムを実現することができる。
以上の如く本発明のシステムによって生ぜしめる効果は絶大なものであり、極めて実用的有益なる優れた経済効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】同実施例における画像広告配信までのフローチャート図である。
【図3】同実施例のパソコン画面における画像作成処理図。
【図4】同実施例のパソコン画面における表示画像登録処理図。
【図5】同実施例のパソコン画面における表示メッセージ登録処理図。
【図6】本発明におけるテレビに配信された実施状態図。
【符号の説明】
A:デジタルカメラ B:インターネット
C:イメージスキャナー D:グラフィックソフト
E:パーソナルコンピュータ F:画像変換器
G:一般家庭用テレビジョン X:画像情報部 Y:テロップ部
1:画像データ 2:文字データ追加ボタン
3:文字フォント指定ボタン 4:文字色指定ボタン
5:追加ボタン 6:最適化ボタン 7:画像切り取りボタン
7’:画像切抜ボタン 8:調整ボタン 9:画像配置ボタン10:背景色ボタン 11:表示登録ボタン 12:検索ボタン
13:終了ボタン 14:選択画像 15:テスト表示ボタン16:画像登録保存ボタン 17−1:背景色ボタン
17−2:削除ボタン 17−3:取消ボタン
17−4:決定ボタン 18:スライド番号指定ボックス
19:移動速度指定メニューキー 20:停止時間指定メニューキー 21:移動幅指定メニューキー 22:登録画像
23:終了ボタン 24:登録メッセージ
25:表示メッセージ背景色ボタン 26:表示メッセージ文字色ボタン
27:表示メッセージ文字種 28:登録メッセージ削除ボタン
29:取消ボタン 30:決定ボタン
31:メッセージ番号入力ボックス 32:移動速度指定メニューキー33:移動幅指定メニューキー 34:テスト表示ボタン
35:表示メッセージ登録ボタン 36:終了ボタン
AA:作成画像 AB:文字データ入力ボックス欄
AC:テキスト入力ボックス AD:文字サイズ入力ボックス
AE:表示画像 AF:テキスト入力ボックス
AG:文字色 AH:背景色
AI:フォント高さ調整入力ボックス AJ:確認用ウィンドウ
Claims (4)
- パーソナルコンピュータにより処理された画像情報を変換器を介して一般家庭用テレビジョンと連結し、当該テレビに画像を映し出し宣伝広告販売などに必要な情報伝達手段において、前記パーソナルコンピュータによる画像作成処理手段と表示画像登録処理手段と表示メッセージ登録処理手段を用いて作成処理された広告用画像情報が、テレビに映し出される画像として視野的に伝える画像情報とした画像表示部と、視覚的に伝える文字情報としたテロップ部に分け、前記画像表示部に映し出される画像情報は複数の静止画像を連続的にスクロールさせる表示手段と、当該スクロール表示された静止画像と同時に画面上に配設したテロップ部に文字情報が連続的に流れるようにスクロールさせる表示手段とを兼ね備え、画像情報数並びに文字情報数がシステム上に表示数の制限がなく、登録された順番で繰り返し表示されることを特徴とした画像広告システム。
- 前記画像情報及び文字情報において画像作成処理と表示画像登録処理と表示メッセージ登録処理が以下のように行なえること、すなわち、(イ)画像データは、デジタルカメラ及びスキャナー等の画像入力装置よりコンピュータに取り込んだ画像、またはインターネットにより取り込んだ画像、あるいはグラフィック作成用のソフトウェアにより作成されたデータであって、当該画像データ又は作成データは、コンピュータ上の表示幅に合わせて最適化して表示される。
(ロ)画像表示部とテロップ部を互いに独立させた表示方法と、文字情報によるテロップが終了してから次の画像にスライドするテロップ連動方法のいずれかが選択できる。(ハ)画像情報部とテロップ部は互いにスライド移動発生時間の設定が行なえる。(ニ)(ハ)のスライド移動発生毎に画像を移動させる幅が調整できる。(ホ)画像がフル表示になった時の停止時間が設定できる。以上の処理が行なえることを特徴とした請求項1記載の画像広告システム。 - 前記請求項2において、画像作成処理手段は取り込んだ画像又は作成したグラフィックと文字データの合成ができ、ワープロ形式で入力ができること、画像作成が常に表示幅に最適化されており、作成しながら表示状態を確認できること、表示画像登録処理は画像作成処理で作成された画像を見ながら、表示する順番を容易に決定できること、画像の移動速度、移動幅、停止時間は各画像毎に指定することができること、背景色を画像毎に指定できること、当該登録画像の表示順序がスライド番号を指定することにより容易に変更ができること、表示メッセージ登録処理はテキストとしてワープロ形式で入力ができること、前記テキスト入力により登録した表示メッセージ登録情報を見ながら、表示する順番を容易に決定できること、移動速度、移動幅をメッセージ毎に指定できること、文字色、背景色をメッセージ毎に指定できること、全体のメッセージの文字種、文字サイズを指定できること、当該登録メッセージの表示順序がメッセージ番号を指定することにより容易に変更ができることを特徴とした画像広告システム。
- 前記の視野的に伝える画像情報とした画像表示部と、視覚的に伝える文字情報としたテロップ部に加え、同時に音楽や肉声の音声信号を流せるようにしたこと、若くは1画像づつに合わせた該音声信号を流すことを特徴とした、請求項1乃至請求項3記載の画像広告システム。
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- 2002-09-03 JP JP2002298036A patent/JP2004094183A/ja active Pending
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