JP2004091207A - 分別収集容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】分別収集容器は、底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された各一対の長側壁及び短側壁14とより有底長四角筒状に形成された容器本体11から構成されている。対向する一対の短側壁14の外側面には表示部36が設けられているうえ、その表示部36には、資源ゴミの種類を示す文字37と、その文字37を翻訳した点字38とが表示されている。この分別収集容器は、複数の容器本体11をネスティング状態で上下に積み重ねたとき、上方に位置する容器本体11に表示された点字38が下方に位置する容器本体11の上端縁よりも上方に位置するように構成されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ビン、缶、ペットボトル等のリサイクル又は再利用可能な資源ゴミを分別しながら収集するために使用される分別収集容器に関するものである。より詳しくは、資源ゴミの種類を文字及び点字にて表示することにより、健常者及び視覚障害者が資源ゴミの廃棄場所を容易に識別することができるとともに、その収集作業を容易に行うことができるように構成された分別収集容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の分別収集容器としては、長四角板状に形成された底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された各一対の長側壁及び短側壁とから有底長四角筒状に形成された容器本体から構成された分別収集容器が知られている(非特許文献1参照)。さらに、この分別収集容器の対向する一対の短側壁の中央部外側面には、収集される資源ゴミの種類を表示するための表示部が設けられている。前記表示部には、「無色のビン」、「茶色のビン」、「その他のビン」、「缶」又は「ペットボトル」といった文字を凸版状に印刷することによって表示するようになっている。
【0003】
【非特許文献1】
岐阜プラスチック工業(株)産業資材事業部、「2000 マテリアル・ハンドリング・シリーズ 総合カタログ コンテナー/パレット/物流機器」、岐阜プラスチック工業株式会社、平成12年3月、p.180
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
現在、市町村等で収集されている資源ゴミの種類は少なくとも数種類以上あり、それら資源ゴミの収集日はほとんどの場合重なっている。このため、資源ゴミの収集日には、同形状に形成された複数個の分別収集容器が同じ収集場所に敷き並べられており、一般の市町村民は各容器の表示部の文字を確認しながら分別した資源ゴミの廃棄を行っている。ところが、これらの分別収集容器の表示部には、資源ゴミの種類を示す文字のみが表示されているに止まっていたことから、視覚障害者にとっては各容器内に廃棄される資源ゴミの種類を識別するのが著しく困難であった。
【0005】
また、近年、資源ゴミのリサイクル及び再利用に関する関心が一般の市町村民の間で高まっており、関心の高い市民団体やボランティア団体が回収された資源ゴミの再資源化のための奉仕活動を盛んに行っている。視覚障害者にとっても同様な関心からそれらの奉仕活動に参加する機会を望む声があるとともに、それらの作業を経済的自立のための生業として望む声もある。しかしながら、前記従来の分別収集容器では、前記表示部に文字のみが表示されていることが視覚障害者にとってのバリアーとなり、それらの作業に携わることを著しく困難にしている。
【0006】
この発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、視覚障害者が資源ゴミの廃棄場所を容易に識別することができるとともに、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を容易に行うことができるように構成された分別収集容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の分別収集容器は、資源ゴミを収集するために使用される分別収集容器であって、底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された側壁とより有底筒状に形成された容器本体を備え、前記容器本体の外側面又は上面に資源ゴミの種類を示す点字を表示するように構成したことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に記載の発明の分別収集容器は、資源ゴミを収集するために使用される分別収集容器であって、底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された側壁とより有底筒状に形成された容器本体を備え、前記容器本体の外側面に表示部を設けるとともに、その表示部には、資源ゴミの種類を示す文字と、その文字を翻訳した点字とを表示するように構成したことを特徴とするものである。
【0009】
請求項3に記載の発明の分別収集容器は、資源ゴミを収集するために使用される分別収集容器であって、底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された側壁とより有底筒状に形成された容器本体を備え、前記容器本体の外側面に資源ゴミの種類を示す文字を表示するとともに、同容器本体の上面に前記資源ゴミの種類を示す点字を表示するように構成したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項4に記載の発明の分別収集容器は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記側壁を上方ほど拡がるテーパ形状に形成し、下方に位置する容器本体の収容空間内に上方に位置する容器本体の底部を挿入することにより、複数の容器本体をネスティング状態で上下に積み重ねられるように構成するとともに、複数の容器本体をネスティング状態で上下に積み重ねたとき、上方に位置する容器本体に表示された点字が、下方に位置する容器本体の上端縁よりも上方に位置するように構成したことを特徴とするものである。
【0011】
請求項5に記載の発明の分別収集容器は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明において、前記側壁の上端縁に沿って上部周縁フランジを設け、その上部周縁フランジの上面に前記資源ゴミの種類を示す点字を表示するとともに、その点字の上端を上部周縁フランジの上端面よりも下方に位置するように構成したことを特徴とするものである。
【0012】
請求項6に記載の発明の分別収集容器は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明において、前記点字の位置を触感により特定可能となるように構成した位置特定手段を設けたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、この発明を具体化した第1実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1〜図4に示すように、第1実施形態の第1の分別収集容器は、合成樹脂により有底長四角筒状に形成された容器本体11を備え、その容器本体11内部の収容空間内にビン、缶、ペットボトル等の分別された資源ゴミを収容することができるように構成されている。この容器本体11は、長四角板状に形成された底壁12と、その底壁12の周縁に沿って立設された各一対の長側壁13及び短側壁14とを備えているうえ、その上部開口部には略長四角環状に形成された左右一対のスタッキング金具15が設けられている。
【0015】
底壁12には、複数の水抜き孔が円孔状に貫設されており、ビン、缶、ペットボトル等の収容物内から漏れ出す水分を排出することができるようになっている。また、各一対の側壁13,14は、上方ほど僅かに拡がるテーパ形状に形成されており、下方に位置する容器本体11の収容空間内に上方に位置する別の容器本体11の底部を挿入することにより、複数の容器本体11をネスティング状態で上下に積み重ねることができるように構成されている。これら側壁13,14の中央部には、多数の長孔が貫設されており、容器本体11の軽量化が図られている。
【0016】
各側壁13,14の上端部には、容器本体11の外側方に延びるように突設された上下一対の上部周縁フランジ21及び下部周縁フランジ22が設けられている。上部周縁フランジ21は、各側壁13,14の上端縁に沿って連続して延びるように形成されている。下部周縁フランジ22は、上部周縁フランジ21の僅かに下方に位置する各側壁13,14の上端部外側面から突設されている。
【0017】
容器本体11の各コーナ部には、横円筒状に形成された回動筒26が設けられている。これら回動筒26はいずれも、前記上下の周縁フランジ21,22間に位置するとともに長側壁13側に開口するように固設されており、前記スタッキング金具15の端部を回動可能に係入している。また、長側壁13の両端部上方に位置する上部周縁フランジ21の上面には、正面円弧状に切欠かれるように形成された各一対の係合凹部27が穿設されている。
【0018】
スタッキング金具15は、表面にメッキ処理が施された鉄製の丸棒を折曲げることにより、一側部中央部が切断された略長四角環状(略C字状)に形成されている。このスタッキング金具15の両端部は、前記対向する一対の回動筒26内に回動可能に軸着されており、同スタッキング金具15の他側部を短側壁14上端部の上方及び外側方を跨ぐように回動させることができるように構成されている。このスタッキング金具15の他側部両端部には、一対の折曲部31が設けられており、これら折曲部31によってスタッキング金具15が図4に示されるように正面L字状となるように形成されている。
【0019】
さらに、このスタッキング金具15を容器本体11の内方に回動させて図3に示される状態にしたとき、前記折曲部31の外側方に位置するスタッキング金具15の他側部両端部は、対向する両係合凹部27の上面と当接されるようになっている。さらに、前記折曲部31の内側方に位置するスタッキング金具15の他側部中央部は、上方に位置する容器本体11の底部を載置するための載置部32となっている。加えて、図2に示すように、前記折曲部31及び載置部32は、容器本体11底部(底壁12及び長側壁13の下端部)の外面形状に沿って形状に形成されている。
【0020】
そして、この分別収集容器は、左右一対のスタッキング金具15を容器本体11の内方に回動させて係合凹部27と当接させることによって、図3に示されるスタッキング可能な状態にすることができる。さらに、このスタッキング可能な状態の容器本体11のスタッキング金具15上に、別の容器本体11の底部を載置することによって、複数の容器本体11をスタッキング状態で上下に積み重ねることができるように構成されている。
【0021】
図1に示すように、対向する一対の短側壁14の外側面中央には、側面四角形状に縁取りされた表示部36が設けられている。この表示部36の中央部から下端部には、「ペットボトル」及び「○×市」の文字37が凸版状に表示されている。また、表示部36の上端部には、「ペットボトル」に相当する点字38が凸版状に表示されている。これらの文字37及び点字38はいずれも、表示部36の外壁面を僅かに外側方へと突出させることにより描出されている。なお、この表示部36は、文字37及び点字38を凸版状に描出するための凹部が穿設された入れ子を、容器本体11成形用の金型本体に対して挿脱可能に装着することによって射出成形されるように構成されている。
【0022】
さらに、前記点字38は、図1に示されるように複数の容器本体11をネスティング状態で上下に積み重ねたとき、下方に位置する容器本体11の上端縁よりも上方に位置するように構成されている。加えて、同ネスティング状態で積み重ねられた分別収集容器の各スタッキング金具15の載置部32は、前記文字37と点字38との中間高さに位置する短側壁14の外側方に吊下されるように構成されている。また、前記表示部36の上方に位置する短側壁14の壁面には、側面長四角形状に形成された把持孔39が貫設されており、容器本体11を容易に把持することができるようになっている。
【0023】
実施形態の第2の分別収集容器は、前記表示部36に「無色のビン」を表す文字37及び点字38を表示した以外は、上記第1の分別収集容器と全く同じ構成を有している。第3の分別収集容器は、前記表示部36に「茶色のビン」を表す文字37及び点字38を表示した以外は、上記第1の分別収集容器と全く同じ構成を有している。第4の分別収集容器は、前記表示部36に「その他のビン」を表す文字37及び点字38を表示した以外は、上記第1の分別収集容器と全く同じ構成を有している。第5の分別収集容器は、前記表示部36に「缶」を表す文字37及び点字38を表示した以外は、上記第1の分別収集容器と全く同じ構成を有している。
【0024】
上記分別収集容器の作用について以下に記載する。
上記のように構成された第1〜第5の分別収集容器は、1種類ずつ合計5個が1組としてまとめて取り扱われる。即ち、資源ゴミの収集日の前日又は当日早朝には、これら5種類5個の分別収集容器は、ネスティング状態で上下に積み重ねられた状態で、運搬用車両により各収集場所に運搬して設置される。さて、これら各分別収集容器の容器本体11は、左右一対のスタッキング金具15が短側壁14の外側方に吊下された状態で資源ゴミの収集場所に敷き並べられ、ビン、缶、ペットボトル等の各種資源ゴミを分別しながら収容する。
【0025】
このとき、分別した資源ゴミを前記収集場所まで持参した視覚障害者は、各分別収集容器の両側部に吊下されているスタッキング金具15を、ブラブラとした感触又は金属特有の触感を頼りに探り当てる。続いて、探り当てたスタッキング金具15の僅かに上方に手を伸ばし、そのスタッキング金具15と把持孔39との間に位置する短側壁14の外側面を触って表示部36に表示されている点字38を解読する。最後に、解読した点字38の意味からその分別収集容器内に収容すべき資源ゴミの種類を識別して容器本体11内に挿入する。
【0026】
これら分別収集容器を収集場所から運搬用車両により回収する際には、まず、各分別収集容器の両側方に吊下されている一対のスタッキング金具15を容器本体11の内方に回動させて図3に示されるようなスタッキング可能な状態にする。続いて、これら分別収集容器を運搬用車両の荷台上にスタッキング状態で順次上方へと積み重ねた後、資源ゴミの回収施設へと運搬する。そして、この資源ゴミの回収施設で作業する視覚障害者は、各分別収集容器の表示部36に表示された点字38により、各容器本体11内に収容されている資源ゴミの種類を識別しながら、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を行う。
【0027】
上記実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 実施形態の分別収集容器は、長四角板状に形成された底壁12と、その底壁12の周縁に沿って立設された各一対の長側壁13及び短側壁14とより有底長四角筒状に形成された容器本体11から構成されている。さらに、対向する一対の短側壁14の外側面には表示部36が設けられているうえ、その表示部36には、資源ゴミの種類を示す文字37と、その文字37を翻訳した点字38とが表示されている。このため、前記点字38によって、視覚障害者が資源ゴミの廃棄場所を容易に識別することができるとともに、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を容易に行うことができる。さらに、健常者と視覚障害者とが互いに協力し合いながら、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を行うことも容易である。また、視覚障害者が缶の切り口等に不用意に触れるのを防止することができることから怪我の防止にも役立つ。
【0028】
・ 各側壁13,14を上方ほど僅かに拡がるテーパ形状に形成することによって、複数の容器本体11をネスティング状態で上下に積み重ねることが可能であることから、収容物が収容されていない空の容器本体11を小さくコンパクトに保管及び運搬することができる。さらに、この分別収集容器は、複数の容器本体11をネスティング状態で上下に積み重ねたとき、上方に位置する容器本体11に表示された点字38が、下方に位置する容器本体11の上端縁よりも上方に位置するように構成されている。このため、各容器本体11内に収容すべき資源ゴミの種類をネスティング状態のままで外部から容易に識別することが可能であることから、資源ゴミの回収作業における作業性を著しく容易に高めることができる。
【0029】
・ この分別収集容器は、容器本体11の外側方にスタッキング金具15を吊下させた状態において、表示部36に表示されている文字37と点字38との中間位置にスタッキング金具15の載置部32が配置されるように構成されている。このため、前記スタッキング金具15が外部から文字37及び点字38を識別するのを妨げることがない。
【0030】
・ この分別収集容器は、容器本体11の外側方にスタッキング金具15を吊下させた状態において、スタッキング金具15の載置部32の僅かに上方位置に点字38が表示されるように構成されている。このため、前記スタッキング金具15を位置特定手段として利用することにより、点字38の表示位置を触感のみによって極めて容易に特定することができる。特に、前記スタッキング金具15は、容器本体11の外側方において回動筒26を中心にブラブラと自然に回動されるように吊下されていることから、手の感触又は杖を介した感触によりその存在を著しく容易に特定することができる。また、スタッキング金具15を除いた容器本体11は全て合成樹脂により構成されていることから、スタッキング金具15特有の金属の触感により、その存在を著しく容易に特定することができる。また、前記スタッキング金具15の位置特定手段としての作用効果は、図1に示されるように複数の容器本体11をネスティング状態で上下に積み重ねたときでも全く同様に機能する。
【0031】
・ この分別収集容器は、点字38の僅かに上方位置に把持孔39が特徴的に大きく開口されていることから、触感のみによって把持孔39を探り当てるのが著しく容易である。このため、前記把持孔39を位置特定手段として利用することにより、点字38の表示位置を触感のみによって極めて容易に特定することができる。
【0032】
さらに、この分別収集容器は、点字38と上部周縁フランジ21の外端部との間の距離が、親指の基端部と、中指又は人差し指の先端部(指紋が形成されている部位)との間の距離とほぼ同じになるように構成されている。即ち、この分別収集容器では、把持孔39の上方に位置する短側壁14の上端部を握り締めて運搬するときの手の位置を全く移動させることなく、中指や人差し指を下方に伸ばすことによって、点字38に触れることができるようになっている。従って、この分別収集容器は、上部周縁フランジ21(容器本体11の上端部)、点字38及びその中間に位置する把持孔39の絶妙な位置関係を位置特定手段として利用することが可能であり、視覚障害者が点字38を探す際の手間と時間を容易に低減させることができる。
【0033】
・ この分別収集容器は、多数の長孔の特徴的な感触により、点字38が表示されていない領域を容易に特定排除することができ、点字38の表示位置を容易に特定することが可能となることから、これら長孔を位置特定手段として利用することができる。
【0034】
(第2実施形態)
以下、第2実施形態を上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図5(a)に示すように、第2実施形態の第1の分別収集容器は、上部周縁フランジ21の上面に上部表示部51を設けたことと、表示部36のデザインが若干異なること以外は、上記第1実施形態の容器本体11と同様に構成されている。なお、この第2実施形態の第1の分別収集容器は、全体が茶色に着色されているうえ、表示部36に「びん」及び「ちゃいろのびん」と表示されており、分別収集する容器包装の種類における茶色のびんを収集するために用いられる。
【0035】
上部表示部51は、容器本体11の両側部中央に位置する上部周縁フランジ21の上面に一対設けられている。即ち、これら上部表示部51は、把持孔39の上方(真上)に位置する上部周縁フランジ21の上面に設けられている。図5(b)に示すように、これら上部表示部51は、上部周縁フランジ21の上面を平面長四角形状に所定深さ(0.5〜1mm程度)凹設することによって形成された上部表示凹部52と、その上部表示凹部52の上面(奥面)に表示された点字53とから構成されている。
【0036】
前記点字53は、所定のパターンとなるように配列された複数の半球状凸部54を上部表示凹部52の上面に突設することにより構成されており、これら半球状凸部54の配列により「ちゃいろのびん」を意味するように構成されている。さらに、各半球状凸部54の頂部54aは、上部周縁フランジ21の上端面よりも下方に位置するように配設されており、各半球状凸部54が擦れたり削れたりして点字53の判別が困難になるのを容易に防止することができるようになっている。
【0037】
一方、この第2実施形態の表示部36は、短側壁14の外側面中央部から外側方に突出するように構成された四角板状の台部61を備えている。この台部61の外側面中央部及び下端部には、その台部61の外壁面を僅かに凹ませることによって、「びん」及び「Glass Bottles Only」という文字62と、びんを抽象化した絵柄63とが描出され、容器包装廃棄物の収集に係る分別区分を表示している。
【0038】
さらに、この台部61の上端部には、同台部61の外側面を側面長四角形状に所定深さ(0.5〜1mm程度)凹設することによって側部表示凹部64が設けられている。この側部表示凹部64の外側面(奥面)には、「ちゃいろのびん」という文字65と、「ちゃいろのびん」を意味する点字66とが表示されており、分別収集する容器包装の種類が表示されている。
【0039】
前記点字66は、上記点字53と全く同様に、所定のパターンとなるように配列された複数の半球状凸部を側部表示凹部64の外側面に突設することにより構成されているうえ、各半球状凸部の頂部は、台部61の外端面よりも内側方に位置するように配設されている。さらに、前記文字65は、台部61の外壁面を僅かに外側方へと突出させることにより凸版状に描出されている。
【0040】
なお、前記上部表示部51は、点字53を凸版状に描出させるための凹部が穿設された入れ子を、容器本体11成形用の金型本体に対して挿脱可能に装着することによって射出成形されるように構成されている。前記表示部36は、文字62及び絵柄63を凹ませて描出させるための凸部が形成された入れ子と、文字65及び点字66を凸版状に描出するための凹部が穿設された入れ子とを、それぞれ容器本体11成形用の金型本体に対して挿脱可能に装着することによって射出成形されるように構成されている。
【0041】
また、前記点字66は、複数の容器本体11をネスティング状態で上下に積み重ねたとき、下方に位置する容器本体11の上端縁よりも上方に位置するように構成されている。加えて、同ネスティング状態で積み重ねられた分別収集容器の各スタッキング金具15の載置部32は、前記文字62と点字66との中間高さに位置する短側壁14の外側方に吊下されるように構成されている。
【0042】
第2実施形態の第2の分別収集容器は、全体が白色に着色されているうえ、上部表示部51に「むしょくのびん」を表す点字53を表示し、側部表示凹部64に「むしょくのびん」を表す文字65及び点字66を表示した以外は、上記第1の分別収集容器と全く同じ構成を有している。第3の分別収集容器は、全体が黄色に着色されているうえ、上部表示部51に「そのたのびん」を表す点字53を表示し、側部表示凹部64に「そのたのびん」を表す文字65及び点字66を表示した以外は、上記第1の分別収集容器と全く同じ構成を有している。
【0043】
第4の分別収集容器は、全体が青色に着色されているうえ、上部表示部51に「かん」を表す点字53が表示されている。さらに、台部61の中央部及び下端部には、「かん」及び「Cans Only」という文字62と、かんを抽象化した絵柄63とが描出され、側部表示凹部64に「かん」を表す文字65及び点字66を表示した以外は、上記第1の分別収集容器と全く同じ構成を有している。
【0044】
第5の分別収集容器は、全体が緑色に着色されているうえ、上部表示部51に「ぺっとぼとる」を表す点字53が表示されている。さらに、台部61の中央部及び下端部には、「ペットボトル」及び「PET Bottles Only」という文字62と、ペットボトルを抽象化した絵柄63とが描出され、側部表示凹部64に「ぺっとぼとる」を表す文字65及び点字66を表示した以外は、上記第1の分別収集容器と全く同じ構成を有している。
【0045】
上記第2実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 第2実施形態の分別収集容器は、上記第1実施形態と同じ効果を発揮するとともに、上部周縁フランジ21の上面に点字53が表示されていることから、容器本体11の上端縁(上部周縁フランジ21)を位置特定手段として容易に利用することができる。
【0046】
加えて、前記点字53(上部表示部51)が把持孔39の上方(真上)位置に設けられていることから、把持孔39を位置特定手段として利用することができ、視覚障害者にとって点字53の位置を探すのがより一層容易である。特に、把持孔39の真上に設けられた点字53は、把持孔39の上方に位置する短側壁14の上端部を握り締めて運搬する直前及び運搬直後に、親指の先端部(指紋が形成されている部位)が最も触れやすい位置である。
【0047】
・ 点字53を構成する半球状凸部54の頂部54aが上部周縁フランジ21の上端面よりも下方に位置するように構成されている、即ち点字53全体が上部表示凹部52内に完全に収容されていることから、点字53の頂部54aが擦れたり削れたりしにくい。なお、点字66についても全く同様である。
【0048】
・ 上部表示凹部52及び側部表示凹部64が点字53,66の周囲を完全に取り囲んでいることから、それら表示凹部52,64の外周縁に設けられた段差を位置特定手段として利用することができる。このため、視覚障害者が点字53,66の位置を容易に探し当てることができるうえ、点字53,66を解読する際の文字の初めと終わりの位置(フレーム)を容易かつ確実に特定することができる。また、点字66は、短側壁14の外側面から僅かに外側方へと突出した台部61の外側面に設けられていることから、台部61を位置特定手段として利用することもできる。
【0049】
・ 第2実施形態の第1〜第5の分別収集容器は、それぞれ異なった色彩に着色されていることから、健常者にとっての各種容器の判別(容器包装廃棄物の収集に係る分別区分及び分別収集する容器包装の種類)も容易に行うことができる。
【0050】
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 文字37の近傍に、ビン、缶又はペットボトルを抽象化した絵柄(マーク)を凸版状に表示させること。
【0051】
・ 文字37を凸版状に表示する代わりに、凹部として表示しても構わない。即ち、表示部36の外壁面を僅かに内側方へと陥没させて文字37を描出させるように構成すること。
【0052】
・ 表示部36の表面に文字37及び点字38が印刷された表示シールを貼着してもよい。なお、前記表示シールの点字38は凸版状に印刷されている。また、前記表示シールは、文字37が印刷された文字シールと、点字38が印刷された点字シールとの2枚のシールに分割するように構成されていても構わない。
【0053】
・ 上端部に四角枠状に形成された口枠を備えた有底四角筒状の容器本体から構成される折り畳み式運搬用容器の側壁(好ましくは対向する一対の短側壁)又は口枠の外側面に表示部36を設けること。
【0054】
・ スタッキング金具15の外面に点字38を表示してもよい。なおこのとき、前記点字38は、容器本体11の外側面又は上面に表示されるようになっている。
【0055】
・ スタッキング金具15、長孔又は把持孔39を省略しても構わない。
・ 長側壁13の外側面に表示部36を設けること。なおこのとき、短側壁14の外側面に設けられた表示部36を省略しても構わない。
【0056】
・ 容器本体11を有底円筒状又は有底楕円筒状に形成してもよい。
・ 上部表示凹部52及び点字53からなる上部表示部51を、把持孔39の上方に位置する短側壁14の内側面にも設けてもよい。
【0057】
・ 第2実施形態の分別収集容器において、短側壁14の外側面に設けられた点字66を省略してもよい。このように構成した場合でも、上部周縁フランジ21の上面に設けられた点字53により、視覚障害者が資源ゴミの廃棄場所を容易に識別することができるとともに、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を容易に行うことができる。
【0058】
・ 文字37、文字62又は文字65を省略しても構わない。さらにこのとき、絵柄63を省略しても構わない。このように構成した場合でも、視覚障害者が資源ゴミの廃棄場所を容易に識別することができるとともに、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を容易に行うことができる。また、健常者は容器本体11内の資源ゴミ又は容器本体11の色により資源ゴミの種類を特定することが可能である。
【0059】
本発明とは関係ないが、上記第2実施形態の分別収集容器において、表示部36を省略するとともに、上部表示凹部52及び点字53からなる上部表示部51を、上部周縁フランジ21の上面に設ける代わりに、把持孔39の上方に位置する短側壁14の内側面に設けてもよい。資源ゴミを収集するために使用される分別収集容器であって、底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された側壁とより有底筒状に形成された容器本体を備え、前記容器本体の内側面に資源ゴミの種類を示す点字を表示するように構成したことを特徴とする分別収集容器。このように構成した場合でも、視覚障害者が資源ゴミの廃棄場所を容易に識別することができるとともに、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を容易に行うことができる。
【0060】
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 資源ゴミを収集するために使用される分別収集容器であって、底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された側壁とより有底筒状に形成された容器本体を備え、前記容器本体の外側面又は上端面に資源ゴミの種類を示す点字を表示するように構成したことを特徴とする分別収集容器。このように構成した場合、視覚障害者が資源ゴミの廃棄場所を容易に識別することができるとともに、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を容易に行うことができる。
【0061】
・ 前記側壁を上方ほど拡がるテーパ形状に形成し、下方に位置する容器本体の収容空間内に上方に位置する容器本体の底部を挿入することにより、複数の容器本体をネスティング状態で上下に積み重ねられるように構成するとともに、複数の容器本体をネスティング状態で上下に積み重ねたとき、上方に位置する容器本体に表示された点字が、下方に位置する容器本体の上端縁よりも上方に位置するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の分別収集容器。
【0062】
・ 容器本体の上端部に対向する一対のスタッキング金具を回動可能に軸着し、両スタッキング金具を容器本体の内方に回動して容器本体の上端縁と当接させることにより、複数の容器本体をスタッキング状態で上下に積み重ねられるように構成するとともに、前記スタッキング金具を容器本体の外方に回動させたとき、そのスタッキング金具の中央部が文字と点字との中間高さに配置されるように構成し、そのスタッキング金具によって前記位置特定手段を構成したことを特徴とする請求項6に記載の分別収集容器。
【0063】
・ 容器本体の上端部に対向する一対のスタッキング金具を回動可能に軸着し、両スタッキング金具を容器本体の内方に回動して容器本体の上端縁と当接させることにより、複数の容器本体をスタッキング状態で上下に積み重ねられるように構成するとともに、前記スタッキング金具を容器本体の外方に回動させたとき、そのスタッキング金具の中央部が点字の真下近傍位置に配置されるように構成し、そのスタッキング金具によって前記位置特定手段を構成したことを特徴とする請求項6に記載の分別収集容器。
【0064】
・ 前記点字の真上近傍位置に把持孔を開口させ、その把持孔によって前記位置特定手段を構成したことを特徴とする請求項6に記載の分別収集容器。
・ 前記表示部の周囲に多数の長孔を貫設し、その長孔によって前記位置特定手段を構成したことを特徴とする請求項6に記載の分別収集容器。このように構成した場合、多数の長孔の特徴的な感触により、点字が表示されていない領域を容易に特定排除することができることから、点字の表示位置を容易に特定することが可能となる。
【0065】
・ 容器本体を有底長四角筒状に形成するとともに、対向する一対の短側壁の外側面に表示部を設けたことを特徴とする請求項2及び請求項4から請求項6のいずれかに記載の分別収集容器。
【0066】
・ 対向する一対の側壁上端部に把持孔を開口させるとともに、その把持孔の真上又は真下位置に前記点字を表示するように構成し、その把持孔によって前記位置特定手段を構成したことを特徴とする請求項6に記載の分別収集容器。
【0067】
・ 前記点字の周囲に段差を設け、その段差によって前記位置特定手段を構成したことを特徴とする請求項6に記載の分別収集容器。
・ 前記点字を凸版状に形成したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の分別収集容器。
【0068】
・ 資源ゴミを収集するために使用される分別収集容器であって、底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された側壁とより有底筒状に形成された容器本体を備え、前記側壁を上方ほど拡がるテーパ形状に形成し、下方に位置する容器本体の収容空間内に上方に位置する容器本体の底部を挿入することにより、複数の容器本体をネスティング状態で上下に積み重ねられるように構成し、容器本体の上端部には対向する一対のスタッキング金具を回動可能に軸着し、両スタッキング金具を容器本体の内方に回動して容器本体の上端縁と当接させることにより、複数の容器本体をスタッキング状態で上下に積み重ねられるように構成するとともに、前記容器本体の外側面に表示部を設け、その表示部には、資源ゴミの種類を示す文字と、その文字を翻訳した点字とを表示するように構成したことを特徴とする分別収集容器。このように構成した場合、視覚障害者が資源ゴミの廃棄場所を容易に識別することができるとともに、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を容易に行うことができる。
【0069】
・ 資源ゴミを収集するために使用される分別収集容器であって、底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された側壁とより有底筒状に形成された容器本体を備え、前記側壁を上方ほど拡がるテーパ形状に形成し、下方に位置する容器本体の収容空間内に上方に位置する容器本体の底部を挿入することにより、複数の容器本体をネスティング状態で上下に積み重ねられるように構成し、容器本体の上端部には対向する一対のスタッキング金具を回動可能に軸着し、両スタッキング金具を容器本体の内方に回動して容器本体の上端縁と当接させることにより、複数の容器本体をスタッキング状態で上下に積み重ねられるように構成するとともに、前記容器本体の外側面に表示部を設け、その表示部には、資源ゴミの種類を示す文字と、その文字を翻訳した点字とを表示するように構成し、さらに複数の容器本体をネスティング状態で上下に積み重ねたとき、上方に位置する容器本体に表示された点字が、下方に位置する容器本体の上端縁よりも上方に位置するように構成するとともに、前記表示部に表示された点字の位置を触感により特定可能となるように構成した位置特定手段を設けたことを特徴とする分別収集容器。このように構成した場合、視覚障害者が資源ゴミの廃棄場所を容易に識別することができるとともに、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を容易に行うことができる。
【0070】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1から請求項6に記載の発明の分別収集容器によれば、視覚障害者が資源ゴミの廃棄場所を容易に識別することができるとともに、回収された資源ゴミの再資源化のための作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のネスティング状態の分別収集容器を示す側面図。
【図2】第1実施形態の一部を破断した分別収集容器を示す側面図。
【図3】第1実施形態の分別収集容器を示す平面図。
【図4】第1実施形態の一部を破断した分別収集容器を示す正面図。
【図5】(a)は第2実施形態の分別収集容器の一部を示す斜視図、(b)は図5(a)の5b−5b線から見た分別収集容器を示す部分拡大正断面図。
【符号の説明】
11…容器本体、12…底壁、13…側壁としての長側壁、14…側壁としての短側壁、15…位置特定手段としてのスタッキング金具、21…上部周縁フランジ、36…表示部、37…文字、38…点字、39…位置特定手段としての把持孔、52…位置特定手段としての上部表示凹部、53…点字、54…点字を構成する半球状凸部、54a…点字の上端を構成する頂部、61…位置特定手段としての台部、62…文字、64…位置特定手段としての側部表示凹部、65…文字、66…点字。
Claims (6)
- 資源ゴミを収集するために使用される分別収集容器であって、
底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された側壁とより有底筒状に形成された容器本体を備え、
前記容器本体の外側面又は上面に資源ゴミの種類を示す点字を表示するように構成したことを特徴とする分別収集容器。 - 資源ゴミを収集するために使用される分別収集容器であって、
底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された側壁とより有底筒状に形成された容器本体を備え、
前記容器本体の外側面に表示部を設けるとともに、
その表示部には、資源ゴミの種類を示す文字と、その文字を翻訳した点字とを表示するように構成したことを特徴とする分別収集容器。 - 資源ゴミを収集するために使用される分別収集容器であって、
底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された側壁とより有底筒状に形成された容器本体を備え、
前記容器本体の外側面に資源ゴミの種類を示す文字を表示するとともに、同容器本体の上面に前記資源ゴミの種類を示す点字を表示するように構成したことを特徴とする分別収集容器。 - 前記側壁を上方ほど拡がるテーパ形状に形成し、下方に位置する容器本体の収容空間内に上方に位置する容器本体の底部を挿入することにより、複数の容器本体をネスティング状態で上下に積み重ねられるように構成するとともに、
複数の容器本体をネスティング状態で上下に積み重ねたとき、上方に位置する容器本体に表示された点字が、下方に位置する容器本体の上端縁よりも上方に位置するように構成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の分別収集容器。 - 前記側壁の上端縁に沿って上部周縁フランジを設け、その上部周縁フランジの上面に前記資源ゴミの種類を示す点字を表示するとともに、その点字の上端を上部周縁フランジの上端面よりも下方に位置するように構成したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の分別収集容器。
- 前記点字の位置を触感により特定可能となるように構成した位置特定手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の分別収集容器。
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GB2420691A (en) * | 2004-12-02 | 2006-06-07 | Christopher James Howar Nowell | A waste bin |
GB2439539A (en) * | 2006-06-28 | 2008-01-02 | Rentacrate Ltd | Stack-nest container with visual identification and management/ tracking system |
US8074212B2 (en) | 2005-04-14 | 2011-12-06 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and apparatus for software upgrade in a digital television receiving device |
JP2013226622A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Makita Corp | 工具収納ケース |
JP2014015332A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Jitsuo Nishihana | 資源ゴミ分別用積み重ねかご |
-
2002
- 2002-12-26 JP JP2002378721A patent/JP2004091207A/ja active Pending
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