JP2004090163A - クランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダの直線運動をトグル機構により回動運動に変換してアームによりワークをクランプするクランプ装置を提供する。
【解決手段】リリース用突起部67a、67bを金属製のトップカバー200、好ましくは滑動性に優れる材料でコーティングされたトップカバーで包被している。従って、アーク溶接時にスパッタが付着することが阻止され、また、仮令、付着したとしても容易に除去できる。そして、リリース用突起部67a、67bによりアーム20をアンロックしようとするとき、前記トップカバー200の舌片210を持ち上げて開成し、前記リリース用突起部67a、67bを押し下げればよい。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダの直線運動をトグル機構により回動運動に変換してアームによりワークをクランプするクランプ装置に関し、一層詳細には、該アームをクランプ状態からアンクランプ状態にリリースするリリース手段を備え、前記リリース手段を開閉自在なカバー部材により保護するように構成したクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に密閉型パワークランプ装置におけるリリース手段は、例えば米国特許5,575,462号公報に開示されるように、ハウジングからトグル部をリリースさせる突起部がハウジング外部に突出している。この種のパワークランプ装置をアーク溶接工程で使用する場合、前記突起部にスパッタが付着しないようにカバーで覆い、トグル部をリリースする際には、このカバーを取り外し、トグル部をアンクランプ状態にした後、再びカバーを装着しなければならかった。そこで、リリースの際には、カバーの取り外しと再装着のための作業とを要するため、その作業工程は煩雑であり、且つ相当長時間を要するため、全体として生産効率が些程に向上しないという不都合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このようなクランプ装置におけるカバーの取り外しおよび再装着作業を不要とするために、カバー部材をクランプ装置本体に開閉自在に装着し、且つ前記カバー部材を金属製部材で構成することにより、溶接環境下で生ずるスパッタが付着しないようにしたクランプ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本発明では、シリンダの直線運動をトグル機構により回動運動に変換してアームによりワークをクランプするクランプ装置において、前記アームをアンクランプするリリース手段を包被するように、金属製のカバー部材をシリンダ本体に開閉自在に設けたことを特徴とする。
【0005】
前記の構成により、カバー部材を取り外し再装着することなく、該カバー部材を開閉するだけでアームのリリースを行うことができる。さらに、このカバー部材をステンレス等の金属製部材で構成したので、溶接環境下で生ずるスパッタからリリース手段を保護することができる。
【0006】
なお、カバー部材の頂部の形状を円弧状に構成しておくと、スパッタ、粉塵等の付着を防止することができる。さらに、滑動性に富む材料、例えば、ポリテトラフルオロエチレン等で前記カバー部材をコーティングする構成にしておくと、スパッタ等の付着防止効果を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係るクランプ装置につき、好適な実施の形態を挙げ、以下詳細に説明する。
【0008】
図1において、参照数字10は、本実施の形態に係る密閉型パワークランプ装置を示す。このクランプ装置10は、扁平状に形成されたボデイ12と、前記ボデイ12の下端部に気密に連結されたシリンダ部14と、前記ボデイ12に形成された略円形状の一組の開口部16a、16b(図4参照)を介して外部に突出する矩形状の軸受部18に連結されるアーム20とを備える。
【0009】
なお、前記ボデイ12の側面には、図示しない取付用ねじを螺入してクランプ装置10を他の部材に取り付ける複数の取付用ねじ穴21と、図示しないピンが挿入されることによりクランプ装置10を取り付ける際に位置決めを行う複数の位置決め用孔部22とが形成されている。
【0010】
シリンダ部14は、図2に示されるように、内部に断面略長円形状のシリンダ室28が形成されたシリンダチューブ23と、図示しないシール部材を介して前記シリンダチューブ23の一端部に連結されて前記シリンダ室28を閉塞するエンドブロック24とを含む。前記エンドブロック24の略中央部には貫通するねじ孔を介してストッパボルト25が螺入され、前記シリンダ室28に臨むストッパボルト25の一端部には、例えば、ウレタンゴム等のゴム製材料によって形成されたダンパ部材26が装着されている。
【0011】
前記ストッパボルト25は、後述するように、アーム20の回動量に対応して長さが異なる種々のストッパボルト25を有し(図2の二点鎖線参照)、前記ストッパボルト25を長さが異なる他のストッパボルト25と交換することにより、ピストン30の初期位置(下限位置)を任意の位置に設定することができる。なお、ストッパボルト25の頭部とエンドブロック24との間には、前記ねじ孔を閉塞するシール部材27が介装される。
【0012】
さらに、シリンダ部14は、図3に示されるように、前記シリンダ室28の断面形状に対応する形状を有し、該シリンダ室28に沿って往復動作するピストン30と、前記ピストン30の中央部に連結されて該ピストン30と一体的に変位するピストンロッド32とを有する。この場合、前記ピストン30が下降してストッパボルト25のダンパ部材26に当接することにより、該ピストン30の変位終端位置(下限位置)が規制されるとともに、当接した際に発生する衝撃が前記ダンパ部材26によって吸収される。
【0013】
前記ピストン30の外周面には、図3に示されるように、一組のピストンパッキン34a、34bとシールリング36a、36bとがそれぞれ装着されている。また、エンドブロック24およびシリンダチューブ23の四隅角部にはそれぞれ貫通する取付用孔部38が穿孔され、前記取付用孔部38に挿通された4本のシャフト40を介してエンドブロック24およびシリンダチューブ23がボデイ12に気密に組み付けられる(図2参照)。ボデイ12およびエンドブロック24には、それぞれシリンダ室28に圧力流体(例えば、圧縮空気)を導入・導出するための一組の圧力流体出入ポート42a、42b、44a、44bがそれぞれ相互に対向して形成されている(図3参照)。
【0014】
なお、実際に使用する場合には、いずれか一方の圧力流体出入ポート42a、44a(42b、44b)に図示しない盲栓がねじ込まれることにより、前記一方の圧力流体出入ポート42a、44a(42b、44b)が閉塞された状態で使用される。
【0015】
ボデイ12は、図4に示されるように、非対称からなる第1ケーシング46と第2ケーシング48とが一体的に組み付けられて構成される。前記第1ケーシング46の下端部には、略水平方向に向かって突出し、ロッドカバーとして機能する突出部50が一体的に形成される。前記第2ケーシング48の長手方向の寸法は、第1ケーシング46と比較して前記突出部50の厚さだけ短縮して形成されている。この場合、図4に示されるように、シリンダ部14を分解することなしに、第1ケーシング46から第2ケーシング48を取り外すことにより、簡便にボデイ12を分解することができる。
【0016】
前記ボデイ12内には、図4に示されるように、第1ケーシング46および第2ケーシング48にそれぞれ形成された凹部52a、52b(但し、凹部52bは凹部52aと同一構成のため、図示を省略する)によって室54が形成され、前記室54内にはシリンダ部14から突出するピストンロッド32の自由端が臨むように設けられる。
【0017】
第1ケーシング46および第2ケーシング48の内壁面には、それぞれ軸線方向に沿って延在するガイド溝58が形成され、前記ピストンロッド32の自由端に連結された後述するナックルブロック56が前記ガイド溝58に沿って摺動することにより、前記ナックルブロック56が直線状に案内される。なお、突出部50の上面には、図4に示されるように、ピストンロッド32の外周面を囲繞する段部57が形成されている。
【0018】
図4に示されるように、ピストンロッド32の一端部には、ナックルジョイント62を介して、該ピストンロッド32の直線運動をアーム20の回動運動に変換するトグルリンク機構64が設けられる。図5に示されるように、前記ナックルジョイント62は、所定間隔離間し略平行に分岐する二股部を有するナックルブロック56と、前記二股部にそれぞれ形成された孔部に軸着されるナックルピン70とから構成される。
【0019】
前記ナックルブロック56の二股部には、上方に向かって突出する一組のリリース用突起部67a、67bが一体的に形成され、前記リリース用突起部67a、67bは、アーム20によってワークをクランプした際に、第1および第2ケーシング46、48の上面部に形成された略長方形状の開口部69から所定長だけそれぞれ突出するように設けられる(図1参照)。
【0020】
前記第1および第2ケーシング46、48によって構成されるボデイ12の頂部には、金属製部材によって形成されたトップカバー200が装着され、該トップカバー200によって開口部69から突出するリリース用突起部67a、67bを含む頂部全体が包被される。なお、このトップカバー200の構造等については追って説明する。
【0021】
ここで、ワークをクランプした際、リリース用突起部67a、67bに近接して形成されるナックルブロック56の二股部の段部73(図5参照)は、図14に示されるように、ボデイ12の上部内壁面に当接することがなく、前記段部73とボデイ12の上部内壁面との間で所定のクリアランスTが設けられる。
【0022】
前記ナックルブロック56の底面部には、図5に示されるように、ピストンロッド32の円盤状の突起部66に係合する断面T字状の溝部68が略水平方向に沿って所定長だけ延在するように形成される。この場合、ピストンロッド32と一体的に形成された突起部66と前記溝部68との間およびナックルブロック56とガイド溝58との間には、所定のクリアランスが形成され、前記ナックルブロック56が前記溝部68を介して略水平方向に微小距離だけ変位可能に設けられることにより、ピストンロッド32に対する横方向の荷重の伝達が阻止される。
【0023】
換言すると、ナックルブロック56に自由度を設けることにより、例えば、ワークをクランプする際、ピストンロッド32、ピストン30等に横荷重が付与されることがなく、ピストンロッド32のストロークをトグルリンク機構64に効率よく伝達することができる。
【0024】
トグルリンク機構64は、図4に示されるように、ナックルピン70を介してナックルジョイント62の二股部の間に連結されるリンクプレート72と、第1ケーシング46および第2ケーシング48に形成された略円形状の一組の開口部16a、16bにそれぞれ回動自在に軸支される支持レバー74とを有する。
【0025】
前記リンクプレート72は、前記ナックルジョイント62と支持レバー74との間に介装され、前記ナックルジョイント62と支持レバー74とをリンクする機能を営む。すなわち、前記リンクプレート72には、所定間隔離間する一組の孔部76a、76bが形成され、一方の孔部76aに軸着されるナックルピン70およびナックルジョイント62を介してピストンロッド32の自由端に連結され、他方の孔部76bに軸着されるリンクピン78を介して支持レバー74の二股部に連結される。
【0026】
支持レバー74は、図5に示されるように、リンクピン78が軸着される孔部76bが形成された二股部と、ピストンロッド32の軸線と略直交する方向に突出形成され、開口部16bを介してボデイ12から外部に露呈する一部が矩形状の軸受部18と、前記二股部を間にしてその両端側に形成されボデイ12の略円形状の開口部16a、16bにそれぞれ嵌合する一組の円周部80a、80bと、前記円周部80a、80bから横方向に僅かだけ突出して形成され開口部16a、16bを介してボデイ12から外部に露呈する一組の円弧状突起部82a、82bとを有する。前記軸受部18には、図示しないワークをクランプするアーム20が着脱自在に装着される。
【0027】
前記支持レバー74はアーム20と一体的に回動動作するように設けられ、該支持レバー74に形成された前記円弧状突起部82a、82bは、ボデイ12に固定された一組のプレート84a、84b(後述する)に当接することにより該アーム20の回動動作を停止させるストッパとしての機能を営む。
【0028】
前記ピストンロッド32の直線運動は、ナックルジョイント62およびリンクプレート72を介して支持レバー74に伝達され、前記支持レバー74はボデイ12に形成された一組の開口部16a、16bに支持される円周部80a、80bを回動中心として所定角度回動自在に設けられている。
【0029】
図4に示されるように、ボデイ12を構成する第1ケーシング46および第2ケーシング48の側面には長方形状の凹部86がそれぞれ形成され、前記凹部86は一組のカバー部材88a、88bによって閉塞される。前記カバー部材88a、88bの略中央部には、ゴム等の弾性体がライニングされたシール部材85によって略円形状の開口部16a、16bが形成され、支持レバー74の円周部80a、80bを前記シール部材85によってシールすることにより、カバー部材88a、88bの内部にスパッタや水等が進入することが阻止される(図7参照)。
【0030】
前記カバー部材88a、88bは、ねじ部材89によって着脱自在に装着され、前記ねじ部材89には、緩めたときに該ねじ部材89がカバー部材88a、88bから離脱することを防止する止め輪87が設けられている(図7参照)。前記止め輪87の内周面に沿って分離形成された複数の爪片91がねじ部材89の縮径部93に係合することにより、該ねじ部材89の離脱防止機能を発揮する。この場合、支持レバー74の軸受部18は、カバー部材88a、88bの略中央部に形成された略円形状の開口部90を通じて外部に露呈するように設けられる。
【0031】
また、前記凹部86の壁面には、支持レバー74の円弧状突起部82a、82bが当接することにより、アーム20の回動動作を停止させるプレート84a、84bがねじ部材92を介して固定される。
【0032】
前記プレート84b(84a)は、図6に示されるように、鉛直面と略平行に形成された第1面94と、前記鉛直面に対して所定角度傾斜した傾斜面からなる第2面96とを有し、前記第1面94は、ワークをクランプした際、支持レバー74の円弧状突起部82a(82b)の一端面98と当接するように設けられている。なお、アーム20がアンクランプ状態の初期位置にあるとき、支持レバー74の円弧状突起部82b(82a)の他端面100とプレート84a(84b)の第2面96とは当接しないように設けられている。
【0033】
この場合、ボデイ12から一組のカバー部材88a、88bをそれぞれ取り外し、ねじ部材92を緩めることにより前記一組のプレート84a、84bを他のプレートと簡便に交換することができる。なお、ボデイ12から一組のカバー部材88a、88bをそれぞれ取り外した場合、前記支持レバー74に形成された円弧状突起部82b(82a)の一端面98および他端面100は、外部に露呈するように設けられている。
【0034】
ボデイ12を構成する第1ケーシング46および第2ケーシング48の内壁面の上部側には、図4に示されるように、断面円弧状の凹部102がそれぞれ形成され、前記凹部102には、前記リンクプレート72の湾曲面104に接触することにより所定角度だけ回動するガイドローラ106が設けられる。前記第1ケーシング46および第2ケーシング48に形成された孔部には、ガイドローラ106を回動自在に軸支するピン部材108が固着され、またガイドローラ106の貫通孔内には、環状凹部107の周方向に沿って複数のニードルベアリング109が装着される(図16参照)。前記ニードルベアリング109の転動作用下に、ガイドローラ106が円滑に回動するように設けられている。
【0035】
また、第1ケーシング46および第2ケーシング48の内壁面には、角溝からなり上下方向に沿って延在する一組のガイド溝58が相互に対向して設けられる。前記一組のガイド溝58の間にはナックルブロック56が介装され、前記ナックルブロック56は、前記ガイド溝58の案内作用下に上下方向に沿って摺動自在に設けられる。
【0036】
ボデイ12の外壁面には、図4および図8に示されるように、所定角度回動するアーム20の回動量を検出する検出部110がねじ部材112を介して着脱自在に連結され、前記検出部110は該ボデイ12の側面部に装着されるスイッチホルダ114と、取付用ボルト115を介して前記スイッチホルダ114と一体的に連結される直方体状のコネクタ部117とを含む。なお、前記コネクタ部117には、取付用ボルト115に近接して接続用コネクタ119が設けられる。
【0037】
図8に示されるように、前記スイッチホルダ114の下部には略水平方向に沿って延在する突条部116が形成され、前記突条部116をボデイ12に形成された溝部121に挿入することにより、該スイッチホルダ114が所定位置に位置決めされ、且つ周方向に沿って回り止めされた状態でボデイ12に装着される。この場合、前記スイッチホルダ114は、1本のねじ部材112によってボデイ12に固定される。
【0038】
前記ねじ部材112は、図8および図17に示されるように、複数のねじ山および谷底が形成されたねじ部112aと、前記谷底の直径よりも小径に形成された円柱部112bとを有する。前記ねじ部112aをスイッチホルダ114に形成されたねじ孔123aに沿って螺入し、さらに、ボデイ12の側部に形成されたねじ孔123bに嵌合することにより、スイッチホルダ114がねじ部材112を介してボデイ12に装着される。前記ねじ部材112を緩めてボデイ12からスイッチホルダ114を外した場合、ねじ部材112のねじ部112aがスイッチホルダ114のねじ孔123aに係合して抜け止め機能を営むため、ねじ部材112がスイッチホルダ114から離脱することを防止することができる。
【0039】
図9に示されるように、前記スイッチホルダ114の内壁面に形成された凹部には、金属検出体の接近作用下にインピーダンスが変化することを利用して該金属検出体の位置を検知する一組の近接スイッチ118a、118bが所定間隔離間した状態で固着され、前記近接スイッチ118a、118bはリード線120を介してコネクタ部117に接続されている。従って、近接スイッチ118a、118bから出力される検出信号は、図示しない同軸ケーブル等を介して前記接続用コネクタ119に接続される図示しない外部機器(例えば、コントローラ等)に導入され、所望の制御がなされる。なお、前記一組の近接スイッチ118a、118bの間には、前記リード線120を収納するためのプレート状の隔壁122が形成されている。
【0040】
検出部110は、図3および図4に示されるように、金属製材料からなり略L字状に形成された屈曲部材124を有し、前記屈曲部材124は、前記ナックルブロック56に固定されて該ナックルブロック56と一体的に変位するとともに、その一端部126がボデイ12に形成された長溝128を介して所定長だけ外部に露呈するように設けられている。前記長溝128の周囲には、該長溝128を通じてボデイ12の内部に液体が進入することを阻止するための段部129が形成されている。
【0041】
前記長溝128から外部に向かって突出する屈曲部材124の一端部126には、ブロック状の保持部材130を装着するための取付用ねじ穴132が形成され、この保持部材130は、貫通するねじ孔133を介して前記取付用ねじ穴132に螺入されるねじ部材134を介して屈曲部材124に対して着脱自在に装着される。前記ナックルブロック56、屈曲部材124および保持部材130は、それぞれピストンロッド32とともに一体的に直線状に変位するように設けられている。
【0042】
前記保持部材130は、図10に示されるように、金属製材料からなり、それぞれ異なる長さ▲1▼〜▲8▼を有する複数の保持部材130a〜130hを備え、アーム20の回動量に対応して選択的に設けられるとともに、ボデイ12からスイッチホルダ114を取り外し、ねじ部材112を緩めることにより他の保持部材130a〜130hと簡便に交換することができる。
【0043】
すなわち、アーム20の回動量は、ピストン30の下限位置を規制するストッパボルト25によって設定され、前記ストッパボルト25を、別体で形成され且つ軸線方向に沿った長さがそれぞれ異なる他のストッパボルト25の一つと交換することによりアーム20を所望の回動量に設定することができる。
【0044】
例えば、図3に示すストッパボルト25を用いた場合、アーム20の回動量が最大となり、ナックルブロック56に固定された屈曲部材124の一端部126には、最短の長さ▲1▼を有する保持部材130aが装着される。そして、前記保持部材130aは、アンクランプ状態である初期位置からクランプ状態となる変位終端位置まで長溝128に沿って直線状に変位する(図9参照)。この場合、金属検出体からなる保持部材130aは、初期位置または変位終端位置に到達したとき、一組の近接スイッチ118a、118bによってそれぞれ検知される。
【0045】
これに対して、前記ストッパボルト25と別体からなり、軸線方向に沿った長さが大なる図示しない他のストッパボルト25を用いた場合、アーム20の回動量が最小となる。この場合、初期位置では、屈曲部材124の一端部126が一方の近接スイッチ118aから離間しているため、前記屈曲部材124の一端部126に金属検出体からなる保持部材130hを連結し、前記保持部材130hを近接スイッチ118aによって検知している。換言すると、図示しない他のストッパボルト25を用いた場合、屈曲部材124の一端部126と一方の近接スイッチ118aとの離間距離に対応する長さ▲8▼を有する保持部材130hを前記一端部126に連結することにより、近接スイッチ118aによる位置検出が可能となる。
【0046】
同様に、それぞれ長さが異なる図示しない他のストッパボルト25に対応して、それぞれ異なる長さ▲2▼〜▲7▼を有する他の保持部材130b〜130gが連結される。
【0047】
なお、アーム20の回動量を設定するためのストッパボルト25によって屈曲部材124の一端部126の初期位置が変化し、それに伴って屈曲部材124の一端部126の変位量が変化するが、クランプ状態となる変位終端位置はストッパとして機能するプレート84a、84bによって規制されるため、それぞれ一定である。
【0048】
このように、複数のストッパボルト25の中から所望の長さを有するストッパボルト25を選択してアーム20の回動量を所定量に設定した場合であっても、複数の保持部材130a〜130hの中から前記所望のストッパボルト25に対応する保持部材を選択して屈曲部材124の一端部126に装着することにより、アーム20の回動位置を安定的に且つ確実に検出することができる。
【0049】
ところで、前記のように本実施の形態に係るクランプ装置10では、リリース用突起部67a、67bをカバーするトップカバー200が設けられる。前記トップカバー200は金属製部材、例えば、ステンレスから構成され、好ましくはその外側表面をポリテトラフルオロエチレン等の滑動性に富む部材201で被覆しておく。
【0050】
前記トップカバー200は、図1、図17〜図20から容易に諒解されるように、変形四角形状の第1と第2の板体202、204と、前記平行な第1の板体202と第2の板体204との間に橋架される一隅角部が湾曲した第3の板体206と、前記第3の板体206の終端する部位から延在する平板状の第4の板体208とから構成される。第1の板体202と第2の板体204には、内側に指向して突起部209、211が形成されている。前記第4の板体208の一端部は、前記第1の板体202と第2の板体204の終端部位から若干突出して舌片210を構成する。前記舌片210の反対側にあって前記第1の板体202と第2の板体204の一隅角部は湾曲形成され、該隅角部に係止孔212、214がそれぞれ突設されている。
【0051】
一方、第1ケーシング46と第2ケーシング48には、前記リリース用突起部67a、67bが突出する部位に第1の段差部216と第2の段差部218とが設けられ、これら第1の段差部216と第2の段差部218を利用して平面略H状の取付部材220が係着される。すなわち、前記取付部材220は平行な第5の板体222と第6の板体224と、前記第5の板体222と第6の板体224に架橋される第7の板体226とを含み、前記第7の板体226は前記第5の板体222と第6の板体224の上端縁から若干上方へと突出している。しかも、前記第5の板体222と第6の板体224の一方の端部は互いに内方へと屈曲して突出片228、230として形成しておく。前記突出片228、230の反対側にあって、第5の板体222と第6の板体224には孔部232、234を形成しておく。さらに、第7の板体226と突出片228、230にそれぞれ孔部236、238、240、242を形成し、しかも第5の板体222と第6の板体224の突出片228、230側に、図1において横方向に延在する長穴244、246を形成する。このように構成される取付部材220において、第7の板体226と突出片228、230との間に画成される空間から前記リリース用突起部67a、67bが上方へと延在する。
【0052】
なお、図1中、参照符号248a〜248dは、ボルト250a〜250dを前記孔部236、238、240、242に挿通して前記取付部材220を第1段差部216と第2段差部218に固定するための螺孔を示し、また参照符号252と254は前記トップカバー200の係止孔212、214、孔部232、234を介して該トップカバー200を回動自在にビス235a、235bで保持するための孔部を示す。
【0053】
なお、前記の実施の形態のトップカバー200に代えて、図20に示す構造のトップカバー300とするとより一層好適である。
【0054】
前記の実施の形態では、トップカバー200の第3の板体206には湾曲および屈曲する稜線部が存在していたが、この実施の形態のトップカバー300は、第3の板体302が全体として緩やかに湾曲しているだけである。スパッタが付着しても容易に滑落させるためである。
【0055】
本実施の形態に係るクランプ装置10は基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0056】
先ず、図示しない固定手段を介してクランプ装置10を所定位置に固定するとともに、図示しないチューブ等の管体の一端部を一組の圧力流体出入ポート42a、44a(42b、44b)にそれぞれ接続し、前記管体の他端部を図示しない圧力流体供給源に接続する。なお、図11は、アンクランプ状態のクランプ装置10を示し、図14はクランプ状態のクランプ装置10を示すものであり、以下、図11のアンクランプ状態を初期位置として説明する。
【0057】
前記のような準備作業を経た後、図11に示す初期位置において、図示しない圧力流体供給源を付勢して一方の圧力流体出入ポート44aからシリンダ室28に圧力流体を導入する。前記シリンダ室28に導入された圧力流体の作用下にピストン30が押圧され、該ピストン30がシリンダ室28に沿って上昇する。その際、ナックルブロック56が摺動変位するガイド溝58が案内作用を営むことにより、ピストン30、ピストンロッド32およびナックルブロック56の直線精度が保持される。
【0058】
前記ピストン30の直線運動は、ピストンロッド32およびナックルジョイント62を介してトグルリンク機構64に伝達され、前記トグルリンク機構64を構成する支持レバー74の回動作用下にアーム20の回動運動に変換される。
【0059】
すなわち、ピストン30の直線運動(上昇)によって、ピストンロッド32の自由端に係合するナックルジョイント62およびリンクプレート72を上方に向かって押圧する力が作用する。前記リンクプレート72に対する押圧力は、ナックルピン70を支点として該リンクプレート72を所定角度回動させるとともに、前記リンクプレート72のリンク作用下に支持レバー74を回動させる。
【0060】
従って、前記支持レバー74の軸受部18を支点としてアーム20が所定角度回動することにより、該支持レバー74と一体的に円弧状突起部82b(82a)が所定角度回動する(図12参照)。
【0061】
このようにしてアーム20が回動している際、リンクプレート72の湾曲面104がガイドローラ106に接触し、前記湾曲面104と接触した状態を保持しながら該ガイドローラ106がピン部材108を中心として回動する。
【0062】
さらに、アーム20が回動して、図13に示されるように、円弧状突起部82b(82a)の一端面98がボデイ12に固定されたプレート84b(84a)の第1面94に当接することにより、該アーム20が回動動作を停止する。この結果、アーム20によってワークがクランプされるクランプ状態に至る。
【0063】
なお、アーム20が回動動作を停止してクランプ状態となった後(図3参照)、ピストン30およびピストンロッド32は僅かだけさらに上昇し、ピストン30がボデイ12の内壁面に当接することにより、ピストン30およびピストンロッド32が停止して変位終端位置となる(図14参照)。
【0064】
この場合、ナックルブロック56と一体的に形成された一組のリリース用突起部67a、67bは、ボデイ12の上部に装着された取付部材220の第7の板体226と突出片228、230間の空間から所定長だけ突出した状態となる。従って、作業者は、トップカバー200の舌片210を持ち上げ、リリース用突起部67a、67bを外部に露呈させ、例えば、図示しないプラスチックハンマ等によって叩いて該リリース用突起部67a(67b)を下方側に向かって変位させることにより、クランプ状態を解除してアンクランプ状態に復帰させることができる。
【0065】
ワークをクランプした際、クランプ力に対応して発生する反力がアーム20を介してリンクピン78に伝達され、さらにリンクプレート72の湾曲面104に接触するガイドローラ106に伝達される。この場合、ガイドローラ106は、ボデイ12内の孔部に固定されたピン部材108によって回動自在に軸支され、前記ガイドローラ106に伝達された反力はボデイ12内に固定されたピン部材108に付与される。
【0066】
従って、クランプ装置10では、ナックルピン70に対して反力に対応する力が全く付与されないように設けられているため、前記ナックルピン70の直径を小さくすることができるとともに、ナックルブロック56とリンクプレート72の連結部位の耐久性を向上させることができる。
【0067】
一方、図14に示す状態において、図示しない切換弁の切換作用下に圧力流体出入ポート42aに圧力流体を供給することによりピストン30が下降する。さらにピストンロッド32の下降作用下にリンクプレート72を介して支持レバー74が前記とは逆方向に回動することにより、アーム20がワークから離間する方向に回動する。
【0068】
前記アーム20がワークから離間する方向に回動している際、ピストン30がボデイ12の底面部に固定されたストッパボルト25のダンパ部材26に当接することにより、該アーム20が回動動作を停止する。この結果、クランプ装置10は、図11に示す初期位置に復帰する。
【0069】
検出部110に設けられた一組の近接スイッチ118a、118bは、ナックルブロック56とともに一体的に変位する金属検出体からなる保持部材130を検知することにより、アーム20がアンクランプ状態の初期位置に到達したこと、および所定角度回動動作してクランプ状態となったことをそれぞれ検出する。
【0070】
すなわち、ストッパボルト25を長さが異なる他のストッパボルト25の一つと交換した場合、スイッチホルダ114を取り外し、屈曲部材124の一端部126に前記選択された他のストッパボルト25に対応する長さ▲2▼〜▲8▼を有する保持部材130b〜130hの一つを連結する必要がある。前記連結された保持部材130b〜130hを一組の近接スイッチ118a、118bによって検知することにより、アーム20がクランプ状態あるいはアンクランプ状態のいずれの位置にあるかがそれぞれ検出される。
【0071】
なお、本実施の形態に係るクランプ装置10では、ボデイ12に形成された略円形状の開口部16a、16bを通じてストッパとして機能する円弧状突起部82a、82bをボデイ12の外部に露呈させている。換言すると、アーム20の回動動作を停止させるストッパをボデイ12の外部に設けている。
【0072】
従って、図4に示されるように、ボデイ12を構成する第1ケーシング46から第2ケーシング48を取り外すことにより、ストッパとして機能する円弧状突起部82a、82bが設けられた支持レバー74を簡便に交換することができる。
【0073】
また、前記クランプ装置10では、前記円弧状突起部82a、82bに当接するプレート84a、84bを、ねじ部材92を介して第1ケーシング46および第2ケーシング48に対してそれぞれ着脱自在に装着している。従って、ボデイ12を構成する第1ケーシング46および第2ケーシング48を分解することなく該ボデイ12に装着されたカバー部材88a、88bを取り外し、他の新たなプレート84a、84bと交換することにより、メンテナンス作業を簡便且つ効率的に遂行することができる。
【0074】
さらに、軸線方向に沿った長さがそれぞれ異なる種々のストッパボルト25(図2参照)と交換して、ピストン30の下限位置を任意に設定することにより、アーム20の回動動作範囲を簡便に変更することができる。アーム20の回動動作範囲を変更した場合、選択されたストッパボルト25に対応した長さ▲1▼〜▲8▼を有する保持部材130a〜130hを屈曲部材124の一端部126に連結することにより、アーム20の回動位置を確実に検出することができる。
【0075】
さらにまた、ピストン30がボデイ12の内壁面に当接して変位終端位置(上限位置)に到達した際、図14に示されるように、ナックルブロック56の段部73とボデイ12の内壁面との間で所定のクリアランスTが形成され、ナックルブロック56はボデイ12の内壁面に当接することがないため、シリンダ部14側に負荷が伝達されることがない。
【0076】
しかも、本実施の形態によれば、リリース用突起部67a、67bを金属製のトップカバー200、好ましくは滑動性に優れる部材201でコーティングされたトップカバーで包被している(図17参照)。従って、アーク溶接時にスパッタが付着することが阻止され、また、仮令、付着したとしても容易に除去できる。そして、リリース用突起部67a、67bによりアーム20をアンロックしようとするとき、前記トップカバー200の舌片210を持ち上げて開成すればよい。これによって、トップカバー200は孔部252、254を中心に回動すれば前記リリース用突起部67a、67bは外部に露呈する。そこで前記リリース用突起部67a、67bを図示しないプラスチックハンマ等を用いて下降させればアーム20は容易にアンロックされることになる。
【0077】
トップカバー200を閉じるときには、前記舌片210を押し下げればよい。このとき、突起部209、211はそれぞれ長穴244、246に係合し、該トップカバー200は簡易なロック状態に設置される。
【0078】
前記のように、長穴244、246としたので、突起部209、211の位置が若干ずれても両者のロック状態が得られることは容易に諒解されよう。
【0079】
【発明の効果】
本発明によれば、クランプ装置において、クランプアームのリリース用突起部を包被するカバー構造を設けることによって、アームをアンロックする際には、リリース用突起物を覆っているトップカバーを開けるだけでよく、そのトップカバーを取り外したり、リリース後、再び該トップカバーを装着するという作業をなくすることが可能となる。しかも、カバーを金属製部材で構成したのでスパッタが付着しにくく、また付着しても容易に除去できる。特に、トップカバーの頂部の形状を円弧状に形成したり、トップカバーにポリテトラフルオロエチレンの如き滑動性に優れた被覆を施しておけば、より一層スパッタの付着を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るクランプ装置の斜視図である。
【図2】図1に示すクランプ装置を構成するシリンダ部の一部切欠斜視図である。
【図3】図1のランプ装置の軸線方向に沿った一部縦断面構成図である。
【図4】図1に示すクランプ装置を構成するボデイの分解斜視図である。
【図5】図1に示すクランプ装置を構成するナックルジョイントの分解斜視図である。
【図6】支持レバーの円弧状突起部とプレートとが当接する状態を示す一部切欠斜視図である。
【図7】カバー部材を係止するねじ部材および止め輪の分解斜視図である。
【図8】図1に示すクランプ装置を構成する検出部の分解斜視図である。
【図9】図8に示す検出部を構成するスイッチホルダを底面側から見た斜視図である。
【図10】図8に示す検出部を構成する屈曲部材の一端部に連結される複数の保持部材を示す説明図である。
【図11】アームが初期位置にあるときの動作説明図である。
【図12】図11に示す前記初期位置からアームが所定角度回動したときの状態を示す動作説明図である。
【図13】アームが回動してクランプ状態となったときの動作説明図である。
【図14】図13のクランプ状態からさらにピストンが上昇して変位終端位置に到達したときの動作説明図である。
【図15】図3のXV−XV線に沿った横断面図である。
【図16】スイッチホルダをボデイの側部にねじ止めするためのねじ部材を示す縦断面図である。
【図17】本発明の実施の形態に係るクランプ装置のトップカバーの一部切欠斜視図である。
【図18】図17に示すトップカバーが開いたときの動作説明図である。
【図19】図17に示すトップカバーが閉じたときの動作説明図である。
【図20】本発明の別の実施の形態に係るクランプ装置のトップカバーの斜視図である。
【符号の説明】
10…クランプ装置        12…ボデイ
14…シリンダ部         16a、16b、69、90…開口部
18…軸受部           20…アーム
23…シリンダチューブ      24…エンドブロック
25…ストッパボルト       28…シリンダ室
30…ピストン          32…ピストンロッド
42a、42b、44a、44b…圧力流体出入ポート
46、48…ケーシング      54…室
56…ナックルブロック      62…ナックルジョイント
64…トグルリンク機構      67a、67b…リリース用突起部
72…リンクプレート       74…支持レバー
78…リンクピン         82a、82b…円弧状突起部
84a、84b…プレート     88a、88b…カバー部材
98…一端面           104…湾曲面
106…ガイドローラ       110…検出部
114…スイッチホルダ      117…コネクタ部
118a、118b…近接スイッチ 124…屈曲部材
126…一端部          128…長溝
130、130a〜130h…保持部材
200、300…トップカバー   201…部材
202…第1の板体        204…第2の板体
206…第3の板体        208…第4の板体
209、211…突起部      210…舌片
212、214…係止孔      216…第1の段差部
218…第2の段差部       220…取付部材
222…第5の板体        224…第6の板体
226…第7の板体        228、230…突出片
232、234、236、238、240、242、252、254…孔部
235a、235b…ビス     248a〜248d…螺孔
250a〜250d…ボルト

Claims (3)

  1. シリンダの直線運動をトグル機構により回動運動に変換してアームによりワークをクランプするクランプ装置において、前記アームをアンクランプするリリース手段を包被するように、金属製のカバー部材をシリンダ本体に開閉自在に設けたことを特徴とするクランプ装置。
  2. 請求項1記載のクランプ装置において、
    前記カバー部材の頂部の形状が円弧状であることを特徴とするクランプ装置。
  3. 請求項2記載のクランプ装置において、
    前記カバー部材が滑動性に優れた材料でコーティングされていることを特徴とするクランプ装置。
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