JP2004085417A - 事故点標定装置 - Google Patents

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JP2004085417A
JP2004085417A JP2002248219A JP2002248219A JP2004085417A JP 2004085417 A JP2004085417 A JP 2004085417A JP 2002248219 A JP2002248219 A JP 2002248219A JP 2002248219 A JP2002248219 A JP 2002248219A JP 2004085417 A JP2004085417 A JP 2004085417A
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Tomohiro Okuma
大隈 智洋
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Abstract

【課題】事故が発生したとき事故点付近を特定し、特定した事故点付近をカメラで撮影してその画像を自動的に解析し、事故点の正確な位置を標定できる事故点標定装置を提供することである。
【解決手段】送電線に事故が発生したとき、事故点範囲算出手段はATロケータの中性点電流および変電所からATロケータまでの距離に基づいて事故点範囲を算出する。事故点検出手段は、事故点範囲算出手段により算出された事故点範囲内で、カメラ駆動制御装置を介してカメラの撮影角を制御し事故点範囲内を撮影する。そして、事故点検出手段は、カメラで撮影した映像とデータサーバーに蓄積されている映像とを比較して事故点を検出する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変電所から電力を供給する送電線に事故が発生したときにその事故点を評定する事故点標定装置に関する
【0002】
【従来の技術】
例えば、変電所から任意の地点に存在する列車負荷に対して電力を供給する交流き電システムでは、送電線(き電線)の事故発生時にその事故点を迅速かつ正確に標定するために事故点標定装置が設けられている。
【0003】
図3は、従来のき電線における事故点標定装置の構成図である。変電所1は、き電線2により列車負荷に電力を送電する。変電所1には変電所監視装置3が設けられ、また、き電線2上の一定距離ごとにATロケータ4a、4bが設置され、事故点標定装置を構成している。ATロケータ4a、4bは、き電線2の中性点が接地して形成されており、き電線2上で事故が発生したときに中性点電流Ia、Ibが流れるようになっている。
【0004】
いま、き電線2上の事故点Xにおいて事故が発生したとすると、事故点Xの両側のATロケータ4a、4bの中性点に中性点電流Ia、Ibが流れる。ATロケータ4a、4bの中性点電流Ia、Ibの大きさは、それぞれのATロケータ4a、4bと事故点Xとの距離にほぼ反比例する。
【0005】
従って、変電所監視装置3は、両側におけるATロケータ4a、4bの中性点電流Ia、Ibの比により、ATロケータ4a、4bから事故点Xまでの距離を算出し、また、変電所1からのATロケータ4a、4bの設置地点までの距離は既知であるので、変電所1からの事故点Xまでの距離を算出することができる。これにより、変電所監視装置3は事故点を標定し表示すると共に、その情報を伝送路5を介して監視室6の監視室監視装置7へ伝送する。このようにして、変電所監視装置3で標定された事故点Xの情報は、変電所監視装置3および監視室監視装置7で表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来の事故点標定装置では、ATロケータ4a、4bの中性点電流の比で事故点を標定するようにしているので、標定結果の精度がキロメートル単位になる。そのため、正確な事故点を探すのに時間がかかり、き電線3に事故が発生したときに迅速に対応することができない。
【0007】
そこで、送電線を撮影するカメラを配置したものが開発されている。例えば、特開平2−71169号公報に示されるものでは、保護区域内を細分化した区画毎に短絡電流で発音する発音センサを設け、発音した発音センサの近傍にカメラを向けて撮影し事故点を検出するようにしている。また、特開平8−336217号公報のものでは、事故が発生するとカメラで撮影した事故発生前後の画像を取り込み、それらの画像の比較により事故の発生位置や設備の破損状況を監視できるようにしている。
【0008】
しかし、特開平2−71169号公報のものでは、区画毎に複数個の発音センサを設けなければならないし、カメラの映像信号を表示装置に表示するものであるので、事故点の判断は作業員が行わなければならない。一方、特開平8−336217号公報のものでは、送電線の静止画像を所定の時間間隔で撮影しなければならないし、事故前後の画像を表示装置に表示するものであるので、事故点の判断は作業員が行わなければならない。
【0009】
本発明の目的は、事故が発生したとき事故点付近を特定し、特定した事故点付近をカメラで撮影してその画像を自動的に解析し、事故点の正確な位置を標定できる事故点標定装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る事故点標定装置は、変電所から送電線の一定距離ごとに設置され前記送電線の中性点を接地して設けられたATロケータと、前記送電線に事故が発生したとき前記ATロケータの中性点電流および前記変電所から前記ATロケータまでの距離に基づいて事故点範囲を算出する事故点範囲算出手段と、前記ATロケータの近傍に設けられたカメラと、前記カメラの撮影角を制御するカメラ駆動制御装置と、前記送電線に事故が発生していないときに予め前記カメラで撮影した送電線の映像を蓄積しているデータサーバーと、前記送電線に事故が発生したとき前記事故点範囲算出手段により算出された事故点範囲内で前記カメラの撮影角を制御し前記カメラで撮影した映像と前記データサーバーに蓄積されている映像とを比較して事故点を検出する事故点検出手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項1の発明に係る事故点標定装置においては、送電線に事故が発生したとき、事故点範囲算出手段はATロケータの中性点電流および変電所からATロケータまでの距離に基づいて事故点範囲を算出する。事故点検出手段は、事故点範囲算出手段により算出された事故点範囲内で、カメラ駆動制御装置を介してカメラの撮影角を制御し事故点範囲内を撮影する。そして、事故点検出手段は、カメラで撮影した映像とデータサーバーに蓄積されている映像とを比較して事故点を検出する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係る事故点標定装置の構成図である。変電所1は、三相のき電線(送電線)2により列車負荷に電力を送電し、き電線2上の一定距離ごとにATロケータ4a、4bが設置されている。ATローケータ4a、4bは、き電線2の中性点が接地して形成されており、き電線2上で事故が発生したときに中性点電流Ia、Ibが流れるようになっている。また、ATロケータ4a、4bの近傍にカメラ8a、8bが設けられ、これらカメラ8a、8bはそれぞれカメラ駆動制御装置9a、9bで撮影角度θが駆動制御されるようになっている。
【0013】
変電所1には、データサーバー10が設けられており、き電線2に事故が発生していないときに予めカメラ8aで撮影したき電線2の映像が蓄積されている。すなわち、カメラ8a,8bのカメラ駆動装置9a、9bにより撮影角を変化させてATロケータ4a、4b付近の映像を撮影し、その映像を変電所1に伝送して変電所1内のデータサーバー10に予め蓄積しておく。
【0014】
また、変電所1には変電所監視装置3が設けられており、この変電所監視装置3は、事故点範囲算出手段11と事故点検出手段12とを有している。事故点範囲算出手段11は、き電線2に事故が発生したときATロケータ4a、4bの中性点電流Ia、Ibおよび変電所1からATロケータ4a、4bまでの距離に基づいて事故点範囲を算出するものである。一方、事故点検出手段12は、送電線1に事故が発生したとき事故点範囲算出手段11により算出された事故点範囲内で、カメラ8a、8bの撮影角を制御すると共に、カメラ8a、8bで撮影した映像とデータサーバー10に蓄積されている映像とを比較して事故点Xを検出するものである。
【0015】
すなわち、き電線2に事故が発生したとき、事故範囲算出手段11はATロケータ4a、4bの中性点電流Ia、Ibに基づいて、変電所1から事故点Xの事故点範囲(距離範囲)Hを算出し、この距離範囲Hに対応するカメラ移動角度範囲θ11〜θ12、θ21〜θ22を算出する。そして、事故点検出手段12は、カメラの撮影角がカメラ移動角度範囲θ11〜θ12、θ21〜θ22を移動するように、カメラ駆動制御装置9a、9bにカメラ角度移動指令を出力しカメラ8a、8bを制御する。カメラ角度移動指令は事故点範囲に対応した最小角度θ11(θ21)から最大角度θ12(θ22)まで単位角度で動くように与えられる。これにより、カメラ8a、8bはカメラ角度移動指令に応じて撮影角を変え撮影を行う。その映像はそれぞれ事故点検出手段12に伝送される。
【0016】
事故点検出手段12ではカメラ8a、8bで撮影された映像とデータサーバー10に蓄積しているデータとを比較して、異常箇所を検出するためのディジタル映像解析を行う。この解析の結果、撮影された映像の中に事故点がないと判断された場合は、カメラ駆動制御装置9a、9bに対し単位角度の角度移動指令を出力し順次事故点範囲H内で撮影角を変化させる。これを事故点Xが検出されるまで繰り返し行う。
【0017】
カメラ8a、8bの両方で撮影された映像の中に事故点Xが発見されたとき、カメラ8a、8bの撮影角およびカメラ8a、8bとの間の距離に基づき事故点Xの正確な位置を標定する。標定された事故点Xの位置情報は伝送路5を経由して監視室6に伝送される。これにより、変電所監視装置3および監視室監視装置7の表示装置に、標定された事故点Xの位置情報をそれぞれ表示する。
【0018】
図3は、本発明の実施の形態に係る事故点標定装置の動作を示すフローチャートである。まず、変電所1の事故点範囲算出手段11にてATロケータ4a、4bの中性点電流Ia、Ibに基づき事故点範囲Hを算出し(S1)、事故点範囲Hに対応するカメラ8a、8bの移動角度θ11〜θ12、θ21〜θ22を算出する(S2)。
【0019】
次に、事故点検出手段12はカメラ駆動制御装置9a、9bに対してカメラ角度移動指令を伝送し、カメラ8a、8bの撮影角をθ11、θ21の近傍に設定する(S3)。そして、カメラ8a、8bは、その映像を変電所1の事故点検出手段12に伝送する(S4)。事故点検出手段12は、カメラ8a、8bで撮影された映像とデータサーバー10に蓄積しているデータとを比較して、異常箇所を検出するためのディジタル映像解析を行い(S5)、事故点があるか否かを判定する(S6)。事故点Xが検出されないときはステップS3に戻り、単位角度だけカメラ角度移動指令を出力する。つまり、ステップS3からステップS6の処理を繰り返し行う。
【0020】
ステップS6の判定で事故点を検出したときは、事故点検出手段12は、その時のカメラ8a、8bの角度およびカメラ間の距離より事故点の詳細位置を標定する(S7)。
【0021】
このように、本発明の実施の形態によれば、送電線(き電線)において事故が発生したときに、事故点Xの両側に設置されているカメラ8a、8bで事故点付近を角度を変化させつつ撮影し、撮影した画像をディジタル映像解析して自動的に事故点を検知するので、事故点の位置を正確に標定できる。
【0022】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、事故点の両側に設置されてたカメラで事故点付近を撮影し、ディジタル映像解析して自動的に事故点を検知するので、正確な事故点の標定が実現することができ、迅速な事故対応を行うことができる。また、事故発生地点の状況を映像として確認することができるので、事前に事故対応の準備ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る事故点標定装置の構成図。
【図2】本発明の実施の形態に係る事故点標定装置の動作を示すフローチャート。
【図3】従来の事故点標定装置の構成図。
【符号の説明】
1…変電所、2…き電線、3…変電所監視装置、4…ATロケータ、5…伝送路、6…監視室、7…監視室監視装置、8…カメラ、9…カメラ駆動制御装置、10…データサーバー、11…事故点範囲算出手段、12…事故点検出手段

Claims (1)

  1. 変電所から送電線の一定距離ごとに設置され前記送電線の中性点を接地して設けられたATロケータと、前記送電線に事故が発生したとき前記ATロケータの中性点電流および前記変電所から前記ATロケータまでの距離に基づいて事故点範囲を算出する事故点範囲算出手段と、前記ATロケータの近傍に設けられたカメラと、前記カメラの撮影角を制御するカメラ駆動制御装置と、前記送電線に事故が発生していないときに予め前記カメラで撮影した送電線の映像を蓄積しているデータサーバーと、前記送電線に事故が発生したとき前記事故点範囲算出手段により算出された事故点範囲内で前記カメラの撮影角を制御し前記カメラで撮影した映像と前記データサーバーに蓄積されている映像とを比較して事故点を検出する事故点検出手段とを備えたことを特徴とする事故点評定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101833057A (zh) * 2010-05-25 2010-09-15 广州科易光电技术有限公司 车载型电力线检测装置
CN111311967A (zh) * 2020-03-31 2020-06-19 普宙飞行器科技(深圳)有限公司 基于无人机的电力线路巡检系统及方法

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