JP2004084319A - Lifting gate type water intake device - Google Patents

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JP2004084319A JP2002247125A JP2002247125A JP2004084319A JP 2004084319 A JP2004084319 A JP 2004084319A JP 2002247125 A JP2002247125 A JP 2002247125A JP 2002247125 A JP2002247125 A JP 2002247125A JP 2004084319 A JP2004084319 A JP 2004084319A
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Osamu Tsumura
津村 治
Tadayoshi Morifuji
森藤 忠義
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YONDEN ENGINEERING CO Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To solve the problem of a conventional lifting gate type water intake device wherein because the lifting gate is held only in two positions, one in which it fully opens an intake and the other in which it fully closes the intake, the amount of water flowing out of the intake varies depending on the level of water, requiring workers to go to the site of installation in order to release the lifting gate from its closed state. <P>SOLUTION: The lifting gate type water intake device uses a lifting gate 12 to open and close an intake 15 provided in a sidewall 14 of a water reservoir 13. A floating gate which moves up and down using buoyancy as the level of water varies is used as the lifting gate 2. A recess 22 for the overflow of water is provided at the center position of the upper half of the floating gate 2. The buoyancy of the floating gate 2 is set so that the overflow surface 23 of the recess 22 is maintained at a predetermined depth of water from the surface of water. Thus, even if the level of water in the water reservoir 13 varies, water is taken in by an almost fixed amount, and the intake 15 is opened and closed without electric power and human assistance. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、水源から分水させた水を所定量づつ取水するための昇降ゲート式取水装置に関し、さらに詳しくは、例えば水力発電所の設備に取水する場合のように水源が山間部の渓流で電源がない場所であっても、取水量を自動で調整及び制限し得るようにした昇降ゲート式取水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水力発電所の設備に取水する場合は、山間部の渓流水を利用していた。そして、この場合の取水方法の一例として、従来から図8に示すような昇降ゲート式取水装置を採用したものがある。
【0003】
図8に示す従来例の昇降ゲート式取水装置は、図7に示すように、渓流1を流れる渓流水Wからの分流水Wを一時的に貯留する貯水槽13の側壁14の内面に設けている。尚、図7において、渓流1には堰堤11を設け、その上流側近傍に分水路12を接続させるとともに、分水路12の下流側に貯水槽13を設けている。貯水槽13の近傍には、側壁14を隔てて取水路16を設ける一方、側壁の一部(昇降ゲート設置部分の対向側)に許容限界水位L(図8)以上の水をオーバーフロー(符号W)させるオーバーフロー堰17を設けている。貯水槽13と取水路16間の側壁14には、所定開口面積の取水口15が形成されている。この取水口15の開口面積は、時間当たりの最大取水量を基にして設計されている。尚、取水路16は、取水口15から取出した利用水Wを必要とする発電所設備まで案内するものである。
【0004】
ところで、大量降雨時には渓流1に泥水が流入し、分水路12から貯水槽13内に流入する分流水Wも多量の泥混じりになっており、そのような泥水を発電所設備の利用水として取水路16側に取水するのは好ましくない。又、この場合(大量降雨時)、渓流1の貯水部の水嵩が増えることにより、貯水槽13内にも大量の水が流入して、該貯水槽13内の水位が順次高くなる。そして、貯水槽13の水位が高くなるほど、取水口15からの時間当たりの流出水量が多くなるが、この種の取水設備を設置する際には、渓流1からの時間当たりの最大取水量を予め設定していることが多い(例えば水利権者との契約で時間当たりの取水量が制限されていることが多い)。従って、貯水槽13内の水位が許容高さ(図8の場合では符号Lの高さ)に達した時点で、取水口15を閉塞する必要がある。例えば、最大取水量が0.1m3/sに制限されている場合において、例えば取水口15の開口幅が0.6m、取水口15を通過する水の流速が1.5m/sの場合では、貯水槽13内の取水許容最大水位Lは、取水口15の底面高さ(符号Lの高さ)から約0.11mまでとなる。
【0005】
このような背景から、図8に示す従来の昇降ゲート式取水装置では、貯水槽13の側壁14内面に取水口15を開閉する昇降ゲート2Aを設ける一方、該昇降ゲート2Aを閉方向(上動側)に作動させる重力式操作装置を備えている。重力式操作装置は、オーバーフロー堰17の外面に、該オーバーフロー堰17からオーバーフローする水Wを受入れる容器51を配置するとともに、該容器51と昇降ゲート2Aとを滑車52,53を介してワイヤー54で連結して構成している。容器51内に流入させるオーバーフロー水Wは、貯水槽13内の水位が限界水位Lよりやや低い所定高水位Lに達したときにオーバーフロー堰17の頂部に形成した切欠部17aから流出するようになっている。
【0006】
そして、図8に示す従来の昇降ゲート式取水装置は、次のように作動する。容器51内が空の状態では、昇降ゲート2Aの重量が容器51側の重量より重くて、その重量バランスによって昇降ゲート2Aが取水口15を完全に開放する下動位置において位置保持されている。そして、貯水槽13内の水位が取水口15の底面高さ(符号L)を越えると、該貯水槽13内の水が符号Wで示すように順次取水口15を通って取水路16側に流出する。取水口15からの流出水Wの水量は、貯水槽13内の水位の高さによって変化し、該水位が高くなるほど多くなる。そして、大量降雨時のように、貯水槽13内に流入する水量が多くなって、限界水位Lよりやや低い所定高水位Lに達すると、オーバーフロー堰17の切欠部17aからのオーバーフロー水Wが容器51内に流入し、該容器51側の重量が昇降ゲート2Aの重量より重くなる。すると、その重量バランスの逆転により、容器側が鎖線図示(符号51′)するように下動する一方で昇降ゲートが鎖線図示(符号2A′)するように上動して、取水口15が昇降ゲート2A′で完全に閉塞されるようになる。尚、取水口15が閉塞された後も、渓流1側から貯水槽13内に分流水Wが流入し、該貯水槽13内の水位がオーバーフロー堰17の頂部を超える高さ(符号Lの水位以上)になると、その超過水量はオーバーフロー堰17の頂部から符号Wで示すようにオーバーフローする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した図8の昇降ゲート式取水装置では、次のような問題があった。
【0008】
(1) 昇降ゲート2Aが取水口15を全開する状態と全閉する状態との2位置でしか位置保持されないので、取水口15の開放状態において、貯水槽13内の水位が取水口15の底面高さ(符号Lの水位)からオーバーフロー堰17の切欠部17aに達する高さ(符号Lの水位)までは、水位の高さによって取水口15から流出する水量が変動する。
【0009】
(2) このように取水時に取水口15が全開したままのものでは、上記のように許容取水量(m3/s)の制限によって、取水可能な水位範囲(図8の例では水位Lから水位Lの範囲)が狭くなる。即ち、降雨量が少し多くなる程度で貯水槽13の水位が取水限界水位Lに達してしまい、すると容器51内にオーバーフロー水Wが入って昇降ゲート2Aが閉動作(全閉)してしまうので、狭い水位範囲でしか取水できない。
【0010】
(3) 容器51内にオーバーフロー水Wが入って昇降ゲート2Aが閉動作すると、その後に貯水槽13内の水位が低下しても、取水口15が全閉状態のまま維持されるので、取水を再開させるのに人が設置現場に出向いて容器51内の水を排出する作業を行う必要があるとともに、その容器51内の水の排出作業を行うまでは取水口15からの取水が不能となる。
【0011】
(4) 昇降ゲート2Aの閉動作を別の重力式操作装置(容器51、滑車52,53、ワイヤー54等)で行わせるようにしているので、該手段の設置範囲が広くなるとともに該装置の構造が複雑となる。
【0012】
そこで、本願発明は、上記した従来の昇降ゲート式取水装置の各問題点を改善することを目的としてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
【0014】
本願請求項1の発明
本願請求項1の発明は、水源から分水させた水を一時的に貯留する貯水槽の側壁に取水口を設け、該取水口を昇降ゲートで開閉し得るようにした昇降ゲート式取水装置を対象にしている。尚、取水口は、一般に横長の矩形形状で、貯水槽の側壁を貫通する横穴状に形成されている。
【0015】
この請求項1の昇降ゲート式取水装置では、昇降ゲートとして水位の変動に対応して浮力により上下動する浮動ゲートを使用している。この浮動ゲートは、内部空所を密閉した鋼板製のタンク(浮体)を採用できる。この浮動ゲートは、ガイド装置によってガイドされて浮動ゲート後面が取水口の口縁部に摺接する状態で上下動するようになっている。尚、取水口の口縁部及び浮動ゲートの後面には、通常、水密用のパッキンが設けられる。
【0016】
浮動ゲートの上半部中央位置には、水の越流用凹所を設けている。この越流用凹所は、貯水槽の取水口に対応する位置に設けられている。この越流用凹所の底面は、取水口側への越流面となるものである。浮動ゲートの後面における越流面より下方部分は、取水口を閉塞し得る蓋面となる。
【0017】
又、この昇降ゲート式取水装置では、浮動ゲートの浮力を、越流用凹所の越流面が水面より所定水深位置に維持されるように設定している。この越流面の水深は、越流用凹所の幅とともに時間当たりの取水量を決める要素となるものであるが、ウエイト調整することで浮動ゲートの浮力を調整して、該越流面を所望水深に設定することができる。
【0018】
そして、この昇降ゲート式取水装置では、貯水槽内の水位が上昇して所定の高水位(許容限界水位)に達すると、浮動ゲートが取水口を全閉する位置で位置保持されるようにしている。尚、浮動ゲートの全閉位置での位置保持は、該浮動ゲートのそれ以上の上動を禁止するストッパーで行える。
【0019】
本願請求項1の昇降ゲート式取水装置は、次のように機能する。即ち、貯水槽内に浮動ゲートの浮力が発生するまで水位が上昇すると、該浮動ゲートが浮力により水面に浮かぶが、そのときには越流用凹所の越流面が所定水深まで沈んでいる。この越流面の水深は、貯水槽内の水位が変動してもそれに対応して浮動ゲートが上下動するので、一定(不変)となる。従って、越流面の高さが取水口の底面と同高さ以上で該越流面が取水口の開口高さを制限するまでの範囲では、越流用凹所から取水口側に流れる水量は一定となる。
【0020】
ところで、大量降雨時には、渓流に泥水が流入し、その泥水が貯水槽に流入するが、大量降雨時には貯水槽に流入する水量が取水口から流出する水量より多くなって貯水槽内の水位が順次上昇していく。そして、貯水槽内の水位が許容限界水位に達したときには、浮動ゲートの越流面が取水口の上縁高さまで上昇しており、越流面の下方後面部分(蓋面)で取水口の全面積を閉塞するようになる。尚、越流面の下方後面部分(蓋面)が取水口を完全閉塞した状態では、浮動ゲートがストッパーに衝合して、該浮動ゲートがそれ以上、上動しないように維持される。又、浮動ゲートが取水口を完全閉塞した後も、貯水槽内に渓流側からの水が流入することがあるが、その貯水槽内への増加水はオーバーフロー堰を越えて渓流(堰堤より下流側)に戻される。
【0021】
他方、雨が止んで、渓流側から貯水槽側に水の流入がなくなると、貯水槽内に流入した泥水中の土砂成分が比較的短時間で沈降して、上水が自然に清水化される。又、渓流側の水位が貯水槽のオーバーフロー堰の高さより減少すると、貯水槽側の水位が低下し、浮動ゲートが自動的に降下する。そして、取水口が開放されるまで浮動ゲートが降下すると、該取水口からの取水が再開される。
【0022】
本願請求項2の発明
本願請求項2の発明は、請求項1の昇降ゲート式取水装置において、浮動ゲートを昇降自在にガイドするガイド装置を水面より上方位置に設置している。
【0023】
浮動ゲートのガイド装置としては、例えば浮動ゲート側に取付けたスライド棒(左右2本)を側壁側に固定したガイド筒に対して上下にスライドさせ得るようにしたものを採用できるが、その場合、スライド棒とガイド筒とのスライド部分を水面より上方位置に設置する。
【0024】
【発明の効果】
本願請求項1の発明の効果
本願請求項1の発明の昇降ゲート式取水装置は、次のような効果がある。
【0025】
▲1▼ 昇降ゲートとして水位の変動に対応して浮力により上下動する浮動ゲートを使用し、該浮動ゲートに形成した越流用凹所の越流面が水面より所定水深位置に維持されるようにしているので、取水時において貯水槽の水位の変動に拘わらず、取水口からの取水量をほぼ一定にすることができる。
【0026】
▲2▼ このように、貯水槽の水位に拘わらず取水口からの取水量を一定にし得ると、取水口からの取水可能高さ範囲を大きくすることができ、例えば大量降雨時でも泥水が発生しにくいような水源(渓流)からの取水では、清水の取水可能水位範囲を拡大できる。
【0027】
▲3▼ 浮力により上下動する浮動ゲートを使用しているので、取水口を閉塞した後、貯水槽の水位が減少すると浮動ゲートが自動的に降下し(取水口からの取水を再開できる)、取水口の開閉を無電力で且つ無人で自動的に行わせることができる。
【0028】
▲4▼ 浮動ゲートは、自らの浮力で上下動するので、該浮動ゲートを開閉操作するための外部手段が必要なくなり、昇降ゲート式取水装置全体をコンパクトにできる。
【0029】
本願請求項2の発明の効果
本願請求項2の発明では、請求項1の昇降ゲート式取水装置において、浮動ゲートを昇降自在にガイドするガイド装置を水面より上方位置に設置しているので、請求項1の効果に加えて、ガイド装置部分に水中の異物(例えば落葉や木枝等)が付着したり絡んだりすることがなく(ガイド装置部分の詰まりが発生しない)、しかも何らかの原因で浮動ゲートがうまく上下動作しなくなったときに、空気中において補修することができるので、浮動ゲートのガイド部分のメンテナンスが容易となるという効果がある。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1〜図6を参照して本願の実施形態を説明すると、この実施形態の昇降ゲート式取水装置は、水力発電所の設備に水を供給するためのもので、水源として渓流1を利用している。
【0031】
即ち、この実施形態の昇降ゲート式取水装置は、図1に示すように、渓流1を流れる渓流水Wからの分流水Wを一時的に貯留する貯水槽13の側壁14の内面に設けている。尚、図1において、渓流1には堰堤11を設け、その上流側近傍に分水路12を接続させるとともに、分水路12の下流側に貯水槽13を設けている。貯水槽13の近傍には、側壁14を隔てて取水路16を設けている。
【0032】
貯水槽13と取水路16間の側壁14には、該側壁14のほぼ中間高さ位置において横長矩形に開口する取水口15を形成している。この取水口15は、側壁14を貫通して、貯水槽13と取水路16とを連通させている。取水口15の開口面積は、特に限定するものではないが、実施形態では左右幅が約60cm、上下幅が約20cm程度の大きさを有している。尚、取水路16は、取水口15から取出した利用水Wを必要とする発電所設備まで案内するものである。
【0033】
側壁14の貯水槽13側の側面は、若干角度(鉛直面に対して角度5°程度)だけ外側に傾斜させている。又、側壁14の貯水槽13側の側面には、取水口15が対応する位置に枠体18を取付けている。この枠体18には、取水口15に連通する横長矩形の開口19が形成されている。
【0034】
貯水槽13における取水口15と対面する側壁の一部には、許容限界水位L(図4、図6)以上の水をオーバーフロー(図1の符号W)させるオーバーフロー堰17(図1)を設けている。
【0035】
図2〜図6に示す実施形態の昇降ゲート式取水装置では、昇降ゲートとして水位の変動に対応して浮力により上下動する浮動ゲート2を使用している。この浮動ゲート2は、内部空所を密閉した鋼板製タンクからなる浮体21を採用している。尚、この浮動ゲート2は、特に限定するものではないが、左右幅が140cm、高さが100cm、奥行き幅が40cm程度の大きさの箱状に形成することができる。
【0036】
浮動ゲート2の上半部中央位置には、水の越流用凹所22を設けている。この越流用凹所22は、左右幅が取水口15の左右幅と同寸法(約60cm)で、深さが約50cm程度の大きさを有している。越流用凹所22の底面は、水の越流面23となる。尚、越流用凹所22には、その前面及び上面に跨がって格子状の異物阻止柵6が取付けられている。
【0037】
この浮動ゲート2は、越流用凹所22を取水口15に対応させた位置において、左右一対のガイド装置3,3で昇降自在にガイドさせている。各ガイド装置3,3は、浮体21の左右外側面に取付けた各スライド棒31,31と、側壁14側に固定した左右2つのガイド筒32とを有し、各スライド棒31,31をそれぞれガイド筒32,32に挿通している。尚、ガイド筒32,32のスライド棒挿通穴は、側壁14に取付けている枠体18と同じ傾斜角度で傾斜させており、浮体21の後面が枠体18に対して上下方向の平行に移動し得るようになっている。又、浮動ゲート2をガイド装置3,3でガイドさせた状態(やや傾斜状態)では、越流面23が水平面となるようにしている。
【0038】
各ガイド装置3,3は、水面より上方に設置しており、水中に浮遊する異物(例えば落葉や木枝等)がスライド部分に付着したり絡んだりするのを未然に防止し得るようにしている。又、このように、ガイド装置3,3部分を水面より上方に設置すると、もし何らかの理由でガイド装置部分に支障が生じたときに、該ガイド装置3を空気中で補修することができる。
【0039】
枠体18の前面には、開口19の左右各縁部位置にそれぞれ縦長パッキン41,41と、該開口19の上下各縁部位置にそれぞれ横向きパッキン41a,41aとが連続状態で取付けられている。他方、浮体21の後面には、越流用凹所22の左右各縁部位置に枠体18側の縦長パッキン41,41にそれぞれ摺接する左右2つの縦長パッキン42,42と、上記各横向きパッキン41a,41aに合致する各横向きパッキン42a,42aとが連続状態で取付けられている。この各側のパッキン41,41a,42,42aには、メタルパッキンを使用している。そして、浮動ゲート2の昇降時には、枠体18側の各縦長パッキン41,41と浮体21側の各縦長パッキン42,42とが摺接するようになっており、又、浮動ゲート2が取水口15を閉塞する位置まで上動したとき(図6の状態)には、浮体21側の上下各横向きパッキン42a,42aが枠体18側の上下各横向きパッキン41a,41aに衝合して、該開口19を水密的に閉塞し得るようになっている。尚、各側のパッキンは、適度の接触圧を持たせ、水流・波動・水位変動等による浮体21のビビリやバタつきを防止し得るようにしている。
【0040】
浮動ゲート2の浮力は、水中に浮かばせた状態で、越流用凹所22の越流面23が水面より所定水深位置に維持されるように設定している。この越流面23の水深M(図4、図6)は、越流用凹所22の幅とともに時間当たりの取水量を決める要素となるものであるが、ウエイト調整することで浮動ゲート2(浮体21)の浮力を調整して、該越流面23を所望水深に設定することができる。尚、図示の実施形態では、越流面23の水深Mを10cm程度に設定している。
【0041】
側壁14の側面に取付けている枠体18の下端部には、浮動ゲート2を所定の下動位置において下方から支持する受台34,34が設けられている。この受台34,34は、この実施形態では、図4に示すように越流用凹所22の越流面23が取水口15(枠体開口19)の下縁と同高さになる位置において浮体21の下面を受け得るように位置決めしている。
【0042】
枠体18の上部寄り位置には、浮動ゲート2の上動位置を規制するストッパー35,35が設けられている。この各ストッパー35,35は、図6に示すように、浮動ゲート2が閉位置(開口19の周囲が浮体21側のパッキンで閉塞される位置)まで上動したときに、浮体21の上面を当接させて、浮動ゲート2がそれ以上、上動しないように規制するものである。
【0043】
貯水槽13内における浮動ゲート2の水流入側の側部には、流入水が浮動ゲート2に直接衝突するのを防止するための整流板7が設けられている。
【0044】
この実施形態の昇降ゲート式取水装置は、次のように機能する。まず、貯水槽13内の水位が図4の符号L以下であるときには、浮動ゲート2が自重により受台34上に着座し、そのとき越流面23が取水口15(枠体開口19)の下縁と同高さとなって取水口15(枠体開口19)を全開状態に維持している。従って、貯水槽13内の水位が越流面23を超えると、その超過水位分が越流面23、枠体開口19、取水口15を通って取水路16側に流出する。
【0045】
又、大量降雨等によって渓流水が増水すると、その一部の水が貯水槽13側に流入して、該貯水槽13内の水位が上昇する。そして、貯水槽13内に浮動ゲート2の浮力が発生するまで水位が上昇する(水位が図4のLを超える)と、浮動ゲート2が浮力により水面に浮かぶが、浮動ゲート2が浮上状態では越流面23は常に一定(不変)水深Mを維持するようになる。従って、越流面23の高さが取水口15(枠体開口19)の下縁と同高さ以上で該越流面23が取水口15の開口高さを制限するまでの範囲では、越流用凹所22から取水口15側に流れる水量は一定となる。
【0046】
ところで、大量降雨時には、渓流側から貯水槽13に流入する水量が取水口15から流出する水量より多くなって貯水槽13内の水位が順次上昇していき、それに連れて浮動ゲート2も自己の浮力により上動する。尚、大量降雨時には、渓流に泥水が流入し、その泥水が貯水槽13内にも流入する。そして、貯水槽13内の水位が許容限界水位(図6の符号L)に達したときには、図6に示すように浮動ゲート2の越流面23が取水口15(枠体開口19)の上縁高さまで上昇しており、浮体21の後面部分の矩形パッキン部分(42,42,42a,42aで囲われる部分)が枠体開口19の周囲の矩形パッキン部分(41,41,41a,41a)に接合して取水口15(枠体開口19)の全面積を閉塞するようになる。このとき、浮動ゲート2(浮体21)の上面がストッパー35,35に衝合して、該浮動ゲート2がそれ以上、上動しないように維持される。又、浮動ゲート2が取水口(枠体開口19)を完全閉塞した後も、貯水槽13内に渓流側からの水が流入することがあるが、その貯水槽13内の増加水はオーバーフロー堰17(図1)を越えて渓流(堰堤11より下流側)に戻される。
【0047】
そして、雨が止み、渓流側から貯水槽13側に水の流入がなくなると、貯水槽13内に流入した泥水中の土砂成分が比較的短時間で沈降して、上水が自然に清水化される。又、渓流側の水位が貯水槽13のオーバーフロー堰17の高さより減少すると、貯水槽13側の水位が低下していき、該貯水槽13内の水位がL(図6)より低下すると、浮動ゲート2が自動的に降下する。そして、取水口15(枠体開口19)の上部側が開放されるまで浮動ゲート2が降下すると、該取水口15からの取水が再開される。
【0048】
このように、本願の昇降ゲート式取水装置では、浮動ゲート2が貯水槽13内の水位の変動によって自動的に上下動するので、無電力で且つ無人で取水口15の開閉を行える。又、越流面23の水深Mが一定の状態で浮動ゲート2が上下動するので、通常の取水状態では貯水槽13内の水位の変動に拘わらず、取水口15からの取水量をほぼ一定にすることができる。さらに、貯水槽13内の水位に拘わらず取水口15からの取水量を一定にし得ると、取水口15からの取水可能水位範囲を拡大することができる。又、浮動ゲート2を昇降自在にガイドするガイド装置3,3を水面より上方位置に設置すると、ガイド装置部分に水中の異物(例えば落葉や木枝等)が付着したり絡んだりすることがなく、しかも何らかの原因で浮動ゲートがうまく上下動作しなくなったときに、空気中において補修することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施形態の昇降ゲート式取水装置を使用した取水設備の説明図である。
【図2】本願実施形態の昇降ゲート式取水装置の正面図(図1のII−II拡大矢視図)である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】本願実施形態の昇降ゲート式取水装置の分解斜視図である。
【図6】図4からの状態変化図である。
【図7】従来の昇降ゲート式取水装置を使用した取水設備の説明図である。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【符号の説明】
1は水源(渓流)、2は浮動ゲート、3はガイド装置、13は貯水槽、14は側壁、15は取水口、16は取水路、17はオーバーフロー堰、18は枠体、19は枠体開口、21は浮体、22は越流用凹所、23は越流面、31はスライド棒、32はガイド筒である。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a lifting gate type water intake device for extracting a predetermined amount of water separated from a water source, and more particularly, for example, when a water source is used in a mountain stream in a mountainous region as in a case where water is taken into equipment of a hydroelectric power plant. The present invention relates to a lifting gate type water intake device capable of automatically adjusting and limiting the water intake amount even in a place where there is no power supply.
[0002]
[Prior art]
When water was taken into the facilities of the hydroelectric power plant, mountain stream water was used. As an example of the water intake method in this case, there is a conventional one employing a lift gate type water intake device as shown in FIG.
[0003]
Conventional lifting gate type intake apparatus shown in FIG. 8, as shown in FIG. 7, the inner surface of the side wall 14 of the reservoir 13 for temporarily storing the divided water flow W 1 from stream water W 0 flowing streams 1 Provided. In FIG. 7, a dam 11 is provided in the mountain stream 1, a diversion channel 12 is connected near the upstream side thereof, and a water storage tank 13 is provided downstream of the diversion channel 12. In the vicinity of the water storage tank 13, an intake channel 16 is provided with a side wall 14 therebetween, and water of an allowable limit water level L 0 (FIG. 8) or more is overflowed to a part of the side wall (opposite to the lift gate installation part) (reference numeral). W 4 ) An overflow weir 17 is provided. A water inlet 15 having a predetermined opening area is formed on a side wall 14 between the water storage tank 13 and the water intake passage 16. The opening area of the water intake 15 is designed based on the maximum water intake per hour. Incidentally, Tosuiro 16 is for guiding to a power plant that requires use water W 2 taken out from the intake 15.
[0004]
However, mud flows into streams 1 during mass rainfall diverted water W 1 flowing from the distribution canals 12 in the water tank 13 is also made into a large amount of mud-mixed, such mud as use water power plant equipment It is not preferable to take water to the water intake channel 16 side. Also, in this case (at the time of heavy rainfall), the water volume in the water storage portion of the mountain stream 1 increases, so that a large amount of water also flows into the water storage tank 13, and the water level in the water storage tank 13 sequentially increases. The higher the water level of the water storage tank 13 is, the larger the amount of water flowing out from the water intake 15 per hour is. However, when installing this kind of water intake equipment, the maximum water intake per hour from the mountain stream 1 is determined in advance. It is often set (for example, the amount of water withdrawal per hour is often limited by a contract with a water right holder). Therefore, the water level is permitted height within the reservoir 13 (in the case of FIG. 8 is the height of the code L 1) at which point, it is necessary to close the intake port 15. For example, when the maximum water intake is limited to 0.1 m3 / s, for example, when the opening width of the water intake 15 is 0.6 m and the flow velocity of the water passing through the water intake 15 is 1.5 m / s, intake maximum allowable water level L 1 in the water tank 13 becomes up to about 0.11m from the bottom height of the water inlet 15 (the height of the sign L 2).
[0005]
Against this background, in the conventional lift gate type water intake device shown in FIG. 8, a lift gate 2A for opening and closing the water intake 15 is provided on the inner surface of the side wall 14 of the water storage tank 13, and the lift gate 2A is closed in the closing direction (upward movement). Side) is equipped with a gravity type operation device to be operated. Gravity handling device, the outer surface of the overflow weir 17, as well as placing the container 51 for receiving water W 3 overflowing from the overflow weir 17, the the container 51 and the lift gate 2A through pulleys 52, 53 wire 54 It is composed by connecting with. Overflow water W 3 to flow into the container 51 flows out of the notch 17a formed in the top of the overflow weir 17 when the water level in the water tank 13 has reached a predetermined high water level L 1 slightly lower than the limit level L 0 It has become.
[0006]
The conventional lifting gate type water intake device shown in FIG. 8 operates as follows. When the inside of the container 51 is empty, the weight of the lift gate 2A is heavier than the weight of the container 51, and the position of the lift gate 2A is held at the lower position where the water intake port 15 is completely opened by the weight balance. When the water level in the water storage tank 13 exceeds the bottom height (reference L 2 ) of the water intake 15, the water in the water storage tank 13 sequentially passes through the water intake 15 and the water intake passage 16 as indicated by the reference W 2. Spill to the side. Amount of water effluent W 2 from the intake port 15 will vary with the height of the water level in the water storage tank 13 increases as the water level rises. Then, as in the case of heavy rainfall, when the amount of water flowing into the water storage tank 13 increases and reaches a predetermined high water level L 1 slightly lower than the limit water level L 0 , the overflow water W from the notch portion 17 a of the overflow weir 17 becomes large. 3 flows into the container 51, and the weight of the container 51 becomes heavier than the weight of the lift gate 2A. Then, due to the reversal of the weight balance, the container side moves downward as shown by a dashed line (reference numeral 51 '), while the up / down gate moves up as shown by a dashed line (reference numeral 2A'), and the intake port 15 moves up and down. Complete blockage occurs at 2A '. Even after the intake port 15 is closed, flow is diverted water W 1 in the water tank 13 from the mountain stream 1 side, the height of the water level in the該貯aquarium 13 exceeds the top of the overflow weir 17 (code L 0 becomes the water level or higher), the excess water will overflow as indicated at W 4 from the top of the overflow weir 17.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the lifting gate type water intake device shown in FIG. 8 has the following problems.
[0008]
(1) Since the lift gate 2A is held at only two positions, that is, a state in which the intake port 15 is fully opened and a state in which the intake port 15 is fully closed, the water level in the water storage tank 13 is set at the bottom of the intake port 15 when the intake port 15 is open. up to a height reaching the notch 17a height (code L 2 of the water level) from the overflow weir 17 (the water level of the code L 1) is water flowing out of the intake port 15 by the height of the water level varies.
[0009]
(2) those water inlet 15 thus during intake of remains fully open, the limit of the allowable water intake as described above (m3 / s), the water level L 2 in the example of extractable water level range (FIG. 8 range of the water level L 1) is narrowed. That is, the water level in the water tank 13 to the extent that precipitation is slightly many will reach the intake limit water level L 1, Then lift gate 2A contains overflow water W 3 in the container 51 is closing (fully closed) Water can be taken only in a narrow water level range.
[0010]
(3) When the container 51 lift gate 2A contains overflow water W 3 in the works closed, even if subsequently lowered water level in the water storage tank 13, since the intake port 15 is maintained in the fully closed state, In order to resume water intake, it is necessary for a person to go to the installation site and perform the work of discharging the water in the container 51, and it is not possible to take water from the water intake port 15 until the work of discharging the water in the container 51 is performed. It becomes.
[0011]
(4) Since the closing operation of the lift gate 2A is performed by another gravity type operation device (the container 51, the pulleys 52 and 53, the wire 54, and the like), the installation range of the means is widened and the operation of the device is widened. The structure becomes complicated.
[0012]
Then, this invention is made for the purpose of improving each problem of the above-mentioned conventional lifting gate type water intake device.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has the following configuration as means for solving the above problems.
[0014]
The invention of claim 1 of the present application The invention of claim 1 of the present application provides an intake port on a side wall of a water storage tank for temporarily storing water separated from a water source, and opens and closes the intake port with a lift gate. It is intended for a lift gate type water intake device that can be obtained. In addition, the water intake port is generally in a horizontally long rectangular shape, and is formed in a horizontal hole shape penetrating the side wall of the water storage tank.
[0015]
In the lift gate type water intake device of the first aspect, a floating gate that moves up and down by buoyancy in response to a change in water level is used as the lift gate. This floating gate can employ a steel plate tank (floating body) whose internal space is sealed. The floating gate moves up and down while being guided by a guide device, with the rear surface of the floating gate being in sliding contact with the edge of the water intake. Incidentally, packing for watertightness is usually provided on the edge of the water intake port and on the rear surface of the floating gate.
[0016]
At the center of the upper half of the floating gate, a recess for water overflow is provided. The overflow recess is provided at a position corresponding to the intake of the water storage tank. The bottom surface of the overflow recess serves as an overflow surface to the intake port side. The lower portion of the rear surface of the floating gate than the overflow surface serves as a lid surface that can block the intake port.
[0017]
Further, in this lifting gate type water intake device, the buoyancy of the floating gate is set such that the overflow surface of the overflow recess is maintained at a predetermined depth from the water surface. The water depth of the overflow surface is an element that determines the amount of water taken per hour together with the width of the overflow recess.However, by adjusting the weight, the buoyancy of the floating gate is adjusted, and the overflow surface is adjusted to a desired level. Can be set to water depth.
[0018]
In the lift gate type water intake device, when the water level in the water storage tank rises and reaches a predetermined high water level (allowable limit water level), the floating gate is held at a position where the water intake port is fully closed. I have. The position of the floating gate in the fully closed position can be held by a stopper that prevents the floating gate from moving upward.
[0019]
The lifting gate type water intake device according to claim 1 of the present application functions as follows. That is, when the water level rises until the buoyancy of the floating gate is generated in the water storage tank, the floating gate floats on the water surface due to the buoyancy. At this time, the overflow surface of the overflow recess is submerged to a predetermined water depth. The water depth of this overflow surface is constant (unchanged) because the floating gate moves up and down in response to the fluctuation of the water level in the water storage tank. Accordingly, in the range where the height of the overflow surface is equal to or higher than the height of the bottom surface of the intake port and the overflow surface limits the opening height of the intake port, the amount of water flowing from the overflow recess to the intake side is It will be constant.
[0020]
By the way, during heavy rainfall, muddy water flows into the mountain stream, and the muddy water flows into the water tank. Going up. When the water level in the reservoir reaches the permissible limit, the overflow surface of the floating gate has risen to the height of the upper edge of the intake, and the lower part of the overflow surface (cover surface) The entire area is blocked. When the lower rear portion (cover surface) of the overflow surface completely closes the intake port, the floating gate abuts against the stopper, and the floating gate is maintained so as not to move further. Also, even after the floating gate completely blocks the intake, water from the mountain stream side may flow into the water storage tank, but the increased water in the water storage tank flows over the overflow weir (downstream from the dam). Side).
[0021]
On the other hand, when the rain stops and the water stops flowing from the mountain stream side to the water tank side, the sediment components in the muddy water flowing into the water tank settle down in a relatively short time, and the clean water is naturally purified. You. Also, when the water level on the mountain stream side falls below the height of the overflow weir in the water tank, the water level on the water tank side drops and the floating gate automatically lowers. Then, when the floating gate descends until the intake is opened, intake from the intake is restarted.
[0022]
The invention of claim 2 of the present application In the invention of claim 2 of the present application, in the lift gate type water intake device of claim 1, a guide device for guiding the floating gate to be able to move up and down is installed at a position above the water surface.
[0023]
As the guide device for the floating gate, for example, a device in which a slide rod (two right and left) attached to the floating gate side can be slid up and down with respect to a guide cylinder fixed to the side wall side can be adopted. The slide part between the slide bar and the guide tube is installed above the water surface.
[0024]
【The invention's effect】
Effect of the invention of claim 1 of the present application The lift gate type water intake device of the invention of claim 1 of the present application has the following effects.
[0025]
{Circle around (1)} A floating gate which moves up and down by buoyancy in response to a change in water level is used as a lift gate, and the overflow surface of the overflow recess formed in the floating gate is maintained at a predetermined depth from the water surface. Therefore, the amount of water taken from the water intake can be made substantially constant irrespective of the fluctuation of the water level in the water storage tank at the time of water intake.
[0026]
{Circle around (2)} As described above, if the water intake from the water intake can be made constant regardless of the water level of the water storage tank, the height range of water intake from the water intake can be increased, and for example, muddy water is generated even during heavy rainfall. By taking water from a water source (mountain stream) that is difficult to do, the available water level range of fresh water can be expanded.
[0027]
(3) Since a floating gate that moves up and down due to buoyancy is used, if the water level in the water storage tank decreases after the intake port is closed, the floating gate automatically lowers (water intake from the water intake port can be resumed). The opening and closing of the water intake can be automatically performed with no power and unattended.
[0028]
{Circle around (4)} Since the floating gate moves up and down by its own buoyancy, external means for opening and closing the floating gate is not required, and the entire lifting gate type water intake device can be made compact.
[0029]
Effect of the invention of claim 2 In the invention of claim 2 of the present invention, in the lift gate type water intake device of claim 1, a guide device for guiding the floating gate so as to be able to move up and down is installed at a position above the water surface. Therefore, in addition to the effect of the first aspect, there is no foreign matter (for example, leaves or tree branches) in water adhered to or entangled with the guide device portion (no clogging of the guide device portion occurs). When the floating gate does not move up and down due to the cause, it can be repaired in the air, so that there is an effect that maintenance of the guide portion of the floating gate becomes easy.
[0030]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 6. The lift gate type water intake device of this embodiment is for supplying water to equipment of a hydroelectric power plant, and utilizes a mountain stream 1 as a water source. ing.
[0031]
That is, the lift gate type intake apparatus of this embodiment, as shown in FIG. 1, is provided on the inner surface of the side wall 14 of the reservoir 13 for temporarily storing the divided water flow W 1 from stream water W 0 flowing streams 1 ing. In FIG. 1, a dam 11 is provided in the mountain stream 1, a diversion channel 12 is connected near the upstream side thereof, and a water storage tank 13 is provided downstream of the diversion channel 12. An intake passage 16 is provided near the water storage tank 13 with a side wall 14 interposed therebetween.
[0032]
On a side wall 14 between the water storage tank 13 and the water intake passage 16, an intake port 15 opening in a horizontally long rectangle is formed at a position substantially at an intermediate height of the side wall 14. The water intake port 15 penetrates the side wall 14 and connects the water storage tank 13 to the water intake passage 16. Although the opening area of the water intake 15 is not particularly limited, in the embodiment, the horizontal width is about 60 cm, and the vertical width is about 20 cm. Incidentally, Tosuiro 16 is for guiding to a power plant that requires use water W 2 taken out from the intake 15.
[0033]
The side surface of the side wall 14 on the water tank 13 side is inclined outward by a slight angle (about 5 ° with respect to the vertical plane). A frame 18 is attached to a side surface of the side wall 14 on the water tank 13 side at a position corresponding to the water intake port 15. The frame 18 has a horizontally long rectangular opening 19 communicating with the water intake 15.
[0034]
An overflow weir 17 (FIG. 1) for overflowing water (reference symbol W 4 in FIG. 1) at a part of a side wall facing the water intake port 15 in the water storage tank 13 to or above an allowable limit water level L 0 (FIGS. 4 and 6). Is provided.
[0035]
The lifting gate type water intake device of the embodiment shown in FIGS. 2 to 6 uses a floating gate 2 which moves up and down by buoyancy in response to a change in water level as the lifting gate. The floating gate 2 employs a floating body 21 made of a steel plate tank with an internal space closed. The floating gate 2 is not particularly limited, but can be formed in a box shape having a width of 140 cm, a height of 100 cm, and a depth width of about 40 cm.
[0036]
At the center of the upper half of the floating gate 2, a water overflow recess 22 is provided. The overflow recess 22 has the same width (about 60 cm) as the left and right widths of the water intake 15 and a depth of about 50 cm. The bottom surface of the overflow recess 22 becomes an overflow surface 23 of water. The overflow recess 22 is provided with a lattice-shaped foreign matter blocking fence 6 extending over the front and top surfaces thereof.
[0037]
The floating gate 2 is guided by the pair of left and right guide devices 3 and 3 so as to be able to move up and down at a position corresponding to the overflow recess 22 corresponding to the water inlet 15. Each of the guide devices 3, 3 has slide bars 31, 31 attached to the left and right outer surfaces of the floating body 21, and two left and right guide cylinders 32 fixed to the side wall 14 side. It is inserted through the guide cylinders 32, 32. The slide rod insertion holes of the guide cylinders 32, 32 are inclined at the same inclination angle as the frame 18 attached to the side wall 14, so that the rear surface of the floating body 21 moves vertically parallel to the frame 18. It is possible to do. When the floating gate 2 is guided by the guide devices 3 and 3 (slightly inclined), the overflow surface 23 is formed to be a horizontal plane.
[0038]
Each of the guide devices 3, 3 is installed above the water surface so that foreign substances (for example, leaves and tree branches) floating in the water can be prevented from adhering to or entangled with the slide portion. I have. In addition, when the guide devices 3 and 3 are installed above the water surface in this way, the guide device 3 can be repaired in the air if any trouble occurs in the guide device for any reason.
[0039]
On the front surface of the frame 18, vertically long packings 41, 41 are respectively provided at left and right edge positions of the opening 19, and horizontal packings 41 a, 41 a are respectively mounted at upper and lower edge positions of the opening 19 in a continuous state. . On the other hand, on the rear surface of the floating body 21, two left and right vertical packings 42, 42 slidably contacting the vertical packings 41, 41 on the frame 18 side at the left and right edge positions of the overflow recess 22, respectively, and the horizontal packings 41 a. , 41a, and the horizontal packings 42a, 42a that match with each other are mounted in a continuous state. Metal packing is used for the packings 41, 41a, 42, 42a on each side. When the floating gate 2 is moved up and down, the vertical packings 41 and 41 on the frame 18 and the vertical packings 42 and 42 on the floating body 21 are in sliding contact with each other. Is moved upward to the position where it is closed (the state shown in FIG. 6), the upper and lower horizontal packings 42a, 42a on the floating body 21 abut against the upper and lower horizontal packings 41a, 41a on the frame 18 side, and the opening is closed. 19 can be closed in a watertight manner. The packing on each side has an appropriate contact pressure to prevent chattering and fluttering of the floating body 21 due to water flow, wave motion, water level fluctuation, and the like.
[0040]
The buoyancy of the floating gate 2 is set such that the overflow surface 23 of the overflow recess 22 is maintained at a predetermined depth from the water surface in a state of being floated in the water. The water depth M of the overflow surface 23 (FIGS. 4 and 6) is an element that determines the amount of water withdrawal per hour together with the width of the overflow recess 22. By adjusting the weight, the floating gate 2 (floating body) is adjusted. By adjusting the buoyancy of 21), the overflow surface 23 can be set to a desired water depth. In the illustrated embodiment, the water depth M of the overflow surface 23 is set to about 10 cm.
[0041]
At the lower end of the frame body 18 attached to the side surface of the side wall 14, there are provided receiving stands 34, 34 for supporting the floating gate 2 from below at a predetermined lowering position. In this embodiment, the receiving trays 34, 34 are located at a position where the overflow surface 23 of the overflow recess 22 is flush with the lower edge of the water intake 15 (frame opening 19) as shown in FIG. It is positioned so as to receive the lower surface of the floating body 21.
[0042]
Stoppers 35, 35 for regulating the upward movement position of the floating gate 2 are provided at positions near the upper portion of the frame 18. As shown in FIG. 6, each of the stoppers 35, 35 raises the upper surface of the floating body 21 when the floating gate 2 is moved up to the closed position (the position around the opening 19 is closed by the packing on the floating body 21 side). The floating gate 2 is restricted so as not to move further.
[0043]
A rectifying plate 7 for preventing the inflow water from directly colliding with the floating gate 2 is provided on a side of the floating gate 2 on the water inflow side in the water storage tank 13.
[0044]
The lifting gate type water intake device of this embodiment functions as follows. First, when the water level in the water tank 13 is less than code L 3 of Figure 4 is seated on the cradle 34 floating gate 2 by its own weight, then the overflow surface 23 water inlet 15 (the frame opening 19) And the water intake 15 (frame opening 19) is maintained in a fully open state. Therefore, when the water level in the water storage tank 13 exceeds the overflow surface 23, the excess water level flows out to the intake channel 16 side through the overflow surface 23, the frame body opening 19, and the intake port 15.
[0045]
When the mountain stream water increases due to heavy rainfall or the like, a part of the water flows into the water storage tank 13 side, and the water level in the water storage tank 13 rises. Then, the water level until the buoyancy of the water tank 13 in the floating gate 2 is generated to increase the (water level exceeds the L 3 in Fig. 4), although the floating gate 2 is floating on the water surface by buoyancy, the floating gate 2 is floating state Then, the overflow surface 23 always maintains a constant (unchanged) water depth M. Therefore, in a range where the height of the overflow surface 23 is equal to or higher than the lower edge of the intake port 15 (frame opening 19) and the overflow surface 23 limits the opening height of the intake port 15, The amount of water flowing from the diversion recess 22 to the water intake 15 is constant.
[0046]
By the way, at the time of heavy rainfall, the amount of water flowing into the water storage tank 13 from the mountain stream side becomes larger than the amount of water flowing out from the water intake port 15, and the water level in the water storage tank 13 gradually rises. Move up due to buoyancy. At the time of heavy rainfall, muddy water flows into the mountain stream, and the muddy water also flows into the water storage tank 13. Then, when the water level in the water storage tank 13 reaches the allowable limit water level (reference symbol L 0 in FIG. 6), the overflow surface 23 of the floating gate 2 is connected to the intake port 15 (frame opening 19) as shown in FIG. The rectangular packing portion (the portion surrounded by 42, 42, 42a, 42a) on the rear surface portion of the floating body 21 is raised to the upper edge height, and the rectangular packing portions (41, 41, 41a, 41a) around the frame opening 19 are formed. ) To block the entire area of the water intake 15 (frame opening 19). At this time, the upper surface of the floating gate 2 (the floating body 21) abuts against the stoppers 35, 35, so that the floating gate 2 is maintained so as not to move upward. Further, even after the floating gate 2 completely closes the intake port (frame opening 19), water from the mountain stream side may flow into the water storage tank 13, but the increased water in the water storage tank 13 is overflow overflow dam. It is returned to the mountain stream (downstream from the dam 11) beyond 17 (FIG. 1).
[0047]
Then, when the rain stops and water stops flowing from the mountain stream side to the water storage tank 13 side, the sediment components in the muddy water flowing into the water storage tank 13 settle down in a relatively short time, and the clean water is naturally purified. Is done. Further, when the water level on the mountain stream side is lower than the height of the overflow weir 17 of the water storage tank 13, the water level on the water storage tank 13 side is reduced, and when the water level in the water storage tank 13 is lower than L 0 (FIG. 6), The floating gate 2 automatically lowers. Then, when the floating gate 2 descends until the upper side of the water intake 15 (frame opening 19) is opened, water intake from the water intake 15 is resumed.
[0048]
As described above, in the lifting gate type water intake device of the present application, the floating gate 2 automatically moves up and down due to the fluctuation of the water level in the water storage tank 13, so that the water intake port 15 can be opened and closed with no power and unmanned. In addition, since the floating gate 2 moves up and down with the water depth M of the overflow surface 23 being constant, the amount of water taken from the water inlet 15 is almost constant in a normal water intake state regardless of the fluctuation of the water level in the water storage tank 13. Can be Furthermore, if the amount of water taken from the water inlet 15 can be made constant regardless of the water level in the water storage tank 13, the range of water levels that can be taken from the water inlet 15 can be expanded. Further, when the guide devices 3 and 3 for guiding the floating gate 2 so as to be able to move up and down are installed above the water surface, foreign substances (for example, leaves and tree branches) in the water do not adhere to or become entangled with the guide device. Moreover, when the floating gate does not move up and down for some reason, it can be repaired in the air.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a water intake facility using a lifting gate type water intake device according to an embodiment of the present application.
FIG. 2 is a front view (an II-II enlarged view in FIG. 1) of the lift gate type water intake device of the embodiment of the present application.
FIG. 3 is a plan view of FIG. 2;
FIG. 4 is a sectional view taken along line IV-IV of FIG. 2;
FIG. 5 is an exploded perspective view of the lifting gate type water intake device according to the embodiment of the present application.
FIG. 6 is a state change diagram from FIG.
FIG. 7 is an explanatory view of a water intake facility using a conventional lifting gate type water intake device.
FIG. 8 is a sectional view taken along line VIII-VIII of FIG. 7;
[Explanation of symbols]
1 is a water source (mountain stream), 2 is a floating gate, 3 is a guide device, 13 is a water storage tank, 14 is a side wall, 15 is an intake port, 16 is an intake channel, 17 is an overflow weir, 18 is a frame, and 19 is a frame. An opening, 21 is a floating body, 22 is an overflow recess, 23 is an overflow surface, 31 is a slide bar, and 32 is a guide cylinder.

Claims (2)

水源(1)から分水させた水を一時的に貯留する貯水槽(13)の側壁(14)に取水口(15)を設け、該取水口(15)を昇降ゲート(2)で開閉し得るようにした昇降ゲート式取水装置であって、
前記昇降ゲート(2)として、水位の変動に対応して浮力により上下動する浮動ゲートを使用し、
該浮動ゲート(2)の上半部中央位置に水の越流用凹所(22)を設け、
前記浮動ゲート(2)の浮力を、前記越流用凹所(22)の越流面(23)が水面より所定水深位置に維持されるように設定しているとともに、
前記貯水槽(13)内の水位が所定の高水位に達すると、浮動ゲート(2)が取水口(15)を全閉する位置で位置保持されるようにしている、
ことを特徴とする昇降ゲート式取水装置。
A water intake (15) is provided on a side wall (14) of a water storage tank (13) for temporarily storing water separated from a water source (1), and the water intake (15) is opened and closed by a lifting gate (2). A lifting gate type water intake device,
As the lift gate (2), a floating gate that moves up and down by buoyancy in response to a change in water level is used,
A water overflow recess (22) is provided at the center of the upper half of the floating gate (2),
The buoyancy of the floating gate (2) is set such that the overflow surface (23) of the overflow recess (22) is maintained at a predetermined depth from the water surface,
When the water level in the water storage tank (13) reaches a predetermined high water level, the floating gate (2) is held at a position where the water intake (15) is fully closed.
A lifting gate type water intake device, characterized in that:
請求項1において、浮動ゲート(2)を昇降自在にガイドするガイド装置(3)を水面より上方位置に設置していることを特徴とする昇降ゲート式取水装置。2. A lift gate type water intake device according to claim 1, wherein a guide device (3) for guiding the floating gate (2) up and down freely is installed above the water surface.
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