JP2004082633A - 射出中空成形金型 - Google Patents
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Abstract
【課題】栓体移動手段を有する射出中空成形金型において、1つの栓体移動手段を用いて、同一軸線上、同一方向に2つ以上の連続した外観及び精度の優れた形状の成形品を得られる金型を提供する。
【解決手段】栓体移動手段を有する射出中空成形金型において、1つの栓体移動手段を用いて、同一軸線上、同一方向に、少なくとも2つ以上の移動可能な栓体を有することを特徴とする射出中空成形金型を主たる構成にする。
【選択図】 図3
【解決手段】栓体移動手段を有する射出中空成形金型において、1つの栓体移動手段を用いて、同一軸線上、同一方向に、少なくとも2つ以上の移動可能な栓体を有することを特徴とする射出中空成形金型を主たる構成にする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック加工に用いる射出中空成形金型に関し、更に詳しくは、栓体移動手段を用いる射出中空成形金型の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の従来技術として、特開平8−323818号公報が存在する。図6は、従来の射出中空成形金型の構造を示す断面図である。この射出中空成形金型1は、その内部に大径のキャビティ5aと小径のキャビティ5bを下上位置関係で連通配置した構成を備えており、両キャビティ5a、5bの連通部には成形空間Sが位置している。成形空間Sを構成する壁部には、樹脂ゲート2と、ガスゲート3が対向状態で貫通配置されている。下側のキャビティ5a内にはピストンロッド6aを備えた栓体4aが上下動可能に支持され、上側のキャビティ5b内にはピストンロッド6bを備えた栓体4bが上下動可能に支持されている。
各ピストンロッド6a、6bの他端部は金型1の下上端部に設けた穴から外側へ突出し、金型の下上端部に夫々固定した栓体移動手段7a、7b内に入り込んでいる。
栓体移動手段7a、7bは、例えばエアー圧力等によってピストンロッド6a、6bを駆動する手段であり、金型1の上下に併せて2個ある。栓体4a、4bはそれぞれ下上のピストンロッド6a、6bに固定され、それぞれ下上の栓体移動手段7a、7bにより、それぞれキャビティ5a、5b内を移動する。
斯かる金型1においては、樹脂ゲート2、ガスゲート3は、移動方向の異なる栓体4a、4b間のキャビティに設置されているため、成形空間S内で成形される成形品の外観、精度が悪く、連続した2つ以上の外観(例えば、径の異なる部分を連続した形状)及び、樹脂ゲートやガスゲートの形状が転写されることのない精度の優れた形状の成形品を得ることは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の栓体移動手段を備えた金型による射出中空成形においても、同一軸線上、同一方向に移動する1個の栓体、及び栓体移動手段を用いることにより、外観及び精度の優れた形状を成形することが可能である。しかし、この方法で得られる外観及び精度の優れた成形品の形状は、同一軸線上、同一方向に単一の外径を持った中空成形品しか得られないという制限があった。
また、従来の金型において異なった外径を有した連続体を得るためには、図6に示した如く2つ以上の栓体移動手段を用いる必要があり、さらに樹脂ゲート、ガスゲートを移動方向の異なる栓体の間のキャビティに設置する必要があるため、その周辺はそれらの形状が転写されて成形品の外観、精度が悪くなり、連続した2つ以上の外観(異なった外径)を有し、且つ精度の優れた形状の成形品を得ることは不可能であった。
本発明は上記課題を解決し、栓体移動手段を有する射出中空成形金型において、1つの栓体移動手段を用いて、同一軸線上、同一方向に、少なくとも2つ以上の移動可能な栓体を有することにより、同一軸線上、同一方向に2つ以上の連続した外観(異なった外径)を有し、且つ外観精度の優れた形状の成形品を得られる金型を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、栓体移動手段を有する射出中空成形金型において、1つの栓体移動手段を用いて、同一軸線上、同一方向に、少なくとも2つ以上の移動可能な栓体を有する射出中空成形金型を最も主要な特徴とする。
請求項2の発明は、金型本体内の下側に配置された小径のキャビティと、該小径のキャビティの上側に連続配置された大径のキャビティと、該両キャビティ内を上下動する一本のピストンロッドと、該ピストンロッドの下部に固定されて両キャビティ内を上下動する小径の第一の栓体と、該ピストンロッドに中心孔を遊嵌することにより上下動可能に支持され且つ大径のキャビティ内でのみ上下動可能な大径の第二の栓体と、該小径のキャビティの下端部に連通配置された樹脂ゲート及びガスゲートと、を備えたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明における射出成形金型の要部断面図である。
この射出中空成形金型(以下、金型、という)1は、金型本体1Aと、金型本体1Aの上端部に設けた栓体移動手段7と、から概略構成されている。金型本体1Aは、その内部に小径の下側キャビティ(第一のキャビティ)5aと、大径の上側キャビティ(第二のキャビティ)5bを連通配置した構成を備え、更に上側キャビティ5bの上側にはピストンロッド6の移動スペース5cが連通形成されている。両キャビティ5a、5bは、成型空間を形成している。
ピストンロッド6は、その外側端部を、移動スペース5cと栓体移動手段7の中空内部とを連通させる穴1aから栓体移動手段7の内部に入り込ませ、その内側端部には小径の第一の栓体4aが固定されている。ピストンロッド6の中間部適所にはフランジ状の栓体の突き当て面6aが設けられ、第一の栓体4aと突き当て面6aとの間のロッド部分6bには大径の第二の栓体4bが上下動可能に遊嵌されている。つまり、第2のキャビティ内5bにある第二の栓体4bは、第一の栓体上面4aaとピストンロッドの栓体突き当て面6aの間を移動できる状態でピストンロッドにとりつけられている。
第二の栓体4bの下面中央部には凹所(嵌め合い部)を有しており、この凹所内には第一の栓体4aが嵌合可能である。
下側のキャビティ5aと上側のキャビティ5bとの境界部には段差1bが設けられており、第二の栓体4bはこの段差1bを越えて下方へ移動できない。
第一のキャビティ5aの下端部には樹脂ゲート2が設けられ、この樹脂ゲート2にはガスゲート3が下側から連通している。
図2は成形射出工程開始直後の金型の状態を示す。樹脂ゲート2からキャビティ5a、5bに向かって溶融樹脂8が流れ込み、ガスゲート3から窒素等の加圧流体9がキャビティ内に流れ込んでいる。少なくとも溶融樹脂8が第2のキャビティ5bに到達する前の時点で、ピストンロッド6は栓体移動手段7(例えば、エアシリンダ)により上方へ移動する。この時、第一の栓体4aは一体構造のピストンロッド6と連動して上方へ移動する。また、この時第二の栓体4bは自重により初期の位置のままである。
【0006】
図3はピストンロッドが更に上昇することによって、成形射出工程がさらに進んだ金型の状態を示す。溶融樹脂8及び加圧流体9は第一のキャビティ5a内に満たされており、成形品を中空状な状態にしている。この時第一の栓体4aは第二の栓体4bの嵌め合い部(凹所)内に到達し、以後第一の栓体4a及び第二の栓体4bはピストンロッド6と連動して移動する。
図4は成形射出工程が終了した金型の状態を示す。溶融樹脂8及び加圧流体9は第一のキャビティ5a、第二のキャビティ5bに満たされている。この時点でピストンロッドの移動は終了し、それに連動して第一の栓体4a、第二の栓体4bの移動も終了する。
図5(a)及び(b)は成形品の取り出し後から次回の成形射出工程の開始までの金型の状態を示す。ピストンロッド6は金型移動手段7により移動する。この時、第一の栓体4aは固定されているピストンロッド6と連動して移動する。また、この時第二の栓体4bは第一の栓体4aと同時に移動する場合、図5(a)と第二の栓体がピストンロッドの栓体の突き当て面6aに達した時に移動する図5(b)の場合がある。いずれの場合においても、図1の状態になった時点で移動は終了し、次回の成形射出工程が同様に行われる。
【0007】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、栓体移動手段を有する射出中空成形金型において、1つの栓体移動手段を用いて、同一軸線上、同一方向に、少なくとも2つ以上の移動可能な栓体を有することを特徴とする射出中空成形金型により、2つ以上の連続した外観,精度の優れた形状を有する成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の射出中空金型の成形工程開始前の状態を示す断面図である。
【図2】本発明の射出中空金型の射出成形工程開始直後の状態を示す断面図である。
【図3】本発明の射出中空金型の第一キャビティに樹脂及び流体が満たされた状態を示す断面図である。
【図4】本発明の射出中空金型の射出成形工程が完了した状態を示す断面図である。
【図5】(a)は本発明の射出中空金型の成形品取出後の、栓体復帰中の状態の断面図、(b)は本発明の射出中空金型の成形品取出後の、栓体復帰中の次の状態断面図である。
【図6】従来の射出中空成形金型の断面説明図である。
【符号の説明】
1 金型、2 樹脂ゲート、3 ガスゲート、4 栓体、4a 第一の栓体、4aa 第一の栓体上面、4b 第二の栓体、5a 第一のキャビティ(小径のキャビティ)、5b 第二のキャビティ(大径のキャビティ)、6 ピストンロッド、6a 栓体突き当て面、7 栓体移動手段、8 溶融樹脂、9 加圧流体
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック加工に用いる射出中空成形金型に関し、更に詳しくは、栓体移動手段を用いる射出中空成形金型の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の従来技術として、特開平8−323818号公報が存在する。図6は、従来の射出中空成形金型の構造を示す断面図である。この射出中空成形金型1は、その内部に大径のキャビティ5aと小径のキャビティ5bを下上位置関係で連通配置した構成を備えており、両キャビティ5a、5bの連通部には成形空間Sが位置している。成形空間Sを構成する壁部には、樹脂ゲート2と、ガスゲート3が対向状態で貫通配置されている。下側のキャビティ5a内にはピストンロッド6aを備えた栓体4aが上下動可能に支持され、上側のキャビティ5b内にはピストンロッド6bを備えた栓体4bが上下動可能に支持されている。
各ピストンロッド6a、6bの他端部は金型1の下上端部に設けた穴から外側へ突出し、金型の下上端部に夫々固定した栓体移動手段7a、7b内に入り込んでいる。
栓体移動手段7a、7bは、例えばエアー圧力等によってピストンロッド6a、6bを駆動する手段であり、金型1の上下に併せて2個ある。栓体4a、4bはそれぞれ下上のピストンロッド6a、6bに固定され、それぞれ下上の栓体移動手段7a、7bにより、それぞれキャビティ5a、5b内を移動する。
斯かる金型1においては、樹脂ゲート2、ガスゲート3は、移動方向の異なる栓体4a、4b間のキャビティに設置されているため、成形空間S内で成形される成形品の外観、精度が悪く、連続した2つ以上の外観(例えば、径の異なる部分を連続した形状)及び、樹脂ゲートやガスゲートの形状が転写されることのない精度の優れた形状の成形品を得ることは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の栓体移動手段を備えた金型による射出中空成形においても、同一軸線上、同一方向に移動する1個の栓体、及び栓体移動手段を用いることにより、外観及び精度の優れた形状を成形することが可能である。しかし、この方法で得られる外観及び精度の優れた成形品の形状は、同一軸線上、同一方向に単一の外径を持った中空成形品しか得られないという制限があった。
また、従来の金型において異なった外径を有した連続体を得るためには、図6に示した如く2つ以上の栓体移動手段を用いる必要があり、さらに樹脂ゲート、ガスゲートを移動方向の異なる栓体の間のキャビティに設置する必要があるため、その周辺はそれらの形状が転写されて成形品の外観、精度が悪くなり、連続した2つ以上の外観(異なった外径)を有し、且つ精度の優れた形状の成形品を得ることは不可能であった。
本発明は上記課題を解決し、栓体移動手段を有する射出中空成形金型において、1つの栓体移動手段を用いて、同一軸線上、同一方向に、少なくとも2つ以上の移動可能な栓体を有することにより、同一軸線上、同一方向に2つ以上の連続した外観(異なった外径)を有し、且つ外観精度の優れた形状の成形品を得られる金型を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、栓体移動手段を有する射出中空成形金型において、1つの栓体移動手段を用いて、同一軸線上、同一方向に、少なくとも2つ以上の移動可能な栓体を有する射出中空成形金型を最も主要な特徴とする。
請求項2の発明は、金型本体内の下側に配置された小径のキャビティと、該小径のキャビティの上側に連続配置された大径のキャビティと、該両キャビティ内を上下動する一本のピストンロッドと、該ピストンロッドの下部に固定されて両キャビティ内を上下動する小径の第一の栓体と、該ピストンロッドに中心孔を遊嵌することにより上下動可能に支持され且つ大径のキャビティ内でのみ上下動可能な大径の第二の栓体と、該小径のキャビティの下端部に連通配置された樹脂ゲート及びガスゲートと、を備えたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明における射出成形金型の要部断面図である。
この射出中空成形金型(以下、金型、という)1は、金型本体1Aと、金型本体1Aの上端部に設けた栓体移動手段7と、から概略構成されている。金型本体1Aは、その内部に小径の下側キャビティ(第一のキャビティ)5aと、大径の上側キャビティ(第二のキャビティ)5bを連通配置した構成を備え、更に上側キャビティ5bの上側にはピストンロッド6の移動スペース5cが連通形成されている。両キャビティ5a、5bは、成型空間を形成している。
ピストンロッド6は、その外側端部を、移動スペース5cと栓体移動手段7の中空内部とを連通させる穴1aから栓体移動手段7の内部に入り込ませ、その内側端部には小径の第一の栓体4aが固定されている。ピストンロッド6の中間部適所にはフランジ状の栓体の突き当て面6aが設けられ、第一の栓体4aと突き当て面6aとの間のロッド部分6bには大径の第二の栓体4bが上下動可能に遊嵌されている。つまり、第2のキャビティ内5bにある第二の栓体4bは、第一の栓体上面4aaとピストンロッドの栓体突き当て面6aの間を移動できる状態でピストンロッドにとりつけられている。
第二の栓体4bの下面中央部には凹所(嵌め合い部)を有しており、この凹所内には第一の栓体4aが嵌合可能である。
下側のキャビティ5aと上側のキャビティ5bとの境界部には段差1bが設けられており、第二の栓体4bはこの段差1bを越えて下方へ移動できない。
第一のキャビティ5aの下端部には樹脂ゲート2が設けられ、この樹脂ゲート2にはガスゲート3が下側から連通している。
図2は成形射出工程開始直後の金型の状態を示す。樹脂ゲート2からキャビティ5a、5bに向かって溶融樹脂8が流れ込み、ガスゲート3から窒素等の加圧流体9がキャビティ内に流れ込んでいる。少なくとも溶融樹脂8が第2のキャビティ5bに到達する前の時点で、ピストンロッド6は栓体移動手段7(例えば、エアシリンダ)により上方へ移動する。この時、第一の栓体4aは一体構造のピストンロッド6と連動して上方へ移動する。また、この時第二の栓体4bは自重により初期の位置のままである。
【0006】
図3はピストンロッドが更に上昇することによって、成形射出工程がさらに進んだ金型の状態を示す。溶融樹脂8及び加圧流体9は第一のキャビティ5a内に満たされており、成形品を中空状な状態にしている。この時第一の栓体4aは第二の栓体4bの嵌め合い部(凹所)内に到達し、以後第一の栓体4a及び第二の栓体4bはピストンロッド6と連動して移動する。
図4は成形射出工程が終了した金型の状態を示す。溶融樹脂8及び加圧流体9は第一のキャビティ5a、第二のキャビティ5bに満たされている。この時点でピストンロッドの移動は終了し、それに連動して第一の栓体4a、第二の栓体4bの移動も終了する。
図5(a)及び(b)は成形品の取り出し後から次回の成形射出工程の開始までの金型の状態を示す。ピストンロッド6は金型移動手段7により移動する。この時、第一の栓体4aは固定されているピストンロッド6と連動して移動する。また、この時第二の栓体4bは第一の栓体4aと同時に移動する場合、図5(a)と第二の栓体がピストンロッドの栓体の突き当て面6aに達した時に移動する図5(b)の場合がある。いずれの場合においても、図1の状態になった時点で移動は終了し、次回の成形射出工程が同様に行われる。
【0007】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、栓体移動手段を有する射出中空成形金型において、1つの栓体移動手段を用いて、同一軸線上、同一方向に、少なくとも2つ以上の移動可能な栓体を有することを特徴とする射出中空成形金型により、2つ以上の連続した外観,精度の優れた形状を有する成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の射出中空金型の成形工程開始前の状態を示す断面図である。
【図2】本発明の射出中空金型の射出成形工程開始直後の状態を示す断面図である。
【図3】本発明の射出中空金型の第一キャビティに樹脂及び流体が満たされた状態を示す断面図である。
【図4】本発明の射出中空金型の射出成形工程が完了した状態を示す断面図である。
【図5】(a)は本発明の射出中空金型の成形品取出後の、栓体復帰中の状態の断面図、(b)は本発明の射出中空金型の成形品取出後の、栓体復帰中の次の状態断面図である。
【図6】従来の射出中空成形金型の断面説明図である。
【符号の説明】
1 金型、2 樹脂ゲート、3 ガスゲート、4 栓体、4a 第一の栓体、4aa 第一の栓体上面、4b 第二の栓体、5a 第一のキャビティ(小径のキャビティ)、5b 第二のキャビティ(大径のキャビティ)、6 ピストンロッド、6a 栓体突き当て面、7 栓体移動手段、8 溶融樹脂、9 加圧流体
Claims (2)
- 栓体移動手段を有する射出中空成形金型において、1つの栓体移動手段を用いて、同一軸線上、同一方向に、少なくとも2つ以上の移動可能な栓体を有することを特徴とする射出中空成形金型。
- 金型本体内の下側に配置された小径のキャビティと、該小径のキャビティの上側に連続配置された大径のキャビティと、該両キャビティ内を上下動する一本のピストンロッドと、該ピストンロッドの下部に固定されて両キャビティ内を上下動する小径の第一の栓体と、該ピストンロッドに中心孔を遊嵌することにより上下動可能に支持され且つ大径のキャビティ内でのみ上下動可能な大径の第二の栓体と、該小径のキャビティの下端部に連通配置された樹脂ゲート及びガスゲートと、を備えたことを特徴とする射出中空成形金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002249570A JP2004082633A (ja) | 2002-08-28 | 2002-08-28 | 射出中空成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002249570A JP2004082633A (ja) | 2002-08-28 | 2002-08-28 | 射出中空成形金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004082633A true JP2004082633A (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=32056651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002249570A Pending JP2004082633A (ja) | 2002-08-28 | 2002-08-28 | 射出中空成形金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004082633A (ja) |
-
2002
- 2002-08-28 JP JP2002249570A patent/JP2004082633A/ja active Pending
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