JP2004082454A - 電子制御花火集合体及びその制御法 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明者の電子制御花火ランプ集合体に於いては、打揚げ用発光ランプ、爆発ランプ、閃光ランプを着色管体の内部に内臓させるので発熱により劣化し、複雑であるから製造コストが高くなり、該管体の端部から浸水し易すく、花火の色を所望の色に変色が全く不可能であり、閃光ランプが特に切れ易いので、その修理、交換等のメインテナンスが煩雑である。
【解決手段】電球、管状ネオンランプ、モールド管状ランプ及びストロボ電球を使用せず、その発射体、爆発体及び閃光体を赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードで置換し、コントローラを介して3原色の原理で花火の発射打揚げ、爆発及び閃光体を調整・制御し、地上からの花火の打揚げ発射、空中での爆発及び最後に花火が燃焼して閃光状態を音声と共に連続的に仮装・演出する。
【選択図】 図1
【解決手段】電球、管状ネオンランプ、モールド管状ランプ及びストロボ電球を使用せず、その発射体、爆発体及び閃光体を赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードで置換し、コントローラを介して3原色の原理で花火の発射打揚げ、爆発及び閃光体を調整・制御し、地上からの花火の打揚げ発射、空中での爆発及び最後に花火が燃焼して閃光状態を音声と共に連続的に仮装・演出する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子制御花火集合体及びその制御法に関し、更に詳しくは、街の公園、文化施設、陸橋、その他の場所に設けられる観賞用打揚げ花火の打揚げ発射、爆発及び閃光(拡散落下)の各工程の爆発、炎色反応を連続的に仮装・演出する電子制御花火集合体及びその制御法に関し、且つ所要に応じ花火の発射打揚げ音、爆発音及び閃光音の各擬音効果を連続的に仮装・演出する音響効果を有する電子制御花火集合体及びその制御法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の観賞用打揚げ花火は、厚紙製円筒の中に火薬、酸化剤及び金属化合物とを充填したもので、鉄製筒等から発射火薬により上空に打揚げ、飛翔の最高度点で爆発させ、種々の色の火炎を発生し、その炎色反応によりお祭りの雰囲気を一層盛り上げるものである。
【0003】
しかしながら、従来の花火は、都市部に於いてはその騒音、空気汚染、環境に対する他の危険な影響や、特に人を傷つけ且つ火災事故さえ起こす可能性があり、更に製造コストが高くなり、又、花火の製造及び輸送の過程で爆発及び燃焼の危険がある。このため、多くの都市では、花火の打揚げが禁止され、そのお祭りの暖かい雰囲気を劇的に削ぐ結果となっており、そこで従来の花火と同じ花火効果を仮装・演出し、前述の欠点のない製品が求められている。
【0004】
この発明者は、このような従来の課題に対処するために、電子制御花火ランプ集合体が火薬使用の従来の花火の全爆発工程を仮装(シミュレート)する電子制御花火ランプ集合体及びその製造方法(特開2000−122582)を提供した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図10、11に示す通り、前述の電子制御花火ランプ集合体の製造方法は、発光ランプ4が高強度の堅牢なプラスチック製の着色管体から構成され、該管体の内部に発光ランプ4が設けられ該発光ランプ4から延長線が引き出されて該管体の端部が接着剤で気密に封止され、該管体が打揚げ用支柱1自身を構成するか或はてこ状放射部3と組み合わせて使用され、該打揚げ用支柱1がブロック、レバー或いは芸術的モデルの形状にデザイン可能であり、該打揚げ用支柱1が上方に閃光を移動するか或は閃光を発せず、該打揚げ用支柱1が内部に電線及びコントローラ7を含む着色ランプ或は着色円筒であり、球形支持体2が爆発中心であって該球形支持体2の中を貫通するてこ状放射部3のための孔が形成され、該球形支持体2が該打揚げ用支柱1或は該てこ状放射部3上の複数の位置に設けられている該複数の位置で爆発効果を作り出し、そして該コントローラ7が該打揚げ用支柱1内の該爆発位置を制御して該発光ランプ4、爆発ランプ5及び閃光ランプ6を連続的に爆発させ且つ放射させ得ることを特徴とするものである。
【0006】
しかし前述の電子制御花火ランプ集合体及びその制御法に於いては、打揚げ用支柱1、球形支持体2、てこ状放射部3、発光ランプ4、爆発ランプ5並びに閃光ランプ6は、高強度の堅牢なプラスチック製管体を7色に着色された管体から構成され、該管体内部に白色発光ランプが挿入されており、該管体の端部が接着剤で気密に封止されている。
【0007】
(1)従って、その製作が極めて複雑であるから製造コストが高くなり、該管体の端部から浸水し易い。
(2)そして該管体内部に該白色発光ランプを挿入しただけであるから、着色された該管体の長手方向に赤は赤、緑は緑、黄は黄、・・・とそのままに発光し、所望の色に変化させようとしても変色が全く不可能である。
(3)該プラスチック製着色管体と該白色発光ランプは、発熱により劣化し易く、特に後者はその発熱フィラメントが切れ易く、更に該てこ状放射部の先端に設けられる閃光ランプ(豆電球)が特に切れ易いので、その修理、交換等のメインテナンスが煩雑である。
(4)該てこ状放射部3の中間部と先端部に該閃光ランプ6を取付けるが、中間部の取付箇所から浸水し易い。
(5)該プラスチック製着色管体内に該白色発光ランプを内装したので発光してもその明るさが制限されて弱い。
(6)従って、前述の電子制御花火ランプ集合体は、花火の打揚げ、発光、爆発及び閃光の各工程をリアルに仮装(シュミレート)する事は不可能であり、音響も発生しなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前述の電子制御花火ランプ集合体及びその製造方法の欠陥を除去するものであり、電球、管状ネオンランプ、モールド管状ランプ及びストロボ電球を使用せず、その発射体、爆発体及び閃光体を発光ダイオードとした構成とした電子制御花火集合体及びその製造方法を提供するものである。
【0009】
その第1要旨は、金属製管体と、内部長手方向に内蔵され、発射光を仮装する所要数の発光体を内臓し、該金属製管体の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体とを有する打揚げ用支柱と、周囲に所要間隔で挿入孔を形成し、該打揚げ用支柱の先端に一体に設けられた球形支持体と、所要数の爆発体と閃光体とを有し、各内端を該球形支持体の該挿入孔に挿入された所要本数の支持桿と、該打揚げ用支柱の所要個所に設けられ、該発射体、該爆発体及び該閃光体に接続されたコントローラとから成り、該コントローラを介して該発射体、該爆発体及び該閃光体の発光を制御し、地上からの花火の打揚げ発射、空中での爆発及び最後に花火が燃焼して閃光状態を連続的に仮装・演出する事を特徴とする電子制御花火集合体である。
【0010】
その第2要旨は、該打揚げ用支柱の該金属製管体を充分な耐風力を有する堅牢な金属製とし、該球形支持体を堅牢な金属製とし、該支持桿を堅牢な金属製又は非金属性として成る電子制御花火集合体である。
【0011】
その第3要旨は、色の変化は基礎単位を該コントローラを介して赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードの3原色を調整し、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫及びそれらの中間色の所望色彩の花火を発光させ、花火の打揚げ発射、爆発及び閃光の各効果を連続的に仮装・演出する事を特徴とする電子制御花火集合体である。
【0012】
その第4要旨は、赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードを配列し、該赤色発光ダイオードを3原色の組合せ方式を、所要間隔で該赤色発光ダイオード、該緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードを配列し、夫々の基礎単位を該コントローラを介して調整することにより所望の色の花火の点光させて花火の打揚げ発射、爆発及び閃光の各効果を連続的に仮装・演出する事を特徴とする電子制御花火集合体である。
【0013】
その第5要旨は、金属製管体と、内部長手方向に内蔵され、発射光を仮装する所要数の発光体を内臓し、該金属製管体の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体とを有する打揚げ用支柱と、周囲に所要間隔で挿入孔を形成し、該打揚げ用支柱の先端に一体に設けられた球形支持体と、所要数の爆発体と閃光体とを有し、各内端を該球形支持体の該挿入孔に挿入された所要本数の支持桿と、該打揚げ用支柱の所要個所に設けられ、該発光体、該爆発体及び該閃光体に接続されたコントローラと、該コントローラに接続されたスピーカとから成り、該コントローラを介して花火の打揚げ発光、爆発及び閃光の各行程を連続的に仮装・演出し、同時に花火の打揚げ、発光、爆発及び閃光の各行程に同期して花火の打揚げ発射音、爆発音及び閃光音の各擬音効果を連続的に仮装・演出する事を特徴とする音響効果を有する電子制御花火集合体である。
【0014】
その第6要旨は、音声回路、アンプ及びスピーカとを有し、該コントローラに接続された音声発生部に於いて、該スピーカを発射光を仮装する該発射体、該爆発体及び該閃光体に接続し、該発射体の第1発光体の点光と同時に発生信号により言語ROMから発射音を該スピーカから発生し、該爆発体の中心から点光したり、発生信号により該言語ROMを介して該スピーカから爆発音を発生し、該閃光体を点光したり発生信号により該言語ROMから閃光音を発生する事を特徴とする請求項5記載の音響効果を有する電子制御花火集合体である。
【0015】
その第7要旨は、金属製管体と、内部長手方向に内蔵され、発射光を仮装する所要数の発光体を内臓し、該金属製管体の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体とを有する打揚げ用支柱と、該打揚げ用支柱の該発光体から延長線が引き出されて、該打揚げ用支柱の端部が接着剤で気密に封止され、該管体が打揚げ用支柱自身を構成するか或は支持桿との組合せで使用され、該打揚げ用支柱の所要個所に設けられ、該発光体、該爆発体及び該閃光体に接続されたコントローラとから成り、該支持桿或は芸術的モデルの形状にデザイン可能であり、該打揚げ用支柱が上方に閃光を移動するか或は閃光を発せず、該打揚げ用支柱が内部に電線及びコントローラを含む堅牢な透明プラスチック製管体とし、該球形支持体を爆発中心とし、該球形支持体中を貫通する該支持桿のための孔が形成され、該球形支持体中が該打揚げ用支柱或は該放射支持体上の複数の位置に設けられて該複数の位置で爆発効果を作り出し、そして該コントローラが該打揚げ用支柱内の該複数の爆発位置を制御して該発射体、該爆発体及び該閃光体を連続的に爆発させ且つ放射させ得ることを特徴とする電子制御花火集合体の製造方法である。
【0016】
【実施例】
図1〜3に於いて、請求項1記載の電子制御花火集合体10は、所要の直径と長さとを有する金属製管体14の周囲に、長手方向に発射光を仮装する所要数の発光体16・・・を内蔵した堅牢な透明プラスチック製管体14aを一体に被覆して打揚げ用支柱12とし、該発光体16・・・により花火の打揚げを仮装・演出する。
【0017】
該打揚げ用支柱12の上端に、周囲に所要間隔で挿入孔20a・・・を形成した球形支持体20を一体に設ける。
【0018】
長手方向に所要数の爆発体26・・・を内蔵した堅牢な透明支持桿22・・・の内端を該球形支持体20の該挿入孔20a・・・に挿入し、該堅牢な透明支持桿22・・・の先端に閃光体30・・・を設け、該球形支持体20の中心から外部に向かう放射状爆発体24とし、所要に応じ球形、その他の形状・デザインとする。
【0019】
該発光体16、該爆発体26及び該閃光体30にコントローラ32を接続し、その代替実施例として該堅牢な透明支持桿22を直線状とし、該堅牢な透明支持桿22に該爆発体26と該閃光体30とを接続してもよい。
【0020】
又該打揚げ用支柱12周囲の該透明プラスチック製管体14の該発光体16・・・が下から上に順次発光して花火の打揚げを仮想・演出し、該爆発体26及び該閃光体30の配列の順序は、該球形支持体20の球心から外方向に同心とし、同時順番に爆発、閃光を仮想・演出する。
そして球心から同心層が何層にも分かれ、最低でも3層が必要であり、層数が多ければ多いほど層と層との距離は小さくし、花火の爆発の同時関連性が良くなる。
【0021】
該透明支持桿22先端の該閃光体30は、球、星、その他の所望形状とし、請求項2記載の電子制御花火集合体10は、該打揚げ用支柱12の該金属製管体14を充分な耐風力を有する堅牢な金属製とし、該球形支持体20を堅牢な金属製とし、該支持桿22を堅牢な金属製又は非金属性としたものである。
【0022】
電子制御花火集合体10の所要箇所に設けられたコントローラ32にスピーカ34を接続し、該コントローラ32を該爆発体24の該コントローラ32を該発光体16、該爆発体26及び該閃光体30を接続し、花火の打揚げ発光、爆発及び閃光の各行程に同期して、花火の打揚げ音、発光音、爆発音及び閃光音の各擬音効果を連続的に仮装・演出する構成とする。
【0023】
図7 に示すコントローラ32は、集積回路LM72956Pをベースとし、該集積回路は、プラスチック封止デュアル・インライン・パッケージに収納され、バイポーラ及び相補型金属酸化膜半導体(CMOS)との併用技術で作られる。 更に、駆動電圧は、3乃至18Vで、該コントローラ32は、固体リレーを直接活性化可能で十分大きな電流を出力出来る。 図8は、LM72956Pのピン配列を示し、その中ピン24乃至27は、プログラムピンであり、高低電位と接続して出力プログラムを固定出来る。M72956Pは、13本の出力ピンを有し、それらは3グループに分割される。 該13本のグループピンは、第1の実施例を参照し、次ぎにそれらの特徴を説明する。
【0024】
第1グループに於いて、該発光体16に接続された該コントローラ32を制御するための出力ピン1乃至6を有する。これらは、通電時に、1→2→3→4→5→6の順に高レベルで出力し、固体リレーを直接活性化する。 その結果、発射体4が下から上に連続的に点灯する。 この発射体の点灯速度は、RP1及びC1の値を調節すれば変化可能である。
【0025】
第2グループは、爆発体26を制御するための出力ピン7乃至10を有する。 該発射体4が点灯される時、高レベルの出力が、
7→8→9→10→7→7+8→7+8+9→7+8+9+10→8+9+10→9+10→10の順に行われ、図2に示す爆発体26を夫々点灯する。 該爆発体26の点灯速度は、RP2の値を調節すれば変化可能である。
【0026】
第3グループは、閃光体30を制御するための出力ピン11乃至13を有する。
第2グループが消灯された後、高レベルの出力が、11→12→13→11+12→11+13→12+13→11+12+13の順に行われ、閃光体30を高速で点灯する。 この閃光頻度は、RP3の値を調節すれば変化可能である。
第3グループが1サイクル或は数サイクルを実施した後、該集積回路をリセットし、該プロセスを、第1グループ→第2グループ→第3グループの順に繰り返す。
【0027】
請求項3記載の電子制御花火集合体10に於いて、色の変化は基礎単位を該コントローラ32を調整し、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫及びそれらの中間色の所望色彩の花火を発光させ、花火の打揚げ発射、爆発及び閃光の各効果を連続的に仮装・演出する事が可能となる。
【0027】
請求項4記載の電子制御花火集合体10に於いて、3原色の組合せ方式は、所要間隔で赤色発光ダイオードR1、緑色発光ダイオードG1及び青色発光ダイオードB1を所要間隔で直列に接続し、該赤色発光ダイオードをR1からR12まで、該緑色発光ダイオードをG1からG12まで及び該青色発光ダイオードをB1からB12まで分け、夫々を該コントローラ32でR1からR12まで、R1→R2・・・R12の順序で連続的に点光すると花火は赤の爆発状態を仮想する。
【0028】
該緑色発光ダイオードをG1→G2・・・G12の順序で連続的に点光すると花火は緑の爆発状態を仮想し、該青色発光ダイオードをB1→B2・・・B12の順序で連続的に点光すると花火は青の爆発状態を仮想する。
【0029】
該発光ダイオードをR1+G1→R2+G2→R3+G3・・・R12+G12の順序で点光すると花火は青色の爆発状態を仮想し、R1+B1→R2+B2→R3+B3・・・G12+B12の順序で点光すると花火は紫色の爆発状態を仮想し、従って、G+Bは黒色になり、R+G+Bは、白色となり、R1〜R12、G1〜G12、B1〜B12の夫々の基礎単位を該コントローラ32を介して調整することにより所望色の花火の点光させて花火の打揚げ発射、爆発及び閃光の各効果を連続的に仮装・演出する事が可能となる。
【0030】
請求項5記載の音響効果を有する電子制御花火集合体に於いては、金属製管体14と、所要数の発光体16・・・を内蔵し、該金属製管体14の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体14aを一体に被覆して打揚げ用支柱12とし、該発光体16・・・により花火の打揚げを仮装・演出する。
【0031】
該打揚げ用支柱12の該発光体16・・・から延長線が引き出されて該打揚げ用支柱12の端部が接着剤で気密に封止され、該管体14が該打揚げ用支柱12本体を構成するか或は放射支持桿22との組合せで使用され、該管体14は該打揚げ用支柱12がブロック、放射支持桿22・・・或は芸術的モデルの形状にデザイン可能である。
【0032】
該打揚げ用支柱12が上方に閃光を移動するか或は閃光を発せず、該打揚げ用支柱12が内部に電線及びコントローラ32を含む堅牢透明プラスチック製管体14aとし、該球形支持体20を爆発中心とし、該球形支持体20の中心に向かって内端を貫通する放射支持桿22・・・のための挿入孔20a・・・が形成され、該球形支持体20の中心が該打揚げ用支柱12或は該放射支持桿22・・・上の複数の位置に設けられて該複数の位置で爆発効果を作り出し、そして該コントローラ32が該打揚げ用支柱12内の該複数の爆発位置を制御して該発射体16、該爆発体26及び該閃光体30を連続的に爆発させる電子制御花火集合体の製造方法とする。
【0033】
第1グループに於いて、該発光体16に接続された該コントローラ32を制御するための出力ピン1乃至6を有する。これらは、通電時に、1→2→3→4→5→6の順に高レベルで出力し、固体リレーを直接活性化する。 その結果、発射体4が下から上に連続的に点灯する。 この発射体の点灯速度は、RP1及びC1の値を調節すれば変化可能である。
【0034】
第2グループは、爆発体26を制御するための出力ピン7乃至10を有する。 該発射体4が点灯される時、高レベルの出力が、
7→8→9→10→7→7+8→7+8+9→7+8+9+10→8+9+10→9+10→10の順に行われ、図2に示す爆発体5A、5B、5C及び5Dを夫々点灯する。 該爆発体26の点灯速度は、RP2の値を調節すれば変化可能である。
【0035】
第3グループは、閃光体30を制御するための出力ピン11乃至13を有する。
第2グループが消灯された後、高レベルの出力が、11→12→13→11+12→11+13→12+13→11+12+13の順に行われ、閃光体30を高速で点灯する。 この閃光頻度は、RP3の値を調節すれば変化可能である。 第3グループが1サイクル或は数サイクルを実施した後、該集積回路をリセットし、該プロセスを、第1グループ→第2グループ→第3グループの順に繰り返す。
【0036】
音声発生部40は、音声回路42、アンプ44及びスピーカ46とを有し、該コントローラ32aに接続されたものである。
【0037】
該音声発生部40に於いて、該スピーカ46を、該発射体の第1発光体16の点光と同時に発生信号により言語ROMからシュ−・シュ−の発射音を該スピーカ46から発生し、該爆発体26の中心から点光したり、発生信号により該言語ROMを介してバ−ン・バ−ンの爆発音を発生し、該閃光体30を点光、発生信号により該言語ROMからパラ・パラの閃光音を発生する。
【0038】
【発明の効果】
(1)この発明に係る電子制御花火集合体及びその制御法によれば、この発明者の前述の発明に係る発射ランプ、爆発ランプ及び閃光ランプの各ランプを廃止し、その替わりに発光ダイオード(LED)により置換したので、その製作が極めて容易となり、製造コストも抑えられる。
【0039】
(2)前発明に於いては、放射レバーに爆発ランプや閃光ランプを取付けたその取付箇所から浸水するので漏電、腐食等の原因となり易く、特に閃光ランプの豆電球が切れ易いので、その交換や保守点検が極めて煩瑣であった。この発明に於いては、放射レバー内部の長手方向に爆発ランプや閃光ランプを内臓させるので浸水がなくなり、その結果浸水による漏電、腐食等がなくなる。
【0040】
(3)前発明に於いては、管体や放射レバーの内部に白色発光ランプを挿入し、該管体や放射レバーを所望色彩に着色しているので、着色された該管体の長手方向に赤は赤、緑は緑、黄は黄、・・・とそのまま発光し、所望の色に変色が全く不可能であった。しかしこの発明に於いては、発射ランプ、爆発ランプ及び閃光ランプ等を発光ダイオード(LED)としたので、所望の色への変色が極めて容易である。
【0041】
(4)前発明に於いては、電球、管状ネオンランプ、モールド管状ランプ、ストロボ電球等を使用したので、発熱により劣化し易く、特に放射レバーの先端の閃光ランプ(豆電球)の発熱フィラメントが切れ易いので、その修理、交換等のメインテナンスが困難である。他方、この発明に於いては、発射ランプ、爆発ランプ及び閃光ランプ等を発光ダイオード(LED)としたので、発熱による劣化が無くなり、所望の色への変色が極めて容易となる。
【0042】
(5)前発明に於いては、プラスチック製着色管体内に白色発光ランプを内装したので発光してもその明るさが弱かった。他方、この出願に係る発明によれば、発射ランプ、爆発ランプ及び閃光ランプ等を発光ダイオード(LED)としたので三原色の原理を利用して所望の色彩、強度及び中間色の花火が得られる。
【0043】
(6)前発明に於いては、高さ6mの電子制御花火ランプ集合体の消費電力が7200W.であったが、この出願に係る発明によれば、ランプを発光ダイオード(LED)と交替したので消費電力が300W.となるので、省エネルギー効果が24倍となる。
【0044】
(7)前発明に於いては、花火ランプ集合体であるから、理論寿命は10、000時間で、実寿命時間は数千時間であるが、この出願発明の理論寿命は100、000時間以上で、平均寿命は30、000時間以上となる。
【0045】
(8)前発明に於いては、音響を発生しなかったが、この出願発明によれば、所要に応じ花火の打揚げ発光、爆発及び閃光の各行程に同期して花火の打揚げ発光音、爆発音及び閃光音の各擬音効果により迫真的な花火を仮装・演出可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電子制御花火集合体の第1実施例の正面略図。
【図2】図1に示す電子制御花火集合体の打揚げ用支柱の部分拡大断面略図。
【図3】図1に示す電子制御花火集合体に設けられる支持桿の拡大正面略図。
【図4】この発明に係る電子制御花火集合体の第2実施例の正面略図。
【図5】図4に示す電子制御花火集合体に設けられる支持桿の拡大正面略図。
【図6】この発明に係る電子制御花火集合体の第3実施例の正面略図。
【図7】図1、4及び6の電子制御花火集合体に使用する集積回路チップの概略図。
【図8】図1の電子制御花火集合体に使用する集積回路の電気回路図。
【図9】図6の電子制御花火集合体に使用する集積回路の電気回路図。
【図10】赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードを調整して所望の色彩の花火を仮想・展示する集積回路チップの概略図
【図11】この発明の原発明に係る電子制御花火ランプ集合体の実施例の正面略図。
【図12】図11の電子制御花火ランプ集合体の放射レバーの構造の拡大部分断面図。
【符号の説明】
10 子制御花火集合体;
12 打揚げ用支柱;
14 金属製管体;
14a 透明プラスチック製管体;
16 発光体;
20 球形支持体;
20a 挿入孔;
22 支持桿;
24 爆発体;
26 爆発体;
30 閃光体;
32 コントローラ;
32a 発光ダイオードとスピーカとを駆動するコントローラ
40 音声発生部;
42 音声回路;
44 アンプ;
46 スピーカ。
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子制御花火集合体及びその制御法に関し、更に詳しくは、街の公園、文化施設、陸橋、その他の場所に設けられる観賞用打揚げ花火の打揚げ発射、爆発及び閃光(拡散落下)の各工程の爆発、炎色反応を連続的に仮装・演出する電子制御花火集合体及びその制御法に関し、且つ所要に応じ花火の発射打揚げ音、爆発音及び閃光音の各擬音効果を連続的に仮装・演出する音響効果を有する電子制御花火集合体及びその制御法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の観賞用打揚げ花火は、厚紙製円筒の中に火薬、酸化剤及び金属化合物とを充填したもので、鉄製筒等から発射火薬により上空に打揚げ、飛翔の最高度点で爆発させ、種々の色の火炎を発生し、その炎色反応によりお祭りの雰囲気を一層盛り上げるものである。
【0003】
しかしながら、従来の花火は、都市部に於いてはその騒音、空気汚染、環境に対する他の危険な影響や、特に人を傷つけ且つ火災事故さえ起こす可能性があり、更に製造コストが高くなり、又、花火の製造及び輸送の過程で爆発及び燃焼の危険がある。このため、多くの都市では、花火の打揚げが禁止され、そのお祭りの暖かい雰囲気を劇的に削ぐ結果となっており、そこで従来の花火と同じ花火効果を仮装・演出し、前述の欠点のない製品が求められている。
【0004】
この発明者は、このような従来の課題に対処するために、電子制御花火ランプ集合体が火薬使用の従来の花火の全爆発工程を仮装(シミュレート)する電子制御花火ランプ集合体及びその製造方法(特開2000−122582)を提供した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図10、11に示す通り、前述の電子制御花火ランプ集合体の製造方法は、発光ランプ4が高強度の堅牢なプラスチック製の着色管体から構成され、該管体の内部に発光ランプ4が設けられ該発光ランプ4から延長線が引き出されて該管体の端部が接着剤で気密に封止され、該管体が打揚げ用支柱1自身を構成するか或はてこ状放射部3と組み合わせて使用され、該打揚げ用支柱1がブロック、レバー或いは芸術的モデルの形状にデザイン可能であり、該打揚げ用支柱1が上方に閃光を移動するか或は閃光を発せず、該打揚げ用支柱1が内部に電線及びコントローラ7を含む着色ランプ或は着色円筒であり、球形支持体2が爆発中心であって該球形支持体2の中を貫通するてこ状放射部3のための孔が形成され、該球形支持体2が該打揚げ用支柱1或は該てこ状放射部3上の複数の位置に設けられている該複数の位置で爆発効果を作り出し、そして該コントローラ7が該打揚げ用支柱1内の該爆発位置を制御して該発光ランプ4、爆発ランプ5及び閃光ランプ6を連続的に爆発させ且つ放射させ得ることを特徴とするものである。
【0006】
しかし前述の電子制御花火ランプ集合体及びその制御法に於いては、打揚げ用支柱1、球形支持体2、てこ状放射部3、発光ランプ4、爆発ランプ5並びに閃光ランプ6は、高強度の堅牢なプラスチック製管体を7色に着色された管体から構成され、該管体内部に白色発光ランプが挿入されており、該管体の端部が接着剤で気密に封止されている。
【0007】
(1)従って、その製作が極めて複雑であるから製造コストが高くなり、該管体の端部から浸水し易い。
(2)そして該管体内部に該白色発光ランプを挿入しただけであるから、着色された該管体の長手方向に赤は赤、緑は緑、黄は黄、・・・とそのままに発光し、所望の色に変化させようとしても変色が全く不可能である。
(3)該プラスチック製着色管体と該白色発光ランプは、発熱により劣化し易く、特に後者はその発熱フィラメントが切れ易く、更に該てこ状放射部の先端に設けられる閃光ランプ(豆電球)が特に切れ易いので、その修理、交換等のメインテナンスが煩雑である。
(4)該てこ状放射部3の中間部と先端部に該閃光ランプ6を取付けるが、中間部の取付箇所から浸水し易い。
(5)該プラスチック製着色管体内に該白色発光ランプを内装したので発光してもその明るさが制限されて弱い。
(6)従って、前述の電子制御花火ランプ集合体は、花火の打揚げ、発光、爆発及び閃光の各工程をリアルに仮装(シュミレート)する事は不可能であり、音響も発生しなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前述の電子制御花火ランプ集合体及びその製造方法の欠陥を除去するものであり、電球、管状ネオンランプ、モールド管状ランプ及びストロボ電球を使用せず、その発射体、爆発体及び閃光体を発光ダイオードとした構成とした電子制御花火集合体及びその製造方法を提供するものである。
【0009】
その第1要旨は、金属製管体と、内部長手方向に内蔵され、発射光を仮装する所要数の発光体を内臓し、該金属製管体の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体とを有する打揚げ用支柱と、周囲に所要間隔で挿入孔を形成し、該打揚げ用支柱の先端に一体に設けられた球形支持体と、所要数の爆発体と閃光体とを有し、各内端を該球形支持体の該挿入孔に挿入された所要本数の支持桿と、該打揚げ用支柱の所要個所に設けられ、該発射体、該爆発体及び該閃光体に接続されたコントローラとから成り、該コントローラを介して該発射体、該爆発体及び該閃光体の発光を制御し、地上からの花火の打揚げ発射、空中での爆発及び最後に花火が燃焼して閃光状態を連続的に仮装・演出する事を特徴とする電子制御花火集合体である。
【0010】
その第2要旨は、該打揚げ用支柱の該金属製管体を充分な耐風力を有する堅牢な金属製とし、該球形支持体を堅牢な金属製とし、該支持桿を堅牢な金属製又は非金属性として成る電子制御花火集合体である。
【0011】
その第3要旨は、色の変化は基礎単位を該コントローラを介して赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードの3原色を調整し、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫及びそれらの中間色の所望色彩の花火を発光させ、花火の打揚げ発射、爆発及び閃光の各効果を連続的に仮装・演出する事を特徴とする電子制御花火集合体である。
【0012】
その第4要旨は、赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードを配列し、該赤色発光ダイオードを3原色の組合せ方式を、所要間隔で該赤色発光ダイオード、該緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードを配列し、夫々の基礎単位を該コントローラを介して調整することにより所望の色の花火の点光させて花火の打揚げ発射、爆発及び閃光の各効果を連続的に仮装・演出する事を特徴とする電子制御花火集合体である。
【0013】
その第5要旨は、金属製管体と、内部長手方向に内蔵され、発射光を仮装する所要数の発光体を内臓し、該金属製管体の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体とを有する打揚げ用支柱と、周囲に所要間隔で挿入孔を形成し、該打揚げ用支柱の先端に一体に設けられた球形支持体と、所要数の爆発体と閃光体とを有し、各内端を該球形支持体の該挿入孔に挿入された所要本数の支持桿と、該打揚げ用支柱の所要個所に設けられ、該発光体、該爆発体及び該閃光体に接続されたコントローラと、該コントローラに接続されたスピーカとから成り、該コントローラを介して花火の打揚げ発光、爆発及び閃光の各行程を連続的に仮装・演出し、同時に花火の打揚げ、発光、爆発及び閃光の各行程に同期して花火の打揚げ発射音、爆発音及び閃光音の各擬音効果を連続的に仮装・演出する事を特徴とする音響効果を有する電子制御花火集合体である。
【0014】
その第6要旨は、音声回路、アンプ及びスピーカとを有し、該コントローラに接続された音声発生部に於いて、該スピーカを発射光を仮装する該発射体、該爆発体及び該閃光体に接続し、該発射体の第1発光体の点光と同時に発生信号により言語ROMから発射音を該スピーカから発生し、該爆発体の中心から点光したり、発生信号により該言語ROMを介して該スピーカから爆発音を発生し、該閃光体を点光したり発生信号により該言語ROMから閃光音を発生する事を特徴とする請求項5記載の音響効果を有する電子制御花火集合体である。
【0015】
その第7要旨は、金属製管体と、内部長手方向に内蔵され、発射光を仮装する所要数の発光体を内臓し、該金属製管体の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体とを有する打揚げ用支柱と、該打揚げ用支柱の該発光体から延長線が引き出されて、該打揚げ用支柱の端部が接着剤で気密に封止され、該管体が打揚げ用支柱自身を構成するか或は支持桿との組合せで使用され、該打揚げ用支柱の所要個所に設けられ、該発光体、該爆発体及び該閃光体に接続されたコントローラとから成り、該支持桿或は芸術的モデルの形状にデザイン可能であり、該打揚げ用支柱が上方に閃光を移動するか或は閃光を発せず、該打揚げ用支柱が内部に電線及びコントローラを含む堅牢な透明プラスチック製管体とし、該球形支持体を爆発中心とし、該球形支持体中を貫通する該支持桿のための孔が形成され、該球形支持体中が該打揚げ用支柱或は該放射支持体上の複数の位置に設けられて該複数の位置で爆発効果を作り出し、そして該コントローラが該打揚げ用支柱内の該複数の爆発位置を制御して該発射体、該爆発体及び該閃光体を連続的に爆発させ且つ放射させ得ることを特徴とする電子制御花火集合体の製造方法である。
【0016】
【実施例】
図1〜3に於いて、請求項1記載の電子制御花火集合体10は、所要の直径と長さとを有する金属製管体14の周囲に、長手方向に発射光を仮装する所要数の発光体16・・・を内蔵した堅牢な透明プラスチック製管体14aを一体に被覆して打揚げ用支柱12とし、該発光体16・・・により花火の打揚げを仮装・演出する。
【0017】
該打揚げ用支柱12の上端に、周囲に所要間隔で挿入孔20a・・・を形成した球形支持体20を一体に設ける。
【0018】
長手方向に所要数の爆発体26・・・を内蔵した堅牢な透明支持桿22・・・の内端を該球形支持体20の該挿入孔20a・・・に挿入し、該堅牢な透明支持桿22・・・の先端に閃光体30・・・を設け、該球形支持体20の中心から外部に向かう放射状爆発体24とし、所要に応じ球形、その他の形状・デザインとする。
【0019】
該発光体16、該爆発体26及び該閃光体30にコントローラ32を接続し、その代替実施例として該堅牢な透明支持桿22を直線状とし、該堅牢な透明支持桿22に該爆発体26と該閃光体30とを接続してもよい。
【0020】
又該打揚げ用支柱12周囲の該透明プラスチック製管体14の該発光体16・・・が下から上に順次発光して花火の打揚げを仮想・演出し、該爆発体26及び該閃光体30の配列の順序は、該球形支持体20の球心から外方向に同心とし、同時順番に爆発、閃光を仮想・演出する。
そして球心から同心層が何層にも分かれ、最低でも3層が必要であり、層数が多ければ多いほど層と層との距離は小さくし、花火の爆発の同時関連性が良くなる。
【0021】
該透明支持桿22先端の該閃光体30は、球、星、その他の所望形状とし、請求項2記載の電子制御花火集合体10は、該打揚げ用支柱12の該金属製管体14を充分な耐風力を有する堅牢な金属製とし、該球形支持体20を堅牢な金属製とし、該支持桿22を堅牢な金属製又は非金属性としたものである。
【0022】
電子制御花火集合体10の所要箇所に設けられたコントローラ32にスピーカ34を接続し、該コントローラ32を該爆発体24の該コントローラ32を該発光体16、該爆発体26及び該閃光体30を接続し、花火の打揚げ発光、爆発及び閃光の各行程に同期して、花火の打揚げ音、発光音、爆発音及び閃光音の各擬音効果を連続的に仮装・演出する構成とする。
【0023】
図7 に示すコントローラ32は、集積回路LM72956Pをベースとし、該集積回路は、プラスチック封止デュアル・インライン・パッケージに収納され、バイポーラ及び相補型金属酸化膜半導体(CMOS)との併用技術で作られる。 更に、駆動電圧は、3乃至18Vで、該コントローラ32は、固体リレーを直接活性化可能で十分大きな電流を出力出来る。 図8は、LM72956Pのピン配列を示し、その中ピン24乃至27は、プログラムピンであり、高低電位と接続して出力プログラムを固定出来る。M72956Pは、13本の出力ピンを有し、それらは3グループに分割される。 該13本のグループピンは、第1の実施例を参照し、次ぎにそれらの特徴を説明する。
【0024】
第1グループに於いて、該発光体16に接続された該コントローラ32を制御するための出力ピン1乃至6を有する。これらは、通電時に、1→2→3→4→5→6の順に高レベルで出力し、固体リレーを直接活性化する。 その結果、発射体4が下から上に連続的に点灯する。 この発射体の点灯速度は、RP1及びC1の値を調節すれば変化可能である。
【0025】
第2グループは、爆発体26を制御するための出力ピン7乃至10を有する。 該発射体4が点灯される時、高レベルの出力が、
7→8→9→10→7→7+8→7+8+9→7+8+9+10→8+9+10→9+10→10の順に行われ、図2に示す爆発体26を夫々点灯する。 該爆発体26の点灯速度は、RP2の値を調節すれば変化可能である。
【0026】
第3グループは、閃光体30を制御するための出力ピン11乃至13を有する。
第2グループが消灯された後、高レベルの出力が、11→12→13→11+12→11+13→12+13→11+12+13の順に行われ、閃光体30を高速で点灯する。 この閃光頻度は、RP3の値を調節すれば変化可能である。
第3グループが1サイクル或は数サイクルを実施した後、該集積回路をリセットし、該プロセスを、第1グループ→第2グループ→第3グループの順に繰り返す。
【0027】
請求項3記載の電子制御花火集合体10に於いて、色の変化は基礎単位を該コントローラ32を調整し、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫及びそれらの中間色の所望色彩の花火を発光させ、花火の打揚げ発射、爆発及び閃光の各効果を連続的に仮装・演出する事が可能となる。
【0027】
請求項4記載の電子制御花火集合体10に於いて、3原色の組合せ方式は、所要間隔で赤色発光ダイオードR1、緑色発光ダイオードG1及び青色発光ダイオードB1を所要間隔で直列に接続し、該赤色発光ダイオードをR1からR12まで、該緑色発光ダイオードをG1からG12まで及び該青色発光ダイオードをB1からB12まで分け、夫々を該コントローラ32でR1からR12まで、R1→R2・・・R12の順序で連続的に点光すると花火は赤の爆発状態を仮想する。
【0028】
該緑色発光ダイオードをG1→G2・・・G12の順序で連続的に点光すると花火は緑の爆発状態を仮想し、該青色発光ダイオードをB1→B2・・・B12の順序で連続的に点光すると花火は青の爆発状態を仮想する。
【0029】
該発光ダイオードをR1+G1→R2+G2→R3+G3・・・R12+G12の順序で点光すると花火は青色の爆発状態を仮想し、R1+B1→R2+B2→R3+B3・・・G12+B12の順序で点光すると花火は紫色の爆発状態を仮想し、従って、G+Bは黒色になり、R+G+Bは、白色となり、R1〜R12、G1〜G12、B1〜B12の夫々の基礎単位を該コントローラ32を介して調整することにより所望色の花火の点光させて花火の打揚げ発射、爆発及び閃光の各効果を連続的に仮装・演出する事が可能となる。
【0030】
請求項5記載の音響効果を有する電子制御花火集合体に於いては、金属製管体14と、所要数の発光体16・・・を内蔵し、該金属製管体14の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体14aを一体に被覆して打揚げ用支柱12とし、該発光体16・・・により花火の打揚げを仮装・演出する。
【0031】
該打揚げ用支柱12の該発光体16・・・から延長線が引き出されて該打揚げ用支柱12の端部が接着剤で気密に封止され、該管体14が該打揚げ用支柱12本体を構成するか或は放射支持桿22との組合せで使用され、該管体14は該打揚げ用支柱12がブロック、放射支持桿22・・・或は芸術的モデルの形状にデザイン可能である。
【0032】
該打揚げ用支柱12が上方に閃光を移動するか或は閃光を発せず、該打揚げ用支柱12が内部に電線及びコントローラ32を含む堅牢透明プラスチック製管体14aとし、該球形支持体20を爆発中心とし、該球形支持体20の中心に向かって内端を貫通する放射支持桿22・・・のための挿入孔20a・・・が形成され、該球形支持体20の中心が該打揚げ用支柱12或は該放射支持桿22・・・上の複数の位置に設けられて該複数の位置で爆発効果を作り出し、そして該コントローラ32が該打揚げ用支柱12内の該複数の爆発位置を制御して該発射体16、該爆発体26及び該閃光体30を連続的に爆発させる電子制御花火集合体の製造方法とする。
【0033】
第1グループに於いて、該発光体16に接続された該コントローラ32を制御するための出力ピン1乃至6を有する。これらは、通電時に、1→2→3→4→5→6の順に高レベルで出力し、固体リレーを直接活性化する。 その結果、発射体4が下から上に連続的に点灯する。 この発射体の点灯速度は、RP1及びC1の値を調節すれば変化可能である。
【0034】
第2グループは、爆発体26を制御するための出力ピン7乃至10を有する。 該発射体4が点灯される時、高レベルの出力が、
7→8→9→10→7→7+8→7+8+9→7+8+9+10→8+9+10→9+10→10の順に行われ、図2に示す爆発体5A、5B、5C及び5Dを夫々点灯する。 該爆発体26の点灯速度は、RP2の値を調節すれば変化可能である。
【0035】
第3グループは、閃光体30を制御するための出力ピン11乃至13を有する。
第2グループが消灯された後、高レベルの出力が、11→12→13→11+12→11+13→12+13→11+12+13の順に行われ、閃光体30を高速で点灯する。 この閃光頻度は、RP3の値を調節すれば変化可能である。 第3グループが1サイクル或は数サイクルを実施した後、該集積回路をリセットし、該プロセスを、第1グループ→第2グループ→第3グループの順に繰り返す。
【0036】
音声発生部40は、音声回路42、アンプ44及びスピーカ46とを有し、該コントローラ32aに接続されたものである。
【0037】
該音声発生部40に於いて、該スピーカ46を、該発射体の第1発光体16の点光と同時に発生信号により言語ROMからシュ−・シュ−の発射音を該スピーカ46から発生し、該爆発体26の中心から点光したり、発生信号により該言語ROMを介してバ−ン・バ−ンの爆発音を発生し、該閃光体30を点光、発生信号により該言語ROMからパラ・パラの閃光音を発生する。
【0038】
【発明の効果】
(1)この発明に係る電子制御花火集合体及びその制御法によれば、この発明者の前述の発明に係る発射ランプ、爆発ランプ及び閃光ランプの各ランプを廃止し、その替わりに発光ダイオード(LED)により置換したので、その製作が極めて容易となり、製造コストも抑えられる。
【0039】
(2)前発明に於いては、放射レバーに爆発ランプや閃光ランプを取付けたその取付箇所から浸水するので漏電、腐食等の原因となり易く、特に閃光ランプの豆電球が切れ易いので、その交換や保守点検が極めて煩瑣であった。この発明に於いては、放射レバー内部の長手方向に爆発ランプや閃光ランプを内臓させるので浸水がなくなり、その結果浸水による漏電、腐食等がなくなる。
【0040】
(3)前発明に於いては、管体や放射レバーの内部に白色発光ランプを挿入し、該管体や放射レバーを所望色彩に着色しているので、着色された該管体の長手方向に赤は赤、緑は緑、黄は黄、・・・とそのまま発光し、所望の色に変色が全く不可能であった。しかしこの発明に於いては、発射ランプ、爆発ランプ及び閃光ランプ等を発光ダイオード(LED)としたので、所望の色への変色が極めて容易である。
【0041】
(4)前発明に於いては、電球、管状ネオンランプ、モールド管状ランプ、ストロボ電球等を使用したので、発熱により劣化し易く、特に放射レバーの先端の閃光ランプ(豆電球)の発熱フィラメントが切れ易いので、その修理、交換等のメインテナンスが困難である。他方、この発明に於いては、発射ランプ、爆発ランプ及び閃光ランプ等を発光ダイオード(LED)としたので、発熱による劣化が無くなり、所望の色への変色が極めて容易となる。
【0042】
(5)前発明に於いては、プラスチック製着色管体内に白色発光ランプを内装したので発光してもその明るさが弱かった。他方、この出願に係る発明によれば、発射ランプ、爆発ランプ及び閃光ランプ等を発光ダイオード(LED)としたので三原色の原理を利用して所望の色彩、強度及び中間色の花火が得られる。
【0043】
(6)前発明に於いては、高さ6mの電子制御花火ランプ集合体の消費電力が7200W.であったが、この出願に係る発明によれば、ランプを発光ダイオード(LED)と交替したので消費電力が300W.となるので、省エネルギー効果が24倍となる。
【0044】
(7)前発明に於いては、花火ランプ集合体であるから、理論寿命は10、000時間で、実寿命時間は数千時間であるが、この出願発明の理論寿命は100、000時間以上で、平均寿命は30、000時間以上となる。
【0045】
(8)前発明に於いては、音響を発生しなかったが、この出願発明によれば、所要に応じ花火の打揚げ発光、爆発及び閃光の各行程に同期して花火の打揚げ発光音、爆発音及び閃光音の各擬音効果により迫真的な花火を仮装・演出可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電子制御花火集合体の第1実施例の正面略図。
【図2】図1に示す電子制御花火集合体の打揚げ用支柱の部分拡大断面略図。
【図3】図1に示す電子制御花火集合体に設けられる支持桿の拡大正面略図。
【図4】この発明に係る電子制御花火集合体の第2実施例の正面略図。
【図5】図4に示す電子制御花火集合体に設けられる支持桿の拡大正面略図。
【図6】この発明に係る電子制御花火集合体の第3実施例の正面略図。
【図7】図1、4及び6の電子制御花火集合体に使用する集積回路チップの概略図。
【図8】図1の電子制御花火集合体に使用する集積回路の電気回路図。
【図9】図6の電子制御花火集合体に使用する集積回路の電気回路図。
【図10】赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードを調整して所望の色彩の花火を仮想・展示する集積回路チップの概略図
【図11】この発明の原発明に係る電子制御花火ランプ集合体の実施例の正面略図。
【図12】図11の電子制御花火ランプ集合体の放射レバーの構造の拡大部分断面図。
【符号の説明】
10 子制御花火集合体;
12 打揚げ用支柱;
14 金属製管体;
14a 透明プラスチック製管体;
16 発光体;
20 球形支持体;
20a 挿入孔;
22 支持桿;
24 爆発体;
26 爆発体;
30 閃光体;
32 コントローラ;
32a 発光ダイオードとスピーカとを駆動するコントローラ
40 音声発生部;
42 音声回路;
44 アンプ;
46 スピーカ。
Claims (7)
- 金属製管体と、内部長手方向に内蔵され、発射光を仮装する所要数の発光体を内臓し、該金属製管体の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体とを有する打揚げ用支柱と;
周囲に所要間隔で挿入孔を形成し、該打揚げ用支柱の先端に一体に設けられた球形支持体と;
所要数の爆発体と閃光体とを有し、各内端を該球形支持体の該挿入孔に挿入された所要本数の透明支持桿と;
該打揚げ用支柱の所要個所に設けられ、該発射体、該爆発体及び該閃光体に接続されたコントローラとから成り;
該コントローラを介して該発射体、該爆発体及び該閃光体の発光を制御し、地上からの花火の打揚げ発射、空中での爆発及び最後に花火が燃焼して閃光状態を連続的に仮装・演出する事を特徴とする電子制御花火集合体。 - 該打揚げ用支柱の該金属製管体を充分な耐風力を有する堅牢な金属製とし、該球形支持体を堅牢な金属製とし、該支持桿を堅牢な金属製又は非金属性として成る請求項1記載の電子制御花火集合体。
- 色の変化は基礎単位を該コントローラを介して赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードの3原色を調整し、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫及びそれらの中間色の所望色彩の花火を発光させ、花火の打揚げ発射、爆発及び閃光の各効果を連続的に仮装・演出する事を特徴とする請求項1記載の電子制御花火集合体。
- 赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードを配列し、該赤色発光ダイオードを3原色の組合せ方式を、所要間隔で該赤色発光ダイオード、該緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードを配列し、夫々の基礎単位を該コントローラを介して調整することにより所望の色の花火の点光させて花火の打揚げ発射、爆発及び閃光の各効果を連続的に仮装・演出する事を特徴とする請求項1記載の電子制御花火集合体。
- 金属製管体と、内部長手方向に内蔵され、発射光を仮装する所要数の発光体を内臓し、該金属製管体の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体とを有する打揚げ用支柱と;
周囲に所要間隔で挿入孔を形成し、該打揚げ用支柱の先端に一体に設けられた球形支持体と;
所要数の爆発体と閃光体とを有し、各内端を該球形支持体の該挿入孔に挿入された所要本数の支持桿と;
該打揚げ用支柱の所要個所に設けられ、該発光体、該爆発体及び該閃光体に接続されたコントローラと;
音声回路、アンプ及びスピーカとを有し、該コントローラに接続された音声発生部とから成り;
該コントローラを介して花火の打揚げ発光、爆発及び閃光の各行程を連続的に仮装・演出し、同時に花火の打揚げ、発光、爆発及び閃光の各行程に同期して花火の打揚げ発射音、爆発音及び閃光音の各擬音効果を連続的に仮装・演出する事を特徴とする音響効果を有する電子制御花火集合体。 - 音声回路、アンプ及びスピーカとを有し、該コントローラに接続された音声発生部に於いて、該スピーカを発射光を仮装する該発射体、該爆発体及び該閃光体に接続し、該発射体の第1発光体の点光と同時に発生信号により言語ROMから発射音を該スピーカから発生し、該爆発体の中心から点光したり、発生信号により該言語ROMを介して該スピーカから爆発音を発生し、該閃光体を点光したり、発生信号により該言語ROMから閃光音を発生する事を特徴とする請求項5記載の音響効果を有する電子制御花火集合体。
- 金属製管体と、内部長手方向に内蔵され、発射光を仮装する所要数の発光体を内臓し、該金属製管体の周囲に一体に被覆された堅牢な透明プラスチック製管体とを有する打揚げ用支柱と、該打揚げ用支柱の該発光体から延長線が引き出されて、該打揚げ用支柱の端部が接着剤で気密に封止され、該管体が打揚げ用支柱自身を構成するか或は支持桿との組合せで使用され、該打揚げ用支柱の所要個所に設けられ、該発光体、該爆発体及び該閃光体に接続されたコントローラとから成り、該支持桿或は芸術的モデルの形状にデザイン可能であり、該打揚げ用支柱が上方に閃光を移動するか或は閃光を発せず、該打揚げ用支柱が内部に電線及びコントローラを含む堅牢な透明プラスチック製管体とし、該球形支持体を爆発中心とし、該球形支持体中を貫通する該支持桿のための孔が形成され、該球形支持体中が該打揚げ用支柱或は該放射支持体上の複数の位置に設けられて該複数の位置で爆発効果を作り出し、そして該コントローラが該打揚げ用支柱内の該複数の爆発位置を制御して該発射体、該爆発体及び該閃光体を連続的に爆発させ且つ放射させ得ることを特徴とする電子制御花火集合体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002245050A JP2004082454A (ja) | 2002-08-26 | 2002-08-26 | 電子制御花火集合体及びその制御法 |
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JP (1) | JP2004082454A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004355978A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Orito:Kk | 花火型電飾装置 |
JP2012255952A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Masanori Kobayashi | 花火の動画の表示装置 |
CN103499044A (zh) * | 2013-09-24 | 2014-01-08 | 周伟忠 | 一种圆盘装饰灯 |
-
2002
- 2002-08-26 JP JP2002245050A patent/JP2004082454A/ja active Pending
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JP2012255952A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Masanori Kobayashi | 花火の動画の表示装置 |
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