JP2004082119A - Crusher - Google Patents
Crusher Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004082119A JP2004082119A JP2003306767A JP2003306767A JP2004082119A JP 2004082119 A JP2004082119 A JP 2004082119A JP 2003306767 A JP2003306767 A JP 2003306767A JP 2003306767 A JP2003306767 A JP 2003306767A JP 2004082119 A JP2004082119 A JP 2004082119A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulverizing
- crushing
- rotor
- members
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
Description
本発明は、固形原料を粉末化する粉砕装置に関するものである。 The present invention relates to a pulverizing device for pulverizing a solid raw material.
固形原料を粉末化するための粉砕装置は、食品、医薬品、鉱工業、化学工業などの広い産業分野で用いられている。粉砕装置は、粉末にした粉体の粒度分布や粒子形状を一定にすることや希望する粒度、形の粉末を得ることが重要視されており、一般に使用されている粉砕装置として、カッターミル式粉砕装置、ピンミル式粉砕装置、微粉砕式粉砕装置、あるいはジェットミル式粉砕装置が広く知られている(例えば、特許文献1。)。これらの粉砕装置はそれぞれ粉砕装置によって粉砕方式が決まっている。そのため使用者は希望する粉体の粒度、形や、固体原料の素材等に応じて、適当な粉砕方式の粉砕装置を選択する必要があり、必要ならば複数方式の装置を設置する。他方で、近年、需要者の好みの多様化により、多品種少量型生産を行うこと必要とされている。つまり上述した異なる粉砕方式の粉砕装置を複数設備することが余儀なくされて来ている。 粉 砕 Pulverizers for pulverizing solid raw materials are used in a wide range of industrial fields such as food, pharmaceuticals, mining and chemical industries. It is important to keep the particle size distribution and particle shape of the pulverized powder constant and to obtain powder of the desired particle size and shape. A pulverizer, a pin mill pulverizer, a fine pulverizer, or a jet mill pulverizer is widely known (for example, Patent Document 1). Each of these pulverizing apparatuses has a pulverizing method determined by the pulverizing apparatus. Therefore, the user needs to select a pulverizing apparatus of an appropriate pulverizing method in accordance with the desired particle size and shape of the powder, the material of the solid raw material, and the like. If necessary, a plurality of pulverizing apparatuses are installed. On the other hand, in recent years, diversification of consumers' preferences has made it necessary to carry out multi-product small-lot production. That is, it has been necessary to provide a plurality of pulverizing apparatuses of the different pulverizing methods described above.
しかしながら、粉砕装置を複数設備することは、設備コスト面のみならず、設置場所、設備効率等で、使用者によって大きな負担となる。
そこで、この発明では、粉砕方式が相違する粉砕部材を交換することで、多品種少量型生産に容易に適応することができる粉砕装置を提供することを課題とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a pulverizing apparatus that can easily adapt to multi-product small-lot production by exchanging pulverizing members having different pulverization methods.
(請求項1記載の発明)
この発明の粉砕装置は、原料供給部、粉体排出部、その中間に粉砕室を具備する粉砕装置であり、粉砕室内部に配置される粉砕部材が粉砕方式の相違するものと交換可能である。
(請求項2記載の発明)
この発明の粉砕装置は上記請求項1記載の発明に関し、前記粉砕部材が微粉砕方式粉砕部材、カッターミル方式粉砕部材、ピンミル方式粉砕部材のうち一つが前記粉砕室内部に配置され、他の方式の粉砕部材のうち少なくとも一つと交換可能である。
(請求項3記載の発明)
この発明の粉砕装置は上記請求項1又は2記載の発明に関し、前記粉砕部材を構成する全ての部材が前記粉砕室を貫通する回転軸の軸芯と同軸上に配置されており、当該回転軸の軸芯の方向に独立して分離可能である。
(請求項4記載の発明)
この発明の粉砕装置は上記請求項3記載の発明に関し、前記粉砕室を構成するケーシングのうち少なくとも一部が開閉可能な蓋となり、その蓋が前記回転軸の軸芯の延長上にあり、前記蓋を開いたときにできる開口部より前記粉砕部材を交換する。
(Invention of claim 1)
The pulverizing apparatus of the present invention is a pulverizing apparatus having a raw material supply section, a powder discharge section, and a pulverizing chamber in the middle thereof. .
(Invention of claim 2)
The pulverizing device of the present invention relates to the invention of
(Invention of claim 3)
The crushing apparatus according to the present invention relates to the invention described in
(Invention of Claim 4)
The crushing apparatus according to the present invention relates to the invention according to
本発明は、下記のような構成であるから次の効果を有する。 The present invention has the following effects because of the following configuration.
発明を実施するための最良の形態の欄に記載した内容から、粉砕部材が交換可能で、多品種少量生産に容易に適応することができる粉砕装置を提供できた。 (4) From the contents described in the section of the best mode for carrying out the present invention, a pulverizing apparatus in which the pulverizing members are replaceable and which can be easily adapted to high-mix low-volume production can be provided.
この発明の最良の実施形態の粉砕装置を図面に従って説明する。 粉 砕 A pulverizer according to a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の実施形態の粉砕装置で、微粉砕方式粉砕部材を粉砕室に具備した状態を示す断面図である。図2は、図1に示した粉砕装置で、微粉砕方式粉砕部材を回転軸の軸芯の方向に分離させた状態を示す斜視図である。図3は、本発明の実施形態の粉砕装置で、他の例の微粉砕方式粉砕部材を粉砕室に具備した状態を示す断面図である。図4は、図3に示した粉砕装置で、他の例の微粉砕方式粉砕部材を回転軸の軸芯の方向に分離させた状態を示す斜視図である。図5は、本発明の実施形態の粉砕装置で、カッターミル方式粉砕部材を粉砕室に具備した状態を示す断面図である。図6は、図5に示した粉砕装置で、カッターミル方式粉砕部材を回転軸の軸芯の方向に分離させた状態を示す斜視図である。図7は、本発明の実施形態の粉砕装置で、ピンミル方式粉砕部材を粉砕室に具備した状態を示す断面図である。図8は、図7に示した粉砕装置で、ピンミル方式粉砕部材を回転軸の軸芯の方向に分離させた状態を示す斜視図である。 FIG. 1 is a cross-sectional view showing a pulverizing apparatus according to an embodiment of the present invention, in which a pulverizing member is provided in a pulverizing chamber. FIG. 2 is a perspective view showing a state in which the fine pulverizing type pulverizing member is separated in the direction of the axis of the rotating shaft in the pulverizing apparatus shown in FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state in which a pulverizing chamber of the embodiment of the present invention is provided with a pulverizing member of another example in a pulverizing chamber. FIG. 4 is a perspective view showing a state where the pulverizing member of another example is separated in the direction of the axis of the rotating shaft in the pulverizing apparatus shown in FIG. FIG. 5 is a cross-sectional view showing a state in which a pulverizing chamber is provided with a cutter mill type pulverizing member in the pulverizing apparatus according to the embodiment of the present invention. FIG. 6 is a perspective view showing a state where the cutter mill type pulverizing member is separated in the direction of the axis of the rotating shaft in the pulverizing apparatus shown in FIG. FIG. 7 is a cross-sectional view showing a state in which a pin mill type pulverizing member is provided in a pulverizing chamber in the pulverizing apparatus according to the embodiment of the present invention. FIG. 8 is a perspective view showing a state where the pin mill type pulverizing member is separated in the direction of the axis of the rotating shaft in the pulverizing apparatus shown in FIG.
この粉砕装置Aは、原料供給部2、粉体排出部3、その中間に粉砕室1を具備する粉砕装置であり、前記粉砕室1は筒状のケーシング4とその両端に取り付けられたケーシング5、6により構成される。前記ケーシング5は前記原料供給部2を具備し、前記ケーシング6は前記粉体排出部3を具備し、前記ケーシング6は開閉可能である。前記粉砕室1の内部には回転軸7が貫通して設けてあり、その回転軸7の軸芯と同軸上に粉砕部材が配置してある。前記回転軸7には直接モータ(図示せず)が直結してある。前記粉砕部材は、微粉砕方式粉砕部材10、カッターミル方式粉砕部材20、ピンミル方式粉砕部材30など粉砕方式が異なるものがあり、いずれのものでも取り付けることができる。つまり前記各方式粉砕部材10、20、30はそれぞれ交換することができる。前記各方式粉砕部材10、20、30についてさらに詳しく説明する。ここでは説明の便宜上、前記粉砕室1において、前記ケーシング5側を前方、前記ケーシング6側を後方とする。
(微粉砕方式粉砕部材10について)
図1、2に示すように微粉砕方式粉砕部材10は、ステータ11、12、13から成る非回転部と、粗粉砕ロータ14、微粉砕ロータ15、羽根付ロータ16、ロータ17、羽根付ロータ18なら成る回転部により構成されている。これらは上述した順に前記回転軸7の軸芯と同軸上に配置してある。前記微粉砕方式粉砕部材10は、開閉可能な前記ケーシング6を取り外したときにできる開口部より取り付けることができ、逆に前記開口部よりそれぞれ独立して軸の軸芯の方向に分離可能である。前記非回転部を構成するステータ11、12、13の外径はいずれも前記ケーシング4の内径にほぼ等しい。
The pulverizing apparatus A is a pulverizing apparatus including a raw
(About the fine pulverizing pulverizing member 10)
As shown in FIGS. 1 and 2, the fine pulverizing
前記微粉砕ロータ15は、複数個のブレード15a、15bを具備し、前記粗粉砕ロータ14の半径は図1に示すようにブレード15a、15b、微粉砕ロータ15の回転半径より小さく、前方から後方に向かって凸凹状に拡大している。つまり前記粗粉砕ロータ14の回転周速は前記ブレード15a、15b、微粉砕ロータ15の回転周速より遅く、原料供給部2から投入された固形原料を低周速から中周速の回転周速で圧縮、せん断し、粗粉に粉砕する。また、前記粗粉砕ロータ14が上述したように前方から後方に向かって凸凹状に拡大する形状であることによって、粗粉砕ロータ14の回転軸の軸芯の方向の距離を短縮し、延いては粉砕装置Aをコンパクト化する。
The fine crushing
前記ブレード15a、15bは微粉砕ロータ15の前後両面外側部に設置してある。他方、ケーシング4の内側にはステータ11、12、13が設置され、ステータ12は、前記ブレード15bの外周面と後面を取り囲むよう断面がL字形状に形成されている。このように前記ステータ12の断面がL字形状であることによって、ステータ12の回転軸の軸芯の方向の距離を短縮し、延いては粉砕装置Aのコンパクト化する。前記回転軸7は超高速で回転し、それに伴い微粉砕ロータ15が回転し、その回転方向の慣性力と遠心力とにより前記回転軸7を中心に渦巻状に外周方向へ向かう高速気流が発生する。生成された粗粉は、この高速気流によって前記ロータ15の外周方向へ向かって加速される。粗粉は、この過程で粗粉同士で衝突したり、ブレード15a、15bにより叩打されたり、あるいはステータ12の内壁面に衝突したりして激しく衝突とせん断を繰り返し、微粉砕化される。ステータ12の内壁面には、ブレード15bの回転方向と交差する方向に多数の溝12aが設けてあり、これによって高速に加速された粗粉は衝突とせん断を繰り返す際に、一層強い衝撃力、せん断力、圧縮力を受けるため、微粉砕化作用が一層促進され、微粉砕効率が著しく向上する。
ブ レ ー ド The
ブレード15a、15b及び微粉砕ロータ15の回転域外周面とステータ11、12の内壁面との間にそれぞれ隙間G1、G2が形成されている。ブレード15bの回転半径は、ブレード15aの回転半径及び微粉砕ロータ15の半径よりやや大きい。つまり前記隙間G2は、前記隙間G1よりやや狭い。
隙間 Gaps G1 and G2 are formed between the outer peripheral surfaces of the rotation regions of the
前記羽根付ロータ16は外周方向と後方に突き出した複数の羽根部16aを具備し、前記羽根付ロータ18は前面、外周、後面方向に突き出した複数の羽根部18aを具備する。前記羽根部16aの回転半径は前記羽根部18aのそれより大きく、前記ステータ12の凸部と羽根部16aの外周面との間に隙間G3を形成する。
The
前記ステータ12、前記ブレード15b、前記羽根部16は空間S1を構成し、前記空間S1は、前記羽根付ロータ16及び前記羽根付ロータ18の回転により発生する気流により、負圧状態となる。従って粉砕過程で粉体はS1に吸引され、一層強い衝撃力、せん断力、圧縮力を受けるため、微粉砕化作用が一層促進され、微粉砕効率が著しく向上する。
The
この微粉砕方式粉砕部材10において、粉体の粒度は前記回転軸7の回転数、前記羽根部16aの数量によって調節することができ、それらをそれぞれ多くするほど、粒度の細かい粉体を得ることができる。
In this pulverizing
この微粉砕方式粉砕部材10において、前記回転部の回転外径は前記非回転部の内径より小さい範囲であれば特に限定されないが、好ましくはブレード15a、15b、微粉砕ロータ15の回転半径は、例えば小型で汎用性を要する場合には、200〜1000mmの範囲で設定するとよい。
In this pulverizing
この微粉砕方式粉砕部材10において、前記隙間G1及びG2の大きさは特に限定されないが、好ましくは上述のように隙間G2が、隙間G1よりやや狭いとよい。このように構成することで、前記隙間G1及びG2において粉体に与える繰り返し衝突、せん断のエネルギーが、最初は弱く、次第に強くなり、固形原料の素材特性を損傷しないように優しく微粉砕することができ、粉体が前記隙間G1及びG2に滞留することを防ぐことができる。また、前段落で述べたようにブレード15a、15bの回転半径を200〜1000mmの範囲に設定した場合は、前記隙間G1、G2は、その下半領域(200〜600mm)の回転半径では5mm以内、その上半領域(600〜1000mm)の回転半径では10mm以内の範囲で設けることが好ましい。
微 In the pulverizing
この微粉砕方式粉砕部材10において、前記溝12aの深さは特に限定されないが、好ましくは、3〜10mmの範囲がよい。
微 In the
この微粉砕方式粉砕部材10において、前記ブレード15aの形状は特に限定されないが、回転方向に長く、径方向に短いほうが、空気抵抗を少なく無理なく粉砕を行うことができるので好ましい。
微 In the pulverizing
この微粉砕方式粉砕部材10において、前記隙間G3の大きさは特に限定されないが、この隙間が大きいと粒度の大きな粉体が通過してしまい、逆にこの隙間が小さいと過粉砕が生じ、粉砕効率の低下につながる。好ましくは1〜5mmの範囲で設定するとよい。
In the pulverizing
この微粉砕方式粉砕部材10において、前記羽根部16aの数量や形状は特に限定されず、例えば前記羽根付ロータ16の羽根部16aは図3、4に示すようにさらに多数の羽根部を具備したものでもよく、後面方向に突出した箇所の半径方向内側部に切欠部16bがある形状の羽根部でもよい。
In the pulverizing
この微粉砕方式粉砕部材10において、羽根付ロータ18は、羽根付ロータ16によって分級された粉体をできるだけ早く排出させるための排出ファンである。羽根部16a、18aの回転半径は、特に限定されないが、羽根部18aの回転半径が羽根付ロータ16のそれより大きいと排出効率の低下を招くので、上述のように前記羽根部16aの回転半径が前記羽根部18aのそれより大きいことが好ましい。
(カッターミル方式粉砕部材20について)
図5、6に示すようにカッターミル方式粉砕部材20は、ステータ21、22、23から成る非回転部と、ロータ24、ロータ25、羽根付ロータ26、ロータ17、羽根付ロータ18から成る回転部により構成されている。これらはすべて上述した順に前記回転軸7の軸芯と同軸上に配置してある。前記カッターミル方式粉砕部材20は、開閉可能な前記ケーシング6を取り外したときにできる開口部より取り付けることができ、逆に前記開口部よりそれぞれ独立して回転軸の軸芯の方向に分離可能である。前記非回転部を構成するステータ21、22、23の外径はいずれも前記ケーシング4の内径にほぼ等しい。
In the pulverizing
(About the cutter mill type pulverizing member 20)
As shown in FIGS. 5 and 6, the cutter mill
前記ステータ21の後面には複数個のブレード21aが、前記ステータ22の内壁面には複数個のブレード22aが、前記ロータ25には複数個のブレード25aがそれぞれ設けてある。ステータ22の断面は前記ブレード25aの外周面と後面を取り囲むようなL字形を形成している。
ス テ ー タ A plurality of
前記回転軸7は超高速で回転し、それに伴い微粉砕ロータ25が回転し、その回転方向の慣性力と遠心力とにより前記回転軸7を中心に渦巻状に外周方向へ向かう高速気流が発生する。生成された粗粉は、この高速気流によって前記ロータ25の外周方向へ向かって加速される。
The
前記ブレード25aは、前記ロータ25の前面、外周、後面方向に突出した形状であり、前方に突出した部分は前面から外周方向へ放射線状に延びたような形状である。原料供給部2から投入された固形原料は、まず前記ブレード25aの前方突出部の半径方向中心部により粗粉砕され、続いて前記ブレード25aの前方突出部の外側部とステータ21に設けたブレード21aによって微粉砕される。さらに粉体粒度のバラつきをなくすために当該ブレード25aの外周及び後面方向突出部とステータ22の内壁面によってさらに細かく微粉砕される。
The
前記ブレード25aと前記ステータ21との間には隙間G4が、前記ブレード25aと前記ステータ22との間には隙間G5がそれぞれ形成されている。前記隙間G5は前記隙間G4よりやや狭い。
隙間 A gap G4 is formed between the
前記羽根付ロータ26は外周方向と後方に突き出した複数の羽根部26aを具備する。前記羽根部26aの回転半径は前記羽根部18aのそれより大きく、前記ステータ22の凸部と羽根部26aの外周面との間に隙間G6を形成する。
The
この微粉砕方式粉砕部材20において、粉体の粒度は前記回転軸7の回転数、前記羽根部26aの数量によって調節することができ、それらをそれぞれ多くするほど、粒度の細かい粉体を得ることができる。
In the pulverizing
このカッターミル方式粉砕部材20において、前記回転部の回転外径は前記非回転部の内径より小さい範囲であれば特に限定されないが、好ましくは、ブレード25aの回転半径は、上述のブレード15a、15b、微粉砕ロータ15の回転半径と同様の理由で200〜1000mmの範囲で設定するとよい。
In this cutter mill
このカッターミル方式粉砕部材20において、前記隙間G4、G5の大きさは、前記G1、G2と同様に特に限定されないが、好ましくは上述のように隙間G5が、隙間G4よりやや狭いと、粉体に与える繰り返し衝突、せん断のエネルギーが、最初は弱く、次第に強くなり、固形原料の素材特性を損傷しないように優しく微粉砕することができ、粉体が前記隙間G4及びG5に滞留することを防ぐのでよい。また前記G1とG2と同様の理由で、ブレード25aの回転半径を200〜1000mmの範囲に設定した場合は、前記隙間G4、G5は、その下半領域(200〜600mm)の回転半径では5mm以内、その上半領域(600〜1000mm)の回転半径では10mm以内の範囲で設けることが好ましい。
In the cutter mill
このカッターミル方式粉砕部材20において、前記隙間G6の大きさは特に限定されないが、前記G3と同じ理由で好ましくは1〜5mmの範囲で設定するとよい。
カ ッ タ ー In the cutter mill
このカッターミル方式粉砕部材20において、羽根部26aの数量や形状は、上述の羽根部16aと同様に限定されない。
に お い て In the cutter mill
このカッターミル方式粉砕部材20において、羽根部26aの回転半径は上述の羽根部16aと同様に限定されないが、同様の理由で前記羽根部26aの回転半径が前記羽根部18aのそれより大きいことが好ましい。
(ピンミル方式粉砕部材30について)
図7、8に示すようにピンミル方式粉砕部材30は、ピン付ステータ31から成る非回転部、ロータ34、ピン付ロータ35、カラー36、ロータ17、羽根付ロータ18なら成る回転部により構成されている。これらはすべてロータ34、ピン付ステータ31、ピン付ロータ35、カラー36、ロータ17、羽根付ロータ18の順に前記回転軸7の軸芯と同軸上に配置してある。前期ピンミル方式粉砕部材30は、開閉可能な前記ケーシング6を取り外したときにできる開口部より取り付けることができ、逆に前記開口部よりそれぞれ独立して回転軸7の軸芯の方向に分離可能である。前記非回転部を構成するピン付ステータ31の外径は前記ケーシング4の内径にほぼ等しい。
In this cutter mill
(About the pin mill type crushing member 30)
As shown in FIGS. 7 and 8, the pin mill
前記ピン付ステータ31及び前記ピン付ロータ35に設けられたピンは当該ロータの背面からボルト等の止め具(図示せず)によりロータ自身に取り付けてある。前記ピン付ステータ31及び前記ピン付ロータ35はそれぞれのピンが交互に向かい合うように設けてあり、ピン付ロータ35の回転により生じる圧縮力、せん断力、衝突力により原料供給部2から投入された固形原料は微粉砕される。
The pins provided on the pinned
前記カラー36はピン付ロータ35に連結しており、前記カラー36とケーシング4の内壁面との間に隙間G7を形成し、粉体の粒度を調整する。微粉砕化された粉体の粒度が大きいと粉体は隙間G7を通過せず羽根付ロータ18の遠心力による気流によって前記ピン付ロータ35の回転域周辺に戻され、粒度が小さい粉体は気流の影響をあまり受けず隙間G7を通過する。
(4) The
このピンミル方式粉砕部材30において、粉体の粒度は前記回転軸7の回転数によって調節することができ、それを多くするほど粒度の細かい粉体を得ることができる。従って、前記カラー36は具備されなくてもよいが、粉体の粒度の調整を容易にするためには前記カラー36を具備するほうが好ましい。
ピ ン In this pin mill
このピンミル方式粉砕部材30において、前記回転部の回転外径は前記非回転部の内径より小さい範囲であれば特に限定されない。好ましくは、ピン付ロータ35の回転半径は、上述のブレード15a、15b、微粉砕ロータ15の回転半径と同様の理由で200〜1000mmの範囲で設定するとよい。
に お い て In the pin mill
このピンミル方式粉砕部材30において、前記隙間G7の大きさは特に限定されないが、この隙間が大きいと粒度の大きな粉体が通過してしまい、逆にこの隙間が小さいと過粉砕が生じ、粉砕効率の低下につながる。好ましくは1〜5mmの範囲で設定するとよい。
In the pin mill
上述したように微粉砕方式粉砕部材10、カッターミル方式粉砕部材20、ピンミル方式粉砕部材30を構成する部材はすべて、開閉可能な前記ケーシング6を開いたときにできる開口部より回転軸7の軸芯の方向にそれぞれ独立して分離可能であるためいずれのものでも取り付けることができる。つまり目的・用途に応じて粉砕方式の相違する微粉砕方式粉砕部材10、カッターミル方式粉砕部材20、ピンミル方式粉砕部材30はそれぞれ交換することができる。
As described above, all of the members constituting the fine pulverizing
上述したようにこの粉砕装置Aにおいて、粉体の粒度は前記回転軸7の回転数によって調整することができ、前記回転軸7の回転数は特に限定されないが、好ましくは周速40〜100m/secがよい。
As described above, in the pulverizer A, the particle size of the powder can be adjusted by the number of rotations of the
上述したようにそれぞれの方式の粉砕部材を構成する部材のうち、ロータ17と羽根部18aを具備した羽根付ロータ18は各方式粉砕部材において共通部材であり、前記羽根部18aの形状、数量は特に限定されない。
As described above, among the members constituting the pulverizing members of the respective methods, the
図1、3、5、7に示すようにこの粉砕装置Aにおいて、いずれの粉砕部材を装着した場合においても、粉砕部材を構成する部材のうち前記ロータ17と羽根部18aを具備した羽根付ロータ18を除くすべて部材の厚み合計が同じである。
As shown in FIGS. 1, 3, 5, and 7, in this crushing apparatus A, when any of the crushing members is mounted, the rotor with the blade provided with the
この実施例の粉砕装置Aにおいて、回転軸7は直接モータ(図示せず)に直結していたがこれに限定されず、回転軸7の軸端にプーリを固定し当該プーリとベルトを介してモータに連結していてもよい。
In the crusher A of this embodiment, the
この実施例の粉砕装置Aにおいて、ケーシング4の外側に、回転により生じる熱を冷ますために冷却水を循環させた冷却ジャケットを設置してもよい。
In the crushing apparatus A of this embodiment, a cooling jacket in which cooling water is circulated for cooling heat generated by rotation may be provided outside the
この実施例の粉砕装置Aにおいて、上述のように構成される粉砕部材の設置数としては、特に限定されず、1個であっても複数個あってもよい。その設置数や組み合わせは、固形原料の特性、粉体の目標粒度、生産量、及び固形原料の形態などに応じて適宜選択すればよい。複数個の粉砕部材を設置する場合は、それらを回転軸7方向に直列に接続し、かつ隣接する粉砕部材との間にスペーサー用ロータを介在させることが好ましい。
In the pulverizing apparatus A of this embodiment, the number of pulverizing members configured as described above is not particularly limited, and may be one or more. The number and combination of the solid raw materials may be appropriately selected according to the characteristics of the solid raw material, the target particle size of the powder, the production amount, the form of the solid raw material, and the like. When a plurality of pulverizing members are provided, it is preferable to connect them in series in the direction of the
この実施例の粉砕装置Aにおいて、粉砕部材はそれぞれケーシング6を開いて交換していたがこれに限定されず、粉砕部材の交換を更に容易にするため、同時にケーシング4を取り外して行ってもよい。
In the crushing apparatus A of this embodiment, the crushing members are replaced by opening the
この実施例の粉砕装置Aにおいて、回転軸7は横軸であるがこれに限定されず、ケーシング5を下に、ケーシング6を上にした縦軸であってもよい。
粉 砕 In the crushing apparatus A of this embodiment, the
A 粉砕装置
1 粉砕室
2 原料供給部
3 粉体排出部
4 ケーシング
5 ケーシング
6 ケーシング
7 回転軸
10 微粉砕方式粉砕部材
11 ステータ
12 ステータ
13 ステータ
14 粗粉砕ロータ
15 微粉砕ロータ
16 羽根付ロータ
17 ロータ
18 羽根付ロータ
20 カッターミル方式粉砕部材
21 ステータ
22 ステータ
23 ステータ
24 ロータ
25 ロータ
26 羽根付ロータ
30 ピンミル方式粉砕部材
31 ピン付ステータ
34 ロータ
35 ピン付ロータ
36 カラー
A crushing
Claims (4)
At least a part of the casing constituting the crushing chamber is a lid that can be opened and closed, and the lid is on an extension of the axis of the rotating shaft, and the crushing member is replaced through an opening formed when the lid is opened. The crushing device according to claim 3, wherein the crushing is performed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003306767A JP2004082119A (en) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | Crusher |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003306767A JP2004082119A (en) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | Crusher |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004082119A true JP2004082119A (en) | 2004-03-18 |
Family
ID=32064506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003306767A Pending JP2004082119A (en) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | Crusher |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004082119A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101571873B1 (en) | 2014-06-09 | 2015-11-25 | 강석진 | Grain pulverization machine |
-
2003
- 2003-08-29 JP JP2003306767A patent/JP2004082119A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101571873B1 (en) | 2014-06-09 | 2015-11-25 | 강석진 | Grain pulverization machine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4472703B2 (en) | Crusher | |
JP4891574B2 (en) | Crusher and powder manufacturing method using the crusher | |
JP5515189B2 (en) | Crusher | |
JP4989059B2 (en) | Crusher | |
JP5681754B2 (en) | Crusher | |
JP2003071307A (en) | Pulverizer | |
JP4265807B2 (en) | Pulverizer | |
JP4805473B2 (en) | Fine grinding device and powder product manufacturing system | |
JP3154692B2 (en) | Fine grinding equipment | |
JP3762257B2 (en) | Raw material pulverization method for powder, granule, etc. | |
JP4947707B2 (en) | Crusher | |
JP2004082119A (en) | Crusher | |
JP3739303B2 (en) | Crusher | |
JP6346330B1 (en) | Crusher | |
KR200182514Y1 (en) | Crusher | |
JP2884515B1 (en) | Fine grinding equipment | |
JP2004330062A (en) | Pulverizer | |
JP2005152833A (en) | Particle size adjusting mechanism of pneumatic pulverizer | |
JPH11300224A (en) | Milling apparatus | |
JP5961584B2 (en) | Airflow crusher | |
JP2019150764A (en) | Pulverizer with classification function and pulverizing method of pulverizing object | |
JP2002239403A (en) | Grinder | |
JP6510937B2 (en) | Crusher | |
JP6629054B2 (en) | Impeller unit and pulverizing device having the impeller unit | |
KR20160126935A (en) | Grain fine crusher |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20031217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060531 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061002 |