JP2004080768A - 無線通信システムにおけるアドミッション制御アルゴリズムの利用方法 - Google Patents

無線通信システムにおけるアドミッション制御アルゴリズムの利用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004080768A
JP2004080768A JP2003272754A JP2003272754A JP2004080768A JP 2004080768 A JP2004080768 A JP 2004080768A JP 2003272754 A JP2003272754 A JP 2003272754A JP 2003272754 A JP2003272754 A JP 2003272754A JP 2004080768 A JP2004080768 A JP 2004080768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traffic
parameter
model
type
admission control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003272754A
Other languages
English (en)
Inventor
Anne Gabriel
アンヌ・ガブリエル
Pascal Agin
パスカル・アジン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Evolium SAS
Original Assignee
Evolium SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Evolium SAS filed Critical Evolium SAS
Publication of JP2004080768A publication Critical patent/JP2004080768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/18End to end
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/28Flow control; Congestion control in relation to timing considerations
    • H04L47/283Flow control; Congestion control in relation to timing considerations in response to processing delays, e.g. caused by jitter or round trip time [RTT]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/76Admission control; Resource allocation using dynamic resource allocation, e.g. in-call renegotiation requested by the user or requested by the network in response to changing network conditions
    • H04L47/762Admission control; Resource allocation using dynamic resource allocation, e.g. in-call renegotiation requested by the user or requested by the network in response to changing network conditions triggered by the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/80Actions related to the user profile or the type of traffic
    • H04L47/805QOS or priority aware
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/82Miscellaneous aspects
    • H04L47/822Collecting or measuring resource availability data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/82Miscellaneous aspects
    • H04L47/824Applicable to portable or mobile terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/83Admission control; Resource allocation based on usage prediction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/04Registration at HLR or HSS [Home Subscriber Server]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】サービス品質(QoS)の条件を遵守しながら無線通信システムにおける伝送リソースの使用を最適化する、アドミッション制御アルゴリズムの利用方法を提供する。
【解決手段】ATM仮想回線におけるAAL2をアドミッション制御に適用するだけでなく、システムサポータが可能なトラフィックを上回るトラフィックより引き起こされる混雑現象を回避するためにアドミッション制御アルゴリズムを使用可能なあらゆるケースに適合可能とすることである。また、存在するトラフィックを示すトラフィックモデルに応じて前記アルゴリズムの少なくとも一つのパラメータをダイナミックに適合させる。
【選択図】   図2

Description

 本発明は、一般に遠隔通信システムに関し、特に、これらのシステムにおける伝送リソースの管理と、サービス品質の管理とに関する。
 本発明は、特に、UMTS(「Universal Mobile Telecommunication System」)タイプの第三世代の移動無線通信システムに適用される。
 一般に、移動無線通信システムは標準化されており、さらに詳しい情報については、対応する規格化組織が発行する対応規格を参照することができる。
 これらのシステムの一般的な構成を図1に示した。この構成は、一般に、無線アクセスネットワーク1またはRAN(「Radio Access Network」)と、ネットワークコア4またはCN(「Core Network」)とを主に含む。
 RANは、基地局2等と、基地局コントローラ3等とから形成される。RANは、無線インターフェースとも呼ばれるインターフェース6を介して移動端末5等と接続され、また、インターフェース7を介してCN4と接続される。RANの内部では、基地局が、インターフェース8を介して基地局コントローラと通信する。
 UMTSタイプのシステムでは、RANがUTRAN(「UMTS Terrestrial Radio Access Network」)と呼ばれ、基地局は「ノードB」とよばれ、基地局コントローラは、RNC(「Radio Network Controller」)と呼ばれ、移動端末はUE(「User Equipment」)と呼ばれる。無線インターフェース6は、「Uuインターフェース」と呼ばれ、インターフェース7は、「lu」インターフェースと呼ばれ、インターフェース8は、「lub」インターフェースと呼ばれ、RNCの間にさらに挿入されるインターフェース9は、「lur」インターフェースと呼ばれる。CNは、主に、特にMSC(「Mobile Switching Center」)タイプのエンティティ10およびSGSN(「Serving GPRS Serving Node」)タイプのエンティティ11(ここで、GPRSは、「General Packet Radio Service」)などの、エンティティもしくはネットワークノードを含む。RNCとMSCとの間のインターフェースは、「lu−CS」と呼ばれ(ここで、CSは「Circuit−Switched」という意味で用いられる)、RNCとSGSNとの間のインターフェースはまた「lu−PS」インターフェースとも呼ばれる(ここでPSは、「Packet−Switched」という意味で用いられる)。
 UTRANで一般に使用される伝送技術は、セルと呼ばれる一定寸法の小型パケットの非同期時分割多重技術に基づくATM(「Asynchrounous Transfer Mode」)技術である。一般に、ATM技術は、標準化されており、さらに詳しい情報については、対応する規格組織が発行する対応規格を参照することができる。ここでは、単に、ATMネットワークがATMレイヤと呼ばれる層と、ATMレイヤとユーザとの間に配置されるATMアダプテーション・レイヤ(またはAAL「ATM Adaptation Layer」)と呼ばれる層とによりモデル化可能であることに言及しておく。ATMレイヤは、接続の配向が決められ、論理的な接続により送信元と宛先との間でセルの伝送を行う。この論理的な接続は、仮想回線またはVC(「Virtual Channel」)とも呼ばれる。
 UTRANの内部でATMを伝送に適用する場合、AAL2と呼ばれる特別なAALレイヤを用いる。UEがUTRANと通信すると、対応する論理的な接続またはAAL2接続を、UTRANに関与する一つまたは複数のインターフェース、すなわち一般には「lub」インターフェース、「lu−CS」インターフェースおよび「lur」インターフェースに確立することができる。これらのAAL2接続は、一般に、(無線インターフェースにおける伝送が低速であるために)低速であり、その場合、有利には、同一のATM接続またはATM仮想回線の内部で複数のAAL2接続が多重化される。
 同一のATM仮想回線で多重化可能な様々なAAL2接続のための伝送リソース要求は、要求のサービス品質またはQoS(Quality of Service)が異なる場合がある様々なトラフィックタイプまたはサービスタイプにこれらのAAL2接続が対応することがあるので、異なる可能性がある。UMTS等のシステムでは、会話型、連続フロー(または「streaming」)、対話式、バックグラウンド(「background」)の4個のトラフィッククラスが区別される。各トラフィッククラスでは、また、特に、最大許容伝送遅延、この最大許容伝送遅延よりも伝送遅延が上回る確率、許容エラーレイトなどの様々なQoSパラメータが区別される。UTRAN内部の伝送の特にここで考慮される例では、ターゲットQoS、すなわち所定のトラフィックタイプまたはサービスタイプに対して必要なQoSが、特に、最大伝送遅延と、伝送遅延がこの最大伝送遅延より上回る確率とによって示される。たとえば、音声に対応するトラフィックタイプの場合、7msの最大伝送遅延と、伝送遅延が7msを上回る確率10−4とによってターゲットQoSを示すことができる。必要な最大伝送遅延は、様々なトラフィックタイプまたはサービスタイプに対して異なる可能性がある。たとえば電話タイプのサービスに必要な最大伝送遅延は、テレビ電話タイプのサービスに必要な最大伝送遅延より小さい。テレビ電話タイプのサービスに必要な最大伝送遅延は、それ自体が、Webブラウザ(「Web browsing」)タイプのサービスに必要な最大伝送遅延よりも小さい。
 接続アドミッション制御アルゴリズム(またはCAC「Connexion Admission Control」)は、一般に、必要なQoSが遵守されることを保証しながら、UTRANに関与する各インターフェースで新しいAAL2接続要求を受け入れるのに伝送リソースが十分であるかどうか判断するために使用される。
 CACアルゴリズムは、一般に、等価通過周波数帯またはEB(「Equivalent Bandwidth」)と呼ばれる概念に基づいている。この概念によれば、各AAL2接続に、等価帯域幅を結合する。この帯域幅は、対応するトラフィックタイプまたはサービスタイプのためのターゲットQoSを満たすのに必要だと推定されたATM仮想回線の帯域幅の量を示す。その場合、CACアルゴリズムは、既に確立されたAAL2接続に対する等価帯域幅の和が、AAL2接続が多重化されるATM仮想回線の等価帯域幅より小さいかどうか確かめることからなるにすぎない。さらに、ATM仮想回線に対して許容される最大ロードに対応するマージン係数を用いることが一般に許可されている。このマージン係数は、主に、ATM仮想回線がオーバーロードして伝送遅延を制御できなくなるオーバーロードの場合を回避可能にする。
 換言すれば、CACアルゴリズムは、ATM仮想回線に既に確立されている等価AAL2接続の等価帯域幅の和が以下のような不等式を満たすかどうか確かめることからなる。
Figure 2004080768
ここで、EB(i)は、特に所定の最大伝送遅延と、伝送遅延がこの最大伝送遅延を上回る所定の確率とによって示される所定のターゲットQoSのサービスタイプ「i」に対して、ATM仮想回線で確立されたAAL2接続で必要とされる等価帯域幅であり、KVCは、ATM仮想回線に対して許容される最大ロードに対応するマージン係数であり(KVCの値は一般に0.7から0.9である)、EBVCは、AAL2接続が多重化されるATM仮想回線の等価帯域幅である。たとえば、ATMのサービスクラスが、一定ビット速度またはCBR(「Constant Bit Rate」)をもつクラスに対応する場合、ATM仮想回線の等価帯域幅は、セルの最大速度またはピーク速度またはPCR(「Peak Cell Rate」)に等しい。
 本発明の説明では、「トラフィックモデル」の概念を用いる。UTRAN内部の伝送に適用される例では、トラフィックモデルが、仮想回線の内部で多重化可能な各トラフィックタイプに対して、QoSの様々なパラメータ(最大伝送遅延および、伝送遅延がこの最大伝送遅延を上回る確率など)を含むことができ、様々なトラフィックタイプでは、こうした様々なトラフィックタイプに対する様々な比率を含むことができる。
 マージン係数または、ATM仮想回線で許容される最大ロードは、AAL2接続のための最大遅延の制約がこれ以上守られなくなって最大ロードに達したことを意味するまで、仮想回線のロードを増やすことにより、所定のトラフィックモデルに対して一般にシミュレーションにより決定される。
 本出願人が指摘しているように、問題は、CACアルゴリズムが準拠する上記の規則が、考えられる全てのトラフィックモデルに対してずっと同じであり、特にマージン係数が同じであることにある。
 ところで、ATM仮想回線で多重化される様々なAAL2接続に対してターゲットQoSを満たすために、この仮想回線で許容される最大ロードは、様々なトラフィックモデルに対して異なり、また、各トラフィックタイプまたはサービスタイプに関連するターゲットQoSに依存する。
 これは、考えられる全てのトラフィックモデルに対して有効とされるKVCの値を選択する場合、最も拘束的なトラフィックモデルに対する値を選択することが適切であることを意味する。言い換えれば、仮想回線のために必要な最大ロードが最も小さいトラフィックモデルを選択する。しかし、これはまた、このようにKVCの値を最適化したトラフィックモデルとは異なるトラフィックモデルに対して、CACアルゴリズムが、実際には許容可能であってターゲットQoSを満たす幾つかの接続を拒絶することを意味する。換言すれば、このために、考えられる全てのトラフィックモデルに対して仮想回線の帯域幅をできるだけ適切に使用することができず、さらに言い換えれば、UTRAN内部の伝送リソースの使用が最適化されない。
 言い換えると、このような従来技術によれば、考えられる様々なトラフィックモデルの一つを固定式に選択し、仮想回線で許容される最大ロードを(シミュレーションまたは測定または計算により)決定する。その場合、適切な解決方法は、仮想回路に対して許容される最大ロードで必要な値が最も小さいトラフィックモデルを選択することにある。
 このような解決方法は、上記の理由から満足のいくものではない。特に、多数のトラフィックモデルが存在する可能性があり、言い換えれば、トラフィックタイプおよびそれらの比率に対して次のような多数の組み合わせが考えられるからである。たとえば(下記リストはもちろん、限定的なものではない)。
 100%のAMR。(全てのロードが、AMRまたは「Adaptive Multi−Rate」タイプのトラフィック用である。)
 100%のCS64。(全てのロードが、CS64タイプのトラフィック用であり、すなわち、64kbpsの回線モード。(またはCS「Circuit Switched」)にある。)
 100%のPS64。(全てのロードが、PS64タイプのトラフィック用であり、すなわち、64kbpsのパケットモード。(またはPS「Packet Switched」)にある。)
 100%のPS128。(全てのロードが、PS128タイプのトラフィック用であり、すなわち128kbpsのパケットモードにある。)
 100%のPS144。(全てのロードが、PS144タイプのトラフィック用であり、すなわち144kbpsのパケットモードにある。)
 100%のPS384。(全てのロードが、PS384タイプのトラフィック用であり、すなわち384kbpsのパケットモードにある。)
 50%のAMR+50%のPS64。(50%のロードがAMRタイプのトラフィック用であり、50%のロードがPS64タイプのトラフィック用である。)
 25%のAMR+75%のPS128。(25%のロードがAMRタイプのトラフィック用であり、75%のロードがPS128タイプのトラフィック用である。)
 その他。
 こうした従来の解決方法が申し分のないものではないという別の理由は、仮想回線で許容される最大ロードが、また、各トラフィックタイプまたはサービスタイプに関連するターゲットQoSにも依存するからである。たとえば、トラフィックタイプまたはサービスタイプが一つしかない場合でも、仮想回線のために許容される最大ロードは、こうしたトラフィックタイプまたはサービスタイプに関連するターゲットQoSに応じて変わる。たとえば、対で示すことができるターゲットQoS(最大伝送遅延、伝送遅延がこの最大伝送遅延を上回る確率)は、トラフィックタイプまたはサービスタイプに応じてたとえば(7ms、10−4)または(7ms、10−5)または(10ms、10−4)などに対応することができる。
 考えられるトラフィックモデルがこのように無限であるので、仮想回線の最大ロードを最適化したトラフィックモデルを、ネットワークで使用される唯一のトラフィックモデルとすることは不可能である。
国際特許出願公開第00/33606号明細書
 本発明の目的は、上記の不都合の全部または一部を回避することにある。より一般的には、本発明の目的は、QoSの制約を守りながら、これらのシステムにおける伝送リソースの使用を最適化することにある。
 上記の説明は、ATM仮想回線におけるAAL2接続アドミッション制御のためにCACアルゴリズムを使用する場合を挙げ、特にUTRAN内部の伝送に適用するために例としてなされたものであるが、本発明は、このような用途に制限されず、当然のことながら、システムがサポート可能なトラフィックを上回るトラフィックにより引き起こされる混雑現象を回避するためにアドミッション制御アルゴリズムを使用可能な、あらゆるケースに適用可能である。そのため、このようなアドミッション制御アルゴリズムは、ATM仮想回線のAAL2接続の多重化用だけではなく、パケットモードにあるネットワークのあらゆるノードで、あるいはまた、CDMA(「Code Division Multiple Access」)タイプのシステムの無線インターフェース等で使用可能である。伝送リソースが様々なユーザに固定式に割り当てられる回線モードとは異なり、パケットモードでは、様々なユーザが伝送リソースを絶えず共有することに改めて言及する。たとえば、UMTSタイプのシステムでは、パケットモード(またはPS「Packet Switched」)によりネットワークコアエレメントで許容制御を実施することができるのと同様に、新しい呼び出しを受けるのにこのネットワークエレメントの伝送リソースが十分であるかどうか判断することができる。また、CDMAシステムでは、無線インターフェースにおける容量制限が、特にTDMA(「Time Division Multiple Access」)技術などの他の多重アクセス技術を用いるシステムの場合とは異なることに言及する。TDMA技術は、特に、GSMシステム(「Global System for Mobile communications」)等の、いわゆる第二世代のシステムで使用される。CDMA技術は、特に、UMTSシステム等の、いわゆる第三世代のシステムで使用される。CDMAシステムでは、全てのユーザが、同じ周波数リソースを絶えず共有する。従って、これらのシステムの容量は干渉により制限され、そのため、こうしたシステムは、「soft limited systems」とも呼ばれる。たとえば、UMTSタイプのシステムでは、同様にアドミッション制御を実施し、新しい呼び出しを受けるのにノードBの無線リソースが十分であるかどうか判断することができる。
 本発明の目的の一つは、無線通信システムにおけるアドミッション制御アルゴリズムの利用方法にあり、この方法では、存在するトラフィックを示すトラフィックモデルに応じて前記アルゴリズムの少なくとも一つのパラメータをダイナミックに適合させる。
 別の特徴によれば、前記トラフィックモデルが、存在するトラフィックの一つまたは複数のタイプを示す一つまたは複数のパラメータを含む。
 別の特徴によれば、トラフィックタイプを示すパラメータが、このトラフィックタイプに対するサービス品質(QoS)の要求を示すパラメータを含む。
 別の特徴によれば、サービス品質要求を示すパラメータが、最大伝送遅延と、伝送遅延がこの最大伝送遅延を上回る確率とを含む。
 別の特徴によれば、トラフィックタイプを示すパラメータが、このトラフィックタイプに対して所定のサービス品質(QoS)の伝送リソース要求を示すパラメータを含む。
 別の特徴によれば、所定のサービス品質(QoS)の伝送リソース要求を示すパラメータが、接続のアクティビティ・ファクタを含む。
 別の特徴によれば、様々なトラフィックタイプが存在する場合、前記トラフィックモデルが、これらの様々なトラフィックタイプに対する比率を含む。
 別の特徴によれば、前記少なくとも一つのパラメータが、許容最大ロードに相当するマージン係数に対応する。
 別の特徴によれば、前記少なくとも一つのパラメータが、等価通過周波数帯に対応する。
 別の特徴によれば、前記少なくとも一つのパラメータの値が、様々ないわゆる基準トラフィックモデルに対して最適化された、様々ないわゆる基準値の中から選択される。
 別の特徴によれば、トラフィックモデルが基準トラフィックモデルのひとつに対応しない場合、最も適切な近似モデルを構成する基準トラフィックモデルを決定する。
 別の特徴によれば、トラフィックモデルが基準トラフィックモデルのひとつに対応しない場合、最も適切な近似モデルを構成する基準トラフィックモデルを、最も拘束的な条件で決定する。
 別の特徴によれば、前記方法は、基準トラフィックモデルと、前記少なくとも一つのパラメータに対していわゆる対応基準値とを決定する第一のステップを含む。
 別の特徴によれば、前記基準値が、シミュレーションまたは測定により決定される。
 別の特徴によれば、前記基準値が計算により決定される。
 別の特徴によれば、前記方法が、基準トラフィックモデルと、対応基準値とをメモリに保存する第二のステップを含む。
 別の特徴によれば、前記方法が、存在するトラフィックを示すトラフィックモデルを推定する第三のステップを含む。
 別の特徴によれば、前記推定が、存在するトラフィックタイプの推定を含み、様々なトラフィックタイプが存在する場合、これらの様々なトラフィックタイプの比率の推定を含む。
 別の特徴によれば、存在するトラフィックタイプの推定操作を含み、この操作は、ネットワークエレメントが少なくとも一つの他のネットワークエレメントから受信した信号メッセージに含まれるトラフィックについての情報から行われる。
 別の特徴によれば、前記推定が、存在するトラフィックタイプの比率の推定操作を含み、この操作が、トラフィックの測定またはカウントにより行われる。
 別の特徴によれば、存在するトラフィックを示すトラフィックモデルが、新しく接続を確立するたびに、また、新しく接続を解放するたびに推定しなおされる。
 別の特徴によれば、存在するトラフィックを示すトラフィックモデルが、所定時間の経過後、推定しなおされる。
 別の特徴によれば、前記方法は、第三のステップの間に推定されるトラフィックモデルに最も近いものを基準トラフィックモデルの中から選択する第四のステップを含む。
 別の特徴によれば、前記方法は、第三のステップの間に推定されるトラフィックモデルに最も近いものを、最も拘束的な条件で、基準トラフィックモデルの中から選択する第四のステップを含む。
 別の特徴によれば、前記方法は、第四のステップの間に選択された基準トラフィックモデルに対応する一つまたは複数のパラメータに応じて前記アルゴリズムの少なくとも一つのパラメータをダイナミックに修正する第五のステップを含む。
 別の特徴によれば、前記少なくとも一つのパラメータの値を示す変更の場合にのみ修正を行う。
 別の特徴によれば、前記方法は、第五のステップの間に修正された前記少なくとも一つのパラメータにより前記アルゴリズムを実施する第六のステップを含む。
 別の特徴によれば、前記方法は、ATM仮想回線におけるAAL2接続アドミッション制御のために使用される。
 別の特徴によれば、前記方法は、UTRANタイプのネットワークにおけるATM仮想回線の「lub」タイプのインターフェースでAAL2接続アドミッション制御を行うために使用される。
 別の特徴によれば、前記方法は、UTRANタイプのネットワークにおけるATM仮想回線の「lu−CS」タイプのインターフェースでAAL2接続アドミッション制御を行うために使用される。
 別の特徴によれば、前記方法は、UTRANタイプのネットワークにおけるATM仮想回線の「lur」タイプのインターフェースでAAL2接続アドミッション制御を行うために使用される。
 別の特徴によれば、前記方法は、パケットモードネットワークでアドミッション制御のために使用される。
 別の特徴によれば、前記方法は、CDMAタイプのシステムの無線インターフェースでアドミッション制御のために使用される。
 本発明の別の目的は、このような方法を実施するように構成された手段を含む、移動無線通信システム用の無線アクセスネットワークエレメントにある。
 本発明の別の目的は、このような方法を実施するように構成された手段を含む、移動無線通信システム用の基地局コントローラ(RNC)にある。
 本発明の別の目的は、このような方法を実施するように構成された手段を含む、移動無線通信システム用の基地局(ノードB)にある。
 本発明の別の目的は、このような方法を実施するように構成された手段を含む、移動無線通信システム用のネットワークコアエレメントにある。
 本発明の他の目的および特徴は、添付図面に関してなされた実施例についての以下の説明を読めば明らかになるであろう。
 本発明は、また、例として、UTRAN内部の伝送に適用されるCACアルゴリズムのケースでは、次のように説明することができる。しかしながら、前述のように、本発明はこのような用途に限定されるものではない。
 本発明は、CACアルゴリズムを最適化し、このアルゴリズムの少なくとも一つのパラメータを、存在するトラフィックを示すトラフィックモデルに応じてダイナミックに適合させることを提案する。このようなダイナミック適合により、特に伝送リソースの使用を最適化することができる。
 存在するトラフィックは、新しい接続要求を受信できるかどうか判断する場合にCACアルゴリズムが考慮するトラフィックに対応する。この例では、存在するトラフィックが、ATM仮想回線の内部で多重化可能なトラフィックに対応する。
 トラフィックモデルは、特に、存在する一つまたは複数のトラフィックタイプを示す一つまたは複数のパラメータを含むことができる。
 「トラフィックタイプ」という概念は、ここでは、CACアルゴリズムに対してこのトラフィックの挙動を特徴付け可能な全てのパラメータまたはパラメータの組み合わせによりトラフィックタイプを示すことができるという意味で使用される。たとえば、このようなパラメータは、アクティビティ・ファクタ、最大速度、平均速度、最低速度、最大遅延、および、遅延がこの最大遅延を上回る確率、エラーレイトといった、パラメータのリスト(網羅的ではない)から選択できる。特に、UTRAN内部の伝送に適用する場合、トラフィックタイプは、特にサービス品質要求を示す以下のパラメータの対、すなわち最大伝送遅延と、伝送遅延がこの最大伝送遅延を上回る確率との対によって示すことができる。
 様々なトラフィックタイプが存在する場合、トラフィックモデルは、また、これらの様々なトラフィックタイプの比率を含むことができる。
 換言すれば、本発明は、特に、CACアルゴリズムの少なくとも一つのパラメータの値をダイナミックに選択し、各トラフィックモデルのための最適値にこの値を対応させることを提案する。このような各トラフィックモデルのための最適値は、シミュレーションまたは測定により決定可能であり、もちろん、たとえば計算などの他の解決方法によっても決定可能である。
 考えられる各トラフィックモデルのために最適化される、前記CACアルゴリズムの少なくとも一つのパラメータの値を使うことができない場合(特にトラフィックタイプとその比率とに対して膨大な数の可能な組み合わせがある場合)、幾つかのいわゆる基準モデルに対して最適化した、幾つかのいわゆる基準値を使うことができる。このような基準値と、それらに対応する基準モデルとを保存するテーブルを構成することが可能である。
 かくして、こうした方法により、トラフィックモデルに対応する値をテーブルの中で見つけることによって、前記CACアルゴリズムの少なくとも一つのパラメータの値をダイナミックに選択可能である。トラフィックモデルが基準モデルに対応しない場合、最も適切な近似モデルを構成する基準モデルを決定できる。また、最も適切な近似モデルを構成する基準モデルを、最も拘束的な条件で、すなわち受け入れる接続を最も少なくし、あるいは許可するロードを最も小さくすることによって、選択可能である。
 本発明による方法は、トラフィックモデルに応じてCACアルゴリズムの一つまたは複数のパラメータをダイナミックに適合させるために、たとえば以下のステップを含むことができる。
 1.CACアルゴリズムを適合させる一つまたは複数のパラメータの基準値を(たとえば計算、シミュレーション、測定により)決定する、基準トラフィックモデルの事前決定ステップ。
 2.これらの基準トラフィックモデルと、関連する基準値とをメモリに保存するステップ。
 3.存在するトラフィックを示すトラフィックモデルを推定するステップ。
 4.ステップ3の間に推定されたトラフィックモデルに最も近いものを基準トラフィックモデルの中から選択し、場合によっては、CACアルゴリズムに対して最も拘束的な基準トラフィックモデルを選択できるステップ。
 5.ステップ4の中から選択された基準トラフィックモデルに対応するCACアルゴリズムの一つまたは複数のパラメータの値に応じてCACアルゴリズムの一つまたは複数のパラメータをダイナミックに修正するステップ。
 6.ステップ5の間に修正されたパラメータでCACアルゴリズムを使用するステップ。
 接続を新しく確立するたびに、また接続を新しく解放するたびにトラフィックモデルを推定しなおすことができる。このメカニズムは、また、たとえば、ステップ6からステップ3に規則正しく移行するループを備えてもよく、一定の持続時間が経過した後で実際に存在するトラフィックを示すトラフィックモデルを定期的に推定しなおし、それによって、CACアルゴリズムの一つまたは複数のパラメータのダイナミック修正の経過を、時間の関数として、存在するトラフィックモデルの変更の経過に適合させることができる。前記持続時間は、コンフィグラブルパラメータとすることができ、CACアルゴリズムのために最高の性能を得るように十分に短くすると同時に処理量を過度に増やさないように十分に長くする。たとえば、トラフィックモデルは、時間、日にち、または曜日などに応じて推定しなおすことができる。
 他の変形実施形態も検討可能であり、たとえば、他の基準トラフィックモデルを付加することにより、あるいは既に保存された基準モデルを修正することにより、たとえばステップ2を繰り返すことができる。こうした修正は、たとえば、ステップ3の最中にトラフィックモデルを推定するために実施可能な観察のような、トラフィックに関する観察に基づいて行うことができる。
 また、望ましくは、CACアルゴリズムの一つまたは複数のパラメータをあまり頻繁に修正しないようにすることができ、そのためには、各パラメータに(コンフィギュラブル可能な)変動閾値を導入して、これらのパラメータの明白な変更が必要な場合だけ修正を行う。あるいは、望ましくは、これらのパラメータのあまりに早い変更を抑制することができ、たとえば、CACアルゴリズムのパラメータの連続する2回の変更の間の最低持続時間(コンフギュラブル可能にすることができる)を決定する。
 本発明による方法は、あらゆるネットワークエレメントで利用可能である。これは、特に、CACアルゴリズムを利用するエレメントと同じネットワークエレメントに関わる。従って、UTRAN内部の伝送に適用する例において、本発明による方法は、RNCまたはノードB等の無線アクセスネットワークエレメント、またはネットワークコアのエレメント、あるいはまた、接続確立要求を受け入れる前に伝送レベルに必要なリソースを持っているかどうか確認するメリットがあるあらゆるネットワークエレメントで実施可能である。
 特に、本発明による方法を実施するネットワークエレメントは、基準モデルおよび基準値を保存するメモリと、存在するトラフィックモデルの推定ステップの実施手段と、基準トラフィックモデルの選択ステップの実施手段と、CACアルゴリズムのパラメータのダイナミック修正ステップの実施手段と、考慮されたネットワークエレメントがCACアルゴリズムを使用するエレメントである場合、このような一つまたは複数の修正パラメータでCACアルゴリズムを使用するステップの実施手段とを含むことができる。
 一般に、CACアルゴリズムを利用するネットワークエレメントは、存在するトラフィックを示すトラフィックモデルを認識していない。CACアルゴリズムを利用することになっている地上のインターフェースで、存在するトラフィックを示すこのようなトラフィックモデルを推定するには、たとえばトラフィックカウンタ等のあらゆる手段を使用するか、あるいは、少なくとも一つの別のネットワークエレメントから受信する信号メッセージに含まれるトラフィック情報を使用することができる。より一般的には、存在するトラフィックを示すトラフィックモデルを推定するために、ネットワークエレメントは、存在するトラフィックタイプを推定可能にするあらゆる手段を用いることができ、様々なトラフィックタイプが存在する場合、これらの様々なトラフィックタイプの比率を用いることができる。
 たとえば、CACアルゴリズムを用いるネットワークエレメントは、「lub」インターフェースにおけるCRNC(「Controlling RNC」)(ノードBとすることもできる)、「lu」インターフェースにおけるSRNC(「Serving RNC」)とネットワークコアのエレメント、および「lur」インターフェースにおけるSRNCとすることができる。
 所定のノードBに対して、これを制御するRNCは、CRNC(「Controlling Radio Network Controller」)とも呼ばれる。CRNCは、それが制御するノードBに対してロード制御の役割と、無線リソースの割り当ての役割とを有する。所定のユーザ装置UEに関する所定の通信に対しては、考慮された通信を制御する役割をもつSRNC(「Serving Radio Network Controller」)と呼ばれるRNCが存在する。UEに接続されるがSRNCにより制御されないノードBは、これらのノードBを制御するDRNC(「Drift RNC」)とも呼ばれるRNCを介してSRNCと通信する。
 CACアルゴリズムを利用するネットワークエレメントがSRNCであるかCRNCであるかに応じて、トラフィックモデルの推定手段を異なるものにすることができる。
 たとえば、CACアルゴリズムを利用するネットワークエレメントがSRNCである場合、たとえば、RANAP(「Radio Access Network Application Part」)通信プロトコルまたはプロトコル「lu Frame Protocol」)に応じて、「lu」インターフェースでネットワークコアから受信する信号メッセージに含まれるトラフィック情報を用いることができる。
 SRNCは、また、NBAP(「Node B Application Part」)通信プロトコルまたはプロトコル「lub Frame Protocol」に応じて、「lub」インターフェースでノードBから受信する信号メッセージに含まれるトラフィック情報を使用することができる。
 SRNCは、また、無線インターフェースまたは「lub」インターフェースまたは「lu」インターフェースでトラフィックについての情報を与えるカウンタ等のあらゆる手段を使用可能である。
 たとえば、CACアルゴリズムを利用するネットワークエレメントがCRNCである場合、たとえばRNSAP(「Radio Network System Application Part」)通信プロトコルまたはプロトコル「lur Frame Protocol」に応じて、「lur」インターフェースでSRNCから受信した信号メッセージに含まれるトラフィック情報を用いることができる。
 CRNCは、また、NBAP通信プロトコルまたはプロトコル「lub Frame Protocol」に応じて「lub」インターフェースでノードBから受信する信号メッセージに含まれるトラフィック情報を使用可能である。
 CRNCは、また、無線インターフェースまたは「lur」インターフェースまたは「lub」インターフェースでトラフィック情報を与えるカウンタ等のあらゆる手段を使用可能である。
 RANAPプロトコルは、特に3GTS25.413の仕様で定義され、NBAPプロトコルは、特に3GTS25.433の仕様で定義され、RNSAPプロトコルは、特に3GTS25.433の仕様で定義され、プロトコル「lu Frame Protocol」は、特に3GTS25.415の仕様で定義され、プロトコル「lub/lur Frame Protocol」は、特に3GTS25.427の仕様で定義され、これらの全ての仕様は、3GPP(「3rd Generation Partnership Project」)から発行されている。
 RANAPプロトコルに従ってメッセージを受信する場合、これは、各々の無線アクセス媒体割り当て要求またはRAB(「Radio Access Bearen」)割り当て要求に対して、RABパラメータと呼ばれるパラメータで、対応するトラフィックタイプまたはサービスタイプについての情報を与える、いわゆる「RAB Asignment Request」)メッセージである(これらのパラメータには、特に、最大速度、トラフィッククラス、伝送遅延、またはSSD(「Source Statistics Descriptor」)と呼ばれるパラメータを含む)。
 さらに、このような用途におけるトラフィックタイプを特徴付け可能な、最大伝送遅延や、伝送遅延がこの最大伝送遅延を上回る確率といったパラメータを決定するために、ネットワークエレメントでO&M(「Operation&Maintenance」)から構成される情報を用いることもできる。
 しかも、UMTSにおいて、「最大伝送遅延」パラメータは、「TOAWS」(「Time Of Arrival Window Start」)パラメータに応じて選択可能であり、これは、下り方向でノードBの受信窓の長さを示し、同期に使用される、3GPP UMTS規格で定義されたパラメータである(3GPPTS25.402)。
 その上、「遅延が最大遅延を上回る確率」パラメータは、ユーザのデータ伝送のために「lub」インターフェースで対象とされるAAL2パケットの損失率またはATMセルの損失率に応じて選択可能である。
 特に、前記CACアルゴリズムの少なくとも一つのパラメータは、マージン係数KVCに対応することができる。このパラメータの例は、本出願で特に考慮されている例であるが、もちろん他の例も可能である。たとえば、接続のアクティビティ・ファクタに応じて、等価通過周波数帯を変化させることができる。
 かくして、AMRタイプのサービス用、所定の最大遅延用、および遅延がこの最大遅延を上回る確率用の、たとえば音声接続のような接続の等価通過周波数帯を、音声のアクティビティ・ファクタに応じて、あるいはより一般的には所定のサービス品質(QoS)の伝送リソース要求を示すパラメータに応じて、ダイナミックに適合させることができる。かくして、等価通過周波数帯の基準値を保存するテーブルを用意することができる。このような方法を利用するネットワークエレメントは、たとえば、音声フレームと空のフレームとの比率を推定することにより、音声接続の平均アクティビティ・ファクタをダイナミックに測定し、それによって、音声用に使用される等価通過周波数帯を、音声接続全体に対して観察される平均アクティビティ・ファクタにダイナミックに適合させることができる。
 また、等価通過周波数帯は、例えば遅延の制約がほとんどないパケットサービスの場合、ゼロ(または非常に小さい値)に等しくすることができる。
 以下、例として、前記CACアルゴリズムの少なくとも一つのパラメータがマージン係数KVCである場合について特に説明する。
 例として、図2は、考えられる様々なトラフィックモデルに対して、仮想回線で受け入れ可能な最大ロードをシミュレーションによって得た例を示している。トラフィックモデルは、この場合、存在する一つまたは複数のトラフィックタイプを示す以下のパラメータ、すなわち、最大伝送遅延、伝送遅延がこの最大伝送遅延を上回る確率を含み、また、様々なトラフィックタイプが存在する場合には、トラフィックモデルは、これらの様々なトラフィックタイプの比率をさらに含む。より詳しくは、図2に示したトラフィックモデルは、次の通りである。
 同じタイプの多重化トラフィックの場合。
  100%の音声。(7ms、10−4
  100%のPS144。(50ms、10−4
  100%のCS64。(33ms、10−4
 異なるタイプの多重化トラフィックの場合。
  75%の音声。(7ms、10−4)+25%のPS144(50ms、10−4
  50%の音声。(7ms、10−4)+50%のPS144(50ms、10−4
  25%の音声。(7ms、10−4)+75%のPS144(50ms、10−4
  75%のCS64。(33ms、10−4)+25%のPS144(50ms、10−4
  50%のCS64。(33ms、10−4)+50%のPS144(50ms、10−4
  25%のCS64。(33ms、10−4)+75%のPS144(50ms、10−4
 これらの様々なトラフィックモデルおよび対応する様々な値KVCは、たとえば、前述の方法のための基準モデルおよび基準値を構成することができる。
 図2は、また、従来技術と本発明とを比較する場合にも用いることができる。
 上記のように、従来技術によれば、考えられる全てのトラフィックモデルに対して有効なKVCの値を選択する。その場合、適切な解決方法は、最も拘束性のあるトラフィックモデル、すなわち、図2の例では、KVCの値が0.74になる75%の音声+25%のPS144を選択することとなる。この選択により、仮想回線を74%以上、ロードすることが不可能になる。その場合の不都合は、別のトラフィックモデル、たとえば25%のCS64+75%のPS144に対応するモデルの場合、実際にはロード可能な仮想回線は80%であり、考えられる全ての場合に伝送リソースの使用が最適化されるわけではないことにある。
 本発明は、トラフィックモデルに応じてKVCの値をダイナミックに選択することにより、このような不都合を回避可能にしている。かくして、伝送容量の増加は、トラフィックモデルの関数であるので、このようなKVCの値のダイナミックな選択により(図2の例では0%から22%程度)伝送容量を増加できる。言い換えると、KVCの値をダイナミックに決定するという長所は、KVCの固定値で受け入れ可能であるよりもずっと多くの接続をCACアルゴリズムによって受け入れ、同時にサービス品質の制約を守ることが保証されることにある。従って、これにより、CACアルゴリズムの性能を向上させることができる。
移動無線通信システムの一般的な全体構成を示す図である。 考えられる様々なトラフィックモデルに対して得られるマージン係数値の例を示すテーブルである。
符号の説明
 1 無線接続ネットワーク
 2 基地局
 3 基地局コントローラ
 4 ネットワークコアまたはCN
 5 移動端末
 6、7、8、9 インターフェース
 10、11 エンティティ

Claims (37)

  1.  無線通信システムにおけるアドミッション制御アルゴリズムの利用方法であって、存在するトラフィックを示すトラフィックモデルに応じて前記アルゴリズムの少なくとも一つのパラメータをダイナミックに適合させる、方法。
  2.  前記トラフィックモデルが、存在するトラフィックの一つまたは複数のタイプを示す一つまたは複数のパラメータを含む、請求項1に記載の方法。
  3.  前記トラフィックタイプを示すパラメータが、このトラフィックタイプに対するサービス品質(QoS)の要求を示すパラメータを含む、請求項2に記載の方法。
  4.  前記サービス品質要求を示すパラメータが、最大伝送遅延と、伝送遅延がこの最大伝送遅延を上回る確率とを含む、請求項3に記載の方法。
  5.  前記トラフィックタイプを示すパラメータが、このトラフィックタイプに対して所定のサービス品質(QoS)の伝送リソース要求を示すパラメータを含む、請求項2に記載の方法。
  6.  所定のサービス品質(QoS)の伝送リソース要求を示すパラメータが、接続アクティビティ・ファクタを含む、請求項5に記載の方法。
  7.  様々なトラフィックタイプが存在する場合、前記トラフィックモデルが、これらの様々なトラフィックタイプに対する比率を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8.  前記少なくとも一つのパラメータが、許容最大ロードに相当するマージン係数に対応する、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9.  前記少なくとも一つのパラメータが、等価通過周波数帯に対応する、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  10.  前記少なくとも一つのパラメータの値が、様々ないわゆる基準トラフィックモデルに対して最適化された、様々ないわゆる基準値の中から選択される、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11.  トラフィックモデルが基準トラフィックモデルのひとつに対応しない場合、最も適切な近似モデルを構成する基準トラフィックモデルを決定する、請求項10に記載の方法。
  12.  トラフィックモデルが基準トラフィックモデルのひとつに対応しない場合、最も適切な近似モデルを構成する基準トラフィックモデルを、最も拘束的な条件で決定する、請求項10に記載の方法。
  13.  基準トラフィックモデルと、前記少なくとも一つのパラメータのためのいわゆる対応基準値とを決定する第一のステップを含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14.  前記基準値が、シミュレーションまたは測定により決定される、請求項13に記載の方法。
  15.  前記基準値が、計算により決定される請求項13に記載の方法。
  16.  基準トラフィックモデルと、対応基準値とをメモリに保存する第二のステップを含む、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  17.  存在するトラフィックを示すトラフィックモデルを推定する第三のステップを含む、請求項13から16のいずれか一項に記載の方法。
  18.  前記推定が、存在するトラフィックタイプの推定を含み、様々なトラフィックタイプが存在する場合、これらの様々なトラフィックタイプの比率の推定を含む、請求項17に記載の方法。
  19.  存在するトラフィックタイプの推定操作を含み、この操作は、ネットワークエレメントが少なくとも一つの他のネットワークエレメントから受信した信号メッセージに含まれるトラフィックについての情報から行われる、請求項18に記載の方法。
  20.  前記推定が、様々なトラフィックタイプの比率の推定操作を含み、この操作が、トラフィックの測定またはカウントにより行われる、請求項18に記載の方法。
  21.  存在するトラフィックを示すトラフィックモデルが、新しく接続を確立するたびに、また、新しく接続を解放するたびに推定しなおされる、請求項17から20のいずれか一項に記載の方法。
  22.  存在するトラフィックを示すトラフィックモデルが、所定時間の経過後、推定しなおされる、請求項17から20のいずれか一項に記載の方法。
  23.  第三のステップの間に推定されるトラフィックモデルに最も近いものを基準トラフィックモデルの中から選択する第四のステップを含む、請求項13から22のいずれか一項に記載の方法。
  24.  第三のステップの間に推定されるトラフィックモデルに最も近いものを、最も拘束的な条件で、基準トラフィックモデルの中から選択する第四のステップを含む、請求項13から23のいずれか一項に記載の方法。
  25.  第四のステップの間に選択された基準トラフィックモデルに対応する一つまたは複数のパラメータに応じて前記アルゴリズムの少なくとも一つのパラメータをダイナミックに修正する第五のステップを含む、請求項13から24のいずれか一項に記載の方法。
  26.  前記少なくとも一つのパラメータの値を示す変更の場合にのみ修正を行う、請求項25に記載の方法。
  27.  第五のステップの間に修正された前記少なくとも一つのパラメータにより前記アルゴリズムを実施する第六のステップを含む、請求項13から26のいずれか一項に記載の方法。
  28.  ATM仮想回線におけるAAL2接続アドミッション制御のために使用される、請求項1から27のいずれか一項に記載の方法。
  29.  UTRANタイプのネットワークにおけるATM仮想回線の「lub」型インターフェースでAAL2接続アドミッション制御のために使用される、請求項28に記載の方法。
  30.  UTRANタイプのネットワークにおけるATM仮想回線の「lu−CS」型インターフェースでAAL2接続アドミッション制御のために使用される、請求項28に記載の方法。
  31.  UTRANタイプのネットワークにおけるATM仮想回線の「lur」型インターフェースでAAL2接続アドミッション制御のために使用される、請求項28に記載の方法。
  32.  パケットモードのネットワークでアドミッション制御のために使用される、請求項1から27のいずれか一項に記載の方法。
  33.  CDMAタイプのシステムの無線インターフェースでアドミッション制御のために使用される、請求項1から27のいずれか一項に記載の方法。
  34.  請求項1から33のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成された手段を含む、移動無線通信システム用の無線アクセスネットワークエレメント。
  35.  請求項1から33のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成された手段を含む、移動無線通信システム用の基地局コントローラ(RNC)。
  36.  請求項1から33のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成された手段を含む、移動無線通信システム用の基地局(ノードB)。
  37.  請求項1から33のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成された手段を含む、移動無線通信システム用のネットワークコアエレメント。
JP2003272754A 2002-07-11 2003-07-10 無線通信システムにおけるアドミッション制御アルゴリズムの利用方法 Pending JP2004080768A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0208727A FR2842385B1 (fr) 2002-07-11 2002-07-11 Procede pour la mise en oeuvre d'un algorithme de controle d'admission dans un systeme de telecommunications

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004080768A true JP2004080768A (ja) 2004-03-11

Family

ID=29763737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003272754A Pending JP2004080768A (ja) 2002-07-11 2003-07-10 無線通信システムにおけるアドミッション制御アルゴリズムの利用方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20040106405A1 (ja)
EP (1) EP1383354A1 (ja)
JP (1) JP2004080768A (ja)
CN (1) CN1472976A (ja)
FR (1) FR2842385B1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3769532B2 (ja) * 2002-11-26 2006-04-26 埼玉日本電気株式会社 移動通信基地局装置、そのQos制御方法及びプログラム
US8312145B2 (en) * 2003-12-22 2012-11-13 Rockstar Consortium US L.P. Traffic engineering and bandwidth management of bundled links
FR2875667A1 (fr) * 2004-09-22 2006-03-24 France Telecom Procede de preemption pour la gestion des ressources radio dans un reseau de communication mobile
CN101040491B (zh) * 2004-10-08 2011-03-30 艾利森电话股份有限公司 无线接入网内的拥塞控制
CN100361447C (zh) * 2004-12-16 2008-01-09 华为技术有限公司 一种无线网络能力控制的集中管理系统和方法
US7697421B2 (en) * 2005-04-21 2010-04-13 Avaya Inc. Method and apparatus for quality-of-service-based admission control
US8081565B2 (en) * 2005-04-21 2011-12-20 Avaya Inc. Method and apparatus for adaptive control of system parameters for admission control
CN102186223B (zh) * 2011-04-25 2013-08-28 东南大学 移动通信系统中保证用户最小速率的呼叫准入控制方法
US9743312B1 (en) * 2014-12-17 2017-08-22 Sprint Spectrum L.P. Method and system of selecting a quality of service for a bearer
US10327267B1 (en) 2017-08-04 2019-06-18 Sprint Spectrum L.P. Control of relay bearer QoS configuration based on messaging from IMS platform
US11445521B2 (en) * 2020-03-13 2022-09-13 Meta Platforms Technologies, Llc Systems and methods for latency sensitive links

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG43032A1 (en) * 1994-04-13 1997-10-17 British Telecomm A communication network control method
GB9703425D0 (en) * 1997-02-19 1997-04-09 Univ Cambridge Tech Controlling networks
US6046981A (en) * 1997-02-28 2000-04-04 Nec Usa, Inc. Multi-class connection admission control method for Asynchronous Transfer Mode (ATM) switches
US5970064A (en) * 1997-06-12 1999-10-19 Northern Telecom Limited Real time control architecture for admission control in communications network
US6717948B1 (en) * 1998-07-30 2004-04-06 Nokia Corporation Knowledge-based connection admission method and apparatus for providing efficient multiplexing of data and speech over AAL2
US6490249B1 (en) * 1998-12-01 2002-12-03 Nortel Networks Limited Adaptive connection admission control scheme for packet networks
EP1079561A1 (en) * 1999-08-24 2001-02-28 Alcatel Method to assign upstream timeslots and codes to a network terminal and medium access controller to perform such a method
US7302497B2 (en) * 2000-02-08 2007-11-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Using internet protocol (IP) in radio access network
US6522629B1 (en) * 2000-10-10 2003-02-18 Tellicent Inc. Traffic manager, gateway signaling and provisioning service for all packetized networks with total system-wide standards for broad-band applications including all legacy services
US6985739B2 (en) * 2000-12-15 2006-01-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Admission and congestion control in a CDMA-based mobile radio communications system
DE60129054T2 (de) * 2001-12-04 2008-02-21 Nokia Siemens Networks Oy Funkbetriebsmittelverwaltung von paketdaten auf portnummerbasis

Also Published As

Publication number Publication date
FR2842385A1 (fr) 2004-01-16
FR2842385B1 (fr) 2005-01-14
US20040106405A1 (en) 2004-06-03
CN1472976A (zh) 2004-02-04
EP1383354A1 (fr) 2004-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8223758B2 (en) System and method of load dependent rate policing
US7688731B2 (en) Traffic congestion
JP4005361B2 (ja) 通信網におけるデータ伝送
JP4128598B2 (ja) パケット・データ通信システムにおけるフロー制御
JP4307728B2 (ja) 移動体通信システムの通信状態の動的適合方法及び装置
US7787492B2 (en) Resource allocation management
EP1787436B1 (en) Method and system for managing radio resources in mobile communication networks, related network and computer program product therefor
US20030156580A1 (en) Rate control system and method for a link within a wireless communications system
JP2007507934A (ja) Umtsにおける調和したデータフロー制御とバッファ共用
CA2404523C (en) Transmitting packet data
JP2009517968A (ja) 高速ダウンリンクにおける低ビットレートユーザのフロー制御
WO2001063856A1 (en) Flow control between transmitter and receiver entities in a communications system
EP1925177B1 (en) Improved dimensioning methods for hsdpa traffic
EP1436953B1 (en) A method for scheduling of packet data and a packet data scheduler
KR101379198B1 (ko) 다운링크 레이트 제어 방법
JP2004080768A (ja) 無線通信システムにおけるアドミッション制御アルゴリズムの利用方法
JP2004208316A (ja) 移動無線通信ネットワークの無線アクセスネットワーク用の伝送回線容量設計方法
JP4565849B2 (ja) 移動無線システムにおけるサービス品質の管理方法
US20030139145A1 (en) Data transmitting method and apparatus for guaranteeing quality of service in a data communication system
US20020114279A1 (en) Telecommunications systems
EP1264447A1 (en) Overload handling in a communications system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081203

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512