JP2004080640A - 無線通信システム、無線通信方法、無線基地局及び無線端末 - Google Patents

無線通信システム、無線通信方法、無線基地局及び無線端末 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信において、ハンドオーバ時における再送データの破棄によるシステム全体のスループットの低下を防ぐ。
【解決手段】一又は複数のプロセスを実行することにより無線基地局20に対してデータの送受信を行う無線端末10と、無線基地局20において、無線端末10側で実行されるプロセス数に応じたプロセスを実行し、無線端末10に対してデータの送受信を行うプロセス実行部202と、無線端末10のハンドオーバの発生若しくはハンドオーバの発生の可能性を監視するハンドオーバ監視部203と、ハンドオーバ監視部203の監視結果に応じて、プロセス実行部202が実行するプロセス数を制御するプロセス数制御部204とを有する。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IMT−2000 HSDPA等の無線通信において用いられる、無線通信システム、無線通信方法、無線基地局及び無線端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、IMT−2000 IMT−2000 CDMA Direct SpreadやIMT−2000 CDMA TDD(以降IMT−2000と称する。)等を用いたHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)においては、誤り再送方式として、その構成が簡単であるStop and Waitを用いたHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)方式が用いられる。
【0003】
このHARQ方式では、無線基地局から、下りデータ信号である下りデータ信号を無線端末に送信し、無線端末が、下りデータ信号を正しく受信したならば無線基地局に上り制御信号を用いてACK(Acknowledgement)情報を送信し、無線端末が、下りデータ信号を誤って受信した場合には無線基地局に上り制御信号を用いてNACK(Not Acknowledgement)情報を送信する。
【0004】
無線基地局は、上り制御信号を受信してACKを受信したと判断すると、次の下りデータ信号を無線端末に送信し、NACKを受信したと判断すると、下りデータ信号を再送する。
【0005】
また、上記従来のHARQ方式において無線端末と無線基地局は、複数のHARQのためのプロセス1〜Nを具備し、それぞれのプロセス1〜Nが独立してHARQ処理を行う。この処理によれば、複数のプロセスを用意することによってStop and Waitによるスループットの低下を低減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のHARQ処理では、無線端末が受信した下りデータ信号に誤りがあった場合に、HARQ処理によって無線基地局からの再送データを受信する前にハンドオーバが発生し、他の無線基地局との通信に切り替えられると、ハンドオーバ元の再送すべき下りデータ信号は破棄され、そのため無線端末に保存している始めに受信した誤っている下りデータ信号も復号できず、破棄されてしまう。特に、この破棄される下りデータ信号量は、無線端末と無線基地局で通信を行うHARQプロセスが増えるに従い増加する傾向にある。
【0007】
破棄される下りデータ信号が増加すると、同じ無線基地局で通信を行う他の無線端末へのスループットが減少し、破棄される下りデータ信号が無線端末と無線基地局においてTCP/IPといった上位レイヤで再送されることによるスループットの劣化となるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、上述した問題を鑑みてなされたものであり、IMT−2000 HSDPA等の無線通信において、ハンドオーバの可能性があれば再送を行うプロセス数を制限し、再送データを少なくすることによってハンドオーバ時における再送データの破棄によるシステム全体のスループットの低下を防ぐことのできる無線通信システム、無線通信方法、無線基地局及び無線端末を提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、一又は複数のプロセスを実行することにより無線基地局と無線端末との間でデータの送受信を行う無線通信方法であって、無線基地局において、無線端末側で実行されるプロセス数に応じたプロセスを実行し、無線端末に対してデータの送受信を行い、無線基地局において、無線端末のハンドオーバの発生若しくはハンドオーバの発生の可能性を監視し、ハンドオーバ監視部の監視結果に応じて、プロセス実行部が実行するプロセス数を制御する。
【0010】
このような本発明によれば、ハンドオーバが発生するか、或いはその可能性がある場合に、無線基地局と無線端末間で実行されているプロセス数を減少させることができ、データ誤り等による再送プロセスの発生を低減させることができる。この結果、本発明によれば、ハンドオーバの際に生じる再送データの破棄の確率を低減させることができ、結果的にシステム全体におけるスループットの低下を防止することができる。
【0011】
上記発明においては、ハンドオーバを要求する情報、無線通信の品質、無線通信の誤り率、無線基地局及び無線端末間の距離等により、ハンドオーバの発生を検出することが好ましい。
【0012】
この場合には、ハンドオーバの発生を早期に検出することができるとともに、そのハンドオーバ発生の可能性に応じてプロセス数の減少量を調節することができ、通信状況とハンドオーバ発生確率とのバランスを図りながら、スループットの低下を有効に防止することができる。
【0013】
上記発明においては、ハンドオーバの発生若しくはその発生の可能性を示す指標値と、実行可能なプロセス数の閾値とを対応付けた閾値テーブルを備え、ハンドオーバ監視部による監視結果に基づいて、閾値テーブルを照合し、この照合結果に応じて実行可能なプロセス数を制御することが好ましい。この場合には、閾値テーブルを用いることによって、予め指標値とプロセス数とを対応付けることができ、ハンドオーバ発生に対するプロセス数調節を迅速に処理することが可能となる。
【0014】
上記発明においては、データの再送を行っているプロセスが検出された場合、当該再送を行っているプロセスを優先的に用いてデータの送受信を行うことが好ましい。この場合には、ハンドオーバ発生時或いは発生の可能性が生じた時点で実行されているプロセスの状態を保持し、使用されていないプロセスのみを減少対象とすることができ、再送データを送信中のプロセスを停止させてしまうなど、プロセス数を減少させることによる弊害を回避することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る無線通信システムの第1実施形態について図を参照しつつ説明する。
【0016】
(無線通信システムの構成)
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体構成を示す概念図である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態に係る無線通信システムは、無線端末10,11と、各エリア毎に設置された無線基地局20,21と、これらの無線基地局20,21を制御する無線制御装置30と、無線制御装置30が接続されるネットワーク1とを有している。
【0018】
本実施形態において、無線端末10,11及び無線基地局20間の通信は、IMT−2000 HSDPA方式によって通信を行う。この無線端末10,11及び無線基地局20間の通信では、無線基地局20から無線端末10,11に対して、無線端末10,11及び無線基地局20間における無線品質や、無線基地局20が無線端末10,11に送信するデータの量や優先度に応じて、無線端末10、無線端末11の共通チャネルであるHS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared Channel)を用いて送受信を行う。また、無線端末10,11から無線基地局20に対する通信は、個別チャネルであるDPCH(Dedicated PhysicalChannel)を用いてそれぞれ上りデータ信号を送信する。
【0019】
また本実施形態において、この無線端末10,11及び無線基地局20とが通信を行う場合、無線基地局20と無線端末10、無線基地局20と無線端末11それぞれが複数のHARQ処理のためのプロセスを実行する。無線基地局20と無線端末10とのプロセスの最大数は無線基地局20及び無線端末10が具備するメモリ量から決定される。なお、無線端末10に対するプロセスの最大数と無線端末11に対するプロセスの最大数は異なっていてもよい。
【0020】
ここでは、無線基地局20から無線端末10に対するプロセスの最大数をPMAXとし、無線基地局20が無線端末10に送信するためのプロセスをプロセス1〜プロセスPMAXとする。
【0021】
具体的に無線基地局20は、図2に示すように、無線端末10に対しては最大で6つのプロセスA1〜A6を動作できるものとし、無線端末11に対しては、最大で2つのプロセスB1及びB2を動作できるものとする。なお、それぞれのプロセスは独立してHARQ処理を行う。
【0022】
そして、無線基地局20は、無線端末10,11との無線品質、無線端末10,11へのトラヒック量から、先に定めた時間間隔単位で送信する無線端末を決定する。このとき無線端末10のみ、無線端末11のみ、無線端末10,11の両方を符号多重または時間多重して送信することができる。
【0023】
また、無線基地局20は、無線端末ごとにプロセスを順番に切り替えて送信する。無線端末10に対しては、プロセスA1→プロセスA2→……→プロセスA6→プロセスA1→…となり、無線端末11に対してはプロセスB1→プロセスB2→プロセスB1→…となる。なお、本実施形態では、それぞれのプロセスで送信される下りデータ信号の優先度は同じであるとする。
【0024】
無線端末10,11は、無線基地局20のプロセスに対応したプロセスで受信を行い、受信した下りデータ信号が正しければ、先に定めた時間後にACKを送信し、誤りであればNACKを送信する。
【0025】
無線基地局20は、上り制御信号を受信してACKを受信したと判断すると、次の下りデータ信号を無線端末10に送信し、NACKを受信したと判断すると、下りデータ信号を再送する。
【0026】
ここで、無線基地局20は、再送する下りデータ信号として、始めに送信した下りデータ信号と異なる信号を送信することができる。例えば、無線基地局20がTurbo符号化を行った下りデータ信号を送信する場合、始めの送信では、元のデータビットと一部の冗長ビットを送信し、再送時には異なる冗長ビットを含むデータ信号を送信することもできる。これによって、無線端末10は、始めに受信した信号と再送によって受信した信号を結合してTurbo復号することによって効率的に信号を復号することができる。
【0027】
前記無線制御装置30は、無線端末10の呼処理、無線端末10のハンドオーバの判断、ネットワーク1と無線基地局20,21とのデータの中継処理を行う。
【0028】
(無線基地局の構成)
次いで、上記無線基地局20の内部構成について詳述する。図3は、本実施形態に係る無線基地局の内部構成を示すブロック図である。
【0029】
図3に示すように、無線基地局20は、無線端末10,11側で実行されるプロセス数に応じたプロセスを実行し、無線端末10,11に対してデータの送受信を行うプロセス実行部202及び送受信部201と、無線端末10,11のハンドオーバの発生若しくはハンドオーバの発生の可能性を監視するハンドオーバ監視部203と、ハンドオーバ監視部203の監視結果に応じて、プロセス実行部202が実行するプロセス数を制御するプロセス数制御部204とを有する。
【0030】
ハンドオーバ監視部203は、ハンドオーバを要求する情報を取得することによりハンドオーバの発生を検出するハンドオーバ要求取得部210と、無線端末10,11に対する無線通信の品質によってハンドオーバの発生の可能性を検出する無線品質取得部211と、無線端末10,11に対する無線通信の誤り率によってハンドオーバの発生の可能性を検出する誤り率取得部212と、無線基地局20と無線端末10,11との距離によって、ハンドオーバの発生の可能性を検出する位置情報算出部213とを有する。
【0031】
なお、これらハンドオーバ要求取得部210,無線品質取得部211,誤り率取得部212及び位置情報算出部213は、独立してハンドオーバを検出してもよく、また、協動してハンドオーバを検出するようにしてもよい。本実施形態では、上記各部211〜213は、協動してハンドオーバを検出するものとする。例えば、同一のエリア内に在圏する無線端末10,11の位置情報(無線基地局からの距離等)に基づいて、両者の無線品質や誤り率とを予測するとともに、無線端末10,11の無線品質や誤り率を比較し、無線端末10,11のいずれかの無線品質や誤り率が予測結果から乖離した場合に、ハンドオーバが発生する可能性が高くなっていると判断する。
【0032】
プロセス数制御部204は、本実施形態では、プロセス実行部202に接続されているとともに、テーブル照合部207を基地局情報蓄積手段208に接続されている。基地局情報蓄積手段208は、ハンドオーバの発生若しくはその発生の可能性を示す指標値(無線品質、誤り率、距離等)と、実行可能なプロセス数(有効プロセス数)の閾値とを対応付けた閾値テーブルを格納するデータベースである。
【0033】
本実施形態に係る閾値テーブルは、例えば図4に示すように、信号対雑音電力比(SIR)と閾値(TH)とを対応付けたものを用いることができる。同図に示した例では、無線端末10と無線基地局20との無線品質が劣悪であれば(SIRの値が0db以下)、閾値THは1に近づき、無線端末10と無線基地局20との無線品質が良好になるにつれて、閾値THはPMAX+1に近づく。無線品質としては上りデータ信号または上り制御信号(以降上り信号と呼ぶ)、下りデータ信号または下り制御信号(以降下り信号)の信号対雑音電力比SIRの少なくとも1つを用いることができる。なお、下り信号のSIRは無線端末10が無線基地局20に上り信号を用いて送信することができる。
【0034】
また、閾値テーブルの値は、無線基地局ごとに予めスループットの劣化を最小にしつつ、ハンドオーバにおける下りデータ破棄を小さくするように決定される。なお、この閾値テーブルは同時に接続している無線端末の数によって異なるテーブルであってもよい。
【0035】
そして、プロセス数制御部204は、ハンドオーバ監視部203に接続されており、このハンドオーバ監視部203による監視結果に基づいて、テーブル照合部207により閾値テーブルを照合し、この照合結果に応じて実行可能なプロセス数を制御する。
【0036】
さらに、プロセス数制御部204には、プロセス最大数決定部206が接続されている。このプロセス最大数決定部206は、メモリ部209に接続されており、このメモリ部209の能力に応じて使用可能なプロセスの最大数を決定し、その決定結果をプロセス数制御部204に送出する。
【0037】
本実施形態において、プロセス実行部202には、再送プロセス検出部205が接続されており、データの再送を行っているプロセスを検出する再送プロセス検出部205が接続されており、この再送プロセス検出部205により再送を行っているプロセスが検出された場合には、当該再送を行っているプロセスを優先的に用いてデータの送受信を行う。
【0038】
(無線通信システムを用いた無線通信方法)
次いで、本実施形態に係る無線通信システムを用いた無線通信方法を、図5のフローチャートを用いて説明する。同図においては、無線基地局20が無線端末10に下りデータ信号を送信する場合を例示している。ここで無線基地局20は、既に無線端末10に下りデータ信号を送信しており、プロセス2において、再送処理を行っているものとする。また、無線端末10に対する最大プロセス数PMAXは6とする。
【0039】
(1)無線品質に基づくハンドオーバの監視
先ず、無線品質に基づいてハンドオーバを監視する場合について説明する。
【0040】
無線基地局20は、無線端末10に対する各プロセスの通信状況を検出するために、プロセスNを1から最大プロセス数PMAX(=6)まで変化させ、それぞれについて通信状況を確認する。
【0041】
具体的には、ステップS101で、無線基地局20は、Nに1を代入することにより初期化を行い、プロセス1から確認を開始する。次いで、ステップS102で、無線基地局20は、無線端末10に対する通信においてハンドオーバが発生しているか、又はその可能性が発生しているかを判断する。このハンドオーバの発生の判断は、ここでは、無線端末10に対する通信における無線品質の劣化に基づいて行う。
【0042】
そして、このステップS102において、ハンドオーバの可能性があると判断した場合には、閾値THを決定し、ステップS103に進み、そうでなければステップS101に進みループ処理により現状が維持される。なお、ここでは、無線品質取得部211において、無線品質の劣化が確認されハンドオーバ発生の可能性があると判断されたものとする。
【0043】
この閾値THは、1,2,・・・,PMAX+1までの数であり、本実施形態では、無線端末10と無線基地局20との無線品質(信号対雑音電力比SIR)から決定される。ここでは、無線端末10と無線基地局20との無線品質が劣悪(SIR<0db)であり、閾値THが1と決定されたものとする。
【0044】
次いで、ステップS103において、無線基地局20は、無線端末10に下りデータ信号を送信するプロセスのうち、無線端末10への下りデータ信号が誤り、再送を行っているプロセスの数PNを計算し、閾値THよりも小さければステップS108に進み、そうでなければステップS104に進む。ここで、再送を行うプロセスの数PNは、プロセス2が再送処理を行っているためにPN=1になり、TH=1であるので、ステップS104に進む。
【0045】
ステップS104では、無線基地局20は、プロセスNが再送処理を行っているか判断し、もし再送処理を行っていればステップS108に進み、そうでなければステップS105に進む。ここで、現在のプロセスN、つまりプロセス1は再送処理を行っていないので、ステップS105に進む。
【0046】
ステップS105では、無線基地局20は、Nに1を加算し、次のプロセスの監視に移行する。このとき、ステップS106で、無線基地局20は、NとPMAXを比較し、N>PMAXであれば、次のプロセスの監視は行わず、ステップS107において、Nに1を代入して初期化を行い、ステップS104に進み、再度S104以降の処理を行う。ステップS106において、次のプロセスがPMAXに到達していなければ、ステップS105で加算された次のプロセスについてステップS104以降の処理を行う。ここで、N=1,PMAX=6であるので、N=2となりステップS104に進むものとする。
【0047】
ステップS104において、プロセス2は再送処理を行っているのでステップS108に進む。ステップS108で、無線基地局20は、プロセス2で下りデータ信号の再送を無線端末10に対して行う。ステップS109で、無線基地局20は、Nに1を加算する。ステップS110で、無線基地局20は、NとPMAXを比較し、N>PMAXであれば、ステップS101に進み、そうでなければステップS102に進む。
【0048】
無線端末10は、プロセス2で下りデータ信号を受信し、HARQによる復号を行い、誤りがなければ無線基地局20に誤りがないことを示すACK情報を先に定めた一定時間後に送信し、誤りがあれば無線基地局20に誤りがあることを示すNACK情報を先に定めた一定時間後に送信する。そして、無線基地局20は、ACK情報を受信すると対応するプロセス2の再送処理を停止し、新しい下りデータ信号を送信する。
【0049】
(2)位置情報に基づくハンドオーバの監視
上記ステップS102におけるハンドオーバの監視方法として、無線基地局20と無線端末10との位置から決定することもできる。具体的には、位置情報算出部213により無線基地局20と無線端末10との距離Rを測定し、この測定結果に基づいて、ハンドオーバ発生の可能性を判断する。そして、ハンドオーバの可能性があると判断した場合には、距離Rと閾値THとの関係を記録した閾値テーブルに従って距離Rから閾値THを決定する。例えば、距離Rが先に定めた閾値R1以上であれば、ハンドオーバ処理が発生し得ると判断し、閾値THを小さくし、距離Rが先に定めた閾値R2以上であれば、閾値THを大きくする。
【0050】
なお、距離Rを測定する方法として、無線端末10にGPSを具備し、無線端末10がGPSから計算した位置情報を無線基地局20に送信して、無線基地局20が距離Rを計算する方法や、IMT−2000 CDMA TDDを用いた場合には、無線端末10から受信した上りデータ信号の遅延から無線基地局20が距離Rを計算することもできる。
【0051】
(3)誤り率に基づくハンドオーバの監視
上述した閾値THの決定方法として、上り信号または下り信号の誤り率の少なくとも1つを用いることができる。具体的には、無線基地局20の誤り率取得部212において、無線端末10,11に対する誤り率を取得し、これに基づいてハンドオーバの発生を予測する。なお、下り信号の誤り率は無線端末10が無線基地局20に上り信号を用いて送信し、これを誤り率取得部212により受信することにより、ハンドオーバを予測する。
【0052】
そして、無線基地局20では、誤り率取得部212が取得した、上り信号の誤り率、及び無線端末10が送信した下り信号の誤り率の情報をプロセス数制御部204に送出し、プロセス数制御部204では、テーブル照合部207を用いて、閾値テーブルを照合し、誤り率の指標値に対応付けられた閾値THを決定する。
【0053】
(4)ハンドオーバ要求に基づくハンドオーバの監視
また、上述した閾値THの決定方法として、無線端末10または無線制御装置30が無線端末10が、無線基地局20から他の無線基地局にハンドオーバを行うと判断した場合に閾値THを小さくすることもできる。
【0054】
具体的には、ハンドオーバ要求取得部210において、無線端末10,11や無線制御装置30から送信されたハンドオーバ要求を受信し、これによりハンドオーバの発生を検出し、閾値THを決定した後、上述したステップS103以降の処理を行う。
【0055】
(変更例)
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、以下のような変更を加えることができる。
【0056】
例えば、上述した実施形態において、無線基地局20に設けられていた無線品質取得部、誤り率取得部及び位置情報算出部を、無線端末機10,11側に設けてもよい。
【0057】
具体的には、図6に示すように、無線端末10,11に、ハンドオーバ監視部115及びハンドオーバ要求部112を設け、ハンドオーバ監視部115においてハンドオーバの発生、及び発生の可能性が検出された場合に、ハンドオーバ要求部112及び送受信部111を通じて、無線制御装置30にハンドオーバ要求を送信する。無線制御装置30では、ハンドオーバ要求を無線基地局20のハンドオーバ要求取得部210に転送し、閾値THを小さくするように指示するようにすることができる。
【0058】
なお、この場合において無線端末10,11には、プロセス実行部113に接続されるプロセス数制御部114を設け、無線基地局20で決定されたプロセス数に対応するようにすることが好ましい。
【0059】
このような本変更例に係る無線通信システムによる無線通信方法は、以下の手順により行う。図7は、本変更例に係る無線通信方法の手順を示すシーケンス図である。
【0060】
先ず、通常の通信(S201及びS202)において、ハンドオーバ監視部115は、下りの通信信号を監視することにより、無線基地局20に対する通信の無線品質が劣化したり、誤り率が上昇したり、無線基地局20までの距離が遠くなったりしたことを、無線品質取得部116や誤り率取得部117、位置情報算出部118により検出する。
【0061】
そして、下り通信の無線品質が劣化した等によりハンドオーバの発生、若しくはその可能性を検出した場合(S203)、ハンドオーバ要求部112は、送受信部111を通じて、無線制御装置30に大してハンドオーバ要求を送信する(S204)。
【0062】
無線制御装置30は、無線端末10からハンドオーバ要求を受信したとき、無線基地局20に対して、このハンドオーバ要求を転送するとともに、閾値THを小さくするように指示する(S205)。この指示を受けた無線基地局20は、上述したステップS101〜S111を行うことにより、無線端末10に対するプロセス数を決定する(S206)。
【0063】
その後、無線端末10では、この無線基地局20で決定されたプロセス数をプロセス数制御部114で取得し(S207)、プロセス数制御部114によりプロセス実行部で実行されるプロセス数を変更(低減)させる(S208)。そして、この変更されたプロセス数により無線基地局20と通信を行う(S209及びS210)。
【0064】
このような本変更例に係る無線通信システム及び無線通信方法によれば、無線端末側においても、無線品質や誤り率、基地局までの距離を監視し、ハンドオーバの発生を検出するため、より実用的なプロセス数の調整が可能となる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の無線通信システム、無線通信方法、無線基地局及び無線端末によれば、IMT−2000 HSDPAによる下りデータ送信において無線基地局が無線端末との無線品質や、誤り率、距離等を用いてハンドオーバを行う可能性があるかどうか判断し、ハンドオーバの可能性があれば再送を行うプロセス数を制限し、再送データを少なくすることによってハンドオーバ時における再送データの破棄によるシステム全体のスループットの低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体構成を示す概念図である。
【図2】本発明の実施形態に係る無線通信システムで実行されるプロセスを示す説明図である。
【図3】実施形態に係る無線基地局の内部構成を示すブロック図である。
【図4】実施形態に係る閾値テーブルを示す説明図である。
【図5】実施形態に係る無線通信システムを用いた無線通信方法を示すフローチャート図である。
【図6】変更例に係る無線端末の内部構成を示すブロック図である。
【図7】変更例に係る無線通信方法の手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク
10,11…無線端末
20,21…無線基地局
30…無線制御装置
111…送受信部
112…ハンドオーバ要求部
113…プロセス実行部
114…プロセス数制御部
115…ハンドオーバ監視部
116…無線品質取得部
117…率取得部
118…位置情報算出部
201…送受信部
202…プロセス実行部
203…ハンドオーバ監視部
204…プロセス数制御部
205…再送プロセス検出部
206…プロセス最大数決定部
207…テーブル照合部
208…基地局情報蓄積手段
209…メモリ部
210…ハンドオーバ要求取得部
211…無線品質取得部
212…誤り率取得部
213…位置情報算出部

Claims (25)

  1. 一又は複数のプロセスを実行することにより無線基地局に対してデータの送受信を行う無線端末と、
    前記無線基地局において、前記無線端末側で実行されるプロセス数に応じたプロセスを実行し、該無線端末に対してデータの送受信を行うプロセス実行部と、
    前記無線端末のハンドオーバの発生若しくはハンドオーバの発生の可能性を監視するハンドオーバ監視部と、
    前記ハンドオーバ監視部の監視結果に応じて、前記プロセス実行部が実行するプロセス数を制御するプロセス数制御部と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記ハンドオーバ監視部は、ハンドオーバを要求する情報を取得することにより前記ハンドオーバの発生を検出することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記ハンドオーバ監視部は、前記無線端末に対する無線通信の品質によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記ハンドオーバ監視部は、前記無線端末に対する無線通信の誤り率によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 前記ハンドオーバ監視部は、前記無線基地局と前記無線端末との距離によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  6. 前記プロセス数制御部は、
    前記ハンドオーバの発生若しくはその発生の可能性を示す指標値と、実行可能なプロセス数の閾値とを対応付けた閾値テーブルを備え、
    前記ハンドオーバ監視部による監視結果に基づいて、前記閾値テーブルを照合し、この照合結果に応じて実行可能なプロセス数を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至5に記載の無線通信システム。
  7. 前記プロセス実行部は、データの再送を行っているプロセスを検出する再送プロセス検出部を備え、再送を行っているプロセスが検出された場合には、当該再送を行っているプロセスを優先的に用いてデータの送受信を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  8. 一又は複数のプロセスを実行することにより無線基地局と無線端末との間でデータの送受信を行う無線通信方法であって、
    前記無線基地局において、前記無線端末側で実行されるプロセス数に応じたプロセスを実行し、該無線端末に対してデータの送受信を行うステップ(1)と、
    前記無線基地局において、前記無線端末のハンドオーバの発生若しくはハンドオーバの発生の可能性を監視するステップ(2)と、
    前記ハンドオーバ監視部の監視結果に応じて、前記プロセス実行部が実行するプロセス数を制御するステップ(3)と
    を有することを特徴とする無線通信方法。
  9. 前記ステップ(2)では、ハンドオーバを要求する情報を取得することにより前記ハンドオーバの発生を検出することを特徴とする請求項8に記載の無線通信方法。
  10. 前記ステップ(2)では、前記無線端末に対する無線通信の品質によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項8に記載の無線通信方法。
  11. 前記ステップ(2)では、前記無線端末に対する無線通信の誤り率によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項8に記載の無線通信方法。
  12. 前記ステップ(2)は、前記無線基地局と前記無線端末との距離によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項8に記載の無線通信方法。
  13. 前記ステップ(3)では、
    前記ハンドオーバの発生若しくはその発生の可能性を示す指標値と、実行可能なプロセス数の閾値とを対応付けた閾値テーブルを備え、
    前記ハンドオーバ監視部による監視結果に基づいて、前記閾値テーブルを照合し、この照合結果に応じて実行可能なプロセス数を制御する
    ことを特徴とする請求項8乃至12に記載の無線通信方法。
  14. 前記ステップ(1)においては、データの再送を行っているプロセスが検出された場合、当該再送を行っているプロセスを優先的に用いてデータの送受信を行うことを特徴とする請求項8に記載の無線通信方法。
  15. 無線端末に対してデータの送受信を行う無線基地局であって、
    前記無線端末側で実行されるプロセス数に応じたプロセスを実行し、該無線端末に対してデータの送受信を行うプロセス実行部と、
    前記無線端末のハンドオーバの発生若しくはハンドオーバの発生の可能性を監視するハンドオーバ監視部と、
    前記ハンドオーバ監視部の監視結果に応じて、前記プロセス実行部が実行するプロセス数を制御するプロセス数制御部と
    を有することを特徴とする無線基地局。
  16. 前記ハンドオーバ監視部は、ハンドオーバを要求する情報を取得することにより前記ハンドオーバの発生を検出することを特徴とする請求項15に記載の無線基地局。
  17. 前記ハンドオーバ監視部は、前記無線端末に対する無線通信の品質によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項15に記載の無線基地局。
  18. 前記ハンドオーバ監視部は、前記無線端末に対する無線通信の誤り率によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項15に記載の無線基地局。
  19. 前記ハンドオーバ監視部は、前記無線基地局と前記無線端末との距離によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項15に記載の無線基地局。
  20. 前記プロセス数制御部は、
    前記ハンドオーバの発生若しくはその発生の可能性を示す指標値と、実行可能なプロセス数の閾値とを対応付けた閾値テーブルを備え、
    前記ハンドオーバ監視部による監視結果に基づいて、前記閾値テーブルを照合し、この照合結果に応じて実行可能なプロセス数を制御する
    ことを特徴とする請求項15乃至19に記載の無線基地局。
  21. 前記プロセス実行部は、データの再送を行っているプロセスを検出する再送プロセス検出部を備え、再送を行っているプロセスが検出された場合には、当該再送を行っているプロセスを優先的に用いてデータの送受信を行うことを特徴とする請求項15に記載の無線基地局。
  22. 一又は複数のプロセスを実行することにより無線基地局に対してデータの送受信を行う無線端末であって、
    ハンドオーバの発生若しくはハンドオーバの発生の可能性を監視するハンドオーバ監視部と、
    前記ハンドオーバ監視部の監視結果に応じて、前記無線基地局に対してハンドオーバを要求する情報を送信するハンドオーバ要求部と、
    前記無線基地局において決定された実行可能なプロセス数によりデータの送受信を行うプロセス実行部と
    を有することを特徴とする無線端末。
  23. 前記ハンドオーバ監視部は、前記無線基地局に対する無線通信の品質によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項22に記載の無線端末。
  24. 前記ハンドオーバ監視部は、前記無線基地局に対する無線通信の誤り率によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項22に記載の無線端末。
  25. 前記ハンドオーバ監視部は、前記無線基地局と当該無線端末との距離によって、前記ハンドオーバの発生の可能性を検出することを特徴とする請求項22に記載の無線端末。
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