JP2004080296A - 情報処理装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Takashi Kawakami
川上 高
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Abstract

【課題】信頼できる相手との通信のみを可能とする。
【解決手段】ヘッドフォンステレオ11を持って、ユーザ21−1が、ユーザ21−2の家1−2に行き、テレビジョン付電話機12−2に接続する。ヘッドフォンステレオ11は、自らの親機であるテレビジョン付電話機12−1の公開鍵とURLを記憶しており、テレビジョン付電話機12−2に自らの親機の公開鍵とURLを供給すると共に、テレビジョン付電話機12−2の公開鍵とURLを取得する。ユーザ21−1が自宅である家1−1に帰り、ヘッドフォンステレオ11をテレビジョン付電話機12−1に接続すると、ヘッドフォンステレオ11は、取得したテレビジョン付電話機12−2の公開鍵とURLをテレビジョン付電話機12−1に供給する。本発明は、テレビ電話機に適用することができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、信頼できる相手との通信のみを可能とするようにした情報処理装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン付電話機(以下、テレビ電話とも称する)が、一般に普及しつつある。テレビ電話は、インターネットを介して話者同士が音声と画像による双方向通信を行うことにより、相互に相手の表情などを見ながら、対話を可能にさせるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、テレビ電話で、従来の電話機のように不特定多数の話者からの通信を受け入れるようになると、画像をも送信されることになるため、話者の状況によっては、プライバシーが侵害されかねない状況が発生してしまう恐れがあると言う課題があった。
【0004】
また、インターネット上を介して画像と音声を授受することにより、通信回線は、低コストで実現することができるものの、公衆に画像と音声からなる通話情報が流通してしまうため、盗聴されてしまう恐れがあると言う課題があった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、信頼できる相手からの通信のみを受け入れられるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の情報処理装置は、第1の他の情報処理装置と接続する接続手段と、接続手段により接続された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得手段と、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の他の情報処理装置と通信する通信手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
前記第2の他の情報処理装置の通信情報は、第2の他の情報処理装置の公開鍵、および、URLの情報とするようにすることができる。
【0008】
前記通信手段には、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の他の情報処理装置と画像、および、音声の授受により通信させるようにすることができる。
【0009】
本発明の第1の情報処理方法は、第1の他の情報処理装置と接続する接続ステップと、接続ステップの処理で接続された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得ステップと、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の他の情報処理装置と通信する通信ステップとを含むことを特徴とする。
【0010】
本発明の第1の記録媒体のプログラムは、第1の他の情報処理装置との接続を制御する接続制御ステップと、接続制御ステップの処理で接続が制御された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の他の情報処理装置との通信を制御する通信制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0011】
本発明の第1のプログラムは、第1の他の情報処理装置との接続を制御する接続制御ステップと、接続制御ステップの処理で接続が制御された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の他の情報処理装置との通信を制御する通信制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0012】
本発明の第2の情報処理装置は、第1の他の情報処理装置と接続する接続手段と、接続手段により接続された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得手段と、接続手段により接続された第1の他の情報処理装置に自らの通信情報を供給する供給手段と、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の他の情報処理装置と通信する通信手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
前記第2の他の情報処理装置の通信情報は、第2の他の情報処理装置の公開鍵、および、URLの情報とするようにすることができる。
【0014】
前記自らの通信情報は、自らの公開鍵、および、URLの情報とするようにすることができる。
【0015】
前記通信手段には、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の他の情報処理装置と画像、および、音声の授受により通信させるようにすることができる。
【0016】
本発明の第2の情報処理方法は、第1の他の情報処理装置と接続する接続ステップと、接続ステップの処理で接続された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得ステップと、接続ステップの処理で接続された第1の他の情報処理装置に自らの通信情報を供給する供給ステップと、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の他の情報処理装置と通信する通信ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】
本発明の第2の記録媒体のプログラムは、第1の他の情報処理装置との接続を制御する接続制御ステップと、接続制御ステップの処理で接続が制御された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、接続制御ステップの処理で接続が制御された第1の他の情報処理装置への自らの通信情報の供給を制御する供給制御ステップと、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいた、第2の他の情報処理装置との通信を制御する通信制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】
本発明の第2のプログラムは、第1の他の情報処理装置との接続を制御する接続制御ステップと、接続制御ステップの処理で接続が制御された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、接続制御ステップの処理で接続が制御された第1の他の情報処理装置への自らの通信情報の供給を制御する供給制御ステップと、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいた、第2の他の情報処理装置との通信を制御する通信制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0019】
本発明の第3の情報処理装置は、第1の他の情報処理装置の通信情報を記憶する記憶手段と、第1の他の情報処理装置、または、第2の他の情報処理装置に接続する接続手段と、接続手段により第2の他の情報処理装置に接続した場合、第2の他の情報処理装置より、第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得手段と、接続手段により第2の他の情報処理装置に接続した場合、第2の他の情報処理装置に、第1の他の情報処理装置の通信情報を供給する第1の供給手段と、接続手段により第1の他の情報処理装置に接続した場合、第1の他の情報処理装置に、第2の他の情報処理装置の通信情報を供給する第2の供給手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
前記第1の他の情報処理装置の通信情報は、第1の他の情報処理装置の公開鍵、および、URLの情報とするようにすることができる。
【0021】
前記第2の他の情報処理装置の通信情報は、第2の他の情報処理装置の公開鍵、および、URLの情報とするようにすることができる。
【0022】
前記ネットワークを介して音楽コンテンツを受信する受信手段と、受信手段により受信された音楽コンテンツを再生する再生手段とをさらに設けるようにさせることができる。
【0023】
前記第3の情報処理方法は、第1の他の情報処理装置の通信情報を記憶する記憶ステップと、第1の他の情報処理装置、または、第2の他の情報処理装置に接続する接続ステップと、接続ステップの処理で第2の他の情報処理装置に接続した場合、第2の他の情報処理装置より、第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得ステップと、接続ステップの処理で第2の他の情報処理装置に接続した場合、第2の他の情報処理装置に、第1の他の情報処理装置の通信情報を供給する第1の供給ステップと、接続ステップの処理で第1の他の情報処理装置に接続した場合、第1の他の情報処理装置に、第2の他の情報処理装置の通信情報を供給する第2の供給ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】
第3の記録媒体のプログラムは、第1の他の情報処理装置の通信情報の記憶を制御する記憶制御ステップと、第1の他の情報処理装置、または、第2の他の情報処理装置への接続を制御する接続制御ステップと、接続制御ステップの処理で第2の他の情報処理装置への接続が制御された場合、第2の他の情報処理装置より、第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、接続制御ステップの処理で第2の他の情報処理装置への接続が制御された場合、第2の他の情報処理装置への、第1の他の情報処理装置の通信情報の供給を制御する第1の供給制御ステップと、接続制御ステップの処理で第1の他の情報処理装置への接続が制御された場合、第1の他の情報処理装置への、第2の他の情報処理装置の通信情報の供給を制御する第2の供給制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0025】
本発明の第3のプログラムは、第1の他の情報処理装置の通信情報の記憶を制御する記憶制御ステップと、第1の他の情報処理装置、または、第2の他の情報処理装置への接続を制御する接続制御ステップと、接続制御ステップの処理で第2の他の情報処理装置への接続が制御された場合、第2の他の情報処理装置より、第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、接続制御ステップの処理で第2の他の情報処理装置への接続が制御された場合、第2の他の情報処理装置への、第1の他の情報処理装置の通信情報の供給を制御する第1の供給制御ステップと、接続制御ステップの処理で第1の他の情報処理装置への接続が制御された場合、第1の他の情報処理装置への、第2の他の情報処理装置の通信情報の供給を制御する第2の供給制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0026】
本発明の情報処理システムは、第1の情報処理装置が、第3の情報処理装置と接続する第1の接続手段と、第1の接続手段により接続された第3の情報処理装置より第2の情報処理装置の通信情報を取得する第1の取得手段と、第2の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の情報処理装置と通信する第1の通信手段とを備え、第2の情報処理装置が、第3の情報処理装置と接続する第2の接続手段と、第2の接続手段により接続された第3の情報処理装置より第1の情報処理装置の通信情報を取得する第2の取得手段と、第2の接続手段により接続された第3の情報処理装置に第2の情報処理装置の通信情報を供給する第1の供給手段と、第1の情報処理装置の通信情報に基づいて、第1の情報処理装置と通信する第2の通信手段とを備え、第3の情報処理装置が、第1の情報処理装置の通信情報を記憶する記憶手段と、第1の情報処理装置、または、第2の情報処理装置に接続する第3の接続手段と、第3の接続手段により第2の情報処理装置に接続した場合、第2の情報処理装置より、第2の情報処理装置の通信情報を取得する第3の取得手段と、第3の接続手段により第2の情報処理装置に接続した場合、第2の情報処理装置に、第1の情報処理装置の通信情報を供給する第3の供給手段と、第3の接続手段により第1の情報処理装置に接続した場合、第1の情報処理装置に、第2の情報処理装置の通信情報を供給する第4の供給手段とを備えることを特徴とする。
【0027】
本発明の第1の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、第1の他の情報処理装置と接続され、接続された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報が取得され、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の他の情報処理装置と通信がなされる。
【0028】
本発明の第2の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、第1の他の情報処理装置と接続され、接続された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報が取得され、接続された第1の他の情報処理装置に自らの通信情報が供給され、第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の他の情報処理装置と通信がなされる。
【0029】
本発明の第3の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、第1の他の情報処理装置の通信情報が記憶され、第1の他の情報処理装置、または、第2の他の情報処理装置に接続され、第2の他の情報処理装置に接続された場合、第2の他の情報処理装置より、第2の他の情報処理装置の通信情報が取得され、第2の他の情報処理装置に接続された場合、第2の他の情報処理装置に、第1の他の情報処理装置の通信情報が供給され、第1の他の情報処理装置に接続された場合、第1の他の情報処理装置に、第2の他の情報処理装置の通信情報が供給される。
【0030】
本発明の情報処理システムにおいては、第1の情報処理装置により、第3の情報処理装置と接続され、接続された第3の情報処理装置より第2の情報処理装置の通信情報が取得され、第2の情報処理装置の通信情報に基づいて、第2の情報処理装置と通信がなされ、第2の情報処理装置により、第3の情報処理装置と接続され、接続された第3の情報処理装置より第1の情報処理装置の通信情報が取得され、接続された第3の情報処理装置に第2の情報処理装置の通信情報が供給され、第1の情報処理装置の通信情報に基づいて、第1の情報処理装置と通信がなされ、第3の情報処理装置により、第1の情報処理装置の通信情報が記憶され、第1の情報処理装置、または、第2の情報処理装置に接続され、第2の情報処理装置に接続された場合、第2の情報処理装置より、第2の情報処理装置の通信情報が取得され、第2の情報処理装置に接続された場合、第2の情報処理装置に、第1の情報処理装置の通信情報が供給され、第1の情報処理装置に接続された場合、第1の情報処理装置に、第2の情報処理装置の通信情報が供給される。
【0031】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る通信システムの一実施の形態の構成を示す図である。
【0032】
ユーザ21−1の住む家1−1には、テレビジョン付電話機12−1が設けられている。テレビジョン付電話機12−1は、インターネットなどからなるネットワーク2を介して、例えば、図1で示す別のユーザ21−2の住む家1−2に設置されたテレビジョン付電話機12−2と画像と音声による双方向通信をかのうとするものである。この通信を開始するにあたり、テレビジョン付電話機12−1とテレビジョン付電話機12−2は、相互に認証処理を実行し、認証が認められた場合に双方向の通信が可能となるように構成されている。
【0033】
ヘッドフォンステレオ11は、例えば、MD(Mini Disc(商標))に記録された音楽コンテンツを再生する。また、ヘッドフォンステレオ11は、自らの親機となるテレビジョン付電話機12−1の公開鍵とURL(Universal Resource Locator)を記憶している。さらに、テレビジョン付電話機12−1,12−2のいずれにも接続することが可能である。
【0034】
また、ヘッドフォンステレオ11は、例えば、図2で示すように、ユーザ21−2の家1−2内に設置されている(自らの親機ではない)テレビジョン付電話機12−2に接続された場合、自らが記憶している自らの親機であるテレビジョン付電話機12−1の公開鍵とURLを、テレビジョン付電話機12−2に供給すると共に、テレビジョン付電話機12−2の公開鍵とURLに取得しセッションIDを付して記憶する。
【0035】
さらに、この状態でユーザ21−1がヘッドフォンステレオ11を持って自宅である家1−1に戻り、図1で示すようにテレビジョン付電話機12−1の接続する。このとき、ヘッドフォンステレオ11は、記憶しているテレビジョン付電話機12−2の公開鍵とURLにセッションIDを付して、自らの親機であるテレビジョン付電話機12−1に供給する。
【0036】
結果として、テレビジョン付電話機12−1は、テレビジョン付電話機12−2の公開鍵とURLを所持し、さらに、テレビジョン付電話機12−2もテレビジョン付電話機12−1の公開鍵とURLを所持することになるので、相互に認証処理を実行することができ、画像と音声による通信が可能となる。
【0037】
尚、以下において、テレビジョン付電話機12−1,12−2を特に区別する必要がない場合、単にテレビジョン付電話機12と称するものとし、その他の装置も同様に称する。
【0038】
次に、図3のブロック図を参照して、ヘッドフォンステレオ11の構成について説明する。
【0039】
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、およびROM(Read Only Memory)から構成されるいわゆるマイクロコンピュータなどにより構成されており、バス36を介して接続されている記録再生部32、変復調部34、出力部35、接続端子37、通話相手データ記憶部38、親機データ記憶部39、および通信データ交換部40を制御することによりヘッドフォンステレオ11の全体の動作を制御している。
【0040】
記録再生部32は、装着されたMD33に記憶されている音楽コンテンツを再生し、変復調部34に出力する。また、接続端子37は、USB(Universal serial Bus)端子、IEEE(Institute of Electronic and Electronics)1394端子などの有線接続端子や、ブルートゥースなどの無線接続端子などからなり、テレビジョン付電話機12に接続される(無線などでは至近距離で通信がなされる)と共に、同様の規格の端子を有する機器に接続することができる。例えば、図4で示すように、パーソナルコンピュータ51に接続することも可能であり、この場合、パーソナルコンピュータ51がネットワークを介してEMD(Electronic Music Distribution)などの音楽コンテンツ配信サイトから音楽コンテンツの配信を受けて、変復調部34に出力して変調させた後、記録再生部32で、装着されているMD33に記録させる。
【0041】
変復調部34は、記録再生部32により入力された音楽コンテンツを復調して音楽データを生成し、スピーカやヘッドフォンなどからなる出力部35に出力して再生させると共に、接続端子37から音楽コンテンツが入力された場合、変調して記録再生部32に出力する。
【0042】
接続端子37は、上述のようにテレビジョン付電話機12やパーソナルコンピュータ51に接続し、公開鍵、URL、および音楽コンテンツなどのデータの授受を行う。
【0043】
通話相手データ記憶部38は、接続端子37が、例えば、図2で示すように、自らの親機ではないテレビジョン付電話機12−2に接続された場合、接続されたテレビジョン付電話機12−2の公開鍵、および、URLの情報にセッションIDを付して記憶し、自らの親機となるテレビジョン付電話機12−1に接続されるとき、記憶した親機ではないテレビジョン付電話機12−2の公開鍵およびURLを読み出す。
【0044】
通信データ記憶部39は、自らを識別する子機ID39a、自らの親機となるテレビジョン付電話機12−1の親機ID39b、自らの親機となるテレビジョン付電話機12−1の公開鍵39c、および、自らの親機となるテレビジョン付電話機12−1のURL39dを記憶している。
【0045】
次に、図5のブロック図を参照して、テレビジョン付電話機12の構成について説明する。
【0046】
制御部71は、CPU、RAM、およびROMから構成されたいわゆるマイクロコンピュータであり、バス82に接続された暗号化復号部72、通信部73、MPEGエンコーダ74、MPEGデコーダ75、ATRACエンコーダ78、ATRACデコーダ80、接続端子83、通話相手データ記憶部84、および、通信データ記憶部85を制御し、テレビジョン付電話機12の全体の動作を制御する。また、ROMに予め記憶されているコマンド(例えば、通話開始コマンドや通話終了コマンドなど)を適宜RAMに展開して実行する。
【0047】
暗号化復号部72は、通信部73を介して他のテレビジョン付電話機12との認証処理にあたり、他のテレビジョン付電話機12から送信されてくる、自らの公開鍵で暗号化された情報を自らの秘密鍵72bで復号したり、逆に、送信したいデータを自らの秘密鍵72bで暗号化して通信部73を介して送信させる。また、暗号化復号部72は、セッション鍵生成部72aを備えている。セッション鍵生成部72aは、認証が終了した後、乱数を発生してセッション鍵を生成する。暗号化復号部72は、このセッション鍵を用いて、送受信する画像および音声のデータを暗号化したり、または、復号したりする。
【0048】
通信部73は、モデムなどから構成されており、ネットワーク2を介して他の装置とデータの授受を行う。
【0049】
MPEGエンコーダ74は、制御部71により制御され、通話中の通話相手などを撮像するカメラ75より入力された画像データをMPEG方式で圧縮し、暗号化復号部72に出力する。MPEGデコーダ76は、暗号化復号部72により復号されたMPEG方式で圧縮されている画像データをMPEG方式で伸張して元の画像データを生成し、ディスプレイ77に表示させる。
【0050】
ATRAC(Advanced Transform Acoustic Coding)エンコーダ78は、マイクロフォン79より入力される音声データをATRAC方式で圧縮して暗号化復号部72に出力する。ATRACデコーダ80は、暗号化復号部72より入力される復号されたATRAC方式で圧縮されている音声データをATRAC方式で伸張して、音声データを復元してスピーカ81から音声として出力させる。
【0051】
接続端子83は、USB端子、IEEE1394端子などの有線接続端子や、ブルートゥースなどの無線接続端子などからなり、ヘッドフォンステレオ11を接続する(無線などでは至近距離に近づけると接続された状態となる)と共に、同様の規格の端子を有する機器を接続することができる。また、接続端子83は、上述のようにヘッドフォンステレオ11を接続し、公開鍵、および、URLなどのデータの授受を行う。
【0052】
通話相手データ記憶部84は、自らの子機となるヘッドフォンステレオ11が接続された場合、親機ではないテレビジョン付電話機12に接続された時に取得した親機ではないテレビジョン付電話機12の公開鍵およびURLを読み出して記憶する。
【0053】
通信データ記憶部85は、自らを識別する親機ID85a、自らの子機となるヘッドフォンステレオ11の子機ID85b、自らの公開鍵85c、および、自らのURL85dを記憶している。
【0054】
操作部86は、キーボードや各種のボタンなどから構成されており、ユーザ21により、例えば、通信開始コマンドなどの指令を入力するとき操作される。
【0055】
尚、子機と親機については、ユーザによりそれぞれ設定することが可能であり、例えば、テレビジョン付電話機12とヘッドフォンステレオ11を別に購入した場合、それぞれを接続し、双方が予め持っている機器ID(例えば、GUID(Global Unique Identifier)など)を、テレビジョン付電話機12とヘッドフォンステレオ11のそれぞれの親機ID、および、子機IDとして交換させる処理を実行しておくことで、テレビジョン付電話機12は、自らの子機をヘッドフォンステレオ11と認識し、逆に、ヘッドフォンステレオ11は、テレビジョン付電話機12を自らの親機であると認識することができる。
【0056】
以下の説明においては、図1で示すテレビジョン付電話機12−1の子機がヘッドフォンステレオ11であり、ヘッドフォンステレオ11の親機がテレビジョン付電話機12−1であるものとし、ヘッドフォンステレオ11とテレビジョン付電話機12−2との間には、親機と子機との関係は無いものとする。
【0057】
次に、図6を参照して、通信データ記憶部39,85に記憶される通信データの構成について説明する。ヘッドフォンステレオ11の通信データ記憶部29には、それぞれ親機ID39b、子機ID39a、URL39d、および公開鍵39cが通信データとして記憶されている。また、テレビジョン付電話機12の通信データ記憶部85には、それぞれ親機ID85b、子機ID85a、URL85d、および公開鍵85cが通信データとして記憶されている。
【0058】
ここで、図1におけるヘッドフォンステレオ11およびテレビジョン付電話機12−1は、相互に子機と親機の関係があるため、図6で示すように同じ情報を記憶している。図6においては、左から親機ID、子機ID、親機のURL、および、公開鍵が記憶されており、今の場合、親機IDが「1001」であり、子機IDが「2020」であり、URLが「http://AAA.com」であり、さらに、公開鍵が「AAA」であることが示されている。したがって、この場合、親機ID「1001」は、テレビジョン付電話機12−1を識別するIDであり、子機ID「2020」は、ヘッドフォンステレオ11を識別するIDであり、URL「http://AAA.com」は、ネットワーク2上のテレビジョン付電話機のアドレスであり、さらには、公開鍵「AAA」は、テレビジョン付電話機12−1の公開鍵85cである。
【0059】
また、ヘッドフォンステレオ11の通信データ記憶部39は、テレビジョン付電話機12−1の子機として登録されると、テレビジョン付電話機12−1から親機ID85a、URL85d、および、公開鍵85cを取得して、親機ID39b、URL39d、および、公開鍵39cとして記憶する。
【0060】
次に、図7を参照して、通話相手データ記憶部38,84に記憶される通話相手データの構成について説明する。子機となるヘッドフォンステレオ11は、接続端子37が、自らの親機ではないテレビジョン付電話機12に接続されると、自らの親機のURLおよび公開鍵と交換に、接続されたテレビジョン付電話機12のURLおよび公開鍵を取得する。ヘッドフォンステレオ11は、自らの親機以外の複数のテレビジョン付電話機12との接続をすることができるので、接続された自らの親機ではないテレビジョン付電話機12の数の分だけ、対応するURLおよび公開鍵を取得することができる。このとき、個々のURLと公開鍵からなる情報には、それぞれの通話相手を識別するセッションIDが付される。図7において、左からセッションID、URL、および、公開鍵が記録されており、最上段のでは、セッションIDが「0110」であり、URLが「http://bb.ne.jp」であり、公開鍵が「bbb」であることが示されている。また、その下の段には、セッションIDが「0120」であり、URLが「http:/cc.com」であり、公開鍵が「ccc」であることが示されている。さらに、最下段には、セッションIDが「0131」であり、URLが「http:/mm.jp」であり、公開鍵が「mmm」であることが示されている。
【0061】
これらの通話相手データは、ヘッドフォンステレオ11が、自らの親機以外のテレビジョン付電話機12に接続されるたびに通話相手データ記憶部38に記録されるものである。通話相手データ記憶部38に通話相手データ記録された状態で、ヘッドフォンステレオ11が自らの親機であるテレビジョン付電話機12−1に接続されると、この通話相手データは、ヘッドフォンステレオ11からテレビジョン付電話機12−1の通話相手データ記憶部84にアップロードされる。この結果、テレビジョン付電話機12−1は、図7で示す通話相手データを取得することができる。
【0062】
尚、ヘッドフォンステレオ11とテレビジョン付電話機12の間で授受される、URL、公開鍵、およびセッションIDの情報は、特に認証などを必要としない通信により授受される。すなわち、例えば、図2で示すように、ユーザ21−1が自らのヘッドフォンステレオ11を持参して、ユーザ21−2の家1−2に訪問し、さらに、テレビジョン付電話機12−2に接続させると言うことは、既にユーザ21−1,21−2は、何らかの信頼関係が築かれている状態であることが予想される。このため、その通信は、相互に信頼の持てるものであることから、認証処理を必要としない。また、ヘッドフォンステレオ11が、自らの親機であるテレビジョン付電話機12−1に接続されるときは、いずれの機器もユーザ21−1が所有するものであるので、この通信にも認証は不要であると言える。
【0063】
次に、図8のフローチャートを参照して、ヘッドフォンステレオ11とテレビジョン付電話機12が接続されるときの双方の処理について説明する。尚、図8中左側のフローチャートがヘッドフォンステレオ11であり、右側のフローチャートがテレビジョン付電話機12のフローチャートである。
【0064】
ステップS1において、ヘッドフォンステレオ11の制御部31は、接続端子37がテレビジョン付電話機12に接続されたか否かを判定し、接続されるまでその処理を繰り返す。例えば、図2で示すように、ユーザ21−1が、ユーザ21−2の家1−2に訪問し、そこで、ユーザ21−2のテレビジョン付電話機12−2の接続端子83にヘッドフォンステレオ11の接続端子37を接続した場合、ステップS1において、接続端子37にテレビジョン付電話機12が接続されたと判定し、その処理は、ステップS2に進む。
【0065】
ステップS2において、制御部31は、通信データ記憶部39にアクセスし、自らのID、すなわち、子機ID39aを読み出して接続端子37を介して、テレビジョン付電話機12−2に出力する。
【0066】
ステップS21において、テレビジョン付電話機12−2の制御部71は、通信部73を介して子機ID39aが送信されてきたか否かを判定し、子機ID39aが送信されてくるまでその処理を繰り返す。例えば、ステップS2の処理により、子機ID39aが送信されてきた場合、その処理は、ステップS22に進む。
【0067】
ステップS22において、制御部71は、通信データ記憶部85にアクセスし、自らのID、すなわち、親機ID85aを読み出して接続端子83を介してヘッドフォンステレオ11に出力する。
【0068】
ステップS3において、ヘッドフォンステレオ11の制御部31は、接続端子37を介して親機ID85aを受信し、ステップS4において、通信データ記憶部39に記憶されている、自らの親機ID39aと、受信した親機ID85aを比較し、接続されたテレビジョン付電話機12が自らの親機であるか否か、すなわち、自らの親機ID39aと、受信した親機ID85aが同一のものであるか否かを判定する。
【0069】
今の場合、ヘッドフォンステレオ11は、親機ではないテレビジョン付電話機12−2に接続されているため、すなわち、自らの親機ID39aと、受信した親機ID85aは同一のものではないため、自らの親機ではないと判定され、その処理は、ステップS5に進む。
【0070】
ステップS5において、制御部31は、通信データ記憶部39に記憶されている、自らの親機であるテレビジョン付電話機12−1のURL39d、および、公開鍵39cを読出し、接続端子37を介してテレビジョン付電話機12に出力する。このとき、制御部31は、セッションIDを発生して、セッションIDと共にURL39d、および、公開鍵39cを出力する。
【0071】
ステップS23において、制御部71は、接続端子83を介して、ヘッドフォンステレオ11から入力されたテレビジョン付電話機12−1のURL39d、公開鍵39c、およびセッションIDを受信し、通話相手データ記憶部85に記憶させる。すなわち、例えば、ヘッドフォンステレオ11とテレビジョン付電話機12−2が接続される前に通話相手データ記憶部83に図7で示すように通話相手データが記憶されていて、かつ、図6で示すように、テレビジョン付電話機12−1の通信データが構成され、さらに、セッションIDが「0010」に設定された場合、ステップS23の処理により、テレビジョン付電話機12−2の通話相手データ記憶部84には、図9で示すようなデータ記憶される。すなわち、図7で示した通話相手データに、図6で示したテレビジョン付電話機12−2の通信データが付されることになる。
【0072】
ステップS6において、制御部31は、接続端子37を介して接続されたテレビジョン付電話機12−2にURLと公開鍵を要求する。
【0073】
ステップS24において、制御部71は、URLと公開鍵が要求されてきたか否かを判定する。例えば、ステップS6の処理により、公開鍵とURLが要求された場合、ステップS25において、通信データ記憶部85にアクセスし、自らのURL85dと公開鍵85cを読出し、接続端子83を介してヘッドフォンステレオ11に出力する。
【0074】
ステップS7において、制御部31は、接続端子37を介して送信されてきた、テレビジョン付電話機12−2のURL85dと公開鍵85cを受信し、ステップS5の処理で付したセッションIDを付して通話相手データ記憶部38に記憶する。例えば、テレビジョン付電話機12−2のURL85dと公開鍵85cが、それぞれ「http://BBB.com」および「BBB」である場合、図10で示すように、通話相手となるテレビジョン付電話機12−2に自らの親機のURL39dと公開鍵39cを出力したときのセッションIDと共に、URLとして「http://BBB.com」を、公開鍵として「BBB」を記憶し、通話相手データがヘッドフォンステレオ11の通話相手データ記憶部38に記憶されることになる。
【0075】
ステップS4において、自らの親機ではあると判定された場合、すなわち、図1で示すように、ユーザ21−1が自らの家1−1のテレビジョン付電話機12−1にヘッドフォンステレオ11を接続されていた場合、ステップS8において、制御部31は、自らの通話相手データ記憶部38に記憶されている全ての通話相手データを接続端子37を介して、テレビジョン付電話機12−1に出力する。
【0076】
ステップS23において、ヘッドフォンステレオ11の親機であるテレビジョン付電話機12−1の制御部71は、接続端子83を介してヘッドフォンステレオ11より入力される通話相手データを受信し、自らの通話相手データ記憶部84に記憶する。
【0077】
すなわち、ヘッドフォンステレオ11が、親機ではないテレビジョン付電話機12−2に接続されると、ステップS1乃至S7、および、ステップS211乃至S25の処理により、双方のURLと公開鍵が交換されることになり、ヘッドフォンステレオ11が、親機としてのテレビジョン付電話機12−1に接続されると、ステップS1乃至4,S8の処理により、ヘッドフォンステレオ11に記憶されていた通話相手データが、テレビジョン付電話機12−1に供給される。
【0078】
従って、図2で示すように、ユーザ21−1が自らのヘッドフォンステレオ11を持参して、ユーザ21−2の家1−2のテレビジョン付電話機12−2に接続した後、ユーザ21−1が自宅である家1−1に戻り、自らの親機となるテレビジョン付電話機12−1に接続することにより、テレビジョン付電話機12−1は、図10で示すように、テレビジョン付電話機12−2のURLと公開鍵を取得することができ、さらに、テレビジョン付電話機12−2は、図9で示すように、テレビジョン付電話機12−1のURLと公開鍵を取得することができることになる。さらには、テレビジョン付電話機12−1,12−2がそれぞれにこの通話相手データを呼び出そうとする場合、共通のセッションIDが付されていることになる。すなわち、今の場合、セッションID「0010」を呼び出せば、テレビジョン付電話機12−1では、テレビジョン付電話機12−2を通話相手として通話相手データを呼び出すことができ、テレビジョン付電話機12−2では、テレビジョン付電話機12−1を通話相手として通話相手データを呼び出すことができる。
【0079】
次に、図11のフローチャートを参照して、図1のテレビジョン付電話機12−1とテレビジョン付電話機12−2との双方向通信をする際の認証処理について説明する。尚、図11のフローチャートの説明においては、左側のフローチャートがテレビジョン付電話機12−1の処理であるものとし、右側のフローチャートがテレビジョン付電話機12−2の処理であるものとし、それぞれの処理を分かりやすく説明するため、テレビジョン付電話機12−1の各機器に付されている番号には「−1」を、テレビジョン付電話機12−2の各機器に付されている番号には「−2」をそれぞれ付して称するものとする。
【0080】
ステップS41において、制御部71−1は、通話相手データ記憶部84−1に記憶されている通話相手データを通話相手候補として読みだし、MPEGエンコーダ76−1を制御して、ディスプレイ77−1に表示させる。ステップS42において、制御部71−1は、ディスプレイ77−1に表示された通話相手が選択されたか否かを判定し、いずれかの通話相手が選択されるまでその処理を繰り返す。通話相手の候補は、セッションIDとして表示される。尚、セッションIDでは、通話相手が誰であるのか分かりにくいことも考えられるので、例えば、セッションID毎に通話相手の名前などを操作部86−1より入力できるようにして、通話相手候補の表示する際に読み出してディスプレイ77−1に表示できるようにしてもよい。
【0081】
ステップS42において、例えば、図10で示すような通話相手データが通話相手データ記憶部84−1に記憶されていた場合、操作部86−1が操作されて、通話相手として、セッションID「0010」が選択されると、通話相手が選択された判定し、その処理は、ステップS43に進む。
【0082】
ステップS43において、制御部71−1は、通話開始コマンドを読出し、暗号化復号部72を制御して、秘密鍵72b−1を用いて暗号化することにより電子署名を生成した後、これを通話開始コマンドに付した後、通信部73を制御して、通話相手データ記憶部84−1に記憶されている、選択された通話相手のセッションID「0010」に対応するURL「http://BBB.com」に送信する。
【0083】
ステップS61において、制御部71−2は、通信部73−2を制御して、テレビジョン付電話機12−1から通話開始コマンドが送信されてきたか否かを判定し、通話開始コマンドが送信されてくるまで、その処理を繰り返す。例えば、ステップS43の処理により、通話開始コマンドが送信されてきたと判定された場合、ステップS61においては、通話開始コマンドが送信されてきたと判定され、その処理は、ステップS62に進む。
【0084】
ステップS62において、制御部71−2は、送信されてきた通信開始コマンドに付されてきた電子書名を検証する。より詳細には、制御部71−2は、送信されてきた電子署名を暗号化復号部72−2に出力すると共に、送信元となるテレビジョン付電話機12−1のURLを通話相手データ記憶部84−2で参照し、対応する公開鍵を読み出して、電子署名を復号させ、さらに、復号結果と、通信開始コマンドを比較して電子署名を検証する。
【0085】
ステップS63において、制御部71−2は、検証結果に基づいて電子署名が正当なものであるか、すなわち、復号結果と通信開始コマンドが一致するか否かを判定する。例えば、図8のフローチャートの処理により予めテレビジョン付電話機12−1とテレビジョン付電話機12−2の相互の公開鍵が交換されているので、検証結果が正当なものである、すなわち、復号結果と通信開始コマンドが一致したと判定された場合、その処理は、ステップS64に進む。
【0086】
ステップS64において、制御部71は、暗号化復号部72を制御してセッション鍵を生成させる。より詳細には、暗号化復号部72のセッション鍵生成部72aが、乱数を発生し、発生した乱数をセッション鍵とし、図12で示すように、通話相手データ記憶部84−2に記憶させる。すなわち、セッションIDと対応付けてセッション鍵を記憶する。図12の場合、セッションID「0010」に対応するセッション鍵として「1234」が設定されたことが示されている。
【0087】
ステップS65において、制御部71−2は、暗号化復号部72を制御して、通話相手データ記憶部84−2に記憶されているセッション鍵を、秘密鍵72bで暗号化させ、ステップS66において、通信部73を制御してテレビジョン付電話機12−1に送信させる。
【0088】
ステップS44において、テレビジョン付電話機12−1の制御部71−1は、通信部73−1を制御して、送信されてきた通知を受信する。ステップS45において、制御部71−1は、受信した通知が暗号化されたセッション鍵であるか否かを判定する。例えば、ステップS66の処理により暗号化されたセッション鍵が通知されてきた場合、ステップS45において、受信した通知が暗号化されたセッション鍵であると判定し、その処理は、ステップS46に進む。
【0089】
ステップS46において、制御部71−1は、通話相手データ記憶部84にアクセスし、通話相手データから今現在認証処理を行っている通話相手のセッションIDに対応する公開鍵を読出して、暗号化復号部72にその公開鍵で、暗号化されたセッション鍵を復号させ、セッション鍵を通話相手データ記憶部84にセッションIDに対応付けて記憶させる。例えば、今の場合、セッションIDは「0010」であるので、制御部71−1は、図10で示すように通話相手データより対応する公開鍵「BBB」を読み出し、この公開鍵「BBB」を暗号化復号部72に供給する。そして、暗号化復号部72は、この公開鍵「BBB」を用いて、暗号化されたセッション鍵を復号する。この公開鍵は、図8のフローチャートを参照して説明した処理により、テレビジョン付電話機12−2の秘密鍵に対応したものであるので暗号化されたセッション鍵を復号することができ、今の場合、図13で示すように、セッションID「0010」に対応して、セッション鍵「1234」が記憶される。
【0090】
一方、ステップS63において、電子署名が正当なものではないと判定された場合、ステップS67において、制御部71−2は、通信部73を制御して、通信が不能であることを示す通知をテレビジョン付電話機12−1に送信させる。
【0091】
これに対応して、ステップS45においては、暗号化されたセッション鍵が送信されてこないので、ステップS46の処理はスキップされて処理は終了する。
【0092】
以上の処理により、相互の認証処理が終了すると共に、セッション鍵を共有する。尚、当然のことながら、テレビジョン付電話機12−1(図11のフローチャートの左側の処理)と、テレビジョン付電話機12−2の処理(図11のフローチャートの右側の処理)は、相互に入れ替えて処理するようにしてもよい。
【0093】
次に、図14のフローチャートを参照して、通話処理について説明する。
【0094】
尚、図14のフローチャートの説明においては、図11のフローチャートの説明と同様に、左側のフローチャートがテレビジョン付電話機12−1の処理であるものとし、右側のフローチャートがテレビジョン付電話機12−2の処理であるものとする。
【0095】
ステップS81において、制御部71−1は、認証が完了したか否かを判定し、認証が完了するまでその処理を繰り返す。例えば、図11のフローチャートの処理により認証処理が完了していると判定された場合、ステップS82において、制御部71−1は、MPEGエンコーダ74を制御して、カメラ75により撮像された画像データをMPEG方式でエンコード(圧縮)させ、同時に、ATRACエンコーダ78を制御してマイクロフォン79より入力される音声データをエンコード(圧縮)させる。
【0096】
ステップS83において、制御部71−1は、MPEG方式でエンコードされた画像データとATRAC方式でエンコードされた音声データを暗号化復号部72−1に出力し、通話相手データ記憶部84−1に記憶されたセッション鍵で暗号化する。すなわち、今の場合、図13で示したように、図11の処理により取得されたセッション鍵「1234」でMPEG方式でエンコードされた画像データとATRAC方式でエンコードされた音声データが暗号化される。
【0097】
ステップS84において、制御部71−1は、通信部73を制御して、セッション鍵で暗号化されているMPEG方式でエンコードされた画像データとATRAC方式でエンコードされた音声データをテレビジョン付電話機12−2に送信させる。
【0098】
ステップS85において、制御部71−1は、操作部86−1が操作されて、通話終了コマンドが入力されたか否かを判定し、通話終了コマンドが入力されていないと判定された場合、その処理は、ステップS82に戻る。すなわち、通話終了コマンドが入力されるまで、ステップS82乃至S85の処理が繰り返される。
【0099】
一方、ステップS101において、制御部71−2は、認証が完了したか否かを判定し、認証が完了するまでその処理を繰り返し、例えば、図11のフローチャートの処理により認証処理が完了していると判定された場合、ステップS102において、制御部71−2は、セッション鍵で暗号化されているMPEGでエンコードされた画像データと、ATRAC方式エンコードされた音声データが送信されてきたか否かを判定し、送信されてくるまで、その処理を繰り返す。
【0100】
ステップS102において、例えば、ステップS84の処理により、セッション鍵で暗号化されているMPEGでエンコードされた画像データと、ATRAC方式エンコードされた音声データが送信されてきた場合、その処理は、ステップS103に進む。
【0101】
ステップS103において、制御部71−2は、暗号化復号部72−2を制御して、受信したセッション鍵で暗号化されているMPEGでエンコードされた画像データと、ATRAC方式エンコードされた音声データを、通話相手データ記憶部84に記憶されているセッション鍵で復号させる。
【0102】
ステップS104において、セッション鍵で復号されたMPEGでエンコードされた画像データと、ATRAC方式でエンコードされた音声データを、それぞれMPEGデコーダ76−2、および、ATRACデコーダ80−2に出力して、それぞれMPEG方式とATRAC方式でデコードさせる。
【0103】
ステップS105において、MPEGデコーダ76−2は、MPEG方式でデコードした画像をタイムスタンプに合わせてディスプレイ77−2に表示させ、同時に、ATRACデコーダ80−2は、TRAC方式でデコードした音声データをスピーカ81−2より音声として出力させる。
【0104】
ステップS106において、制御部71−2は、操作部86−2が操作されて、通話終了コマンドが入力されたか否かを判定し、通話終了コマンドが入力されていないと判定された場合、その処理は、ステップS102に戻る。すなわち、通話終了コマンドが入力されるまで、ステップS102乃至S106の処理が繰り返される。
【0105】
ステップS85、または、ステップS106のいずれかにおいて、操作部86が操作されて通話終了コマンドが入力されたと判定された場合、ステップS86,S107において、制御部71−1,71−2は、通話相手データ記憶部84−1,84−2に記憶されているセッション鍵を消去して、その処理を終了する。
【0106】
尚、図14のフローチャートの処理は、左右両側のフローチャートの処理がテレビジョン付電話機12−1,12−2で相互に実行されることで、画像データと音声データの授受が実行されることになる。
【0107】
結果として、図1,図2で示したような場合、テレビジョン付電話機12−1,12−2のいずれかを親機として登録しているヘッドフォンステレオ11をユーザ21−1か、21−2かのいずれかが持参して、いずれかの所有するテレビジョン付電話機12−1,12−2に接続して、図8のフローチャートを参照して説明した処理により相互に公開鍵を交換しない限り、ネットワーク2を介してテレビジョン付電話機12−1,12−2間で画像と音声による双方向通信ができないことになるため、例えば、図2で示したように相互に自宅(家1−1,1−2)に招待されるといった程度の関係が成立しない第三者との間での通信を不能とすることができ、信頼できる相手との通信のみを可能とすることができる。
【0108】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行させることが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からインストールされる。
【0109】
図15,図16は、図1のヘッドフォンステレオ11、および、テレビジョン付電話機12をソフトウェアにより実現する場合のパーソナルコンピュータの一実施の形態の構成を示している。パーソナルコンピュータのCPU201,301は、パーソナルコンピュータの全体の動作を制御する。また、CPU201,301は、バス204,304および入出力インタフェース205,305を介してユーザからキーボードやマウスなどからなる入力部206,306から指令が入力されると、それに対応してROM(Read Only Memory) 202,302に格納されているプログラムを実行する。あるいはまた、CPU201,301は、ドライブ210,310に接続された磁気ディスク221,321、光ディスク222,322、光磁気ディスク223,323、または半導体メモリ224,324から読み出され、記憶部228,328にインストールされたプログラムを、RAM(Random Access Memory) 223,323にロードして実行する。これにより、上述したヘッドフォンステレオ11、および、テレビジョン付電話機12の機能が、ソフトウェアにより実現されている。さらに、CPU201,301は、通信部209,309を制御して、外部と通信し、データの授受を実行する。
【0110】
プログラムが記録されている記録媒体は、図15,図16に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク221,321(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク222,322(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク223,323(MD(Mini−Disc)を含む)、もしくは半導体メモリ224,324などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM202,302や、記憶部208,308に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0111】
尚、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
【0112】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0113】
【発明の効果】
本発明によれば、利用者の評価に対して適正なコンテンツの対価を設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した通信システムの一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】本発明を適用した通信システムの一実施の形態の構成を示す図である。
【図3】図1のヘッドフォンステレオのブロック図である。
【図4】図1のヘッドフォンステレオをパーソナルコンピュータにつないで音楽コンテンツを記憶させる処理を説明する図である。
【図5】図1のテレビジョン付電話機のブロック図である。
【図6】通信データの構成を説明する図である。
【図7】通話相手データを説明する図である。
【図8】接続時の処理を説明するフローチャートである。
【図9】通話相手データを説明する図である。
【図10】通話相手データを説明する図である。
【図11】認証処理を説明するフローチャートである。
【図12】通話相手データを説明する図である。
【図13】通話相手データを説明する図である。
【図14】通話処理を説明するフローチャートである。
【図15】媒体を説明する図である。
【図16】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
1,1−1,1−2 家, 2 ネットワーク,11 ヘッドフォンステレオ, 12,12−1,12−2 テレビジョン付電話機, 21,21−1,21−2 ユーザ, 31 制御部, 32 記録再生部, 33 MD, 34 変復調部, 35 出力部, 36 バス, 37 接続端子, 38 通話相手データ記憶部, 39 通信データ記憶部, 39a 子機ID, 39b 親機ID, 39c 公開鍵, 39d URL, 51 パーソナルコンピュータ,52 EMDサーバ, 71 制御部, 72 暗号化復号部, 72a セッション鍵生成部, 72b 秘密鍵, 73 通信部, 74 MPEGエンコーダ, 75 カメラ, 76 MPEGデコーダ, 77 ディスプレイ, 78 ATRACエンコーダ, 79 マイクロフォン, 80 ATRACデコーダ, 81 スピーカ, 82 バス, 83 接続端子, 84 通話相手データ記憶部, 85 通信データ記憶部, 85a 親機ID, 85b 子機ID, 85c 公開鍵, 85d URL, 86 操作部

Claims (21)

  1. 第1の他の情報処理装置と接続する接続手段と、
    前記接続手段により接続された前記第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得手段と、
    前記第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、前記第2の他の情報処理装置と通信する通信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の他の情報処理装置の通信情報は、前記第2の他の情報処理装置の公開鍵、および、URLの情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通信手段は、前記第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、前記第2の他の情報処理装置と画像、および、音声の授受により通信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 第1の他の情報処理装置と接続する接続ステップと、
    前記接続ステップの処理で接続された前記第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得ステップと、
    前記第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、前記第2の他の情報処理装置と通信する通信ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  5. 第1の他の情報処理装置との接続を制御する接続制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で接続が制御された前記第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、
    前記第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、前記第2の他の情報処理装置との通信を制御する通信制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  6. 第1の他の情報処理装置との接続を制御する接続制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で接続が制御された前記第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、
    前記第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、前記第2の他の情報処理装置との通信を制御する通信制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 第1の他の情報処理装置と接続する接続手段と、
    前記接続手段により接続された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得手段と、
    前記接続手段により接続された前記第1の他の情報処理装置に自らの通信情報を供給する供給手段と、
    前記第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、前記第2の他の情報処理装置と通信する通信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記第2の他の情報処理装置の通信情報は、前記第2の他の情報処理装置の公開鍵、および、URLの情報である
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記自らの通信情報は、前記自らの公開鍵、および、URLの情報である
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 前記通信手段は、前記第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、前記第2の他の情報処理装置と画像、および、音声の授受により通信する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  11. 第1の他の情報処理装置と接続する接続ステップと、
    前記接続ステップの処理で接続された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得ステップと、
    前記接続ステップの処理で接続された前記第1の他の情報処理装置に自らの通信情報を供給する供給ステップと、
    前記第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいて、前記第2の他の情報処理装置と通信する通信ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  12. 第1の他の情報処理装置との接続を制御する接続制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で接続が制御された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で接続が制御された前記第1の他の情報処理装置への自らの通信情報の供給を制御する供給制御ステップと、
    前記第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいた、前記第2の他の情報処理装置との通信を制御する通信制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  13. 第1の他の情報処理装置との接続を制御する接続制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で接続が制御された第1の他の情報処理装置より第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で接続が制御された前記第1の他の情報処理装置への自らの通信情報の供給を制御する供給制御ステップと、
    前記第2の他の情報処理装置の通信情報に基づいた、前記第2の他の情報処理装置との通信を制御する通信制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 第1の他の情報処理装置の通信情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1の他の情報処理装置、または、前記第2の他の情報処理装置に接続する接続手段と、
    前記接続手段により前記第2の他の情報処理装置に接続した場合、前記第2の他の情報処理装置より、前記第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得手段と、
    前記接続手段により前記第2の他の情報処理装置に接続した場合、前記第2の他の情報処理装置に、前記第1の他の情報処理装置の通信情報を供給する第1の供給手段と、
    前記接続手段により前記第1の他の情報処理装置に接続した場合、前記第1の他の情報処理装置に、前記第2の他の情報処理装置の通信情報を供給する第2の供給手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  15. 前記第1の他の情報処理装置の通信情報は、前記第1の他の情報処理装置の公開鍵、および、URLの情報である
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記第2の他の情報処理装置の通信情報は、前記第2の他の情報処理装置の公開鍵、および、URLの情報である
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  17. ネットワークを介して音楽コンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記音楽コンテンツを再生する再生手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  18. 第1の他の情報処理装置の通信情報を記憶する記憶ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置、または、前記第2の他の情報処理装置に接続する接続ステップと、
    前記接続ステップの処理で前記第2の他の情報処理装置に接続した場合、前記第2の他の情報処理装置より、前記第2の他の情報処理装置の通信情報を取得する取得ステップと、
    前記接続ステップの処理で前記第2の他の情報処理装置に接続した場合、前記第2の他の情報処理装置に、前記第1の他の情報処理装置の通信情報を供給する第1の供給ステップと、
    前記接続ステップの処理で前記第1の他の情報処理装置に接続した場合、前記第1の他の情報処理装置に、前記第2の他の情報処理装置の通信情報を供給する第2の供給ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  19. 第1の他の情報処理装置の通信情報の記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置、または、前記第2の他の情報処理装置への接続を制御する接続制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で前記第2の他の情報処理装置への接続が制御された場合、前記第2の他の情報処理装置より、前記第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で前記第2の他の情報処理装置への接続が制御された場合、前記第2の他の情報処理装置への、前記第1の他の情報処理装置の通信情報の供給を制御する第1の供給制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で前記第1の他の情報処理装置への接続が制御された場合、前記第1の他の情報処理装置への、前記第2の他の情報処理装置の通信情報の供給を制御する第2の供給制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  20. 第1の他の情報処理装置の通信情報の記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置、または、前記第2の他の情報処理装置への接続を制御する接続制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で前記第2の他の情報処理装置への接続が制御された場合、前記第2の他の情報処理装置より、前記第2の他の情報処理装置の通信情報の取得を制御する取得制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で前記第2の他の情報処理装置への接続が制御された場合、前記第2の他の情報処理装置への、前記第1の他の情報処理装置の通信情報の供給を制御する第1の供給制御ステップと、
    前記接続制御ステップの処理で前記第1の他の情報処理装置への接続が制御された場合、前記第1の他の情報処理装置への、前記第2の他の情報処理装置の通信情報の供給を制御する第2の供給制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  21. ネットワークを介して相互に通信する第1の情報処理装置および第2の情報処理装置、並びに前記第1の情報処理装置、および、前記第2の情報処理装置に接続し、前記通信に必要な通信情報を授受する第3の情報処理装置からなる情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第3の情報処理装置と接続する第1の接続手段と、
    前記第1の接続手段により接続された前記第3の情報処理装置より前記第2の情報処理装置の通信情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第2の情報処理装置の通信情報に基づいて、前記第2の情報処理装置と通信する第1の通信手段と
    を備え、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第3の情報処理装置と接続する第2の接続手段と、
    前記第2の接続手段により接続された第3の情報処理装置より第1の情報処理装置の通信情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の接続手段により接続された第3の情報処理装置に第2の情報処理装置の通信情報を供給する第1の供給手段と、
    前記第1の情報処理装置の通信情報に基づいて、前記第1の情報処理装置と通信する第2の通信手段と
    を備え、
    前記第3の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置の通信情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1の情報処理装置、または、前記第2の情報処理装置に接続する第3の接続手段と、
    前記第3の接続手段により前記第2の情報処理装置に接続した場合、前記第2の情報処理装置より、前記第2の情報処理装置の通信情報を取得する第3の取得手段と、
    前記第3の接続手段により前記第2の情報処理装置に接続した場合、前記第2の情報処理装置に、前記第1の情報処理装置の通信情報を供給する第3の供給手段と、
    前記第3の接続手段により前記第1の情報処理装置に接続した場合、前記第1の情報処理装置に、前記第2の情報処理装置の通信情報を供給する第4の供給手段と
    を備える
    ことを特徴とする情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1715690A1 (en) * 2005-04-18 2006-10-25 Leadtek Research Inc. Method of videophone data transmission
JP2020144873A (ja) * 2014-12-12 2020-09-10 ジーエヌ ヒアリング エー/エスGN Hearing A/S 通信保護を備えた聴覚装置および関連する方法

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