JP2004079128A - 光ディスク記録装置 - Google Patents

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Takao Inoue
井上 貴生
Takahiro Watabe
渡部 隆弘
Takashige Hiratsuka
平塚 隆繁
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】記録可能な光ディスクへのデータ記録時に照射する記録用レーザ光強度、及び、トラッキング・フォーカス制御用レーザ光強度を、光ディスク記録面に付着した指紋等の汚れに追従し、かつ、記録面ぶれ等に対しては追従しないように制御する。
【解決手段】従来の指紋・汚れに対応した記録パワー補正装置において、指紋・汚れ検出精度を高めるための、スペース長選択信号を受信してEFM信号のスペース長を選択してサンプルホールド信号を生成するEFM入力インタフェース、及び、ライトAPC部生成のマークに対するライトパワーを指紋・汚れ検出時に補正する構成に加え、リードAPC部生成のスペースに対するリードパワーを指紋・汚れ検出時に補正する加算部を有する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、追記・書換え可能な光ディスクにデータ信号を安定に記録する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−R(オレンジブック規格)等の追記型光ディスクにデータ信号を記録する場合は、一般に、データ信号に誤り訂正のためのパリティが付加され、さらに、その信号をEFM方式により変調された信号が用いられる。この変調された信号には、信号のハイレベル又はローレベルの時間幅として、所定の基準時間幅Tを3から11倍して得られる9通りの時間幅3T〜11Tが与えられている。この信号に基づき、例えば信号がハイレベルである場合に、追記型光ディスクにパルス状のレーザ光を照射し、該追記型光ディスクの記録層にピットを形成する。これにより、追記型光ディスクにデータ信号が記録される。
【0003】
上記信号記録を行う場合には、追記型光ディスクの記録層にレーザ光を照射する前に、記録レーザ光強度最適化(以下「OPC」とする。)を行う。一般に、追記型光ディスクは、OPCを行うためのパワーキャリブレーションエリア(以下「PCA」とする。)を有している。PCAは、テストエリアとカウントエリアとからなり、それぞれ100パーティションを有し、テストエリアの1パーティションは、15フレームを有している。
【0004】
OPCは、上記PCAに所定の信号を記録し、その記録信号を再生することにより行われる。例えば、15フレーム間で15段階のレーザ光強度を用いてピット形成を行い、その中で最も記録状態の良いレーザ光強度を検出し、そのレーザ光強度によりデータ信号の記録を行う方法が知られている。
【0005】
また、追記型光ディスクの記録層にデータ信号を記録している状態では、ランニングOPC(以下「ROPC」とする。)を行う。ROPCは、上記OPCにより得られた最適レーザ光強度を、データ信号記録状態中一定に保持するために、上記OPC時とデータ信号記録時とのピットの反射光強度を比較し、その結果に基づいて照射するレーザ光強度を随時補正するものである。反射光強度を検出するために用いられるピットは、時間幅11Tを有するものであり、ピット後端の反射光強度が用いられる。この反射光強度をB値と呼ぶ。
【0006】
図3は、従来の記録パワー補正装置を説明するためのブロック図である。この構成は特開2000−222730などですでに知られている。これは、追記型光ディスクに照射した記録用レーザ光の反射光からB値を算出し、該B値に基づいて該レーザ光の照射強度を制御するものである。
【0007】
上記記録パワー補正装置は、追記型光ディスクに記録用又は再生用レーザ光を照射する半導体レーザダイオード101と、上記レーザ光の照射強度をモニタするために、該レーザ光の一部を受け、その光強度に対応した電気信号を出力するモニタ用フォトダイオード102と、該出力を受け、半導体レーザダイオード101が照射する光強度を制御するリードAPC部108、ライトAPC部109と、上記レーザ光により生じる追記型光ディスクからの反射光を受け、その反射光強度に対応した電気信号を出力するサーボ/RF用フォトダイオード103と、該反射光強度信号を元に各種信号(DRC信号、トラッキング、フォーカス信号、B値信号)を生成する反射光演算部104と、該反射光演算部104が演算すべき反射光範囲(ピット記録部分或いはピット未記録部分の所定期間)をEFM信号を元に生成するEFM入力インタフェース105と、該B値に基づいてゲインを設定するROPC処理部107と、前記DRC信号を受信して指紋・汚れ等を検知し最適ライトパワーを制御する指紋・汚れ検出部112と、指紋・汚れ等の検知期間中、通常のライトパワーに所定パワーを加算する加算部110と、該加算部110出力のライトパワーとリードAPC部108出力のリードパワーを、記録EFM信号のピット形成(以下「マーク」とする。)期間とピット未形成(以下、「スペース」とする。)期間で選択するセレクタ111と、から構成されるものである。なお、レーザダイオード101、モニタ用フォトダイオード102、及び、セレクタ111をまとめて、一般にピックアップ100と呼ぶ。
【0008】
以下、上記記録パワー補正装置の動作について説明する。レーザダイオード101は、OPCにより得られた最適光強度の記録用レーザ光を追記型光ディスクに照射する。モニタ用フォトダイオード102は、EFM入力インタフェース105が出力するサンプルホールド信号に従い、該レーザ光の一部をスペース期間とマーク期間に分けてサンプルホールドし、各期間の強度を電気信号に変換してそれぞれ(スペース期間の信号は)リードAPC部108、(マーク期間の信号は)ライトAPC109へ出力する。リードAPC部108は、該出力のうちスペース期間の出力値を受信し、レーザダイオード101がスペース期間において最適強度のレーザ光が一定となるように制御する。また、ライトAPC部109は、該出力のうちマーク期間の出力値を受信し、レーザダイオード101がマーク期間において最適強度のレーザ光が一定となるように制御する。
【0009】
サーボ/RF用フォトダイオード103は、記録用レーザ光により生ずる追記型光ディスクからの反射光を受け、その反射光強度を電気信号に変換して出力する。反射光演算部104は、EFM入力インタフェース105が生成するサンプルホールド信号に従って、反射光をサンプルホールドし、該サンプルホールド信号を元に所定演算を行い、DRC信号とB値信号を出力する。ROPC処理部107は、該B値と目標値との差に基づいてゲインを出力する。ライトAPC部109は、該ゲインに基づいて記録用レーザ光の光強度の目標値を更新する。これにより、上記レーザダイオード101から照射される記録用レーザ光強度は、B値が所定の目標値になるように制御される。
【0010】
指紋・汚れ検出部112は、前記DRC信号を観測して指紋・汚れ等を検知する。加算部110は、該検知期間においてのみ、適正な記録が可能となるように、ライトAPC部109が出力する通常の最適ライトパワーに対し、指紋・汚れ検出部112が出力する所定パワーを加算してピックアップ100へ最終のライトパワーとして出力する。
【0011】
このように、上記従来の記録パワー補正装置によれば、レーザダイオード101から照射される記録用レーザ光強度を、追記型光ディスクの反射光から検出するB値が常に目標値になるように制御するので、追記型光ディスクでのデータ信号記録状態中に、半導体レーザダイオードの温度変化によるレーザ光強度の変化、追記型光ディスクの形状変化、又は該ディスク記録層の記録感度変化などの要因が生じた場合にも、これらに追従したレーザパワー制御を行え、かつ、指紋・汚れ等の箇所を記録する状態においても、該指紋・汚れを検出して一時的にマーク期間のライトパワーを可変できるため、安定したデータ記録を行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
通常、指紋等の汚れは数mmから数十mm程度の大きさであるから、追記型光ディスクがトレースされる線速度を1.2m/sとしたとき、1mmの汚れが影響する時間は約0.83msである。従来例の場合、記録すべきマーク部分においては、このような指紋・汚れ等に対応して記録パワーを一時的に変化させているので記録パワーは良好に制御されるが、スペース部分の指紋・汚れ等の影響で該スペース部分の反射光が乱れるために、該反射光を元に制御が行われるトラッキング/フォーカス制御が乱れ、トラッキングずれやレーザ光のビームスポットが不適な状態で記録されてしまう問題が生ずる。
【0013】
図8に示すように、図8(a)の記録EFM信号に対し、指紋・汚れ等が無い場合の反射光が図8(b)であり、図8(e)の斜線部分801のような指紋・汚れがある場合の反射光が図8(f)である。図8(f)に見られるように、指紋・汚れがある箇所では、マーク記録期間だけでなく、ライトパワーをかけていないスペース期間においても、反射光は乱れる。
【0014】
このように、スペース部分の指紋・汚れ等の影響で該スペース部分の反射光が乱れるために、該反射光を元に制御が行われるトラッキング/フォーカス制御が乱れ、トラッキングずれやレーザ光のビームスポットが不適な状態となり、記録状態が不安定となる。
【0015】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、追記型光ディスクへのデータ記録時に照射するマーク部分へのライト用レーザ光強度に加え、スペース部分へのリード用レーザ光強度においても、光ディスク面に付着した指紋等の汚れに追従し、かつ、記録面ぶれ等に対しては追従しないように制御し、これにより、光ディスクへのデータ記録状態を常に最適かつ安定なものとすることができる記録パワー補正装置を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の光ディスク記録装置は、指紋・汚れ検出精度を高めるために、マーク・スペース長選択信号を受信してEFM信号のマーク長もしくはスペース長を選択してサンプルホールド信号、及びレーザダイオードへのパワー選択信号を生成するためのEFMインターフェース、及びライトAPC部生成のマークに対するライトパワーを指紋・汚れ検出時に補正する構成に加え、リードAPC部生成のスペースに対するリードパワーを指紋・汚れ検出時に補正する加算部を有することで、レーザ光出力やディスク反射率の影響を受けずに指紋などを高精度に検出することが出来、光ディスクへのデータ記録状態を常に最適に出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、記録するデータに基づいて光ディスク上にピットを形成する第1のレーザ光とピットを形成しない第2のレーザ光とを照射することによりレーザ光照射手段を備えた光ディスク装置において、上記光ディスクに照射した前記第1と第2のレーザ光の反射光を受光して前記反射光の強度に応じた反射光強度信号を出力する受光手段と、前記第1のレーザ光の反射光強度信号に応じてピットの反射光強度を表す第1の信号を出力するピット反射光検出手段と、前記第2のレーザ光の反射光強度信号が前記光ディスクのトラック溝上に照射されているか否かを表す第2の信号を出力するトラック検出手段と、前記第2の信号が所定の閾値以上である場合に第3の信号を出力する指紋・汚れ検出手段と、上記第3の信号が出力されている時に、前記第1の信号のレベルに応じて前記第1と第2のレーザ光の照射強度を制御するための制御信号を前記レーザ光照射手段に出力する記録パワー補正手段を備えたことを特徴とする光ディスク記録装置であり、第1のレーザ光だけでなく第2のレーザ光の照射強度に対しても光ディスク上の指紋・汚れに応じてパワー制御を行うことが出来るので、前記指紋・汚れがある部位でのトラッキングやフォーカスの制御を正確に行うことが出来る。
【0018】
請求項2に記載の発明は、前記制御信号は、前記第一の信号のレベルに応じて前記第1あるいは第2のレーザ光照射手段に流れる電流値の補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録装置であり、第1のレーザ光だけでなく第2のレーザ光の照射強度に対しても光ディスク上の指紋・汚れに応じてパワー制御を行うことが出来るので、前記指紋・汚れがある部位でのトラッキングやフォーカスの制御を正確に行うことが出来る。
【0019】
請求項3に記載の発明は、前記第2の信号を生成するための反射光強度取得手段が、予め設定されたピット未形成信号の反射光強度を取得するものであることを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の光ディスク記録装置であり、第1のレーザ光だけでなく第2のレーザ光の照射強度に対しても光ディスク上の指紋・汚れに応じてパワー制御を行うことが出来るので、前記指紋・汚れがある部位でのトラッキングやフォーカスの制御を正確に行うことが出来る。
【0020】
請求項4に記載の発明は、前記レーザ光照射手段は、光ディスクのトラック溝上に第2のレーザ光を照射する第1の発光素子と、光ディスクのトラック溝間に第2のレーザ光を照射する第2の発光素子とを有し、上記受光手段は、前記第1の発光素子により生ずる光ディスクの反射光を受光してその光強度を表す反射光強度信号を出力する第1の受光素子と、前記第2の発光素子により生ずる光ディスクの反射光を受光してその光強度を表す反射光強度信号を出力する第2の受光素子とを有し、上記トラック検出手段は、前記第1の受光素子が出力する反射光強度信号と、前記第2の受光素子が出力する反射光強度信号とに基づいて、前記第2の信号を出力するものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光ディスク記録装置であり、第1のレーザ光だけでなく第2のレーザ光の照射強度に対しても光ディスク上の指紋・汚れに応じてパワー制御を行うことが出来るので、前記指紋・汚れがある部位でのトラッキングやフォーカスの制御を正確に行うことが出来る。
【0021】
請求項5に記載の発明は、前記レーザ光照射手段は、前記第1と第2のレーザ光を受光してその光強度表す光強度信号を出力するモニタ用受光素子と、前記光強度信号を受けて前記第1と第2のレーザ光の照射強度を制御する制御回路とを有し、前記第3の信号が出力されない間は、前記第1と第2のレーザ光の照射強度を一定に保持するものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光ディスク記録装置であり、第1のレーザ光だけでなく第2のレーザ光の照射強度に対しても光ディスク上の指紋・汚れに応じてパワー制御を行うことが出来るので、前記指紋・汚れがある部位でのトラッキングやフォーカスの制御を正確に行うことが出来る。
【0022】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の記録パワー補正装置の構成を示すブロック図である。図の記録パワー補正装置は、追記型光ディスクにピットを形成する光強度である第1のレーザ光と、ピットを形成しない光強度である第2のレーザ光とを照射するレーザダイオード101を備え、光ディスク装置(図示せず)と接続されている。
【0023】
上記記録パワー補正装置は、上記第1のレーザ光の一部を受光し、光強度を表す電気信号を出力するモニタ用フォトダイオード102と、該電気信号を受け、半導体レーザダイオード101が照射する第1のレーザ光強度が目標値を保持するように制御するライトAPC部109と、同じくレーザダイオード101が照射する第2のレーザ光強度が目標値を保持するように制御するリードAPC部108と、記録用又は第2のレーザ光により生ずる追記型光ディスクからの反射光を受け、該反射光強度を表す電気信号を出力するサーボ/RF用フォトダイオード103と、該反射光強度信号を元に各種信号(DRC信号、トラッキング/フォーカスエラー信号、B値信号)を生成する反射光演算部104と、該反射光演算部104が演算すべき反射光範囲(マーク部分或いはスペース部分の所定期間)をEFM信号を元に生成するEFM入力インタフェース151と、該B値に基づいてゲインを設定するROPC処理部107と、前記DRC信号を受信して指紋・汚れ等を検知し最適ライトパワー及び最適リードパワーを制御する指紋・汚れ検出部112と、指紋・汚れ等の検知期間中、通常のライトパワーに所定パワーを加算する加算部110と、指紋・汚れ等の検知期間中、通常のリードパワーに所定パワーを加算する加算部152と、該加算部110出力のライトパワーと該加算部152出力のリードパワーを、記録EFM信号のマーク期間とスペース期間で選択するセレクタ111と、から構成されるものである。なお、従来と同様、レーザダイオード101、モニタ用フォトダイオード102、及び、セレクタ111をまとめて、一般にピックアップ100と呼ぶ。以下、上記記録パワー補正装置の詳細な構成について説明する。
【0024】
図4は、サーボ/RF用フォトダイオード103、及び、反射光演算部104の構成を示す図であり、上記DRC信号、B値信号、トラックエラー信号、フォーカスエラー信号を生成するためのものである。図において、Trは追記型光ディスクのトラック溝であり、該トラック溝Trには、記録用又は第2のレーザ光を照射するメインビームMbと、トラック又はフォーカスエラーを検出するためのサブビームSb1,Sb2が照射されている。メインビームMbとサブビームSb1,Sb2は、その照射位置がトラック溝間の幅の半分だけずれたものとなるように配置されている。すなわち、メインビームMbの照射位置がトラック溝Trの中央に、サブビームSb1の照射位置がトラック溝Trの一端側のトラック溝間に、サブビームSb2の照射位置がトラック溝Trの他端側のトラック溝間になるように配置されているサーボ/RF用フォトダイオード103は、メインビームMbの反射光を受光し、その光強度を表す電気信号を出力するメインビーム用フォトダイオード(A,B,C,D)と、サブビームSb1の反射光を受光し、その光強度を表す電気信号を出力するサブビーム用フォトダイオード(E,F)と、サブビームSb2の反射光を受光し、その光強度を表す電気信号を出力するサブビーム用フォトダイオード(G,H)を備えている。
【0025】
上記メインビーム用フォトダイオードは4分割フォトダイオードであり、それぞれが受光した光強度に基づいて信号A,B,C,Dを出力するものである。一方、2個のサブビーム用フォトダイオードは各々2分割フォトダイオードであり、サブビームSb1の反射光に基づいて信号E,Fを、サブビームSb2の反射光に基づいて信号G,Hを出力するものである。
【0026】
反射光演算部104は、信号Aを保持するサンプルホールド回路41aと、信号Bを保持するサンプルホールド回路41bと、信号Cを保持するサンプルホールド回路41cと、信号Dを保持するサンプルホールド回路41dと、信号E及びGを保持するサンプルホールド回路41eと、信号F及びHを保持するサンプルホールド回路41fと、サンプルホールド回路41aの出力とサンプルホールド回路41bの出力とを加算する加算器42aと、サンプルホールド回路41cの出力とサンプルホールド回路41dの出力とを加算する加算器42bと、サンプルホールド回路41bの出力とサンプルホールド回路41cの出力とを加算する加算器42cと、サンプルホールド回路41bの出力とサンプルホールド回路41dの出力とを加算する加算器42dと、加算器42aの出力と加算器42bの出力とを加算する加算器42eと、加算器42cの出力と加算器42dの出力とを減算する減算器43aと、加算器42aの出力と加算器42bの出力とを減算する減算器43bと、サンプルホールド回路41eの出力とサンプルホールド回路41fの出力とを減算する減算器43cと、サンプルホールド回路41eの出力とサンプルホールド回路41fの出力とを加算する加算器42fと、加算器42fの出力をを増幅する増幅回路44と、減算器43cの出力を増幅する増幅回路45と、加算器42eの出力と増幅回路44の出力とを減算する減算器43dと、減算器43bの出力と増幅回路45の出力とを減算する減算器43eとを備えている。
【0027】
ここに、DRC信号は減算器43d出力、トラックエラー信号は減算器43e出力、及び、フォーカスエラー信号は減算器43a出力である。一方、前記B値信号は、メインビーム用フォトダイオードの各出力信号A,B,C,Dを加算する加算器46出力を、サンプルホールド回路47にて保持した信号である。
【0028】
DRC信号は、メインビームMbの反射光量からサブビームSb1及びSb2の反射光量を差し引いたものである。通常、サブビームSb1,Sb2は、メインビームMbと比べて光量が少ないので、増幅回路44で電気信号をP倍に増幅している。Pは、メインビームMbとサブビームSb1,Sb2の光量比から算出したものである。
【0029】
メインビームMbを照射している領域の反射率と、サブビームSb1,Sb2を照射している領域の反射率とが等しい場合は、上記DRC信号はゼロとなる。メインビームMbを照射している領域の反射率のほうが小さい場合は、DRC信号は負となり、逆に、サブビームSb1,Sb2を照射している領域の反射率のほうが小さい場合は、DRC信号は正となる。通常、メインビームMbの照射位置とサブビームSb1,Sb2の照射位置とは、トラック溝半分だけずらした位置とする。したがって、メインビームMbがトラック溝Tr上(オントラック)にある場合は、サブビームSb1,Sb2は、トラック溝Trとトラック溝Trに隣接するトラック溝との間(オフトラック)に位置し、逆に、メインビームMbがオフトラックにある場合は、サブビームSb1,Sb2はオントラックにある。光ディスクにおいては、オントラックの反射率はオフトラックの反射率と比べて小さいので、DRC信号の正/負により、メインビームMbのオフトラック/オントラックを判別することができる。
【0030】
次に、指紋・汚れ検出部112は、DRC信号を入力とし、該DRC信号が所定の閾値を越えた場合にDRCコンパレート信号を出力するウインドウ・コンパレータと、該DRCコンパレート信号から所定時間以下のLoパルスを取り除いて出力するワンショット・マルチバイブレータとを備えている。
【0031】
図5に、DRC信号による指紋等の汚れの検出を説明するための図を示す。図5(a)において,501は光ディスクであり、該光ディスク501の断面を表している。502は、対物レンズであり光ディスク501に照射されるレーザ光のフォーカスを制御する。斜線部分は、光ディスク501に付着した指紋等の汚れである。
【0032】
図5(b)は、前記DRC信号を示しており、指紋等の汚れがある位置でDRC信号は大きく変動する。指紋等の汚れは、通常、光学的に一様でないので、メインビームの反射光量及びサブビームの反射光量は、該汚れにより大きく変動する。したがって、メインビームの反射光量とサブビームの反射光量との相対値であるDRC信号は図5(b)に示すようにランダムに変動する。
【0033】
前記ウィンドウコンパレータは、上記DRC信号の変動を検出する。DRC信号は、光ディスクの反射率のむらや電気回路により生じるノイズによっても多少変動するので、予め所定の閾値を設定し、DRC信号が該閾値を超えた場合にDRCコンパレート信号(図5(c))を出力する。
【0034】
前記ワンショットマルチバイブレータは、上記DRCコンパレート信号から所定パルス以下の信号を取り除いて、指紋検出信号を出力する(図5(d))。例えば、光ディスクをトレースする線速度を1.2m/s、検出すべき汚れの大きさを1mmとすれば、該汚れを通過する時間は0.83msとなるので、0.83ms以下のパルスを取り除く。
【0035】
図6は、上記リードAPC部108の構成を示すブロック図である。図において、該リードAPC部108は、目標とするスペース読み取りパワーを保持するリードパワー目標値格納部601と、該リードパワー目標値格納部601の出力と、スペース期間のモニタ用フォトダイオード102の出力とを減算する減算器602と、該減算器602の出力を所定の周波数特性で制御するAPCループフィルタ603ととを備えている。
【0036】
図7は、上記ライトAPC部109及びROPC処理部107の構成を示すブロック図である。図において、該ライトAPC部109は、目標とするマーク記録パワーを保持するライトパワー目標値格納部701と、該ライトパワー目標値格納部701の出力とROPCループフィルタ713の出力とを加算する加算器704と、該加算器704の出力とマーク記録時のモニタ用フォトダイオード102の出力とを減算する減算器702と、該減算器702の出力を所定の周波数特性で制御するAPCループフィルタ703と、該APCループフィルタ703の出力と記録電流補正部714の出力とを加算する加算器705とを備えている。
【0037】
また、上記ROPC処理部107は、目標とするB値を保持するB値目標値格納部712と、該B値目標値格納部712の出力と反射光演算部104出力のB値とを減算する減算器711と、所定の周波数特性で制御するROPCループフィルタ713と、該ROPCループフィルタ713の出力に基づいて記録電流を補正する記録電流補正部714とを備えている。
【0038】
ここに、上記APCループフィルタ、及び、ROPCループフィルタは、一般的な一次のIIRデジタルフィルタとしては、サンプル入力値に対し所定係数を乗算して増幅した後、記憶素子に記憶する部分と、現在のサンプル入力値を増幅した増幅値と該記憶素子に記憶された記憶値に所定係数を乗算して増幅した値との加算結果を出力する例がある。
【0039】
図2は、EFM入力インタフェース151の構成を示すブロック図である。該EFM入力インタフェース151は、記録EFM信号において、DRC信号、トラックエラー信号、フォーカスエラー信号生成の元になるサンプルホールド回路41a〜41fに対するサンプルホールド信号をどのスペース長に対して生成するか、また、B値信号生成の元になるサンプルホールド回路47に対するサンプルホールド信号をどのマーク長に対して生成するか、また、モニタ用フォトダイオード102がマーク期間及びスペース期間の各レーザモニタ信号をサンプルホールドする際にサンプルホールド信号をどのマーク長やスペース長に対して生成するか、を示すマークスペース長選択信号を受信して、必要なサンプルホールド信号を生成出力する点が、従来例と異なる点である。
【0040】
構成と動作について解説する。EFM幅カウンタ201は、外部からのEFM信号入力を観測し、各マークの長さを記録クロック(1Tを周期とする)にてカウントし、該カウント値をマーク幅記憶部202へ渡す。同様に各スペースの長さを記録クロックにてカウントし、該カウント値をスペース幅記憶部203へ渡す。マーク幅記憶部202、スペース幅記憶部203は、ともに所定段数のFIFO記憶素子で構成されており、マークスペース観測部205は該マーク幅記憶部202とスペース幅記憶部203が開示している各マーク長とスペース長を観測して、再度、内部EFM信号を生成する。該内部EFM信号は記録EFM生成部204、サンプルホールド信号生成部206に送られ、記録EFM生成部204は、該内部EFM信号を所定形状に波形整形して記録に適した記録EFM信号を生成出力し、また、サンプルホールド信号生成部206は、該内部EFM信号のうち前記マークスペース長選択信号で指定されるマーク部分、もしくはスペース部分のみを選択して、所定形状に波形整形して、サンプルホールド信号として出力する。
【0041】
なお、前記記録EFM信号は、セレクタ111のセレクト信号として機能し、該セレクタ111は、該記録EFM信号がマーク期間を示す際は、加算部110出力の最適ライトパワーをレーザダイオード101へ送り、スペース期間を示す際は、加算部152出力の最適リードパワーをレーザダイオード101へ送る。
【0042】
該EFM入力インタフェース151は、前記各種サンプルホールド信号生成において、必要なマーク長もしくはスペース長の箇所を選択できるので、例えば、従来11Tのスペースのみのサンプルホールド信号を生成していたものが、6T〜11Tのスペースのサンプルホールド信号を生成することが可能となり、高速記録時においても高解像のサンプルホールド信号を生成可能となり、ひいては前記DRC信号、トラックエラー信号、フォーカスエラー信号、B値信号の時間解像度が高まり、例えばDRC信号を元にした指紋・汚れ検出の精度が向上する効果をもつ。
【0043】
次に動作について説明する。レーザダイオード101は、OPCにより得られた最適光強度の記録用レーザ光を追記型光ディスクに照射する。モニタ用フォトダイオード102は、EFM入力インタフェース105が出力するサンプルホールド信号に従い、該レーザ光の一部をスペース期間とマーク期間に分けてサンプルホールドし、各期間の強度を電気信号に変換してそれぞれ(スペース期間の信号は)リードAPC部108、(マーク期間の信号は)ライトAPC109へ出力する。リードAPC部108は、該出力のうちスペース期間の出力値を受信し、レーザダイオード101がスペース期間において最適強度のレーザ光が一定となるように制御する。また、ライトAPC部109は、該出力のうちマーク期間の出力値を受信し、レーザダイオード101がマーク期間において最適強度のレーザ光が一定となるように制御する。
【0044】
サーボ/RF用フォトダイオード103は、記録用レーザ光により生ずる追記型光ディスクからの反射光を受け、その反射光強度を電気信号に変換して出力する。反射光演算部104は、EFM入力インタフェース105が生成するサンプルホールド信号に従って、反射光をサンプルホールドし、該サンプルホールド信号を元に所定演算を行い、DRC信号とB値信号を出力する。ROPC処理部107は、該B値と目標値との差に基づいてゲインを出力する。ライトAPC部109は、該ゲインに基づいて記録用レーザ光の光強度の目標値を更新する。これにより、上記レーザダイオード101から照射される記録用レーザ光強度は、B値が所定の目標値になるように制御される。
【0045】
指紋・汚れ検出部112は、前記DRC信号を観測して指紋・汚れ等を検知する。加算部110は、該検知期間においてのみ、適正な記録が可能となるように、ライトAPC部109が出力する通常の最適ライトパワーに対し、指紋・汚れ検出部112が出力する所定パワーを加算してピックアップ100へ最終のライトパワーとして出力する。また、加算部152は、該検知期間においてのみ、適正なスペース期間の反射光を取得可能となるように、リードAPC部108が出力する通常の最適リードパワーに対し、指紋・汚れ検出部112が出力する所定パワーを加算してピックアップ100へ最終のリードパワーとして出力する。
【0046】
図8は、上記サンプルホールドの詳細を説明するための図である。図8(a)は、追記型光ディスクに照射されるレーザ光の光出力波形を示したものであり、光ディスクに記録すべき記録EFM信号に基づいて、半導体レーザダイオード101が照射する。メインビームMbは、ディスクの記録層にマークを形成する区間は強い光出力である第1のレーザ光を照射し、マークを形成しない区間は弱い光出力である第2のレーザ光を照射している。図8(b)は、ディスク反射光の波形を示したものであり、マークの始点側で反射光強度が高く、その後徐々に低くなり、終端側付近で一定値に収束している。これは、追記型光ディスクに形成されるピットは、レーザ光を受けてから徐々に形成されるため、該ピットによる反射光の低下も徐々に起こることによるためである。従って、反射光レベルが一定値に収束するには、例えば時間幅11Tのピットのような十分に長いピットである必要があり、例えば時間幅3Tのピットのような短いピットからの反射光レベルは、ピットの終端側でも収束しない。この収束した反射光レベルがB値であり、B値はピット形成のために照射されるレーザ光強度に対応して変化する。B値が最適な値になるようにレーザ光強度を制御することにより、追記型光ディスクへの記録状態を最適とすることができる。
【0047】
図8(c)は、スペース期間のサンプルホールド回路制御信号を示したものであり、第2のレーザ光が照射されている区間でHiとなり、第1のレーザ光が照射されている区間でLoとなっており、スペース期間のディスク反射光(図8(b))をホールドする。サンプルホールド回路制御信号がLoからHiに遷移する位置は、第1のレーザ光から第2のレーザ光への遷移時に生じるディスク反射光(図8(b))の応答(R1,R2,R3)をサンプルしないようにするために、レーザ光が遷移する位置より若干遅延を設けている。このようにして、第2のレーザ光(スペース期間)が照射されているときのディスク反射光をサンプルホールドする。
【0048】
また、図8(b)は、加算器46の出力波形であり、サンプルホールド回路47は、該出力波形のうち長いマーク、例えば時間幅が6T以上のマークにおいて、波形始端部から一定期間経過後、例えば時間5T経過後にサンプルを行うことにより、波形後端部のB値をサンプルホールドする(図8(d))。
【0049】
図8(e)の斜線部分801のような指紋・汚れがある場合の反射光が図8(f)である。図8(f)に見られるように、指紋・汚れがある箇所では、マーク記録期間だけでなく、ライトパワーをかけていないスペース期間においても、反射光は乱れる。このスペース期間における反射光の乱れの影響を除去するために、加算部152において、リードAPC108出力の通常リードパワーに対し、指紋・汚れ検出部112出力の所定パワー値を加算している。この処理により、スペース期間の反射光は安定し、トラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号への悪影響を除去可能となる。
【0050】
【発明の効果】
本発明に係る記録パワー補正装置によれば、光ディスクへ記録中に、レーザ光出力やディスク反射率の影響を受けずに、指紋等を高感度かつ高精度に検出し、トラッキングやフォーカスの制御も正常に行うことが可能となり、光ディスクへのデータ記録時に照射するレーザ光強度を、記録面に付着した指紋等の汚れに追従し、かつ、記録面ぶれ等には追従せずに制御可能となり、光ディスクへのデータ記録状態を常に最適なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における記録パワー補正装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるEFMインタフェースの構成を示すブロック図
【図3】従来の記録パワー補正装置を説明するためのブロック図
【図4】反射光演算部104の構成を示す図
【図5】DRC信号による指紋等の汚れの検出を説明するための図
【図6】リードAPC部108の構成を示すブロック図
【図7】ライトAPC部109、及び、ROPC処理部107の構成を示すブロック図
【図8】サンプルホールドの詳細、及び、指紋等の汚れによる反射光信号の影響を示す図
【符号の説明】
41a〜f サンプルホールド部(S/H)
42a〜f 加算器
43a〜e 減算器
44 増幅器
45 増幅器
46 加算器
47 サンプルホールド部(S/H)
100 ピックアップ
101  レーザダイオード
102  モニタ用フォトダイオード
103 サーボ/RF用フォトダイオード
104 反射光演算部
107 ROPC処理部
108 リードAPC部
109 ライトAPC部
110 加算部
111 セレクタ
112 指紋・汚れ検出部
151 EFM入力インタフェース
152 加算部
201  EFM幅カウンタ
202  マーク幅記憶部
203  スペース幅記憶部
204  記録EFM生成部
205  マークスペース観測部
206  サンプルホールド信号生成部
501 追記型光ディスク
502 対物レンズ
503、504 閾値
601 リードパワー目標値格納部
602 減算器
603 APCループフィルタ
701 ライトパワー目標値格納部
702 減算器
703 APCループフィルタ
704、705 加算器
711 減算器
712 B値目標値格納部
713 ROPCループフィルタ
714 記録電流補正部
801 (トラック上の)指紋・汚れ

Claims (5)

  1. 記録するデータに基づいて光ディスク上にピットを形成する第1のレーザ光とピットを形成しない第2のレーザ光とを照射することによりレーザ光照射手段を備えた光ディスク装置において、上記光ディスクに照射した前記第1と第2のレーザ光の反射光を受光して前記反射光の強度に応じた反射光強度信号を出力する受光手段と、前記第1のレーザ光の反射光強度信号に応じてピットの反射光強度を表す第1の信号を出力するピット反射光検出手段と、前記第2のレーザ光の反射光強度信号が前記光ディスクのトラック溝上に照射されているか否かを表す第2の信号を出力するトラック検出手段と、前記第2の信号が所定の閾値以上である場合に第3の信号を出力する指紋・汚れ検出手段と、上記第3の信号が出力されている時に、前記第1の信号のレベルに応じて前記第1と第2のレーザ光の照射強度を制御するための制御信号を前記レーザ光照射手段に出力する記録パワー補正手段を備えたことを特徴とする光ディスク記録装置。
  2. 前記制御信号は、前記第一の信号のレベルに応じて前記第1あるいは第2のレーザ光照射手段に流れる電流値の補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録装置。
  3. 前記第2の信号を生成するための反射光強度取得手段が、予め設定されたピット未形成信号の反射光強度を取得するものであることを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の光ディスク記録装置。
  4. 前記レーザ光照射手段は、光ディスクのトラック溝上に第2のレーザ光を照射する第1の発光素子と、光ディスクのトラック溝間に第2のレーザ光を照射する第2の発光素子とを有し、上記受光手段は、前記第1の発光素子により生ずる光ディスクの反射光を受光してその光強度を表す反射光強度信号を出力する第1の受光素子と、前記第2の発光素子により生ずる光ディスクの反射光を受光してその光強度を表す反射光強度信号を出力する第2の受光素子とを有し、上記トラック検出手段は、前記第1の受光素子が出力する反射光強度信号と、前記第2の受光素子が出力する反射光強度信号とに基づいて、前記第2の信号を出力するものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光ディスク記録装置。
  5. 前記レーザ光照射手段は、前記第1と第2のレーザ光を受光してその光強度表す光強度信号を出力するモニタ用受光素子と、前記光強度信号を受けて前記第1と第2のレーザ光の照射強度を制御する制御回路とを有し、前記第3の信号が出力されない間は、前記第1と第2のレーザ光の照射強度を一定に保持するものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光ディスク記録装置。
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