JP2004078590A - 広告システムおよび広告方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えばインターネット上においてクライアント端末から情報を得て、その情報に基いて送り手が広告情報を発信するかどうかを判断し、その広告情報が必要とされる相手または送った場合に効果が大きいと思われる相手にのみその広告情報を送るとともに、その際にユーザに意識させることなくユーザに関する情報を得、また広告を表示するようにした広告システムおよび広告方法を提供することを目的とする。
【解決手段】インターネット10上のウェブ・サイトにアクセスしているクライアント端末1から予めURL情報を登録しておいた広告主ウェブ・サイト22aへバックグラウンド処理にてアクセスし、広告主ウェブ・サイト22aにてクライアント端末1からの情報を取得してユーザに関する情報を得、この取得した情報に基いて広告主ウェブ・サーバ22からクライアント端末1に対して広告データの送信を行い、クライアント端末1はこの広告データを保存しておき、例えばインターネットアクセス終了後にこの広告データを呼び出してクライアント端末1の画面上に表示するようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上の広告主ウェブ・サーバからクライアント端末に広告データを送信し、クライアント端末に広告を表示するようにした広告システムおよび広告方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ネットワーク接続機能を有する端末機器をネットワーク例えばインターネットに接続する場合、インターネット接続事業者、所謂インターネット・サービス・プロバイダ(以下、ISPという)と契約をしてこのISPに加入しなければならない。契約するとこのISPより電子メール機能やWWW(World Wide Web)ブラウザ機能などのネットワーク通信機能を使用するのに必要なISP情報やメールアカウント情報等がユーザのもとに送られる。ISP側としても、より良いサービスを顧客に提供するためには、加入者を増やす必要があり、そのためには加入を促す内容の広告などの情報を発信する必要がある。
【0003】
ところで、近年のインターネットの普及により、インターネット上での広告情報が急速に増えてきている。自らのホームページ上に広告を掲載しアクセスしてくれるのを待つという方法だけでなく、ウェブ・ページの閲覧サービスを提供するウェブ・サーバ側で一方的に広告を選択してユーザに配信する広告システムや、例えば広告をインターネット上の様々なウェブ・ページ上に貼りつける所謂バナー広告等のシステムもある。このバナー広告の多くは、広告掲載主のウェブ・ページにジャンプするハイパーリンク機能を備え、バナー広告のグラフィックをクリックしたユーザを広告掲載主のウェブ・ページに呼び込み、そこで宣伝したい内容の広告をユーザに見せるという方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、上述のウェブ・サーバ側で一方的に広告を選択してユーザに配信する広告システムは、その広告の内容にはユーザの趣味や興味が一切反映されていない。したがって、ユーザにとってあまり関心のない広告等が表示されることがあり、広告を真剣に見てもらうことができず、広告宣伝効果が悪いという問題がある。さらには一方的に興味のない広告情報が多数送られることになればユーザは多大な迷惑を被ることになる。
【0005】
また、上述のバナー広告の場合、単にバナー広告を様々なウェブ・ページに貼りつけても、ユーザが同じ広告を何度もクリックしてくれる回数はそれほど多くないので、やはり宣伝効果は期待できない。さらに、ウェブ・ページ上に様々な広告掲載主による多数の不要なバナー広告が貼りつけられることになれば、ユーザはウェブ・ページの快適な閲覧を阻害されやはり迷惑を被ることとなる。
【0006】
このようにインターネット等のネットワーク上では、広告主が簡単に広告を掲載したり配信したりすることができるが、とはいえ、闇雲に情報を掲載したり発信したのでは、効率が悪く、またユーザも迷惑である。情報は求めているであろう相手または送った場合に効果が大きいと思われる相手にのみ発信するのが、情報の送り手としては効率が良い。また受信する側においては、不要なメッセージを受け取る回数が減るというメリットがある。
【0007】
斯かる点に鑑み、本発明は、例えばインターネット上においてクライアント端末から情報を得て、その情報に基いて送り手が広告情報を発信するかどうかを判断し、その広告情報が必要とされる相手または送った場合に効果が大きいと思われる相手にのみ広告情報を送るとともに、その際にユーザに意識させることなくユーザに関する情報を取得したり広告を表示するようにした広告システムおよび広告方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明広告システムは、クライアント端末からネットワーク上の任意のウェブ・サーバが所有するウェブ・サイトへのアクセスを仲介するサービス・プロバイダ・サーバと、広告コンテンツを提供する広告主ウェブ・サイトを有し、このクライアント端末からの情報を取得して、該取得した情報に応じてこのクライアント端末に対しこの広告コンテンツを構成する広告データを送信する広告主ウェブ・サーバと、ネットワーク接続機能と、このウェブ・サイトが提供するコンテンツを閲覧するブラウザ・プログラムおよび表示部と、クライアント端末自身に関する情報およびURL情報を記憶する記憶部とを有し、このサービス・プロバイダ・サーバを介してこのネットワークにアクセス中に、バックグラウンド処理にてこのサービス・プロバイダ・サーバを介してこのURL情報に対応するこの広告主ウェブ・サイトにアクセスし、該広告主ウェブ・サイトを所有する広告主ウェブ・サーバより送信される広告コンテンツを構成する広告データを受信してこの記憶部に記憶するクライアント端末とを備え、この記憶部に記憶したこの広告データを呼び出してこのクライアント端末の表示部に当該広告コンテンツを表示するようにしたものである。
【0009】
斯かる本発明によれば、クライアント端末から広告主ウェブ・サイトへバックグラウンドにてアクセスし、広告主ウェブ・サイトにてユーザが利用するクライアント端末からの情報を取得してユーザに関する情報を得ることができ、この取得した情報に基いて広告主ウェブ・サーバからクライアント端末に対して広告データの送信を行なうので、送り手の広告主はユーザのほしい情報または広告データを送った場合に広告効果が大きいと思われる広告データだけを効率よく送ることができる。
また、クライアント端末からバックグラウンド処理にて広告主ウェブ・サイトに接続するようにしたので、ユーザは広告を要求するなどの設定操作をすることが一切なく、操作の煩わしさを軽減することができる。
【0010】
また本発明広告システムは、クライアント端末からネットワーク上の任意のウェブ・サーバが所有するウェブ・サイトへのアクセスを仲介する第1 のサービス・プロバイダ・サーバと、広告コンテンツを提供する広告主ウェブ・サイトを有し、このクライアント端末からの情報を取得して、該取得した情報に応じてこのクライアント端末に対しこの広告コンテンツを構成する広告データを送信する広告主ウェブ・サーバと、ネットワーク接続機能と、このウェブ・サイトが提供するコンテンツを閲覧するブラウザ・プログラムおよび表示部と、クライアント端末自身に関する情報およびURL情報を記憶する記憶部と、この第1 のサービス・プロバイダ・サーバを介してこのネットワークにアクセス中に、バックグラウンド処理にてこの第1 のサービス・プロバイダ・サーバを介してこのURL情報に対応する広告主ウェブ・サイトにアクセスし、該広告主ウェブ・サイトを所有する広告主ウェブ・サーバより送信される広告コンテンツを構成する広告データを受信してこの記憶部に記憶するクライアント端末とを備え、この記憶部に記憶したこの広告データを呼び出してこのクライアント端末の表示部に当該広告コンテンツを表示するようにした広告システムにおいて、このクライアント端末がバックグラウンド処理にてこの第1 のサービス・プロバイダ・サーバを介してこの記憶部に記憶されたURL情報に対応するこの広告主ウェブ・サイトにアクセスしたとき、この広告主ウェブ・サイトを有するこの広告主ウェブ・サーバにて、このクライアント端末に関する情報よりこのクライアント端末がこの第1 のサービス・プロバイダとは別に当該クライアント端末機器製造者と業務上関係する第2のサービス・プロバイダと契約しているか否かを判断し、このクライアント端末がこの第2のサービス・プロバイダとは契約していないと判断されたときには、この広告主ウェブ・サーバはこの第2のサービス・プロバイダに関する広告コンテンツを構成する広告データをこのクライアント端末に送信するようにしたものである。
【0011】
斯かる本発明によれば、クライアント端末からバックグラウンド処理にて広告主ウェブ・サイトに接続してユーザが利用するクライアント端末からの情報を取得し、第2のサービス・プロバイダに加入していないユーザのクライアント端末に対してのみ第2のサービス・プロバイダ・サーバから広告データの送信が行なわれるので、第2のサービス・プロバイダとしては効率よく広告データを送ることができる
【0012】
また本発明広告システムは、この表示部にこの広告コンテンツを表示する際、このクライアント端末の表示部への広告コンテンツの表示機能がオンしているか否か、さらに、このクライアント端末とこの第2のサービス・プロバイダとの接続契約がなされているか否かを判断し、この広告コンテンツの表示機能がオンであり、かつ、前記第2のサービス・プロバイダとの契約がなされていないときは、前記表示部に前記記憶部に記憶した前記第2のサービス・プロバイダに関する広告コンテンツを表示するようにしたものである。
【0013】
斯かる本発明によれば、ユーザが広告表示を希望しかつ第2のサービス・プロバイダに加入していないときのみ、この第2のサービス・プロバイダに関する広告を表示部に表示するようにしたので、不要な広告を見る煩わしさを軽減することができる。
【0014】
また本発明広告システムは、このクライアント端末が、バックグラウンド処理にてこのサービス・プロバイダ・サーバを通じてこの記憶部に記憶されたURL情報に対応するこの広告主ウェブ・サイトにアクセスしたとき、この広告主ウェブ・サイトを所有するこの広告主ウェブ・サーバにて、このクライアント端末からの情報よりこのクライアント端末のユーザの趣味・趣向を判断し、この広告主ウェブ・サーバはこのユーザの趣味・趣向に基づいた広告データをこのクライアント端末に送信するするようにしたものである。
【0015】
斯かる本発明によれば、クライアント端末から広告主ウェブ・サイトへバックグラウンドにてアクセスし、広告主ウェブ・サイトにてクライアント端末からの情報を取得してユーザの趣味・趣向に関する情報を得ることができ、これに基いて広告主ウェブ・サーバからクライアント端末に対して広告データの送信を行なうので、送り手の広告主はユーザのほしい情報または広告データを送った場合に広告効果が大きいと思われる広告データだけを効率よく送ることができる。また、ユーザも自分の趣味・趣向に沿った広告のみを受け取ることができる。
【0016】
また本発明広告システムは、この表示部にこの広告コンテンツを表示する際、このクライアント端末のこの表示部への広告コンテンツの表示機能がオンか否かを判断し、この広告コンテンツの表示機能がオンしているときには、この表示部にこの記憶部に記憶したこの広告コンテンツを表示するようにしたものである。
【0017】
斯かる本発明によれば、ユーザが広告表示を希望しているときのみ、広告を表示部に表示するようにしたので、不要な広告を見る煩わしさを軽減することができる。
【0018】
また本発明広告システムは、バックグラウンド処理にてアクセスする広告主ウェブ・サイトのURL情報を、予めこのクライアント端末の記憶部に記憶させるようにしたものである。
【0019】
斯かる本発明によれば、クライアント端末の端末機器製造者が広告主の広告主ウェブ・サイトのURL情報を工場出荷時等に端末機器に登録するにあたり、例えばこの広告主に対しURL情報登録の広告料金を課金するようにした場合には、端末機器製造者は広告主から広告収入を得ることができる。
【0020】
また本発明広告システムは、このクライアント端末にてこの表示部へのこの広告コンテンツの表示機能のオン/オフの切り替えを選択できるようにしたものである。
【0021】
斯かる本発明によれば、クライアント端末の使用者が、このクライアント端末の表示部への広告コンテンツの表示機能のオン/オフの切り替えを選択できるようにしたので、クライアント端末に不要な広告データを表示しないようにすることができ、不要な広告を見る煩わしさを軽減することができる。
【0022】
また本発明広告システムは、この広告主ウェブ・サーバはクライアント端末からの情報を取得した際に、この記憶部に記憶されている広告データとこの広告主ウェブ・サーバの広告データとを比較して、この広告主ウェブ・サーバの広告データの方が新しいときのみ当該広告データをクライアント端末に送信するようにしたものである。
【0023】
斯かる本発明によれば、当該クライアント端末の記憶部に記憶されている広告データとこの広告主ウェブ・サーバの広告データとを比較して、この広告主ウェブ・サーバの広告データの方が新しいときのみ当該広告データを受信するようにしたので、古い広告データ等無駄な広告データを送信することがない。
【0024】
また本発明広告システムは、このクライアント端末の表示部へのこの広告コンテンツの表示を、所定のタイミングまたは所定時間間隔で表示するようにしたものである。
【0025】
斯かる本発明によれば、所定のタイミングまたは所定時間間隔で広告を表示するようにしたので、表示部に過剰に広告が表示されるのを防ぐことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を参照して、本発明広告システムおよび広告方法の実施の形態の例につき説明する。
図1は本発明広告システムの一例を示す概略構成図である。図中、1は例えばインターネット等のネットワーク(電気通信回線)と接続する機能を備えた端末機器(以下、クライアント端末という)であり、ユーザはインターネット・サービス・プロバイダ・サーバ(以下、ISPサーバという)を所有するインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)と契約し、クライアント端末1からISPサーバを介しインターネット10に接続することができる。この例においては、クライアント端末1はISPサーバ11を所有するISP(1)と契約しISPサーバ11を介してインターネット10に接続する如くする。
【0027】
クライアント端末1は、図2に示す如く、例えばインターネット10などのネットワークと物理的に接続する図示しない例えばイーサネット(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)またはモデム等のネットワークインターフェースを有しネットワークとデータをやり取りする通信部2を備え、この通信部2を通じてインターネット10に接続される。この通信部2は図示しないPCIバス等を介して、例えばCPU等を有しデータの処理や各部の制御を行う制御部3に接続し、そして制御部3は図示しないメモリバスなどを介して不揮発性の記憶部4と接続する。この記憶部4は、各種のデータや制御部3が実行すべきプログラム等を保存できる不揮発性のものであればよく、例えばフラッシュROMや、CD−ROM等のリムーバブルな記録メディアも採用することができる。
尚、クライアント端末1としてはネットワーク接続機能を備える、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話器、STB(Set Top Box)と接続されたテレビジョン受像機など、種々のものが採用できる。
【0028】
この記憶部4には、例えばウェブ・ページを見るためのウェブ・ブラウザをはじめとしてバックグラウンドで所定のURL(Uniform Resource Locator)に対応したウェブ・サイトに接続するプログラム等の制御部3が実行すべきプログラムや、後述する受信した広告データやウェブ・サイトに接続するURL情報などが格納されている。そしてまた、制御部3はPCIバス等を介して例えばLCD(液晶表示ディスプレイ)などの表示部5およびこの表示部5に積層されたタッチパネルまたはマウスやキーボード、LED等の表示器などの入出力部6と接続している。
【0029】
例えば、ユーザはクライアント端末1からインターネット10に接続されたウェブ・サーバ21、22、・・・、23が所有するそれぞれのウェブ・サイト21a、22a、・・・、23aに自由にアクセスすることができ、これらウェブ・サイトの各ウェブ・ページには企業や商品等の宣伝をする広告コンテンツを含めさまざまな情報があり、また、これらのコンテンツは、映像、画像、音楽や音声などその表現形態はさまざまである。以下、ウェブ・サーバにおいてこのような広告コンテンツを提供するウェブ・サーバを特に広告主ウェブ・サーバ、およびそこで開設されているウェブ・サイトを広告主ウェブ・サイトというものとする。
【0030】
インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)として、例えば、エアボード(ソニー株式会社商標)とエアボードネット(ソニー株式会社商標)との関係のように、端末機器の製造者がISPを運営しまたはISPと提携して業務上関係し、端末機器購入者をクライアントとして取り込み特色あるサービスを行うISPが提供されている。しかし、実際には上述の端末機器購入者が必ずしもこの製造者が運営または提携しているISPに加入しているわけではない。
【0031】
図1 例でいえば、例えばクライアント端末1の機器製造者はISPサーバ12を所有するISP(2)を運営または提携しているものとする。実際にユーザがインターネット・サービス・プロバイダとして契約し利用しているのはISP(2)ではなくその他の例えばISP(1)であるという場合である。ISPサーバ11を所有するISP(1)に加入している人もそのサービスに100%満足しているわけではなく、ISP(2)の情報があれば、ISP(1)から乗り換えるというユーザも大勢いると考えられる。また、ISP(2)としては、一旦他のISPに加入したユーザに限定して、ISP(2)への加入を促す広告を流すということがなかったが、ISP(2)の利用条件(サービス内容、接続性、コスト等)も刻々と改善されているため、ユーザにタイムリーに情報を伝えられれば、ISP(1)からクライアント端末1の機器製造者が運営または提携するISP(2)への乗り換えも加速されると考えられる。
【0032】
そこで、ユーザがクライアント端末1を利用してインターネット10にアクセスしているときに、バックグラウンド処理にて工場出荷時などに予めクライアント端末1の記憶部4に記憶しておいたURL情報に対応する広告主ウェブ・サーバ22が開設するISP(2)に関する広告コンテンツを有する広告主ウェブ・サイト22a にアクセスする。即ち、クライアント端末機器製造者と業務上関係を持った広告主ウェブ・サーバ22が開設する広告主ウェブ・サイト22aのURL情報をクライアント端末1の記憶部4に入れ込んでおく如くする。
【0033】
このバックグラウンド処理は周知の技術を用いており、例えば一つの方法としては、クライアント端末1からあるウェブ・サイトに接続中または電子メール機能を使用中等のとき、常にコンテンツやメール等のデータの送受を行なっているわけではなく、必ずデータの送受が停止する時間帯やタイミングがある。このデータの送受が行なわれていない時間帯やタイミングを狙って表示部に表示されずユーザが気づかないところで別のウェブ・サイト等にアクセスしデータの送受を行なう如くするものである。
【0034】
そして、広告主ウェブ・サーバ22はISP(2)に関する広告データをクライアント端末1に送信し表示部5に表示してユーザに広告を見せるようにする。尚、ここでいう広告の表示とは、ユーザに対し、動画、画像および文字情報の他、音楽や音声なども含めた形態の広告、宣伝活動を行なうことを指すものとする。
【0035】
図3に、クライアント端末1の広告データの受信処理のフローチャートを示す。
まず、ユーザがクライアント端末1を利用して契約しているISP(1)のISPサーバ11を介してインターネット10に接続する( ステップS1) 。ユーザはインターネット10内の任意の例えばウェブ・サーバ21が所有するウェブ・サイト21aやその他種々のウェブ・サイトに接続し所謂ネットサーフィンを楽しむことができる。このとき、バックグラウンドでは例えば工場出荷時に記憶部4に予め記憶しておいた所定のURL情報より所定のウェブ・サイト、即ちこの例ではISP(2)に関する広告コンテンツを有する広告主ウェブ・サイト22a内の所定のURLにアクセスする(ステップS2)。
【0036】
この処理は例えばISPサーバ11を介した任意のウェブ・サイトにアクセス中のバックグラウンドで行われるので、クライアント端末1が例えばウェブ・サイト21aにアクセスしながらも広告主ウェブ・サイト22aにアクセスしていることはユーザに気づかれることがない。また、そのような機能を備えていることをユーザが知っていたとしても、バックグラウンド処理で広告主ウェブ・サイトにアクセスするのでユーザのネットワークアクセス時の快適性が損なわれることはない。
【0037】
広告主ウェブ・サイト22aにアクセスすると、この広告主ウェブ・サイト22aを所有する広告主ウェブ・サーバ22はクライアント端末1に関する情報、例えば、このクライアント端末1機器本体のシリアルナンバー等のID情報を取得して、このクライアント端末1がISP(2)に加入しているかどうかを判断し(ステップS3)、ISP(2)に加入している場合には、更新すべき広告データがあるかどうかを判断する(ステップS4)。クライアント端末1のID情報が、例えばISP(2)のISPサーバ12内の図示しない加入者データベースに登録されているかどうかを調べることによりクライアント端末1を利用するユーザがISP(2)に加入しているかどうかがわかる。また、更新すべき広告データがあるか否かを調べるには記録部4に保存されたクッキーファイルなどを基に当該ウェブ・サイトに前回アクセスした日時やダウンロードした記録が残っていればその情報から判断する方法などがある。
【0038】
そして、更新すべき広告データがあれば広告主ウェブ・サーバ22よりクライアント端末1に更新すべき新しい広告データを送信し、クライアント端末1は広告主ウェブ・サーバ22より新しい広告データを受信し(ステップS5)、記憶部4に記憶されたこの広告主に関する広告データを更新する(ステップS6)。上述した広告データの更新が終了したならば、続いて入出力部6よりの入力待ち状態(アイドル)となって(ステップS7)、広告データの更新処理終了である。
ステップS3およびステップS4において、ユーザがISP(2)に加入しているまたは更新すべき広告データがない場合には、広告データの受信は行われずステップS7のアイドル状態となる。また、例えば今回のネットワーク接続中に更新すべき広告データの一部しか受信できなかった場合、次回のクライアント端末のネットワーク接続時に始めから広告データを受信し直してもよいが、好ましくは前回受信できなかった残りの広告データだけを受信するようにする。
【0039】
以上のような処理工程とすることで、ISP(2)に加入していない人にだけ広告主ウェブ・サーバ22から広告データを送信することができる。さらに更新すべき広告データがあるか否かを調べることによって既にクライアント端末1に記憶されている重複する広告データの送信を避けることができる。
【0040】
次に、図4は上述の広告データの更新が終了した後のクライアント端末1の電源オン時に行われる広告を表示する際のフローチャートである。
まず、クライアント端末1の電源をオンして(ステップS10)、表示フラグがオンであるかどうかを判断する(ステップS11)。この表示フラグは例えばクライアント端末1の表示部5に設定メニュー(図示せず)を表示して、表示部5に広告を表示するかどうかをユーザが設定できるようにしたものであって、表示フラグがオンであれば広告表示機能がオン、表示フラグがオフであれば広告表示機能オフであることを制御部3が判断する。ユーザは広告の表示が不要なときには設定メニュー画面上にて入出力部6を操作して表示機能のオフを設定することにより広告の表示機能を停止することができ、不要な広告が表示されなくなる。
【0041】
この表示フラグがオンであると判断されたときは、次に、クライアント端末1のインターネット・サービス・プロバイダへの接続設定情報がISPサーバ12に接続するようになっていない、即ちISP(2)に加入しているかどうかを判断する(ステップS12)。これにより既にISP(2)に加入しているユーザに対しては表示部5にこの広告を表示しないので、ユーザが既にISP(2)に加入しているにもかかわら加入を促す広告が表示されるという不快な思いをすることがなくなる。クライアント端末1がISP(2)に加入していないと判断されたときは、クライアント端末1の表示部5にこのISPへの加入を促す広告内容を表示する(ステップS13)。
【0042】
このとき、表示部5に広告を表示させる時間間隔やタイミングを調節できるようにしておくとよい。この例ではクライアント端末1の電源オン時に広告を表示をするようにしたが、例えば、1 週間に1度であるとか5回電源オン毎に1 度とかの割合で広告表示するようにする。また、クライアント端末1の電源オン時ではなく例えばインターネットへの認証接続待ちやアプリケーション・ソフトウェア起動時の待ち時間、またはステップS7でのアイドル状態のときに表示させるなどその他考えられる。これらの広告表示の設定を例えば表示部5に設定メニューを表示させてユーザが簡単に変えられるようにしてもよい。
このようにしたときにはユーザが自分の希望に合せて広告の表示を行なうことができ、ユーザが広告の表示を煩わしく思うということが減少すると考えられる。
【0043】
図5に、表示される広告の一例を示す。この例ではISPサーバ12を所有するISPへの加入を促す広告であって、ユーザは表示部5に表示された広告主ウェブ・サイト22aから提供された広告コンテンツの広告を見て、ISP(2)に入会したいと思ったら入出力部6を操作し「入会申し込み」ボタンを押して入会手続きを行う。さらに詳しい情報を知りたいと思ったら「ISP12のHP」ボタンを押すことによりISP(2)のHPなど広告主ウェブ・サイト22aへアクセスしてISP(2)のサービス内容について詳細な情報を得ることができる。HPとはホームページのことで、本来ウェブ・サイトを構成するウェブ・ページのうち最初に表示されるウェブ・ページの意味に用いられることが多いが、ここでは、ウェブ・サイトを総称してHPという。そして広告を見終わったので表示を消したいと思ったら「表示オフ」ボタンを押して広告の表示を消すようにする(ステップS14)。
【0044】
その後、ユーザがインターネット10に接続(ステップS15)した場合には、記憶部4内の広告データの更新処理を行う(ステップS16)。この広告データの更新処理は図3に示したステップS2乃至ステップS7までの一連の処理と同じ処理工程を経てなるものである。即ち、ユーザが任意のウェブ・サイトに接続中に、バックグラウンド処理でISP(2)が運営または提携している広告主ウェブ・サーバ22が所有する広告主ウェブ・サイト22aにアクセスし、上述の一連の処理と同じ処理を行う。
【0045】
斯かる本例によれば、ISPサーバ22はユーザが利用するクライアント端末1からの情報を取得し、ISP(2)に加入していないユーザのクライアント端末1に対してのみ加入を促す広告データの送信を行うので、ISP(2)としては効率よく広告データを送ることができる
さらには、この広告の宣伝効果によりユーザがISP(1)からISP(2)へ乗り換えたときには、ISP(2)は加入者を増やすことができより良いサービスの提供が期待できる。
【0046】
また、予め記憶部4に記憶させた広告主ウェブ・サイト22aのURL情報に基きクライアント端末1からバックグラウンド処理にて広告主ウェブ・サイト22aに接続するようにしたので、ユーザは広告を要求するなどの設定操作をすることが一切なく、操作の煩わしさを軽減することができる。
また、広告表示機能のオン/オフの切替えをユーザが行なえるようにしたので、ユーザは興味のない情報を見る煩わしさを軽減することができる。
【0047】
また、端末機器製造者が提携するISP(2)の加入促進を広告する広告主ウェブ・サイト22aのURL情報を工場出荷時等に端末機器に登録するにあたり、ISP(2)に対しURL情報登録の広告料金を課金するようにした場合、端末機器製造者はISP(2)から広告収入を得ることができる。
【0048】
以上、ISP(2)への加入促進の広告を例にとって説明したが、コンテンツの広告でも、商品の広告でもよい。ネットワークに接続されたクライアント端末1からの情報(端末名(型式)、ID情報、よくアクセスするURL情報など)からユーザのほしい情報、あるいは情報を送った場合に宣伝効果が大きいと思われる情報を選別し、その情報だけをユーザに送るようにする。
【0049】
例えば、図1 において、ウェブ・サーバ23が所有するウェブ・サイト23aに広告コンテンツ(広告データ)が含まれる場合を考える。このウェブ・サーバ23は例えば自動車販売会社が運営するサーバとし、広告コンテンツの内容は自社の自動車を宣伝するものとする。そして本例においても、予めクライアント端末1の記憶部4にこの広告主ウェブ・サイト23aにアクセスするURL情報を記憶させておく。勿論、その他の広告主ウェブ・サイトへアクセスするURL情報を複数記憶させるようしておくとよい。その他は上述例と同様の構成である。
【0050】
まず、図3例と同様に、ユーザがクライアント端末1から契約しているISP(1)が所有するISPサーバ11を介してインターネット10に接続し、あるウェブ・サーバ、例えばウェブ・サーバ21が所有するウェブ・サイト21aを閲覧している際中に、バックグラウンド処理にて予め記憶部4に記憶させておいた上述の広告主ウェブ・サイト23aのURL情報を呼び出して広告主ウェブ・サイト23aにアクセスする。
【0051】
ここで、図3例のステップS3においては、クライアント端末1がISPサーバ12を所有するISP(2)に加入しているかどうかを判断する如くしていたが、この場合は、広告主ウェブ・サーバ23は記憶部4に保存されたクッキーファイルなどの情報からユーザがよくアクセスするURL等を抽出しユーザの趣味・趣向を分析する如くする。
【0052】
ここで、例えばユーザがよく自動車関係のウェブ・サイトによくアクセスしているようであれば「このユーザは自動車が好き、または興味がある」等と判断する。次に、クライアント端末1の記憶部4内にユーザが関心を示している自動車に関して更新が必要な広告データがあるかどうかを調べて、広告主ウェブ・サーバ23内に更新すべき新しい広告データがあると判断したならば、広告主ウェブ・サーバ23よりクライアント端末1に対し広告データを送信する。クライアント端末1はウェブ・サーバ23より自動車に関する広告データを受信して、記憶部4に記憶されている広告データを更新する如くする。
【0053】
その後、上述の自動車の広告データの更新が終了した後に、図4に示されると同様に、ユーザがクライアント端末1を利用する際に電源オンしたとき、表示フラグがオンであるかどうかを制御部3にて判断する。ここで、図4例のステップS12においては、ISPへの接続設定情報がISPサーバ12であるかどうかを判断したが、この場合は、広告データの更新状況を調査し、前回広告表示したことのある古い広告データについては今回または以後表示部5に表示しないようにすることも考えられる。
【0054】
自動車に関する新しい広告データがあった場合には、表示部5に当該広告データの表示を行い、ユーザが広告表示の閲覧が終了したら、広告表示を消去する。上述例と同様、この広告表示機能を欲していないユーザの為にその広告表示機能のオン/オフの切替えを可能にしておく。その後、ユーザがインターネット10に接続した場合には、記憶部4に記憶された広告データの更新処理を行うようにする。この広告データの更新処理は図3に示すフローチャートのステップS2乃至ステップS7までの一連の処理と同じ処理工程を経てなるものである。
【0055】
上述の記憶部4に予め記憶させる広告主ウェブ・サイトのURL情報を複数とした場合、これらのURL情報の中で何等かの順序を決めてこの順序に沿って広告主ウェブ・サイトへのバックグラウンド処理によるアクセスを行ない、広告データを得る如くする。また、後にクライアント端末1の表示部5に広告を表示する際にも、例えば一画面に表示する広告数、クライアント端末1を起動させてから表示するタイミング、表示する順番や表示するサイクル等、あるいは広告主がURL情報をクライアント端末に登録するのに支払う広告料金の多少による優先度を設けた広告等、何等かの基準や順序を設けて広告表示するようにすることが考えられる
その他上述のインターネット・サービス・プロバイダの加入促進の広告の例と同様の作用効果が得られる。
【0056】
斯かる本例によれば、広告主ウェブ・サイト22aにてユーザが利用するクライアント端末1からの情報を取得してユーザの趣味・趣向を判断することができ、これに基いて広告主ウェブ・サーバ22からクライアント端末1に対して広告データの送信が行なわれるので、広告主はユーザのほしい情報または広告データを送った場合に広告効果が大きいと思われる広告データだけをクライアント端末に効率よく送ることができる。
【0057】
また、予め記憶部4に記憶させた広告主ウェブ・サイト22aのURL情報に基きクライアント端末1からバックグラウンド処理にて広告主ウェブ・サイト22aに接続するようにしたので、ユーザは広告を要求するなどの設定操作をすることが一切なく、操作の煩わしさを軽減することができる。
また、広告表示機能のオン/オフの切替えをユーザが行なえるようにしたので、ユーザは興味のない情報を見る煩わしさを軽減することができる。
【0058】
また、端末機器製造者が提携する広告主の広告主ウェブ・サイト22aのURL情報を工場出荷時等に端末機器に登録するにあたり、この広告主に対しURL情報登録の広告料金を課金するようにした場合には、端末機器製造者は広告主から広告収入を得ることができる。
その他、上述のインタネット・ サービス・プロバイダへの加入促進の例と同様の作用効果が得られる。
【0059】
尚、本発明は上述した実施の形態の例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を取り得ることは勿論である。
【0060】
【発明の効果】
斯かる本発明によれば、クライアント端末から広告主ウェブ・サイトへバックグラウンドにてアクセスし、広告主ウェブ・サイトにてユーザが利用するクライアント端末からの情報を取得してユーザに関する情報を得ることができ、この取得した情報に基いて広告主ウェブ・サーバからクライアント端末に対して広告データの送信を行なうので、送り手の広告主はユーザのほしい情報または広告データを送った場合に広告効果が大きいと思われる広告データをその広告データを欲している相手に効率よく送ることができる。
また、クライアント端末からバックグラウンド処理にて広告主ウェブ・サイトに接続するようにしたので、ユーザは広告を要求するなどの設定操作をすることが一切なく、操作の煩わしさを軽減することができる。
【0061】
また本発明によれば、クライアント端末の端末機器製造者が広告主の広告主ウェブ・サイトのURL情報を工場出荷時等に端末機器に登録するにあたり、この広告主に対しURL情報登録の広告料金を課金するようにした場合には、端末機器製造者は広告主から広告収入を得ることができる。
【0062】
また本発明によれば、クライアント端末の使用者が、このクライアント端末の表示部への広告コンテンツの表示機能のオン/オフの切替えを選択できるようにしたので、ユーザが不要な広告データを表示しないようにすることができ、ユーザが興味のない情報を見る煩わしさを軽減することができる。
【0063】
また本発明によれば、クライアント端末の記憶部に記憶されている広告データとこの広告主ウェブ・サーバの広告データとを比較して、この広告主ウェブ・サーバの広告データの方が新しいときのみ当該広告データを受信するようにしたので、古い広告データ等無駄な広告データを送信するのを防止することができる。
【0064】
また本発明によれば、所定のタイミングまたは所定時間間隔で広告を表示するようにしたので、表示部に過剰に広告が表示されるのを防ぐことができ、ユーザに広告の表示を煩わしく感じさせないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明広告システムの構成の一例を示す概略構成図である。
【図2】クライアント端末の一例を示す構成図である。
【図3】本発明広告方法の説明に供するフローチャートである。
【図4】本発明広告方法の説明に供するフローチャートである。
【図5】広告の表示例を示す線図である。
【符号の説明】
1・・・・クライアント端末、2・・・・通信部、4・・・・記憶部、5・・・・表示部、10・・・・インターネット、11,12・・・・ISPサーバ、21・・・・ウェブ・サーバ、22,23・・・・広告主ウェブ・サーバ、21a・・・・ウェブ・サイト、22a,23a・・・・広告主ウェブ・サイト

Claims (24)

  1. クライアント端末からネットワーク上の任意のウェブ・サーバが所有するウェブ・サイトへのアクセスを仲介するサービス・プロバイダ・サーバと、
    広告コンテンツを提供する広告主ウェブ・サイトを有し、前記クライアント端末からの情報を取得して、該取得した情報に応じて前記クライアント端末に対し前記広告コンテンツを構成する広告データを送信する広告主ウェブ・サーバと、ネットワーク接続機能と、前記ウェブ・サイトが提供するコンテンツを閲覧するブラウザ・プログラムおよび表示部と、クライアント端末自身に関する情報およびURL情報を記憶する記憶部とを有し、前記サービス・プロバイダ・サーバを介して前記ネットワークにアクセス中に、バックグラウンド処理にて前記サービス・プロバイダ・サーバを介して前記URL情報に対応する前記広告主ウェブ・サイトにアクセスし、該広告主ウェブ・サイトを所有する広告主ウェブ・サーバより送信される広告コンテンツを構成する広告データを受信して前記記憶部に記憶するクライアント端末と
    を備え、
    前記記憶部に記憶した前記広告データを呼び出して前記クライアント端末の表示部に当該広告コンテンツを表示するようにしたことを特徴とする広告システム。
  2. クライアント端末からネットワーク上の任意のウェブ・サーバが所有するウェブ・サイトへのアクセスを仲介する第1 のサービス・プロバイダ・サーバと、
    広告コンテンツを提供する広告主ウェブ・サイトを有し、前記クライアント端末からの情報を取得して、該取得した情報に応じて前記クライアント端末に対し前記広告コンテンツを構成する広告データを送信する広告主ウェブ・サーバと、ネットワーク接続機能と、前記ウェブ・サイトが提供するコンテンツを閲覧するブラウザ・プログラムおよび表示部と、クライアント端末自身に関する情報およびURL情報を記憶する記憶部とを有し、前記第1 のサービス・プロバイダ・サーバを介して前記ネットワークにアクセス中に、バックグラウンド処理にて前記第1 のサービス・プロバイダ・サーバを介して前記URL情報に対応する広告主ウェブ・サイトにアクセスし、該広告主ウェブ・サイトを所有する広告主ウェブ・サーバより送信される広告コンテンツを構成する広告データを受信して前記記憶部に記憶するクライアント端末と
    を備え、前記記憶部に記憶した前記広告データを呼び出して前記クライアント端末の表示部に当該広告コンテンツを表示するようにした広告システムにおいて、
    前記クライアント端末がバックグラウンド処理にて前記第1 のサービス・プロバイダ・サーバを介して前記記憶部に記憶されたURL情報に対応する前記広告主ウェブ・サイトにアクセスしたとき、
    前記広告主ウェブ・サイトを有する前記広告主ウェブ・サーバにて、前記クライアント端末に関する情報より前記クライアント端末が前記第1 のサービス・プロバイダとは別に当該クライアント端末機器製造者と業務上関係する第2のサービス・プロバイダと契約しているか否かを判断し、
    前記クライアント端末が前記第2のサービス・プロバイダとは契約していないと判断されたときには、前記広告主ウェブ・サーバは前記第2のサービス・プロバイダに関する広告コンテンツを構成する広告データを前記クライアント端末に送信する
    ようにしたことを特徴とする広告システム。
  3. 請求項2に記載の広告システムにおいて、
    前記表示部に前記広告コンテンツを表示する際、前記クライアント端末の表示部への広告コンテンツの表示機能がオンしているか否か、さらに、前記クライアント端末と前記第2のサービス・プロバイダとの接続契約がなされているか否かを判断し、
    前記広告コンテンツの表示機能がオンであり、かつ、前記第2のサービス・プロバイダとの契約がなされていないときは、前記表示部に前記記憶部に記憶した前記第2のサービス・プロバイダに関する広告コンテンツを表示する
    ようにしたことを特徴とする広告システム。
  4. 請求項1に記載の広告システムにおいて、
    前記クライアント端末が、バックグラウンド処理にて前記サービス・プロバイダ・サーバを通じて前記記憶部に記憶されたURL情報に対応する前記広告主ウェブ・サイトにアクセスしたとき、
    前記広告主ウェブ・サイトを所有する前記広告主ウェブ・サーバにて、前記クライアント端末からの情報より前記クライアント端末のユーザの趣味・趣向を判断し、
    前記広告主ウェブ・サーバは前記ユーザの趣味・趣向に基づいた広告データを前記クライアント端末に送信する
    ようにしたことを特徴とする広告システム。
  5. 請求項4に記載の広告システムにおいて、
    前記表示部に前記広告コンテンツを表示する際、前記クライアント端末の前記表示部への広告コンテンツの表示機能がオンしてるか否かを判断し、
    前記広告コンテンツの表示機能がオンしているときには、前記表示部に前記記憶部に記憶した前記広告コンテンツを表示する
    ようにしたことを特徴とする広告システム。
  6. 請求項1または2に記載の広告システムにおいて、
    バックグラウンド処理にてアクセスする広告主ウェブ・サイトのURL情報を、予め前記クライアント端末の記憶部に記憶させるようにしたことを特徴とする広告システム。
  7. 請求項1または2に記載の広告システムにおいて、
    前記クライアント端末にて前記表示部への前記広告コンテンツの表示機能のオン/オフの切り替えを選択できるようにしたことを特徴とする広告システム。
  8. 請求項1または2に記載の広告システムにおいて、
    前記広告主ウェブ・サーバは、前記クライアント端末からの情報を取得した際に、前記記憶部に記憶されている広告データと前記広告主ウェブ・サーバの広告データとを比較して、前記広告主ウェブ・サーバの広告データの方が新しいときのみ当該広告データをクライアント端末に送信するようにしたことを特徴とする広告システム。
  9. 請求項1または2に記載の広告システムにおいて、
    前記クライアント端末の表示部への前記広告コンテンツの表示を、所定のタイミングまたは所定時間間隔で表示するようにしたことを特徴とする広告システム。
  10. 請求項1に記載の広告システムに用いられる前記広告主ウェブ・サーバ。
  11. 請求項1に記載の広告システムに用いられる前記クライアント端末。
  12. 請求項1に記載の広告システムに用いられる前記広告主ウェブ・サーバおよび前記クライアント端末。
  13. 請求項2に記載の広告システムに用いられる前記第2のサービス・プロバイダ・サーバ。
  14. 請求項2に記載の広告システムに用いられる前記第2のサービス・プロバイダ・サーバおよび前記広告主ウェブ・サーバ。
  15. 請求項2に記載の広告システムに用いられる前記第2のサービス・プロバイダ・サーバおよび前記クライアント端末。
  16. ネットワーク接続機能、ウェブ・サイトが提供するコンテンツを閲覧するブラウザ・プログラムおよび表示部と、クライアント端末自身に関する情報およびURL情報を記憶する記憶部とを備えるクライアント端末より、当該クライアント端末からネットワーク上の任意のウェブ・サーバが所有するウェブ・サイトへのアクセスを仲介するサービス・プロバイダ・サーバを介して前記ネットワークにアクセス中に、バックグラウンド処理にて前記サービス・プロバイダ・サーバを介して、前記URL情報に対応し広告コンテンツを提供する広告主ウェブ・サイトにアクセスし、
    該広告主ウェブ・サイトを所有する広告主ウェブ・サーバが前記クライアント端末に関する情報を取得し、
    前記広告主ウェブ・サーバは前記取得した情報に応じて前記クライアント端末に対し前記広告コンテンツを構成する広告データを送信し、
    前記クライアント端末は前記広告主ウェブ・サーバより送信される前記広告コンテンツを構成する広告データを受信して前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶した広告データを呼び出して前記クライアント端末の表示部に前記広告コンテンツを表示する
    ようにしたことを特徴とする広告方法。
  17. ネットワーク接続機能、ウェブ・サイトが提供するコンテンツを閲覧するブラウザ・プログラムおよび表示部と、クライアント端末自身に関する情報およびURL情報を記憶する記憶部とを備えるクライアント端末より、当該クライアント端末からネットワーク上の任意のウェブ・サーバが所有するウェブ・サイトへのアクセスを仲介する第1 のサービス・プロバイダ・サーバを介して前記ネットワークにアクセス中に、バックグラウンド処理にて前記第1 のサービス・プロバイダ・サーバを介して、前記URL情報に対応し広告コンテンツを提供する広告主ウェブ・サイトにアクセスし、
    前記広告主ウェブ・サーバにおいて、前記クライアント端末に関する情報より前記クライアント端末が前記第1 のサービス・プロバイダとは別に当該クライアント端末機器製造者と業務上関係する第2のサービス・プロバイダと契約しているか否かを判断し、
    前記クライアント端末が前記第2のサービス・プロバイダと契約していないと判断されたときには、前記広告主ウェブ・サーバは前記第2のサービス・プロバイダに関する広告コンテンツを構成する広告データを前記クライアント端末に送信し、
    前記クライアント端末は前記広告主ウェブ・サーバより送信される前記広告コンテンツを構成する広告データを受信して前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶した広告データを呼び出して前記クライアント端末の表示部に前記広告コンテンツを表示する
    ようにしたことを特徴とする広告方法。
  18. 請求項17に記載の広告方法において、
    前記表示部に前記広告コンテンツを表示する際、前記クライアント端末の表示部への広告コンテンツの表示機能がオンしているか否か、さらに、前記クライアント端末と前記第2のサービス・プロバイダとの契約がなされているか否かを判断し、
    前記広告コンテンツの表示機能がオンであり、かつ、前記第2のサービス・プロバイダとの契約がなされていないときは、前記表示部に前記記憶部に記憶した前記第2のサービス・プロバイダに関する広告コンテンツを表示する
    ようにしたことを特徴とする広告方法。
  19. 請求項16に記載の広告方法において、
    前記クライアント端末が、バックグラウンド処理にて前記サービス・プロバイダ・サーバを通じて前記記憶部に記憶されたURL情報に対応する前記広告主ウェブ・サイトにアクセスしたとき、
    前記広告主ウェブ・サイトを所有する前記広告主ウェブ・サーバにて、前記クライアント端末からの情報より前記クライアント端末のユーザの趣味・趣向を判断し、
    前記広告主ウェブ・サーバは前記ユーザの趣味・趣向に基づいた広告データを前記クライアント端末に送信する
    ようにしたことを特徴とする広告方法。
  20. 請求項19に記載の広告方法において、
    前記表示部に前記広告コンテンツを表示する際、ユーザが前記クライアント端末の前記表示部への広告コンテンツの表示機能がオンしてるか否かを判断し、
    前記広告コンテンツの表示機能がオンしているときには、前記表示部に前記記憶部に記憶した前記広告コンテンツを表示する
    ようにしたことを特徴とする広告方法。
  21. 請求項16または17に記載の広告方法において、
    バックグラウンド処理にてアクセスする広告主ウェブ・サイトのURL情報を、予め前記クライアント端末の記憶部に記憶させるようにしたことを特徴とする広告方法。
  22. 請求項16または17に記載の広告方法において、
    前記クライアント端末にて前記表示部への前記広告コンテンツの表示機能のオン/オフの切り替えを選択できるようにしたことを特徴とする広告方法。
  23. 請求項16または17に記載の広告方法において、
    前記広告主ウェブ・サーバは、前記クライアント端末からの情報を取得した際に、前記記憶部に記憶されている広告データと前記広告主ウェブ・サーバの広告データとを比較して、前記広告主ウェブ・サーバの広告データの方が新しいときのみ当該広告データをクライアント端末に送信するようにしたことを特徴とする広告方法。
  24. 請求項16または17に記載の広告方法において、
    前記クライアント端末の表示部への前記広告コンテンツの表示を、所定のタイミングまたは所定時間間隔で表示するようにしたことを特徴とする広告方法。
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CN113487343A (zh) * 2021-06-07 2021-10-08 上海众言网络科技有限公司 问卷投放方法、装置、电子设备及存储介质

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