JP2004075639A - Cosmetic having spreadability and adhesivity - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a preparation for cosmetic having excellent spreadability and adhesivity. <P>SOLUTION: The cosmetic contains (1) an oil having high viscosity and (2) a (10-20C) acylsarcosine (1-4C) alkyl. Preferable examples of the oil having high viscosity are isostearic acid esters such as diisostearyl malate, dipentaerythritol monoisostearate, sucrose tetraisostearate, polyglycerol isostearic acid ester such as diglyceryl diisosyearate, a heavy liquid isoparaffin such as hydrogenated isobutene/n-butene copolymer or polybutene and high-viscosity silicone such as dimethylpolysiloxane having high polymerization degree, crosslinked methylpolysiloxane or methylphenylpolysiloxane having high polymerization degree. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料に関し、更に詳細には、延展性と密着性を有する化粧料に好適な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧料に於いて、密着性と延展性とは相反する要素であり、且つ、その両方ともが使用に於いては重要になってくる。これまで密着性があり、且つ、延展性のある剤形は知られておらず、通常は密着性を犠牲にして延展性を取るか、延展性を犠牲にして密着性を取るかのどちらかであり、犠牲の度合いとメリットの度合いをバランスして剤形を決めるのが常であった。この様な要素は、取り分けメークアップ化粧料に於いては重要になってくる。これは、通常メークアップ化粧料には、演色効果を持たせる意味で粉体が含有されており、延展性が悪いと使用時に刺激を発現してしまうことがあり、密着性が悪いと化粧効果や化粧持ちが損なわれてしまうためである。従って、延展性、密着性ともに優れる製剤を開発することは化粧料の分野に於いては大変意義深いことであると言える。
【0003】
一方、リンゴ酸ジイソステアリル、ジペンタエリトリットモノイソステアリン酸エステル、ショ糖テトライソステアレート、重質流動イソパラフィン、高粘度シリコーン及びポリグリセリンのイソステアリン酸エステル等の高粘度油剤も、ラウロイルサルコシンイソプロピルの様な(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルも何れも化粧料用の汎用原料であるが、かかる高粘度油剤と(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルとを組み合わせた製剤は全く知られておらず、従って、この様な組合せを含む化粧料製剤が延展性、密着性ともに優れる製剤であることも全く知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、延展性、密着性ともに優れる化粧用の製剤を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】
本発明者らは、この様な状況に鑑みて、延展性、密着性ともに優れる化粧料用の製剤を求め、鋭意研究努力を重ねた結果、1)リンゴ酸ジイソステアリル、ジペンタエリトリットモノステアリン酸エステル、ショ糖テトライソステアレート、重質流動イソパラフィン、高粘度シリコーン及びポリグリセリンのイソステアリン酸エステル等の高粘度油剤と2)ラウロイルサルコシンイソプロピルの様な(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルとを含有する化粧料製剤がその様な特性を有していることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
(1)1)高粘性油剤と2)(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルとを含有することを特徴とする化粧料。
(2)高粘度油剤が、リンゴ酸ジイソステアリル、ジペンタエリトリットモノステアリン酸エステル、ショ糖テトライソステアレート、重質流動イソパラフィン、高粘度シリコーン及びポリグリセリンのイソステアリン酸エステルから選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(1)に記載の化粧料。
(3)(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルがラウロイルサルコシンイソプロピルであることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の化粧料。
(4)更に、多価アルコールを含有することを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の化粧料。
(5)多価アルコールが、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール及び1,2−ヘキシレングリコールから選択されるものであることを特徴とする、(4)に記載の化粧料。
(6)メークアップ化粧料であることを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の化粧料。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について、実施の形態について、更に詳細に説明を加える。
(1)本発明の化粧料の必須成分である高粘度油剤
本発明の化粧料は高粘度油剤を必須成分として含有する。高粘度油剤としては、1気圧20℃の条件下で、粘ちょうなレオロジー特性を有する油剤のことを意味し、この様なレオロジー特性の表現値としては、粘度が1000センチストークス以上であることが示される。この様な高粘度油剤としては、リンゴ酸ジイソステアリル、ジペンタエリトリットモノイソステアリン酸エステル、ショ糖テトライソステアレート、ジグリセリンジイソステアレート、トリグリセリンジイソステアレート、デカグリセリンデカイソステアレート等のポリグリセリンのイソステアリン酸エステルなどのイソステアリン酸エステル類、イソブテンとn−ブテンの共重合体の水素添加物やポリブテンなどの重質流動イソパラフィン類、ジメチルポリシロキサンの高重合度のものや架橋型メチルポリシロキサン或いはメチルフェニルポリシロキサンの高重合度のものなどの高粘度シリコーンなどが好ましく例示できる。これらは唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有することも出来る。これらのなかで特に好ましいものは、リンゴ酸ジイソステアリルである。これは、この油剤を含有した場合に特に密着性が優れるためである。又、このものを含有した場合に於いては、優れたグロス感が得られる副次的効果も存する。本発明の化粧料に於いて、かかる高粘度油剤がこれらの効果を発現するには、化粧料全量に対して、かかる高粘度油剤が、総量で20〜80重量%含有されることが好ましい。
【0007】
(2)本発明の化粧料の必須成分である(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキル
本発明の化粧料は、(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルを必須成分として含有する。(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルは、N−メチルグリシンを塩化水素で飽和させたアルコール中で処理し、N−メチルグリシンアルキルエステル塩と為し、しかる後、中和によりフリー体に変換し、これに無水条件でアルカリ存在下アシルハライドを縮合させることにより得ることが出来る。ここで、かかる(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルを構成する、(C10〜20)アシル基として好ましいものは、2−エチルヘキサノイル基、ラウロイル基、パルミトイル基、ミリストイル基、ステアロイル基、オレオイル基、イソステアロイル基等であり、この内ラウロイル基が特に好ましい。これは、この基の導入により他の成分との混和性が高まり、高粘度油剤が存在しても延展性を損なうことがないためである。又、(C1〜4)アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロブチル基、シクロプロピルメチル基などが例示でき、これらの内ではイソプロピル基が特に好ましい。これはこの基を導入することにより延展性が著しく向上するからである。この様な、(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルは、前記の如くに調整して用いても良いし、既に市販されているものを利用してもよい。好ましい市販品としては、味の素株式会社より市販されているエルデュウ(登録商標)SL−205(ラウロイルサルコシンイソプロピル)が例示できる。本発明の化粧料において、(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルは唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有することも出来る。又、前記の効果を発揮するためには、(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルの含有量は、化粧料全量に対して、総量で1〜30重量%が好ましい。
【0008】
(3)本発明の化粧料
本発明の化粧料は、上記必須成分である、1)高粘性油剤と2)(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルとを含有することを特徴とする。本発明の化粧料としては、その種類、剤形は特段の限定はされず、例えば、剤形であれば、一様な溶液剤形、乳化剤形。オイルゲル剤形、粉体剤形、粉体剤形とオイルゲル剤形の中間的なマトリックス剤形などが挙げられ、化粧料の種類であれば、乳液、オイル、エッセンス、パックなどのスキンケア化粧料、下地料、ファンデーション、白粉、口紅、リップグロス、頬紅、アイカラー、マスカラ、アイライナー等のメークアップ化粧料など何れもが適用可能である。特に好ましいものとしては、本発明の化粧料のレオロジー特性が生かせる、メークアップ化粧料である。本発明の化粧料をメークアップ化粧料に適用することにより、粉体などの摩擦増加因子が存在しても、摩擦による刺激発現することなく、なめらかに延展し、密着性良くきれいな化粧仕上がりを具現化する。又、そのグロス効果によるツヤ付与もかかる化粧仕上がりに寄与している。
【0009】
本発明の化粧料に於いては、上記必須の成分以外に、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、高粘度油剤を除く、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やセチルイソオクタネート等のエステル類、オリーブ油等のトリグリセライド類、オクタデシルアルコールやオレイルアルコール等の高級アルコール類等の油性成分、グリセリンや1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、イソプレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤類等が例示できる。これらの内、好ましいものとしては、多価アルコール類が例示でき、多価アルコール類の中では、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール及び1,2−ヘキシレングリコールから選択されるものが特に好ましい。これらは製剤の脂っぽい感触を抑え、皮膚に乾燥感が現れるのを抑制する作用を有するからである。かかる多価アルコール類は唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有することも出来る。これら多価アルコール類の好ましい含有量は、化粧料全量に対して、総量で0.1〜20重量%であり、更に好ましくは1〜10重量%である。本発明の化粧料は、この様な必須成分、任意成分、好ましい成分を常法に従って処理することにより、製造することが出来る。
【0010】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ、限定されないことは言うまでもない。
【0011】
<実施例1>
以下に示す処方に従って、本発明の化粧料である、グロスオイルを作成した。即ち、処方成分を室温で混合、可溶化し、本発明のグロスオイル1を得た。このものについて、下記に示すリップカラーに対するグロスとしての、ツヤ付与特性を専門パネラーにより、調べた。評価項目としては、ツヤの程度、リップカラーの滲みの無さ、化粧仕上がりの美しさで、評価基準はスコア5:非常によい、スコア4:よい、スコア3:普通、スコア2:悪い、スコア1:非常に悪いを用いた。同時に、グロスオイル1のリンゴ酸ジイソステアリルを、高粘度油剤ではない、通常の油剤であるオリーブオイルに置換した比較例1、ラウロイルサルコシンイソプロピルをオリーブオイルに置換した比較例2も作成し同様に評価した。結果を表1に示す。これより、本発明のグロスオイル1は優れたグロス付与効果があることがわかる。即ち、通常の化粧料組成に於いては、オイル状態では延展性はあるものの、密着性が低く、これにより塗布時の止まりが悪く、リップカラーの仕上がりが崩れてしまうため、液状のグロス化粧料は開発できなかったが、本発明の化粧料では延展性が良く、密着性のよい性質から、リップカラーの仕上がりを崩すことなく、リップカラー上に塗布することが出来、グロス化粧料の液体製剤化が可能となったことがわかる。
(グロス化粧料)
リンゴ酸ジイソステアリル           75  重量部
ラウロイルサルコシンイソプロピル       20  重量部
1,2−ペンタンジオール            5  重量部
(評価用のリップカラー)
マイクロクリスタリンワックス         10  重量部
固形パラフィン                 5  重量部
スクワラン                  30  重量部
カルナウバワックス              10  重量部
モクロウ                    5  重量部
ポリエチレン                  5  重量部
ヒマシ油                   20  重量部
色素                     15  重量部
【0012】
【表1】

Figure 2004075639
【0013】
<実施例2〜8>
実施例1と同様に高粘度油剤の種類を変えて同様にグロスオイルを作成し、評価した。評価結果を表2に示す。これより、本発明の化粧料が延展性と密着性に優れたものであることがわかる。
高粘度油剤*                 75  重量部
ラウロイルサルコシンイソプロピル       20  重量部
1,2−ペンタンジオール            5  重量部
*詳細は表2に示す。
【0014】
【表2】
Figure 2004075639
(注1)イソブテンとn−ブテンの共重合体の水素添加物(日本油脂株式会社製;重質流動イソパラフィン)
【0015】
<実施例9>
同様にラウロイルサルコシンイソプロピルを変えて、検討を行った。
リンゴ酸ジイソステアリル           75  重量部
アシルサルコシンアルキル**         20  重量部
1,2−ペンタンジオール            5  重量部
**詳細は表3に記す。
【0016】
【表3】
Figure 2004075639
【0017】
<実施例13>
下記処方に従って、本発明の化粧料である、リップカラーを作成した。即ち、処方成分を加温ニーダーで混練りした後、加温ロールにかけ、分散させ、再度95℃に加熱して、金型に流し込んで成形し、容器に装着して、本発明の化粧料であるリップカラー1を得た。同時に、リンゴ酸ジイソステアリルを、高粘度油剤ではない、通常の油剤であるオリーブオイルに置換した比較例3、ラウロイルサルコシンイソプロピルをオリーブオイルに置換した比較例4も作成し、これらの化粧仕上がりを専門パネラーにより評価した。評価項目は化粧持ち、ツヤの良さ、化粧映えで、評価基準はスコア5:非常によい、スコア4:よい、スコア3:普通、スコア2:悪い、スコア1:非常に悪いを用いた。結果を表4に示す。これより、本発明の化粧料はその延展性と密着性の良さから、優れた化粧仕上がりを有することがわかる。
マイクロクリスタリンワックス         10  重量部
固形パラフィン                 5  重量部
スクワラン                  10  重量部
リンゴ酸ジイソステアリル           14  重量部
ラウロイルサルコシンイソプロピル        5  重量部
1,2−ペンタンジオール            1  重量部
カルナウバワックス              10  重量部
モクロウ                    5  重量部
ポリエチレン                  5  重量部
ヒマシ油                   20  重量部
色素                     15  重量部
【0018】
【表4】
Figure 2004075639
【0019】
<実施例14>
下記処方に従って、本発明の化粧料である、白粉を作成した。即ち、イをヘンシェルミキサーで混合した後、0.9mmφ丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕した。しかる後、ヘンシェルミキサーで混合しながらロの成分をコートし、1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に詰め加圧成型し、固形白粉1を得た。同時に、リンゴ酸ジイソステアリルを、高粘度油剤ではない、通常の油剤であるオリーブオイルに置換した比較例5、ラウロイルサルコシンイソプロピルをオリーブオイルに置換した比較例6も作成し、これらの化粧仕上がりを専門パネラーにより評価した。評価項目は化粧持ち、色味ののり、化粧映えで、評価基準はスコア5:非常によい、スコア4:よい、スコア3:普通、スコア2:悪い、スコア1:非常に悪いを用いた。結果を表5に示す。これより、本発明の化粧料はその延展性と密着性の良さから、優れた化粧仕上がりを有することがわかる。

シリコーン処理セリサイト           30  重量部
シリコーン処理マイカ             10  重量部
シリコーン処理二酸化チタン          10  重量部
シリコーン処理チタンマイカ           3  重量部
シリコーン処理黄色酸化鉄            6  重量部
シリコーン処理ベンガラ             1  重量部

リンゴ酸ジイソステアリル           14  重量部
ラウロイルサルコシンイソプロピル        5  重量部
1,2−ペンタンジオール            1  重量部
【0020】
【表5】
Figure 2004075639
【0021】
<実施例15>
下記に示す処方に従って、本発明の化粧料である、乳液を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成分をそれぞれ70℃に加熱し、イにロを加えて中和した後、ハを徐々に加えて乳化し、ホモジナイザーにより、乳化粒子を均質化し、攪拌冷却して本発明の化粧料である、乳液1を得た。同時に、リンゴ酸ジイソステアリルを、高粘度油剤ではない、通常の油剤であるオリーブオイルに置換した比較例7、ラウロイルサルコシンイソプロピルをオリーブオイルに置換した比較例8も作成し、これらの使用特性を専門パネラーにより評価した。評価項目は、のびの良さ、密着感、しっとり感の良さで、評価基準はスコア5:非常によい、スコア4:よい、スコア3:普通、スコア2:悪い、スコア1:非常に悪いを用いた。結果を表6に示す。これより、本発明の化粧料は延展性の良さと密着性の良さからスキンケア化粧料としても好適であることがわかる。

アクリル酸・メタクリル酸(C10〜30)コポリマー 0.4重量部
水                        50  重量部
1,2−ヘキシレングリコール            5  重量部
フェノキシエタノール                0.6重量部

10%水酸化カリウム水溶液             2  重量部
水                        23  重量部

リンゴ酸ジイソステアリル             14  重量部
ラウロイルサルコシンイソプロピル          5  重量部
【0022】
【表6】
Figure 2004075639
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、延展性、密着性ともに優れる化粧用の製剤を提供することができる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to cosmetics, and more particularly, to cosmetics suitable for cosmetics having spreadability and adhesion.
[0002]
[Prior art]
In cosmetics, adhesion and spreadability are contradictory factors, and both of them become important in use. Until now, adhesive and spreadable dosage forms have not been known. Usually, either spreadability is obtained at the expense of adhesiveness or adhesiveness is obtained at the expense of spreadability. Therefore, the dosage form is usually determined by balancing the degree of sacrifice and the degree of merit. Such factors become particularly important in makeup cosmetics. This is because make-up cosmetics usually contain powder in the sense of having a color rendering effect, and if spreadability is poor, irritation may occur during use, and if adhesiveness is poor, cosmetic effect may be exhibited. This is because the longevity of the makeup is impaired. Therefore, it can be said that developing a formulation excellent in both spreadability and adhesiveness is very significant in the field of cosmetics.
[0003]
On the other hand, high-viscosity oils such as diisostearyl malate, dipentaerythritol monoisostearate, sucrose tetraisostearate, heavy liquid isoparaffin, high-viscosity silicone and polyglycerin isostearate are also known as lauroyl sarcosine isopropyl. Such (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyls are all general-purpose raw materials for cosmetics. Such a high-viscosity oil and (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyl are combined. No preparation is known, and therefore, it is not known at all that a cosmetic preparation containing such a combination is a preparation excellent in both spreadability and adhesion.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made under such circumstances, and an object of the present invention is to provide a cosmetic preparation having excellent spreadability and adhesiveness.
[0005]
[Means for solving the problem]
In view of such circumstances, the present inventors have sought a cosmetic preparation having both excellent spreadability and adhesiveness, and as a result of intensive research efforts, 1) diisostearyl malate, dipentaerythritol monolate High viscosity oils such as stearic acid ester, sucrose tetraisostearate, heavy liquid isoparaffin, high viscosity silicone and isostearic acid ester of polyglycerin; and 2) (C10-20) acyl sarcosine such as lauroyl sarcosine isopropyl (C1 4) The inventors have found that a cosmetic preparation containing alkyl has such properties, and have completed the invention. That is, the present invention relates to the following technology.
(1) A cosmetic comprising 1) a highly viscous oil and 2) (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyl.
(2) The high-viscosity oil is selected from diisostearyl malate, dipentaerythritol monostearate, sucrose tetraisostearate, heavy liquid isoparaffin, high-viscosity silicone and isostearate of polyglycerin. The cosmetic according to (1), wherein the cosmetic is at least two species.
(3) The cosmetic according to (1) or (2), wherein the (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyl is lauroyl sarcosine isopropyl.
(4) The cosmetic according to any one of (1) to (3), further comprising a polyhydric alcohol.
(5) The cosmetic according to (4), wherein the polyhydric alcohol is selected from 1,3-butanediol, 1,2-pentanediol and 1,2-hexylene glycol. .
(6) The cosmetic according to any one of (1) to (5), which is a makeup cosmetic.
[0006]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in more detail.
(1) High viscosity oil which is an essential component of the cosmetic of the present invention The cosmetic of the present invention contains a high viscosity oil as an essential component. The high viscosity oil agent means an oil agent having a viscous rheological property under the condition of 1 atm and 20 ° C., and the expression value of such a rheological property is that the viscosity is 1000 centistokes or more. Is shown. Examples of such high viscosity oils include diisostearyl malate, dipentaerythritol monoisostearate, sucrose tetraisostearate, diglycerin diisostearate, triglycerin diisostearate, decaglycerin decaisostearate. Isostearate such as polyglycerin isostearate such as acrylate, hydrogenated isobutene / n-butene copolymer, heavy liquid isoparaffins such as polybutene, dimethylpolysiloxane with high degree of polymerization or crosslinking Preferred examples include high-viscosity silicones such as those having a high degree of polymerization of type methylpolysiloxane or methylphenylpolysiloxane. These may contain only one kind or two or more kinds in combination. Among these, particularly preferred is diisostearyl malate. This is because adhesion is particularly excellent when this oil agent is contained. In addition, when this is contained, there is a secondary effect of obtaining an excellent gloss feeling. In the cosmetic of the present invention, in order for such a high-viscosity oil to exhibit these effects, it is preferable that the total amount of the high-viscosity oil is 20 to 80% by weight based on the total amount of the cosmetic.
[0007]
(2) (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyl which is an essential component of the cosmetic of the present invention The cosmetic of the present invention contains (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyl as an essential component. contains. (C10-20) acylsarcosine (C1-4) alkyl is treated with N-methylglycine in an alcohol saturated with hydrogen chloride to form an N-methylglycine alkyl ester salt, and then freed by neutralization. Can be obtained by condensing an acyl halide under anhydrous conditions in the presence of an alkali. Here, preferred (C10-20) acyl groups constituting the (C10-20) acylsarcosine (C1-4) alkyl are 2-ethylhexanoyl, lauroyl, palmitoyl, myristoyl, stearoyl. Group, an oleoyl group, an isostearoyl group, etc., of which a lauroyl group is particularly preferred. This is because the introduction of this group increases miscibility with other components, and does not impair spreadability even when a high-viscosity oil is present. Examples of the (C1-4) alkyl group include methyl, ethyl, propyl, isopropyl, cyclopropyl, butyl, isobutyl, sec-butyl, tert-butyl, cyclobutyl, and cyclopropylmethyl. And an isopropyl group is particularly preferable. This is because the introduction of this group significantly improves spreadability. Such (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyl may be used after adjusting as described above, or a commercially available one may be used. As a preferred commercial product, there can be exemplified Eldeu (registered trademark) SL-205 (lauroyl sarcosine isopropyl) commercially available from Ajinomoto Co., Inc. In the cosmetic of the present invention, the (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyl may contain only one kind or two or more kinds in combination. In order to exhibit the above-mentioned effects, the content of (C10-20) acylsarcosine (C1-4) alkyl is preferably 1 to 30% by weight based on the total amount of the cosmetic.
[0008]
(3) Cosmetic of the present invention The cosmetic of the present invention is characterized by containing the above essential components: 1) a highly viscous oil and 2) (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyl. I do. The type and dosage form of the cosmetic of the present invention are not particularly limited. For example, the dosage form may be a uniform solution dosage form or emulsified dosage form. Oil gel dosage forms, powder dosage forms, matrix dosage forms intermediate between powder dosage forms and oil gel dosage forms, and the like, if the type of cosmetics, skin care cosmetics such as emulsions, oils, essences, packs, etc. Base makeup, foundation, white powder, lipstick, lip gloss, blush, eye color, mascara, makeup cosmetics such as eyeliner, and the like can all be applied. Particularly preferred are make-up cosmetics that can make use of the rheological properties of the cosmetic of the present invention. By applying the cosmetic of the present invention to a make-up cosmetic, even if a friction increasing factor such as a powder is present, the cosmetic smoothly spreads without irritating due to friction and realizes a clean cosmetic finish with good adhesion. Become In addition, gloss imparting by the gloss effect also contributes to such a cosmetic finish.
[0009]
The cosmetic of the present invention may contain, in addition to the above-mentioned essential components, any components usually used in cosmetics. Such optional components include, for example, hydrocarbons such as petrolatum and microcrystalline wax, esters such as jojoba oil and cetyl isooctanoate, triglycerides such as olive oil, octadecyl alcohol and oleyl alcohol, excluding high viscosity oils. Oily components such as higher alcohols such as, glycerin, 1,3-butanediol, 1,2-pentanediol, isoprene glycol, polyhydric alcohols such as dipropylene glycol, nonionic surfactants, anionic surfactants, Examples thereof include cationic surfactants, amphoteric surfactants, thickeners such as ethanol and carbopol, preservatives, ultraviolet absorbers, and antioxidants. Among these, preferred are polyhydric alcohols, and among the polyhydric alcohols, selected from 1,3-butanediol, 1,2-pentanediol and 1,2-hexylene glycol. Those are particularly preferred. This is because they have the effect of suppressing the greasy feel of the preparation and suppressing the appearance of dryness on the skin. Such polyhydric alcohols may contain only one kind, or may contain two or more kinds in combination. The preferred content of these polyhydric alcohols is 0.1 to 20% by weight, more preferably 1 to 10% by weight, based on the total amount of the cosmetic. The cosmetic of the present invention can be produced by treating such essential components, optional components and preferred components according to a conventional method.
[0010]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Examples, but it goes without saying that the present invention is not limited to only these Examples.
[0011]
<Example 1>
Gloss oil, which is the cosmetic of the present invention, was prepared according to the following formulation. That is, the ingredients were mixed and solubilized at room temperature to obtain the gloss oil 1 of the present invention. With respect to this product, a gloss imparting property as a gloss to the lip color shown below was examined by a specialized panelist. The evaluation items are the degree of gloss, no bleeding of lip color, and the beauty of the makeup finish. The evaluation criteria are score 5: very good, score 4: good, score 3: normal, score 2: bad, score. 1: Very bad was used. At the same time, Comparative Example 1 in which diisostearyl malate of gross oil 1 was replaced with olive oil, which is not a high-viscosity oil, but a normal oil, and Comparative Example 2 in which lauroyl sarcosine isopropyl was replaced with olive oil were also prepared. evaluated. Table 1 shows the results. This indicates that the gloss oil 1 of the present invention has an excellent gloss-providing effect. That is, in a normal cosmetic composition, although it has spreadability in an oily state, it has low adhesion, which makes it difficult to stop at the time of application, and the finish of the lip color is destroyed. Could not be developed, but the cosmetic of the present invention has good spreadability and good adhesiveness, so it can be applied on the lip color without destroying the finish of the lip color. It can be seen that the conversion has become possible.
(Gloss cosmetics)
Diisostearyl malate 75 parts by weight Lauroyl sarcosine isopropyl 20 parts by weight 1,2-pentanediol 5 parts by weight (lip color for evaluation)
Microcrystalline wax 10 parts by weight Solid paraffin 5 parts by weight Squalane 30 parts by weight Carnauba wax 10 parts by weight Mokuro 5 parts by weight Polyethylene 5 parts by weight Castor oil 20 parts by weight Pigment 15 parts by weight
[Table 1]
Figure 2004075639
[0013]
<Examples 2 to 8>
A gloss oil was prepared and evaluated in the same manner as in Example 1 except that the type of the high viscosity oil agent was changed. Table 2 shows the evaluation results. This shows that the cosmetic of the present invention is excellent in spreadability and adhesion.
High viscosity oil * 75 parts by weight Lauroyl sarcosine isopropyl 20 parts by weight 1,2-pentanediol 5 parts by weight * Details are shown in Table 2.
[0014]
[Table 2]
Figure 2004075639
(Note 1) Hydrogenated copolymer of isobutene and n-butene (manufactured by NOF Corporation; heavy liquid isoparaffin)
[0015]
<Example 9>
Similarly, lauroyl sarcosine isopropyl was changed, and the examination was performed.
Diisostearyl malate 75 parts by weight Acyl sarcosine alkyl ** 20 parts by weight 1,2-pentanediol 5 parts by weight ** Details are shown in Table 3.
[0016]
[Table 3]
Figure 2004075639
[0017]
<Example 13>
A lip color, which is a cosmetic of the present invention, was prepared according to the following formulation. That is, after the ingredients are kneaded in a heating kneader, they are put on a heating roll, dispersed, heated again to 95 ° C., poured into a mold, molded, attached to a container, and placed in the cosmetic of the present invention. A lip color 1 was obtained. At the same time, Comparative Example 3 in which diisostearyl malate was replaced with olive oil, which is not a high-viscosity oil solution, and a normal oil solution, and Comparative Example 4 in which lauroyl sarcosine isopropyl was replaced with olive oil were also prepared. The evaluation was made by specialized panelists. The evaluation items were long-lasting makeup, good gloss, and good makeup, and the evaluation criteria were score 5: very good, score 4: good, score 3: normal, score 2: bad, and score 1: very bad. Table 4 shows the results. From this, it can be seen that the cosmetic of the present invention has an excellent cosmetic finish due to its excellent spreadability and adhesiveness.
Microcrystalline wax 10 parts by weight Solid paraffin 5 parts by weight Squalane 10 parts by weight Diisostearyl malate 14 parts by weight Lauroyl sarcosine isopropyl 5 parts by weight 1,2-pentanediol 1 part by weight Carnauba wax 10 parts by weight Mocrow 5 parts by weight Polyethylene 5 Parts by weight castor oil 20 parts by weight pigment 15 parts by weight
[Table 4]
Figure 2004075639
[0019]
<Example 14>
According to the following prescription, white powder which was the cosmetic of the present invention was prepared. That is, A was mixed with a Henschel mixer and then pulverized with a pulverizer equipped with a 0.9 mmφ round hole screen. Thereafter, the ingredients were coated while mixing with a Henschel mixer, pulverized with a pulverizer equipped with a 1 mm herringbone screen, filled in a metal plate and pressed to obtain a solid white powder 1. At the same time, Comparative Example 5 in which diisostearyl malate was replaced with olive oil, which is not a high-viscosity oil, but a normal oil, and Comparative Example 6 in which lauroylsarcosine isopropyl was replaced with olive oil were also prepared. The evaluation was made by specialized panelists. The evaluation items were long-lasting makeup, color tone, and makeup shine, and the evaluation criteria were score 5: very good, score 4: good, score 3: normal, score 2: bad, and score 1: very bad. Table 5 shows the results. From this, it can be seen that the cosmetic of the present invention has an excellent cosmetic finish due to its excellent spreadability and adhesiveness.
Silicone treated sericite 30 parts by weight Silicone treated mica 10 parts by weight Silicone treated titanium dioxide 10 parts by weight Silicone treated titanium mica 3 parts by weight Silicone treated yellow iron oxide 6 parts by weight Silicone treated Bengala 1 part by weight Diisostearyl lomalate 14 parts by weight Lauroyl sarcosine isopropyl 5 parts by weight 1,2-pentanediol 1 part by weight
[Table 5]
Figure 2004075639
[0021]
<Example 15>
An emulsion, which is a cosmetic of the present invention, was prepared according to the following formulation. That is, each of the components (a), (b), and (c) was heated to 70 ° C., neutralized by adding (b) to (a), emulsified by gradually adding (c), homogenized with a homogenizer, homogenized the emulsified particles, and cooled by stirring. Emulsion 1, which is the cosmetic of the present invention, was obtained. At the same time, Comparative Example 7 in which diisostearyl malate was replaced with olive oil, which is not a high-viscosity oil, but a normal oil, and Comparative Example 8 in which lauroylsarcosine isopropyl was replaced with olive oil were also prepared. The evaluation was made by specialized panelists. The evaluation items are good spreadability, close contact feeling, and good moist feeling. The evaluation criteria are score 5: very good, score 4: good, score 3: normal, score 2: bad, score 1: very bad. Was. Table 6 shows the results. This shows that the cosmetic of the present invention is suitable as a skin care cosmetic because of its good spreadability and good adhesion.
Iacrylic acid / methacrylic acid (C10-30) copolymer 0.4 parts by weight Water 50 parts by weight 1,2-hexylene glycol 5 parts by weight Phenoxyethanol 0.6 parts by weight b 10% aqueous potassium hydroxide solution 2 parts by weight Water 23 parts by weight Diisostearyl malate 14 parts by weight Lauroyl sarcosine isopropyl 5 parts by weight
[Table 6]
Figure 2004075639
[0023]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide a cosmetic preparation having both excellent spreadability and adhesiveness.

Claims (6)

1)高粘性油剤と2)(C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルとを含有することを特徴とする化粧料。A cosmetic comprising 1) a highly viscous oil agent and 2) (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyl. 高粘度油剤が、リンゴ酸ジイソステアリル、ジペンタエリトリットモノイソステアリン酸エステル、ショ糖テトライソステアレート、重質流動イソパラフィン、高粘度シリコーン及びポリグリセリンのイソステアリン酸エステルから選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。The high viscosity oil is one or more selected from diisostearyl malate, dipentaerythritol monoisostearate, sucrose tetraisostearate, heavy liquid isoparaffin, high viscosity silicone and polyglycerin isostearate. The cosmetic according to claim 1, wherein the cosmetic is at least two types. (C10〜20)アシルサルコシン(C1〜4)アルキルがラウロイルサルコシンイソプロピルであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化粧料。The cosmetic according to claim 1, wherein the (C10-20) acyl sarcosine (C1-4) alkyl is lauroyl sarcosine isopropyl. 更に、多価アルコールを含有することを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧料。The cosmetic according to any one of claims 1 to 3, further comprising a polyhydric alcohol. 多価アルコールが、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール及び1,2−ヘキシレングリコールから選択されるものであることを特徴とする、請求項4に記載の化粧料。The cosmetic according to claim 4, wherein the polyhydric alcohol is selected from 1,3-butanediol, 1,2-pentanediol and 1,2-hexylene glycol. メークアップ化粧料であることを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の化粧料。The cosmetic according to any one of claims 1 to 5, wherein the cosmetic is a makeup cosmetic.
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