JP2004074905A - ウオッシャタンク用レベルゲージ - Google Patents

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JP2004074905A JP2002237103A JP2002237103A JP2004074905A JP 2004074905 A JP2004074905 A JP 2004074905A JP 2002237103 A JP2002237103 A JP 2002237103A JP 2002237103 A JP2002237103 A JP 2002237103A JP 2004074905 A JP2004074905 A JP 2004074905A
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washer tank
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Ryoji Wada
和田 良治
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Jidosha Denki Kogyo KK
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Abstract

【課題】三次元的に曲がっているインレットの形状に沿って計測用のチューブを簡単に曲げて挿入したり、引き抜けるレベルゲージを提供する。
【解決手段】ウオッシャタンク1に設けられたインレット7の注入口9に着脱自在に嵌合され、上部に空気抜き孔12aを有するつまみ部12が設けられ、下部につまみ部12の空気抜き孔12aと連通する管部13が設けられたキャップ11と、このキャップ11の管部13に基部14aが連結され、インレット7から上記タンク1内のウオッシャ液W中に挿入されるチューブ14とを備え、つまみ部12の空気抜き孔12aを塞いだ状態でチューブ14をインレット7から引き抜いた際に、該チューブ14内に残留したウオッシャ液Wの量から上記タンク1内のウオッシャ液Wの貯留量を計るレベルゲージ10において、チューブ14外周にコイルスプリング15をストッパ16により抜け止めして装着した。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌のウインドシールドガラスを洗浄するためのウオッシャ液を貯留するウオッシャタンク内の該ウオッシャ液の貯留量(残量)を計るウオッシャタンク用レベルゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のウオッシャタンク用レベルゲージは、ウオッシャタンクに設けられたインレットの注入口に嵌合自在にされ、上部に空気抜き孔を有するつまみ部を設けたキャップと、このキャップの下部に前記つまみ部の空気抜き孔と連通するように設けられた円筒状の管部に連結され、前記インレットから前記ウオッシャタンク内のウオッシャ液の中に挿入される塩化ビニル樹脂製でストレートなチューブとで構成されていた。
【0003】
そして、片手でキャップのつまみ部をつまむと共に、該つまみ部の空気抜き孔を塞いだ状態でチューブをウオッシャタンク及びインレットから引き抜き、該チューブ内に大気の圧力に押されて残留したウオッシャ液の量からウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量の有無を確認していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のウオッシャタンク用レベルゲージでは、ウオッシャ液を注入するインレットがクランク状でしかも三次元的に曲がっている場合に、このインレットの内壁と塩化ビニル樹脂製でストレートなチューブとのすべり抵抗が大きいため、チューブをインレットからウオッシャタンク内に挿入したり、引き抜くことが難しく、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量を確認することが困難であった。
【0005】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、三次元的に曲がっているインレットを有したウオッシャタンクにおいてもレベルゲージ用のチューブを該インレットの形状に沿って簡単に曲げて挿入したり、引き抜くことができるウオッシャタンク用レベルゲージを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ウオッシャタンクに設けられたインレットの注入口に着脱自在に嵌合され、上部に空気抜き孔を有するつまみ部が設けられるとともに下部に前記つまみ部の空気抜き孔と連通する管部が設けられたキャップと、前記キャップの管部に基部が連結され、前記インレットから前記ウオッシャタンク内のウオッシャ液の中に挿入されるチューブとを備え、前記つまみ部の空気抜き孔を塞いだ状態で前記チューブを前記ウオッシャタンク及びインレットから引き抜いた際に、該チューブ内に前記ウオッシャ液を残留させるようにしたウオッシャタンク用レベルゲージにおいて、前記チューブの外周にコイルスプリングを装着し、このコイルスプリングを前記チューブの先端部に嵌合されるストッパで抜け止めしたことを特徴とする。
【0007】
このウオッシャタンク用レベルゲージでは、三次元的に曲がっているインレットを有したウオッシャタンクでも該インレットの形状に沿ってチューブがコイルスプリングを介して簡単に曲がる。インレットの内壁に対するコイルスプリングのすべり抵抗は小さいので、チューブがコイルスプリングを介して三次元的に曲がったインレットからウオッシャタンク内に簡単に挿入されたり、引き抜かれるため、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の貯留量が簡単に計測される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1は 本発明の一実施形態のウオッシャタンクを一部断面等で示す正面図、図2は同ウオッシャタンクの平面図、図3は同ウオッシャタンクに用いられるレベルゲージの側面図、図4は同レベルゲージのキャップの側面図である。
【0010】
図1,図2に示すように、ウオッシャタンク1は、上面開口部の外周に鍔部2aを有した合成樹脂製で箱形の下タンク2と、下面開口部の外周に鍔部3aを有し、この鍔部3aを下タンク2の上面開口部の外周の鍔部2aに密接させて内部にウオッシャ液Wの貯留槽を形成する合成樹脂製で箱形の上タンク3とで構成されている。この下タンク2の側面には車輌取付用のブラケット4を一体突出形成してある。また、上タンク3の上面には車輌取付用のブラケット5を一体突出形成してあると共に、円筒状のインレット取付部6を一体突出形成してある。
【0011】
図1,図2に示すように、上タンク3のインレット取付部6には、クランク状(平面略L字状で正面略Z字状)で三次元的に曲がっている軟質樹脂製で円筒状のインレット7の基端部8を嵌合自在に取り付けてある。このインレット7の先端側がウオッシャ液Wを注入する注入口9になっている。
【0012】
図1〜図3に示すように、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの貯留量を計るウオッシャタンク用レベルゲージ10は、インレット7の注入口9に着脱自在に嵌合され、円板状の平坦部11aの表面(上部)11bの中央に一対の空気抜き孔12a,12aを有するつまみ部12と、平坦部11aの裏面(下部)11cの中央につまみ部12の各空気抜き孔12aと連通するように一体突出形成された円筒状の管部13とが設けられた合成樹脂製のキャップ11と、この管部13に基部14aが連結され、インレット7からウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの中に挿入される透明又は半透明な塩化ビニル樹脂製でストレートのチューブ14と、このチューブ14の外周に装着されたコイルスプリング15と、上記チューブ14の先端部14bに嵌合され、コイルスプリング15のチューブ14からの抜けを防ぐストッパ16とを備えている。
【0013】
図1〜図4に示すように、キャップ11のつまみ部12は上端が閉塞された側面台形の筒状に形成してあり、この両側面の中央に外気連通用の空気抜き孔12aをそれぞれ形成してある。また、このつまみ部12の下端開口部は平坦部11aを介して円筒状の管部13の上面開口部と連通するように形成してあり、該平坦部11aの裏面11cには管部13を囲むように一対の半円筒部11d,11dをそれぞれ一体突出形成してある。この一対の半円筒部11d,11dはインレット7の注入口9内に嵌合・離脱自在になっている。また、管部13は一対の半円筒部11d,11dより下方に突出するように長く形成してある。
【0014】
図1,図3に示すように、コイルスプリング15のチューブ14からの抜けを防ぐストッパ16は、硬質の合成樹脂で成形され、チューブ14の先端部14bに嵌め込まれる先端側が円錐筒状の嵌合部16aと、この嵌合部16aに一体形成された球状の基部16bとを備えている。これら嵌合部16aと基部16bの中央には上下に延びて貫通する円形の通気孔16cを形成してある。
【0015】
尚、図1に示すように、キャップ11をインレット7の注入口9内に嵌合した際に、該注入口9はキャップ11の平坦部11aにより完全に覆われるようになっている。また、図2に示すように、キャップ11の平坦部11aの管部13と半円筒部11dの間には外気連通用の空気抜き孔11eを形成してある。
【0016】
以上実施形態のウオッシャタンク用レベルゲージ10によれば、ウオッシャタンク1内にウオッシャ液Wを注入する場合には、片手でキャップ11のつまみ部12をつまんでインレット7の注入口9からキャップ11を取り外し、インレット7の注入口9からウオッシャ液Wを注入してウオッシャタンク1内にウオッシャ液Wを供給する。
【0017】
このウオッシャ液Wの供給終了後、片手でキャップ11のつまみ部12をつまんでインレット7の注入口9から長尺のチューブ14をコイルスプリング15を介して挿入する。そして、チューブ14をコイルスプリング15を介してインレット7からウオッシャタンク1内の底面側まで完全に挿入した後で、キャップ11の一対の半円筒部11d,11dをインレット7の注入口9内に嵌合してインレット7の注入口9をキャップ11により完全に覆う。
【0018】
また、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの貯留量を計る場合には、片手でキャップ11のつまみ部12をつまむと共に、該つまみ部12の一対の空気抜き孔12a,12aを塞いだ状態でキャップ11をインレット7の注入口9から抜いて外すと共に、長尺のチューブ14をコイルスプリング15を介してウオッシャタンク1及びインレット7から引き抜く。この時、大気の圧力に押されてチューブ14内に残留したウオッシャ液Wの量からウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの残量の有無が確認される。
【0019】
このように、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの貯留量を計るチューブ14の外周にコイルスプリング15を装着し、このコイルスプリング15をチューブ14の先端部14bに嵌合したストッパ16により抜け止めしたので、クランク状で三次元的に曲がっているインレット7を有したウオッシャタンク1でも該インレット7の形状に沿ってチューブ14を該チューブ14の外周に装着されたコイルスプリング15を介して簡単に曲げることができ、インレット7の内壁に対するチューブ14のすべり抵抗をコイルスプリング15を介して小さくすることができる。これにより、チューブ14をクランク状で三次元的に曲がったインレット7からウオッシャタンク1内に簡単に挿入したり、引き抜くことができ、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの貯留量を透明又は半透明でストレートのチューブ14により簡単に計ってウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの残量の有無を簡単に確認することができる。
【0020】
尚、前記実施形態によれば、チューブ内のウオッシャ液の量によりウオッシャタンク内のウオッシャ液の貯留量(残量)を確認するようにしたが、チューブに目盛り等を付してウオッシャタンク内のウオッシャ液の貯留量値を正確に計ることができるようにして良い。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ウオッシャ液の貯留量を計るチューブの外周にコイルスプリングを装着し、このコイルスプリングをチューブの先端部に嵌合されるストッパで抜け止めしたので、三次元的に曲がっているインレットを有したウオッシャタンクでも該インレットの形状に沿ってチューブをコイルスプリングを介して簡単に曲げることができ、インレットの内壁に対するチューブのすべり抵抗をコイルスプリングを介して小さくすることができる。これにより、チューブをコイルスプリングを介して三次元的に曲がったインレットからウオッシャタンク内に簡単に挿入したり、引き抜くことができ、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の貯留量を簡単に計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のウオッシャタンクを一部断面等で示す正面図である。
【図2】上記ウオッシャタンクの平面図である。
【図3】上記ウオッシャタンクに用いられるレベルゲージの側面図である。
【図4】
上記レベルゲージのキャップの側面図である。
【符号の説明】
1 ウオッシャタンク
7 インレット
9 注入口
10 ウオッシャタンク用レベルゲージ
11 キャップ
11b 表面(上部)
11c 裏面(下部)
12 つまみ部
12a 空気抜き孔
13 管部
14 チューブ
14a 基部
14b 先端部
15 コイルスプリング
16 ストッパ
W ウオッシャ液

Claims (1)

  1. ウオッシャタンクに設けられたインレットの注入口に着脱自在に嵌合され、上部に空気抜き孔を有するつまみ部が設けられるとともに下部に前記つまみ部の空気抜き孔と連通する管部が設けられたキャップと、
    前記キャップの管部に基部が連結され、前記インレットから前記ウオッシャタンク内のウオッシャ液の中に挿入されるチューブとを備え、
    前記つまみ部の空気抜き孔を塞いだ状態で前記チューブを前記ウオッシャタンク及びインレットから引き抜いた際に、該チューブ内に前記ウオッシャ液を残留させるようにしたウオッシャタンク用レベルゲージにおいて、
    前記チューブの外周にコイルスプリングを装着し、このコイルスプリングを前記チューブの先端部に嵌合されるストッパで抜け止めしたことを特徴とするウオッシャタンク用レベルゲージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102633220A (zh) * 2012-04-26 2012-08-15 重庆长安汽车股份有限公司 带通气结构的洗涤壶
CN103158676A (zh) * 2013-03-25 2013-06-19 安徽江淮汽车股份有限公司 一种汽车用洗涤液壶

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