JP3094911U - 液面指標を具えたロート - Google Patents

液面指標を具えたロート

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JP3094911U JP2002008231U JP2002008231U JP3094911U JP 3094911 U JP3094911 U JP 3094911U JP 2002008231 U JP2002008231 U JP 2002008231U JP 2002008231 U JP2002008231 U JP 2002008231U JP 3094911 U JP3094911 U JP 3094911U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液面指標を具えたロートを提供する。 【解決手段】 主にロート本体10、標示器30を含
む。該ロート本体の頚部11は下向きに複数の延伸バー
13を設置し、該延伸バー間にはスリット12を形成す
る。該複数の延伸バーの底端には底リング14を一体成
形し、該底リングの内壁面において数個の突起点を設け
る。該標示器は底部のフロート及び上部のバー体を含
み、該バー体の頂端には識別容易な指標33を形成す
る。該フロートは該頚部と該底リング間に設置し、これ
により、該バー体頂端の指標は該頚部上端に突出する。
液体を容器に充填し液面が上昇すると、該標示器底部の
フロートは上昇し、該標示器上部の指標も上昇する。こ
れにより使用者は容器が満タンになったか、或いはその
量を判断することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の液面指標を具えたロートに関する。特に一種の液体を加える時 、容器の内容量を簡単に判断可能であるため、液体の溢出を防ぐことができ、液 面高度を観察することができないバッテリー、或いは類似の不透明容器に適用す る液面指標を具えたロートに係る。
【0002】
【従来の技術】
体積の大きな容器に充填されている液体を携帯に便利な小型の容器に入れる時 、しばしばロートが用いられる。体積の小さな容器が透明であるなら、容器の液 面高度を観察するだけで良いので充填の過程は非常に簡易である。しかし、容器 が不透明である時には、その液面高度を観察することができないため、液体が溢 出してしまう事態が起こる。 一方、自動車のバッテリー液が消耗して補充充填する時には、バッテリーが不 透明であるため困難を極める。ロートをバッテリーの給水口に差し入れ、ゆっく りとバッテリー液を充填するが、液体の量を確認するには、ロートをどかして口 径の小さい給水口を注意深く観察しなければならない。 この種の方式は判断が難しいばかりでなく、充填速度が速すぎたり、一度に充 填する量が多すぎたりすれば、バッテリー液がバッテリーから溢出してしまう。 バッテリー液は腐食性液体であるが、バッテリー本体は耐食性を具えているため 、バッテリー本体に関しては内部、外部ともに悪影響が及ぶ恐れはない。しかし 、自動車の他の構造部分は耐食性を具えていないため、溢出したバッテリー液に より腐蝕し、自動車構造を破壊する危険性が存する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記公知構造の欠点を解決するため、本考案は液面指標を具えたロートの提供 を課題とする。 それは、液面指標を具えたロートで、液体を不透明な容器に充填する時、既に 充填された量を簡単に判断することができる。 またそれは、液体を充填する時、液体の流入速度を緩慢にすることもできる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は下記の液面指標を具えたロートを提供する 。 それは主にロート本体、標示器を含む。 該ロート本体の頚部は下向きに複数の延伸バーを設置し、該延伸バー間にはス リットを形成する。該複数の延伸バーの底端には底リングを一体成形し、該底リ ングの内壁面において数個の突起点を設置する。 該標示器は底部のフロート及び上部のバー体を含み、該バー体の頂端には識別 は容易な指標を形成する。該フロートは該頚部と該底リング間に設置し、これに より、該バー体頂端の指標は該頚部上端に突出する。 液体を容器に充填し液面が上昇すると、該標示器底部のフロートは上昇し、該 標示器上部の指標も上昇する。これにより使用者は容器が満タンになったか、或 いはその量を判断することができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1、2、3、4が示すように、本考案は主に円錐状を呈するロート本体10 で、該ロート本体10の底端には頚部11を設置する。該ロート本体10内面の 底部から離れた位置にはメモリ線16を設け、該頚部11の下方には複数の延伸 バー13を設置する。該延伸バー13間にはスリット12を形成し、該延伸バー 13の底部には底リング14を一体成形する。該底リング14は内壁面において 数個の突起点15を設ける。 標示器30はフロート31及びバー体32により構成する。該バー体32の一 端には指標33を形成し、反対端に該フロート31を結合する。該フロート31 の外径は該ロート本体10頚部11の内径より大きい。
【0006】 次に図1、2が示すように組み立て時には、該標示器30は該バー体32を上 に向けて該頚部11下方の複数の延伸バー13間に収容する。該底リング14或 いは該フロート31は弾力性を具えるため、該標示器30は下から上へと該底リ ング14を上方へと押し入れる。これにより、該延伸バー13が形成する空間に おいて、該底リング14内壁面の突起点15は該フロート31の底端を掛止する 。こうして、該標示器30は該複数の延伸バー13が形成する空間及び該頚部1 1と該底リング14間において上下移動可能に設置され、落下することはない。
【0007】 続いてバッテリー液50の充填を例として説明する。図5が示すように、本考 案の使用方法は公知のロート同様に、該頚部11を下向きにした状態で該ロート 本体10をバッテリー40の給水口41に挿入する。 該バッテリー40内の液面がまだ低い時には、該標示器30のフロート31底 縁は該底リング14の突起点15上に接触しており、該バー体31頂端の指標3 3は該ロート本体10底部近くに位置する。該ロート本体10頚部11下方の三 個のスリット12は三個の出口を形成する。該バッテリー液50を該ロート本体 10に充填する時、該バッテリー液50は該ロート本体10、該頚部11に沿っ て、該スリット12を通って該バッテリー40中に流入する。 補充されたバッテリー液50が該バッテリー40内において満タンになり液面 が上昇すると、図6が示すように、該頚部11下方に位置する複数の延伸バー1 3内の標示器30底部フロート31は液面上に浮く。これにより、その上部に結 合するバー体32も上昇し、該バー体32末端の指標33は該ロート本体10の メモリ線16に到達する。こうして使用者は簡単に容器の液量を観察することが でき、該バッテリー液50が該バッテリー40から溢出し、自動車本体を腐蝕す る事態の発生を防止する。
【0008】 さらに図6が示すように、該標示器30のフロート31が上昇する時、該ロー ト本体10の頚部11底端を塞ぐ。これにより、該ロート本体10内の液体が下 方へと流入する速度は緩慢になり、その度が増すと停止する。 また図7が示すように、該頚部11の下方には相対する二本の延伸バー13及 び相対する二本のスリット12を形成する。これによっても、同等の効果を得る ことができる。
【0009】
【考案の効果】
上記のように、本考案は簡単な構造で容器内の液面の高度を容易に判断可能で ある。さらに本考案の使用方法は、公知のロートの使用方法と同一でありながら 、新たな機能を付加することができる。また、充填する液体に腐蝕性、侵食性等 の危険性がある時でも、本考案を用いることにより、液体の容器外への溢出を未 然に防ぐことができ、自動車や他の物品の損壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第一実施例部品の立体図である。
【図2】本考案第一実施例部品の分解図である。
【図3】本考案第一実施例のロート本体の局部断面指示
図である。
【図4】本考案第一実施例の組み合せ断面図である。
【図5】本考案第一実施例の使用状態指示図である。
【図6】本考案第一実施例の使用状態指示図である。
【図7】本考案第二実施例の外観図である。
【符号の説明】
10 ロート本体 11 頚部 12 スリット 13 延伸バー 14 底リング 15 突起点 16 メモリ線 30 標示器 31 フロート 32 バー体 33 指標 40 バッテリー 41 給水口 50 バッテリー液

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主にロート本体、標示器を含み、該ロート
    本体の底端には頚部を設置し、該頚部は下向きに複数の
    延伸バーを設置し、該延伸バー間にはスリットを形成
    し、該複数の延伸バーの底端には底リングを一体成形
    し、該底リングの内壁面において数個の突起点を設置
    し、該標示器は、底部のフロート及び上部のバー体を含
    み、該バー体の頂端には識別容易な指標を形成し、該フ
    ロートは該頚部と該底リング間に配置し、これにより、
    該バー体頂端の指標は該頚部上端に突出し、液体を容器
    に充填し液面が上昇すると、該標示器底部のフロートは
    上昇し、該標示器上部の指標も上昇し、これにより使用
    者は容器が満タンになったか、或いはその量を判断でき
    ることを特徴とする液面指標を具えたロート。
  2. 【請求項2】前記標示器の前記フロートの外径は前記ロ
    ート本体頚部の内径より大きくして、液面が満水位置に
    近づくと、前記フロートは上昇し前記ロート本体の頚部
    空間を塞ぎ、これにより液体の流入速度は緩慢になるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の液面指標を具
    えたロート。
  3. 【請求項3】前記ロート本体の内面の底部から離れた位
    置にはメモリ線を設置したことを特徴とする請求項1記
    載の液面指標を具えたロート。
  4. 【請求項4】前記ロート本体頚部下方に設置するスリッ
    トの高度は前記ロート本体頚部の高度より高いことを特
    徴とする請求項1記載の液面指標を具えたロート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013177199A (ja) * 2012-02-02 2013-09-09 Mutsumi Hattori 詰替え用漏斗

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