JP2004073158A - 磁石付きルアー - Google Patents
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Abstract
【課題】根掛かりを防止できるルアーを提供する。
【解決手段】ルアー本体の下部に磁石を埋設し、該磁石に近接させてフックを回動可能に設けたことを特徴とする。
【選択図】 図6
【解決手段】ルアー本体の下部に磁石を埋設し、該磁石に近接させてフックを回動可能に設けたことを特徴とする。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ルアーに磁石を埋設してなる磁石付きのルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々のスタイルのルアーが利用されているが、本発明にて示す磁石付きのルアーは見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のルアーは、魚形を模したルアー本体を作り、このルアー本体にフック(釣り針)を回動可能に取り付け、ルアー頭部にアイと呼ばれる環体を埋設して、このアイに道糸を結びつけて使用するものである。
このルアーは水中に投下し、水中を引くことで水の抵抗を受けて潜行し、魚を誘うものである。一般的には胴体腹部と尾部の2個所にフックを設けている。
これは魚がルアーを捕らえるとき、胴体に噛みつく場合と、後ろから追いかけて尾部から噛みつく場合とがあるためである。
しかし、胴体部のフックが腹の下に垂下しているので、海底や海藻などに引っかかりやすく、ルアーを引き上げるのに難儀したり、道糸が切れてルアーを失ったり、糸絡みをしがちである。
本発明は、以上のような従来からのルアー使用に関わる課題を解決するために発明されたもので、腹部磁石にフックを磁着させることにより、既述の問題を回避するべく開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本発明は、ルアー本体の下部に磁石を埋設してその主要部を構成した。すなわち、ルアー本体の下部に磁石を埋設し、該磁石に近接させてフックを回動可能に設ける。
本発明は、以上の構成よりなる磁石付きルアーである。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
図において、1は魚形を模したルアー本体で、本例ではバルサ材を用いて形状を作り、表面に化粧塗装を施している。2〜4はアイと呼ばれる金属製小環体で、ルアー本体の頭部先端、腹部、尾部に各々設けられる。
5および6は通称フックと呼ばれる釣り針で、アイに回動可能に取り付けられる。5のフックは2本を所定角度(約120度)をもって相互に固着したものであり、6のフックは1本の釣り針である。双方のフック先端はアイより上方に位置している。7はルアー本体腹部に埋設される希土類永久磁石で、その下端はルアー本体腹部よりわずかに突出している。
8はルアー本体尾部にアイおよび係止リング9(スプリットリング)を介して揺動自在に設けられるテールスカートで、本例では着色ナイロン糸を束ねて使用している。
以上が、本発明の一実施例である。
【0006】
本例を使用するには、アイ2に道糸を結びつけて水中に投下する。
ルアー本体は軽比重のため、本例でのルアーは水面近くを浮遊するが、必要に応じて道糸に錘を付加することで海底近くにルアーを位置させることができる。本発明は永久磁石を内蔵しており、腹部のフックはこの磁石に磁着され、針先はルアーボディーの側面に沿って出ているので、海底に針先が接触することがなく、根掛かりを防止することができる。
魚がルアーをバイトしたときは、磁石からフックが外れて魚口に掛かり、一般のルアー同様に魚を引き寄せることができる。
なお、本例ではルアー後方にテールスカートを設け、釣果を上げるよう配慮した。図3は磁石の埋設状態を説明した図で、磁石はその大半はルアー本体腹部に埋設され、磁石下端はわずかに突出し、この突出部分にフックが磁着する。
10は仮想線で示す円柱形空洞で、この空洞内に鋼製球体11を位置させている。これは、ルアー使用時にその傾きや動きによって球体が移動して空洞壁に衝突し、その発音にて魚の注意を引くもので、より釣果が上がることが期待される。
また、ルアー投下時には球体は中央位置から尾部へと移動し、ルアーの重心位置が変化してより遠方にルアーを投下することができる。
【0007】
図4は、本発明の磁着機構を2個所設けた例であり、その他の部分は前例と同様である。本例では後方のフックを1本としているが、前方のフック同様に2本としてもよい。なお、以上の例において、フック5は半田付けにて固着しているため、フック交換は不可であるが、半田付けに代えて平板を湾曲させたスリーブ固定とすることで交換が可能となる。また、本発明のルアーは単独使用を想定しているが、他の手段としてさびきのように複数個のルアーを使用して釣果を上げることができる。なお、本発明はルアーに関わるものであるが、ジグにも応用可能である。
以上のごとく、本発明により根掛かりを防いでより一層の釣果を期待できる新規なルアーを得ることができる。
【0008】
【発明の効果】
本発明によれば、ルアー本体腹部に磁石を埋設し、該磁石に近接してフックを回動可能に設けたので、使用時にはこのフックが磁石に磁着し、従来法のようにフックがルアー本体下部に垂れ下がることがなく、フックが海底や海藻に引っかかるいわゆる根掛かりを起こすことを防止できる、有用で便利なる新規なルアーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図
【図2】本発明の底面図
【図3】本発明の磁石埋設状態説明図
【図4】本発明の他例を示す正面図
【図5】従来例の使用状態説明図
【図6】本発明の使用状態説明図
【符号の説明】
1 ルアー本体
2 アイ
3 アイ
4 アイ
5 フック
6 フック
7 永久磁石
8 テールスカート
9 係止リング
10 空隙部
11 球体
【発明の属する技術分野】
この発明は、ルアーに磁石を埋設してなる磁石付きのルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々のスタイルのルアーが利用されているが、本発明にて示す磁石付きのルアーは見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のルアーは、魚形を模したルアー本体を作り、このルアー本体にフック(釣り針)を回動可能に取り付け、ルアー頭部にアイと呼ばれる環体を埋設して、このアイに道糸を結びつけて使用するものである。
このルアーは水中に投下し、水中を引くことで水の抵抗を受けて潜行し、魚を誘うものである。一般的には胴体腹部と尾部の2個所にフックを設けている。
これは魚がルアーを捕らえるとき、胴体に噛みつく場合と、後ろから追いかけて尾部から噛みつく場合とがあるためである。
しかし、胴体部のフックが腹の下に垂下しているので、海底や海藻などに引っかかりやすく、ルアーを引き上げるのに難儀したり、道糸が切れてルアーを失ったり、糸絡みをしがちである。
本発明は、以上のような従来からのルアー使用に関わる課題を解決するために発明されたもので、腹部磁石にフックを磁着させることにより、既述の問題を回避するべく開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本発明は、ルアー本体の下部に磁石を埋設してその主要部を構成した。すなわち、ルアー本体の下部に磁石を埋設し、該磁石に近接させてフックを回動可能に設ける。
本発明は、以上の構成よりなる磁石付きルアーである。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
図において、1は魚形を模したルアー本体で、本例ではバルサ材を用いて形状を作り、表面に化粧塗装を施している。2〜4はアイと呼ばれる金属製小環体で、ルアー本体の頭部先端、腹部、尾部に各々設けられる。
5および6は通称フックと呼ばれる釣り針で、アイに回動可能に取り付けられる。5のフックは2本を所定角度(約120度)をもって相互に固着したものであり、6のフックは1本の釣り針である。双方のフック先端はアイより上方に位置している。7はルアー本体腹部に埋設される希土類永久磁石で、その下端はルアー本体腹部よりわずかに突出している。
8はルアー本体尾部にアイおよび係止リング9(スプリットリング)を介して揺動自在に設けられるテールスカートで、本例では着色ナイロン糸を束ねて使用している。
以上が、本発明の一実施例である。
【0006】
本例を使用するには、アイ2に道糸を結びつけて水中に投下する。
ルアー本体は軽比重のため、本例でのルアーは水面近くを浮遊するが、必要に応じて道糸に錘を付加することで海底近くにルアーを位置させることができる。本発明は永久磁石を内蔵しており、腹部のフックはこの磁石に磁着され、針先はルアーボディーの側面に沿って出ているので、海底に針先が接触することがなく、根掛かりを防止することができる。
魚がルアーをバイトしたときは、磁石からフックが外れて魚口に掛かり、一般のルアー同様に魚を引き寄せることができる。
なお、本例ではルアー後方にテールスカートを設け、釣果を上げるよう配慮した。図3は磁石の埋設状態を説明した図で、磁石はその大半はルアー本体腹部に埋設され、磁石下端はわずかに突出し、この突出部分にフックが磁着する。
10は仮想線で示す円柱形空洞で、この空洞内に鋼製球体11を位置させている。これは、ルアー使用時にその傾きや動きによって球体が移動して空洞壁に衝突し、その発音にて魚の注意を引くもので、より釣果が上がることが期待される。
また、ルアー投下時には球体は中央位置から尾部へと移動し、ルアーの重心位置が変化してより遠方にルアーを投下することができる。
【0007】
図4は、本発明の磁着機構を2個所設けた例であり、その他の部分は前例と同様である。本例では後方のフックを1本としているが、前方のフック同様に2本としてもよい。なお、以上の例において、フック5は半田付けにて固着しているため、フック交換は不可であるが、半田付けに代えて平板を湾曲させたスリーブ固定とすることで交換が可能となる。また、本発明のルアーは単独使用を想定しているが、他の手段としてさびきのように複数個のルアーを使用して釣果を上げることができる。なお、本発明はルアーに関わるものであるが、ジグにも応用可能である。
以上のごとく、本発明により根掛かりを防いでより一層の釣果を期待できる新規なルアーを得ることができる。
【0008】
【発明の効果】
本発明によれば、ルアー本体腹部に磁石を埋設し、該磁石に近接してフックを回動可能に設けたので、使用時にはこのフックが磁石に磁着し、従来法のようにフックがルアー本体下部に垂れ下がることがなく、フックが海底や海藻に引っかかるいわゆる根掛かりを起こすことを防止できる、有用で便利なる新規なルアーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図
【図2】本発明の底面図
【図3】本発明の磁石埋設状態説明図
【図4】本発明の他例を示す正面図
【図5】従来例の使用状態説明図
【図6】本発明の使用状態説明図
【符号の説明】
1 ルアー本体
2 アイ
3 アイ
4 アイ
5 フック
6 フック
7 永久磁石
8 テールスカート
9 係止リング
10 空隙部
11 球体
Claims (1)
- ルアー本体の下部に磁石を埋設し、該磁石に近接させてフックを回動可能に設けたことを特徴とする磁石付きルアー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002270777A JP2004073158A (ja) | 2002-08-13 | 2002-08-13 | 磁石付きルアー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002270777A JP2004073158A (ja) | 2002-08-13 | 2002-08-13 | 磁石付きルアー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004073158A true JP2004073158A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32024852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002270777A Pending JP2004073158A (ja) | 2002-08-13 | 2002-08-13 | 磁石付きルアー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004073158A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197877A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Imakatsu:Kk | 魚型ルアー |
JP2007209229A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Shimano Inc | ルアー |
US7356963B2 (en) * | 2006-06-20 | 2008-04-15 | Scott Jason E | Fish lure |
JP2015019600A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | メガバス株式会社 | 釣り用ルアー |
US11185060B2 (en) * | 2017-10-13 | 2021-11-30 | Georgios G. Toris | Fishing lure with magnetic holder to releasably retain belly hook in stinger position |
CN114731992A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-07-12 | 安徽威尔玛渔具科技有限公司 | 一种鱼钩主动触发式仿真鱼饵 |
-
2002
- 2002-08-13 JP JP2002270777A patent/JP2004073158A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197877A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Imakatsu:Kk | 魚型ルアー |
JP2007209229A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Shimano Inc | ルアー |
US7356963B2 (en) * | 2006-06-20 | 2008-04-15 | Scott Jason E | Fish lure |
JP2015019600A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | メガバス株式会社 | 釣り用ルアー |
US11185060B2 (en) * | 2017-10-13 | 2021-11-30 | Georgios G. Toris | Fishing lure with magnetic holder to releasably retain belly hook in stinger position |
CN114731992A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-07-12 | 安徽威尔玛渔具科技有限公司 | 一种鱼钩主动触发式仿真鱼饵 |
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