JP2004072728A - 画像記録方法、画像記録装置、画像記録再生装置、画像処理装置およびテレビジョン受像機 - Google Patents

画像記録方法、画像記録装置、画像記録再生装置、画像処理装置およびテレビジョン受像機 Download PDF

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Shinichiro Okada
岡田 伸一郎
Shigeyuki Okada
岡田 茂之
Noriaki Kojima
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Abstract

【課題】動画像を記録する際に、サムネイル画像も記録すると大きな記録容量が必要となることがある。
【解決手段】MPEGエンコーダ36は、画像選定部38において選定され、データ量低減部40においてデータ量が低減されたサムネイル画像に対してMPEG2規格に準じて画像内符号化による圧縮を行う。圧縮されたサムネイル画像は、その原画像が復号される前に符号化データとし符号化画像データ領域44に記録されている記録アドレスとともにサムネイル画像データ領域46に記録される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像記録再生技術に関し、特にユーザが動画像中の所望のシーンの検索に使用する画像を記録する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、DVD(Digital Versatile Disc)やハードディスク磁気記録媒体(以下、単に「ハードディスク」とも言う)など、記録されているデータへのランダムアクセスが容易な記録媒体を利用した動画像の記録が普及し始めている。特に、ハードディスクの大容量化と低価格化が進んだことにより、ハードディスクを用いた画像記録再生装置であるハードディスクレコーダが製品化され、更にはテレビジョン受信装置に内蔵されるケースも見られる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
現在比較的容易に入手可能な記録容量80GB程度のハードディスクを用いた場合、一般的なVTR(Video Tape Recorder)並の画質で、30時間程度の記録が可能で、記録時間を優先した画質では100時間近く記録が可能である。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−177804号公報(全文)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような、記録データへのランダムアクセスが容易な記録媒体を使用した画像記録再生装置において、記録されている動画像の所望のシーンを検索する技術として、サムネイル画像を用いる方法がある。これは、動画像からあらかじめ時間間隔で画像を選定し所定サイズに縮小しておき、ユーザの要請に応じてインデックス表示させる。
【0006】
サムネイル画像を利用することはシーン検索の際に非常に有効であるが、サムネイル画像が多い場合、時として、動画像を記録する領域が少なくなる恐れがある。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みなされたものであり、その目的は、ユーザが動画像を記録する際に、その記録領域を有効に利用する技術を提供することにある。特に、シーン検索に使用する画像のデータ量を低減する技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、画像記録方法に関する。この方法は、動画像中の所望のシーンの検索に利用する縮小画像を画像内符号化をすることでそのデータ量を圧縮するステップと、画像内符号化がなされた縮小画像の原画像と関連づけて記録するステップと、を有する。
【0009】
ここで縮小画像の生成方法、および縮小形態は問わない。例えば、画像の縦および横の長さを同比率で縮小してもよいし、さらに画像の一部のみを使用してもよい。動画像の視聴者(「ユーザ」とも言う)は、この縮小画像を手がかりに動画像中の所望のシーンを検索することができる。この縮小画像は、「インデックス画像」や「サムネイル画像」とも呼ばれる。
【0010】
本発明の別の態様は、画像記録装置に関する。この装置は、動画像中の所望のシーンの検索に利用する縮小画像を画像内符号化をすることでそのデータ量を圧縮する縮小画像符号化部と、画像内符号化がなされた縮小画像の原画像と関連づけて記録する画像記録部と、を有する。
【0011】
本発明の別の態様は、画像記録再生装置に関する。この装置は、符号化データを取得し動画像を構成する単位画像を復号する第一のデコード部と、符号化データを保持する第一のデータ記録部と、動画像の所望のシーンを検索する際に利用するインデックス画像の原画像を第一のデコード部で復号された単位画像から選定する画像選定部と、選定された原画像のサイズを縮小することでインデックス画像を生成するインデックス画像生成部と、インデックス画像を画像内符号化しインデックス画像のデータ量を圧縮するエンコード部と、符号化されたインデックス画像を原画像と関連づけて保持する第二のデータ記録部と、第二のデータ記録部に符号化され記録されているインデックス画像から所定のインデックス画像を選定し復号する第二のデコード部と、を有する。
【0012】
第一および第二のデコード部は、共通化され単一構成で実現されてもよい。また、第一および第二のデータ記録部として、DVDなどの光ディスク記録媒体や、ハードディスクなどがある。
【0013】
インデックス画像の生成のタイミングとして、(1)所定の時間間隔、(2)ユーザからの指示に基づいて、(3)動画像のシーンチェンジ、(4)コマーシャルから本番組への切替わり、(5)表示フォーマットの切替わり、(6)動画像の作成者が示したインデックス画像取得ポイント、(7)動画像が複数のチャプターで構成されている場合であれば、チャプターの先頭画像や、チャプターのインデックス画像に連動して、(8)音量の変化点、具体的には、音量が大きく変化する点、などがある。上述の(1)から(3)のタイミングの場合、コマーシャルのシーンを除外して、インデックス画像を生成してもよい。表示フォーマットの切替わりとして、有効画素数720×480かつインタレス方式である480iから、有効画素数1280×720かつプログレッシブ方式である720pのフォーマットへ替わるときなどがある。所定の時間間隔は、画像選定部がインデックス画像を選定開始する前の状況に応じて設定されてもよい。インデックス画像を選定開始する前の状況とは、例えば、1回の録画時間や、録画する番組の種類、記憶媒体の残容量、視聴者が録画予約する際の指示などである。
【0014】
ここで、インデックス画像は、記録済みの動画像を再生しつつ生成されてもよいし、動画像を新たに記録する際に、その記録とともに生成されてもよい。
【0015】
動画像の符号化手法として、MotionJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)やMPEG(Moving Picture Experts Group)2、MPEG4が挙げられるがこれに限る趣旨ではない。また、インデックス画像の圧縮手法として、MPEGやJPEG、GIF(Graphics Interchange Format)などがある。
【0016】
動画像を画像記録再生装置に記録する際や、画像記録再生装置に記録された動画像を再生する際に、任意の間隔や、シーンチェンジ、あるいは視聴者の好みのタイミングで、インデックス画像を生成し符号化した上で第二のデータ記録部に記録する。その記録されたインデックス画像は、ユーザの要望があった際に、所定のインデックス画像が選定され復号される。ここで、所定のインデックス画像とは、現在表示されている画像を基準に、前後10画像ずつや、時間的に古い順に表示可能な画像全てなどが例示される。また、第一および第二のデコード部が共通化される場合、動画像の復号処理の空き時間を利用してインデックス画像が復号される。
【0017】
インデックス画像はその原画像である画像の復号前の符号化画像データが記録されている記録媒体の記録アドレスと関連づけて記録され、ユーザが選択したインデックス画像に関連づけられている記録アドレスから表示すべき画像を選定し動画像の表示場面をその画像に移動するシーン決定部を有してもよい。つまり、選択されたインデックス画像に対応するシーンから符号化画像データが復号され動画像が表示される。
【0018】
本発明のさらに別の態様も画像記録再生装置に関する。この装置は、MPEGに準拠して符号化された動画像信号である符号化データを取得し、動画像を構成する単位画像を復号する第一のMPEGデコーダと、符号化データを保持する第一のデータ記録部と、動画像の所望のシーンを検索する際に利用するインデックス画像の原画像を第一のMPEGデコーダで復号された単位画像から選定する画像選定部と、選定された単位画像のサイズを縮小することでインデックス画像を生成するインデックス画像生成部と、インデックス画像を画像内符号化するMPEGエンコーダと、符号化されたインデックス画像をその原画像と関連づけて保持する第二のデータ記録部と、所定のインデックス画像を復号する第二のMPEGデコーダと、を有する。
【0019】
また、当該装置は、復号されたインデックス画像を用いて構成されるインデックス領域を生成するインデックス領域生成部と、を有してもよい。
【0020】
本発明の更に別の態様は、テレビジョン受信装置に関する。この装置は、MPEGに準拠して符号化された動画像信号を含むトランスポートストリームに多重化され所定の変調が施されたテレビジョン放送の信号波を受信し、その信号波をトランスポートストリームに復調するチューナ部と、トランスポートストリームから符号化データである動画像信号を分離するTS分離部と、符号化データを取得し、動画像を構成する単位画像を復号する第一のMPEGデコーダと、符号化データを保持する第一のデータ記録部と、動画像の所望のシーンを検索する際に利用するインデックス画像の原画像を第一のMPEGデコーダで復号された単位画像から選定する画像選定部と、選定された単位画像のサイズを縮小することでインデックス画像を生成するインデックス画像生成部と、インデックス画像を画像内符号化するMPEGエンコーダと、符号化されたインデックス画像をその原画像と関連づけて保持する第二のデータ記録部と、所定のインデックス画像を復号する第二のMPEGデコーダと、インデックス画像を表示する表示制御部と、を有する。
【0021】
ここでMPEG形式として、MPEG2やMPEG4が想定されるがこれに限る趣旨ではない。また、インデックス画像を符号化する形式として、MPEG2規格Iピクチャが挙げられる。
【0022】
本発明の更に別の態様も、テレビジョン受信装置に関する。この装置は、MPEGに準拠して符号化された動画像信号を含むトランスポートストリームに多重化され所定の変調が施されたテレビジョン放送の信号波を受信し、その信号波をトランスポートストリームに復調するチューナ部と、トランスポートストリームから動画像信号である符号化データを分離するTS分離部と、符号化データを取得し、動画像を構成する単位画像を復号する第一のMPEGデコーダと、トランスポートストリームを保持する第一のデータ記録部と、動画像の所望のシーンを検索する際に利用するインデックス画像の原画像を第一のMPEGデコーダで復号された単位画像から選定する画像選定部と、選定された単位画像のサイズを縮小することでインデックス画像を生成するインデックス画像生成部と、インデックス画像を画像内符号化するMPEGエンコーダと、符号化されたインデックス画像をその原画像と関連づけて保持する第二のデータ記録部と、所定のインデックス画像を復号する第二のMPEGデコーダと、インデックス画像を表示する表示制御部と、を有する。
【0023】
本出願人は、特開2001−238167号公報で提案した逆順再生技術を1チップのLSI(Large−Scale Integration)回路として製品化している。このLSIは2チャンネルのMPEG2ストリームを復号する能力を有するMPEG2デコーダとMPEGエンコーダを備えている。このLSIを利用することで、本発明は低コストで実現される。
【0024】
本発明の更に別の態様は、画像処理装置に関する。この画像処理装置は、動画中の所望のシーンの検索に利用する縮小画像のデータ量を圧縮し、圧縮した縮小画像データを、原画像と関連づけて記録し、この記録された縮小画像データを復号して表示させるよう制御する手段を有する。
【0025】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に好適な実施の形態1〜5をもとに説明する。これら実施の形態において、デジタルテレビジョン放送の番組を記録する際に、動画像のシーンの検索に利用するインデックス画像(以下、単に「サムネイル画像」と言う)を作成し、その画像を画像内符号化をすることでサムネイル画像の記録に必要とされる容量を抑える。
【0027】
一般的なテレビジョン放送の方式であるNTSC(National Television System Committee)方式の画面サイズは、720×480画素である。輝度(Y)および色度(U、V)に着目した規格の一つでYUV4:2:0、精度8ビットとすると、一画面のデータ量は720×480×8×(3×6/12)=約4メガビット(500キロバイト)となる。
【0028】
例えば、1時間の番組を録画し、5分間隔でサムネイル画像を生成すると仮定する。表示画面を6分割したサイズがサムネイル画像のサイズとした場合、必要とされる記録容量は1メガバイト、1分間隔で生成すると5メガバイトとなる。
【0029】
また、デジタルテレビジョン放送の規格には、1080iと呼ばれ、サイズが1920×1080画素のフォーマットが存在する。上述の画面サイズの画素数と比べて、6倍となる。従って、サムネイル画像の記録に必要とされる記録容量は、上述の条件で、それぞれ6メガバイトおよび30メガバイトとなる。
【0030】
今後、ハードディスクの記憶容量が増加すると想定しても、サムネイル画像のためだけに、大きな記憶容量を準備するとハードディスクのコストが高くなる恐れがある。そこで、できる限り動画像の記録のために容量を確保し、記録時間を長くすることで製品価値を高めることができる。
【0031】
本実施の形態では、サムネイル画像を空間周波数に着目した手法、具体的にはMPEG2規格Iピクチャに準じ符号化しデータ量の圧縮を行う。MPEG2規格Iピクチャに準じて圧縮することで、必要とされる記憶容量を1/10〜1/100程度に低減できる。
【0032】
以下、実施の形態1〜5を用いて、上述のシーン検索を実現する構成を説明する。ここでは、デジタルテレビジョン放送の受信装置およびハードディスクによる画像録画装置を備えるテレビジョン受信装置を想定する。
【0033】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係るテレビジョン受信装置10の構成を示すブロック図である。テレビジョン受信装置10は表示装置12、チューナ部14、画像記録再生部16、およびリモコン受光部60を備える。リモコン受光部60は、ユーザのリモートコントローラ(以下、単に「RC」と略す)62の操作によるテレビジョン受信装置10への指示を受け付ける。受け付けた指示は、後述の制御コア回路50によりテレビジョン受信装置10の各構成要素に対して制御信号として送られる。
【0034】
チューナ部14は更に、アンテナ18において受信したRF(Radio Frequency)信号をベースバンド信号に変換するRF部22、得られたベースバンド信号を復調する復調部24、およびエラー訂正部26を備える。チューナ部14から出力される信号は、トランスポートストリーム(以下、単に「TS」と略す)と称し、このTSにはデジタルテレビジョン放送の規格に準じ動画像信号や音声信号、データ放送で使用する全てのデータが多重化されている。
【0035】
画像記録再生部16は、TS分離部28、ハードディスク30、第1MPEGデコーダ32、第2MPEGデコーダ34、MPEGエンコーダ36、画像選定部38、データ量低減部40、サムネイル領域生成部42を備える。なお、画像記録再生部16は、テレビジョン受信装置10に含まれる構成に限らず、単体で製造および販売されてもよい。
【0036】
TS分離部28は、多重化されている信号を動画像信号、音声信号などTS内に含まれている各種情報に対応する信号に分離する。本実施の形態に特徴的であるのは、動画像信号であるので、以降動画像信号についてのみ記述し、音声信号など動画像信号以外の信号に関する記述は省略する。TS分離部28において、分離された動画像信号はMPEG2形式で符号化された符号化画像データである。TS分離部28において分離された符号化画像データは、ハードディスク30と第1スイッチ回路SW1に伝達される。
【0037】
ハードディスク30は、符号化画像データを保持する符号化画像データ領域44およびサムネイル画像として利用される縮小画像がさらに画像内符号化されたのち保持されるサムネイル画像データ領域46を備える。第1MPEGデコーダ32および第2MPEGデコーダ34は、MPEG2形式で符号化された画像データを復号する。
【0038】
画像選定部38は、復号された動画像からサムネイル画像として利用する画像を選定する。選定のタイミングは、所定の時間間隔やシーンチェンジが存在する際に行われる。
【0039】
選定のタイミングが所定の時間間隔である場合、その時間間隔は、録画前の状況や、サムネイル画像の選定開始前の状況に応じて設定される。例えば、以下の(1)から(4)いずれかの条件から選択される。
(1)1回の録画時間に応じて設定する。例えば、録画時間が30分であれば、時間間隔を5分とし、録画時間が120分であれば時間間隔を15分とする。これによって、録画時間に応じて、過不足なくサーチポイントとしてサムネイル画像に利用する画像を選定することができる。
(2)録画する番組の種類に応じて設定する。例えば、録画する番組がスポーツ番組であれば、時間間隔を15分とし、ドラマの番組であれば、時間間隔を5分とする。番組の種類によっては、展開が遅いケースもあり、そのような場合、サムネイル画像の時間間隔を短くしても、サーチポイントとしてそれほど有効でないポイントがサムネイル画像として選定されてしまい、その処理が無駄になりかねない。そこで番組の種類に応じて時間間隔を設定することで、録画する番組の種類に最適な時間間隔でサムネイル画像として利用する画像を選定することができる。
(3)ハードディスク30の残りの記憶容量に応じて設定する。例えば、ハードディスク30の記憶容量に余裕がある場合は、時間間隔を1分とし、記憶容量が少なくなるに応じて、2分、5分、10分とする。これによって、録画中にハードディスク30の記録容量が不足することを防止できる。
(4)視聴者が録画予約する際に設定する。これによって、視聴者の意志に従ってサムネイル画像を取得する時間間隔を決定することができる。
【0040】
画像選定部38は、第1MPEGデコーダ32において復号された動画像からサムネイル画像に利用する画像の選定のタイミングとして、番組送信側、つまりコンテンツ作成側が示したサムネイル画像取得ポイントを利用してもよい。サムネイル画像取得ポイントは、例えば、番組の各コーナーの開始点やタイトルバックが挿入されているタイミング等である。番組送信側が意図して選択したサーチポイントを収集することで、より適切なシーンサーチを実現できる。
【0041】
画像選定部38は、番組が複数のチャプターから構成されていれば、各チャプターの先頭画像をサムネイル画像として利用したり、各チャプターにインデックス画像が用意されていれば、そのインデックス画像をサムネイル画像として利用してもよい。これによって、視聴者は、隣接するチャプター画像を見ながら所望のシーンを検索することができる。また、チャプター画面で検索してから見たいシーンを検索するという2ステップの操作が同時に実現できる。
【0042】
画像選定部38がどのようなタイミングでサムネイル画像を生成するかは、視聴者が、上述の条件から選択してテレビジョン受信装置10に設定する構成とする。ユーザが設定した条件に基づいて画像選定部38は、サムネイル画像を選定する。
【0043】
データ量低減部40は、画像選定部38において選定された画像のサイズをサムネイル画像として十分な画像サイズに変換することにより、そのデータ量を低減しサムネイル画像を生成する。この際に、サイズのみでなく使用される色数を、例えば32ビットから16ビットや8ビットなどに低減してもよい。
【0044】
MPEGエンコーダ36は、画像選定部38において選定され、データ量低減部40でデータ量が低減されたサムネイル画像に対して画像内符号化による圧縮を行う。圧縮されたサムネイル画像は、その原画像が復号される前に符号化データとし符号化画像データ領域44に記録されている記録アドレスとともにサムネイル画像データ領域46に記録される。ここでは、空間周波数に着目した圧縮手法、具体的にはMPEG2規格Iピクチャに準じて画像が符号化圧縮される。サムネイル領域生成部42は、第2MPEGデコーダ34にて復号されたサムネイル画像で構成されるサムネイルフレームを生成する。
【0045】
画像記録再生部16は更に、第1スイッチ回路SW1、第2スイッチ回路SW2、制御コア回路50および表示制御部52を備える。表示制御部52は、サムネイル領域生成部42で生成されたサムネイルフレームを表示する。この際、サムネイルフレームのみが表示されてもよいし、主画面とともに表示されてもよい。主画面とともに表示される場合、表示画面においてサムネイルフレームを表示するための領域を確保するために、主画面は適当なサイズに変換される。
【0046】
制御コア回路50は、第1MPEGデコーダ32、第2MPEGデコーダ34、MPEGエンコーダ36、サムネイル領域生成部42および表示制御部52をはじめとして画像記録再生部16の各構成要素の動作を制御する。制御コア回路50として、一般には、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)が例示される。各種制御指示プログラムは、ROM(Read Only Memory)(図示せず)等にあらかじめ記述されている。
【0047】
第1スイッチ回路SW1は、制御コア回路50の制御に従って第1MPEGデコーダ32の入力切り替えを行い、現在放送中の画像データを表示するか、ハードディスク30に記録されている画像データを表示するかによりその回路が切り替わる。第1ノードN1側の接続が確立されると、その時点でチューナ部14において受信されTSストリームから分離された符号化データが第1MPEGデコーダ32に送られる。一方、第2ノードN2側に接続が確立されると、ハードディスク30から符号化データが読み出され第1MPEGデコーダ32に送られる。
【0048】
第2スイッチ回路SW2は、同様に制御コア回路50の制御に従って第1MPEGデコーダ32にて復号された動画像およびサムネイル領域生成部42で生成されたサムネイルフレームを選択的に表示制御部52に送る。第3ノードN3の接続が確立されると、第1MPEGデコーダ32で復号された動画像が表示制御部52に送られ、一方、第4ノードN4側の接続が確立されると、サムネイルフレームが表示制御部52に送られる。サムネイルフレームを表示しない場合は、第3ノードN3側の接続が常時確立される。サムネイルフレームの表示がユーザより要求される度に、また別のサムネイル画像が含まれるサムネイルフレームへの更新がユーザより要求された場合、第4ノードN4の接続が確立される。さらに、本図では図示しないが当該装置は各構成要素の処理におけるワークエリアとして機能するメモリを有する。
【0049】
以上、実施の形態1によれば、サムネイル画像を圧縮することで、その記録に必要とされるハードディスクにおける記録容量を低減できる。これにより、必要以上に大容量なハードディスクを用いることを避け、ハードディスクを用いた画像記録再生装置を低コストで実現できる。さらに、コストを抑えつつテレビジョン受信装置などに画像記録再生装置を内蔵できる。
【0050】
(実施の形態2)
実施の形態1では、サムネイル画像の生成は、所定の時間間隔や、シーンチェンジが存在する際に行われた。実施の形態2では、サムネイル画像生成はユーザからの指示に基づき行われる。
【0051】
図2は、実施の形態2に係るテレビジョン受信装置10の構成を示すブロック図である。この構成は、図1で示した画像記録再生部16の構成と類似しているので、実施の形態2に特徴的な点のみを説明する。
【0052】
本実施の形態2では、第1MPEGデコーダ32と画像選定部38の信号経路途上に第3スイッチ回路SW3が設けられた。ユーザは、主画像を確認しながらRC62を用いてサムネイル画像を生成するタイミングを指示する。
【0053】
指示を受けると、第3スイッチ回路SW3はオンとなり画像選定部38がサムネイル画像の原画像を選定し抽出する。以降の処理は実施の形態1と同様である。
【0054】
実施の形態2によると、実施の形態1の効果が得られるとともに、ユーザの希望とするシーンをサムネイル画像として記録できる。
【0055】
(実施の形態3)
実施の形態1および2では、サムネイル画像の復号のときに、第2MPEGデコーダ34を用いた。実施の形態3では、第1MPEGデコーダ32と第2MPEGデコーダ34を共通化し、一つのMPEGデコーダとする。
【0056】
図3は、実施の形態3に係る画像記録再生部16の構成を示すブロック図である。本実施の形態に特徴的な構成は、図2に示した画像記録再生部16における第2MPEGデコーダ34を省き、上述のように、第2MPEGデコーダ34の機能を第1MPEGデコーダ32が行う。特に、動画像とサムネイル画像の復号が行われる場合、つまり、動画像の表示とサムネイルフレームが同一画面で同時に表示される場合、時分割でそれら符号化データの復号が行われる。
【0057】
また、第1スイッチ回路SW1は第5ノードN5を更に有する。ハードディスク30の符号化画像データ領域44に記録されている符号化画像データを復号して動画像を表示する際、制御コア回路50の制御に従い、第1スイッチ回路SW1の第2ノードN2側および第2スイッチ回路SW2の第3ノードN3側の接続が確立される。また、サムネイル画像が復号される場合、第1スイッチ回路SW1の第5ノードN5側および第2スイッチ回路SW2の第4ノードN4側の接続が同時に確立される。
【0058】
実施の形態3によると、実施の形態1および2と同様の効果が得られるとともに、2チャンネルのMPEG2ストリームを復号可能なMPEG2デコーダを既に有している場合、低コストで本発明を実現できる。
【0059】
(実施の形態4)
実施の形態1から3では、ハードディスク30に記録されるデータは、一旦TS分離部28でTSから分離された符号化データであった。実施の形態4では、TSがそのままハードディスク30に記録される。ハードディスク30の領域中で、TSが記録される領域をTSデータ領域66と呼び、これは実施の形態1から3の符号化画像データ領域44に相当する。
【0060】
図4は、実施の形態4に係るテレビジョン受信装置10の構成を示すブロック図である。この構成は実施の形態2に示したテレビジョン受信装置10と類似しているので、特に本実施の形態4に特徴的な点を説明する。
【0061】
ハードディスク30は、TSより分離された符号化データが記録される符号化画像データ領域44の代わりに、TSが記録されるTSデータ領域66を備える。また、第1スイッチ回路SW1をTS分離部28の前、つまりチューナ部14側に設けた。この第1スイッチ回路SW1により、チューナ部14で受信中のTSもしくはTSデータ領域66に記録されているTSのいずれかが選択されTS分離部28に送られる。
【0062】
本実施の形態4では、実施の形態2の構成を変更することでTSをハードディスク30のTSデータ領域66に記録した。当然、実施の形態1および3の構成を同様に変更しTSをハードディスク30のTSデータ領域66に記録する構成にしてもよい。
【0063】
(実施の形態5)
実施の形態1では、サムネイル画像の生成タイミングは、例えば第1MPEGデコーダ32により復号された画像を参照することでシーンチェンジを検出することで求められた。本実施の形態では、音声データが大きく変化する点をサムネイル画像の生成タイミングとする。
【0064】
図6は、実施の形態5に係るテレビジョン受信装置10の構成を示すブロック図である。この構成は実施の形態1に示したテレビジョン受信装置10と類似しているので、特に本実施の形態に特徴的な点を説明する。
【0065】
テレビジョン受信装置10は、TS分離部28において分離された符号化音声データを復号する音声デコーダ54と、復号された音声データを外部に出力する音声出力部56を備える。音声データがMPEG2規格に準じて符号化されており第1MPEGデコーダ32の処理能力が高い場合、第1MPEGデコーダ32が音声デコーダ54の機能を果たしてもよい。なお、音声デコーダ54および音声出力部56は、本来、実施の形態1から4に示したテレビジョン受信装置10にも備わるが、説明を容易にするために省略した構成要素である。
【0066】
音声デコーダ54で復号された音声データは、画像選定部38および音声出力部56に伝達される。画像選定部38は、音声データを参照し、音声データが大きく変化するポイントをサムネイル画像を選定するタイミングとして決定し、そのタイミングに基づいて、第1MPEGデコーダ32において復号された動画像からサムネイル画像として利用する画像を選定する。本実施の形態の構成を実施の形態4と同様に変更しTSをハードディスク30のTSデータ領域66に記録する構成にしてもよい。
【0067】
上述の構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
【0068】
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0069】
実施の形態では、サムネイル画像は画像内符号化されたが、さらに生成されたサムネイルフレームが符号化され保持されてもよい。この場合、記録容量の確保のためにサムネイル画像は記録しない。また、サムネイル画像の圧縮手法としてMPEGを用いたが、これに限る趣旨ではなく、例えば、JPEGやGIF、LZW(Lempel−Ziv−Weich)圧縮手法などがある。
【0070】
図5に、本発明を別の観点から着目した画像記録再生装置70の機能ブロックの構成を示す。画像記録再生装置70は、入力インタフェイスブロック72、データブロック74、動画像ブロック76、インデックス画像生成ブロック78、フレーム生成ブロック80、および表示制御ブロック84を備える。
【0071】
以下に、上述の実施の形態1〜5で示した画像記録再生部16と図5に示す画像記録再生装置70の各構成要素の主な対応を示す。動画像ブロック76には第1MPEGデコーダ32が、データブロック74にはハードディスク30が対応する。インデックス画像生成ブロック78には画像選定部38、データ量低減部40、およびMPEGエンコーダ36が対応する。また、フレーム生成ブロック80には第2MPEGデコーダ34とサムネイル領域生成部42が、表示制御ブロック84には表示制御部52と第2スイッチ回路SW2が対応する。ただし、本図では図示しないが、各構成ブロックは制御コア回路50に相当するCPU等の所定の制御回路と共動により、それらの機能が実行される。また、同様に各構成ブロックはそれぞれ共動により機能が実行される。
【0072】
入力インタフェイスブロック72は、伝達メディア90から符号化データを受け付ける。その符号化データは、動画像ブロック76に送られるか、データブロック74に記録される。インデックス画像生成ブロック78は、動画像ブロック76で復号された動画像よりサムネイル画像として使用する画像を選定し、サムネイル画像を生成し、符号化してデータブロック74に記録する。
【0073】
フレーム生成ブロック80は、所定のサムネイル画像を復号し、それらサムネイル画像が動画像との時間関係が認識可能にサムネイルフレームを生成する。生成されたサムネイルフレームは、表示制御ブロック84により単独もしくは動画像とともに表示装置12において表示される。また、フレーム生成部80は、所定の更新タイミングでサムネイルフレームを更新する。ここで、伝達メディア90には、DVD等の蓄積メディア、地上波放送や衛星放送、CATVなどの放送メディアがある。
【0074】
【発明の効果】
本発明によると、ユーザが動画像を視聴する際に、サムネイル画像を生成する際、その記録容量を抑えることができる。また、別の観点では、新たに大きな記録容量を必要とすることがないため、コストを抑えつつサムネイル画像を使用したシーン検索が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係るテレビジョン受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態2に係るテレビジョン受信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態3に係るテレビジョン受信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態4に係るテレビジョン受信装置の構成を示すブロック図である。
【図5】変形例として別観点から着目した画像記録再生装置の機能ブロックの構成を示す図である。
【図6】実施の形態5に係るテレビジョン受信装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 テレビジョン受信装置、 12 表示装置、 14 チューナ部、 16 画像記録再生部、 18 アンテナ、 22 RF部、 24 復調部、 26 エラー訂正部、 28 TS分離部、 30 ハードディスク、 32 第1MPEGデコーダ、 34 第2MPEGデコーダ、 36 MPEGエンコーダ、 38 画像選定部、 40 データ量低減部、 42 サムネイル領域生成部、 44 符号化画像データ領域、 46 サムネイル画像データ領域、 50 制御コア回路、 52 表示制御部、 54 音声デコーダ、 56音声出力部、 60 リモコン受光部、 62 RC、 66 TSデータ領域、 70 画像記録再生装置、 72 入力インタフェイスブロック、 74データブロック、 76 動画像ブロック、 78 インデックス画像生成ブロック、 80 フレーム生成ブロック、 84 表示制御ブロック、 90 伝達メディア。

Claims (18)

  1. 動画像中の所望のシーンの検索に利用する縮小画像を画像内符号化をすることでそのデータ量を圧縮するステップと、
    前記画像内符号化がなされた縮小画像の原画像と関連づけて記録するステップと、
    を有することを特徴とする画像記録方法。
  2. 動画像中の所望のシーンの検索に利用する縮小画像を画像内符号化することでそのデータ量を圧縮する縮小画像符号化部と、
    前記画像内符号化がなされた縮小画像の原画像と関連づけて記録する画像記録部と、
    を有することを特徴とする画像記録装置。
  3. 符号化データを取得し動画像を構成する単位画像を復号する第一のデコード部と、
    前記符号化データを保持する第一のデータ記録部と、
    前記動画像の所望のシーンを検索する際に利用するインデックス画像の原画像を前記第一のデコード部で復号された単位画像から選定する画像選定部と、
    前記選定された原画像のサイズを縮小することでインデックス画像を生成するインデックス画像生成部と、
    前記インデックス画像を画像内符号化し前記インデックス画像のデータ量を圧縮するエンコード部と、
    前記符号化されたインデックス画像を前記原画像と関連づけて保持する第二のデータ記録部と、
    前記第二のデータ記録部に符号化され保持されているインデックス画像から所定のインデックス画像を選定し復号する第二のデコード部と、
    を有することを特徴とする画像記録再生装置。
  4. 前記第一および前記第二のデコード部は、共通化され単一の構成で実現されることを特徴とする請求項3に記載の画像記録再生装置。
  5. MPEGに準拠して符号化された動画像信号である符号化データを取得し、動画像を構成する単位画像を復号する第一のMPEGデコーダと、
    前記符号化データを保持する第一のデータ記録部と、
    前記動画像の所望のシーンを検索する際に利用するインデックス画像の原画像を前記第一のMPEGデコーダで復号された単位画像から選定する画像選定部と、
    前記選定された単位画像のサイズを縮小することでインデックス画像を生成する画像生成部と、
    前記インデックス画像を画像内符号化するMPEGエンコーダと、
    前記符号化されたインデックス画像をその原画像と関連づけて保持する第二のデータ記録部と、
    所定のインデックス画像を復号する第二のMPEGデコーダと、
    を有することを特徴とする画像記録再生装置。
  6. 前記第一および前記第二のMPEGデコーダは、共通化され単一の構成で実現されることを特徴とする請求項5に記載の画像記録再生装置。
  7. MPEGに準拠して符号化された動画像信号を含むトランスポートストリームに多重化され所定の変調が施されたテレビジョン放送の信号波を受信し、その信号波をトランスポートストリームに復調するチューナ部と、
    前記トランスポートストリームから符号化データである前記動画像信号を分離するTS分離部と、
    前記符号化データを取得し、動画像を構成する単位画像を復号する第一のMPEGデコーダと、
    前記符号化データを保持する第一のデータ記録部と、
    前記動画像の所望のシーンを検索する際に利用するインデックス画像の原画像を前記第一のMPEGデコーダで復号された単位画像から選定する画像選定部と、
    前記選定された単位画像のサイズを縮小することでインデックス画像を生成するインデックス画像生成部と、
    前記インデックス画像を画像内符号化するMPEGエンコーダと、
    前記符号化されたインデックス画像をその原画像と関連づけて保持する第二のデータ記録部と、
    所定のインデックス画像を復号する第二のMPEGデコーダと、
    前記インデックス画像を表示する表示制御部と、
    を有することを特徴とするテレビジョン受像機。
  8. MPEGに準拠して符号化された動画像信号を含むトランスポートストリームに多重化され所定の変調が施されたテレビジョン放送の信号波を受信し、その信号波をトランスポートストリームに復調するチューナ部と、
    前記トランスポートストリームから前記動画像信号である符号化データを分離するTS分離部と、
    前記符号化データを取得し、動画像を構成する単位画像を復号する第一のMPEGデコーダと、
    前記トランスポートストリームを保持する第一のデータ記録部と、
    前記動画像の所望のシーンを検索する際に利用するインデックス画像の原画像を前記第一のMPEGデコーダで復号された単位画像から選定する画像選定部と、
    前記選定された単位画像のサイズを縮小することでインデックス画像を生成するインデックス画像生成部と、
    前記インデックス画像を画像内符号化するMPEGエンコーダと、
    前記符号化されたインデックス画像をその原画像と関連づけて保持する第二のデータ記録部と、
    所定のインデックス画像を復号する第二のMPEGデコーダと、
    前記インデックス画像を表示する表示制御部と、
    を有することを特徴とするテレビジョン受像機。
  9. 前記第一および前記第二のMPEGデコーダは、共通化され単一の構成で実現されることを特徴とする請求項7または8に記載のテレビジョン受像機。
  10. 前記画像選定部は、所定の時間間隔で前記インデックス画像の原画像を選定することを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の画像記録再生装置。
  11. 前記画像選定部は、ユーザからの指示に基づいて前記インデックス画像の原画像を選定することを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の画像記録再生装置。
  12. 前記画像選定部は、前記動画像のシーンが大きく変化するタイミングで前記インデックス画像の原画像を選定することを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の画像記録再生装置。
  13. 前記画像選定部は、前記動画像の作成者が前記動画像に設けたタイミングで、前記インデックス画像の原画像を選定することを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の画像記録再生装置。
  14. 前記動画像が複数のチャプターで構成されている場合、前記画像選定部は、前記チャプターの先頭の画像を、前記インデックス画像の原画像として選定することを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の画像記録再生装置。
  15. 前記動画像が複数のチャプターで構成されておりチャプターに検索用画像が設けられている場合、前記画像選定部は、前記検索用画像を前記インデックス画像の原画像として選定することを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の画像記録再生装置。
  16. 前記符号化データに含まれる音声データを復号する第三のデコーダを更に有し、
    前記画像選定部は、前記第三のデコーダで復号された音声データを参照し、音量が大きく変わるタイミングで前記インデックス画像の原画像を選定することを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の画像記録再生装置。
  17. 前記画像選定部は、前記インデックス画像の原画像の抽出前の状況に応じて、前記所定の時間間隔を設定することを特徴とする請求項10に記載の画像記録再生装置。
  18. 動画中の所望のシーンの検索に利用する縮小画像のデータ量を圧縮し、圧縮した縮小画像データを、原画像と関連づけて記録し、この記録された縮小画像データを復号して表示させるよう制御する手段を有することを特徴とする画像処理装置。
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