JP2004072645A - 受信回路およびこれを用いた無線通信装置 - Google Patents

受信回路およびこれを用いた無線通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】AGCのセットアップを行いながら同期獲得を行った場合、AGCのセットアップタイムが長くなると、タイミング同期の獲得にも時間がかかる。
【解決手段】アナログAGCループとディジタルAGCループとを併用した構成を採る受信回路において、アナログ可変利得増幅器19i,19qの他にアナログ固定利得増幅器20i,20qを設け、AGC初期状態ではアナログ固定利得増幅器20i,20qを経た信号を基に同期獲得を行うとともに、アナログ可変利得増幅器19i,19qの出力信号レベルに応じたAGCのセットアップを同期獲得と並行して行い、タイミング同期の獲得に要する時間を短縮する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線LAN、携帯電話など無線通信システムの受信回路およびこれを用いた無線通信装置に関し、特にIEEE802.11aなど、高速のAGC(Automatic Gain Control)回路が必要なシステムに用いて好適なダイレクトコンバージョン方式の受信回路およびこれを用いた無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信システムにおける受信方式は、受信した高周波信号を中間周波数に周波数変換して処理するスーパーヘテロダイン方式と、受信した高周波信号を直接ベースバンド信号に周波数変換して処理するダイレクトコンバージョン方式とに大別される。これらの受信方式のうち、ダイレクトコンバージョン方式の受信機(以下、ダイレクトコンバージョン受信機と記す)は、スーパーヘテロダイン方式の受信機に比較して、IF(中間周波)段が不要な分だけ外付け部品が少ないため低コストであり、また回路構成が比較的簡易であるためマルチバンド、マルチモード受信機などに適している。これらの理由から、最近、多くの無線通信システムにダイレクトコンバージョン受信機が用いられている。
【0003】
従来例(第1従来例)に係るダイレクトコンバージョン受信機の構成を図3に示す。同図において、アンテナ101A,101Bで受信された高周波信号は、切替スイッチ102によっていずれか一方が選択され、バンドパスフィルタ103および低雑音増幅器104を経由してミキサ回路105i,105qに各一方の入力として与えられる。ミキサ回路105i,105qには各他方の入力として、ローカル発振器106から出力されるローカル信号が直接(位相差0°)、あるいは90°移相器107を介して(位相差90°)供給される。
【0004】
ミキサ回路105iは、入力される高周波信号に対して位相差0°のローカル信号を混合することによってベースバンドの同相成分I(以下、I信号と記す)を得る。ミキサ回路105qは、入力される高周波信号に対して位相差90°のローカル信号を混合することによってベースバンドの直交成分Q(以下、Q信号と記す)を得る。I,Q信号は、アナログローパスフィルタ(以下、アナログLPFと記す)108i,108qに供給される。アナログLPF108i,108qは、受信された信号から希望帯域の信号のみを取り出す役割を有している。
【0005】
アナログLPF108i,108qで取り出された希望帯域の信号は、アナログ可変利得増幅器109i,109qで信号振幅が調整された後AGC部110に直接供給され、さらにAD(アナログ−ディジタル)変換器111i,111qでディジタル信号に変換されて復調部(図示せず)を含むディジタル部112に供給される。
【0006】
AGC部110では、AD変換器111i,111qの入力信号を最適かつ安定したレベルに保つために、アナログ可変利得増幅器109i,109qに対する自動利得制御(AGC)が行われる。AGC部110は、検波・LPF回路113i,113q、ADC114i,114q、ディジタル部112内の制御ロジック回路115、DA(ディジタル−アナログ)変換器116i,116qおよびコントロール回路117i,117qを有する構成となっている。
【0007】
ところで、近年、信号の伝送速度の増加および周波数資源の逼迫に伴って、信号の帯域幅が増大し、チャネル間隔が狭くなる傾向にある。このように、信号の帯域幅が増大することにより、アナログLPF108i,108qには高いカットオフ周波数が要求される。また、チャネル間隔が狭くなることにより、アナログLPF108i,108qとして、シャープ(急峻)でかつ線形歪(振幅歪と位相歪)の小さな特性のものが必要とされる。しかしながら、広帯域に遮断特性がシャープでかつ線形歪が小さい特性のアナログLPF108i,108qを、低消費電力で実現することは難しく。また、低雑音、高リニアリティ特性を同時に得ることも難しい。
【0008】
このアナログLPF108i,108qの広帯域化の問題に対する改善策として、図4に示す従来例(第2従来例)がある。図4中、図3と同等部分には同一符号を付して示している。
【0009】
この第2従来例に係るダイレクトコンバージョン受信機では、ディジタル部112内であって、AD変換器111i,111qの後段に、ディジタルローパスフィルタ(以下、ディジタルLPFと記す)201i,201q、ディジタル可変利得増幅器202i,202qを設けた構成を採っている。アナログLPF108i,108qとディジタルLPF202i,202qとのそれぞれの組み合わせで、チャネルセレクトのために必要な遮断特性を得ている。
【0010】
希望チャネルに隣接するチャネルに干渉となる信号(以下、隣接チャネル信号と記す)が存在する場合、アナログLPF108i,108qの遮断特性が不十分であるために、AD変換器111i,111qの入力信号には隣接チャネル信号が残っている。したがって、ディジタルLPF202i,202qでその隣接チャネル信号を所望のレベルまで落とす。そして、復調部入力レベルが最適かつ安定になるように、AGC部110による可変利得増幅器109i,109qの自動利得制御に加えて、ディジタル可変利得増幅器202i,202qの出力レベルを検波回路230i,203qで検出し、その検出レベルに基づいて制御ロジック部115で生成された設定値によりディジタル可変利得増幅器202i,202qの利得を調整する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、第2従来例に係るダイレクトコンバージョン受信機では、アナログLPF108i,108qの広帯域化の問題を解決するために、AD変換器111i,111qの後段に、ディジタルLPF201i,201qおよびディジタル可変利得増幅器202i,202qを設けて、再度ディジタルAGCをかけるようにしている。しかしながら、ディジタルフィルタは一般的に遅延時間が大きく、例えばFIR(Finite Impulse Response;有限長インパルス応答)フィルタで構成した場合には数μsec 〜数十μsec 程度の遅延時間が生じるため、隣接チャネルに干渉信号が存在する場合、その群遅延特性によって最適な利得値を得るためのAGCセットアップタイムが長くなる。
【0012】
このように、AGCセットアップタイムが増加することは、例えば、無線LAN仕様であるIEEE802.11aのようなパケットモードの通信では、受信品質の劣化となる。図5に、IEEE802.11aのトレーニングシンボルの構成を示す。パケットのはじめの8μsec の期間がショートプリアンブルと呼ばれ、このショートプリアンブル期間内に、信号検波、AGCのセットアップ、ダイバーシティ選択、搬送波同期、タイミング同期を行う必要がある。
【0013】
8μsec のショートプリアンブル期間内にAGCのセットアップが正確に行われない場合には、信号のレベルを正しく設定することができないため、パケットエラーになることがある。さらに、IEEE802.11aの場合には、ショートプリアンブル期間内にAGCのセットアップを行いながら、タイミング同期の獲得(以下、単に同期獲得と記す場合もある)を行う必要がある。ところが、AGCを行っているときは、信号の位相情報が変化する可能性があるため、同期獲得の精度を劣化させることがある。したがって、AGCのセットアップが完了した後でなければ同期獲得を正確に行えないことになる。
【0014】
上述したことから明らかなように、アナログAGCとディジタルAGCとを併用する構成を採る受信回路では、AGCのセットアップが完了した後でなければ同期獲得を正確に行えないため、ディジタルLPF201i,201qの遅延特性によってAGCのセットアップタイムが長くなると、その分だけ同期獲得にも時間がかかるという課題がある。
【0015】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アナログAGCとディジタルAGCとを併用する構成を採った場合において、AGCのセットアップタイムが長くなったとしても、タイミング同期の獲得に要する時間を短縮することが可能な受信回路およびこれを用いた無線通信装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明による受信回路は、受信信号を周波数変換して得られる信号から希望チャネルの信号を取り出すアナログフィルタ手段と、このフィルタ手段で取り出された信号の振幅を調整するアナログ可変利得増幅手段と、この可変利得増幅手段の出力信号のレベルに応じて当該可変利得増幅手段の利得値を調整するアナログ利得制御手段と、アナログフィルタ手段で取り出された信号の振幅を増幅するアナログ固定利得増幅手段と、アナログ固定利得増幅手段の出力信号またはアナログ可変利得増幅手段の出力信号を選択して出力する選択手段と、この選択手段の出力信号をディジタル信号に変換するAD変換手段と、このAD変換手段の出力信号から希望チャネルの信号を取り出すディジタルフィルタ手段と、このフィルタ手段で取り出された信号の振幅を調整するディジタル可変利得増幅手段と、この可変利得増幅手段の出力信号のレベルに応じて当該可変利得増幅手段の利得値を調整するディジタル利得制御手段と、ディジタル可変利得増幅手段を経た受信信号を基に同期獲得したときに同期獲得信号を出力する同期手段と、この同期手段から同期獲得信号が出力されるまではアナログ固定利得増幅手段の出力信号を選択し、当該同期獲得信号の出力以降はアナログ可変利得増幅手段の出力信号を選択するように選択手段を制御する制御手段とを備えた構成となっている。この受信回路は、ダイレクトコンバージョン受信機などの無線通信装置において、受信した高周波信号を周波数変換して得られる信号を処理する信号処理部、例えばベースバンド部として用いられる。
【0017】
上記構成の受信回路またはこれを用いた無線通信装置において、ディジタルフィルタ手段はアナログフィルタ手段との組み合わせで、希望チャネルを選択するために必要な遮断特性を得るとともに、希望チャネルに隣接するチャネルの信号を所望のレベルまで落とす作用をなす。ここで、AGCを行っているときは、アナログ可変利得増幅手段の利得値がまだ安定していないため、当該可変利得増幅手段を経た信号の位相情報が変化する可能性がある。一方、アナログ固定利得増幅手段を経た信号については、当該固定利得増幅手段の利得値が固定であるため位相情報が変化することはない。そこで、AGCの初期状態では、アナログ固定利得増幅手段を経た信号を選択し、当該信号を基に同期手段によってタイミング同期の獲得を行う。これにより、タイミング同期の獲得が迅速に行われ、同期獲得に要する時間の短縮が可能になる。また、同期獲得と並行して、アナログ可変利得増幅手段を経た信号のレベルに基づくAGCが行われる。そして、同期手段から同期獲得信号が出力されたら、アナログ固定利得増幅手段側からアナログ可変利得増幅手段側に信号の選択を切り替える。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る受信回路を用いた無線通信装置、例えばダイレクトコンバージョン受信機の構成例を示すブロック図である。本実施形態に係るダイレクトコンバージョン受信機は、フェージングによる品質劣化を防止して高受信感度を実現するために、複数本(本例では、2本)のアンテナで伝搬経路の異なる信号を受信するダイバーシティ受信方式を採用している。ただし、本発明は、ダイバーシティ受信方式の受信機への適用に限られるものではない。
【0020】
図1において、2本のアンテナ11A,11Bで受信された高周波信号は、切替スイッチ12によっていずれか一方が選択される。選択された高周波信号は、バンドパスフィルタ13および低雑音増幅器14を経由してミキサ回路15i,15qに各一方の入力として与えられる。一方、ローカル発振器16から出力されるローカル信号は、90°移相器17で位相差0°のローカル信号と位相差90°のローカル信号に移相された後、周波数変換器であるミキサ回路15i,15qに各他方の入力として与えられる。
【0021】
ミキサ回路15iは、入力される高周波信号に対して位相差0°のローカル信号を混合することによってベースバンドのI(同相)信号を得る。ミキサ回路15qは、入力される高周波信号に対して位相差90°のローカル信号を混合することによってベースバンドのQ(直交)信号を得る。I,Q信号は、アナログLPF18i,18qで希望帯域の信号成分のみが取り出され、アナログ可変利得増幅器19i,19qおよびアナログ固定利得増幅器20i,20qにそれぞれ供給される。
【0022】
アナログ可変利得増幅器19i,19qは、後述するアナログAGCのフィードバック制御によって利得値が変化することにより、I,Q信号の振幅を調整する。このアナログ可変利得増幅器19i,19qを経たI,Q信号は選択回路21i,21qおよびAGC回路22に供給される。アナログ固定利得増幅器20i,20qは、その利得値がアナログ可変利得増幅器19i,19qの最大利得値とほぼ同程度の大きな値に固定されており、その固定利得値にてI,Q信号の振幅を増幅する。このアナログ固定利得増幅器20i,20qを経たI,Q信号は選択回路21i,21qに供給される。
【0023】
選択回路21i,21qは各々、互いに連動するスイッチSW1i,SW1qおよびスイッチSW2i,SW2qから構成されている。スイッチSW1i,SW1qは、各可動接点がアナログ可変利得増幅器19i,19qの各出力端にそれぞれ接続され、各一方の固定接点が抵抗Ri,Rqを介して基準電位点、例えばグランドにそれぞれ接続されている。スイッチSW2i,SW2qは、各固定接点がアナログ固定利得増幅器20i,20qの各出力端にそれぞれ接続されている。スイッチSW1i,SW1qの各他方の固定接点とスイッチSW2i,SW2qの各可動接点とはそれぞれ共通に接続され、選択回路21i,21qの各選択出力端となる。
【0024】
選択回路21i,21qのスイッチSW1i,SW1qおよびスイッチSW2i,SW2qは、制御回路23i,23qによって切り替え制御が行われる。この切り替え制御の下に選択回路21i,21qによって選択された信号、即ちアナログ可変利得増幅器19i,19qを経たI,Q信号、またはアナログ固定利得増幅器20i,20qを経たI,Q信号は、AD変換器24i,24qでディジタル信号に変換されてディジタル部25に供給される。
【0025】
AGC部22においては、AD変換器24i,24qの入力信号を最適かつ安定したレベルに保つために、アナログ可変利得増幅器19i,19qに対する自動利得制御(AGC)が行われる。AGC部22は、検波回路26i,26q、AD変換器27i,27q、ディジタル部25内の制御ロジック回路28、DA変換器29i,29qおよびコントロール回路30i,30qを有する構成となっている。
【0026】
検波回路26i,26qは、アナログ可変利得増幅器19i,19qの出力信号をレベル検波する。AD変換器27i,27qは、検波回路26i,26qで得られた検波レベルをディジタル信号に変換して制御ロジック回路28に供給する。制御ロジック回路28は、AD変換器27i,27qから与えられる検波レベル、即ちアナログ可変利得増幅器19i,19qの出力信号レベルに対応した利得データを設定する。DA変換器29i,29qは、制御ロジック回路28で設定された利得データをアナログ信号に変換する。コントロール回路30i,30qは、DA変換器29i,29qから与えられる利得データに応じてアナログ可変利得増幅器19i,19qの利得値を調整する。
【0027】
上述したアナログ可変利得増幅器19i,19q→検波回路26i,26q→AD変換器27i,27q→制御ロジック回路28→DA変換器29i,29q→コントロール回路30i,30q→アナログ可変利得増幅器19i,19qの系は、アナログ可変利得増幅器19i,19qの出力信号のレベルに応じて当該可変利得増幅器19i,19qの利得値を設定するフィードバックのアナログAGCループを形成している。
【0028】
ディジタル部25内には、AGC部22の一部を構成する制御ロジック回路28の他に、受信信号を復調する復調部31と、AD変換器24i,24qと復調部31との間に縦続接続されたディジタルLPF32i,32qおよびディジタル可変利得増幅器33i,33qと、検波回路34i,34qとが設けられている。ディジタルLPF32i,32qは、アナログLPF18i,18qとのそれぞれの組み合わせで、チャネルセレクトのために必要な遮断特性を得るとともに、隣接チャネル信号を所望のレベルまで落とす作用をなす。
【0029】
検波回路34i,34qは、ディジタル可変利得増幅器33i,33qの各出力信号をレベル検波し、その検波結果を制御ロジック回路28に与える。制御ロジック回路28は、検波回路34i,34qの検波結果に応じてディジタル可変利得増幅器33i,33qの利得値を調整する。このディジタル可変利得増幅器33i,33q→検波回路34i,34q→制御ロジック回路28→ディジタル可変利得増幅器33i,33qの系は、ディジタル可変利得増幅器33i,33qの出力信号のレベルに応じて当該可変利得増幅器33i,33qの利得値を設定するフィードバックのディジタルAGCループを形成している。
【0030】
復調部31内には、信号検波回路35および同期回路36が設けられている。信号検波回路35は、ディジタル可変利得増幅器33i,33qの出力信号から受信信号の検出を行い、受信信号を検出したときに検出信号を出力する。この検出信号は、先述したAGCの開始を指示するAGC開始信号AGC_STとして制御ロジック回路28に与えられるとともに、同期回路36にも同期信号の獲得を指示する信号として与えられる。同期回路36はこの信号を受けて、受信信号を基にタイミング同期の獲得を開始し、獲得したら同期獲得信号Sync_Actを先述した制御回路23i,23qに与える。
【0031】
上記構成の第1実施形態に係る受信回路においては、アナログAGCループによるフィードバック制御により、検波回路26i,26qでの各検波レベルに応じてアナログ可変利得増幅器19i,19qの各利得値が設定され、またディジタルAGCループによるフィードバック制御により、検波回路32i,32qの各検波レベルに応じてディジタル可変利得増幅器33i,33qの各利得値が設定される。
【0032】
このように、アナログAGCループとディジタルAGCループとを併用した構成を採ることにより、信号の帯域幅が増加することに伴ってアナログLPF18i,18qのカットオフ周波数が高くなったとしても、アナログLPF18i,18qとディジタルLPF32i,32qとのそれぞれの組み合わせでチャネルセレクトのために必要な遮断特性を得ることができるため、広帯域に遮断特性がシャープでかつ線形歪(振幅歪と位相歪)が小さい特性を、低消費電力で実現でき、また低雑音、高リニアリティ特性を同時に得ることが可能になる。
【0033】
また、本実施形態に係る受信回路においては、制御回路23i,23qによる制御の下に、アナログ可変利得増幅器19i,19qと、高利得値のアナログ固定利得増幅器20i,20qとを適宜切り替えて用いる構成を採ることで、同期獲得に要する時間を短縮することができる。その作用について、以下により具体的に説明する。
【0034】
AGC初期状態では、制御回路23i,23qは、選択回路21i,21qの各スイッチを、アナログ固定利得増幅器20i,20qの出力信号を選択する状態に設定する。このとき、スイッチSW1i,SW1qの可動接点が抵抗Ri,Rq側に切り替わった状態となり、これによりアナログ可変利得増幅器19i,19qの各出力端が抵抗Ri,Rqを介して接地される。また、スイッチSW2i,SW2qがオン(閉)状態となるため、アナログ固定利得増幅器20i,20qの出力信号がAD変換器24i,24qを介してディジタル部25に供給される。
【0035】
この初期状態から、アンテナ11A/11Bで受信された高周波信号が、低雑音増幅器14を経てミキサ回路15i,15qで適切なレベルのベースバンド信号(I,Q信号)に周波数変換された後、アナログLPF18i,18qで希望チャネル(希望帯域)以外の信号成分が除去され、その後アナログ固定利得増幅器20i,20q、選択回路21i,21qおよびAD変換器24i,24qを経由してディジタル部25に入力する。そして、希望帯域の受信信号の検出が信号検波回路35で行われる。
【0036】
ここで、受信信号は、例えばIEEE802.11aのようなパケットモードの通信では、図5に示すようなデータ構成となっている。パケットのはじめの8μsec期間はショートプリアンブルと呼ばれ、当該ショートプリアンブル内のデータは、AGCのセットアップやタイミング同期の獲得などに用いられる。IEEE802.11aの場合には、ショートプリアンブル内のデータとして既知のデータが使われており、またショートプリアンブルのデータの変調方式としてBPSK(Binary Phase Shift Keying)が使われている。
【0037】
信号検波回路35は、希望帯域の信号の受信を検出すると、その検出信号を制御ロジック回路28にAGCの開始を指示するAGC開始信号AGC_STとして与えるとともに、同期回路36に同期獲得を指示する信号として与える。これにより、同期回路36では、アナログ固定利得増幅器20i,20qを経た信号を基に同期獲得がスタートする。ここで、同期獲得に使用されるショートプリアンブルのデータの変調方式がBPSKであることから、同期獲得の際に固定利得増幅器20i,20qを経由した信号を用いても、同期獲得特性が劣化することはない。
【0038】
同期獲得の開始と同時に、アナログ可変利得増幅器19i,19qの出力信号のレベルに応じて当該可変利得増幅器19i,19qの各利得値を調整するAGCがスタートする。具体的には、制御ロジック回路28は、信号検波回路35から与えられるAGC開始信号AGC_STを受けて、信号検波回路35でアナログ可変利得増幅器19i,19qの出力信号レベルを検波して得られる検波レベルから利得設定値を算出し、DA変換器29i,29qおよびコントロール回路30i,30qを介してアナログ可変利得増幅器19i,19qの利得値を調整する。
【0039】
同期回路36は同期獲得が完了すると、選択回路21i,21qを切り替え制御する制御回路23i,23qに対して同期獲得信号Sync_Actを送出する。制御回路23i,23qはこの同期獲得信号Sync_Actを受けて、選択回路21i,21qの各スイッチの選択状態を、アナログ固定利得増幅器20i,20q側からアナログ可変利得増幅器19i,19q側に切り替える。これにより、スイッチSW1i,SW1qの可動接点がAD変換器24i,24qが切り替わり、またスイッチSW2i,SW2qがオフ(開)状態となるため、アナログ固定利得増幅器20i,20qの出力信号に代えて、アナログ可変利得増幅器19i,19qの出力信号がAD変換器24i,24qを介してディジタル部25に供給される。
【0040】
上述したように、第1実施形態に係る受信回路では、アナログ可変利得増幅器19i,19qの他に、当該可変利得増幅器19i,19qの最大利得値とほぼ同程度の大きな利得値(固定値)を持つアナログ固定利得増幅器20i,20qを設け、AGC初期状態ではアナログ固定利得増幅器20i,20qを経た信号を基に同期獲得を行うとともに、アナログ可変利得増幅器19i,19qの出力信号レベルに応じたAGCのセットアップを同期獲得と並行して行い、同期獲得後はアナログ可変利得増幅器19i,19qを経た信号を選択することで、AGCのセットアップ前であっても位相情報の安定した信号を基に同期獲得を迅速に行うことができるため、AGCのセットアップに時間がかかったとしても、その影響を受けることなく同期獲得に要する時間を短縮できる。
【0041】
[第2実施形態]
図3は、本発明の第2実施形態に係る受信回路を用いた無線通信装置、例えばダイレクトコンバージョン受信機の構成例を示すブロック図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して示している。
【0042】
先述した第1実施形態に係る受信回路では、アナログAGCループにおいて、アナログ可変利得増幅器19i,19qの出力信号を検波回路26i,26qに入力し、その出力信号のレベル検波を行う構成となっていた。これに対して、本実施形態に係る受信回路では、アナログ可変利得増幅器19i,19qの出力信号と、対数増幅器37i,37qを経たアナログ可変利得増幅器19i,19qの入力信号とをスイッチSW3i,SW3qで選択して検波回路26i,26qに入力し、その選択した信号のレベル検波を行う構成を採っている。対数増幅器37i,37qは、入力信号の対数に比例した出力信号を与える。
【0043】
スイッチSW3i,SW3qの切り替え制御は、例えば制御ロジック回路28によって行われる。具体的には、制御ロジック回路28は、AGC初期状態では対数増幅器37i,37qを経たアナログ可変利得増幅器19i,19qの入力信号を選択し、当該入力信号の信号レベルに応じてアナログ可変利得増幅器19i,19qの初期利得値を設定し、その初期利得値の設定後は当該可変利得増幅器19i,19qの出力信号を選択するように、スイッチSW3i,SW3qの切り替え制御を行う。
【0044】
アナログAGCループにおいては、受信信号の信号レベルが大きい場合には、アナログ可変利得増幅器19i,19qが飽和してしまい、正しいレベルを検波できなくなるため、AGC初期状態で正しい利得値を設定するのが難しく、したがってAGCのセットアップに時間がかかる場合がある。この点に鑑み、本実施形態に係る受信回路においては、AGC初期状態では対数増幅器37i,37qを経たアナログ可変利得増幅器19i,19qの入力信号を選択し、当該入力信号の信号レベルに応じてアナログ可変利得増幅器19i,19qの利得値を設定するようにしている。
【0045】
このように、初期状態ではアナログ可変利得増幅器19i,19qの入力信号を、対数増幅器37i,37qを通して検波回路26i,26qに入力し、その信号レベルに応じてアナログ可変利得増幅器19i,19qの利得値を設定することで、対数増幅器37i,37qが入力信号の対数に比例した出力信号を検波回路26i,26qに与えるため、受信信号の信号レベルが大きい場合であっても、当該対数増幅器37i,37qを通すことによって検波回路26i,26qでは信号レベルを正しく検波できる。これにより、信号レベルに応じた正しい利得値を迅速に設定できるため、AGCのセットアップに要する時間を短縮することができる。
【0046】
なお、上記各実施形態では、選択回路21i,21qにスイッチSW2i,SW2qを設け、このスイッチSW2i,SW2qをオン/オフ制御することによってアナログ固定利得増幅器20i,20qを経た信号の選択/非選択を切り替える構成としたが、スイッチSW2i,SW2qを省略し、アナログ固定利得増幅器20i,20qの電源をオン/オフ制御することによって当該固定利得増幅器20i,20qを経た信号の選択/非選択を切り替える構成を採ることも可能である。
【0047】
また、上記各実施形態においては、ダイレクトコンバージョン方式の受信回路に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこの適用例に限られるものではなく、受信した高周波信号を低IF(中間周波数)に周波数変換して処理する低IF方式の受信回路にも同様に適用可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、アナログAGCループとディジタルAGCループとを併用した構成を採る受信回路において、アナログ可変利得増幅手段の他に、アナログ固定利得増幅手段を設け、AGC初期状態ではアナログ固定利得増幅手段を経た信号を基にタイミング同期の獲得を行うとともに、アナログ可変利得増幅手段の出力信号レベルに応じたAGCのセットアップを同期獲得と並行して行うことにより、AGCのセットアップ前であっても位相情報の安定した信号を基に同期獲得を行うことができるため、同期獲得に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る受信回路を用いたダイレクトコンバージョン受信機の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る受信回路を用いたダイレクトコンバージョン受信機の構成例を示すブロック図である。
【図3】第1従来例に係るダイレクトコンバージョン受信機の構成を示すブロック図である。
【図4】第2従来例に係るダイレクトコンバージョン受信機の構成を示すブロック図である。
【図5】IEEE802.11aのトレーニングシンボルの構成を示す図である。
【符号の説明】
18i,18q…アナログLPF(ローパスフィルタ)、19i,19q…アナログ可変利得増幅器、20i,20q…アナログ固定利得増幅器、21i,21q…選択回路、22…AGC部、23i,23q…制御回路、25…ディジタル部、26i,26q,34i,34q…検波回路、28…制御ロジック回路、30i,30q…コントロール回路、31…復調部、32i,32q…ディジタルLPF、33i,33q…ディジタル可変利得増幅器、35…信号検波回路、36…同期回路、37i,37q…対数増幅器

Claims (6)

  1. 受信信号を周波数変換して得られる信号から希望チャネルの信号を取り出すアナログフィルタ手段と、
    前記アナログフィルタ手段で取り出された信号の振幅を調整するアナログ可変利得増幅手段と、
    前記アナログ可変利得増幅手段の出力信号のレベルに応じて当該アナログ可変利得増幅手段の利得値を調整するアナログ利得制御手段と、
    前記アナログフィルタ手段で取り出された信号の振幅を増幅するアナログ固定利得増幅手段と、
    前記アナログ固定利得増幅手段の出力信号または前記アナログ可変利得増幅手段の出力信号を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段の出力信号をディジタル信号に変換するAD変換手段と、
    前記AD変換手段の出力信号から希望チャネルの信号を取り出すディジタルフィルタ手段と、
    前記ディジタルフィルタ手段で取り出された信号の振幅を調整するディジタル可変利得増幅手段と、
    前記ディジタル可変利得増幅手段の出力信号のレベルに応じて当該ディジタル可変利得増幅手段の利得値を調整するディジタル利得制御手段と、
    前記ディジタル可変利得増幅手段を経た受信信号を基に同期獲得したときに同期獲得信号を出力する同期手段と、
    前記同期手段から前記同期獲得信号が出力されるまでは前記アナログ固定利得増幅手段の出力信号を選択し、当該同期獲得信号の出力以降は前記アナログ可変利得増幅手段の出力信号を選択するように前記選択手段を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする受信回路。
  2. 前記選択手段は、前記同期手段から前記同期獲得信号が出力されるまでは前記アナログ固定利得増幅手段の電源をオン状態にし、当該同期獲得信号の出力以降は前記アナログ固定利得増幅手段の電源をオフ状態にする
    ことを特徴とする請求項1記載の受信回路。
  3. 前記アナログ制御手段は、前記アナログ可変利得増幅手段の入力信号の対数に比例した出力信号を与える対数増幅器を有し、初期状態では前記対数増幅器の出力信号のレベルに応じて利得値を設定し、その設定後は前記アナログ可変利得増幅手段の出力信号に応じて利得値を調整する
    ことを特徴とする請求項1記載の受信回路。
  4. アンテナで受信された高周波信号の周波数変換を行う周波数変換手段と、
    前記周波数変換手段で周波数変換された信号を処理する信号処理部と、
    前記信号処理部で処理された信号を復調する復調手段とを備え、
    前記信号処理部は、
    前記周波数変換手段で周波数変換された信号から希望チャネルの信号を取り出すアナログフィルタ手段と、
    前記アナログフィルタ手段で取り出された信号の振幅を調整するアナログ可変利得増幅手段と、
    前記アナログ可変利得増幅手段の出力信号のレベルに応じて当該アナログ可変利得増幅手段の利得値を調整するアナログ利得制御手段と、
    前記アナログフィルタ手段で取り出された信号の振幅を増幅するアナログ固定利得増幅手段と、
    前記アナログ固定利得増幅手段の出力信号または前記アナログ可変利得増幅手段の出力信号を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段の出力信号をディジタル信号に変換するAD変換手段と、
    前記AD変換手段の出力信号から希望チャネルの信号を取り出すディジタルフィルタ手段と、
    前記ディジタルフィルタ手段で取り出された信号の振幅を調整するディジタル可変利得増幅手段と、
    前記ディジタル可変利得増幅手段の出力信号のレベルに応じて当該ディジタル可変利得増幅手段の利得値を調整するディジタル利得制御手段と、
    前記ディジタル可変利得増幅手段を経た受信信号を基に同期獲得したときに同期獲得信号を出力する同期手段と、
    前記同期手段から前記同期獲得信号が出力されるまでは前記アナログ固定利得増幅手段の出力信号を選択し、当該同期獲得信号の出力以降は前記アナログ可変利得増幅手段の出力信号を選択するように前記選択手段を制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  5. 前記選択手段は、前記同期手段から前記同期獲得信号が出力されるまでは前記アナログ固定利得増幅手段の電源をオン状態にし、当該同期獲得信号の出力以降は前記アナログ固定利得増幅手段の電源をオフ状態にする
    ことを特徴とする請求項4記載の無線通信装置。
  6. 前記アナログ制御手段は、前記アナログ可変利得増幅手段の入力信号の対数に比例した出力信号を与える対数増幅器を有し、初期状態では前記対数増幅器の出力信号のレベルに応じて利得値を設定し、その設定後は前記アナログ可変利得増幅手段の出力信号に応じて利得値を調整する
    ことを特徴とする請求項4記載の無線通信装置。
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